JP6301425B1 - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイングを備えた吸収性物品について、液体の吸収性の維持及び一対のウイングどうしの接合力を両立する。【解決手段】吸収性物品1は、吸収体30を有する本体部2と、本体部2から幅方向外側Wに延出する第1ウイング41及び第2ウイング42と、本体部30、第1ウイング41及び第2ウイング42の肌面側に設けられた肌面シート10と、第1ウイング41に設けられた引裂誘導部80と、第2ウイング42の下着側に設けられた第2ウイング接合部62と、を有する。第1ウイング41の肌面側の肌面シート10は、本体部2の幅方向の中心CEの肌面シートの密度よりも高い高密度領域Hを有する。高密度領域Hは、幅方向において第1ウイングの引裂誘導部80よりも外側の領域に設けられており、第2ウイング接合部62の領域よりも広い領域を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイングを備えた吸収性物品に関する。
特許文献1は、下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイング(フラップ)を備えた吸収性物品を開示している(特許文献1の図41参照)。下着の非肌面側で一対のウイングどうしを互いに接合させるため、一方のウイングを他方のウイングに固定するための締結要素が設けられている。また、特許文献1では、各ウイングに、前後方向に延びる脆弱線が設けられている。脆弱線は、各ウイングの前後方向の一端側から他端側に連続している。
特表2003−527929号公報
本願の発明者は、特許文献1に記載の吸収性物品について、以下のような課題を発見した。特許文献1に記載の吸収性物品では、吸収性物品の最も肌面側に設けられた1枚の肌面シートが、吸収体と一対のウイングの両方を覆っている。ここで、締結要素による一対のウイングどうしの接合力を向上させるという観点からは、ウイングの肌面側の肌面シートの密度は比較的高い方が好ましい。一方で、体液のような液体を吸収体に効率よく吸収させるという観点からは、吸収体を覆う肌面シートの密度は、比較的小さい方が好ましい。
したがって、特許文献1に記載の吸収性物品では、液体の吸収性及び一対のウイングどうしの接合力を両立することは困難である。よって、下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う一対のウイングを備えた吸収性物品について、液体の吸収性及び一対のウイングどうしの接合力を両立することが望まれる。
一態様に係る吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、吸収体を有する本体部と、前記本体部から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において前記下着の非肌面側で互いに重なり合う一対の第1ウイング及び第2ウイングと、前記本体部、前記第1ウイング及び前記第2ウイングの肌面側に設けられた肌面シートと、前記第1ウイングに設けられ、前記前後方向に延びた引裂誘導部と、前記第2ウイングの下着側に設けられた第2ウイング接合部と、を有する吸収性物品であって、前記第1ウイングの肌面側の前記肌面シートは、前記幅方向に前記一対のウイングと重なる領域内における前記本体部の前記幅方向の中心の前記肌面シートの密度よりも高い高密度領域を有し、前記高密度領域は、前記幅方向において前記第1ウイングの前記引裂誘導部よりも外側の領域に設けられており、前記第2ウイング接合部の領域よりも広い領域を有する。
上記態様に係る吸収性物品によれば、液体の吸収性及び一対のウイングどうしの接合力を両立することができる。
第1実施形態における吸収性物品の展開平面図である。 図1とは反対側から見た吸収性物品の平面図である。 図1のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。 第1実施形態に係る吸収性物品を下着に装着した第1装着状態の非肌面側から見た平面図である。 図1のA−A線を基準とした第1装着状態の吸収性物品の断面図である。 第1実施形態に係る吸収性物品を下着に装着した第2装着状態の非肌面側から見た平面図である。 図1のA−A線を基準とした第2装着状態の吸収性物品の断面図である。 第2装着状態の吸収性物品を取り外す作業を説明するための説明図である。 第2実施形態における吸収性物品の展開平面図である。 図9のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。 第3実施形態における吸収性物品の展開平面図である。 図11のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。
