JP2015116427A - 吸収性物品の連続包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、各包装体間の切り離し位置が分かり易くする吸収性物品の連続包装体を提供する。
【解決手段】吸収性物品2が外装材5で包装された包装体10が一方向に複数連続した、吸収性物品の連続包装体1であって、前記連続包装体1は、隣り合った前記各包装体10間に設けられた切り離し誘導部3から各包装体10が分離可能となされており、前記各包装体10には、前記吸収性物品2の一部が見える透明部51aが設けられている吸収性物品の連続包装体を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は吸収性物品の連続包装体に関する。
従来、生理用ナプキン、パンティライナー、おりものシート等の吸収性物品は、包装材とともに折り畳まれ、個別包装されて市販等されている。この包装形態の一例として、吸収性物品として生理用ナプキンが外装材によって個別に包装された包装体が複数連続し、包装体に形成された切り取り線部に沿って包装体毎に切り離し可能な吸収性物品の連続包装体として生理用ナプキンの連続包装体が知られている。この連続包装体は、店舗内の適当な場所に引っ掛けて吊り下げられた状態で切り取り線部に沿って包装体を切り離して販売するのが一般的である。例えば、特許文献1に記載の連続包装体では、その個々の包装体は、吸収性物品の少なくとも一部が外装材の内側面に固定されている。具体的には、各包装体は、吸収性物品の裏面と外装材の内側面とが対向した状態で、包装体が連続する連続方向と直交する方向に沿って、吸収性物品と外装材とが一緒に折り畳まれることによって形成されている。外装材には、包装体が連続して連なる方向に沿って開封用切り離し線部が形成され、開封用切り離し線部は、包装体の平面視において、外装材の内側面と吸収性物品の裏面との固定部分とは異なる位置に形成されている。
特開2011−140344号公報
特許文献1に記載された吸収性物品の包装体は、外装材として不透明のフィルムが使われているため、中の製品形態が視認できない。また、包装体には、デザイン性を賦与するために外装材に模様等が印刷されることが多いが、複数の包装体を連続させた連続包装体の場合には、図柄印刷と製品との間に生じる、連続包装体の連続方向におけるズレのために、各包装体に同じ間隔で図柄を設けることが難しい。このため、包装体の配置位置が視認しづらくなっており、とくに各包装体間の切り離し線の位置が分かりにくく、製品を切り取る際に不便である。
本発明は、各包装体間の切り離し位置が分かり易くする吸収性物品の連続包装体を提供することに関する。
本発明は、吸収性物品が外装材で包装された包装体が第1方向に複数連続した吸収性物品の連続包装体であって、前記連続包装体は、隣り合った前記各包装体間に設けられた切り離し誘導部から前記各包装体が分離可能となされており、前記各包装体には、前記吸収性物品の一部が透けて見える透明部が設けられている吸収性物品の連続包装体、を提供する。
本発明の吸収性物品の連続包装体は、包装体内に収容されている個々の吸収性物品が、透明部において包装体を可視化することで、隣接する包装体の間の位置が分かり易い。このために、各々の包装体を分離するための切り離し誘導部があることが容易に推知して認識可能である。
本発明の実施形態にかかる連続包装体1の全体斜視図である。 本発明の連続包装体に収容される吸収性物品の一例としての生理用ナプキンを示す斜視図である。 本発明の連続包装体に収容される、ナプキンの折り畳み状態を示す一実施形態の図面である。(a)は吸収性物品の折り畳み位置を示す平面図、(b)は折り畳んだ状態の吸収性物品を示す斜視図、(c)は折り畳んだナプキンの幅方向断面図である。 本発明の連続包装体における包装体の、好ましい一実施形態(第1実施形態)を模式的に示した斜面図である。 本発明の連続包装体における包装体の、別の好ましい一実施形態(第2実施形態)を模式的に示した斜面図である。 本発明の連続包装体における包装体の、さらに別の好ましい一実施形態(第3実施形態)を模式的に示した斜面図であり、(a)は透明部側を示すもの、(b)は不透明部側を示すものである。 本発明の連続包装体における包装体の、更に好ましい一実施形態(第4実施形態)を模式的に示した斜面図である。
本発明の、吸収性物品の連続包装体1の好ましい実施形態である第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
本明細書の吸収性物品の包装体10では、「前方」とは吸収性物品を着用したときの下腹部方向をいい、「後方」とは吸収性物品を着用したときの臀部方向をいう。また、本明細書では、衣類に装着した状態において、着用者と接する面を着用者当接面もしくは肌当接面といい、相対的に反対側に位置する面、すなわち、装着した衣類に接する側の面を衣類当接面もしくは非肌当接面という。また、相対的に着用者に近い側の面を着用者当接面側もしくは肌当接面側、衣類に近い側の面を衣類当接面側もしくは非肌当接面側という。
