JP2008148799A - 吸収性物品の包装構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】吸収性物品を清拭シートと共に包装材によって包装してなる吸収性物品の包装構造において、清拭シートの作業性に優れた吸収性物品の包装構造を提供すること。
【解決手段】縦長の吸収性本体14、及び該吸収性本体14を着衣に固定する粘着部(本体粘着部16、ウイング部粘着部17)を有する吸収性物品1を、清拭シート3と共に包装材2によって包装してなる吸収性物品の包装構造であって、前記清拭シート3を、前記粘着部に剥離可能に粘着させる。
【選択図】図2
【解決手段】縦長の吸収性本体14、及び該吸収性本体14を着衣に固定する粘着部(本体粘着部16、ウイング部粘着部17)を有する吸収性物品1を、清拭シート3と共に包装材2によって包装してなる吸収性物品の包装構造であって、前記清拭シート3を、前記粘着部に剥離可能に粘着させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、生理用ナプキン等の吸収性物品を清拭シートと共に包装材によって包装してなる吸収性物品の包装構造に関する。
生理用ナプキン、パンティライナー(おりものシート)、使い捨ておむつ等の吸収性物品は、多くの場合、1個ごと包装材によって個装されて市販されている。
ところで、吸収性物品の着用前に、着用者の肌に付着した排泄物や経血を清拭シートで拭き取ることが行われているが、その際、清拭シートを別途用意する必要があり、不便であった。
ところで、吸収性物品の着用前に、着用者の肌に付着した排泄物や経血を清拭シートで拭き取ることが行われているが、その際、清拭シートを別途用意する必要があり、不便であった。
このような不便を解消するために、包装材からなる包装袋の中に、吸収性物品と共に清拭シートを同梱する技術が開示されている(例えば、特許文献1,2参照)
しかし、特許文献1,2に記載の技術においては、清拭シートを使用する前に、包装袋を開封する作業と包装袋から清拭シートを取り出す作業が必要であり、作業効率が高くなかった。清拭シートによる拭き取り、ナプキン等の装着は、できる限り手早く行われることが望ましく、これら一連の作業をスムーズに行うことのできる技術が要望されていた。
従って、本発明の目的は、吸収性物品を清拭シートと共に包装材によって包装してなる吸収性物品の包装構造において、清拭シートの作業性に優れた吸収性物品の包装構造を提供することにある。
本発明は、縦長の吸収性本体、及び該吸収性本体を着衣に固定する粘着部を有する吸収性物品を、清拭シートと共に包装材によって包装してなる吸収性物品の包装構造であって、前記清拭シートは、前記粘着部に剥離可能に粘着されている吸収性物品の包装構造を提供することにより、上記の目的を達成したものである。
本発明の吸収性物品の包装構造は、清拭シートが、ナプキン等の吸収性物品に配されているズレ止め用の粘着部に剥離可能に直接粘着されているため、清拭シートの取り出し作業を簡便に行うことができ、清拭シートの作業性に優れている。
以下、本発明の吸収性物品の包装構造を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。
本発明の第1実施形態としての吸収性物品の包装構造は、図1に示すように、生理用ナプキン1を清拭シート(図1では図示せず)と共に包装材2によって包装してなる生理用ナプキンの包装構造10である。
本発明の第1実施形態としての吸収性物品の包装構造は、図1に示すように、生理用ナプキン1を清拭シート(図1では図示せず)と共に包装材2によって包装してなる生理用ナプキンの包装構造10である。
第1実施形態における生理用ナプキン1(以下、ナプキン1ともいう)は、図2及び図3に示すように、肌当接面を構成する表面シート11、非肌当接面を構成する裏面シート12及びこれらの間に介在する吸収層としての液保持性の吸収体13を具備し、実質的に縦長の形状を有している。
