JP2009278848A - エレベータ用巻上機のモータ - Google Patents

エレベータ用巻上機のモータ Download PDF

Info

Publication number
JP2009278848A
JP2009278848A JP2008130543A JP2008130543A JP2009278848A JP 2009278848 A JP2009278848 A JP 2009278848A JP 2008130543 A JP2008130543 A JP 2008130543A JP 2008130543 A JP2008130543 A JP 2008130543A JP 2009278848 A JP2009278848 A JP 2009278848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
phase
stator
coil lead
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008130543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5483828B2 (ja
Inventor
Satoru Hasegawa
覚 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2008130543A priority Critical patent/JP5483828B2/ja
Publication of JP2009278848A publication Critical patent/JP2009278848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5483828B2 publication Critical patent/JP5483828B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

【課題】製造を容易に行うことができるエレベータ用巻上機のモータを得る。
【解決手段】エレベータ用巻上機のモータは、環状の固定子3と、固定子3に対して径方向について対向する回転子4とを有している。固定子3は、環状に配置された固定子コア11と、固定子コア11に設けられ、かつ固定子コア11の周方向へ互いに間隔を置いて配置された複数相のコイル部12と、各コイル部12から引き出されて固定子コア11に沿ってそれぞれ配線され、所定の口出し部において、相ごとにまとめて接続された複数のコイル引き出し線13とを有している。回転子4は、各コイル部12への電力の供給により固定子3に対して回転される。
【選択図】図2

