JP2018015468A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】ウイングが分離する設計であることをより確実に使用者に認識させることができる吸収性物品を提供する。
【解決手段】吸収性物品1は、前後方向Lと、前後方向Lに直交する幅方向Wと、吸収体30を有する本体部2と、本体部2から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイング41,42と、前後方向Lに延び、少なくとも一方のウイング41に設けられた引裂誘導部80と、を有する。少なくとも一方のウイング41は、引裂誘導部80の存在を示す記号、文字及び色彩のうちの少なくとも1つによって規定されるアテンション部90を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイングを備えた吸収性物品に関する。
特許文献1は、下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイング(フラップ)を備えた吸収性物品を開示している(特許文献1の図41参照)。特許文献1では、各ウイングに、前後方向に延びる脆弱線が設けられている。脆弱線は、各ウイングの前後方向の一端側から他端側に連続している。
特許文献1に記載の吸収性物品を下着に装着した状態では、本体部が下着の肌面に取り付けられ、ウイングが下着の非肌面に折り返される。一対のウイングは、下着の非肌面側で、締結具要素により互いに取り付けられている。着用者は、使用後に下着から吸収性物品を外す際に、一般的に下着の肌面側に置かれた本体部を把持し、下着から離れる方向に本体部を引っ張る。本体部が下着の肌面側から離れる方向に引っ張られることにより、一対のウイングが脆弱部を介して本体部から分離し、これにより本体部が下着から外れる。
特表2003−527929号公報
特許文献1に記載の吸収性物品では、本体部が下着の肌面側から離れる方向に強く引っ張られることにより、一対のウイングが脆弱部を介して本体部から分離する。しかしながら、ウイングが本体部から分離する設計となっていることを知らない使用者は、下着から吸収性物品を外す際に、吸収性物品を強く引っ張ることなく、ウイングを下着から外す作業を行うこともある。この場合、ウイングが本体部から分離する設計が無駄になってしまう。
また、ウイングが本体部から分離する設計となっていることを知らない使用者は、ウイングが本体部から分離したときに、その吸収性物品が不良品であると誤って思い込むことがある。この場合、そのような設計を有する吸収性物品の販売促進に良くない影響を与える可能性がある。
したがって、ウイングが分離する設計であることをより確実に使用者に認識させることができる吸収性物品が望まれる。
一態様に係る吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、吸収体を有する本体部と、前記本体部から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において前記下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイングと、前記前後方向に延び、前記少なくとも一方のウイングに設けられた引裂誘導部と、を有する。前記少なくとも一方のウイングは、前記引裂誘導部の存在を示す記号、文字及び色彩のうちの少なくとも1つによって規定されるアテンション部を有する。
上記態様に係る吸収性物品によれば、ウイングが分離する設計であることをより確実に使用者に認識させることができる。
第1実施形態における吸収性物品の平面図である。 図1とは反対側から見た吸収性物品の平面図である。 図1のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。 第1実施形態に係る吸収性物品を下着に装着した第1装着状態の非肌面側から見た平面図である。 図1のA−A線を基準とした第1装着状態の吸収性物品の断面図である。 第1実施形態に係る吸収性物品を下着に装着した第2装着状態の非肌面側から見た平面図である。 図1のA−A線を基準とした第2装着状態の吸収性物品の断面図である。 第2装着状態の吸収性物品を取り外す作業を説明するための説明図である。 包装シートで包まれた状態の吸収性物品の平面図である。 包装シートを開いた状態の吸収性物品の平面図である。 第2実施形態における吸収性物品の平面図である。 図11の12A−12A線に沿った第1ウイングの断面図である。 第3実施形態における吸収性物品の平面図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
前後方向と、
前記前後方向に直交する幅方向と、
吸収体を有する本体部と、
前記本体部から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において前記下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイングと、
