JP2018016931A - 装着具、履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】装着の手間を改善できる装着具を提供する。【解決手段】人の足に装着したときにそれぞれ所定部位に当接する程度の伸縮性を有する、第1帯状部102と、第2帯状部104と、接続帯状部106と、を備える。第1帯状部102は、足裏側の拇指131の付け根から足の内側部137を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、第2帯状部104は、足甲129側の拇指131の付け根から足の内側部137を越えて足裏側を通り足の外側部138を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、接続帯状部106は、第1帯状部102の延長線上の近傍から足の後側を越えて第2帯状部104の延長線上の近傍に至る部位に当接するように形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、人の足に装着するための装着具および履物に関する。
従来、筋肉・靭帯・腱などの可動部を保護するために、その部分を固定して可動範囲を制限する構造を含む靴下が知られている。このような靴下は、傷害を負った部分を覆うことで衝撃から保護すると共に包帯の代用をするテーピング効果を利用している。例えば特許文献1には、爪先部、指球部とその近傍、踵及び甲部を覆う滑り止め部分と、土踏まず部分から脚部まで連続して形成される難伸部分と、を備え全体が編み込みによって形成された靴下が記載されている。
特開2011−21290号公報
また、古来、鼻緒から出て足の側面を通り足首に巻かれる紐により足に固定する草鞋が知られている。発明者は、草鞋を着用することで長距離の歩行が可能であった特性に着目し、そのメカニズムを検討した。これにより、拇指と人差指の付け根付近から足首にかけて紐を巻くことによって、歩行の安定性を改善して歩行時における足の筋肉への負担を軽減しうるとの示唆を得た。
しかし、従来の草鞋は、足に装着するために多大な手間がかかり、また不慣れな場合には足に絞めた紐がその当接部位を傷付けるおそれもある。これらのことは草鞋の特性を履物として実用化することの障害となっていた。
このことから、発明者は草鞋の持つ特性を例えば靴下などの足にまとう履物に再現することが課題であると認識した
本発明の目的は、このような課題に鑑みてなされたもので、装着の手間を改善できる装着具を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の装着具は、人の足に装着したときにそれぞれ所定部位に当接する程度の伸縮性を有する、第1帯状部と、第2帯状部と、接続帯状部と、を備える。第1帯状部は、足裏側の拇指の付け根から足の内側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、第2帯状部は、足甲側の拇指の付け根から足の内側部を越えて足裏側を通り足の外側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、接続帯状部は、第1帯状部の延長線上の近傍から足の後側を越えて第2帯状部の延長線上の近傍に至る部位に当接するように形成される。
この態様によると、人の足に装着する装着具において、伸縮性を有する複数の帯状部によって足を包み込むことができる。
本発明の別の態様も装着具である。この装着具は、人の足に装着したときにそれぞれ所定部位に当接する程度の伸縮性を有する、第1帯状部と、第2帯状部と、第3帯状部と、を備え、第1帯状部は、足裏側の拇指の付け根から足の内側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、第2帯状部は、足甲側の拇指の付け根から足の内側部を越えて足裏側を通り足の外側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、第3帯状部は、足甲側の拇指の付け根から足の外側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成される。
本発明の別の態様は履物である。この履物は上記の装着具が一体に編成される。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、装着の手間を改善できる装着具を提供することができる。