ナプキン1は、図3に示すように、長手方向の一端部から他端部に向かって順に、着用時に着用者の腹部寄りの位置に配される前方部A、着用者の液排泄部に対向配置される排泄部対向部B及び着用者の背中寄りの位置に配される後方部Cを有している。
ナプキン1は、図3に示すように、長手方向の一端部から他端部に向かって順に、着用時に着用者の腹部寄りの位置に配される前方部A、着用者の液排泄部に対向配置される排泄部対向部B及び着用者の背中寄りの位置に配される後方部Cを有している。
ナプキン1は、その幅方向の中央部分に、表面シート11、吸収体13及び裏面シート12がこの順に積層された構成の吸収性本体14を有し、該吸収性本体14の左右両側に、吸収体13の両側縁から延出した表面シート11及び裏面シート12により形成されたフラップ部を有している。
前記フラップ部は、排泄部対向部Bにおいてナプキン1の幅方向の外方に向かって大きく張り出しており、これにより吸収性本体14の左右両側に、一対のウイング部15,15が延設形成されている。
前記フラップ部は、排泄部対向部Bにおいてナプキン1の幅方向の外方に向かって大きく張り出しており、これにより吸収性本体14の左右両側に、一対のウイング部15,15が延設形成されている。
尚、本明細書において、肌当接面は、平面状に拡げた吸収性物品の両面のうち、着用時に着用者の肌側に向けられる面であり、非肌当接面は、平面状に拡げた吸収性物品の両面のうち、着用時にショーツ等の下着側(着用者の肌側とは反対側)に向けられる面である。肌当接面には、吸収性本体14の表面シート11側の面やウイング部15の表面シート11側の面が含まれ、非肌当接面には、吸収性本体14の裏面シート12側の面(後述する本体粘着部16が設けられている面)やウイング部15の裏面シート12側の面(後述するウイング部粘着部17が設けられている面)が含まれる。
ナプキン1は、吸収性本体14(ナプキン1)をショーツ等の下着(着衣)に固定するための粘着固定部を有している。
具体的には、図3に示すように、吸収性本体14の非肌当接面側の面に、粘着剤の塗工により形成された本体粘着部16が設けられており、また、一対のウイング部15,15それぞれの非肌当接面側の面に、粘着剤の塗工により形成されたウイング部粘着部17が設けられている。
具体的には、図3に示すように、吸収性本体14の非肌当接面側の面に、粘着剤の塗工により形成された本体粘着部16が設けられており、また、一対のウイング部15,15それぞれの非肌当接面側の面に、粘着剤の塗工により形成されたウイング部粘着部17が設けられている。
本体粘着部16は、ナプキン1の幅方向中央部に、ナプキン1の長手方向を長辺とする長方形状に形成されている。また、本体粘着部16は、ナプキン1の長手方向の全長に対して60〜90%程度の長さに亘って連続的に形成されている。
ウイング部粘着部17は、ナプキン1を着衣に固定させるためにウイング部15が裏面シート12側に折り曲げられた際に、着衣の非肌対向面に粘着固定される。
ウイング部粘着部17は、ナプキン1を着衣に固定させるためにウイング部15が裏面シート12側に折り曲げられた際に、着衣の非肌対向面に粘着固定される。
本体粘着部16及びウイング部粘着部17形成用の粘着剤としては、それぞれ、生理用ナプキン等の吸収性物品の粘着部形成用に従来用いられている各種の粘着剤を特に制限なく用いることができ、本体粘着部16とウイング部粘着部17とで、粘着剤の種類が同一であっても異なっていてもよい。
一対のウイング部15,15は、包装構造の内部において(図1に示す包装構造の開封前の状態において)、図4に示すように、吸収性本体14の肌当接面側に折り畳まれている。この結果、該ウイング部15の非肌当接面側の面に設けられたウイング部粘着部17は、吸収性本体14における表面シート11のほぼ真上に位置する。そして、清拭シート3は、この折り畳まれた一対のウイング部15,15におけるウイング部粘着部17,17に剥離可能に粘着されている。清拭シート3については後述する。