Description

この発明は、主索により吊り下げられたかごを昇降させるエレベータ用巻上機に搭載されたエレベータ用巻上機のモータに関するものである。
通常、エレベータ用巻上機のモータは、U相、V相及びW相の交流電力(三相電力)の供給を受けることにより、かごを昇降させる駆動力を発生する。従来のエレベータ用巻上機のモータでは、交流電力の各相に応じたU相、V相及びW相の固定子コイルがモータの周方向へ繰り返し間隔を置いて配置されている。また、従来のエレベータ用巻上機のモータには、各相の固定子コイルに三相電力を供給するためのU相、V相及びW相の位相リングが設けられている。各相の位相リングは、モータの周方向に沿って配置されている。各相の固定子コイルは、各相に対応する位相リングに個別に接続されている。従って、各相の位相リングには、各相の固定子コイルの数と同数の結線部が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−1714号公報
しかし、従来のエレベータ用巻上機のモータでは、製造時に各固定子コイルを位相リングに1つずつ結線する必要があるので、各相の位相リングの結線作業にかかる時間が長くなり、エレベータ用巻上機のモータの製造に手間がかかってしまう。
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題としてなされたものであり、製造を容易に行うことができるエレベータ用巻上機のモータを得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ用巻上機のモータは、環状に配置された固定子コアと、固定子コアに設けられ、かつ固定子コアの周方向へ互いに間隔を置いて配置された複数相のコイル部と、各コイル部から引き出されて固定子コアに沿ってそれぞれ配線され、所定の口出し部において、相ごとにまとめて接続された複数のコイル引き出し線とを有する固定子、及び固定子に対して径方向について対向し、各コイル部への電力の供給により固定子に対して回転される回転子を備えている。
この発明に係るエレベータ用巻上機のモータでは、固定子コアの周方向へ互いに間隔を置いて配置された複数相のコイル部からコイル引き出し線が引き出され、各相のコイル引き出し線が固定子コアに沿って配線されるとともに、所定の口出し部において、相ごとにまとめて接続されているので、各コイル部を位相リングに個別に結線する必要がなくなり、結線箇所をまとめることができるとともに、固定子における結線点数を少なくすることができる。これにより、結線作業の手間を軽減することができ、固定子の製造を容易に行うことができる。従って、エレベータ用巻上機のモータの製造を容易に行うことができる。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータ用巻上機を示す断面図である。図において、昇降路内に固定されたハウジング1の中心には、主軸2が固定されている。ハウジング1の内壁には、主軸2の軸線を中心軸線として環状に配置された固定子3が設けられている。固定子3の内側には、主軸2を中心に回転可能な回転子4が設けられている。回転子4は、軸受5を介して主軸2に回転可能に設けられている。ハウジング1には、固定子3を覆う環状のカバー6が取り付けられている。なお、エレベータ用巻上機は、軸線方向の寸法が径方向の寸法よりも小さい薄形の巻上機とされている。また、モータ7は、固定子3及び回転子4を有している。
回転子4は、回転子本体8と、回転子本体8の外周部に設けられ、径方向について固定子3に対向する永久磁石9とを有している。回転子本体8の一部は、主軸2の軸線に沿った方向(巻上機の厚さ方向)について固定子3の厚さの範囲から突出した突出部とされている。回転子本体8の突出部の外周部には、複数のロープ溝10が回転子本体8の周方向に沿って設けられている。各ロープ溝10には、主索(図示せず)がそれぞれ巻き掛けられている。主索には、昇降路内に配置されたかご及び釣合おもりが吊り下げられている。
固定子3は、U相、V相及びW相(複数相)の交流電力(三相電力)の供給を受けることにより回転磁界を発生する。回転子4は、固定子3から発生する回転磁界を受けることにより、主軸2の軸線を中心として回転する。これにより、かご及び釣合おもりが昇降路内を昇降される。
図2は、図1の固定子3を示す拡大図である。また、図3は、図1の固定子3を示す要部斜視図である。さらに、図4は、図3のコイル部12を示す斜視図である。なお、図2は、図3のII-II線に沿った断面図である。
図において、固定子3は、環状に配置された固定子コア11と、固定子コア11に設けられ、固定子コア11の周方向へ互いに間隔を置いて配置されたU相、V相及びW相(複数相)のコイル部12と、各コイル部12から引き出されて固定子コア11に沿ってそれぞれ配線された複数のコイル引き出し線13と、固定子コア11に取り付けられ、コイル部12及びコイル引き出し線13と固定子コア11との間に介在する複数の絶縁取付部材14とを有している。