第1実施形態に係る装着具を装着した状態を上面から視た説明図である。 第1実施形態に係る装着具を装着した状態を下面から視た説明図である。 第1実施形態に係る装着具を装着した状態を右面から視た説明図である。 第1実施形態に係る装着具を装着した状態を左面から視た説明図である。 第1実施形態に係る装着具を装着した状態を背面から視た説明図である。 第1実施形態に係る装着具の製造工程を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る装着具を装着した状態を右面から視た説明図である。 第2実施形態に係る装着具を装着した状態を左面から視た説明図である。 第2実施形態に係る装着具を装着した状態を背面から視た説明図である。 第3実施形態に係る装着具を装着した状態を右面から視た説明図である。 第3実施形態に係る装着具を装着した状態を左面から視た説明図である。 第3実施形態に係る装着具を装着した状態を背面から視た説明図である。 第4実施形態に係る装着具を装着した状態を右面から視た説明図である。 第4実施形態に係る装着具を装着した状態を左面から視た説明図である。 第4実施形態に係る装着具を装着した状態を背面から視た説明図である。 第4実施形態に係る装着具の非装着状態を示す説明図である。 第5実施形態に係る装着具を装着した状態を上面から視た説明図である。 第5実施形態に係る装着具を装着した状態を下面から視た説明図である。 第5実施形態に係る装着具を装着した状態を右面から視た説明図である。 第5実施形態に係る装着具を装着した状態を左面から視た説明図である。 第5実施形態に係る装着具を装着した状態を背面から視た説明図である。
本発明者は草鞋が有する特性について検討し、以下のような認識を得た。まず、鼻緒から出た紐を足の外側部や内側部を通してくるぶしの辺りで足首に巻き付け、その紐を締めて固定することで、歩行時における筋肉への負担が減りより楽に歩行しうる。これは、足の屈筋腱に圧力を加えて足の屈筋群を圧縮することで足の伸筋群に弛緩をもたらすことによるものと考えられる。また、伸筋群に弛緩をもたらすことで、ふくらはぎのむくみや足の疲労を緩和することも可能と考えられる。また、紐の代わりに平たい帯状体を用いることで、紐の場合と比べて当接面積を大きくして当接部への圧力を緩和することが可能になると考えられる。また、帯状体を伸縮性を有する生地から形成することで、帯状体の収縮力によって自然に足を包み込むことができるから、装着の手間を大幅に減らすことが可能になると考えられる。
本発明は、このような認識に基づいてなされたもので、実施形態により具体的な内容を説明する。
[第1実施形態]
以下、本発明を好適な第1実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。第1実施形態、変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において第1実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
図1は、足に第1実施形態の装着具100を装着した状態を上面から視た説明図である。図2は装着具100を装着した状態を下面から視た説明図である。図3は装着具100を装着した状態を右面から視た説明図である。図3は主に装着具100の内側面を示している。図4は装着具100を装着した状態を左面から視た説明図である。図4は主に装着具100の外側面を示している。図5は装着具100を背面から視た説明図である。図1〜図5は装着具100を左足に装着した状態を示している。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸方向は水平な左右方向に対応し、Y軸方向は水平な前後方向に対応し、Z軸方向は鉛直な上下方向に対応する。Y軸方向およびZ軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。X軸方向は左方向あるいは右方向と、Y軸方向は前方向あるいは後方向と、Z軸方向は上方向あるいは下方向と表記することがある。装着具100を上から視て向かって右側を右と、左側を左という。X軸方向にて、拇指131から小指134に向かう方向を外向きあるいは外側と、小指134から拇指131に向かう方向を内向きあるいは内側という。
図1〜図5に示すように、装着具100は主にくるぶしから爪先側を収容する靴下の形態を有する。装着具100は、伸縮部110と、爪先収容部117と、踵収容部114と、胴部120と、足首部122と、を主に含む。伸縮部110は、人の足に装着されることで、足形状に沿って伸び、その復元力によって縮む方向に足に収縮力を付与するための部分である。伸縮部110については後述する。
胴部120は主にくるぶしと爪先の間の部分を収容する筒状の部分である。胴部120の爪先側には足の指を収容するための爪先収容部117が連結される。胴部120の足首側には足首の少なくとも一部を収容する筒状の足首部122が連結される。胴部120と足首部122とは、例えば糸を筒状に編成することによって一体に形成されてもよい。
(爪先収容部)
装着具100は爪先側で足の指を収容するための爪先収容部117を備える。図1、図2に示すように、爪先収容部117は拇指袋112と指袋116とを含む。拇指袋112は、拇指131の少なくとも一部を収容する袋状の部分である。拇指袋112は拇指131を他の指から独立して収容する袋部である。指袋116は人差指132から小指134までの4本の指を収容する袋部である。爪先収容部117は、例えば糸を袋状に編成することによって形成されてもよい。
踵収容部114は、図1〜図5に示すように、踵135の少なくとも一部を収容可能な袋状に形成される。踵収容部114は、例えば糸を袋状に編成することによって形成されてもよい。踵収容部114は、胴部120の踵135に対応する部分に設けられる踵孔120cに連結される。
