JP6145483B2 - 吸収性物品包装体 - Google Patents

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    • A61F13/15Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators

Description

本発明は、吸収性物品包装体に関する。
生理用ナプキンや失禁パット等の吸収性物品を折り畳んだ状態で、包装シートによって個別に包装した吸収性物品包装体が知られている。このような吸収性物品包装体の表面に模様や色を付すことによって使用者の印象を向上させる技術が開示されている(例えば特許文献1)。
特開2006−143281号
しかし、特許文献1や従来の吸収性物品包装体では、包装体の全体に亘って単調な色や模様が付されているだけのものが多く、使用者の印象を劇的に向上させることは難しかった。特に、生理用ナプキンや失禁パットでは、使用者によっては使用の際に抵抗を感じる場合もあるため、視覚的な印象を向上させつつ、使用者に高揚感やワクワク感を与えることで吸収性物品を使用する際の抵抗を軽減できるような包装体とすることが望まれている。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、使用時において、使用者に高揚感やワクワク感を与えることができる吸収性物品包装体を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、互いに交差する縦方向と横方向と厚さ方向とを備え、
吸収性物品と包装シートとが前記厚さ方向に重ねられた吸収性物品包装体であって、
前記吸収性物品及び前記包装シートは、前記横方向に沿った折り目によって前記縦方向の複数の領域に区分されており、
前記吸収性物品及び前記包装シートが折り畳まれた状態において、前記包装シートは、前記厚さ方向について、リードテープが設けられている側と反対側の最も外側の面である第1領域と、使用時に前記リードテープが剥がされる面である第2領域と、を有し、
前記第1領域には第1画像のみが設けられ、前記第2領域には第2画像のみが設けられており、
前記第1画像の面積を前記第1領域の面積で除した値は、前記第2画像の面積を前記第2領域の面積で除した値よりも大きく、
前記折り畳まれた状態において、前記第2画像は、前記リードテープの少なくとも一部と前記厚さ方向に重複している、ことを特徴とする吸収性物品包装体である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、使用時において、使用者に高揚感やワクワク感を与えることができる吸収性物品包装体を提供することができる。
ナプキン1を肌側から見たときの概略平面図である。 図1のA−A断面について表した概略断面図である。 ナプキン1を非肌側から見たときの概略平面図である。 図4Aは、折り畳まれた状態のナプキン1を厚さ方向の肌側から見た場合の概略斜視図である。図4Bは、折り畳まれた状態のナプキン1を厚さ方向の非肌側から見た場合の概略斜視図である。 図4AのB−B断面について示す図である。 図4Aを肌側から見たときの平面図である。 図7A〜図7Dは、折り畳まれた状態(個包装状態)のナプキン1を展開する動作について説明する図である。 ナプキン1の折り畳み方の一例として、縦方向に四つ折りにされた状態のナプキン1について表す断面図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
互いに交差する縦方向と横方向と厚さ方向とを備え、吸収性物品と包装シートとが前記厚さ方向に重ねられた吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品及び前記包装シートは、前記横方向に沿った折り目によって前記縦方向の複数の領域に区分されており、前記吸収性物品及び前記包装シートが折り畳まれた状態において、前記包装シートは、前記厚さ方向について、リードテープが設けられている側と反対側の最も外側の面である第1領域と、使用時に前記リードテープが剥がされる面である第2領域と、を有し、前記第1領域には第1画像が設けられ、前記第2領域には第2画像が設けられており、前記第1画像の面積を前記第1領域の面積で除した値は、前記第2画像の面積を前記第2領域の面積で除した値よりも大きく、前記折り畳まれた状態において、前記リードテープは、前記第2画像の少なくとも一部と前記厚さ方向に重複している、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
このような吸収性物品包装体によれば、折り畳まれた状態(個包装状態)の吸収性物品包装体を展開する際に、リードテープが剥がされた部分に突然第2画像が視認できるようになる。これにより、使用時において、使用者に高揚感やワクワク感を与えることができる吸収性物品包装体を提供することができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記第2画像の前記横方向の幅は、前記第1画像の前記横方向の幅よりも狭い、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、第1画像と比較して第2画像が目立ちにくくなる。また、横方向の幅を狭くすることにより、第2画像はリードテープの下に隠れやすくなる。これにより、リードテープが剥がされる前は第2画像が視認されにくくなる。