JP2010279606A - 吸収性製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】拭き取りシートとして使用可能であり、包装の際に粘着剤が不要であり、且つ、包装された吸収性物品を湿気から防護可能な吸収性製品を提供する。
【解決手段】トップシート1とバックシート2との間に吸収体3が介在された吸収性物品本体100を個包装材30で包み、個包装材30の封止部分30bを相互に接合することで個包装した吸収性製品であって、個包装材30は、吸湿材10〜90重量%及び熱可塑性繊維10〜90重量%を含む単層の不織布から成るか、又は、少なくとも最内面の層を、吸湿材10〜90重量%及び熱可塑性繊維10〜90重量%を含む不織布層とされた複数層のシートから成るものであり、個包装材30の封止部分30bの接合を、熱可塑性繊維を溶着させることによって行った吸収性製品とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッドなどの吸収性製品に関する。
近年、手軽に携帯できるという理由で、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッドなどの一部の吸収性物品本体を個包装して成る吸収性製品が一般的となっている。吸収性物品本体を個包装する個包装材の例として、フィルム製の個包装材や、不織布製の個包装材や、フィルムと不織布とを重ね合わせることで構成された個包装材などが過去に提案されている。その中でも特に、不織布製の個包装材は、吸収性物品本体から分離した後に、肌に付着した排泄物を拭き取ることのできる拭き取りシートとして利用できるという利点を有しており、資源節約の観点から近年ニーズが高まっている。
特開平5−103814号公報 特開平7−88129号公報 特開2002−645号公報 特表2004−531336号公報 特開2004−10082号公報
しかしながら、一般的な合成繊維から成る不織布で構成された個包装材では、外部の湿気が繊維間を通過して内部に到達してしまい、吸収性物品本体の性能が低下してしまうという問題があった。
これに対して、上記特許文献5に示されるような、不織布にフィルムが積層された個包装材が提案されている。このような個包装材では、外部の湿気が繊維間を通過して内部に到達してしまうことがない。しかし、不織布にフィルムが積層された個包装材は、外部の湿気が内部に入り込まないものの、吸収性物品本体をフィルムで包んでいるため、包装内部こもってしまった湿気によって、吸収性物品本体の性能が低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明の主たる課題は、拭き取りシートとして使用可能であり、包装の際に粘着剤が不要であり、且つ、包装された吸収性物品を湿気から防護可能な吸収性製品を提供することにある。
次に、上記課題を解決するための手段とそれらの作用効果を示す。
〔請求項1に係る発明〕
トップシートとバックシートとの間に吸収体が介在された吸収性物品本体を個包装材で包み、個包装材の封止部分を相互に接合することで個包装した吸収性製品であって、
個包装材は、吸湿材10〜90重量%及び熱可塑性繊維10〜90重量%を含む単層の不織布から成るか、又は、少なくとも最内面の層を、吸湿材10〜90重量%及び熱可塑性繊維10〜90重量%を含む不織布層とされた複数層のシートから成るものであり、
個包装材の封止部分の接合を、熱可塑性繊維を溶着させることによって行った、ことを特徴とする吸収性製品。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、個包装材が、吸湿材10〜90重量%を含む単層の不織布、又は、少なくとも最内面の層を、吸湿材10〜90重量%を含む不織布とされた複数層構造とされているため、繊維間を通過する外部の湿気を吸湿材で吸湿することが可能となっており、吸収性物品本体に湿気が到達してしまうことがない。そのため、本請求項に係る発明は、湿気によって吸収性物品本体の性能が低下してしまうことを防止することができるようになっている。
また、本請求項に係る発明は、個包装材である不織布が吸湿材10〜90重量%を含み、且つ、熱可塑性繊維10〜90重量%を含んでおり、拭き取りシートとして利用する際に、水分を吸湿材で吸収し、固形の汚れを合成繊維で絡め取ることができるようになっている。このため、吸収性物品本体を個包装材から取出した後には、個包装材を拭き取りシートとしても好適に使用することができる。
さらに、本請求項に係る発明では、熱可塑性繊維10〜90重量%を含む単層の不織布、又は、少なくとも最内面の層を、熱可塑性繊維10〜90重量%を含む不織布とされた複数層構造とされているため、熱融着が可能となっている。このため、吸湿機能を備え、且つ、拭き取りシートとして使用可能であると共に、包装の際に粘着剤を使用する必要がない。