(伸縮部)
伸縮部110は、人の足に装着されることで、足形状に沿って伸び、その復元力によって縮む方向の収縮力を足に付与する帯状体である帯状部を複数含む。具体的には、伸縮部110は、人の足に装着したときにそれぞれ所定部位に当接する程度の伸縮性を有する、第1帯状部102と、第2帯状部104と、接続帯状部106と、第3帯状部108と、を含む。装着具100は、伸縮部110が拇指屈筋群に荷重を加えることで、伸筋に弛緩をもたらし、ふくらはぎのむくみや足の疲労を緩和することができる。伸縮部110は胴部120より大きな伸縮性を有する材料から形成される。特に、伸縮部110は胴部120より弾性限界が大きく弾性率が小さいシート状の生地から形成される。伸縮部110は、例えばゴムなど大きな弾性を有する素材が織り込まれた織物から形成されてもよい。伸縮部110は胴部120より厚い生地から形成されてもよい。
(第1帯状部)
図1〜図5に示すように、第1帯状部102は、足裏128側の拇指131の付け根から足の内側部137を越えて足甲129側のくるぶし127の近傍に至る部位に当接するように形成される。第1帯状部102は、足裏128側の拇指131の付け根から内側部137を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に収縮力を付与することができる。特に、第1帯状部102の爪先側の端部は人差指132の付け根から拇指131の付け根にかけて形成される。一例として、第1帯状部102の幅は18mmから28mmであり、好ましくは20mm以上で26mm以下の範囲に形成されてもよい。なお、この明細書においてくるぶし127の近傍とは、くるぶし127の範囲およびくるぶし127の裾から周囲30mm以内の範囲をいう。
(第2帯状部)
第2帯状部104は、足甲129側の拇指131の付け根から内側部137を越えて足裏128側を通り外側部138を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に当接するように形成される。特に、第2帯状部104の爪先側の端部は人差指132の付け根から拇指131の付け根にかけて形成される。第2帯状部104を含むことで、足甲129側の拇指131の付け根から内側部137を越えて足裏128側を通り外側部138を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に収縮力を付与することができる。一例として、第2帯状部104の幅は11mmから19mmであり、好ましくは13mm以上で17mm以下の範囲に形成されてもよい。第2帯状部104の幅は第1帯状部102の幅より小さく形成されてもよい。
(接続帯状部)
主に図3〜図5を参照して接続帯状部106を説明する。第1実施形態において、接続帯状部106は、第1帯状部102の延長線上の近傍から足の後側を越えて第2帯状部104の延長線上の近傍に至る部位に当接するように形成される。特に、接続帯状部106は第1帯状部102と第2帯状部104とに直接的または間接的に繋げられる。接続帯状部106を含むことで、足の後側の部位を含めて接続帯状部106が当接する部位に収縮力を付与することができる。また、第1帯状部102および第2帯状部104と一体に繋がることで、これらの帯状部が当接する部位に連続して収縮力を付与することができる。接続帯状部106は、例えばくるぶし127の近傍の領域で踵135の上側を外側部138から内側部137にわたる部位に当接する。一例として、接続帯状部106の幅は11mmから19mmであり、好ましくは13mm以上で17mm以下の範囲に形成されてもよい。接続帯状部106の幅は第1帯状部102の幅より小さく形成されてもよい。
帯状部が拇指131と人差指132の間の指股133に長時間当接すると、指股133を傷つける懸念がある。そこで第1実施形態では、伸縮部110は指股133に当接する部分を含まずに形成される。特に、第1帯状部102と第2帯状部104の拇指131側の端部は非接続にされる。したがって、第1帯状部102と第2帯状部104は指股133対応する部分において上下に分離される。指股133に当接する部分を含む場合に比べて指股133を傷つける可能性を小さくすることができる。
(第3帯状部)
収縮力が足の内側部137側に過度に偏ると装着者に違和感を与える懸念がある。そこで、第1実施形態では、伸縮部110は足の外側部138側に寄った領域に当接する第3帯状部108を含む。図1、図4に示すように、第3帯状部108は、足甲129側の拇指131の付け根から外側部138を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に当接して、第2帯状部104及び接続帯状部106に繋げられるように形成される。第1実施形態では、特に、第3帯状部108の爪先側の端部は人差指132の付け根から拇指131の付け根にかけて形成される。一例として、第3帯状部108の幅は18mmから28mmであり、好ましくは20mm以上で26mm以下の範囲に形成されてもよい。第3帯状部108の幅は第1帯状部102の幅と略等しく形成されてもよい。