つまり、使用者は、リードテープを剥がすことによって、はじめて第2画像を視認できるようになるため、該使用者により大きな高揚感を与えることができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品及び前記包装シートが折り畳まれた状態において、前記包装シートは、前記厚さ方向について、前記リードテープが設けられている側の最も外側の面である第3領域を有し、前記折り畳まれた状態において、前記第2画像は、前記リードテープ及び前記包装シートの前記第3領域と前記厚さ方向に重複する部分を有する、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、第2画像は、リードテープのみならず包装シートの第3領域とも厚さ方向に重複するようになり、吸収性物品の個包装状態において、第2画像がより視認されにくくなる。これにより、使用者が第2画像を発見したときに感じる高揚感をより大きくすることができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記折り畳まれた状態において、前記第2画像の前記縦方向の全ての領域が、前記リードテープ及び前記包装シートの前記第3領域によって覆い隠されている、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品の個包装状態において、少なくとも縦方向について第2画像が視認されなくなる。これにより、使用者が吸収性物品を使用する前(個包装を開封する前)に第2画像に気づいてしまうことを抑制できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記折り畳まれた状態において、前記第2画像の前記横方向の全ての領域が、前記リードテープ及び前記包装シートの前記第3領域によって覆い隠されている、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品の個包装状態において、少なくとも横方向について第2画像が視認されなくなる。これにより、使用者が吸収性物品を使用する前(個包装を開封する前)に第2画像に気づいてしまうことを抑制できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記包装シートの前記第3領域には第3画像が設けられており、前記第3画像の面積を前記第3領域の面積で除した値は、前記第1画像の面積を前記第1領域の面積で除した値よりも小さく、前記第2画像の面積を前記第2領域の面積で除した値よりも大きい、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品の個包装の肌側表面(第3領域)において、外観的デザインを向上させることができる。また、非肌側表面に形成される第1画像よりも肌側表面に形成される第3画像の方が目立ちにくいため、吸収性物品の個包装の表裏が区別しやすくなる。また、第2画像よりも第3画像の方が目立ちやすいため、個包装を開封する前において使用者の注意を第2画像よりも第3画像に引き付けやすくなる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記折り畳まれた状態において、前記第2領域のうち、前記包装シートの前記縦方向の端部と前記吸収性物品の前記縦方向の端部との間の領域と前記厚さ方向に重複する部分に前記第2画像が配置されている、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品を折り畳まれた状態(個包装状態)から展開する際に、包装シート部分が吸収性物品部分よりも先に捲れ上がり、その捲れ上がった部分に第2画像が視認できるようになる。これにより、第2画像の全体形状が一気に見えるようになるため、使用者により大きな印象を与えやすくなる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記第2領域に形成されている画像は、前記第2画像のみである、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、包装シートと吸収性物品とを接合する際に、第2領域に一箇所だけ設けられた第2画像を基準とすることにより位置ずれ等を生じにくくすることができる。これにより、吸収性物品を折り畳んで個包装状態としたときに、各領域(第1〜第3領域)に各画像(第1〜第3画像)がずれることなく配置されるようになる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記折り畳まれた状態において、前記リードテープは、リードテープ粘着部によって前記第2領域に剥離可能に貼付されており、リードテープ粘着部と前記第2画像とが接触していない、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、第2領域からリードテープを剥がす際に、リードテープと一緒に第2画像が一緒に剥がれてしまうことを抑制できる。また、第2画像を形成するインク等がリードテープ粘着部に付着しなくなるため、リードテープ粘着部の粘着性が悪化することを抑制できる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品は、前記厚さ方向の肌側表面に、前記第2画像と相似する形状の模様を有する、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品を個包装状態から展開する動作の途中で、第2画像と相似する(すなわち同じモチーフの)模様を使用者に視認させることができる。