固定子コア11は、環状のコアバック部15と、コアバック部15の周方向へ互いに間隔を置いて配置され、コアバック部15から径方向内側へ突出する複数のティース部16とを有している。
絶縁取付部材14は、各ティース部16にそれぞれ取り付けられている。コイル部12は、絶縁取付部材14を介して各ティース部16に設けられている。各コイル引き出し線13は、絶縁取付部材14を介してコアバック部15に配線されている。
各コイル部12は、U相、V相及びW相の順に固定子3の周方向へ繰り返し配置されている。この例では、U相のコイル部12U、V相のコイル部12V及びW相のコイル部12Wが固定子3の周方向へ繰り返し配置され、各相のコイル部12U,12V,12Wの数がそれぞれ6つとされている。
また、各相のコイル部12は、図4に示すように、集中巻きのコイルとされている。従って、共通のコイル部12からは、2本のコイル引き出し線13が引き出されている。コイル部12と、共通のコイル部12から引き出される2本のコイル引き出し線13とは、1本の導線により構成されている。即ち、1本の導線の一部が巻かれることによりコイル部12が構成され、導線の残りの部分がコイル引き出し線13とされている。
各相のコイル部12から引き出されるコイル引き出し線13のうち、一方はN相のコイル引き出し線13Nとされ、他方は各相のコイル引き出し線13U,13V,13Wとされている。即ち、N相のコイル引き出し線13NはU相、V相及びW相のコイル部12U,12V,12Wのすべてから引き出され、U相のコイル引き出し線13UはU相のコイル部12Uから、V相のコイル引き出し線13VはV相のコイル部12Vから、W相のコイル引き出し線13WはW相のコイル部12Wからそれぞれ引き出されている。
N相のコイル引き出し線13N(一方のコイル引き出し線)は、コアバック部15の厚さ方向(主軸2の軸線に沿った方向)一端部に配線されている。また、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13W(他方のコイル引き出し線)は、コアバック部15の厚さ方向他端部に配線されている。従って、コアバック部15は、主軸2の軸線に沿った方向について、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13WとN相のコイル引き出し線13Nとの間に配置されている。なお、図3では、簡単のため、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13Wのうち、U相のコイル引き出し線13Uのみを示している。
ここで、図5は、図3のU相のコイル部12Uの電気的な接続状態を示す模式的な結線図である。図に示すように、6つのコイル部12Uのそれぞれから引き出されたN相のコイル引き出し線13Nは、固定子3に設けられた第1の口出し部において、スリーブ(結線部材)17により6本まとめて接続されている。また、各コイル部12Uのそれぞれから引き出されたU相のコイル引き出し線13Uは、固定子3に設けられた第2の口出し部において、スリーブ(結線部材)18により6本まとめて接続されている。
V相及びW相のコイル引き出し線13V,13Wについても、U相のコイル引き出し線13Uと同様に結線されている。即ち、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13Wは、所定の口出し部において、スリーブにより相ごとにまとめて接続されている。また、V相及びW相のコイル部12V,12Wのそれぞれから引き出されたN相のコイル引き出し線13Nについても、U相のコイル部12Uから引き出されたN相のコイル引き出し線13Nと同様に結線されている。なお、N相のコイル引き出し線13Nは、すべてをまとめて接続してもよいし、コイル部12の相ごとに個別に接続してもよい。各N相のコイル引き出し線13Nは中性点に接続されている。
固定子3は、U相、V相及びW相の交流電力がU相、V相及びW相のコイル引き出し線13を介してU相、V相及びW相のコイル部12に供給されることにより回転磁界を発生する。
絶縁取付部材14は、絶縁材料(例えば樹脂等)により構成されており、所定の弾性を有している。また、絶縁取付部材14は、固定子コア11の厚さ方向についてティース部16を挟む一対の挟み部材19,20により構成されている。
図6は、図2の一対の挟み部材19,20を示す斜視図であり、図6(a)は一方の挟み部材19を示す斜視図、図6(b)は他方の挟み部材20を示す斜視図である。図において、各挟み部材19,20は、ティース部16に嵌められたコイル受け部21と、コイル受け部21の径方向外側の部分に設けられ、コアバック部15に配置された配線受け部22とを有している。コイル受け部21及び配線受け部22は、一体成形により構成されている。
コイル受け部21は、ティース部16の側面に沿って形成された巻枠部21aと、巻枠部21aに設けられ、固定子3の径方向(ティース部16が突出する方向)について互いに対向する内側フランジ部21b及び外側フランジ部21cとを有している。巻枠部21aは、断面コ字状に形成されており、ティース部16の一部を覆っている。内側フランジ部21b及び外側フランジ部21cは、巻枠部21aの外周から反ティース部16側へ延出している。内側フランジ部21bは、外側フランジ部21cよりも固定子3の径方向内側に配置されている。
配線受け部22は、外側フランジ部21cに設けられている。これにより、各挟み部材19,20の配線受け部22のうち、一方はコアバック部15の厚さ方向一端部に配置され、他方はコアバック部15の厚さ方向他端部に配置されている。また、配線受け部22は、固定子3の径方向外側へ外側フランジ部21cから突出する底板部22aと、底板部22aに設けられ、固定子3の径方向について外側フランジ部21cに対向する側板部22bとを有している。各挟み部材19,20には、外側フランジ部21c、底板部22a及び側板部22bによって配線収容溝がそれぞれ形成されている。
各挟み部材19,20は、各コイル受け部21が固定子3の厚さ方向両側からティース部16に嵌められることにより、ティース部16に取り付けられている。コイル部12は、各挟み部材19,20の巻枠部21aを導線でまとめて巻くことにより構成されている。
一方の挟み部材19に形成されている配線収容溝内には、図2に示すように、N相のコイル引き出し線13Nが通されている。また、他方の挟み部材20に形成されている配線収容溝内には、図2に示すように、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13Wが通されている。これにより、各コイル引き出し線13は、配線受け部22を介してコアバック部15に設けられ、コアバック部15の周方向に沿って配線されている。
一方の挟み部材19には、N相のコイル引き出し線13Nが配線収容溝内から外れることを防止する外れ止め部材23が取り付けられている。また、他方の挟み部材20には、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13W間を仕切る複数の仕切り部材24と、各コイル引き出し線13U,13V,13Wが配線収容溝内から外れることを防止する外れ止め部材23とが取り付けられている(図2)。他方の挟み部材20の配線収容溝内では、U相のコイル引き出し線13U、V相のコイル引き出し線13V及びW相のコイル引き出し線13Wの順に底板部22aから各コイル引き出し線13が重ねられている。U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13Wのそれぞれの間には、仕切り部材24が介在している。
外側フランジ部21cには第1の差し込み口25が設けられ、側板部22bには第2の差し込み口26が設けられている。外れ止め部材23は、第1及び第2の差し込み口25,26に差し込まれることにより、互いに対向する外側フランジ部21c及び側板部22b間に取り付けられている。この例では、第1の差し込み口25が底板部22aに沿った溝とされ、第2の差し込み口26が側板部22bを貫通する穴とされている。
図7は、図2の外れ止め部材23を示す斜視図である。図において、外れ止め部材23には、第1の差し込み口25に差し込まれる第1の差し込み部23aと、第2の差し込み口26に差し込まれる第2の差し込み部23bとが形成されている。第1及び第2の差し込み部23a,23bは、第1の差し込み口25,26のそれぞれの形状に応じて個別に形成されている。
図8は、図2の仕切り部材24を示す斜視図である。図において、仕切り部材24は、外側フランジ部21cと側板部22bとの間に配置される仕切り板27と、仕切り板27から突出して外側フランジ部21cに沿った方向について外側フランジ部21cを挟む一対のコイル側係合部28と、仕切り板27から突出して側板部22bに沿った方向について側板部22bを挟む一対の配線側係合部29とを有している。各コイル側係合部28と外側フランジ部21cとの係合、及び各配線側係合部29と側板部22bとの係合により、仕切り部材24が各挟み部材19,20から外れることが防止される。
外れ止め部材23及び仕切り部材24は、絶縁材料により構成され、所定の弾性を有している。従って、外れ止め部材23は、弾性変形により曲げながら第1及び第2の差し込み口25,26のそれぞれに差し込まれる。この例では、外れ止め部材23及び仕切り部材24の材料が絶縁取付部材14の材料と同一とされている。
次に、固定子3の製造方法について説明する。まず、互いに対向させた各挟み部材19,20でティース部16を挟むことにより、絶縁取付部材14をティース部16ごとに取り付ける。この後、各絶縁取付部材14に導線を巻いて各ティース部16にコイル部12をそれぞれ設ける。各コイル部12の相は、固定子コア11の周方向へU相、V相及びW相の順に繰り返されるように決める。