(1)実施形態の概要
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
一態様に係る吸収性物品は、前後方向と、前記前後方向に直交する幅方向と、
吸収体を有する本体部と、前記本体部から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において前記下着の非肌面側で互いに重なり合う一対の第1ウイング及び第2ウイングと、前記本体部、前記第1ウイング及び前記第2ウイングの肌面側に設けられた肌面シートと、前記第1ウイングに設けられ、前記前後方向に延びた引裂誘導部と、前記第2ウイングの下着側に設けられた第2ウイング接合部と、を有する吸収性物品であって、前記第1ウイングの肌面側の前記肌面シートは、前記幅方向に前記一対のウイングと重なる領域内における前記本体部の前記幅方向の中心の前記肌面シートの密度よりも高い高密度領域を有し、前記高密度領域は、前記幅方向において前記第1ウイングの前記引裂誘導部よりも外側の領域に設けられており、前記第2ウイング接合部の領域よりも広い領域を有する。
本態様に係る吸収性物品では、第1ウイングと第2ウイングは、下着に装着された状態において下着の非肌面側で互いに重なり合う。使用者が吸収性物品の使用後に吸収性物品を強く引っ張ることにより、第1ウイングは、引裂誘導部を介して本体部から分離する。これにより、吸収性物品を下着から容易に引きはがすことができる。
また、第1ウイングの肌面側の肌面シートは、幅方向に前記一対のウイングと重なる領域内における本体部の幅方向の中心の肌面シートの密度よりも高い高密度領域を有する。この高密度領域は第2ウイング接合部の領域よりも広い領域を有する。肌面シートの密度が比較的高い高密度領域に第2ウイングの第2ウイング接合部を接合させることによって、第1ウイングと第2ウイングの接合力を向上させることができる。
一方、幅方向に一対のウイングと重なる領域内における本体部の幅方向の中心の肌面シートの密度は、この高密度領域の密度よりも小さいため、体液のような液体は肌面シートを通って吸収体へ通り易い。
よって、本態様に係る吸収性物品は、液体の吸収性の維持及び一対のウイングどうしの接合力を両立することができる。
好ましい一態様によれば、前記第2ウイング接合部は、粘着剤によって構成されており、前記高密度領域の平滑性は、前記幅方向に前記一対のウイングと重なる領域内における前記本体部の前記幅方向の前記中心の前記肌面シートの平滑性よりも高い。
粘着剤は、平滑なシートに接合し易い。よって、高密度領域の平滑性を比較的高くすることにより、一対のウイングどうしの接合力をより向上させることができる。
好ましい一態様によれば、前記肌面シートは、前記本体部の位置に設けられた不織布と、前記高密度領域を構成する紙と、を含む。
本体部の位置における肌面シートが不織布であるため、体液のような液体を吸収体へ通しやすくすることができる。また、紙は粘着剤と接合し易い。よって、高密度領域が紙によって構成されることで、一対のウイングどうしの接合力を向上させることができる。
好ましい一態様によれば、前記高密度領域の表面が離型処理されている。使用者は、一対のウイングを下着の非肌面側で綺麗に接合できなかった場合、一対のウイングどうしの接合をやり直すことがある。ここで、離型処理された肌面シートの表面に付着した粘着剤を剥がしても、粘着剤の粘着力が低下し難い。よって、使用者が、一対のウイングどうしの接合をやり直したとしても、一対のウイング同士をしっかりと接合することができる。
好ましい一態様によれば、前記第1ウイングは、下着側に配置される第1ウイング接合部を有し、前記第1ウイング接合部は、前記高密度領域が存在する領域のみに設けられている。
第1ウイング接合部が、比較的剛性が高い高密度領域が存在する領域のみに設けられているため、第1ウイングを第2ウイングに接合する部分の強度を高めることができる。これにより、第1ウイングの第1ウイング接合部の領域の形状を安定的に維持することができるため、第1ウイング接合部が意図しない箇所に貼り付いてしまうことを抑制し、第1ウイング接合部を正確に第2ウイング又は下着に取り付け易くすることができる。
好ましい一態様によれば、前記引裂誘導部は、前記高密度領域が設けられた領域を通っている。
例えば、包装された吸収性物品の開封時、又は吸収性物品の装着時に、使用者が誤ってウイングを引っ張ることによって、引裂誘導部を介してウイングが意図せず分離することがある。本実施形態では、引裂誘導部は、高密度領域が設けられた領域を通っている。そのため、吸収性物品を下着から取り外すための力よりも十分に弱い力では、引裂誘導部を介してウイングが分離し難くなっている。したがって、ウイングが、意図せず引裂誘導部を介して引き裂かれることを抑制することができる。
(2)吸収性物品の構成
図1〜図3を参照して、一実施形態に係る吸収性物品1について説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。
図1は、第1実施形態に係る吸収性物品1の展開平面図である。図2は、図1とは反対側から見た吸収性物品の展開平面図である。図3は、図1におけるA−A線に沿った断面図である。図1に示す展開平面図は、吸収性物品のウイング4を展開した(折り返していない)展開状態の図である。吸収性物品1としては、パンティーライナー(おりものシート)や生理用ナプキンや失禁パッド等の任意の吸収性物品が想定される。本実施形態では、かかる吸収性物品1として生理用ナプキンが用いられるケースについて説明する。また、本実施の形態の生理用ナプキンは、昼用の生理用ナプキンであるが、夜用の生理用ナプキンであってもよい。
吸収性物品1は、前後方向Lと、前後方向Lに直交する幅方向Wと、厚み方向Tと、を有する。厚み方向Tは、肌対向面側(肌面側)T1及びその反対側である非肌対向面側(非肌面側)T2を有する。前後方向は、吸収性物品の長手方向に沿う方向に相当する。幅方向は、一対のウイングの前後方向の中心同士を結ぶ線に沿う方向に相当する。
吸収性物品1は、吸収体30と、吸収体30よりも肌対向面側に位置する肌面シート10と、吸収体30よりも非肌対向面側に位置する非肌面シート20と、を少なくとも備える。
肌面シート10は、トップシート11とサイドシート12を有する。トップシート11は、吸収体30の肌対向面側を覆う。サイドシート12は、幅方向におけるトップシート11の外側縁を覆い、トップシート11よりも幅方向外側に延出する。肌面シート10は、通常吸収性物品に使用されているものを使用することができ、例えば、繊維を含むシート材、又は開孔フィルムなどを用いることができる。繊維を含むシート材は、不織布及び紙を用いることができる。
非肌面シート20は、液不透過性のシートである。非肌面シート20は、少なくとも吸収体30の非肌対向面側を覆う。非肌面シート20は、通常吸収性物品に使用されているものを使用することができ、例えば、非通気性や通気性のフィルム、不織布等を用いることができる。
吸収体30は、パルプやSAP等の吸収材料を有する吸収コアと、吸収コアを覆うコアラップと、を有する。吸収体は、通常吸収性物品に使用されているものを使用することができる。例えば、吸収コアは、親水性繊維、高分子吸水ポリマー、またはこれらの組み合わせを用いることができる。例えば、コアラップは、ティッシュ、不織布を用いることができる。
吸収性物品1は、本体部2と、ウイング4と、を有する。本体部2は、吸収性物品1の幅方向Wの中央に位置し、前後方向Lに延びる。ウイング4は、第1ウイング41と第2ウイング42を含む。ウイング4は、本体部2よりも幅方向Wの外側に延出している。具体的には、ウイング4は、前後方向に隣接するウイングの基端部41BE,42BEどうしの間で、ウイングの基端部41BE,42BEよりも幅方向Wの外側に延びた領域によって規定される。
本明細書において、ウイングの基端部41BE,42BEは、ウイングの最も幅方向内側に位置する部分であり、本体部2と交差する部分である。ウイングを下着の非肌対向面側に折り返す際、前後方向Lに隣接するウイングの基端部どうしを結ぶラインで折り曲げられ易くなっている。
本体部2は、トップシート11と、サイドシート12と、非肌面シート20と、吸収体30と、を含む。ウイング4は、サイドシート12と、非肌面シート20と、を有する。ウイング4の前後方向の中心4LCは、着用者の排泄口に対向して配置される排泄口対向域の前後方向の範囲内に位置する。ウイング4は、非肌面シート20側に折り返し可能に構成されており、装着時に下着の非肌対向面側に折り返される。ウイング4の構成については、後述にて詳細に説明する。