包装材2は、包装構造10の外面を形成するものであり、吸収性本体14よりも大きく且つ吸収性本体14の長手方向に長い長方形形状のシートである。包装材2は、吸収性本体14の非肌当接面側の面に、本体粘着部16を介して剥離可能に粘着されており、吸収性本体14の該非肌当接面側の面の全面を被覆している。包装材2がこのように配されていることにより、該包装材2は、本体粘着部16の保護部材としても機能する。
また、包装材2の幅方向に沿う一方の端縁(ナプキン1の前方部A側の端縁)には、感圧接着式の公知のタブテープ21が設けられている。
また、包装材2の幅方向に沿う一方の端縁(ナプキン1の前方部A側の端縁)には、感圧接着式の公知のタブテープ21が設けられている。
包装材2としては、例えば、ポリプロピレン、低密度ポリエチレン、ポリビニルアルコール、不織布又は紙、及びこれらの複合材料、SMS不織布を基材シートとして片面又は両面に剥離処理を施したもの等を用いることができる。該剥離処理は、該基材シートの全面に施してもよく、本体粘着部16を被覆する部分のみに施してもよい。該剥離処理としては、例えば、シリコーン樹脂系のものを塗布して加熱乾燥や紫外線処理する方法、スプレーによる吹きつけや各種コーターによる薄い皮膜を形成させる方法等を挙げることができる。
清拭シート3について説明する。上述の如き構成の吸収性物品を清拭シートと共に包装材によって包装してなる本発明の吸収性物品の包装構造においては、該清拭シートは、該吸収性本体を着衣に固定するために設けられた粘着部に剥離可能に粘着されている。第1実施形態の吸収性物品の包装構造10において、清拭シート3は、上述したように、吸収性本体14の肌当接面側に折り畳まれた一対のウイング部15,15(図4参照)上に位置し、一対の該ウイング部15,15におけるウイング部粘着部17,17に剥離可能に粘着されることにより、図2に示すように配されている。
清拭シート3は、ナプキン1の着用前に着用者の肌に付着した排泄物や経血を拭き取るためのものであり、第1実施形態においては不織布から形成されている。清拭シート3は、図2に示す如く粘着部に粘着されている状態においては薬液等を含んでおらず、乾燥した状態にある。清拭シート3は、この乾燥状態のままで使用してもよく、また、粘着部から引き剥がした後、市販の清拭剤を適宜付与し湿潤状態としてから使用してもよい。
清拭シート3は、包装構造の内部において(図1に示す包装構造の開封前の状態において)、その端部が吸収性本体14の端部を越えて吸収性本体外方に飛び出さないように、換言すれば、粘着部に粘着されている状態の清拭シート3の全体が吸収性本体14上に位置する(この場合、該清拭シート3が吸収性本体14の肌当接面側にあるか非肌当接面側にあるかは問わない)ように配されていることが、コンパクトな包装構造を得る点で好ましい。従って、清拭シート3が吸収性本体14よりも大きい場合は、上記の配置形態が得られるように該清拭シート3を適宜折り畳むことが好ましい。
第1実施形態の清拭シート3は、適宜折り畳まれた形態でウイング部粘着部17,17に粘着されている。即ち、第1実施形態においては、図5(a)に示すように、細長い帯状の清拭シート3を、シートの長手方向中央部を折り線L1として2つ折りして、シートの長手方向両端部を重ね合わせた後、図5(b)に示すように、この2つ折りされたシートを、上記折り線L1が形成された部分と上記重ね合わされた長手方向両端部L2とを該シートの長手方向中央部で突き合わせるように折り曲げることにより、清拭シート3を、図5(c)に示すようなコンパクトに折り畳まれた形態としている。そして、この折り畳まれた形態の清拭シート3を、上記突き合わせ部分L1−L2が吸収性本体14の肌当接面側の面と対向し、且つ上記折り線L1が吸収性本体14の長手方向に沿うように、吸収性本体14の肌当接面側に折り畳まれた一対のウイング部15,15におけるウイング部粘着部17,17(図4参照)に粘着させている。