〔請求項2に係る発明〕
個包装材の不織布層における外面側よりも内面側の方が吸湿材を多く含んでいる、請求項1に記載の吸収性製品。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、不織布における外面側よりも内面側の方が吸湿材を多く含んでいるため、外面側よりも内面側の方が吸水度が高くなる。このように、外面側と内面側で吸水度に差があることによって、不織布を拭き取りシートとして利用する際に、内面側に付着した汚れを含む水分が外面側に浸透しにくくなるため、内面側を拭き取り面として使用した場合に手が汚れにくくなる。
〔請求項3に係る発明〕
個包装材の外面には撥水材が含まれており、個包装材における外面側よりも内面側の方が吸水度が高い、請求項1又は請求項2に記載の吸収性製品。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、個包装材の外面に撥水剤が含まれているため、外部の湿気が個包装材を通過して内部に到達しにくい。また、個包装材の外面に撥水材が含まれており、個包装材における外面側よりも内面側の方が吸水度が高くなっているため、個包装材を拭き取りシートとして利用する際に、内面側に付着した汚れを含む水分が外面側に浸透しにくくなるため、内面側を拭き取り面として使用した場合に手が汚れにくくなる。
〔請求項4に係る発明〕
個包装材が複数層のシートから成り、最外面の層が不透湿性フィルムである、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の吸収性製品。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、個包装材の最外面に不透湿性フィルムが設けられているため、外部の湿気が内部に到達することがない。また、拭き取りシートとして利用する際に、最内面の不織布で構成された層に付着した汚れが不透湿性フィルムによって隔絶されるため、拭き取り時に手が汚れない。
〔請求項5に係る発明〕
吸収性物品本体にはズレ止め粘着部が設けられており、ズレ止め粘着部は離型シートで覆われており、
個包装材と離型シートとは、接着剤によって相互に接着されており、この接着剤は、個包装材と離型シートとを分離した際に、個包装材に付着しない、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の吸収性製品。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、吸収性物品本体にはズレ止め粘着部が設けられており、ズレ止め粘着部は離型シートで覆われており、且つ、個包装材と離型シートとは、接着剤によって相互に接着されている。このため、包装状態で吸収性物品本体が個包装材内部で動き回ってしまい、形がくずれてしまうことがない。そして、個包装材と離型シートとを接着する接着剤は、個包装材と離型シートとを分離した際に、個包装材に付着しないため、個包装材を拭き取りシートと使用する際に、個包装材が接着剤によってべたつくことがなく、拭き取りシートとしての使用を妨げることがない。
〔請求項6に係る発明〕
トップシートと、トップシートの裏面側に配置されたバックシートとの間に吸収体が介在され、ズレ止め粘着部を有する吸収性物品本体と、
ズレ止め粘着部を離型シートと、
吸収性物品本体と離型シートとを一体的に個包装する個包装材とを備えており、
離型シートにおけるズレ止め粘着部側の部分には離型処理が施されており、且つ、離型シートにおける少なくともズレ止め粘着部側の反対側の部分には、吸湿材が含まれている、ことを特徴とする吸収性製品。
(作用効果)
本請求項に係る発明では、離型シートにおけるズレ止め粘着部側の部分には離型処理が施されており、且つ、離型シートにおけるズレ止め粘着部側の反対側の部分には、吸湿材10〜90重量%が含まれているため、離型シートによって吸湿を行うことができる。そして、吸収性物品本体と離型シートとは、個包装材によって一体的に個包装されているため、個包装内部の湿気を離型シートで吸湿し、湿気が吸収性物品本体に到達しにくくなっている。よって、本請求項に係る発明によれば、吸収性物品本体の性能が湿気によって低下してしまうことを防止することができるようになっている。
〔請求項7に係る発明〕
吸湿材が綿繊維である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の吸収性製品。
(作用効果)
柔軟性、保水性が高く、また低コストで調達できるという理由から、本請求項に係る発明のごとく、吸湿材は綿繊維であることが好ましい。
以上のように、本発明によれば、拭き取りシートとして使用可能であり、包装の際に粘着剤が不要であり、且つ、包装された吸収性物品を湿気から防護可能な吸収性製品を提供することができる。
本発明に係る吸収性製品の吸収性物品本体の一例である生理用ナプキンの一部を破断した状態を示す平面図であり、生理用ナプキンの使用面側から見た図である。 図1のA−A矢視に対応する断面図である。 本発明に係る吸収性製品の展開状態を示す平面図であり、生理用ナプキンの使用面側から見た図である。 図3のB−B矢視に対応する断面図である。 図3のC−C矢視に対応する断面図である。 本発明に係る吸収性製品の斜視図である。
〔第1実施形態〕
次に、本発明に係る吸収性製品の第1実施形態を、添付図面を参照しつつ説明する。なお、図中の矢印Xは幅方向を、矢印Yは前後方向をそれぞれ示しているが、これらの方向に関する記載は、説明の便宜上用いたものに過ぎない。
〔生理用ナプキン100〕
まずは、本発明に係る吸収性製品の吸収性物品本体の一例を、図1及び図2を参照しつつ説明する。図1は、吸収性物品本体である生理用ナプキン100を使用面側(使用時に装着者と対向する面側)から見た一部破断展開図である。図1に示される生理用ナプキン100は、展開状態においてほぼ小判状の本体部Bから、ウィング状の張り出し部W,Wがそれぞれ側方に張り出す形状を成している。
図1に示すように、生理用ナプキン100は、肌に当たる面としての使用面側に体液透過性のトップシート1と体液不透過性のバックシート2との間に吸収体3が介在されることで形成されている。吸収体3は、トップシート1とバックシート2とで覆うようにして挟み込こまれており、トップシート1及びバックシート2における吸収体3の周囲部は、熱シールなどによってシールされている。張り出し部W,Wはトップシート1とバックシート2とが吸収体3の長手方向のほぼ中央部から両側に張り出すように延在して形成されている。
トップシート1は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。前記トップシート1に多数の透孔を形成した場合には、経血やおりもの等(以下、まとめて体液という。)が速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
バックシート2としては、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。バックシート2の非使用面側(外面)には単数または複数条の粘着剤層(図示せず)が形成され、身体への装着時に生理用ナプキン100を下着に固定するようになっている。バックシート2としては、プラスチックフィルムと不織布とを積層させたポリラミ不織布を用いてもよい。
吸収体3は、経血等の体液を吸収する性質を有し、例えば、コットン、積繊パルプ、又は高吸収性ポリマー、或いはこれらを適宜混合したもので構成され、通常はフラッフ状パルプ中に吸水性ポリマー粉末を混入したものが吸収機能および価格の点から好適に使用される。この吸収体3としては、例えば、クレープ紙やティシュペーパー等からなる被覆シートで額巻きされ、ある程度の硬性を有するコア状とされたものなども好適に使用することができる。
図1に示すように、バックシート2の表面(生理用ナプキン100の使用面とは逆側の面)における幅方向中央には、ズレ止め粘着部である第1ズレ止め粘着部10が、前後方向に沿って設けられている。また、バックシート2の表面(生理用ナプキン100の使用面とは逆側の面)における張り出し部W,Wには、ズレ止め粘着部である一対の第2ズレ止め粘着部20が、設けられている。これらの第1ズレ止め粘着部10及び第2ズレ止め粘着部20は、ホットメルト接着剤や感圧粘着剤などの粘着剤をバックシート2の表面に塗布することで形成されており、下着などの繊維製品に対して接着性を有している。
〔離型シート〕
本実施形態に係る吸収性製品では、図3〜図6に示すように、上述した生理用ナプキン100は、矩形状の不織布から成る個包装材30によって個包装される。生理用ナプキン100が個包装材30によって個包装される際に、第1ズレ止め粘着部10は、矩形状に形成された第1離型シート12(離型シート)によってその全体が被覆されている。また、第1離型シート12における第1ズレ止め粘着部10を覆う面とは反対の面には、第1固定部13が、第1ズレ止め粘着部10とほぼ重複するように設けられている。
この一方、図3及び図4に示すように、生理用ナプキン100が個包装材30によって個包装される際に、第2ズレ止め粘着部20は、矩形状に形成された第2離型シート22(離型シート)によってその全体が被覆されている。この時、張り出し部W,Wは、その基端縁で使用面側に折り返されている。その結果、第2ズレ止め粘着部20は、使用面側に露出する形となっており、第2離型シート22は、生理用ナプキン100の使用面側に設置される形となっている。また、第2離型シート22における第2ズレ止め粘着部20を覆う面と反対の面には、第2固定部23が設けられている。この第2固定部23は、後述するように、個包装材30の部分A3を部分A2側に折り曲げた際に、部分A4とのみ重なるよう配置されている。
第1離型シート12及び第2離型シート22は、綿繊維を含有するスパンレース不織布で構成される。第1離型シート12及び第2離型シート22を構成する不織布は、綿繊維単独で使用することもできるが、毛羽立ちが生じやすいため、合成繊維と混合して使用することが好ましい。不織布を形成する繊維の混合割合は、吸湿材である綿繊維が10〜90重量%、合成繊維が10〜90重量%であり、より好適には、綿繊維を20〜80重量%、合成繊維を20〜80重量%とする。最適な条件として、綿繊維約50重量%、合成繊維約50重量%を混合して形成した不織布を好ましく使用できる。
第1離型シート12及び第2離型シート22の厚みは0.01〜0.3mm、好適には0.02〜0.15mm、繊維目付けは10〜100g/m2、より好適には20〜80g/m2とする。繊維目付けが10g/m2未満であると排泄液の隠蔽性に劣るようになり、100g/m2を超えると排泄液を保持し易くなるという問題がある。
第1離型シート12及び第2離型シート22を構成する綿繊維としては、木綿の原綿、精練・漂白した綿繊維あるいは精練・漂白後、染色を施した綿繊維、さらには糸もしくは布帛になったものを解繊した反毛等、あらゆる綿繊維を使用できるが、特に精練・漂白した脱脂綿繊維が好ましい。
第1離型シート12及び第2離型シート22を構成する合成繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等、もしくはその複合繊維、共重合体、ブレンド体を使用することができる。使用される繊維の繊維長は、長繊維、短繊維、あるいはこれらを混合したもののうち、いずれを使用してもよい。繊度は、1.5〜20dtexが好ましい。
第1離型シート12における第1ズレ止め粘着部10を覆う面、及び、第2離型シート22における第2ズレ止め粘着部20を覆う面には、離型処理が施されている。この離型処理は、例えば、シリコーン系樹脂、フッ素樹脂、又は四フッ化エチレン系樹脂などの離型処理液を塗工するかスプレー塗布することによって行うことができる。なお、特別に離型処理をしなくても、第1離型シート12及び第2離型シート22が、実質的に粘着力の低下を招かないものであれば、離型処理を施さなくても良い。
第1固定部13及び第2固定部23は、接着剤を塗布することで形成されている。第1固定部13及び第2固定部23は、不織布製造中にバインダーの量を抑える等、表面強度を下げる工夫が施されており、このことによって、第1離型シート12及び第2離型シート22を個包装材30から剥がした際に、第1固定部13及び第2固定部23を形成する接着剤が、第1固定部13及び第2固定部23に付着して、個包装材30側に残らないようになっている。
第1固定部13及び第2固定部23を形成する接着剤としては、例えば、スチレン系ポリマー、粘着付与剤、可塑剤のいずれかが主成分であるものが好適に使用される。スチレン系ポリマーとしては、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体などが挙げられるが、これらのうち1種類のみを使用しても、2種類以上のポリマーブレンドであっても良い。これら中でも熱安定性が良好であるため、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。また、粘着付与剤及び可塑剤としては、常温で固体のものを好ましく用いることができ、粘着付与剤としては例えば、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、ジシクロペンタジエン系石油樹脂、ロジン系石油樹脂、ポリテルペン樹脂、テルペンフェノール樹脂などが挙げられ、可塑剤としては例えば、リン酸トリフレシル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジオクチルなどのモノマー可塑剤の他、ビニル重合体やポリエステルのようなポリマー可塑剤が挙げられる。
〔個包装材30〕
個包装材30は、綿繊維を含有するスパンレース不織布で構成される。個包装材30を構成する不織布は、綿繊維単独で使用することもできるが、毛羽立ちが生じやすいため、熱可塑性繊維と混合して使用することが好ましい。不織布を形成する繊維の混合割合は、吸湿材である綿繊維が10〜90重量%、熱可塑性繊維が10〜90重量%であり、より好適には、綿繊維を20〜80重量%、熱可塑性繊維を20〜80重量%とする。最適な条件として、綿繊維約50重量%、熱可塑性繊維約50重量%を混合して形成した不織布を好ましく使用できる。