前記前後方向に延び、前記少なくとも一方のウイングに設けられた引裂誘導部と、を有する吸収性物品であって、
前記少なくとも一方のウイングは、前記引裂誘導部の存在を示す記号、文字及び色彩のうちの少なくとも1つによって規定されるアテンション部を有する、吸収性物品。
本態様に係る吸収性物品では、吸収性物品が下着に装着された状態において、一対のウイングは、下着の非肌面側で互いに重なり合っている。使用者が吸収性物品の使用後に吸収性物品を強く引っ張ることにより、少なくとも一方のウイングは、引裂誘導部を介して本体部から分離する。
ここで、本態様では、アテンション部が引裂誘導部を有する少なくとも一方のウイングに設けられているため、使用者は引裂誘導部の存在を容易に認識することができる。したがって、使用者は、吸収性物品を下着から取り外す際に、躊躇することなく吸収性物品を強く引っ張ることができる。
また、少なくとも一方のウイングが本体部から分離したときに、使用者は、少なくとも一方のウイングが設計どおりに分離したということを理解することができる。これにより、吸収性物品が不良品であると使用者が誤って思い込むことを防止することができる。
好ましい一態様によれば、前記アテンション部の少なくとも一部は、前記幅方向において前記引裂誘導部よりも内側に設けられている。
少なくとも一方のウイングが引裂誘導部を介して本体部から分離したときに、アテンション部の少なくとも一部が引裂誘導部よりも内側に残る。使用者は、装着後でもアテンション部の少なくとも一部を視認できるため、少なくとも一方のウイングが設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。
好ましい一態様によれば、前記アテンション部は、前記幅方向において前記引裂誘導部を跨がって設けられている。
これにより、少なくとも一方のウイングが引裂誘導部を介して本体部から分離したときに、アテンション部の一部が引裂誘導部よりも内側に残る。アテンション部の一部が使用者によって視認され易い位置に残るため、使用者は、少なくとも一方のウイングが設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。
また、アテンション部の他の一部は本体部から分離した少なくとも一方のウイング側に位置する。これにより、使用者は、本体部から分離した少なくとも一方のウイングを直接見たときであっても、少なくとも一方のウイングが設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。
好ましい一態様によれば、前記アテンション部は、エンボスによって構成されている。
一般に、吸収性物品の一部にはエンボスが施されることが多い。したがって、吸収性物品の製造ラインは、吸収性物品にエンボスを付与する装置を備えていることが多い。本態様では、アテンション部をエンボスによって構成することにより、既存の製造ラインによって吸収性物品にアテンション部を形成することができる。これにより、アテンション部を容易かつ低コストで形成できるという利点が得られる。
好ましい一態様によれば、前記アテンション部は、着色層によって構成されている。
アテンション部が着色層によって構成されていることによって、使用者は、アテンション部により注意を向け易くなる。これにより、使用者は、少なくとも一方のウイングが本体部から分離可能に設計された吸収性物品であるということをより容易に理解することができる。
好ましい一態様によれば、前記アテンション部は、エンボスと着色層の両方によって構成されており、前記エンボスは、前記吸収性物品の厚み方向から見て前記着色層と同じ位置に存在する。
吸収性物品の厚み方向から見て着色層と同じ位置にエンボスが施されているため、吸収性物品の密度が着色層の位置で高くなる。これにより、着色層の色が、吸収性物品の外側からよりはっきりと見やすくなる。したがって、使用者は、少なくとも一方のウイングが本体部から分離可能に設計された吸収性物品であるということをより容易に理解することができる。
好ましい一態様によれば、前記着色層は、前記吸収性物品の肌面側の最表面よりも非肌面側に設けられている。
着色層が、吸収性物品の肌面側の最表面よりも非肌面側に設けられているため、使用者の肌に着色が転写されることを防止することができる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、前記一対のウイングの下着側に配置される一対のウイング接合部と、前記一対のウイングが前記吸収性物品の肌面側に折り返された前記吸収性物品の包装状態において前記一対のウイング接合部の少なくとも一方を覆う剥離シートと、を有し、前記吸収性物品の包装状態において、前記アテンション部は、前記吸収性物品の厚み方向で前記剥離シートと重ならない部分を有する。
吸収性物品の包装状態において、アテンション部の少なくとも一部が剥離シートに重ならないため、使用者は、使用前、より具体的には吸収性物品から剥離シートを取り外す前に、少なくとも一方のウイングが本体部から分離可能に設計された吸収性物品であるということを認識することができる。