図1に示すように、本実施形態の包装体10に包まれる縦長の吸収性物品2は、例えば生理用ナプキン(以下、ナプキンとも言う)である。以下、ナプキンの包装体について詳細に説明する。したがって、縦長の吸収性物品2をナプキン20として説明する。またナプキン20の長手方向が縦長方向(以下、縦方向ともいう。)になる。以下、縦長方向ないし縦方向とは、ナプキン20の縦長方向ないし縦方向またはこの方向と平行方向をいう。また、縦方向に直交する方向を横方向又は幅方向という。
本実施形態の連続包装体1は、ナプキン20の包装体10が複数連接されて、該包装体間に配設された切り離し誘導部3に沿って前記包装体毎に切り離し可能にされている。
より具体的に説明すると、包装体10は開封誘導部4の配設方向と同じ方向に連続的に複数存在する。そして、包装体10の連続方向は、ナプキン20が折り畳まれた方向と交差する方向となっていて、本形態では、該連続方向はナプキンの折り畳み方向と直交する方向となっている。以下、包装体10の連続方向を第1方向D1といい、第1方向に交差する方向を第2方向D2という。本例では第1方向D1と第2方向D2とは直交する。連続包装体1は、隣接する包装体10、10の間に位置するサイド封止部6に配された切り離し誘導部3によって個々の包装体10が切り離し自在にされている。
包装体10には、当該連続方向に開封誘導部4が配設されている。この開封誘導部4は、線状に配されたミシン目、所定の幅で線状に配されたミシン目の集合体、線状に配された外装材5の厚み方向に切断に至らない切れ目、所定の幅で線状に配された外装材5の厚み方向に切断に至らない切れ目の集合体、外装材5の引張強度を線状に弱めた溝、外装材5の引張強度を点状に弱めた穴の集合体が所定の幅で線状に配されたもの、等、開封誘導部4を境にしてその両側の外装材5を指等で押圧もしくは引っ張ることで開封誘導部4から外装材5が破断して包装体10が開封する構成であり、包装体10の内部に塵埃等が入り込まずその内部の清浄性が維持できる構成であれば、如何なる構成であってもよい。
ただし、この開封誘導部4の位置を視認しやすくするために、ある一定の面積において外装材5の厚み方向に完全に切断された状態が、連続して存在する形態が好ましい。これは、開封誘導部4の局所的に破断された領域を視認方向とは逆からの光を透過し、それを視認することができるためである。
連続包装体1から個々の包装体10を切り離すには、通常の切り離し動作によって切り離す。例えば、切り離し誘導部3の両側を指で摘まみ持ち、切り離し誘導部3に対して直角方向に引っ張るもしくは切り離し誘導部3を境にして捻るようにすれば、切り離せる。
このように、開封誘導部4の配置方向に対して直角方向に切り離し誘導部3が配されているので、開封誘導部4の開封時に必要な引張力に影響されずに切り離し誘導部3の切り離しに必要な引張力を設計することができる。
また、開封誘導部4の配置方向に対して直角方向に切り離し誘導部3が配されているので、切り離し誘導部3から個々の包装体10を切り離す時にかかる引張力は、個々の包装体10の開封誘導部4を開封する引張力の方向とは異なるので、切り離し時に開封誘導部4が破けにくくなる。
切り離し誘導部3の形態は、前述の開封誘導部4と同様に、線状に配されたミシン目、所定の幅で線状に配されたミシン目の集合体、線状に配された外装材5の厚み方向に切断に至らない切れ目、所定の幅で線状に配された外装材5の厚み方向に切断に至らない切れ目の集合体、外装材5の引張強度を線状に弱めた溝、外装材5の引張強度を点状に弱めた穴の集合体が所定の幅で線状に配されたもの、等、切り離し誘導部3を境にしてその両側を引っ張ることで切り離し誘導部3から外装材5が破断して切り離せる構成であり、搬送、または店頭販売時に吊るす際に想定される動作負荷程度では切り離されることがない物性であれば、如何なる構成であってもよい。ただし、連続包装体1において切り離し誘導部3を交互に折り畳み蛇腹状にして保管する場合や、また、切り離し誘導部3で折って、水平方向に張った紐や棒に掛けて陳列する場合に、切り離し誘導部3が折れた状態で維持されやすいという観点で、切り離し誘導部3の端部を切り欠いた状態や一部のみ切断した状態にしておくことが好ましい。
連続包装体1に収容されるナプキン20について説明する。図2に示すように、ナプキン20は、着用者当接面側に配置される液透過性の表面シート21と、衣類当接面側に配置される液不透過性の裏面シート22と、表面シート21と裏面シート22との間に介在される液保持性を有する吸収体23と、を有する縦長の本体24と、この本体24の両側部に外方に延出するウイング25を備えている。図面では、ウイング25が折り畳まれた状態を示した。
ナプキン20は、縦方向に折り畳まれて包装体10内に収容される。3つ折りの形態について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、包装体10は、外装材5をナプキン20と共にその縦方向に折り畳み、図示していないサイド封止部6で封止してなる。具体的には、包装体10は、ナプキン20の着用者当接面20sm側を内側にして、ナプキン20の縦長方向に少なくとも2回折りたたまれている。第1折り部L1と第2折り部L2の2箇所で折り畳まれることで、2回折り畳まれて、いわゆる3つ折り構造となっている。そして、外装材5の一端部5a側と他端部5b側とが折り重ねられ包装体封止部16で封止されてなる。このようにナプキン20は外装材5によって個別に包装されており、ナプキン20の衣類当接面側が外装材5の内側面に離型シート固定部28(以下、固定部28ともいう。)によって接着固定されている。図示例では、4か所に配設されている。固定部28A、28B、28C、28Dである。なお、この固定部28の配置や個数、範囲は、図3(c)に示す本実施形態のものに限らず、後述の開封誘導部4と包装体封止部16とによる作用を阻害しない範囲で適宜設定することができる。