清拭シート3としては、風合いに優れ、また、上述の粘着部から剥離する際に破損することのない強度を有するものが好ましく用いられる。適度な液を含浸可能な素材であれば良く、具体的にはパルプとレーヨンとからなる繊維を水流交絡により成形されたスパンレース不織布等が好ましい材料として挙げられるが、さらにポリエチレンやポリプロピレンシートとラミネート処理を実施したものを用いてもよい。
第1実施形態の包装構造10は、縦長の吸収性本体14を有するナプキン1を、包装材2と共にナプキン長手方向に折り畳み、該包装材2の所定箇所を封止することにより得られ、例えば下記のようにして得られる。
先ず、図4に示すように、ナプキン1を包装材2上に載置する。一対のウイング部15,15は、吸収性本体14の両側縁に沿って吸収性本体14の肌当接面側(表面シート11側)に折り曲げておく。
次に、図5(c)に示す如く折り畳まれた形態の清拭シート3を、吸収性本体14の肌当接面側に折り畳まれた一対のウイング部15,15におけるウイング部粘着部17,17上に、上述したように載置して粘着させる。こうして図2に示す展開状態の包装構造10が得られる。
先ず、図4に示すように、ナプキン1を包装材2上に載置する。一対のウイング部15,15は、吸収性本体14の両側縁に沿って吸収性本体14の肌当接面側(表面シート11側)に折り曲げておく。
次に、図5(c)に示す如く折り畳まれた形態の清拭シート3を、吸収性本体14の肌当接面側に折り畳まれた一対のウイング部15,15におけるウイング部粘着部17,17上に、上述したように載置して粘着させる。こうして図2に示す展開状態の包装構造10が得られる。
そして、図2に示す展開状態から、図6に示すように、ナプキン1を、排泄部対向部Bと後方部Cとの境界部付近において、包装材2と共に長手方向に折り曲げ、次いで、該排泄部対向部Bと前方部Aとの境界部付近において、包装材2と共に長手方向に折り曲げる。ナプキン1は、このようにして、排泄部対向部Bの肌当接面側の面上に清拭シート3が載置された状態で、包装材2と共に長手方向に折り畳まれてコンパクトな形態となる。
そして、折り畳まれた状態のナプキン1の両側縁から幅方向外方に延出する包装材2の両側部2a,2aをエンボス加工等の公知の接合方法により封止すると共に、包装材2の端縁部をタブテープ21で所定箇所に止着することにより、図1に示すようなナプキン1の包装構造10が得られる。
第1実施形態の包装構造10を使用する際には、図1に示す状態からタブテープ21を摘んで引っ張り、両側部2a,2aの封止部を引き剥がして図2に示す展開状態とした後、折り畳まれた形態の清拭シート3を摘んでウイング部粘着部17,17から引き剥がす。この作業によって、図4に示す展開状態が形成される。こうして包装構造10から取り出された清拭シート3は、適宜展開した状態で常法通り使用することができ、必要に応じ市販の清拭剤を付与して湿潤状態としてから使用してもよい。
清拭シート3による経血等の拭き取り作業終了後は、ナプキン1の装着を行う。その際は、図4に示す展開状態から包装材2を引き剥がし、残ったナプキン1における折り畳まれた一対のウイング部15,15を展開させて、ナプキン1を図3に示す如き展開状態にする。そして、この展開状態のナプキン1を、図示しないショーツのクロッチ部に載置し、吸収性本体14を本体粘着部16を介して該クロッチ部上に固定する。次いで、一対のウイング部15,15を、クロッチ部の両側縁に沿って折り曲げ、ウイング部粘着部17,17を介して該クロッチ部の非肌対向面に固定する。こうしてナプキン1をショーツに装着して使用することができる。
以上の構成を有する第1実施形態の生理用ナプキンの包装構造10によれば、包装構造の内部において(図1に示す包装構造の開封前の状態において)、清拭シート3がウイング部粘着部17,17に剥離可能に粘着されているため、清拭シートの取り出し作業を簡便に行うことができ、清拭シートの作業性に優れている。また、清拭シート3がウイング部粘着部17,17の保護部材としても機能するため、該粘着部を保護するためだけに使われる部材(例えば剥離シート)を使用する必要が無く、製造コストの点や、包装構造の使用後に出るゴミの量の少なさの点などにおいて有利である。
図7は、本発明の第2実施形態を示す図である。第2実施形態については、上述した第1実施形態の包装構造10と異なる構成部分を主として説明し、同様の構成部分は同一の符号を付して説明を省略する。特に説明しない構成部分は、第1実施形態の包装構造10についての説明が適宜適用される。
第2実施形態の吸収性物品の包装構造10は、主として清拭シートの収納位置の点で、上述した第1実施形態と異なる。即ち、第2実施形態においては、清拭シート3は、第1実施形態のようにウイング部粘着部(図示せず)に剥離可能に粘着されておらず、その代わりに図7に示すように、吸収性本体14の非肌当接面側(裏面シート12側)に設けられた本体粘着部16に剥離可能に粘着されている。尚、図示はしていないが、第2実施形態においても、上述した第1実施形態におけるウイング部粘着部17,17と同様の粘着部が設けられており、該粘着部の保護部材としては、清拭シート3とは別体の従来公知の剥離シートが用いられている。
第2実施形態においては、図7に示すように、清拭シート3は、吸収性本体14の非肌当接面(裏面シート12)の全面を被覆する包装材2と該非肌当接面との間に位置し、本体粘着部16の一部(本体粘着部の長手方向の両端縁部)が露出するように該本体粘着部16に剥離可能に粘着されている。該清拭シート3は、長方形形状のシートであり、その長手方向及び幅方向の長さは何れも吸収性本体14より短く、さらに該長手方向の長さは、本体粘着部16の長手方向の長さよりも短い。斯かる形状及び大きさを有する清拭シート3を、図7に示す如く該清拭シート3の長手方向を吸収性本体14の長手方向に一致させて該吸収性本体14のほぼ中央部に載置し、縦長の本体粘着部16に粘着させることにより、粘着された該清拭シート3の長手方向両端部から該本体粘着部16が延出するように露出し、この露出した本体粘着部16に対して、該清拭シート3上に位置する包装材2が剥離可能に粘着されている。即ち、第2実施形態においては、本体粘着部16の一部(本体粘着部の中央部)は、清拭シート3と剥離可能に粘着しており、該本体粘着部16における該清拭シート3と粘着していない残りの部分(本体粘着部の長手方向の両端縁部)は、包装材2と剥離可能に粘着している。
第2実施形態の包装構造10を使用する際には、図7に示す展開状態において包装材2を本体粘着部16から引き剥がした後、露出した清拭シート3を摘んで本体粘着部16から引き剥がす。こうして取り出した清拭シート3を使用した後は、図示しないウイング部粘着部保護用の剥離シートを取り除き、常法通りナプキン1をショーツ等の着衣に装着する。
第2実施形態の包装構造10によれば、第1実施形態と同様に、清拭シートの取り出し作業を簡便に行うことができ、清拭シートの作業性に優れているという効果が奏される。
第2実施形態の包装構造10によれば、第1実施形態と同様に、清拭シートの取り出し作業を簡便に行うことができ、清拭シートの作業性に優れているという効果が奏される。
上述した各実施形態における各部(表面シート、裏面シート、吸収体等)の形成材料としては、生理用ナプキン等の吸収性物品の包装構造に、従来用いられているものを特に制限なく用いることができる。例えば、裏面シートとしては、樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布等との積層体等を用いることができる。
本発明の吸収性物品の包装構造は、上述した実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