好ましい一態様によれば、吸収性物品は、前記一対のウイングの下着側に配置される一対のウイング接合部と、前記一対のウイングが前記吸収性物品の肌面側に折り返された前記吸収性物品の包装状態において前記一対のウイング接合部の少なくとも一方を覆う剥離シートと、を有し、前記吸収性物品の包装状態において、前記剥離シートは、前記アテンション部の少なくとも一部を覆っており、前記剥離シートの可視光線透過率が30%以上である。
剥離シートの可視光線透過率が30%以上であるため、使用者は、吸収性物品の包装状態において、剥離シートを通してアテンション部を視認することができる。これにより、使用者は、使用前、より具体的には吸収性物品から剥離シートを取り外す前に、少なくとも一方のウイングが本体部から分離可能に設計された吸収性物品であるということを認識することができる。
(2)吸収性物品の構成
以下、図1及び図2を参照して、第1実施形態に係る吸収性物品1について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、第1実施形態に係る吸収性物品の平面図である。図2は、図1とは反対側から見た吸収性物品の平面図である。図3は、図1のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。図1に示す平面図は、吸収性物品のウイング41,42を展開した(折り返していない)展開状態の図である。吸収性物品1としては、パンティーライナー(おりものシート)や生理用ナプキンや失禁パッド等の任意の吸収性物品が想定される。本実施形態では、かかる吸収性物品1として生理用ナプキンが用いられるケースについて説明する。また、本実施形態の生理用ナプキンは、昼用の生理用ナプキンであるが、その代わりに夜用の生理用ナプキンであってもよい。
吸収性物品1は、前後方向Lと、前後方向Lに直交する幅方向Wと、厚み方向Tと、を有する。厚み方向Tは、吸収性物品の着用時に着用者の肌に面する肌面側T1と、肌面側T1とは反対側である非肌面側T2と、を有する。前後方向Lは、吸収性物品1の長手方向に沿う方向である。
吸収性物品1は、吸収体30と、吸収体30よりも肌面側に位置する肌面シート10と、吸収体30よりも非肌面側に位置する非肌面シート20と、を少なくとも備える。
肌面シート10は、トップシート11とサイドシート12を有する。トップシート11は、吸収体30の肌面側を覆う。サイドシート12は、トップシート11の外側縁を覆い、トップシート11よりも幅方向外側に延出する。肌面シート10は、通常吸収性物品に使用されているものを使用することができ、例えば、繊維を含むシート材、又は開孔フィルムなどを用いることができる。繊維を含むシート材は、不織布及び紙を用いることができる。
非肌面シート20は、液不透過性のシートである。非肌面シート20は、少なくとも吸収体30の非肌面側を覆う。非肌面シート20は、通常吸収性物品に使用されているものを使用することができ、例えば、非通気性や通気性のフィルム、不織布等を用いることができる。
吸収体30は、パルプやSAP等の吸収材料を有する吸収コアと、吸収コアを覆うコアラップと、を有する。吸収体は、通常吸収性物品に使用されているものを使用することができる。例えば、吸収コアは、親水性繊維、高分子吸水ポリマー、またはこれらの組み合わせを用いることができる。例えば、コアラップは、ティッシュ、不織布を用いることができる。
吸収性物品1は、本体部2と、ウイング41,42と、を有する。本体部2は、吸収性物品1の幅方向Wの中央に位置し、前後方向Lに延びる。ウイング41,42は、本体部2から幅方向Wの外側に延出している。
本体部2は、トップシート11と、サイドシート12と、非肌面シート20と、吸収体30と、を含む。ウイング41,42は、サイドシート12と、非肌面シート20と、を有する。ウイング41,42の前後方向の中心は、着用者の排泄口に対向する排泄口対向域の前後方向の範囲内に位置する。ウイング41,42は、非肌面シート20側に折り返し可能に構成されており、装着時に下着の非肌面側に折り返される。ウイング41,42の構成については、後述にて詳細に説明する。
図2に示すように、非肌面シート20の非肌面には、吸収性物品を下着に止めるための接合部が設けられている。接合部は、本体部2の非肌面側に配置された本体接合部60と、ウイング41,42の非肌面側、すなわち下着側に配置されたウイング接合部61,62,63,64と、を有する。これらの接合部は、接着剤によって構成されていてもよいし、フックと係止システムのループとして機能するように構成されていてもよい。
(3)ウイングの構成