裏面シート22(前記図2参照。)の衣類接触面には、ナプキン20を衣類に固定するズレ止め部26が設けられている。このズレ止め部26を被覆するように、ズレ止め部26から剥離可能な離型シート27が配されている。さらに、外装材5の内側面に離型シート27を固定する離型シート固定部28が配され、外装材5が離型シート27に固定されている。したがって、ナプキン20の衣類当接面20swを衣類に固定するズレ止め部26と、外装材5の内側面に離型シート27を固定する離型シート固定部28とが、ナプキン20を外装材5に対して固定する固定部位としての機能を有する。なお、離型シート27を有する場合において、外装材5の内側面と吸収性物品2(ナプキン20)の衣類当接面20sw側との固定部とは、狭義には、離型シート固定部28を意味する。
なお、本明細書では、「剥離」とは、指で摘まんで簡単に剥がすことができることをいい、「接着」ないし「接合」は指で摘まんで簡単に剥がすことができないことをいう。
外装材5は、離型シート27やナプキン20とともに折り畳んだ場合に、それらを包含する大きさを有している。また折り畳んだ状態において、上記縦方向における外装材5の一端部5aは、ナプキンの一端部20aから外方へ延在して配されている。また、幅方向における外装材5の両端部もナプキン20の幅方向両端部より外側まで延在して配されている。したがって、包装体10においては、折り畳まれたナプキン20の縦方向及び幅方向の双方において、外装材5とナプキン20とが平面視で重ならない領域が存在する。このため、この後詳述する本実施形態の連続包装体1では、透明部を通じて、ナプキン20の外形の一部が、包装体10と区別して認識容易となっている。
包装体10では、第1折り部L1より外方の、外装材5の一端部5aを含む領域が包装体10の外側表面となる第1露出領域31をなしている。また包装体10は、第1折り部L1と第2折り部L2との間の中央領域32と、第2折り部L2より外方の、外装材5の他方端部5bを含む領域33を備える。第1露出領域11と他方端部5bを含む領域33とが重なり、この部分が重複領域34をなす。上記の各領域には、その領域で区分される外装材5及びナプキン20の部分が含まれる。重複領域34では、第1露出領域31及び他方端部5bを含む領域33の双方の重なりにおける外装材5及びナプキン20の部分が含まれる。
なお、本実施形態の包装体10では2回折り畳みする形態を示した。この折り畳み回数はこれに限定されず、後述の包装体封止部16及び開封誘導線4の作用が阻害されない範囲で、適宜設定できる。例えば、図示しないが、他方端部5bを含む領域33がさらに延出して2つ折りにされ全体として3回折り畳まれている、いわゆる4つ折り構造となっている形態であってもよい。この場合、包装体封止部16及び開封誘導線4は、他方端部5を含む領域33のうち第1露出領域11と接する外表面側の領域に配設される。したがって、重複領域34は、他端部5bを含む領域33のうち外表面側にある部分である内側重複領域と第1露出領域31とが重複する部分である。
また、吸収性物品や外装材の長さも、後述の包装体封止部16及び開封誘導線4の機能が発揮される限りにおいて、適宜変更できる。
本実施形態の包装体10aでは、図4に示すように、外装材5の一方の面51に透明部51aが形成されていて、透明部51aを通して、収容されているナプキン20の一部が包装体10aの外部から視認可能となっている。包装体10aでは、収容されているナプキン20の裏面シート22と対向する上記一方の面51に配される外装材5が透明部51aとされている。より詳細には、前記図3に示した第1露出領域31及び他端部を含む領域33のいずれか一方または両方が透明部51aと対向していて、前記図3に示した第1露出領域31及び他端部を含む領域33のいずれか一方または両方を包装体10外部から視認可能となっている。なお、透明部51aと対向するナプキン20の部分としては、ナプキン20の一端部20aと平面視で重なる部分を含む領域であると、ナプキン20の展開位置が外部から分かり易いとともに、開封時にナプキン10上に過度の力を掛けることを抑制する意識が着用者に働くことから好ましい。
また、包装体10aにおける、一方の面51と対向する他方の面52に配される外装材5は、少なくとも透明部51aと対向する部分において不透明部52bとなっている。他方の面52は、ナプキン20の中央領域32(図3(c)参照)と対向している。透明部51aと不透明部52bとが対向していることによって、連続包装体1(図1参照)を店頭で吊るしている状態で、周囲の環境、例えば棚や他の商品の色等に影響されることなく、収容されたナプキン20の形状を、包装体10の外部から容易に視認することができる。