この後、各相のコイル部12U,12V,12Wのそれぞれから引き出された一方のコイル引き出し線13をN相のコイル引き出し線13Nとし、各N相のコイル引き出し線13Nを一方の挟み部材19の配線収容溝に通しながらコアバック部15の周方向に沿って配線する。このとき、N相のコイル引き出し線13Nが配線収容溝から外れないように、外れ止め部材23を一方の挟み部材19に取り付ける。この後、各N相のコイル引き出し線13Nを第1の口出し部でスリーブ17によりまとめて接続する。
一方、他方のコイル引き出し線13は、他方の挟み部材20の配線収容溝に通しながらコアバック部15の周方向に沿って配線する。このとき、他方の挟み部材20の配線収容溝内には、図2に示すように、U相のコイル引き出し線13U、仕切り部材24、V相のコイル引き出し線13V、仕切り部材24及びW相のコイル引き出し線13Wの順に重ね、コイル引き出し線13及び仕切り部材24が配線収容溝から外れないように、外れ止め部材23を他方の挟み部材20に取り付ける。この後、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13Wを第2の口出し部で相ごとにスリーブ18によりまとめて接続する。このようにして固定子3が製造される。
このようなエレベータ用巻上機のモータでは、固定子コア11の周方向へ互いに間隔を置いて配置されたU相、V相及びW相のコイル部12U,12V,12Wからコイル引き出し線13U,13V,13Wが引き出され、各相のコイル引き出し線13U,13V,13Wが固定子コア11に沿って配線されるとともに、所定の口出し部において、相ごとにまとめて接続されているので、各コイル部12を位相リングに個別に結線する必要がなくなり、結線箇所をまとめることができる。従って、固定子3における結線点数を少なくすることができ、結線作業の手間を軽減することができる。これにより、固定子3の製造を容易に行うことができ、エレベータ用巻上機のモータの製造を容易に行うことができる。
また、一方のコイル引き出し線13Nがコアバック部15の厚さ方向一端部に配線され、他方のコイル引き出し線13U,13V,13Wがコアバック部15の厚さ方向他端部に配線されているので、コイル引き出し線13の配線を集中させることによる固定子3の厚さ方向の寸法の増加を抑制することができる。また、U相、V相及びW相のコイル引き出し線13U,13V,13WとN相のコイル引き出し線13Nとを明確に区別することができ、各コイル引き出し線13を誤って結線してしまうことの防止を図ることができる。
また、コイル部12はコイル受け部21を介してティース部16に設けられ、コイル引き出し線13は配線受け部22を介してコアバック部15に配線されているので、コイル部12のティース部16による損傷の防止を容易に図ることができるとともに、コイル引き出し線13のコアバック部15に対する保持を容易に行うことができる。
なお、上記の例では、回転子4が固定子3の内側に配置されているが、環状の回転子の内側に固定子3を配置してもよい。この場合、各ティース部16は、環状のコアバック部15から径方向外側へ突出される。また、永久磁石9は、回転子の内側に設けられる。このようにしても、各相のコイル引き出し線13が固定子コア11に沿って配線され、コイル引き出し線13が所定の口出し部で相ごとにまとめて接続されるので、結線点数を少なくすることができ、エレベータ用巻上機のモータの製造を容易に行うことができる。
また、上記の例では、第1の差し込み口25が底板部22aに沿った溝とされ、第2の差し込み口26が側板部22bを貫通する穴とされているが、これに限定されず、第1の差し込み部23aが第1の差し込み口25に差し込み可能で、第2の差し込み部23bが第2の差し込み口26に差し込み可能であれば、第1及び第2の差し込み口25,26をどのような形状としてもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータ用巻上機を示す断面図である。 図1の固定子を示す拡大図である。 図1の固定子を示す要部斜視図である。 図3のコイル部を示す斜視図である。 図3のU相のコイル部の電気的な接続状態を示す模式的な結線図である。 図2の一対の挟み部材を示す斜視図であり、図6(a)は一方の挟み部材を示す斜視図、図6(b)は他方の挟み部材を示す斜視図である。 図2の外れ止め部材を示す斜視図である。 図2の仕切り部材を示す斜視図である。
符号の説明
3 固定子、4 回転子、11 固定子コア、12 コイル部、12U U相のコイル部、12V V相のコイル部、12W W相のコイル部、13 コイル引き出し線、13U U相のコイル引き出し線、13V V相のコイル引き出し線、13W W相のコイル引き出し線、14 絶縁取付部材、15 コアバック部、16 ティース部、21 コイル受け部、22 配線受け部。