吸収性物品1は、第1ウイング41と第2ウイング42を有する。第1ウイング41と第2ウイング42は、下着Sに装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う。このために、第1ウイング41の幅方向の長さと第2ウイング42の幅方向の長さを合わせた合計長さは、第1ウイングの基端部41BEと第2ウイング42の基端部42BEとの間の距離よりも長ければよい。好ましくは、第1ウイング41の幅方向の長さと第2ウイング42の幅方向の長さを合わせた合計長さは、第1ウイングの基端部41BEと第2ウイング42の基端部42BEとの間の長さの1.2倍以上であることが好ましい。ここで、第1ウイング41の幅方向の長さは、第1ウイング41の基端部41BEから第1ウイング41の外側縁までの長さによって規定される。また、第2ウイング42の幅方向の長さは、第2ウイング42の基端部42BEから第2ウイング42の外側縁までの長さによって規定される。
本明細書において、ウイングの基端部41BE,42BEは、ウイングの最も幅方向内側に括れた位置である(図1参照)。ウイング41,42が下着の非肌面側に折り返される際、ウイングはウイングの基端部41BE,42BEで折り曲げられる。
第1ウイング41は、ウイング接合部としての第1外側ウイング接合部61と、ウイング接合部としての第1内側ウイング接合部63と、前後方向Lに延びる引裂誘導部80と、を有する。第1外側ウイング接合部61は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも外側に位置する。第1内側ウイング接合部63は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも内側に位置する。
上記構成によれば、使用前に第1ウイング41の幅方向Wの側部が引裂誘導部80を介して意図せず分離されたとき、本体部2側に残っている第1ウイング41の残存部分に、第1内側ウイング接合部63が存在する。したがって、吸収性物品1の使用時に、第1内側ウイング接合部63を下着に取り付けることができる。そのため、第1ウイング41の幅方向Wの外側部が引裂誘導部80を介して意図せず引き裂かれたとしても、使用者は吸収性物品1を下着に取り付けて使用することができる。
また、引裂誘導部80は、第1内側ウイング接合部63と第1外側ウイング接合部61との間に挟まれている。そのため、吸収性物品1の着用中に第1ウイング41の引裂誘導部80の領域が、下着から浮き上がることが抑制される。これにより、第1ウイング41の引裂誘導部80の領域が、ズボンのようなアウターと擦れることを抑制することができる。その結果、吸収性物品の着用中に、第1ウイング41が、意図せず引裂誘導部80を介して引き裂かれることを抑制することができる。
本実施形態では、第1ウイング41は、第1外側ウイング接合部61と第1内側ウイング接合部63とを有する。しかしながら、これに限らず、第1ウイング41は、第1外側ウイング接合部61と第1内側ウイング接合部63のうちの一方のみを有していてもよい。
第2ウイング42は、ウイング接合部としての第2外側ウイング接合部62と、ウイング接合部としての第2内側ウイング接合部64と、を有する。本実施形態においては、第2ウイング42は、引裂誘導部を有しない。すなわち、引裂誘導部80は、第1ウイング41のみに設けられる。
後述するように、第1ウイング41は、着用者が吸収性物品1を下着から取り外そうとして本体部2を引っ張ることにより、引裂誘導部80を介して2つに分離する(図8参照)。一方、第2ウイング42は、引裂誘導部を有しないため、本体部2に連結された状態を維持する。このように、第1ウイング41が分離したとしても第2ウイング42が分離しないため、吸収性物品1を取り外す際にウイング41,42が落下することを防止し、吸収性物品1の取り外し作業を清潔に行うことができる。
好ましくは、第1外側ウイング接合部61は、吸収性物品が下着に装着された装着状態で第2ウイング42と重なる位置に設けられており、第2外側ウイング接合部62は、吸収性物品が下着に装着された装着状態で第1ウイング41と重なる位置に設けられている(図4〜7参照)。
本実施形態では、第2ウイング42は、第2外側ウイング接合部62と第2内側ウイング接合部64とを有する。しかしながら、これに限らず、第2ウイング42は、第2外側ウイング接合部62と第2内側ウイング接合部64のうちの一方のみを有していてもよい。また、第2ウイング42は、第2外側ウイング接合部62と第2内側ウイング接合部64の両方を有していなくてもよい。
引裂誘導部80は、着用者が第1ウイング41を容易に引き裂くことができるように構成されている。引裂誘導部80は、具体的には、ミシン目、ウイングの前端縁から後方に向かって凹む凹部、資材の強度を周囲よりも低くした脆弱部、又はこれらの組み合わせによって構成される。ミシン目は、第1ウイング41を構成するサイドシート12及び非肌面シート20を貫通した複数の開口を有する。なお、脆弱部は、第1ウイング41を構成する資材を拡幅することによって当該資材の目付を低下させた部分、非肌面シート20に開口を設けずに肌面シート10に開口を設けることによって周囲と比較して強度を低くした部分、エンボスによって熱及び圧力で資材の強度を低下させた部分を例示できる。