更に、包装体10aでは、一方の面51における透明部51aと隣接する領域は不透明部51bとなっている。詳細に説明すると、包装体10aでは、連続包装体1の連続方向の第1方向D1と直交する第2方向D2に透明部51aと不透明部51bとが隣接して配置されている。透明部51aは直交方向D1の端部領域を含むように設けられ、収容されているナプキン20の折り部(図示では、第1折り部L1)を含む領域が視認できるようになっている。不透明部51bには、外側表面に図柄等の印刷が施されているとともに、開封誘導部4が第1方向D1に沿って設けられている。したがって、図柄の設計によって、開封誘導部4の位置を分かり易くすることが容易となる。また、当該不透明部51bによって、製品の一部は外部から視認困難となるので、製品の全体が見えることはない。このため、購入者が包装体内10a内の商品を他人から見られることを望まない場合には、好ましい。このような観点から、透明部51aの第2方向D2における長さは、包装体10の第1方向D1の全長の1/5以上、特に1/3以上であることが好ましく、また、4/5以下、特に2/3以下であることが好ましい。
透明部51aは、いわゆる透明及び半透明の概念を含みうる形態であってよいが、収容されたナプキンを、店頭において外部から確実に視認可能とする点からは、透明であることが好ましい。透明部51aとしては50以上、特に80以上の透明度を有することが好ましい。透明度は以下の方法によって測定される。
(透明度の測定方法)
測定は、ハンディ型分光色差系(日本電色工業(株)製、型式:NF333、先端径φ8mm、光源C/2)を使用して以下の手順で行った。
包装体10の透明部51aを切取り、測定サンプルとした。測定用の円孔プレートの上に、標準黒色板と標準白色板を載せて、それぞれについてLを3回測定し、その平均値をそれぞれLb、Lwとした。同様にして、測定用の円孔プレートの上に測定サンプルを載せ、更に測定サンプルの上に標準黒色板を載せた状態で測定したLをそれぞれL0とした。これらの値を以下の式(1)に入れ、透明度Tpを求めた。
Tp=(Lw−L0)/(Lb−Lw)×100 (1)
不透明部51b、52bは、透明部51aよりも透明度が低ければ良いが、ナプキン等の吸収性物品を隠蔽する観点から、前述の透明度が40以下であることが好ましく、特に30以下であることが好ましい。また、透明部51aと不透明部51b、52bとの透明度の差は、後述する境界線の視認性の観点から、15以上が好ましく、特に30以上であることが好ましい。
透明部51aを備える包装体10を得る方法としては、外装材5として透明層と不透明層を有する多層構造のものを採用する方法や、不透明な外装材の材料の一部を熱処理して透明性を向上させる方法、又は、透明性の高い外装材の材料の一部を残して印刷処理を施して不透明部を設ける方法等が挙げられる。
外装材5の材料は、ナプキン等の吸収性物品の包装に、従来用いられているものを特に制限なく用いることができる。ポリプロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、ポリビニルアルコール等の樹脂フィルムや不織布等を用いることができ、適宜選択して用いることができる。不織布の場合、シート強度、耐液性(ホットメルトの染みだし抵抗性)、密封性の点からは、スパンボンド不織布(S)とメルトブロー不織布(M)との複合不織布(SM、SMS、SMMS等)が好ましい。外装材5に直接鮮明な印刷を施す観点からは、フィルム材料又はフィルムのラミネート構造も好ましく用いられる。特に、連続包装体の連続方向の引き裂き強度が幅方向より低い、配向性のある材料を用いることで、開封誘導部の開封強度を適宜低くすることができ、開封容易性を高めることができる。
本実施形態の連続包装体1によれば、透明部51aを介して収容されているナプキン20が外部から視認容易となっているので、隣接する包装体10、10夫々に収容されたナプキン20、20によって、包装体間の位置が分かり易い。このために、店頭で連続包装体1が吊るされた状態であっても、包装体間に配された切り離し誘導部3の位置を容易に推知することができる。したがって、誤った位置を掴んで引っ張って、包装体10を損傷させる、または開封誘導部4が誤って開いてしまう、という不都合が回避され易い。また、所望の個数以上の包装体10を連続包装体1から切り離してしまう、という不都合も回避される。特に、図4に示すような、透明部51aが包装体の第1方向D1に関して、サイド封止部6、6で挟まれた領域の両端部を含むように延びていると、収容されているナプキン20の幅方向端部が視認できるので、隣接した個包装体10a、10aの間が一層分かり易い。
なお、透明部51aに対向する包装体10の裏面側を光反射性の膜を被覆してもよい。これにより、透明部51aから入射した光が裏面側で反射して、開封誘導部4側を照らすので、開封誘導部4がさらに視認しやすくなる。
また、本実施形態の連続包装体1では、ナプキン20が包装体10と一体に折り畳まれた形状となっているので、包装体10内でナプキン20の位置がずれにくい。したがって、連続包装体1(図1参照)で隣り合った包装体10、10の間を認識するのに、非常に有用である。