図2に示すように、非肌面シート20の非肌対向面(下着側)には、吸収性物品を下着Sに止めるための接合部が設けられている。接合部は、本体部2に配置された本体接合部60と、ウイング4に配置されたウイング接合部61,62,63,64と、を有する。ウイング接合部61,62,63,64は、第1ウイングに設けられた第1ウイング接合部61,63と、第2ウイングに設けられた第2ウイング接合部62,64と、を含む。第1ウイング接合部61,63は、第1外側ウイング接合部61と、第1外側ウイング接合部61よりも幅方向の内側に位置する第1内側ウイング接合部63と、を有していてよい。第2ウイング接合部62,64は、第2外側ウイング接合部62と、第2外側ウイング接合部62よりも幅方向の内側に位置する第2内側ウイング接合部64と、を有していてよい。これらの接合部は、接着剤によって構成されていてもよい。
ウイング4は、第1ウイング41と第2ウイング42を有する。第1ウイング41と第2ウイング42は、下着Sに装着された状態で互いに重なり合う。このために、第1ウイング41の幅方向の長さ(第1ウイング41の基端部41BEから第1ウイング41の外側縁までの長さ)と第2ウイング42の幅方向の長さ(第2ウイング42の基端部42BEから第2ウイング42の外側縁までの長さ)を合わせた合計長さは、第1ウイング41の基端部41BEと第2ウイング42の基端部42BEとの距離よりも長ければよく、好ましくは第1ウイングの基端部41BEと第2ウイング42の基端部42BEとの距離の1.2倍以上である。より好ましくは、第1外側ウイング接合部61は、基端部41BE,42BEを起点に第1ウイング41及び第2ウイング42が非肌面側に折り返された状態で第2ウイング42と重なる位置に設けられており、第2外側ウイング接合部62は、基端部41BE,42BEを起点に第1ウイング41及び第2ウイング42が非肌面側に折り返された状態で第1ウイング41と重なる位置に設けられている。
第1ウイング41は、前後方向Lに延びる引裂誘導部80を有する。引裂誘導部80は、着用者がウイングを容易に引き裂くことができるように構成されている。引裂誘導部80は、具体的には、ミシン目、ウイングの前端縁から後方に向かって凹む凹部、資材の強度を周囲よりも低くした脆弱部、又はこれらの組み合わせによって構成される。ミシン目は、第1ウイング41を構成するサイドシート12及び非肌面シート20を貫通した開口を有する。なお、ウイングの「前端縁」は、ウイングの外縁のうち、ウイングの前側の基端部41BEから幅方向外側に延びる外縁41FEである。また、脆弱部は、第1ウイング41を構成する資材を拡幅することによって当該資材の目付を低下させた部分、非肌面シート20に開口を設けずに肌面シート10に開口を設けることによって周囲と比較して強度を低くした部分、エンボスによって熱及び圧力で資材の強度を低下させた部分を例示できる。
引裂誘導部80の前端縁は、第1ウイング41の前端縁に一致していてよい。引裂誘導部80の前端縁と第1ウイング41の前端縁との距離が4mm以下の場合、引裂誘導部80を介して第1ウイング41を分離し易くすることができる。また、引裂誘導部80は、第1ウイング41の前後方向Lの一端から他端まで延びていてもよい。
第1ウイング41は、力を加えられることによって引裂誘導部80に沿って分断可能に構成されている。したがって、下着に取り付けられた吸収性物品を引っ張ることにより、互いに接合された第1ウイング41及び第2ウイング42のうちの一方(第1ウイング41)が本体部2から分断されるため、吸収性物品1を下着から容易に取り外すことができる。
第1外側ウイング接合部61は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも外側に位置していてよい。第1内側ウイング接合部63は、幅方向Wにおいて引裂誘導部80よりも内側に位置していてよい。
係る吸収性物品では、使用前に第1ウイング41の幅方向Wの外側部が引裂誘導部80を介して意図せず分離されたとしても、本体部2側に残っている第1ウイングの残存部分に、第1内側ウイング接合部63が存在する。したがって、この第1内側ウイング接合部63を下着に取り付けることができる。そのため、第1ウイング41の幅方向Wの側部が引裂誘導部80を介して意図せず引き裂かれたとしても、使用者は吸収性物品1を下着に取り付けて使用することができる。