本態様に係る吸収性物品では、吸収性物品が下着に装着された状態において、一対のウイング41,42は、下着の非肌面側で互いに重なり合っている。使用者が吸収性物品の使用後に吸収性物品を下着から強く引っ張ることにより、第1ウイング41は、引裂誘導部80を介して本体部2から分離する。
引裂誘導部80は前後方向Lに沿って延びているため、引裂誘導部80を介して引き裂かれた引裂箇所は前後方向Lに延びる。引裂誘導部80の前端縁は、第1ウイング41の前端縁に一致していてよい。この代わりに、引裂誘導部80の前端縁と第1ウイング41の前端縁との距離が4mm以下であってもよい。また、引裂誘導部80は、第1ウイング41の前後方向Lの一端から他端まで延びていてもよい。
引裂誘導部80を有するウイング、ここでは第1ウイング41は、アテンション部90を有する。アテンション部90は、引裂誘導部80の存在を示す記号、文字及び色彩のうちの少なくとも1つによって規定される。本実施形態では、アテンション部90は、記号、より具体的には点線によって形成された矢印によって規定されている。
アテンション部90が引裂誘導部80を有する第1ウイング41に設けられているため、使用者は引裂誘導部80の存在を容易に認識することができる。したがって、使用者は、吸収性物品1を下着から取り外す際に、躊躇することなく吸収性物品1を強く引っ張ることができる。また、第1ウイング41が本体部2から分離したときに、使用者は、第1ウイング41が設計どおりに分離したということを理解することができる。これにより、吸収性物品1が不良品であると使用者が誤って思い込むことを防止することができる。
アテンション部90は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも内側に設けられている。アテンション部90の全部が幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも内側に設けられている必要はなく、アテンション部90の少なくとも一部が、幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも内側に設けられていることが好ましい。これにより、第1ウイング81が引裂誘導部80を介して本体部2から分離したときに、アテンション部90の少なくとも一部が引裂誘導部80よりも内側に残る。使用者は、装着後でもアテンション部90の少なくとも一部を視認できるため、第1ウイング81が設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。
本実施形態では、アテンション部90は、エンボスによって構成されている。一般に、吸収性物品1の一部にはエンボスが施されることが多い。したがって、吸収性物品1の製造ラインは、吸収性物品1にエンボスを付与する装置を備えていることが多い。本態様では、アテンション部90をエンボスによって構成することにより、既存の製造ラインによって吸収性物品1にアテンション部90を形成することができる。これにより、アテンション部90を容易かつ低コストで形成できるという利点が得られる。
アテンション部90と引裂誘導部80との間の距離は、例えば0.0mm〜5mm、好ましくは0mm〜3mmであってよい。これにより、アテンション部90が引裂誘導部80を示しているということをより明確にすることができる。
また、アテンション部90は、第1外側ウイング接合部61及び第1内側ウイング接合部63から距離をあけて設けられていてもよい。
アテンション部90は、吸収性物品1の肌面側と吸収性物品1の非肌面側の少なくとも一方から視認可能に構成されていればよい。好ましくは、アテンション部90は、吸収性物品1の肌面側と吸収性物品1の非肌面側の両側から視認可能に構成されている。
(4)吸収性物品の取り付け態様及び取り外し態様
図4から図7は、吸収性物品を下着に装着した状態を示す。図4及び図5は、第1ウイング41が第2ウイング42と下着Sとの間に配置されて、吸収性物品1が下着Sに装着された第1装着状態を示す。第1装着状態では、第1外側ウイング接合部61を介して第1ウイング41と下着Sとが接合され、第2外側ウイング接合部62を介して第1ウイング41と第2ウイング42とが接合されている。
図6及び図7は、第2ウイング42が第1ウイング41と下着Sとの間に配置されて、吸収性物品1が下着に装着された第2装着状態を示す。第2装着状態では、第2外側ウイング接合部62を介して第2ウイング42と下着Sとが接合され、第1外側ウイング接合部61を介して第1ウイング41と第2ウイング42とが接合されている。
図8は、第2装着状態の吸収性物品を取り外す態様を模式的に示した図である。図8(A)及び(B)に示すように、吸収性物品1が下着Sに装着された状態で、本体部2は、下着Sの肌面側に接合され、一対のウイング41,42は、下着の非肌面側に接合されている。