Claims (3)

  1. 環状に配置された固定子コアと、上記固定子コアに設けられ、かつ上記固定子コアの周方向へ互いに間隔を置いて配置された複数相のコイル部と、各上記コイル部から引き出されて上記固定子コアに沿ってそれぞれ配線され、所定の口出し部において、上記相ごとにまとめて接続された複数のコイル引き出し線とを有する固定子、及び
    上記固定子に対して径方向について対向し、各上記コイル部への電力の供給により上記固定子に対して回転される回転子
    を備えていることを特徴とするエレベータ用巻上機のモータ。
  2. 共通の上記コイル部から引き出される2本の上記コイル引き出し線のうち、一方のコイル引き出し線は中性点に接続されており、
    上記一方のコイル引き出し線は、上記コアバック部の厚さ方向一端部に配線され、
    他方の上記コイル引き出し線は、上記コアバック部の厚さ方向他端部に配線されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用巻上機のモータ。
  3. 上記固定子コアは、環状のコアバック部と、上記コアバック部の周方向へ互いに間隔を置いて配置され、上記コアバック部から径方向へ突出する複数のティース部とを有し、
    上記固定子は、上記ティース部に取り付けられるコイル受け部と、上記コイル受け部に設けられ、かつ上記コアバック部に配置された配線受け部とを含む複数の絶縁取付部材をさらに有しており、
    上記コイル部は、上記コイル受け部を介して上記ティース部に設けられ、
    上記コイル引き出し線は、上記配線受け部を介して上記コアバック部に配線されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ用巻上機のモータ。
JP2008130543A 2008-05-19 2008-05-19 エレベータ用巻上機のモータ Expired - Fee Related JP5483828B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008130543A JP5483828B2 (ja) 2008-05-19 2008-05-19 エレベータ用巻上機のモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008130543A JP5483828B2 (ja) 2008-05-19 2008-05-19 エレベータ用巻上機のモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009278848A true JP2009278848A (ja) 2009-11-26
JP5483828B2 JP5483828B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=41443737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008130543A Expired - Fee Related JP5483828B2 (ja) 2008-05-19 2008-05-19 エレベータ用巻上機のモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5483828B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130566A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Aichi Elec Co 電動機
US20110193444A1 (en) * 2010-02-08 2011-08-11 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Electric motor
JP2012161181A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
JP2013063015A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Alstom Technology Ltd 電気機器の巻き線用の連結装置
JP2013110889A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Honda Motor Co Ltd 回転電機のステータの組み付け方法
JP2013132173A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Honda Motor Co Ltd 回転電機のステータ
JP2014200131A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 日本電産株式会社 モータおよびモータの製造方法
JP2018007379A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 多摩川精機株式会社 レゾルバステータ構造
WO2018029894A1 (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
JPWO2018029894A1 (ja) * 2016-08-12 2019-06-06 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
CN109964391A (zh) * 2016-11-23 2019-07-02 日本电产株式会社 马达和电动助力转向装置
WO2020079408A1 (en) * 2018-10-16 2020-04-23 Cummins Generator Technologies Limited Stator winding arrangement