また、引裂誘導部80が、第1内側ウイング接合部63と第1外側ウイング接合部61との間に挟まれていると、吸収性物品の着用中に第1ウイング41の引裂誘導部80の領域が、下着から浮き上がることが抑制される。これにより、第1ウイング41の引裂誘導部80の領域が、ズボンのようなアウターと擦れることを抑制することができる。その結果、吸収性物品の着用中に、第1ウイングが、意図せず引裂誘導部80を介して引き裂かれることを抑制することができる。
また、第1ウイング41及び第2ウイング42の展開状態において、第1ウイング41の基端部41BEと第2ウイング42の基端部42BEとの距離は、第1ウイング41の基端部41BEと引裂誘導部80との距離と、第2外側ウイング接合部62の外側縁と第2ウイング42の基端部42BEとの距離D14と、の合計値よりも長くてよい。これにより、第1ウイング41及び第2ウイング42が基端部41BE,42BEで非肌面側に折られた後述する第1装着状態において、第2外側ウイング接合部62と引裂誘導部80は幅方向Wに必ず離間する。第2外側ウイング接合部62と引裂誘導部80とが重ならないため、第1ウイング41は、吸収性物品を下着から取り外す際に引裂誘導部80を介して引き裂かれ易く、スムーズに本体部2から分離される。
(3)吸収性物品の取り付け態様及び取り外し態様
図4から図7は、吸収性物品を下着に装着した状態を示す。図4及び図5は、第1ウイング41が第2ウイング42の厚み方向Tの内側に配置されて、吸収性物品1が下着Sに装着された第1装着状態を示している。図6及び図7は、第1ウイング41が第2ウイング42の厚み方向Tの外側に配置されて、吸収性物品1が下着に装着された第2装着状態を示す。図8は、第2装着状態の取り外し態様を模式的に示した図である。なお、図8(A)は、下着Sに取り付けられた吸収性物品1を肌面側から見た平面図である。図8(B)は、下着Sに取り付けられた吸収性物品1を非肌面側から見た平面図である。
図4から図7、図8(A)及び図8(B)に示すように、吸収性物品1が下着Sに装着された状態で、本体部2は、下着Sの肌対向面側に接合され、一対のウイング4は、下着の非肌対向面側に接合されている。より詳細には、第1装着状態では、第1外側ウイング接合部61を介して第1ウイング41と下着Sとが接合され、第2外側ウイング接合部62を介して第1ウイング41と第2ウイング42とが接合されている(図4及び図5参照)。また、第2装着状態では、第2外側ウイング接合部62を介して第2ウイング42と下着Sとが接合され、第1外側ウイング接合部61を介して第1ウイング41と第2ウイング42とが接合されている(図6及び図7参照)。
吸収性物品1を取り外す際に、着用者は、一般に本体部2の前端縁を把持し、当該本体部2の前端縁を下着から離れる方向に引っ張る(図8(C)参照)。一対のウイング4は、下着の非肌対向面側で互いに接合されているため、本体部2が下着から離れるときに下着に接合したままで維持しようとし、本体部2とウイング4の間に引き裂く力がかかる。このウイング4にかかる力は、着用者が把持する前側に強く作用し易い。したがって、第1ウイング41は、引裂誘導部80を介して引き裂かれる(図8(C)及び図8(D)参照)。着用者が更に本体部2を引っ張ると、図8(E)及び図8(F)に示すように、第1ウイング41が前後方向Lに沿って2つに分離される。
第1装着状態において第1ウイング41が2つに分離すると、第1ウイング41の基端部側の一部は、本体部2に連なった状態となる。一方、第1ウイング41の幅方向Wの外側部は、第2外側ウイング接合部62を介して第2ウイング42に連なる。着用者が更に吸収性物品を引っ張ると、第1外側ウイング接合部61と下着が分離するとともに、本体接合部60と下着とが分離し、吸収性物品全体が下着から外される。
また、第2装着状態において第1ウイング41が2つに分離すると、第1ウイング41の基端部側の一部は、本体部2に連なった状態となる。第1ウイング41の幅方向Wの外側部は、第1外側ウイング接合部61を介して第2ウイング42に連なる(図8(F)参照)。着用者が更に吸収性物品を引っ張ると、第2外側ウイング接合部62と下着が分離するとともに、本体接合部60と下着とが分離し、吸収性物品全体が下着から外される。本体部から分離された第1ウイング41が第1外側ウイング接合部61を介して第2ウイング42に連なることで、第1ウイングが床などに落下することを防止することができる。
(4)肌面シートの重量及び平滑性
肌面シート10は、第1ウイング41の領域に、幅方向Wに一対のウイング41,42と重なる領域内における本体部2の幅方向Wの中心CEにおける肌面シート10の密度よりも高い密度を有する高密度領域Hを有する。高密度領域Hは、幅方向Wにおいて第1ウイング41の引裂誘導部80よりも外側の領域に設けられており、少なくとも第2外側ウイング接合部62の領域よりも広い領域を有する。