吸収性物品1を取り外す際に、着用者は、一般に本体部2の前端縁を把持し、当該本体部2の前端縁を下着から離れる方向に引っ張る。一対のウイング41,42は、下着の非肌面側で互いに接合されているため、本体部2が下着から離れるときに下着に接合したままで維持しようとし、本体部2とウイング41,42の間に引き裂く力がかかる。このウイング41,42にかかる力は、着用者が把持する前側に強く作用し易い。これにより、第1ウイング41が引裂誘導部80を介して引き裂かれる(図8(C)及び(D)参照)。着用者が更に本体部2を引っ張ると、図8(E)及び(F)に示すように、第1ウイング41が前後方向Lに沿って2つに分離する。
このように、着用者が下着に取り付けられた吸収性物品1を強く引っ張ると、第1ウイング41が本体部2から分離する。なお、第1装着状態及び第2装着状態のいずれの状態の吸収性物品を下着から引っ張っても、第1ウイング41は引裂誘導部80を介して本体部2から分離する。
第1装着状態において第1ウイング41が2つに分離すると、第1ウイング41の基端部側の一部は、本体部2に連なった状態となる。一方、第1ウイング41の幅方向Wの外側部は、第2外側ウイング接合部62を介して第2ウイング42に連なっている。着用者が更に吸収性物品を引っ張ると、第1外側ウイング接合部61と下着が分離するとともに、本体接合部60と下着とが分離し、吸収性物品全体が下着から外される。
また、第2装着状態において第1ウイング41が2つに分離すると、第1ウイング41の基端部側の一部は、本体部2に連なった状態となる。第1ウイング41の幅方向Wの外側部は、第1外側ウイング接合部61を介して第2ウイング42に連なっている。着用者が更に吸収性物品を引っ張ると、第2外側ウイング接合部62と下着が分離するとともに、本体接合部60と下着とが分離し、吸収性物品全体が下着から外される。
(5)包装状態
図9は、前述の吸収性物品が個別に包装された包装体の構造例を示すものである。図9に示すように、吸収性物品は、包装シート100によって包まれている。包装シート100は、固定テープ102によって閉じられている。
図10は、包装シート100を開いた状態の吸収性物品1を示している。この状態において、吸収性物品1は、包装シート100上に置かれている。包装シート100とともに吸収性物品1を折り畳むことによって、吸収性物品1が包装シート100で包まれる。
図10に示すように、第1ウイング41及び第2ウイング42は、包装状態において、それぞれ第1ウイング折り線FL1,FL2を基点に吸収性物品の肌面側へ折り返されている。第1ウイング41及び第2ウイング42がそれぞれ第1ウイング折り線FL1,FL2を基点に吸収性物品の肌面側へ折り返された状態で、第2ウイング42は第1外側ウイング接合部61に重ならず、第1ウイング41は第2外側ウイング接合部62に重ならないことが好ましい。
吸収性物品1は、一対のウイング41,42が吸収性物品1の肌面側に折り返された吸収性物品の包装状態において、ウイング接合部61〜64の少なくとも1つを覆う剥離シート110を有する。本実施形態では、剥離シート110は、第1外側ウイング接合部61、第2外側ウイング接合部62、第1内側ウイング接合部63及び第2内側ウイング接合部64を覆っている。
第1ウイング41と第2ウイング42は、第1外側ウイング接合部61と第2外側ウイング接合部62とを一体的に覆う剥離シート110によって連結されている。剥離シート110は、第1外側ウイング接合部61、第2外側ウイング接合部62、第1内側ウイング接合部63及び第2内側ウイング接合部64から剥離可能に構成されており、第1外側ウイング接合部61、第2外側ウイング接合部62、第1内側ウイング接合部63及び第2内側ウイング接合部64を保護する。
図10に示すように、アテンション部90は、吸収性物品1の包装状態において、吸収性物品1の厚み方向で剥離シート110と重ならない部分を有することが好ましい。すなわち、アテンション部90の少なくとも一部は、剥離シート110からはみ出ている。
吸収性物品の包装状態において、アテンション部90の少なくとも一部が剥離シート110に重ならないため、使用者は、使用前、より具体的には吸収性物品から剥離シート110を取り外す前に、アテンション部90を視認することができる。これにより、使用者は、使用前に、第1ウイング41が本体部2から分離可能に設計された吸収性物品であるということを認識することができる。
また、吸収性物品の包装状態において、剥離シート110は、アテンション部90の少なくとも一部を覆っており、剥離シートの可視光線透過率が30%以上であることが好ましく、50%以上であることがより好ましい。これにより、使用者は、吸収性物品の包装状態において、剥離シート110を通してアテンション部90を視認することができる。これにより、使用者は、使用前、より具体的には吸収性物品から剥離シート110を取り外す前に、第1ウイングが本体部2から分離可能に設計された吸収性物品であるということを認識することができる。
(6)第2実施形態
次に、図11及び12に基づいて、第2実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成については、説明を省略することがある。
図11は、第2実施形態における吸収性物品の平面図である。図12は、図11の12A−12A線に沿った第1ウイングの断面図である。
第1実施形態と同様に、第1ウイング41は、引裂誘導部80と、引裂誘導部80の存在を示す記号、文字及び色彩のうちの少なくとも1つによって規定されるアテンション部91,92と、を有する。引裂誘導部80の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
第2実施形態では、アテンション部91,92は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも内側と外側の両方に設けられている。すなわち、アテンション部91,92は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80を跨がって設けられている。この場合、第1ウイング41が引裂誘導部80を介して本体部2から分離したときに、アテンション部91,92の一部が引裂誘導部80よりも内側に残る。アテンション部91,92の一部が使用者によって視認され易い位置に残るため、使用者は、第1ウイング41が設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。また、アテンション部91,92の他の一部は本体部2から分離した第1ウイング41側に位置する。これにより、使用者は、本体部2から分離した第1ウイング41を直接見たときであっても、第1ウイング41が設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。
第2実施形態では、アテンション部は、エンボス91と着色層92との両方によって構成されている。エンボス91は、吸収性物品の厚み方向から見て着色層92と同じ位置に存在することが好ましい。着色層92は、例えば印刷によって形成することができる。この代わりに、着色層92は、有色のシートから形成されていてもよい。
吸収性物品の厚み方向から見て着色層92と同じ位置にエンボス91が施されているため、吸収性物品の密度が着色層92の位置で高くなる。これにより、着色層92の色が、吸収性物品の外側からよりはっきりと見やすくなる。したがって、使用者は、第1ウイング41が本体部2から分離可能に設計された吸収性物品であるということをより容易に理解することができる。
好ましくは、図12に示すように、着色層92は、吸収性物品の肌面側の最表面よりも非肌面側に設けられている。これにより、使用者の肌に着色が転写されることを防止することができる。
また、着色層92は、吸収性物品の非肌面側の最表面よりも肌面側に設けられることがより好ましい。これにより、着色層92が、ウイング接合部61,63に干渉することを防止することができる。
第2実施形態では、アテンション部91,92は、引裂誘導部80から所定の距離をあけて、引裂誘導部80に沿って配置されている。アテンション部91,92が引裂誘導部80に沿って配置されているため、アテンション部91,92が引裂誘導部80を示しているということをより明確にすることができる。
(7)第3実施形態
次に、図13に基づいて、第3実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、第3実施形態の説明において、第1実施形態と同様の構成については、説明を省略することがある。
図13は、第3実施形態における吸収性物品の平面図である。第1実施形態と同様に、第1ウイング41は、引裂誘導部80と、引裂誘導部80の存在を示す記号、文字及び色彩のうちの少なくとも1つによって規定されるアテンション部93と、を有する。引裂誘導部80の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
第3実施形態では、アテンション部93は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80を跨がって設けられている。この場合、第1ウイング41が引裂誘導部80を介して本体部2から分離したときに、アテンション部93の一部が引裂誘導部80よりも内側に残る。アテンション部93の一部が使用者によって視認され易い位置に残るため、使用者は、第1ウイング41が設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。また、アテンション部93の他の一部は本体部2から分離した第1ウイング41側に位置する。これにより、使用者は、本体部2から分離した第1ウイング41を直接見たときであっても、第1ウイング41が設計どおりに分離したということを容易に理解することができる。
第3実施形態では、アテンション部93は着色層によって構成されている。これによって、使用者は、アテンション部93により注意を向け易くなる。これにより、使用者は、第1ウイング41が本体部2から分離可能に設計された吸収性物品であるということをより容易に理解することができる。
第2実施形態と同様に、着色層によって構成されるアテンション部93は、吸収性物品の肌面側の最表面よりも非肌面側に設けられていることが好ましい。また、着色層によって構成されるアテンション部93は、吸収性物品の非肌面側の最表面よりも肌面側に設けられることがより好ましい。
第3実施形態では、アテンション部93は、引裂誘導部80上に、引裂誘導部80に沿って配置されている。これにより、アテンション部93が引裂誘導部80を示しているということをより明確にすることができる。また、アテンション部93が引裂誘導部80上に設けられているので、第1ウイング80が引き裂かれる箇所をより明確にすることができる。
(8)その他の実施形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、上記の複数の実施形態で説明された特徴は、互いに組み合わせ及び/又は置き換え可能である。
また、上記実施形態では、引裂誘導部80は、第1ウイング41のみに設けられている。この代わりに、引裂誘導部80は、第2ウイング42にも設けられていてよい。すなわち、引裂誘導部80は、一対のウイング41,42の両方に設けられていてよい。この場合、アテンション部90〜93は、引裂誘導部80を有するウイング両方に設けられていればよい。
1 吸収性物品
2 本体部
10 肌面シート
20 非肌面シート
30 吸収体
41 第1ウイング
42 第2ウイング
61 第1外側ウイング接合部
62 第2外側ウイング接合部
63 第1内側ウイング接合部
64 第2内側ウイング接合部
80 引裂誘導部
90〜94 アテンション部
100 包装シート
110 剥離シート
L 前後方向
W 幅方向
T 厚み方向

Claims (9)

  1. 前後方向と、
    前記前後方向に直交する幅方向と、
    吸収体を有する本体部と、
    前記本体部から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において前記下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイングと、
    前記前後方向に延び、前記少なくとも一方のウイングに設けられた引裂誘導部と、を有する吸収性物品であって、
    前記少なくとも一方のウイングは、前記引裂誘導部の存在を示す記号、文字及び色彩のうちの少なくとも1つによって規定されるアテンション部を有する、吸収性物品。
  2. 前記アテンション部の少なくとも一部は、前記幅方向において前記引裂誘導部よりも内側に設けられている、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記アテンション部は、前記幅方向において前記引裂誘導部を跨がって設けられている、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記アテンション部は、エンボスによって構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記アテンション部は、着色層によって構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  6. 前記アテンション部は、エンボスと着色層の両方によって構成されており、
    前記エンボスは、前記吸収性物品の厚み方向から見て前記着色層と同じ位置に存在する、請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  7. 前記着色層は、前記吸収性物品の肌面側の最表面よりも非肌面側に設けられている、請求項5又は6に記載の吸収性物品。
  8. 前記一対のウイングの下着側に配置される一対のウイング接合部と、
    前記一対のウイングが前記吸収性物品の肌面側に折り返された前記吸収性物品の包装状態において前記一対のウイング接合部の少なくとも一方を覆う剥離シートと、を有し、
    前記吸収性物品の包装状態において、前記アテンション部は、前記吸収性物品の厚み方向で前記剥離シートと重ならない部分を有する、請求項1から7のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  9. 前記一対のウイングの下着側に配置される一対のウイング接合部と、
    前記一対のウイングが前記吸収性物品の肌面側に折り返された前記吸収性物品の包装状態において前記一対のウイング接合部の少なくとも一方を覆う剥離シートと、を有し、
    前記吸収性物品の包装状態において、前記剥離シートは、前記アテンション部の少なくとも一部を覆っており、
    前記剥離シートの可視光線透過率が30%以上である、請求項1から8のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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