第3帯状部108と接続帯状部106と第2帯状部104とは、環状の帯体を構成する。指股133への負担軽減の観点から、第3帯状部108と第2帯状部104の拇指131側の端部は非接続にされる。したがって、第3帯状部108と第2帯状部104は指股133対応する部分において上下に分離される。
伸縮部110の収縮力が偏ると装着者に違和感を与える懸念がある。そこで第1実施形態では、それぞれの帯状部が、足の異なった部位を通って配置される。第1帯状部102と、第2帯状部104と、第3帯状部108とはそれぞれ平行に設けられてもよいが、第1実施形態では、収縮力の偏りを緩和する観点から、これらの帯状部は非平行に設けられる。
第1帯状部102と、第2帯状部104と、接続帯状部106と、第3帯状部108とは別々に形成されてもよいが、第1実施形態では、これらの帯状部は一体に形成される。別々に形成する場合に比べて、結合部の強度を確保し易く、製造の手間を減らすことができる。
図1〜図5に示すように、第1帯状部102と、第2帯状部104と、接続帯状部106と、第3帯状部108と、は互いに交差する部分である交差部を形成することがある。このような交差部が生地として二重である場合、その二重部分が厚くなり履き心地が低下するおそれがある。そこで、第1実施形態では、このような交差部は見かけでは重なっているが、生地としては一重構造として生地の重なりを避けている。したがって、このような交差部は第1帯状部102と同じ厚さの生地から一体に形成される。特に、第1帯状部102は第2帯状部104と交差する。第1帯状部102と第2帯状部104の交差部103は、例えば足の内側部137または足裏128に形成される。交差部の103は足のアーチ部の近傍に形成されてもよい。
第1帯状部102が拇指球136を迂回して配置される場合、拇指球136の周辺で曲率が大きくなり、収縮力が分散して効果が小さくなる懸念がある。そこで、第1実施形態では、図2に示すように、第1帯状部102は拇指球136の少なくとも一部に当接する部分である拇指球部124を含む。拇指球136を迂回して配置する場合と比べて、帯状部の曲率を小さくすることができる。
爪先収容部117は拇指131と人差指132の間の指股133に対応する切り込みである切込部115を有する。伸縮部110が切込部115の拇指131側に過度に寄って配置されると、収縮力が足の内側部137側に偏り、装着者に違和感を与える懸念がある。そこで、第1実施形態では、第1帯状部102の拇指131側の端部102bは切込部115の切込み縁に沿って延長した延長線Lcを跨ぐように配置される。このように配置することで、収縮力の偏りを緩和することができる。同様にして、第3帯状部108の拇指131側の端部108bは切込部115の切込み縁に沿って延長した延長線Lcを跨ぐように配置される。爪先収容部117は、第1帯状部102の拇指131側の端部102bや第3帯状部108の拇指131側の端部108bと結合されてもよい。
次に、このように構成される第1実施形態の装着具100の製造工程の一例を説明する。図6は装着具100の製造工程140を示すフローチャートである。
(1)例えば編成によって、伸縮部110の第1帯状部102と、第2帯状部104と、接続帯状部106と、第3帯状部108とを一体に形成する(S141)。
(2)例えば編成によって、別に形成された伸縮部110と一体に胴部120を形成する(S142)。この際、足首部122は胴部120と一体に形成してもよい。
(3)例えば編成によって、拇指袋112と指袋116とを含む爪先収容部117を形成する(S143)。
(4)例えば編成によって、踵収容部114を形成する(S144)。
(5)例えば縫合によって、胴部120の前側の開口120bに爪先収容部117を結合する(S145)。
(6)例えば縫合によって、胴部120の踵孔120cに踵収容部114を結合する(S146)。
さらに検査や梱包などの工程を経て装着具100が製造される。なお、製造工程140は、必要に応じて工程の順序を入れ替えてもよく、一部の工程を削除し、複数の工程を併合し、複数の工程に分割しあるいは別工程を追加してもよい。
次に、このように構成された第1実施形態の装着具100の使用方法の一例を説明する。
(1)拇指袋112を拇指131に被せ、伸縮部110の前側の端部110bを拇指131および人差指132側にセットする。
(2)踵収容部114を踵135に被せ、伸縮部110の後側の端部110cをくるぶし127側にセットする。
(3)第1帯状部102を、足裏128側の拇指131の付け根から足の内側部137を越えて足甲129側のくるぶし127の近傍に至る部位に当接するように位置合わせする。
(4)第2帯状部104を、足甲129側の拇指131の付け根から内側部137を越えて足裏128側を通り外側部138を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に当接するように位置合わせする。
(5)接続帯状部106を、第1帯状部102の延長線上の近傍から足の後側を越えて第2帯状部104の延長線上の近傍に至る部位に当接するように位置合わせする。