例えば、ウイング部15は、吸収性本体14の構成部材(表面シート11、裏面シート12)を延出させて形成されたものに代えて、別材を吸収性本体14に固定して形成することもできる。
また、包装材2の形状は、吸収性物品の包装が可能であればよく、特に制限されない。
また、本発明における吸収性物品は、生理用ナプキンの他、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の他の吸収性物品であってもよい。
例えば、ウイング部15は、吸収性本体14の構成部材(表面シート11、裏面シート12)を延出させて形成されたものに代えて、別材を吸収性本体14に固定して形成することもできる。
また、包装材2の形状は、吸収性物品の包装が可能であればよく、特に制限されない。
また、本発明における吸収性物品は、生理用ナプキンの他、パンティライナー(おりものシート)、失禁パッド等の他の吸収性物品であってもよい。
また、本発明に係る粘着部の形状は、着衣固定用及び清拭シート粘着用として使用可能であればよく、特に制限されない。また、粘着部は、所定箇所に1つだけ設けられていてもよく、複数に分割されて設けられていてもよい。例えば、本体粘着部16は、ナプキン1の長手方向及び/又は幅方向において複数に分割されていてもよい。
また、前記第2実施形態においては、清拭シート3は本体粘着部16の一部が露出するように該本体粘着部16に粘着されていたが、本体粘着部16の全部に清拭シート3を粘着させてもよく、この場合、本体粘着部16以外に、包装材3とナプキン1とを剥離可能に粘着させる手段を別途設けることができる。
また、前記第2実施形態においては、清拭シート3は本体粘着部16の一部が露出するように該本体粘着部16に粘着されていたが、本体粘着部16の全部に清拭シート3を粘着させてもよく、この場合、本体粘着部16以外に、包装材3とナプキン1とを剥離可能に粘着させる手段を別途設けることができる。
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
10 生理用ナプキンの包装構造(吸収性物品の包装構造)
11 表面シート(肌当接面)
12 裏面シート(非肌当接面)
13 吸収体(吸収層)
14 吸収性本体
15 ウイング部
16 本体粘着部
17 ウイング部粘着部
2 包装材
3 清拭シート
A 前方部
B 排泄部対向部
C 後方部
10 生理用ナプキンの包装構造(吸収性物品の包装構造)
11 表面シート(肌当接面)
12 裏面シート(非肌当接面)
13 吸収体(吸収層)
14 吸収性本体
15 ウイング部
16 本体粘着部
17 ウイング部粘着部
2 包装材
3 清拭シート
A 前方部
B 排泄部対向部
C 後方部
Claims (4)
- 縦長の吸収性本体、及び該吸収性本体を着衣に固定する粘着部を有する吸収性物品を、清拭シートと共に包装材によって包装してなる吸収性物品の包装構造であって、
前記清拭シートは、前記粘着部に剥離可能に粘着されている吸収性物品の包装構造。 - 前記吸収性物品は、前記吸収性本体の左右両側に延設された一対のウイング部を有しており、一対の該ウイング部それぞれの非肌当接面側の面に前記粘着部が設けられており、一対の該ウイング部は該吸収性本体の肌当接面側に折り畳まれており、
前記清拭シートは、折り畳まれた一対の前記ウイング部における前記粘着部に剥離可能に粘着されている請求項1記載の吸収性物品の包装構造。 - 前記吸収性本体の非肌当接面側の面に前記粘着部が設けられており、前記清拭シートは、該粘着部に剥離可能に粘着されている請求項1記載の吸収性物品の包装構造。
- 前記清拭シートは、前記粘着部の一部が露出するように該粘着部に剥離可能に粘着されている請求項3記載の吸収性物品の包装構造。
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