本実施形態では、サイドシート12の密度がトップシート11の密度よりも高くなっている。すなわち、サイドシート12が高密度領域Hを構成している。
肌面シート10の密度が比較的高い高密度領域Hに第2ウイング42の第2外側ウイング接合部62を接合させること(第1装着状態)によって、第1ウイング41と第2ウイング42の接合力を向上させることができる。
一方、幅方向Wに一対のウイング41,42と重なる領域内における本体部2の幅方向Wの中心CEの肌面シート10(トップシート11)の密度は、この高密度領域Hの肌面シート10(サイドシート12)の密度よりも小さいため、体液のような液体は肌面シート10(トップシート11)を通って吸収体へ通り易い。
よって、本態様に係る吸収性物品1は、液体の吸収性の維持及び一対のウイング41,42どうしの接合力を両立することができる。
また、本実施形態では、肌面シート10は、第2ウイング42の領域にも、本体部2の幅方向Wの中心CEにおける肌面シート10の密度よりも高い密度を有する高密度領域Hを有する。高密度領域H、すなわちサイドシート12の領域は、第2ウイング42全体に設けられており、第1外側ウイング接合部61の領域よりも広い領域を有する。これにより、第1装着状態においても、第1ウイング41と第2ウイング42の接合力を向上させることができる。
第1外側ウイング接合部61及び/又は第2外側ウイング接合部62は、粘着剤によって構成されていてよい。この場合、高密度領域Hの肌面シート10の平滑性は、幅方向Wに一対のウイングと重なる領域内における本体部2の幅方向Wの中心CEの肌面シート10の平滑性よりも高いことが好ましい。粘着剤は、平滑なシートに接合し易いので、高密度領域Hの平滑性を比較的高くすることにより、一対のウイング41,42どうしの接合力をより向上させることができる。
なお、本明細書において、シート表面の平滑性は、以下のように測定される。まず、測定対象のシートを、100mmの長さ及び50mmの幅を有するシート片にカットする。このシート片の平滑性を、自動化表面試験器(カトーテック社/KES-FB4-AUTO-A)の測定テーブルに載せ、しわが生じないように重りで固定する。それから、この自動化表面試験器でシート片の平滑性を測定し、得られた数値を平滑性の指標とする。なお、測定端子の移動方向は、特に制限されないが、測定対象とするシートのMD方向(シート製造時の機械方向)に対する角度が測定対象とするシートごとに変わらないように設定される。例えば、測定端子の移動方向は、シートのMD方向又はCD方向に合わせられていてよい。
第1ウイング接合部61,63は、第1ウイング41の高密度領域Hが存在する領域のみに設けられていることが好ましい。第1ウイング接合部61,63が、比較的剛性が高い高密度領域Hが存在する領域のみに設けられているため、第1ウイング41と第2ウイング42とが互いに接合される部分の強度を高めることができる。これにより、第1ウイング41の第1ウイング接合部61,63の領域の形状を安定的に維持することができるため、第1ウイング接合部61,63が意図しない箇所に貼り付いてしまうことを抑制し、第1ウイング接合部61,63を正確に第2ウイング42や下着に取り付け易くすることができる。
同様に、第2ウイング接合部62,64は、第2ウイング42の高密度領域Hが存在する領域のみに設けられていることが好ましい。
引裂誘導部80は、高密度領域Hが設けられた領域を通っていることが好ましい。例えば、包装された吸収性物品1の開封時、又は吸収性物品1の装着時に、使用者が誤ってウイング41,42を引っ張ることによって、引裂誘導部80を介して第1ウイング41が意図せず分離することがある。本実施形態では、引裂誘導部80は、高密度領域Hが設けられた領域を通っている。そのため、吸収性物品1を下着から取り外すための力よりも十分に弱い力では、引裂誘導部80を介して第1ウイング41が分離し難くなっている。したがって、第1ウイング41が、意図せず引裂誘導部80を介して引き裂かれることを抑制することができる。
(5)第2実施形態
次いで、図9及び図10に基づいて、第2実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、第2実施形態の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成については、同符号を付し、説明を省略することがある。
図9は、第2実施形態における吸収性物品の展開平面図である。図10は、図9のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。
第2実施形態では、吸収体30の肌対向面側を覆う肌面シート10は、トップシート11から構成されている。トップシート11は、本体部2から第1ウイング41及び第2ウイング42まで延びている。
トップシート11は、第1ウイング41の領域に、幅方向Wに一対のウイング41,42と重なる領域内における本体部2の幅方向Wの中心CEにおけるトップシート11の密度よりも高い密度を有する高密度領域Hを有する。高密度領域Hは、幅方向Wにおいて第1ウイング41の引裂誘導部80よりも外側の領域に設けられており、少なくとも第2外側ウイング接合部62の領域よりも広い領域を有する。
本実施形態では、高密度領域Hは、トップシート11に施されたエンボス15によって構成されている。すなわち、高密度領域Hは、多数のエンボス15によってトップシート11の密度が高められた領域である。このように、第2外側ウイング接合部62が付着する部分においてトップシート11の密度を高くすることで、第1ウイング41と第2ウイング42の接合力を向上させることができる。一方、幅方向Wに一対のウイング41,42と重なる領域内における本体部2の幅方向Wの中心CEのトップシート11の密度は、この高密度領域Hの密度よりも小さいため、体液のような液体はトップシート11を通って吸収体へ通り易い。
また、トップシート11は、第2ウイング42の領域にも、本体部2の幅方向Wの中心CEの密度よりも高い密度を有する高密度領域H(エンボス15が施された領域)を有することが好ましい。
(6)第3実施形態
次いで、図11及び図12に基づいて、第3実施形態に係る吸収性物品について説明する。なお、第3実施形態の説明において、上述の第1実施形態と同様の構成については、同符号を付し、説明を省略することがある。
図11は、第3実施形態における吸収性物品の展開平面図である。図12は、図11のA−A線に沿った吸収性物品の断面図である。
第3実施形態では、肌面シート10は、少なくとも、本体部2の位置に設けられた不織布(トップシート)11と、高密度領域Hを構成する紙13と、を含む。すなわち、紙13の密度は、不織布(トップシート)11の密度よりも高い。紙13は、第1ウイング41に設けられている。不織布(トップシート)11は、本体部2の幅方向における中心CEで肌対向面側に露出している。
より具体的には、肌面シート10は、トップシート11、サイドシート12及び紙13を有する。サイドシート12は、幅方向におけるトップシート11の外側縁と、幅方向における紙13の内側縁と、を覆う。
高密度領域Hを構成する紙13は、幅方向Wにおいて第1ウイング41の引裂誘導部80よりも外側の領域に設けられており、少なくとも第2外側ウイング接合部62の領域よりも広い領域を有する。このように、第2外側ウイング接合部62が付着する部分において肌面シート(紙13)の密度を高くすることで、第1ウイング41と第2ウイング42の接合力を向上させることができる。一方、幅方向Wに一対のウイング41,42と重なる領域内における本体部2の幅方向Wの中心CEのトップシート11の密度は、この高密度領域Hの密度よりも小さいため、体液のような液体はトップシート11を通って吸収体へ通り易い。
第3実施形態では、本体部2の位置における肌面シート(トップシート11)が不織布であるため、体液のような液体を吸収体へ通しやすくすることができる。また、紙13は粘着剤と接合し易い。高密度領域Hが紙13によって構成されることで、一対のウイング41,42どうしの接合力をより向上させることができる。
また、第2ウイング42の領域にも、本体部2の幅方向Wの中心CEの密度よりも高い密度を有する紙13が設けられていることが好ましい。
第1外側ウイング接合部61及び/又は第2外側ウイング接合部62は、粘着剤によって構成されていることが好ましい。粘着剤は、不織布よりも紙に接合し易いため、一対のウイング41,42どうしの接合力を高めることができるからである。
さらに、高密度領域Hの表面、すなわちウイング41,42に設けられた紙13の肌対向面側の表面が離型処理されていることが好ましい。すなわち、紙13の表面に離型処理層14が設けられていてよい。離型処理層14は、例えば紙13の表面に施されたシリコーン塗布層であってよい。
使用者は、一対のウイング41,42を下着の非肌対向面側で綺麗に接合できなかった場合、一対のウイング41,42どうしの接合をやり直すことがある。ここで、離型処理された紙13の表面に付着した粘着剤を剥がしても、粘着剤の粘着力が低下し難い。よって、使用者が、一対のウイング41,42どうしの接合をやり直したとしても、一対のウイング41,42同士をしっかりと接合することができる。
第1外側ウイング接合部61及び/又は第2外側ウイング接合部63は、高密度領域H、すなわち紙13が存在する領域のみに設けられていることが好ましい。さらに、引裂誘導部80は、高密度領域H、すなわち紙13が設けられた領域を通っていることが好ましい。
(7)その他の形態
上述したように、本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
例えば、上記の第1〜第3実施形態で説明した各特徴は、互いに置き換え、又は組み合わせられる。
1 :吸収性物品
2 :本体部
4 :ウイング
41 :第1ウイング
42 :第2ウイング
10 :肌面シート
11 :トップシート
12 :サイドシート
13 :紙
61 :第1外側ウイング接合部
62 :第2外側ウイング接合部
63 :第1内側ウイング接合部
64 :第2内側ウイング接合部
80 :引裂誘導部
H :高密度領域

Claims (5)

  1. 前後方向と、
    前記前後方向に直交する幅方向と、
    吸収体を有する本体部と、
    前記本体部から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において前記下着の非肌面側で互いに重なり合う一対の第1ウイング及び第2ウイングと、
    前記本体部、前記第1ウイング及び前記第2ウイングの肌面側に設けられた肌面シートと、
    前記第1ウイングに設けられ、前記前後方向に延びた引裂誘導部と、
    前記第2ウイングの下着側に設けられた第2ウイング接合部と、を有する吸収性物品であって、
    前記第1ウイングの肌面側の前記肌面シートは、前記幅方向に前記一対のウイングと重なる領域内における前記本体部の前記幅方向の中心の前記肌面シートの密度よりも高い高密度領域を有し、
    前記高密度領域は、前記幅方向において前記第1ウイングの前記引裂誘導部よりも外側の領域に設けられており、前記第2ウイング接合部の領域よりも広い領域を有
    前記肌面シートは、前記本体部の位置に設けられた不織布と、前記高密度領域を構成する紙と、を含む、吸収性物品。
  2. 前後方向と、
    前記前後方向に直交する幅方向と、
    吸収体を有する本体部と、
    前記本体部から幅方向外側に延出し、下着に装着された状態において前記下着の非肌面側で互いに重なり合う一対の第1ウイング及び第2ウイングと、
    前記本体部、前記第1ウイング及び前記第2ウイングの肌面側に設けられた肌面シートと、
    前記第1ウイングに設けられ、前記前後方向に延びた引裂誘導部と、
    前記第2ウイングの下着側に設けられた第2ウイング接合部と、を有する吸収性物品であって、
    前記第1ウイングの肌面側の前記肌面シートは、前記幅方向に前記一対のウイングと重なる領域内における前記本体部の前記幅方向の中心の前記肌面シートの密度よりも高い高密度領域を有し、
    前記高密度領域は、前記幅方向において前記第1ウイングの前記引裂誘導部よりも外側の領域に設けられており、前記第2ウイング接合部の領域よりも広い領域を有し、
    前記引裂誘導部は、前記高密度領域が設けられた領域を通っている、吸収性物品。
  3. 前記第2ウイング接合部は、粘着剤によって構成されており、
    前記高密度領域の平滑性は、前記幅方向に前記一対のウイングと重なる領域内における前記本体部の前記幅方向の前記中心の前記肌面シートの平滑性よりも高い、請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 前記高密度領域の表面が離型処理されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の吸収性物品。
  5. 前記第1ウイングは、下着側に配置される第1ウイング接合部を有し、
    前記第1ウイング接合部は、前記高密度領域が存在する領域のみに設けられている、請求項1から4のいずれか1項に記載の吸収性物品。
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