(6)第3帯状部108を、足甲129側の拇指131の付け根から外側部138を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に当接するように位置合わせする。
第1実施形態の装着具100を、このように使用することで、拇指屈筋群を圧縮して伸筋群の弛緩をもたらし、ふくらはぎのむくみや足の疲労を緩和することができる。
次に、このように構成された第1実施形態の装着具100の作用・効果を説明する。
第1実施形態の装着具100は、人の足に装着したときにそれぞれ所定部位に当接する程度の伸縮性を有する、第1帯状部102と、第2帯状部104と、接続帯状部106と、を備え、第1帯状部102は、足裏128側の拇指131の付け根から足の内側部137を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に当接するように形成され、第2帯状部104は、足甲129側の拇指131の付け根から足の内側部137を越えて足裏128側を通り足の外側部138を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に当接するように形成され、接続帯状部106は、第1帯状部102の延長線上の近傍から足の後側を越えて第2帯状部104の延長線上の近傍に至る部位に当接するように形成される。この構成によれば、容易に装着できる装着具に、歩行に適した草鞋に類似する特性を再現することができる。特に拇指131の付け根からくるぶし127の近傍及び足の後側にかけて収縮力を付与できる。この結果、拇指屈筋群を圧縮することで伸筋群の弛緩をもたらし、ふくらはぎのむくみや足の疲労を緩和することができる。
第1実施形態の装着具100では、第1帯状部102は第2帯状部104と交差する。この構成によれば、第1帯状部102と第2帯状部104の交差部103が足に密着し易くなる。
第1実施形態の装着具100では、人の足に装着したときに所定部位に当接する程度の伸縮性を有し、足甲129側の拇指131の付け根から足の外側部138を越えてくるぶし127の近傍に至る部位に当接して接続帯状部106に繋げられる第3帯状部108を備える。この構成によれば、第3帯状部108が外側部138を越える部位に当接するから、第3帯状部を含まない場合に比べて、伸縮部110の収縮力の内側部137側への偏りを改善することができる。また、第3帯状部108が足甲129側を斜め左右方向に横切るから伸縮部110が足に密着し易くなる。
第1実施形態の装着具100では、第1帯状部102と、第2帯状部104と、接続帯状部106と、第3帯状部108と、は一体に形成される。この構成によれば、これらの帯状部が別々に形成される場合と比べて、装着時にそれぞれの帯状部の位置関係が乱れにくく装着が容易になる。また装着具100が足に密着し易くなる。
第1実施形態の装着具100では、第1帯状部102は拇指球136の少なくとも一部に当接する部分を含む。この構成によれば、第1帯状部102が拇指球136に収縮力を付与して密着することができる。
第1実施形態の装着具100では、拇指131と人差指132の間の指股133に対応する切込部115を有する爪先収容部117を備え、第1帯状部102の拇指131側の端部102bは切込部115の切込み縁に沿って延長した延長線Lcを跨ぐように配置される。この構成によれば、第1帯状部102を外向きにシフトさせ、収縮力の足の内側部137側への偏りを緩和することができる。
[第2実施形態]
図7〜図9を参照して、本発明の第2実施形態に係る装着具200について説明する。図7は装着具200を装着した状態を右面から視た説明図である。図7は主に装着具200の内側面を示している。図8は装着具200を装着した状態を左面から視た説明図である。図8は主に装着具200の外側面を示している。図9は装着具200を背面から視た説明図である。図7〜図9は装着具200を左足である脚139に装着した状態を示している。
第2実施形態に係る装着具200は、第1実施形態の装着具100に対して履き口の位置が異なる点で相違し、他の構成は同様である。装着具100と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。装着具100と重複する説明を適宜省略し、装着具100と相違する構成について重点的に説明する。第1実施形態の装着具100では、履き口がくるぶし127から膝152に向かって1cm〜4cm離れた位置に設けられているのに対して、第2実施形態に係る装着具200の履き口142は、くるぶし127から膝152までの部分である脛150の一部を覆う位置に設けられる。本例の履き口142は、踵135から10cm〜20cmの範囲で膝152側に離れた位置に設けられている。特に、本例の履き口142はくるぶし127から6cm〜16cmの範囲で膝152側に離れた位置に設けられている。
履き口142は、脛150の一部を覆うレッグ部147に設けられている。履き口142には、脛150の一部を緊縮する口ゴム部142bが設けられている。口ゴム部142bは、例えば、編成ゴム帯を縫い付けまたはゴム糸などの弾性糸を編み込んでもよい。本例の口ゴム部142bは鹿の子編みされている。このように構成することにより、着用時のズレを抑制することができる。
第2実施形態に係る装着具200は、第1実施形態の装着具100と同様の作用・効果を奏する。加えて、第2実施形態に係る装着具200は、脛150の一部を緊縮することができる。
[第3実施形態]
図10〜図12を参照して、本発明の第3実施形態に係る装着具300について説明する。図10は装着具300を装着した状態を右面から視た説明図である。図10は主に装着具300の内側面を示している。図11は装着具300を装着した状態を左面から視た説明図である。図11は主に装着具300の外側面を示している。図12は装着具300を背面から視た説明図である。図10〜図12は装着具300を左の脚139に装着した状態を示している。
第3実施形態に係る装着具300は、第1実施形態の装着具100に対して、接続帯状部106を備えず、履き口の位置が異なる点で相違し、他の構成は同様である。装着具100と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。装着具100と重複する説明を適宜省略し、装着具100と相違する構成について重点的に説明する。第1実施形態の装着具100では、履き口はくるぶし127から膝152に向かって上方に膝152に向かって離れた位置に設けられているのに対して、第3実施形態に係る装着具300の履き口144は、くるぶし127の途中の位置またはくるぶし127よりつま先側の位置に設けられる。つまり、装着具300の履き口144は、くるぶし127の一部または全部が露出する程度の位置に設けられている。
履き口144には、くるぶし127の途中またはくるぶし127の下側を緊縮する口ゴム部144bが設けられている。口ゴム部144bは、例えば、編成ゴム帯を縫い付けまたはゴム糸などの弾性糸を編み込んでもよい。本例の口ゴム部144bは鹿の子編みされている。このように構成することにより、着用時のズレを抑制することができる。また、装着具300では、接続帯状部106の代わりに口ゴム部144bが設けられるから、足の後側の部位を含めて口ゴム部144bが当接する部位に収縮力を付与することができる。
第3実施形態に係る装着具300は、第1実施形態の装着具100と同様の作用・効果を奏する。加えて、第3実施形態に係る装着具300は、スニーカを履いた際にスニーカから見えないショートソックスとして用いることができる。この場合は、運動をするときや気温が高いときに涼感を提供することができる。
[第4実施形態]
図13〜図16を参照して、本発明の第4実施形態に係る装着具400について説明する。図13は装着具400を装着した状態を右面から視た説明図である。図13は主に装着具400の内側面を示している。図14は装着具400を装着した状態を左面から視た説明図である。図14は主に装着具400の外側面を示している。図15は装着具400を背面から視た説明図である。図13〜図15は装着具400を左の脚139に装着した状態を示している。図16は装着具400の非装着状態を示す説明図である。
第4実施形態に係る装着具400は、第1実施形態の装着具100に対して履き口146の位置が異なり、レッグ部147に設けられた脛帯状部148をさらに備える点で相違し、他の構成は同様である。装着具100と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。装着具100と重複する説明を適宜省略し、装着具100と相違する構成について重点的に説明する。
第1実施形態の装着具100では、履き口がくるぶし127から膝152に向かって1cm〜4cm離れた位置に設けられているのに対して、第4実施形態に係る装着具400の履き口146は、脛150の略全体を覆う位置に設けられる。本例では、履き口146は、踵135から20cm〜40cmの範囲で膝152側に離れた位置に設けられている。特に、本例の履き口146は、くるぶし127から16cm〜36cmの範囲で膝152側に離れた位置に設けられている。履き口146は、膝152の近傍に配置されてもよい。
履き口146は、脛150を覆うレッグ部147に設けられている。履き口146には、脛150の一部を緊縮する口ゴム部146bが設けられている。口ゴム部146bは、例えば、編成ゴム帯を縫い付けまたはゴム糸などの弾性糸を編み込んでもよい。本例の口ゴム部146bは鹿の子編みされている。このように構成することにより、着用時のズレを抑制することができる。
(脛帯状部)
脛帯状部148はレッグ部147のふくらはぎ154側に設けられている。脛帯状部148は、脛150に装着されることで、脛150のふくらはぎ154側に沿って伸び、その復元力によって縮む方向の収縮力を脛150に付与する。具体的には、脛帯状部148は、脛150に装着したときに脛150に当接する程度の伸縮性を有する。装着具400は、脛帯状部148が脛150のふくらはぎ154の屈筋(腓腹筋、ヒラメ筋)に荷重を加えることができる。
脛帯状部148は胴部120より大きな伸縮性を有する材料から形成される。特に、脛帯状部148は胴部120より弾性限界が大きく弾性率が小さいシート状の生地から形成される。脛帯状部148は、例えばゴムなど大きな弾性を有する素材が織り込まれた織物から形成されてもよい。脛帯状部148は胴部120より厚い生地から形成されてもよい。つまり、脛帯状部148は伸縮部110と同様に形成されてもよい。
脛帯状部148は、収縮力を脛150に付与する帯状体を1または複数含む。本例の脛帯状部148は、第1帯状体148bと、第2帯状体148cと、を含んでいる。第1帯状体148bは、接続帯状部106から履き口146の近傍までふくらはぎ154の屈筋に沿ってやや斜行して延びるように配置されている。本例の第1帯状体148bは、踵側の端148eが幅方向で内側に寄って配置され、膝152側の端148fが幅方向で外側に寄って配置されている。図16に示すように、端148eは概ね拇指から脚の延伸方向に沿って延びた位置に、端148fは概ね小指から脚の延伸方向に沿って延びた位置に配置されている。第2帯状体148cの膝152側の端148hは概ね拇指から脚の延伸方向に沿って延びた位置に配置されている。端148fおよび端148hの一方または双方は口ゴム部146bに接続されてもよい。
第2帯状体148cは、第1帯状体148bの途中から履き口146の近傍までふくらはぎ154の屈筋に沿って延びるように配置されている。本例の第2帯状体148cの踵135側の端部148gは、第1帯状体148bの踵135側の端148eから全長の20%から50%の間の位置に接続されている。第1帯状体148bと第2帯状体148cとは、履き口146に近づく程その離間距離が大きくなるように配置されている。つまり、第1帯状体148bと第2帯状体148cとはY文字状に配置されている。第1帯状体148b、第2帯状体148cそれぞれは、直線状であってもよく、曲線状であってもよく、途中に屈曲する部分を含んでもよい。
第4実施形態に係る装着具400は、第1実施形態の装着具100と同様の作用・効果を奏する。加えて、第4実施形態に係る装着具400は、脛150に装着したときに脛150に当接する程度の伸縮性を有する脛帯状部148を備え、脛帯状部148は、脛150のふくらはぎ154側に当接するように形成される。この構成によれば、脛帯状部148の復元力によって縮む方向の収縮力を脛150に付与することができる。
第4実施形態に係る装着具400では、脛帯状部148は、伸縮部110の例えば接続帯状部106に接続されている。この構成によれば、足裏から脛150にわたって連動し、足裏の屈筋(長拇趾屈筋、長趾屈筋)からふくらはぎ154の屈筋につながる高伸縮ラインが形成され、ふくらはぎ154の屈筋が連動しやすくスポーツや機能障害において機能改善が期待できる。
[第5実施形態]
図17〜図21を参照して、本発明の第5実施形態に係る装着具500について説明する。図17は、第5実施形態に係る装着具500を装着した状態を上面から視た説明図である。図18は、装着具500を装着した状態を下面から視た説明図である。図19は装着具500を装着した状態を右面から視た説明図である。図19は主に装着具500の内側面を示している。図20は装着具500を装着した状態を左面から視た説明図である。図20は主に装着具500の外側面を示している。図21は装着具500を背面から視た説明図である。図17〜図21は装着具500を左足に装着した状態を示している。
第5実施形態に係る装着具500は、第1実施形態に係る装着具100に対して、爪先収容部117の代わりに構成の異なる爪先収容部118を備える点で相違し、他の構成は同様である。装着具100と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。装着具100と重複する説明を適宜省略し、装着具100と相違する構成について重点的に説明する。第1実施形態に係る装着具100では、爪先収容部117に切込部115を有する例について説明したが、本発明はこの例に限定されず、切込部を備えることは必須ではない。
図17〜図21に示すように、装着具500は主にくるぶしから爪先側を収容する靴下の形態を有する。装着具500は、伸縮部110と、爪先収容部118と、踵収容部114と、胴部120と、足首部122と、を主に含む。伸縮部110は、人の足に装着されることで、足形状に沿って伸び、その復元力によって縮む方向に足に収縮力を付与するための部分である。伸縮部110と、踵収容部114と、胴部120と、足首部122と、については装着具100と同様であり、前述した説明を参照することができる。
(爪先収容部)
装着具500は爪先側で足の指を収容するための爪先収容部118を備える。装着具100の爪先収容部117が、拇指131を収容する拇指袋112と、人差指132から小指134までの4本の指を収容する指袋116とを有するのに対して、装着具500の爪先収容部118は指袋118bを有する。図17、図18に示すように、指袋118bは拇指131から小指134までの5本の指を収容する袋状の部分である。爪先収容部118は、例えば糸を袋状に編成することによって形成されてもよい。
第5実施形態に係る装着具500は、第1実施形態の装着具100と同様の作用・効果を奏する。加えて、第5実施形態に係る装着具500は、切込部を有しないことにより、その分だけ製造の手間が減り、コストダウンに有利になる。
以上、本発明の実施形態をもとに説明した。これらの実施形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
以下、変形例について説明する。変形例の説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、実施形態と相違する構成について重点的に説明する。
(第1変形例)
各実施形態の説明では、装着具100が靴下と一体に形成される例について説明したが、これに限られない。装着具100はタイツ、ストッキング、足袋、サポーターまたはインソールなどの足に纏う着用物と一体に形成されてもよい。あるいは、装着具100はこれらの着用物とは別に独立して形成されてもよい。
(第2変形例)
各実施形態の説明では、指袋116が爪先の人差指132から小指134までの4本の指を収容する例について説明したがこれに限られない。例えば、指袋は個々の指ごとに独立して設けられてもよい。
上述した各実施形態同士および各実施形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
説明に使用した図面では、部材の関係を明瞭にするために一部の部材にハッチングを施しているが、当該ハッチングはこれらの部材の素材や材質を制限するものではない。
100・・装着具、 102・・第1帯状部、 104・・第2帯状部、 106・・接続帯状部、 108・・第3帯状部、 110・・伸縮部、 112・・拇指袋、 114・・踵収容部、 115・・切込部、 116・・指袋、 117、爪先収容部、 124・・拇指球部、 128・・足裏、 129・・足甲、 131・・拇指、 132・・人差指、 133・・指股、 135・・踵、 136・・拇指球、 137・・内側部、 138・・外側部、 140・・製造工程。

Claims (10)

  1. 人の足に装着したときにそれぞれ所定部位に当接する程度の伸縮性を有する、第1帯状部と、第2帯状部と、接続帯状部と、を備え、
    前記第1帯状部は、足裏側の拇指の付け根から足の内側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、
    前記第2帯状部は、足甲側の拇指の付け根から足の内側部を越えて足裏側を通り足の外側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、
    前記接続帯状部は、前記第1帯状部の延長線上の近傍から足の後側を越えて前記第2帯状部の延長線上の近傍に至る部位に当接するように形成されることを特徴とする装着具。
  2. 前記第1帯状部は前記第2帯状部と交差することを特徴とする請求項1に記載の装着具。
  3. 人の足に装着したときに所定部位に当接する程度の伸縮性を有し、足甲側の拇指の付け根から足の外側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成される第3帯状部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の装着具。
  4. 前記第1帯状部と、前記第2帯状部と、前記接続帯状部と、前記第3帯状部と、は一体に形成されることを特徴とする請求項3に記載の装着具。
  5. 前記第1帯状部は拇指球の少なくとも一部に当接する部分を含むことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の装着具。
  6. 拇指と人差指の間の指股に対応する切込部を有する爪先収容部を備え、
    前記第1帯状部の拇指側の端部は前記切込部の切込み縁に沿って延長した延長線を跨ぐように配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の装着具。
  7. 脚の脛に装着したときに当該脛に当接する程度の伸縮性を有する脛帯状部をさらに備え、
    前記脛帯状部は、前記脛のふくらはぎ側に当接するように形成されることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の装着具。
  8. 前記脛帯状部は、前記接続帯状部に接続されることを特徴とする請求項7に記載の装着具。
  9. 人の足に装着したときにそれぞれ所定部位に当接する程度の伸縮性を有する、第1帯状部と、第2帯状部と、第3帯状部と、を備え、
    前記第1帯状部は、足裏側の拇指の付け根から足の内側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、
    前記第2帯状部は、足甲側の拇指の付け根から足の内側部を越えて足裏側を通り足の外側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成され、
    前記第3帯状部は、足甲側の拇指の付け根から足の外側部を越えてくるぶしの近傍に至る部位に当接するように形成されることを特徴とする装着具。
  10. 請求項1から9のいずれかに記載の装着具が一体に編成される履物。
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