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002101596A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Mitsubishi Electric Corp 電動機の固定子
JP2007135340A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 回転電機のステータ
JP2007174848A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 回転電機用固定子、コイル用絶縁物、及び回転電機
JP2008079365A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用巻上機モータ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002101596A (ja) * 2000-09-21 2002-04-05 Mitsubishi Electric Corp 電動機の固定子
JP2007135340A (ja) * 2005-11-11 2007-05-31 Sumitomo Electric Ind Ltd 回転電機のステータ
JP2007174848A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 回転電機用固定子、コイル用絶縁物、及び回転電機
JP2008079365A (ja) * 2006-09-19 2008-04-03 Mitsubishi Electric Corp エレベータ用巻上機モータ

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011130566A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Aichi Elec Co 電動機
US20110193444A1 (en) * 2010-02-08 2011-08-11 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Electric motor
CN102158036A (zh) * 2010-02-08 2011-08-17 信浓绢糸株式会社 电动机
US8492949B2 (en) * 2010-02-08 2013-07-23 Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha Electric motor
JP2012161181A (ja) * 2011-02-01 2012-08-23 Mitsubishi Electric Corp 回転電機
US9059617B2 (en) 2011-09-13 2015-06-16 Alstom Technology Ltd. Connection arrangement for windings of electric machines
JP2013063015A (ja) * 2011-09-13 2013-04-04 Alstom Technology Ltd 電気機器の巻き線用の連結装置
EP2571145A3 (en) * 2011-09-13 2016-06-01 Alstom Technology Ltd Connection arrangement for windings of electric machines
JP2013110889A (ja) * 2011-11-22 2013-06-06 Honda Motor Co Ltd 回転電機のステータの組み付け方法
JP2013132173A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Honda Motor Co Ltd 回転電機のステータ
JP2014200131A (ja) * 2013-03-29 2014-10-23 日本電産株式会社 モータおよびモータの製造方法
JP2018007379A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 多摩川精機株式会社 レゾルバステータ構造
WO2018029894A1 (ja) * 2016-08-12 2018-02-15 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
JPWO2018029894A1 (ja) * 2016-08-12 2019-06-06 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
US10938262B2 (en) 2016-08-12 2021-03-02 Nidec Corporation Motor and electric power steering device
JP7124699B2 (ja) 2016-08-12 2022-08-24 日本電産株式会社 モータ及び電動パワーステアリング装置
CN109964391A (zh) * 2016-11-23 2019-07-02 日本电产株式会社 马达和电动助力转向装置
CN109983673A (zh) * 2016-11-23 2019-07-05 日本电产株式会社 马达和电动助力转向装置
US10938271B2 (en) 2016-11-23 2021-03-02 Nidec Corporation Motor and electric power steering device
CN109964391B (zh) * 2016-11-23 2022-04-29 日本电产株式会社 马达和电动助力转向装置
WO2020079408A1 (en) * 2018-10-16 2020-04-23 Cummins Generator Technologies Limited Stator winding arrangement

Also Published As

Publication number Publication date
JP5483828B2 (ja) 2014-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5483828B2 (ja) エレベータ用巻上機のモータ
JP5004110B2 (ja) アウターロータ型突極集中巻き電動機
JP4287418B2 (ja) モータの結線構造
JP5306411B2 (ja) 回転電機
JP5627819B2 (ja) ステータ、モータ、送風機及びステータの製造方法
CN108886283B (zh) 马达
US10439453B2 (en) Stator
JP2013162725A (ja) ステータ、ブラシレスモータ、ステータの製造方法
JP4847727B2 (ja) 回転電機
JP4847728B2 (ja) 回転電機
JP2011142770A (ja) 電機子及びブラシレスモータ
JP6641966B2 (ja) 回転電機
JP2006345655A (ja) 回転電機のコイル結線構造
TWI673936B (zh) 軸向間隙型旋轉電機
EP3678284A1 (en) Motor insulator and brushless motor
US11025106B2 (en) Stator winding for motor
JP4177189B2 (ja) 回転電機及びこの回転電機を用いた滑車装置
US20160268859A1 (en) Multi-pole, three-phase rotary electric machine
JP2007028703A (ja) トロイダル巻線回転電機
US9825498B2 (en) Armature and armature manufacturing method
US20100133947A1 (en) Electric motor core member
JP6733568B2 (ja) 回転電機
JP2012029426A (ja) モータのステータ、及びその製造方法
CN108781006B (zh) 旋转电机、旋转电机的制造方法
JP2020043677A (ja) 固定子巻線構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140218

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5483828

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees