JP2018007379A - レゾルバステータ構造 - Google Patents
レゾルバステータ構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018007379A JP2018007379A JP2016129828A JP2016129828A JP2018007379A JP 2018007379 A JP2018007379 A JP 2018007379A JP 2016129828 A JP2016129828 A JP 2016129828A JP 2016129828 A JP2016129828 A JP 2016129828A JP 2018007379 A JP2018007379 A JP 2018007379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- stepped portion
- shaped
- protruding
- stator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Abstract
Description
すなわち、図4の従来構成1において、符号1で示されるものは全体形状が輪状をなし積層された構成からなる輪状ステータであり、前記輪状ステータ1の内径側である内側2には、所定角度間隔で内方に向けて突出する突出磁極3が形成されている。
前記各輪状絶縁カバー4,4aには、前記内側2から外側2Aに向けて、前記輪状ステータ1の軸方向Aに沿って突出する耳部5、突出壁部6及び輪状壁部7が一体に成形されている。
前記耳部5と突出壁部6との間の内面8には、溝9が形成されており、前記溝9内には、励磁巻線と出力巻線とからなるステータ巻線10が巻回して設けられている。
尚、前述の図4と同一又は同等部分には同一符号を付して説明する。
すなわち、図5において符号1で示されるものは輪状ステータであり、前記輪状ステータ1の内側2には、所定角度間隔毎に内方に向けて突出する複数の突出磁極3が設けられている。
前記突出壁部6の幅Wは、前記各突出磁極3間に形成されたスロット11の幅とほぼ同一であるように構成されている。
また、前記各突出磁極3に対応するその後方には、前記渡り線10aが外側にはみ出ることのないように板状の渡り板12が設けられている。
すなわち、図4の従来構成1においては、渡り線10aが渡り線用の溝部9A内に置かれるため、各渡り線10aが互いに接触することになり、三相巻線の相間短絡が発生する恐れもあった。
前記輪状壁部の高さは、前記各段部のうちの最上段に位置する前記渡り線の外周面と同一であると共に、前記外周面は前記突出壁部の上面よりも下である構成である。
すなわち、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記輪状ステータの両面に一体又は別体にて設けられた輪状絶縁カバーと、前記輪状絶縁カバーに一体に突出して形成され前記各突出磁極に対応した位置に形成されると共に、前記輪状ステータの軸方向に沿って延設された突出壁部と、前記突出壁部の内側で前記突出磁極の外周に巻回されたステータ巻線と、前記各突出磁極に対応する後方で、かつ、前記各突出壁部の外面に設けられた複数の段部からなる階段状部と、前記突出壁部の外側に位置し、前記輪状絶縁カバーに一体形成された輪状壁部と、前記各階段状部間に隙間を介して前記輪状絶縁カバーに一体に設けられ前記段部を有する中間用階段状部と、を備え、一方の前記階段状部の各段部に位置する各渡り線は、前記中間用階段状部の各段部を経て他方の前記階段状部に渡るように構成されていることにより、渡り線を案内するための階段状部としては、各磁極の後方の各階段状部の他に、各磁極間に設けられた中間用階段状部が設けられているため、渡り線は、その渡る部分の殆どが段部によって案内されており、渡り線同志の接触を防止し、相間接触を防ぐことができる。
また、前記輪状壁部の高さは、前記各段部のうちの最上段に位置する前記渡り線の外周面と同一であると共に、前記外周面は前記突出壁部の上面よりも下であることにより、最上段の渡り線は、輪状巻線カバーの内面に接触することはなく、レゾルバステータの信頼性を向上させることができる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1において、符号1で示されるものは、全体形状が輪状をなし積層された構成からなる輪状ステータであり、前記輪状ステータ1の内径側である内側2には、所定角度間隔で内方に向けて突出する突出磁極3が形成されている。
前記各輪状絶縁カバー4,4aには、前記内側2から外側2Aに向けて、前記輪状ステータ1の軸方向Aに沿って突出する耳部5、突出壁部6及び輪状壁部7が一体に形成されている。
前記耳部5と突出壁部6との間の内面8には、溝9が形成されており、前記溝9内には、励磁巻線と出力巻線とからなるステータ巻線10が巻回して設けられている。
前記各階段状部21は、図1から図3に明確化されているように、前記各突出磁極3に対応していると共に、その後方に位置している。さらに、前記各階段状部21は、前記各突出壁部6の外面22に形成されている。
前記各階段状部21間には、図3のように、一対の隙間Gを介して長手状で弧状をなす中間用階段状部30が設けられ、前記中間用階段状部30の長手方向の幅Wは、前記各突出磁極3間のスロット11の幅と同一に構成され、かつ、前記各隙間Gの幅よりも大となるように構成されている。