これにより、使用者に驚きや興奮を与え、展開動作における使用者の高揚感をより高めることができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品は、前記厚さ方向の非肌側表面に、前記第2画像と相似する形状の模様を有する、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、平面状態に展開された吸収性物品から包装シートを剥がす動作の途中で、第2画像と相似する(すなわち同じモチーフの)模様を使用者に視認させることができる。これにより、使用者に驚きや興奮を与え、包装シートを剥がす動作における使用者の高揚感をより高めることができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記吸収性物品の前記厚さ方向の非肌側表面に設けられた前記模様は、前記折り畳まれた状態において、前記第1画像と前記厚さ方向に重複している、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、吸収性物品の非肌側表面に設けられた模様(吸収体画像)が、包装シートに設けられた第1画像によって覆い隠されるため、使用者が吸収性物品の個包装を開封する前に、吸収体画像に気づいてしまうことを抑制できる。これにより、使用者が吸収体画像を発見したときに、新鮮な驚きを与えることができる。
かかる吸収性物品包装体であって、前記リードテープの表面には、前記第2画像と相似する形状の模様が設けられている、ことが望ましい。
このような吸収性物品包装体によれば、使用者は、リードテープを剥がす前、及び、リードテープを剥がした後において同じモチーフの模様を視認することができるため、その後の展開作業についての期待やワクワク感を生じやすくなる。これにより、使用者の好奇心を刺激することができる。
===実施形態===
<吸収性物品包装体の構成>
本実施形態に係る吸収性物品包装体の一例として、生理用ナプキン1(以下、単にナプキン1とも呼ぶ)について説明する。なお、以下ではナプキン1について説明するが、本実施形態の吸収性物品包装体には、所謂おりものシート(例えばパンティライナー)や失禁パット等も含まれており、生理用ナプキンに限定されるものではない。
図1は、ナプキン1を肌側から見たときの概略平面図である。図2は、図1のA−A断面について表した概略断面図である。図3は、ナプキン1を非肌側から見たときの概略平面図である。図4Aは、折り畳まれた状態のナプキン1を厚さ方向の肌側から見た場合の概略斜視図である。図4Bは、折り畳まれた状態のナプキン1を厚さ方向の非肌側から見た場合の概略斜視図である。図5は、図4AのB−B断面について示す図である。図6は、図4Aを肌側から見たときの平面図である。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のナプキン1は、吸収性物品10と、包装シート20と、セパレーター30とリードテープ50とを有する。なお、セパレーター30は必須の構成要素ではなく、吸収性物品10及び包装シート20のみによってナプキン1が構成されるのであっても良い(図1においてセパレーター30は不図示)。以下の説明では、図1に示すように、各方向を定義する。すなわち、ナプキン1(吸収性物品10)の製品長手方向に沿った方向を「縦方向」とする。縦方向は「前側」と「後側」を有する。この「前側」は吸収性物品10の使用時において使用者の腹側となる方向であり、「後側」は吸収性物品10の使用時において使用者の背側となる方向である。また、縦方向と直交する方向、すなわち製品幅方向に沿った方向を「横方向」とする。また、縦方向及び横方向と直交する方向を「厚さ方向」とし、吸収性物品10の使用時(着用時)に使用者(着用者)の肌と当接する側を「肌側」、その逆側を「非肌側」とする。
吸収性物品10は、液体を吸収する吸収性コア11と、使用者の肌側から吸収性コア11を覆う表面層12と、使用者の非肌側から吸収性コア11を覆う裏面層13とを有する(図2参照)。
吸収性コア11は、縦方向に沿って長い縦長の部材であり、親水性繊維やパルプ等を含み、体液等の液体を効率的に吸収・保持することができる。吸収性コア11は、親水性繊維又は紛体をエアレイド法によって積層して形成されても良いし、親水性繊維又は紛体をエアレイド法によってシート状に成形したエアレイドシートであっても良い。表面層12は、体液等の液体を透過させる液透過性のシート部材であり、例えば不織布によって形成される。但し、液体を透過する構造のシート部材であり、かつ、ナプキン1の使用時において使用者の肌と当接する際に安全な部材であれば特に材料の制限はない。例えば、織布やメッシュシートであっても良い。裏面層13は、非液透過性のシート部材であり、例えばポリエチレンやプロピレン等を主体としたフィルム、通気性の樹脂フィルム、スパンボンド、又はスパンレース等の不織布に通気性の樹脂フィルムが接合されたシートなどによって形成される。裏面層13が非液透過性であることから、ナプキン1の使用時において表面層12を透過して吸収性コア11によって吸収された液体が下着等の着衣側(非肌側)に染み出すことが抑制される。
吸収性物品10の肌側面(すなわち表面層12が配置されている側の面)には、少なくとも表面層12及び吸収性コア11を厚さ方向に一体的に圧搾する線状圧搾部15が設けられている。この線状圧搾部15が形成されている領域では、他の領域と比較して表面層12及び吸収性コア11の厚みが薄く、密度が高くなっている。線状圧搾部15が形成されていることにより、吸収性物品10の使用時において、該吸収性物品10を使用者の身体形状に沿って変形させたり、吸収性物品10の所定の領域を平面形状に保たせたりしやすくなる。本実施形態では、縦方向の前側から後側に向かって3種類の線状圧搾部15A,15B,15Cが配置されている(図1参照)。このうち、線状圧搾部15A,15Cはハート型の形状を有する。
包装シート20は、吸収性物品10を個別に包装するシート部材である。この包装シート20は、ナプキン1の使用前においては吸収性物品10と厚さ方向に重ね合せられた状態で接合されており、ナプキン1を使用する際には、吸収性物品10から取り外される。なお、吸収性物品10と包装シート20とは、図2に示されるようにセパレーター30を介してホットメルト接着剤等の接着剤が設けられた接着部131及び接着部132によって接合されている。包装シート20の材料としては、例えば、プラスチックフィルム、ナイロンフィルム等の各種フィルムや、不織布、不織布をラミネート加工したフィルム等が用いられる。
セパレーター30は、吸収性物品10の裏面層13と包装シート20との間に配置されるシート部材である(図2参照)。セパレーター30の表面はシリコン樹脂等を用いて剥離加工が施されており、吸収性物品10との間に設けられた接着部131に対して剥離可能に貼付されている。剥離加工については公知であるため説明を省略する。このようなセパレーター30が配置されることにより、吸収性物品10の使用前において接着部131を形成する接着剤が包装シート20に付着することや、接着部131の粘着性が弱くなることが抑制されると共に、該接着部131が保護される。そして、吸収性物品10を使用する際には、接着部131からセパレーター30が剥がされ、該接着部131の粘着力によって吸収性物品10が使用者の下着等に固定される。
本実施形態において、ナプキン1は、横方向に沿った折り目によって、縦方向に複数の領域に区分されている。図1では、2つの折り目F1,F2によってナプキン1が縦方向に3つの領域に区分されている。第1折り目F1は、ナプキン1の縦方向の中央よりも後側に配置されており、第2折り目F2は、ナプキン1の縦方向の中央よりも前側に配置されている。以下では、包装シート20について、第1折り目F1と第2折り目F2との間に区分された領域を第1領域21、第1折り目F1よりも縦方向の後側に区分された領域を第2領域22、第2折り目F2よりも縦方向の前側に区分された領域を第3領域23とする。なお、この第1折り目F1及び第2折り目F2は、図4A及び図4Bで示されるようにナプキン1を折り畳んで個包装状態とする際の折り曲げの基点となる。
図3に示されるように、包装シート20の非肌側面には、複数の画像40が設けられている。本実施形態では第1領域21に第1画像41が設けられ、第2領域22に第2画像42が設けられ、第3領域23に第3画像43が設けられている。
第1画像41は包装シート20の第1領域21全体に亘って広範囲に設けられる図形であり、図3に示されるような模様の他に、商品名やメッセージ等が印刷されていても良い。
第2画像42は、第2領域22の幅方向中央部に1箇所だけ設けられる図形であり、少なくとも第1画像41よりも横方向の幅が狭くなるように印刷されている。この第2画像42は、ナプキン1の製造工程において吸収性物品10と包装シート20(及びセパレーター30)とを厚さ方向に接合する際に、両者の位置が互いにずれないようにするための基準(光電管マーク等)として用いることができる。例えば、製造工程において搬送方向に搬送される吸収性物品10に対して、包装シート20を合流させて接合する際に、第2画像42(光電管マーク)の位置をセンシングすることで、吸収性物品10に対する包装シート20位置を調整して両者を接合する。これにより、吸収性物品10と包装シート20との位置がずれにくくなる。
また、第2画像42の形状は、線状圧搾部15Aと相似する形状である。つまり、本実施形態における第2画像42の形状は、線状圧搾部15Aと相似するハート型である。なお、ここで言う「相似」とは、2つの図形が互いに似た形状を有していることを意味する。例えば、使用者が2つの図形を視認した場合に、一見して似ていると感じる程度の相似であり、一方の図形を縮小・拡大したときに他方の図形と形状が一致するほど似ている必要はない。
各図形の大きさは、第1画像41が最も大きく、第2画像42が最も小さい。そして、第3画像43は第1画像41よりも小さく、第2画像42よりも大きい。より詳しく言うと、第1画像41の面積を第1領域22の面積で除した値は、第3画像43の面積を第3領域23の面積で除した値よりも大きくなり、第3画像43の面積を第3領域23の面積で除した値は、第2画像42の面積を第2領域22の面積で除した値よりも大きくなる。したがって、ナプキン1では外観上、第1画像41が最も目立ちやすく、第2画像42が最も目立ちにくい。
<ナプキン1の個包装について>
次に、ナプキン1の個包装状態について説明する。本実施形態のナプキン1は、2つの折り目F1,F2にて折り畳まれることにより、吸収性物品10が包装シート20によって包装された個包装状態となる。ナプキン1を折り畳む際には、先ず、第1折り目F1を基点として吸収性物品10の肌側表面が内側となるように、包装シート20及び吸収性物品10(及びセパレーター30)が縦方向に折り曲げられる。続いて、第2折り目F2を基点として包装シート20及び吸収性物品10(及びセパレーター30)が縦方向に折り曲げられる。これにより、図4A及び図4Bに示されるように吸収性物品10が包装シート20によって覆われた状態となる。この状態で、包装シート20の横方向両端部が縦方向に沿ってシールされ、シール領域27が形成される。シール領域27は、超音波溶着や熱溶着等の公知のシール手段を用いて形成される。これにより、折り畳まれた包装シート20同士が横方向両端部にて接合され、ナプキン1は図3のように折り畳まれた個包装状態で維持される。
このように折り畳まれた状態のナプキン1では、図4Aに示されるように、厚さ方向の肌側に包装シート20の第2領域22が配置され、第2領域22と一部が重なるように第3領域23が配置される。そして、包装シート20の横方向中央部には、第2領域22及び第3領域23を跨ぐようにリードテープ50が貼付される。このリードテープ50は、リードテープ粘着部51によって包装シート20の第2領域22に対して剥離可能に貼付されている(図5参照)。ナプキン1の使用時には、第2領域22からリードテープ50(リードテープ粘着部51)が剥がされる。
リードテープ50によって包装シート20の第2領域22及び第3領域23が接合されることにより、ナプキン1の使用前に包装シート20が剥がれたり、ナプキン1が平面状に展開されてしまったりすることを抑制される。なお、図5に示されるように、リードテープ50の先端部50eの領域には、リードテープ粘着部51が形成されていない。すなわち、リードテープ50の先端部50eは、所謂ドライエッジであり粘着性を有していない。これにより、先端部50eが第2領域22に貼付されなくなるため、リードテープ50を剥がす際に、使用者は当該先端部50eを掴みやすくなる。なお、先端部50eを縦方向に折り返して、折り返した先端部50eの一部がリードテープ粘着部51と第2領域22との間に挟み込まれるような構成としても良い。
さらに、第2領域22と第3領域23とが厚さ方向に重複する領域に、第2領域22と第3領域23とを接合する接着部133が形成されていても良い。図4Aでは、包装シート20の縦方向の端部である包装シート前端部20ef付近において横方向に沿った帯状の接着部133(図4Aにおいて破線で表示されている)が形成されている。これにより、第2領域22と第3領域23との境界部(つまり包装シート前端部20efの部分)において所謂口開きを生じにくくすることができる。また、縦方向に沿って形成されるシール領域27に加えて横方向に沿って接着部133が形成されることにより、ナプキン1は、個包装状態をより維持しやすくなる。
図5には、縦方向に三つ折りに折り畳まれた個包装状態のナプキン1における各種画像の縦方向の位置関係が示されている。同図5に示されるように、個包装状態のナプキン1では、厚さ方向においてリードテープ50が設けられている側(肌側)の最も外側の面である第3領域23に第3画像43が設けられている。したがって、使用者は、個包装状態のナプキン1において外側から第3画像43を視認することが可能である。このような画像(第3画像43)を包装シート20(第3領域23)に視認可能に配置することによってナプキン1の外観的デザインを向上させることができる。
これに対して、第2画像42は、ナプキン1の個包装状態において外側から視認することができないように配置されている。本実施形態において、第2画像42は、包装シート20の第3領域23及びリードテープ50の少なくとも一部と、厚さ方向ついて重複するように配置されている。言い換えると、ナプキン1の個包装状態において、第2画像42は、包装シート20の第3領域23及びリードテープ50の厚さ方向の下側(非肌側)に配置されている。
具体的に、第2画像42は、図5に示されるように、縦方向について、包装シート20の縦方向の端部である包装シート前端部20efと、吸収性物品10の縦方向の端部である吸収性物品前端部10efとの間の領域に形成されている。言い換えると、包装シート20の第2領域22のうち、包装シート前端部20efと吸収性物品前端部10efとの間の領域と厚さ方向に重複している部分に第2画像42が配置されている。したがって、ナプキン1の個包装状態において、第2画像42の縦方向の全領域が、包装シート20の第3領域23及びリードテープ50によって覆い隠され、外側から視認することができなくなる。
また、図6に示されるように、第2画像42の幅方向は、リードテープ50の幅方向よりも狭く、横方向について、第2画像42の全領域がリードテープ50と重複するように形成されている。したがって、ナプキン1の個包装状態において、第2画像42の横方向の全領域が、包装シート20の第3領域23及びリードテープ50によって覆い隠され、外側から視認することができなくなる。
これらにより、ナプキン1の個包装状態の肌側面において、使用者は第3画像43のみを視認可能であり、第2画像42は視認することができない。但し、第2画像42の配置はこの限りではなく、必ずしも第2画像42の全ての領域が包装シート20の第3領域23及びリードテープ50によって覆い隠されていなくても良い。仮に、個包装状態において第2画像42の一部が視認可能であったとしても、使用者の注意は、より目立つ第3画像43に向かいやすくなるため、第2画像42には気づきにくい。
なお、図5では、リードテープ粘着部51と第2画像42との厚さ方向の間に、包装シート20の第3領域23が設けられており、第2画像42とリードテープ粘着部51とが直接接触することを抑制している。このように、リードテープ粘着部51と直接接触することがないように第2画像42を配置することにより、第2領域22からリードテープ50を剥がす際に、第2画像42が一緒に剥がれてしまうことが抑制され、製品の美観を保ちやすくなる。また、第2画像42を形成するインク等の成分がリードテープ粘着部51に付着する等の問題が生じにくくなるため、リードテープ粘着部51の粘着性が悪化することが抑制される。
折り畳まれた状態のナプキン1の非肌側には、包装シート20の第1領域21が配置されている。すなわち、第1領域21は、図5に示されるように、厚さ方向においてリードテープ50が設けられている側(肌側)と反対側(非肌側)の最も外側の面である。そして、図4Bに示されるように、第1領域21では第1画像41が視認可能となっている。この第1画像41は第1領域21の全体に亘って広く形成されているため、第3画像43や第2画像42よりも目立ちやすく、ナプキン1の外観的デザインをより向上させると共に、個包装状態のナプキン1において肌側と非肌側とを区別しやすくすることができる。
なお、本実施形態では、第2画像42を光電管マークとして利用し、吸収性物品10と包装シート20との位置が互いにずれないように調整されているため、包装シート20に印刷された各画像41〜43を、各領域21〜23内にそれぞれずれることなく配置することができる。特に第1画像41のような大きな画像であっても、第1領域21の外にはみ出すことなく配置することが可能であるため、図4Bのような個包装状態において画像のずれが目立ちにくく、ナプキン1の外観を良好なものとすることができる。
また、吸収性物品10の厚さ方向の非肌面側には、図5に示されるように、吸収体画像45が設けられている。詳細については後述するが、吸収体画像45は、第1画像41よりも縦方向及び横方向の幅が狭くなるように形成され、厚さ方向について第1画像41と重複するように配置されている。
<ナプキン1を使用する際の動作>
ナプキン1は上述のようにして折り畳まれた個包装状態で市場に流通する。したがって、使用者がナプキン1を使用(着用)する際には、個包装を開封し、折り畳まれた状態のナプキン1を平面状態に展開して、吸収性物品10から包装シート20及びセパレーター30を取り外す必要がある。以下、使用者がナプキン1を使用する際の動作について具体的に説明する。
図7A〜図7Dは、折り畳まれた状態(個包装状態)のナプキン1を展開する動作について説明する図である。
使用者は、先ず、個包装状態のナプキン1について、リードテープ50の先端部50eをつまんで上方(図4Aにおいて厚さ方向の肌側)に引き上げる。そして、リードテープ50に設けられたリードテープ粘着部51を包装シート20の第2領域22から剥がしつつ、第2折り目F2にて折り曲げられている第3領域23を展開する。図7Aは、使用者がリードテープ50を引っ張ることにより、包装シート前端部20efを含む第3領域23の一部が上方に捲れ上がった状態を表している。
包装シート20の第3領域23がリードテープ50と共に捲り上げられることにより、使用者は、個包装状態においては外側から視認することができなかった第2画像42を、第2領域22上に視認できるようになる。上述したように、第2領域22に形成されている画像はこの第2画像42のみであり、使用者は、無地の第2領域22に突然第2画像42を発見することになるため、新鮮な驚きや興奮を感じやすくなる。特に、本実施形態における第2画像42はハート型の画像であるため、当該ハート型の画像を見た使用者(特に女性や高齢者)に愛らしい感情を想起させやすく、単調な開封(展開)作業であっても高揚感やワクワク感を与えることができる。
なお、第3領域23を展開する動作では、剛性の低い包装シート20の方が、剛性の高い吸収性物品10よりも捲れやすい。したがって、第3領域23では包装シート前端部20efと吸収性物品前端部10efとの縦方向の間の領域において包装シート20が吸収性物品10に先んじて捲れ上がる。図5で説明したように、第2画像42はこの領域内に形成されているので、当該領域において包装シート20が捲れ上がることにより、第2画像42の全体形状が一気に見えるようになる。これにより、第2画像42の形状が徐々に見えてくる場合と比較して、使用者により大きな印象を与えやすくなる。
また、リードテープ50の表面に、第2画像42と相似する形状のハート型模様が設けられていても良い。このようにすれば、使用者は、リードテープ50を剥がす前、及び、リードテープ50を剥がした後において同じモチーフ(ハート型)の模様を視認することができるため、その後の展開作業についての期待やワクワク感を生じやすくなる。これにより、使用者の好奇心を刺激することができる。
次いで、第3領域23が展開され、図7Bに示されるように吸収性物品10が見えるようになると、使用者は、吸収性物品10の肌側表面に形成された線状圧搾部15Aを視認することができる。この線状圧搾部15Aは、第2画像42と相似する形状の形のハート型模様であるため、使用者は、第2領域22と第3領域23とで同じモチーフ(ハート型)の模様を視認することとなる。これにより、使用者の意表をつき、ナプキン1の展開動作における使用者の高揚感をより高めることができる。
次いで、第1折り目F1にて折り曲げられている第2領域22が展開される。図7Cに示されるように、第2領域22が展開されることにより、使用者は、吸収性物品10の肌側表面に形成された線状圧搾部15Cを視認することができるようになる。この線状圧搾部15Cも、線状圧搾部15Aと同様に第2画像42と相似する形状のハート型模様であるため、使用者は、再び同じモチーフ(ハート型)の模様を発見することで、再び高揚感を得ることができる。
最後に、吸収性物品10から包装シート20(及びセパレーター30)が取り外される。包装シート20を取り外す際には、図7Dに示されるように、包装シート20の縦方向前側端部と、吸収性物品10の縦方向前側端部とがそれぞれ反対方向に引っ張られ、吸収性物品10の裏面層13に設けられている接着部131から包装シート20(及びセパレーター30)が剥がされる。そして、吸収性物品10が包装シート20の第1領域21から剥がされると、吸収性物品10の裏面層13に吸収体画像45が視認できるようになる。
本実施形態において、吸収体画像45は第2画像42及び線状圧搾部15Aと相似する形状のハート型模様である。使用者は、予期せぬ場所に模様(吸収体画像45)を発見し、さらにその模様が、ナプキン1の展開動作において度々目にしてきた模様(図7A〜図7C参照)と同じモチーフ(ハート型)であることから、驚きを覚えると共に、さらに高揚感やワクワク感を生じやすくなる。
なお、包装シート20が透明や半透明の部材で形成されている場合、ナプキン1の個包装状態において、外側から包装の中身(吸収性物品10)が透けて見えてしまうおそれがある。この場合、ナプキン1を個包装状態から展開するまでもなく、吸収体画像45が使用者に視認されてしまうおそれがある。しかし、本実施形態では、ナプキン1の個包装状態において、吸収体画像45が第1画像41と厚さ方向に重複して配置されている。第1画像41の縦方向及び横方向の大きさは、吸収体画像45の縦方向及び横方向の大きさよりも大きいため、吸収体画像45は第1画像41に覆い隠された状態となっている。したがって、仮に包装シート20が半透明等の部材で形成されていたとしても、包装シート20の外側から吸収体画像45は視認されず、使用者は、図7Dのように吸収性物品10から包装シート20を取り外した段階で、はじめて吸収体画像45を視認することができるようになる。これにより、使用者に新鮮な驚きを与えることができる。
このように、ナプキン1を個包装状態から展開する動作の各段階において、相似する形状の模様を使用者に視認させることで、使用者の好奇心を刺激し、高揚感やワクワク感を与えることができる。また、視認可能となる模様がそれぞれ相似する形状であることから、使用者にデザインの統一性を感じさせる等、ナプキン1に対する視覚的な印象を向上させることができる。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのは言うまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
<吸収性物品10について>
上述の実施形態では、図1に示されるような縦長の略楕円形状をした吸収性物品10について説明されていたが、吸収性物品10形状や構成はこの限りではない。例えば、吸収性物品10の縦方向中央部付近において、表面層12及び裏面層13が横方向両端部から外側に延出することにより所謂ウイングが設けられていても良い。また、吸収性物品10に形成される線状圧搾部15も図1に示される例には限られず、他の形状の圧搾部が設けられていても良いし、線状圧搾部15が設けられていなくても良い。
<ナプキン1の折り畳み方について>
上述の実施形態では、吸収性物品10及び包装シート20が、第1折り目F1及び第2折り目F2にて折り畳まれることにより、縦方向に三つ折りにされたナプキン1の個包装状態の例について説明されていたが、ナプキン1の折り畳み方はこの限りではない。図8は、ナプキン1の折り畳み方の一例として、縦方向に四つ折りにされた状態のナプキン1について表す断面図である。
同図8では、第1折り目F1の縦方向前側(ナプキン1を平面上にした状態においては第1折り目F1の縦方向後側)に第3折り目F3が形成されている。そして、該第3折り目F3により吸収性物品10及び包装シート20が厚さ方向の内側に折り畳まれることにより、第4領域24が形成されている。ナプキン1がこのように四つ折りにされた場合であっても、各種画像の配置は変更されない。すなわち、リードテープが設けられている側と反対側の最も外側の面である第1領域21に第1画像41が形成され、使用時にリードテープ50が剥がされる面である第2領域22に第2画像42が形成される。
したがって、ナプキン1の折り畳み方が変更された場合であっても、上述の実施形態で説明したように使用者に高揚感やワクワク感を与えることが可能である。
<第2画像42の形状について>
上述の実施形態では、第2画像42は、ハート型形状の模様として形成され、線状圧搾部15や吸収体画像45も第2画像42と相似形のハート型形状として形成される例について説明されていたが、第2画像42の形状はハート型に限られるものではない。例えば、他の形状の模様であっても良いし、文字や記号であっても良い。また、製造業者のロゴマーク等であっても良い。この場合、ナプキン1の個包装を開封すると、当該ロゴマークを視認できるようになるので、使用者は、ナプキン1が当該製造業者によって製造されたことを確認して、安心して使用することができる。
1 生理用ナプキン(ナプキン)、
10 吸収性物品、10ef 吸収性物品前端部、
11 吸収性コア、12 表面層、13 裏面層、
15 線状圧搾部、15A 線状圧搾部、15B 線状圧搾部、15C 線状圧搾部、
20 包装シート、20ef 包装シート前端部、
21 第1領域、22 第2領域、23 第3領域、24 第4領域、
27 シール領域、
30 セパレーター、
40 画像、
41 第1画像、42 第2画像、43 第3画像、45 吸収体画像、
50 リードテープ、50e 先端部、51 リードテープ粘着部、
131 接着部、132 接着部、133 接着部、
F1 第1折り目、F2 第2折り目、F3 第3折り目

Claims (12)

  1. 互いに交差する縦方向と横方向と厚さ方向とを備え、
    吸収性物品と包装シートとが前記厚さ方向に重ねられた吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品及び前記包装シートは、前記横方向に沿った折り目によって前記縦方向の複数の領域に区分されており、
    前記吸収性物品及び前記包装シートが折り畳まれた状態において、前記包装シートは、前記厚さ方向について、リードテープが設けられている側と反対側の最も外側の面である第1領域と、使用時に前記リードテープが剥がされる面である第2領域と、を有し、
    前記第1領域には第1画像のみが設けられ、前記第2領域には第2画像のみが設けられており、
    前記第1画像の面積を前記第1領域の面積で除した値は、前記第2画像の面積を前記第2領域の面積で除した値よりも大きく、
    前記折り畳まれた状態において、前記第2画像は、前記リードテープの少なくとも一部と前記厚さ方向に重複している、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記第2画像の前記横方向の幅は、前記第1画像の前記横方向の幅よりも狭い、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  3. 請求項1または2に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品及び前記包装シートが折り畳まれた状態において、前記包装シートは、前記厚さ方向について、前記リードテープが設けられている側の最も外側の面である第3領域を有し、
    前記折り畳まれた状態において、前記第2画像は、前記リードテープ及び前記包装シートの前記第3領域と前記厚さ方向に重複する部分を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  4. 請求項3に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記折り畳まれた状態において、前記第2画像の前記縦方向の全ての領域が、前記リードテープ及び前記包装シートの前記第3領域によって覆い隠されている、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  5. 請求項3または4に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記折り畳まれた状態において、前記第2画像の前記横方向の全ての領域が、前記リードテープ及び前記包装シートの前記第3領域によって覆い隠されている、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  6. 請求項3〜4のいずれかに記載の吸収性物品包装体であって、
    前記包装シートの前記第3領域には第3画像のみが設けられており、
    前記第3画像の面積を前記第3領域の面積で除した値は、前記第1画像の面積を前記第1領域の面積で除した値よりも小さく、前記第2画像の面積を前記第2領域の面積で除した値よりも大きい、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の吸収性物品包装体であって、
    前記折り畳まれた状態において、前記第2領域のうち、前記包装シートの前記縦方向の端部と前記吸収性物品の前記縦方向の端部との間の領域と前記厚さ方向に重複する部分に前記第2画像が配置されている、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の吸収性物品包装体であって、
    前記折り畳まれた状態において、前記リードテープは、リードテープ粘着部によって前記第2領域に剥離可能に貼付されており、
    リードテープ粘着部と前記第2画像とが接触していない、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品は、前記厚さ方向の肌側表面に、前記第2画像と相似する形状の模様を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品は、前記厚さ方向の非肌側表面に、前記第2画像と相似する形状の模様を有する、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  11. 請求項10に記載の吸収性物品包装体であって、
    前記吸収性物品の前記厚さ方向の非肌側表面に設けられた前記模様は、
    前記折り畳まれた状態において、前記第1画像と前記厚さ方向に重複している、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の吸収性物品包装体であって、
    前記リードテープの表面には、前記第2画像と相似する形状の模様が設けられている、ことを特徴とする吸収性物品包装体。
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