個包装材30の厚みは0.01〜0.3mm、好適には0.02〜0.15mm、繊維目付けは10〜100g/m2、より好適には12〜80g/m2とする。繊維目付けが10g/m2未満であると排泄液の隠蔽性に劣るようになり、100g/m2を超えると排泄液を保持し易くなるという問題がある。
個包装材30を構成する綿繊維としては、木綿の原綿、精練・漂白した綿繊維あるいは精練・漂白後、染色を施した綿繊維、さらには糸もしくは布帛になったものを解繊した反毛等、あらゆる綿繊維を使用できるが、特に精練・漂白した脱脂綿繊維が好ましい。
個包装材30を構成する熱可塑性繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等、もしくはその複合繊維、共重合体、ブレンド体を使用することができる。使用される繊維の繊維長は、長繊維、短繊維、あるいはこれらを混合したもののうち、いずれを使用してもよい。繊度は、1.5〜20dtexが好ましい。
個包装材30には撥水剤が外添塗布されている。撥水剤としては、パラフィン系、シリコン系等の既知のもののうち、肌への刺激性の少ないものを適宜選択して使用することができるが、天然ステアリン酸化合物等の刺激性の少ないものを適宜選択して使用することがより好ましい。生理用ナプキンにおいて天然ステアリン酸化合物を含む撥水剤を用いる場合、その塗布量は、繊維100重量部に対して、0.01〜5.0重量部とするのが好ましい(両面塗布の場合は両面の塗布量合計)。より好ましい塗布量は約0.05〜3.0重量部である。撥水剤塗布量は、0.01重量部未満であると撥水効果が不足することがあり、5.0重量部を超えると撥水性が高すぎ、かえって水分を透過しづらくなる。
撥水剤は、個包装材30の外面(生理用ナプキン100に面しない側の面、以下同意)に塗布され、外面の吸水度(JIS L 1907 バイレック法)は、0〜10、好適には0〜5となるようにする。撥水剤は、個包装材30の内面(生理用ナプキン100に面する側の面、以下同意)に塗布することもできるが、この場合、個包装材30における外面側の吸水度よりも内面側の吸水度の方が高くなっていることが好ましい。具体的には、個包装材30における外面側の吸水度が上記値である場合、内面側の吸水度は、外面側の吸水度よりも1〜30高いことが好ましい。
個包装材30には、エンボス加工が施されている。個包装材30に付与されるエンボスの形状としては、特に限定されず、ピン形状エンボス、ディンプル形状エンボス、多角形エンボスなどを挙げることができる。個包装材30に付与されるエンボスは、エンボス付与前の個包装材30の表面積に対して、エンボス付与後の個包装材30の表面積が110〜200%となる程度に付与することが好ましい。このように個包装材30にエンボスが付与されていることによって、個包装材30を拭き取りシートとして使用する際の拭き取り効果が向上する。
図3に示すように、個包装材30は、展開状態において生理用ナプキン100の使用面側が露出するようにして配置されており、且つ、生理用ナプキン100全体を覆うことができるよう、生理用ナプキン100よりも大きく形成されている。また、個包装材30の前後方向長さは、生理用ナプキン100の前後方向長さよりも1.2〜1.4倍長くなっており、これによって前後方向一端側の部分を折り返して部分A4を形成し、生理用ナプキン100の前後方向一端側を覆うようになっている。そして、個包装材30の部分A4における幅方向両側縁とその近傍には接着部分30aが配置されており、これらの接着部分30aは、ヒートシールや超音波接着などの接着手法によって接着されている。なお、部分A4に
図3に示すように、部分A4が形成された個包装材30は、前後方向に沿って3つの部分1、部分A2、部分A3に分けられ、図6に示すように、展開状態から部分A3を部分A2における個包装材30の内面側に向かって折り込んだ後に、部分A1を部分A2における個包装材30の内面側に向かって折り込み、続いて個包装材30の幅方向両側縁とその近傍の封止部分30bを接着することで生理用ナプキン100が包装されるようになっている。この時、封止部分30bの接着は、ヒートシールや超音波接着などの接着手法によって接着される。なお、部分A2の前後方向長さは、部分A3の前後方向長さよりも生理用ナプキン100の厚さ程度長くなっており、部分A1の前後方向長さは部分A2の前後方向長さよりも生理用ナプキン100の厚さ程度短くなっている。
図3及び図6に示すように、個包装材30の前後方向他端部(部分A4が存在する端部とは逆側の端部、以下同意)における幅方向中央には、止着テープ60が個包装材30の前後方向他端に突出するように設けられている。この止着テープ60は、個包装材30の外面に接着されており、個包装材30から突出した部分における個包装材30の内面側に粘着剤層60aが設けられている。また、止着テープ60の先端部は折り返されて摘み部とされている。図6に示すように、この止着テープ60は、個包装材30で生理用ナプキン100を包装した際に、粘着剤層60aで個包装材30の外面に接着される。このように止着テープ60が設けられていることによって、個包装材30から生理用ナプキン100を取出す際に、止着テープ60の摘み部を摘んで引っ張ることにより、個包装材30の開封が容易となる。
(作用効果)
次に、本実施形態に係る吸収性製品の作用効果を説明する。
本実施形態に係る吸収性製品では、個包装材30が、綿繊維10〜90重量%を含む単層の不織布とされているため、繊維間を通過する外部の湿気を綿繊維で吸湿することが可能となっており、生理用ナプキン100に湿気が到達してしまうことがない。そのため、本実施形態に係る吸収性製品は、湿気によって生理用ナプキン100の性能が低下してしまうことを防止することができるようになっている。
本実施形態に係る吸収性製品は、個包装材30である不織布が綿繊維10〜90重量%を含み、且つ、熱可塑性繊維10〜90重量%を含んでおり、個包装材30を拭き取りシートとして利用する際に、水分を綿繊維で吸収し、固形の汚れを合成繊維で絡め取ることができるようになっている。このため、生理用ナプキン100を個包装材30から取出した後には、個包装材30を拭き取りシートとしても好適に使用することができる。
本実施形態に係る吸収性製品では、個包装材30を構成する不織布が熱可塑性繊維10〜90重量%を含んでいるため、熱融着が可能となっている。このため、吸湿機能を備え、且つ、拭き取りシートとして使用可能であると共に、包装の際に粘着剤を使用する必要がない。
本実施形態に係る吸収性製品では、個包装材30の外面に撥水剤が含まれているため、外部の湿気が個包装材30を通過して内部に到達しにくい。また、個包装材30の外面に撥水材が含まれており、個包装材30における外面側よりも内面側の方が吸水度が高くなっているため、個包装材30を拭き取りシートとして利用する際に、内面側に付着した汚れを含む水分が外面側に浸透しにくくなるため、内面側を拭き取り面として使用した場合に手が汚れにくくなる。
本実施形態に係る吸収性製品では、生理用ナプキン100には第1ズレ止め粘着部10と第2ズレ止め粘着部20とが設けられており、第1ズレ止め粘着部10と第2ズレ止め粘着部20とはそれぞれ離型シート(第1離型シート、第2離型シート)で覆われており、且つ、個包装材30と離型シート(第1離型シート、第2離型シート)とは、固定部(第1固定部13、第2固定部23)を形成する接着剤によって相互に接着されている。このため、包装状態で生理用ナプキン100が個包装材30内部で動き回ってしまい、形がくずれてしまうことがない。また、個包装材30と離型シート(第1離型シート、第2離型シート)とが接着されているため、個包装材30を生理用ナプキン100から取り外す際に、個包装材30と共に離型シート(第1離型シート、第2離型シート)が生理用ナプキン100から外れるため、ワンタッチで生理用ナプキン100を使用状態とすることができる。
また、固定部(第1固定部13、第2固定部23)は、不織布製造中にバインダーの量を抑える等、表面強度を下げる工夫が施されており、このことによって、第1離型シート12及び第2離型シート22を個包装材30から剥がした際に、第1固定部13及び第2固定部23を形成する接着剤が、第1固定部13及び第2固定部23に付着して、個包装材30側に残らないようになっている。このため、個包装材30を拭き取りシートと使用する際に、個包装材30が固定部(第1固定部13、第2固定部23)の接着剤によってべたつくことがなく、拭き取りシートとしての使用を妨げることがない。
本実施形態に係る吸収性製品では、第1離型シート12及び第2離型シート22が、綿繊維を含有するスパンレース不織布で構成されているため、包装内部において離型シートによって吸湿を行うことができる。このため、湿気が生理用ナプキン100に到達しにくくなっており、生理用ナプキン100の性能が湿気によって低下してしまうことを防止することができるようになっている。
〔その他の実施形態〕
個包装材30は、複数層のシートから形成することもできる。この場合、最内面の層を綿繊維を含有するスパンレース不織布で構成することが好ましい。また、個包装材30を複数層のシートから形成する場合、最外面の層を不透湿性フィルムとすることもできる。最外面の層が不透湿性フィルムであると、外部の湿気が内部に到達することがなく、拭き取りシートとして利用する際に、最内面の不織布で構成された層に付着した汚れが不透湿性フィルムによって隔絶されるため、拭き取り時に手が汚れない。不透湿性フィルムとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、この他に防水フィルムを介在して実質的に不透液性を確保した上で不織布シート(この場合には、防水フィルムと不織布とで不透液性裏面シートを構成する。)などを用いることができる。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる。
個包装材30を単層の不織布から形成する場合、個包装材30における外面側よりも内面側の方が綿繊維を多く含むよう不織布を形成することも提案される。個包装材30を形成する不織布が、このように形成されていると、個包装材30における外面側よりも内面側の方が吸水度が高くなる。そうすると、個包装材30における外面側と内面側で吸水度に差があることによって、個包装材30を拭き取りシートとして利用する際に、内面側に付着した汚れを含む水分が外面側に浸透しにくくなるため、内面側を拭き取り面として使用した場合に手が汚れにくくなる。このような不織布は、湿式法でウェブを形成し、高圧水流をあて繊維同士を交絡するスパンレース法によって形成することが可能である。
第1実施形態では、吸湿材の例として綿繊維を例示したが、吸湿材はこれに限らず他のものを使用することもできる。その例として、麻、毛、絹、パルプなどの天然繊維;レーヨン、ポリノジック、キュプラなどの再生繊維;アセテートなどの半合成繊維;及びこれらの変性物や共重合体からなる繊維を用いることができる。しかし、その中でも特に綿繊維は、柔軟性、保水性が高く、また低コストで調達できるため好ましい。
また、第1実施形態では、吸収性物品本体として生理用ナプキンを例示したが、本発明に係る吸収性製品では、吸収性物品本体は、パンティライナー、失禁用パッドなどの他のものと置き換えることができる。
本発明は、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用パッドなどの吸収性製品に適用可能である。
1・・・トップシート
2・・・バックシート
3・・・吸収体
10・・・第1ズレ止め粘着部(ズレ止め粘着部)
12・・・第1離型シート(離型シート)
20・・・第2ズレ止め接着部(ズレ止め粘着部)
22・・・第2離型シート(離型シート)
30・・・個包装材
30b・・・封止部分
100・・・吸収性物品本体

Claims (7)

  1. トップシートとバックシートとの間に吸収体が介在された吸収性物品本体を個包装材で包み、個包装材の封止部分を相互に接合することで個包装した吸収性製品であって、
    個包装材は、吸湿材10〜90重量%及び熱可塑性繊維10〜90重量%を含む単層の不織布から成るか、又は、少なくとも最内面の層を、吸湿材10〜90重量%及び熱可塑性繊維10〜90重量%を含む不織布層とされた複数層のシートから成るものであり、
    個包装材の封止部分の接合を、熱可塑性繊維を溶着させることによって行った、ことを特徴とする吸収性製品。
  2. 個包装材の不織布層における外面側よりも内面側の方が吸湿材を多く含んでいる、請求項1に記載の吸収性製品。
  3. 個包装材の外面には撥水材が含まれており、個包装材における外面側よりも内面側の方が吸水度が高い、請求項1又は請求項2に記載の吸収性製品。
  4. 個包装材が複数層のシートから成り、最外面の層が不透湿性フィルムである、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の吸収性製品。
  5. 吸収性物品本体にはズレ止め粘着部が設けられており、ズレ止め粘着部は離型シートで覆われており、
    個包装材と離型シートとは、接着剤によって相互に接着されており、この接着剤は、個包装材と離型シートとを分離した際に、個包装材に付着しない、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の吸収性製品。
  6. トップシートと、トップシートの裏面側に配置されたバックシートとの間に吸収体が介在され、ズレ止め粘着部を有する吸収性物品本体と、
    ズレ止め粘着部を離型シートと、
    吸収性物品本体と離型シートとを一体的に個包装する個包装材とを備えており、
    離型シートにおけるズレ止め粘着部側の部分には離型処理が施されており、且つ、離型シートにおける少なくともズレ止め粘着部側の反対側の部分には、吸湿材が含まれている、ことを特徴とする吸収性製品。
  7. 吸湿材が綿繊維である、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の吸収性製品。
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