従って、前記渡り線10aは、前記各上面7a及び6aによって外部からの接触が発生しないように構成されている。
図3に示される上側の前記突出磁極3の外周に巻回されたステータ巻線10の渡り線10aは、ニードルによって階段状部21の段部6b及び隙間Gを経て隣接する中間用階段状部30の段部6bに案内され、さらに、図1の下側の隙間Gを経て隣接する階段状部21の段部6bに案内された後、図1の下側の突出磁極3の外周に巻回される。
また、図3においては、前記輪状ステータ1の一部の突出磁極3のみにステータ巻線10の巻回を行う場合について述べたが、前記輪状ステータ1の全周の各突出磁極3に対して前述と同じようにステータ巻線10と渡り線10aの巻回を行うことができる。
すなわち、所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極3を有する輪状ステータ1と、前記輪状ステータ1の両面1a,1bに一体又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー4,4aと、前記輪状絶縁カバー4,4aに一体に突出して形成され前記各突出磁極3に対応した位置に形成されると共に、前記輪状ステータ1の軸方向Aに沿って延設された突出壁部6と、前記突出壁部6の内側で前記突出磁極3の外周に巻回されたステータ巻線10と、前記各突出磁極3に対応する後方で、かつ、前記各突出壁部6の外面22に設けられた複数の段部6bからなる階段状部21と、前記突出壁部6の外側に位置し、前記輪状絶縁カバー4に一体形成された輪状壁部7と、前記各階段状部21間に隙間Gを介して前記輪状絶縁カバー4に一体に設けられ前記段部6bを有する中間用階段状部30と、を備え、一方の前記階段状部21の各段部6bに位置する各渡り線10aは、前記中間用階段状部30の各段部6bを経て他方の前記階段状部21に渡るようにした構成であり、また、前記輪状壁部7の高さHは、前記各段部6bのうちの最上段に位置する前記渡り線10aの外周面10bと同一であると共に、前記外周面10bは前記突出壁部6の上面6aよりも下であるようにした構成である。
1a 一面
1b 他面
2 内側(内径側)
2A 外側(外径側)
3 突出磁極
4,4a 輪状絶縁カバー
5 耳部
6 突出壁部
6a 上面
6b 段部
7 輪状壁部
8 内面
9 溝
10 ステータ巻線
10a 渡り線
10b 外周面
21 階段状部
22 外面
30 中間用階段状部
A 軸方向
H 高さ
G 隙間
Claims (2)
- 所定角度間隔で内方へ向けて突出する複数の突出磁極(3)を有する輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ(1)の両面(1a,1b)に一体又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー(4,4a)
と、前記輪状絶縁カバー(4,4a)に一体に突出して形成され前記各突出磁極(3)に対応した位置に形成されると共に、前記輪状ステータ(1)の軸方向(A)に沿って延設された突出壁部(6)と、
前記突出壁部(6)の内側で前記突出磁極(3)の外周に巻回されたステータ巻線(10)と、
前記各突出磁極(3)に対応する後方で、かつ、前記各突出壁部(6)の外面(22)に設けられた複数の段部(6b)からなる階段状部(21)と、
前記突出壁部(6)の外側に位置し、前記輪状絶縁カバー(4)に一体形成された輪状壁部(7)と、前記各階段状部(21)間に隙間(G)を介して前記輪状絶縁カバー(4)に一体に設けられ前記段部(6b)を有する中間用階段状部(30)と、を備え、一方の前記階段状部(21)の各段部(6b)に位置する各渡り線(10a)は、前記中間用階段状部(30)の各段部(6b)を経て他方の前記階段状部(21)に渡るように構成されていることを特徴とするレゾルバステータ構造。 - 前記輪状壁部(7)の高さ(H)は、前記各段部(6b)のうちの最上段に位置する前記渡り線(10a)の外周面(10b)と同一であると共に、前記外周面(10b)は前記突出壁部(6)の上面(6a)よりも下であることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016129828A JP6755446B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | レゾルバステータ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016129828A JP6755446B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | レゾルバステータ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018007379A true JP2018007379A (ja) | 2018-01-11 |
JP6755446B2 JP6755446B2 (ja) | 2020-09-16 |
Family
ID=60946636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016129828A Active JP6755446B2 (ja) | 2016-06-30 | 2016-06-30 | レゾルバステータ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6755446B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1155883A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-02-26 | Shibaura Eng Works Co Ltd | モータの固定子 |
