JP2005218165A - レゾルバステータ構造 - Google Patents

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Kozo Makiuchi
浩三 牧内
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Abstract

【課題】本発明は、磁極の後部に設けたコイル用壁を用いてステータコイルの整列巻きを行い、電気誤差を少なくすることを目的とする。
【解決手段】本発明によるレゾルバステータ構造は、輪状ステータ(1)の両面に設けた各輪状絶縁キャップ(3、4)の一方に設けた一対の渡り線案内用壁(10、10)間にコイル用壁(20)を形成し、磁極(2)に巻付けたステータコイル(6)の後部(6a)をコイル用壁(20)に当てて位置決めし、整列巻きを達成している構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、レゾルバステータ構造に関し、特に、磁極の後側にコイル用壁を形成し、ステータコイルの位置決めを行って崩れを防止し、特性の安定化を達成するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバステータ構造としては、例えば、特許文献1に開示されている構成を図4から図6として開示することができる。
すなわち、図4から図6において符号1で示されるものは輪状ステータであり、この輪状ステータ1の内面には内方へ向けて突出する複数の磁極2が所定角度間隔で形成されている。
前記輪状ステータ1の両端面1a、1bには、前記各磁極2に対応した部分を有する一対の第1、第2輪状絶縁キャップ3、4が別体又は一体に形成された状態で設けられ、各磁極2には、各磁極2間のスロット5に位置するようにステータコイル6が巻付けられている。
前記ステータコイル6は、前記各輪状絶縁キャップ3、4が別体又は一体に成形された状態で磁極2を挟持する状態で巻付けられており、各輪状絶縁キャップ3、4によって前記磁極2に対するステータコイル6の絶縁が達成されている。
前記第1、第2輪状絶縁キャップ3、4の中、一方の第1輪状絶縁キャップ3には、前記磁極2の後部すなわち外側における両側位置に一対の渡り線案内用壁10が形成され、各磁極2に巻付けられるステータコイル6は、この各渡り線案内用壁10を介して案内され、かつ、引出されるように構成されている。
米国特許第6028383号明細書
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述の従来構成において磁極にステータコイルを巻付けた場合、磁極の後側のステータコイルが各渡り線案内用壁から斜めに案内されるため、図5のようにステータコイル斜め部11が形成され、巻付けられたステータコイル6も、図6で示されるように、ステータコイルの整列が崩れ、コイルの巻乱れ部12が形成されていた。
そのため、このステータコイル斜め部11とコイルの巻乱れ部12によってレゾルバ信号検出時の特性のバラツキ、すなわち、電気誤差のバラツキが増大することになっていた。
本発明によるレゾルバステータ構造は、内方に向けて突出する複数の磁極を有する輪状ステータの両端面に一体又は別体で構成された輪状絶縁キャップを設け、前記各磁極に対し、前記各輪状絶縁キャップを介してステータコイルを巻付けるようにしたレゾルバステータ構造において、前記各輪状絶縁キャップの中の一方の輪状絶縁キャップに形成され前記磁極の後部両側に位置すると共に前記ステータコイルの渡り線を案内するための渡り線案内用壁と、前記輪状絶縁キャップに形成され前記各渡り線案内用壁間に位置するコイル用壁とを備え、前記磁極に巻付けられた前記ステータコイルは前記コイル用壁により位置決めされる構成であり、また、前記コイル用壁は、前記磁極の円周方向に沿う幅の中央位置に設けられている構成である。
本発明によるレゾルバステータ構造は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、各渡り線案内用壁間でかつ磁極の後側、すなわち、外側にコイル用壁を設けているため、各渡り線案内用壁を介して案内される渡り線は、コイル用壁を介して引き込まれ、かつ、引き出されるため、従来のようにステータコイル斜め部及びステータコイルの巻乱れ部等の発生はなく、コイル用壁によってステータコイルの整列巻きが完全に行われ、電気誤差のバラツキが少なくなり、検出精度の向上が得られる。
本発明は、磁極の後部にコイル用壁を形成することにより、磁極に巻付けられたステータコイルの位置決めを行って整列させ、巻乱れを防止して電気誤差のバラツキを少なくすることができる。
以下、図面と共に本発明によるレゾルバステータ構造の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。
図1及び図2において、符号1で示されるものは、輪状ステータであり、この輪状ステータ1の内面には内方へ向けて突出する複数の磁極2が所定角度間隔で形成されている。
前記輪状ステータ1の両端面1a、1bには、前記各磁極2に対応した部分を有する一対の一体又は別体で成形された第1、第2輪状絶縁キャップ3、4が設けられ、各磁極2には、各磁極2間のスロット5に位置するようにステータコイル6が巻付けられている。すなわち、図示していないが、前記一体の場合には、各輪状絶縁キャップ3、4の一部が互いに連結した状態で成形されている。
前記ステータコイル6は、前記各輪状絶縁キャップ3、4で磁極2を挟持する状態で巻付けられており、各輪状絶縁キャップ3、4によって前記磁極2に対するステータコイル6の絶縁が達成されている。
前記第1、第2輪状絶縁キャップ3、4の中、何れか一方の第1輪状絶縁キャップ3(第2輪状絶縁キャップ4でも可)には、前記磁極2の後部すなわち外側における両側位置に一対の渡り線案内用壁10が形成され、各磁極2に巻付けられるステータコイル6は、この各渡り線案内用壁10を介して案内され、かつ、引出されるように構成されている。
前記第1輪状絶縁キャップ3の前記各渡り線案内用壁10、10間には、前記渡り線案内用壁10と同一形状(但し、若干異なる形状も可)のコイル用壁20が軸方向に沿って植設されている。
前記コイル用壁20は、前記磁極2の後部すなわち外側に位置しており、図3で示されるように、各スロット5に配設されるべく各磁極2に巻付けられたステータコイル6の後側6aを位置決めし、ステータコイル6全体が整列巻きされるように構成されている。
前記磁極2に巻付けられるステータコイル6は、図2に示されるように、一方の渡り線案内用壁10の外側からコイル用壁20の外側を経て磁極2に巻付けられ、この磁極2に巻付けられたステータコイル6は、前記コイル用壁20の外側から他方の渡り線案内用壁10を経て次の磁極2へ巻付けられる。
従って、各磁極2に巻付けられたステータコイル6の渡り線6a、6bは、従来のように斜め状となることはなく、磁極2に巻付けられたステータコイル6の巻付け方向と平行に配設されている。
また、前記コイル用壁20は、前記磁極2の周方向に沿う幅Wの中央位置に配設されている。尚、前述の各渡り線案内用壁10及びコイル用壁20は、成形の都合で両方の輪状絶縁キャップ3、4に形成し、一方だけ用いるようにすることもできる。
本発明は、レゾルバに限ることなく、例えば、シンクロ、モータ等にも適用可である。
本発明によるレゾルバステータ構造を示す斜視図である。 図1の要部の平面図である。 図1の要部を示す断面図である。 従来構成を示す斜視図である。 図1の要部の平面図である。 図1の要部を示す断面図である。
符号の説明
1 輪状ステータ
2 磁極
3 第1輪状絶縁キャップ
4 第2輪状絶縁キャップ
5 スロット
6 ステータコイル
10 渡り線案内用壁
20 コイル用壁

Claims (2)

  1. 内方に向けて突出する複数の磁極(2)を有する輪状ステータ(1)の両端面(1a、1b)に一体又は別体で構成された輪状絶縁キャップ(3、4)を設け、前記各磁極(2)に対し、前記各輪状絶縁キャップ(3、4)を介してステータコイル(6)を巻付けるようにしたレゾルバステータ構造において、
    前記各輪状絶縁キャップ(3、4)の中の一方の輪状絶縁キャップ(3)に形成され前記磁極(2)の後部両側に位置すると共に前記ステータコイルの渡り線(6a、6b)を案内するための渡り線案内用壁(10、10)と、前記輪状絶縁キャップ(3)に形成され前記各渡り線案内用壁(10、10)間に位置するコイル用壁(20)とを備え、前記磁極(2)に巻付けられた前記ステータコイル(6)は前記コイル用壁(20)により位置決めされることを特徴とするレゾルバステータ構造。
  2. 前記コイル用壁(20)は、前記磁極(2)の円周方向に沿う幅(W)の中央位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載のレゾルバステータ構造。
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