JP2015116427A - 吸収性物品の連続包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吸収性物品2が外装材5で包装された包装体10が一方向に複数連続した、吸収性物品の連続包装体1であって、前記連続包装体1は、隣り合った前記各包装体10間に設けられた切り離し誘導部3から各包装体10が分離可能となされており、前記各包装体10には、前記吸収性物品2の一部が見える透明部51aが設けられている吸収性物品の連続包装体を提供する。
【選択図】図1
Description
本明細書の吸収性物品の包装体10では、「前方」とは吸収性物品を着用したときの下腹部方向をいい、「後方」とは吸収性物品を着用したときの臀部方向をいう。また、本明細書では、衣類に装着した状態において、着用者と接する面を着用者当接面もしくは肌当接面といい、相対的に反対側に位置する面、すなわち、装着した衣類に接する側の面を衣類当接面もしくは非肌当接面という。また、相対的に着用者に近い側の面を着用者当接面側もしくは肌当接面側、衣類に近い側の面を衣類当接面側もしくは非肌当接面側という。
より具体的に説明すると、包装体10は開封誘導部4の配設方向と同じ方向に連続的に複数存在する。そして、包装体10の連続方向は、ナプキン20が折り畳まれた方向と交差する方向となっていて、本形態では、該連続方向はナプキンの折り畳み方向と直交する方向となっている。以下、包装体10の連続方向を第1方向D1といい、第1方向に交差する方向を第2方向D2という。本例では第1方向D1と第2方向D2とは直交する。連続包装体1は、隣接する包装体10、10の間に位置するサイド封止部6に配された切り離し誘導部3によって個々の包装体10が切り離し自在にされている。
このように、開封誘導部4の配置方向に対して直角方向に切り離し誘導部3が配されているので、開封誘導部4の開封時に必要な引張力に影響されずに切り離し誘導部3の切り離しに必要な引張力を設計することができる。
また、開封誘導部4の配置方向に対して直角方向に切り離し誘導部3が配されているので、切り離し誘導部3から個々の包装体10を切り離す時にかかる引張力は、個々の包装体10の開封誘導部4を開封する引張力の方向とは異なるので、切り離し時に開封誘導部4が破けにくくなる。
図3に示すように、包装体10は、外装材5をナプキン20と共にその縦方向に折り畳み、図示していないサイド封止部6で封止してなる。具体的には、包装体10は、ナプキン20の着用者当接面20sm側を内側にして、ナプキン20の縦長方向に少なくとも2回折りたたまれている。第1折り部L1と第2折り部L2の2箇所で折り畳まれることで、2回折り畳まれて、いわゆる3つ折り構造となっている。そして、外装材5の一端部5a側と他端部5b側とが折り重ねられ包装体封止部16で封止されてなる。このようにナプキン20は外装材5によって個別に包装されており、ナプキン20の衣類当接面側が外装材5の内側面に離型シート固定部28(以下、固定部28ともいう。)によって接着固定されている。図示例では、4か所に配設されている。固定部28A、28B、28C、28Dである。なお、この固定部28の配置や個数、範囲は、図3(c)に示す本実施形態のものに限らず、後述の開封誘導部4と包装体封止部16とによる作用を阻害しない範囲で適宜設定することができる。
また、吸収性物品や外装材の長さも、後述の包装体封止部16及び開封誘導線4の機能が発揮される限りにおいて、適宜変更できる。
測定は、ハンディ型分光色差系(日本電色工業(株)製、型式:NF333、先端径φ8mm、光源C/2)を使用して以下の手順で行った。
包装体10の透明部51aを切取り、測定サンプルとした。測定用の円孔プレートの上に、標準黒色板と標準白色板を載せて、それぞれについてL*を3回測定し、その平均値をそれぞれLb*、Lw*とした。同様にして、測定用の円孔プレートの上に測定サンプルを載せ、更に測定サンプルの上に標準黒色板を載せた状態で測定したL*をそれぞれL0*とした。これらの値を以下の式(1)に入れ、透明度Tpを求めた。
Tp=(Lw*−L0*)/(Lb*−Lw*)×100 (1)
なお、透明部51aに対向する包装体10の裏面側を光反射性の膜を被覆してもよい。これにより、透明部51aから入射した光が裏面側で反射して、開封誘導部4側を照らすので、開封誘導部4がさらに視認しやすくなる。
ナプキン20の衣類当接面側において、前述のとおり離型シート固定部28Aの接合強度に対し、ズレ止め部26はこれよりも弱い剥離可能な固定状態である。このズレ止め部26は、剥離可能であっても、包装体内部でナプキン20の位置ズレを防止する固定強度を有することが、包装体の円滑な開封の観点から好ましい。またズレ止め部26は、ナプキン20の位置ズレが防止される限り、離型シート固定部28Aと同じ位置に無くてもよい。
<2> 前記包装体は、前記第1方向に延びる開封誘導部を有している、前記<1>記載の吸収性物品の連続包装体。
<3> 前記開封誘導部がミシン目である、前記<2>記載の吸収性物品の連続包装体。
<4> 前記吸収性物品は、前記第1方向と交差する第2方向に折り畳まれて収納されており、前記透明部を通して前記吸収性物品の端部が見えるようになされている、前記<1>乃至<3>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<5> 前記包装体の前記第1方向の端部を含む領域に前記透明部が設けられている、前記<1>乃至<4>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<6> 前記吸収性物品と前記包装体とが固定部位によって固定されて、一体となって、折り畳まれており、前記包装体の一端部側を含む領域と他端部側を含む領域が重なった部分で封止されてなる、前記<1>乃至<5>何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<7> 前記吸収性物品の非肌当接面側に、剥離可能に離型シートが設けられている、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<8> 前記離型シートは、前記包装材と接合固定されている、前記<7>記載の吸収性物品の連続包装体。
<9> 前記包装体は、一面側に前記透明部が配され、該透明部と対向する反対面側に不透明部が配されている前記<1>乃至<8>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<10> 前記開封誘導部は前記不透明部に配され、前記透明部を通して該開封用誘導部が見える、前記<9>に記載の吸収性物品の連続包装体。
<11> 前記包装体は、同一面に前記透明部と前記不透明部を備え、該透明部を通して吸収性物品の一部が見える前記<8>または<10>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<12> 前記不透明部には図柄が施されている前記<9>乃至<11>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<13> 前記離型シートには、前記不透明部の図柄とは異なった図柄が施されている、前記<12>記載の吸収性物品の連続包装体。
<14> 前記開封誘導部が前記透明部と前記不透明部の境界線又はその近傍に設けられている前記<9>乃至<13>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<15> 切り離し誘導部がミシン目である、前記<1>〜<14>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<16> 前記透明部の前記第2方向における長さは、前記包装体の前記第2方向の全長の1/5以上4/5以下である、前記<1>乃至<15>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<17> 前記吸収性物品が少なくとも2回折り畳まれており、該吸収性物品の一端部を含む領域が他端部を含む領域よりも外部側に配されており、前記透明部が前記一端部と平面視で重なるように設けられている、前記<4>乃至<16>の何れか1に記載の吸収性物品に連続包装体。
<18> 前記吸収性物品の他端部を含む領域に前記透明部が及んでいる、前記<17>記載の吸収性物品の連続包装体。
<19> 前記包装体の一端部を含む領域が該包装体の露出領域となっており、該露出領域の前記第1方向の長さと、前記包装体の他方端部を含む領域との前記第1方向における長さとは、露出領域の方が長い、前記<6>乃至<18>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<20> 前記外装材を透明層と不透明層を有する多層構造として、該透明層によって前記透明部を形成する、前記<1>乃至<19>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
2 吸収性物品
3 切り離し誘導部
4 開封誘導部
5 外装材
5a 一端部
5b 他方端部
6 サイド封止部
10 包装体
16 包装体封止部
20 ナプキン(吸収性物品)
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
24 本体
25 ウイング部
26 ズレ止め部
27 離型シート
28 固定部
31 第1露出領域
32 他端部を含む領域
33 中央領域
34 重複領域
51 一方の面
52 他方の面
51a,52a 透明部
51b,52b 不透明部
D1 第1方向
D2 第2方向
L1 第1折り部
L2 第2折り部
Claims (9)
- 吸収性物品が外装材で包装された包装体が第1方向に複数連続した、吸収性物品の連続包装体であって、
前記連続包装体は、隣り合った前記各包装体間に設けられた切り離し誘導部から各包装体が分離可能となされており、
前記各包装体には、前記吸収性物品の一部が見える透明部が設けられている吸収性物品の連続包装体。 - 前記包装体は、前記包装体が連続する前記第1方向に延びる開封誘導部を有している、請求項1記載の吸収性物品の連続包装体。
- 前記吸収性物品は、前記第1方向と交差する第2方向に折り畳まれて収納されており、前記透明部を透して前記吸収性物品の端部が見えるようにされている、請求項1又は2に記載の吸収性物品の連続包装体。
- 前記包装体の前記第1方向の端部を含む領域に前記透明部が設けられている、請求項1乃至3の何れか1項記載の吸収性物品の連続包装体。
- 前記吸収性物品と前記包装体とが固定部によって固定されて、一体となり折り畳まれており、前記包装体の一端部側を含む領域と他端部側を含む領域が重なった部分で封止されてなる、請求項1乃至4の何れか1項に記載の吸収性物品の連続包装体。
- 前記包装体は、一面側に前記透明部が配され、該透明部と対向する反対面側に不透明部が配されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の吸収性物品の連続包装体。
- 前記包装体を開封する開封誘導部は、前記不透明部に配されており、前記透明部を通して該開封用誘導部が見えるようにされている、請求項6に記載の吸収性物品の連続包装体。
- 前記包装体は、同一面に前記透明部と不透明部を備えており、該透明部を通して吸収性物品の一部が見える請求項1乃至5の何れか1項に記載の吸収性物品の連続包装体。
- 前記開封誘導部が前記透明部と前記不透明部の境界線又はその近傍に設けられている請求項8に記載の吸収性物品の連続包装体。
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2013
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