また、外装材5の不透明部51bに図柄が施されていると、透明部51aを通してナプキン20が認識し易くなる。このような効果は、透明部51aを透して見えるナプキン20の面(非肌当接面)に何も図柄が施されていない場合(例えば、白地等の無地)、不透明部51bと異なる図柄が設けられている場合、等であると、特にナプキン20が透明部51aを通して認識し易くなるので好ましい。また、ナプキン20の非肌当接面に離型シート27を設けるような場合であっても、同様である。
次に、本発明の吸収性物品の包装体の別の好ましい一実施形態である第2実施形態について、図5を用いて説明する。なお、本説明では、第1実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態において特徴的な部分についてのみ説明する。
図5に示すように、本実施形態の包装体10(10b)では、収容されているナプキン20の裏面シート22と対向する一方の面51において、第1方向D1の端部領域に、第2方向D2に延びる透明部51aが形成されている。透明部51aは第2方向D2の一端部から他端部まで延在し、第1方向D1の端部から内側方向に所定長さ延在している。収容されたナプキン20の幅方向端部を含む領域が、包装体10bの外部から視認可能となっている。言い換えると、包装体10bの外部からは、透明部51aを通してナプキン20の折り畳み方向と平行な端部が視認することができる。そのため、連続包装体1における外装材5に包まれたナプキン20の位置がより分かりやすくなる。
包装体10bでは、第1方向D1の両端部領域に透明部51a、51aが設けられているため、ナプキン20の幅方向両端部の位置が認識し易い。したがって、隣り合った包装体10b、10bの間の位置が分かり易く、切り離し誘導部3(図1参照)の位置を容易に推知することが可能である。
また、包装体10bでは開封誘導部4が第1方向D1の両端の透明部51a、51aと、これらに挟まれた不透明部51bに渡って延在している。この構成により、開封誘導部4を包装体10bの幅方向中央領域から開封させるように促すような視覚的効果を助長させることができる。開封誘導部4を開封するときは、はじめに一部分を開裂させたのち、その開裂部分を起点に開封誘導部4に沿って連続的に開裂が広がる形で開封させる。このとき、幅方向中央部領域から開封操作を開始し最初の部分開裂をさせることは、当該最初の開裂部分から、均等に両側に開封誘導部4に沿って開裂が広がることを助長することから好ましい。この幅方向中央領域からの開封は、このような構成にすることによって視覚的に助長されることになる。幅方向中央部領域から開封操作を開始する内容を指示および教唆する印刷パターンを設けやすいことからも、このような構成は好ましいものである。また、本実施形態の包装体10bによれば、不透明部51bによってナプキン20の大部分が外部から隠蔽される。これにより、購入者が購入時に、第三者から包装体10内部のナプキン20を見られ難くできるので、恥ずかしい思いをしないで済む。
更に、本発明の吸収性物品の包装体の別の好ましい一実施形態(第3実施形態)を、図6を用いて説明する。第2実施形態と同様に、本実施形態に特徴的な部分についてのみ説明する。
図6(a)、(b)に示すように、包装体10(10c)の一方の面51における外装材5には透明部51aが形成されており、一方の面51と対向する他方の面52に不透明部52bが形成されている。不透明部52bの、透明部51aと対向する領域9bには、第2方向D1に沿って開封誘導部4が設けられている。このような構成であると、平面視でナプキン20と外装材5とが重なっていない領域では、透明部51aを透して不透明部52bと開封誘導部4の一部が見える。そのため、不透明部51b側から見るときに透明部51aから入った光が、開封誘導部4から漏れるため、開封誘導部4の場所が分かり易い。また、店頭に連続包装体1(図1参照)を吊るした状態で、不透明部52bから、背後にある他の商品や商品棚等が透過して見えることがないので、包装体10c内のナプキン20が明確に視認しやすくなる。したがって、切り離し誘導部3(図1参照)の位置を認識し易くなるので好ましい。
更に、本発明の吸収性物品の包装体の別の好ましい一実施形態(第4実施形態)を、図7を用いて説明する。ここでも、本実施形態の特徴的な部分についてのみ説明する。
図7に示すように、包装体10(10d)の一方の面51における外装材5に透明部51aが形成されており、同じ面に不透明部51bが形成されている。不透明部51bは透明部51aと隣接している。包装体10dでは、開封誘導部4が、透明部51aと不透明部51bの境界またはその近傍に、第1方向D1に沿って形成されている。そのため、透明部51aと不透明部51bの境界線は、開封位置の目印になるため、開封用切り離し線4(図1参照)の場所が分かりやすい。これによって、包装体10の内部のナプキン20の視認と開封誘導線4の視認を両立させている。なお、境界の近傍とは、透明部51aと不透明部51bの境界線から透明部側もしくは不透明部側に、好ましくは10mm以内の範囲を指す。開封誘導部4が設けられる部分は、境界線から透明部側若しくは不透明部側に、好ましくは3mm以内、さらに好ましくは1mm以内である。
以下に、上述した各実施形態に適宜適用できる構成について説明する。
ナプキン20の衣類当接面側において、前述のとおり離型シート固定部28Aの接合強度に対し、ズレ止め部26はこれよりも弱い剥離可能な固定状態である。このズレ止め部26は、剥離可能であっても、包装体内部でナプキン20の位置ズレを防止する固定強度を有することが、包装体の円滑な開封の観点から好ましい。またズレ止め部26は、ナプキン20の位置ズレが防止される限り、離型シート固定部28Aと同じ位置に無くてもよい。
ズレ止め部26の形成材料及び形成方法は、上記の剥離可能な固定を生じる限り、特に制限なく種々のものを用いることができる。例えば、ホットメルト接着剤によりなされている。このホットメルト接着剤としては、ゴム系、オレフィン系、EVA系等を用いることができる。ズレ止め部26は、面状等、連続的に塗工される、いわゆるベタ塗りでもよいが、塗工された領域のショーツへの粘着材残りや、外装材5からの取り出しやすさを考慮すると、間欠的に塗工されていることが好ましい。間欠的な塗工形態としては、スパイラル状、幅方向又は長手方向に延びるストライプ状、Ω字状、ドット状、等が挙げられる。ズレ止め部26はナプキン20の非肌当接面側の本体部前後左右方向においてほぼ中央に位置し、幅は35mm以上70mm以下、長さは、ナプキン20の長さに対して65%以上95%以下の範囲であることが好ましく、使用時のナプキン20のヨレ、ズレ防止の観点から、ズレ止め部26の全ての粘着部を含み且つ平面視においてナプキン20と略同じかやや小さめの幅、長さがよい。
ズレ止め部26は、ナプキン20の縦方向中央より第1折り部L1および第2折り部L2を超えて、ナプキン20の先端付近まで存していてもよい。ズレ止め部26を覆う離型シート27は、ズレ止め部26を覆うことができる大きさを有し、外装材5に離型シート固定部28で接着して用いる。
上記離型シート27は、一般のナプキンの剥離シートと同様な材料のものを用いることができ、具体的には、グラシン紙、ポリエチレンフィルム、シリコーン処理剤の塗工量が例えば坪量が0.1g/mないし5g/mの剥離処理した上質紙、それらの複合物等が挙げられる。この剥離処理は、公知の手法を用いて行うことができる。さらに離型シート27は、その外形がズレ止め部26を被覆する大きさであればよく、その形状は問わない。
第一露出領域31の縦方向における長さと、他方端部5bを含む領域32との縦方向における長さとは、第1露出領域31の方が長い方が好ましい。これは、開封誘導部4を破断して開封し、ナプキン20を展開する際に、まず、第1露出領域31を展開した後に、他方端部5bを含む領域33を展開することになるのは、その展開操作の容易性が高まるためである。第1露出領域31のナプキン20の第1露出領域側の端部20aと、他方端部5bとの間は適度な距離で離間していると、開封する際の両手の動作に干渉が生じ難くなるため好ましい。具体的に当該距離は、5mm以上20mm以下、更には7mm以上18mm以下であることが好ましい。
ナプキン20では、他方端部5bを含む領域33の外装材5が、第1露出領域31側に折り返された状態で、その外装材の他端部5bが第1折り部L1より外面側に露出した状態で存在する。すなわち、図3(c)で第1折り部L1よりも上側に位置する。かつ第1露出領域31内の外装材一端部5aも第1折り部L1より外面側に露出しており、端部同士が接合している。この構成は、熱シールによる封止を行いやすいという観点で好ましい構成である。
ナプキン20が長手方向の両側端から延出する一対のウイング部25を有する場合、ウイング部25の長手方向端部は、第1折り部L1または第2折り部L2で折り畳まれていたほうが良い。これは、折り畳まれている状態において、展開状態に戻ろうとする復元力がナプキン20に貯蔵され、展開するために必要な外力が小さくても開封容易性が高まるからである。
ウイング部25にズレ止め部が設けられている場合(図示せず)、ズレ止め部を保護、被覆しておくために、別途ウイング用離型シートが使用される。この場合、ウイング用離型シートが第1折り部L1及び第2折り部L2で折られていないほうが、安定してズレ止めホットメルトを保護、被覆する観点で好ましい。ウイング用離型シートの長手方向端部を基点にナプキンが折り畳まれているほうが、ナプキンの折り畳み状態における剛性が高く、製品の梱包、販売時における、使用前の予期しない動作負荷に対して、形状安定性が担保される。
ナプキン20が折り畳まれている状態で、離型シート27の長手方向の一端部と、他方端部が重複した状態になっていることが好ましい。このような形態となることで、重複した部分において、ナプキンの折り畳み状態における剛性が高くなり、使用前の予期しない動作負荷における、形状安定性が担保される。
離型シート固定部28は、製品の全体にわたって離間した形で複数箇所存在することが、離型シート27と外装材6とが確実に、しわやたるみなく接着させる点で好ましい。その複数箇所のうち、長手方向のもっとも端部側に位置する離型シート固定部28の接着強度は、他の箇所より高いことが好ましい。このようにすることで、開封誘導部4を開封する際や、ナプキン20を離型シート27からはがす際に、部材やナプキン20への損傷がなく、かつ離型シート27が外装材5から取れることがないという観点で好ましい。接着強度を高くするための方法として、塗布面積を上げるということが考えられる。塗布面積を高くすることで、接着材と外装材との接着面積が増え、接着強度を高めることができる。
包装体封止部16には例えばホットメルト材料が使われるが、このホットメルト材料は着色されていることが好ましい。着色されていることで、第1露出領域31の外装材端部を明示することができ、製品としての密封度合いが担保されていることを、使い手に訴求しやすいという効果がある。着色ホットメルトは、インクや顔料を添加する系もあるが、ホットメルト成分元来の可視吸収領域に大きな吸光スペクトルが特徴的に存在するものを選定してもよい。例えば、ホットメルトの一主成分であるスチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体ポリマーの水添率を低くする等の手段で、黄味がかったホットメルトを使うことが考えられる。
包装体封止部16がホットメルト材料である場合、包装体封止部はいかなる形状であってもよく、ある一定の幅を有する直線となるコーター塗布であることが多い。またスパイラル塗布、サミット塗布、Ω塗布等の、曲線から構成されるパターンであってもよい。曲線で構成されるパターンであることで、少ない量で効率的に接着することができる点で好ましい。
包装体封止部16とサイド封止部6が重複する領域は、きわめて封止強度が高くなる傾向があり、開封容易性を著しく損なう可能性があるため、封止強度を一定以上上昇しない工夫を施すことが肝要である。サイド封止部6を避ける形で設ける、包装体封止部16上にあるサイド封止部6の幅を小さくするなどが、例として挙げられるが、いずれも重複領域の寸法を小さくすることで、封止強度の著しい上昇を抑制することができる。
また、包装体封止部16又はサイド封止部6を熱シール加工による場合、外装材5の形成材料として、融点の異なる2種類の樹脂を層構造としたものを使うことが好ましい。これにより、シール加工設備に触れる面の外側面を高融点層側、ナプキン20が当接する面の内側面を低融点側とすることで、すなわち、外装材5の外側面をナプキン20が当接する内側面より高融点とすることで、材料溶融によるシール加工設備の汚染を抑えながら、低融点層によるシール接着性確保が可能であり、シール接着性と加工安定性の両立を図ることができる。重複領域34においては高融点層の厚みを小さくする又は設けないことで、更なるシール接着性と加工安定性の両立を図ることができる。
第1露出領域31における外装材5の端部は、開封動作の際に持つ部分であるので、包装体封止部16、サイド封止部6によって封止されていない方が好ましい。そのための手段として、包装体封止部16を外装材5の端部には設けない、サイド封止部6の寸法を小さくする、外装材5の形成材料として融点の異なる2種類の樹脂を層構造としたものを使い端部のみ高融点層の厚みを設ける又は大きくする、等の方法で、封止されていない又は封止強度を弱くすることが、開封容易性の観点で好ましい。
ナプキン20の衣類接触面20sには、衣類との固定目的のズレ止め部26が配されている。固定部においてこのズレ止め部26によって外装材5と直接固定することもできる。このような形態では、ズレ止め部26に離型シート固定部28の機能を併せ持たせ離型シート27を省略できるので、材料コストや製造コストの低減が図れるとともに、構造を簡単にでき好ましい。
上述した実施形態等に関し、さらに以下の付記としての吸収性物品の包装体を開示する。
<1> 吸収性物品が外装材で包装された包装体が第1方向に複数連続した吸収性物品の連続包装体であって、前記連続包装体は、隣り合った前記各包装体間に設けられた切り離し誘導部から前記各包装体が分離可能となされており、前記各包装体には、前記吸収性物品の一部が透けて見える透明部が設けられている吸収性物品の連続包装体。
<2> 前記包装体は、前記第1方向に延びる開封誘導部を有している、前記<1>記載の吸収性物品の連続包装体。
<3> 前記開封誘導部がミシン目である、前記<2>記載の吸収性物品の連続包装体。
<4> 前記吸収性物品は、前記第1方向と交差する第2方向に折り畳まれて収納されており、前記透明部を通して前記吸収性物品の端部が見えるようになされている、前記<1>乃至<3>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<5> 前記包装体の前記第1方向の端部を含む領域に前記透明部が設けられている、前記<1>乃至<4>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<6> 前記吸収性物品と前記包装体とが固定部位によって固定されて、一体となって、折り畳まれており、前記包装体の一端部側を含む領域と他端部側を含む領域が重なった部分で封止されてなる、前記<1>乃至<5>何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<7> 前記吸収性物品の非肌当接面側に、剥離可能に離型シートが設けられている、前記<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<8> 前記離型シートは、前記包装材と接合固定されている、前記<7>記載の吸収性物品の連続包装体。
<9> 前記包装体は、一面側に前記透明部が配され、該透明部と対向する反対面側に不透明部が配されている前記<1>乃至<8>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<10> 前記開封誘導部は前記不透明部に配され、前記透明部を通して該開封用誘導部が見える、前記<9>に記載の吸収性物品の連続包装体。
<11> 前記包装体は、同一面に前記透明部と前記不透明部を備え、該透明部を通して吸収性物品の一部が見える前記<8>または<10>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<12> 前記不透明部には図柄が施されている前記<9>乃至<11>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<13> 前記離型シートには、前記不透明部の図柄とは異なった図柄が施されている、前記<12>記載の吸収性物品の連続包装体。
<14> 前記開封誘導部が前記透明部と前記不透明部の境界線又はその近傍に設けられている前記<9>乃至<13>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<15> 切り離し誘導部がミシン目である、前記<1>〜<14>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<16> 前記透明部の前記第2方向における長さは、前記包装体の前記第2方向の全長の1/5以上4/5以下である、前記<1>乃至<15>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<17> 前記吸収性物品が少なくとも2回折り畳まれており、該吸収性物品の一端部を含む領域が他端部を含む領域よりも外部側に配されており、前記透明部が前記一端部と平面視で重なるように設けられている、前記<4>乃至<16>の何れか1に記載の吸収性物品に連続包装体。
<18> 前記吸収性物品の他端部を含む領域に前記透明部が及んでいる、前記<17>記載の吸収性物品の連続包装体。
<19> 前記包装体の一端部を含む領域が該包装体の露出領域となっており、該露出領域の前記第1方向の長さと、前記包装体の他方端部を含む領域との前記第1方向における長さとは、露出領域の方が長い、前記<6>乃至<18>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
<20> 前記外装材を透明層と不透明層を有する多層構造として、該透明層によって前記透明部を形成する、前記<1>乃至<19>の何れか1に記載の吸収性物品の連続包装体。
1 連続包装体
2 吸収性物品
3 切り離し誘導部
4 開封誘導部
5 外装材
5a 一端部
5b 他方端部
6 サイド封止部
10 包装体
16 包装体封止部
20 ナプキン(吸収性物品)
21 表面シート
22 裏面シート
23 吸収体
24 本体
25 ウイング部
26 ズレ止め部
27 離型シート
28 固定部
31 第1露出領域
32 他端部を含む領域
33 中央領域
34 重複領域
51 一方の面
52 他方の面
51a,52a 透明部
51b,52b 不透明部
D1 第1方向
D2 第2方向
L1 第1折り部
L2 第2折り部

Claims (9)

  1. 吸収性物品が外装材で包装された包装体が第1方向に複数連続した、吸収性物品の連続包装体であって、
    前記連続包装体は、隣り合った前記各包装体間に設けられた切り離し誘導部から各包装体が分離可能となされており、
    前記各包装体には、前記吸収性物品の一部が見える透明部が設けられている吸収性物品の連続包装体。
  2. 前記包装体は、前記包装体が連続する前記第1方向に延びる開封誘導部を有している、請求項1記載の吸収性物品の連続包装体。
  3. 前記吸収性物品は、前記第1方向と交差する第2方向に折り畳まれて収納されており、前記透明部を透して前記吸収性物品の端部が見えるようにされている、請求項1又は2に記載の吸収性物品の連続包装体。
  4. 前記包装体の前記第1方向の端部を含む領域に前記透明部が設けられている、請求項1乃至3の何れか1項記載の吸収性物品の連続包装体。
  5. 前記吸収性物品と前記包装体とが固定部によって固定されて、一体となり折り畳まれており、前記包装体の一端部側を含む領域と他端部側を含む領域が重なった部分で封止されてなる、請求項1乃至4の何れか1項に記載の吸収性物品の連続包装体。
  6. 前記包装体は、一面側に前記透明部が配され、該透明部と対向する反対面側に不透明部が配されている請求項1乃至5の何れか1項に記載の吸収性物品の連続包装体。
  7. 前記包装体を開封する開封誘導部は、前記不透明部に配されており、前記透明部を通して該開封用誘導部が見えるようにされている、請求項6に記載の吸収性物品の連続包装体。
  8. 前記包装体は、同一面に前記透明部と不透明部を備えており、該透明部を通して吸収性物品の一部が見える請求項1乃至5の何れか1項に記載の吸収性物品の連続包装体。
  9. 前記開封誘導部が前記透明部と前記不透明部の境界線又はその近傍に設けられている請求項8に記載の吸収性物品の連続包装体。
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