JP2007174869A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | インシュレータ、ステータアセンブリ、セグメントステータ、及び回転電機用ステータ |
JP2009264892A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバの渡り線傷付及び浮き防止構造 |
JP2009278848A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用巻上機のモータ |
-
2016
- 2016-06-30 JP JP2016129828A patent/JP6755446B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1155883A (ja) * | 1997-08-05 | 1999-02-26 | Shibaura Eng Works Co Ltd | モータの固定子 |
JP2007174869A (ja) * | 2005-12-26 | 2007-07-05 | Sumitomo Electric Ind Ltd | インシュレータ、ステータアセンブリ、セグメントステータ、及び回転電機用ステータ |
JP2009264892A (ja) * | 2008-04-24 | 2009-11-12 | Tamagawa Seiki Co Ltd | レゾルバの渡り線傷付及び浮き防止構造 |
JP2009278848A (ja) * | 2008-05-19 | 2009-11-26 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ用巻上機のモータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6755446B2 (ja) | 2020-09-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10069351B2 (en) | Armature and rotating electrical device | |
US20190348884A1 (en) | Contact Ring, Stator and Electric Motor | |
JP5097921B2 (ja) | ステータの輪状保護カバー | |
JP5167457B2 (ja) | レゾルバの渡り線傷付及び浮き防止構造 | |
JP4792577B2 (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP5396594B2 (ja) | レゾルバの浮線防止構造 | |
JP4496110B2 (ja) | 冗長型レゾルバ | |
JP6221064B2 (ja) | 電動機 | |
JP5980259B2 (ja) | 固定子の接続端子および固定子 | |
JP6439096B2 (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP2017189095A (ja) | ステータ構造およびレゾルバ | |
JP2009281818A (ja) | 冗長型レゾルバ | |
JP2018007379A (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP4491544B2 (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP2008118808A (ja) | レゾルバのステータ構造 | |
JP2016019377A (ja) | 電動機用ステータ | |
JP2008099519A (ja) | レゾルバ用ステータ構造 | |
JP5467224B2 (ja) | レゾルバ構造 | |
JP2017034870A (ja) | レゾルバステータのコイル保護構造及び方法 | |
JP5223057B2 (ja) | レゾルバの絶縁カバー構造 | |
JP6248255B2 (ja) | レゾルバステータ | |
JP6476380B2 (ja) | レゾルバステータ | |
JP2005218165A (ja) | レゾルバステータ構造 | |
JP6313243B2 (ja) | 可変リラクタンス型レゾルバ | |
JP2022084117A (ja) | レゾルバステータ巻線構造及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191203 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20191129 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200610 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6755446 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |