JP2018006439A - 基台構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】前後左右の何れの方向の荷重に対しても補強効果に優れ、しかも溶接工数を減らして加工時間を削減できる基台構造を提供する。【解決手段】垂直断面がコ字状をした四角枠状の基台のコーナー部を、鋼板製の補強金具20により補強した基台構造である。補強金具20は、水平板部21の2辺に、互いに直交する垂直な折曲板部22、23を備えたものであり、基台のコーナー部に溶接される。従来よりも部品点数を減らすことができる。【選択図】図6

Description

本発明は、電気電子機器収納用のラックやボックスなどを設置する際に使用する基台の構造に関するものである。
電気電子機器収納用ラックや電気電子機器収納用ボックスなどを設置する際には、従来から専用の基台が使用されている。このような基台は特許文献1に示されるように、垂直断面がコ字状をした四角枠状のものであり、多くの場合、薄板鋼板を折り曲げ形成した構造である。基台はアンカーボルトにより建築物の床面や基礎に固定され、基台の上面にはラックやボックスがボルトで固定される。
近年、ラックやボックスに対する耐震性の要求が高まり、それに連れて基台の強度を向上させることが求められている。そこで特許文献1には、図1に示すように、鋼板を折り曲げて上側の水平部1と垂直部2と下側の水平部3とを形成した補強金具4を、四角枠状の基台5のコーナー部に取り付け、荷重が集中しやすいコーナー部を補強した構造が記載されている。
しかしこのような形状の補強金具は、平板の両端を互いに平行となるように折り曲げた形状であるから、折り曲げ線6の方向の荷重Aに対しては十分な強度があるが、折り曲げ線6に対して直角方向の荷重Bが加わった場合には折り曲げ角度が変化してしまい、補強効果が不十分となる問題があった。
そこで最近では、図2、図3に示すように、厚板からなる平板状の補強金具7、8を互いに直角方向に向けて、基台5のコーナー部に1点ずつ溶接した基台構造が採用されている。この構造は補強金具7、8がの設置方向が直交しているため、何れの方向の荷重に対しても十分な補強効果を得ることができる。
しかし、各コーナー毎に2個の補強金具7、8が必要になるため、溶接工数が増えて加工時間がかかるという問題があった。また補強金具7、8は平板状であるから、板厚を厚くして強度を高める必要があり、材料コストが高くなるという問題があった。
特許第4039612号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、前後左右の何れの方向の荷重に対しても補強効果に優れ、しかも溶接工数を減らして加工時間を削減できる基台構造を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、垂直断面がコ字状をした四角枠状の基台のコーナー部を、鋼板製の補強金具により補強した基台構造であって、前記補強金具は、水平板部の2辺に、互いに直交する垂直な折曲板部を備えたものであることを特徴とするものである。
なお、前記折曲板部の垂直端に、これと直交する補強折曲板部を設けた構造とすることが好ましく、また、前記水平板部に、ボルト挿通孔とナットとを固定した構造とすることが好ましい。
本発明の基台構造は、水平板部の2辺に互いに直交する垂直な折曲板部を備えた補強金具により四角枠状の基台のコーナー部を補強したものである。これにより、各コーナー部に1個の補強金具を溶接すればよく、溶接工数を減らして加工時間を削減することができる。しかもこの補強金具は、2辺に互いに直交する垂直な折曲板部を備えているので、前後左右の何れの方向の荷重に対しても十分な補強効果を発揮することができる。
特許文献1に記載の従来構造を示す要部斜視図である。 他の従来構造を示す全体斜視図である。 他の従来構造を示す要部斜視図である。 本発明の実施形態を示す全体斜視図である。 基台の分解図である。 補強金具の斜視図である。 反対側の補強金具の斜視図である。 補強金具を上下反転させた状態の斜視図である。 補強金具の組み付け状態を示す斜視図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を説明する。
図4は本発明の実施形態を示す全体斜視図であり、10は四角枠状の基台、20はその各コーナー部に挿入され、溶接された補強金具である。
本実施形態の基台10は、図5に示すようにベース本体11と横ベース12とを溶接して形成されたものである。ベース本体11は四角形の鋼板の前後方向の両端を垂直断面がコ字状となるように折り曲げた構造である。また横ベース12は、鋼板を垂直断面が逆L字状となるように折り曲げた構造である。横ベース12をベース本体11の左右両側に溶接することにより、前後左右とも垂直断面がコ字状となった、四角枠状の基台10が構成されている。しかし、前後左右の何れか一方のみを、断面がコ字状の構造とすることもできる。
図4に示すように、基台10の上面13の各コーナー部には、ラックやボックスを固定するためのボルト挿通孔14が形成されている。また基台10の底面15の各コーナー部には、基台10を床面に固定するためのアンカーボルト挿通孔16が形成されている。さらに基台10の底面には大きい開口17が形成されて下部から配線を引き込めるようになっているほか、基台10の後方の直立面18にも配線を通すための横長の開口19が形成されている。この実施形態では、アンカーボルト挿通孔16には補強板30が取り付けられている。
補強金具20は、基台10の各コーナー部を補強するために、基台10の上面13と底面15との間に挿入される。より詳細には、基台10のベース本体11と横ベース12を合せてできたコーナーの空間部に、補強金具20が配置される。このため補強金具20の高さは上面13と底面15との間隔に合わせておくものとする。図6〜図8に示すように、補強金具20は水平板部21の直交する2辺に、折曲板部22、23を形成した構造である。図7は図6とは反対側の補強金具である。これらの折曲板部22、23は互いに直交しており、本実施形態では折曲板部22の幅は上記した基台10の横ベース12の幅とほぼ等しく、折曲板部23の幅はベース本体11の上面の幅とほぼ等しくなっている。
なお補強金具20の水平板部21は、折曲板部22、23が形成された2辺の間が切り欠かれた形状となっている。これは前記した基台10のアンカーボルト挿通孔16に、アンカーを通して固定する作業を行い易くするためである。
補強金具20は、鋼板を折り曲げて形成されたものであり、基台10のベース本体11及び横ベース12と同一板厚とすることができる。その場合には、基台10の開口17を打ち抜いた際に生ずる鋼板を材料とすることができ、コストダウンを図ることができる利点がある。
また本実施形態においては、折曲板部22、23の垂直端を内側に直角に折り曲げ、折曲板部22、23と直交する補強折曲板部24、25が設けられている。しかし折り曲げ方向は外側としてもよい。なお、これらの補強折曲板部24、25は省略することもできる。
補強金具20の水平板部21には、ボルト挿通孔26を形成するとともに、その裏面側にはナット27が溶接されている。これらは基台10の上面13に、ラックやボックスをボルトで固定するためのものである。
補強金具20は、図9に示されるように基台10の各コーナー部に溶接して取り付けられる。このとき、基台10の上面13のボルト挿通孔14と、補強金具20のボルト挿通孔26と、ナット27とが、同一軸線上にあるように位置決めする。また、補強金具20の折曲板部22、23が形成されていない2辺は、基台10の直立面と当接している。
折曲板部22の補強折曲板部24とは反対側の端部には突起28が形成されており、図9に示されるように、横ベース12の直立面と当接している。また折曲板部23の補強折曲板部25とは反対側の端部には突起29が形成されており、ベース本体11の前後方向の直立面と当接している。このような構造とすることにより、ベース本体11と横ベース12の折り曲げ部との干渉を避けて、突起28、29を基台10の直立面と密着させることができる。
このように構成された本発明の基台構造は、水平板部21の2辺に互いに直交する垂直な折曲板部22、23を備えた補強金具20によりコーナー部を補強したものである。このため補強金具20の剛性を高めることができ、縦横両方向の荷重に対しても、十分な補強効果を発揮することができる。従ってこの基台10の上にラックやボックスを搭載すれば、耐震性を向上させることができる。しかも各コーナー部に1個の補強金具20を溶接すればよいので、従来の基台構造よりも溶接工数を減らして、加工時間を削減することができる利点がある。
1 上側の水平部
2 垂直部
3 下側の水平部
4 補強金具
5 基台
6 折り曲げ線
7 補強金具
8 補強金具
10 基台
11 ベース本体
12 横ベース
13 上面
14 ボルト挿通孔
15 底面
16 アンカーボルト挿通孔
17 開口
18 直立面
19 横長の開口
20 補強金具
21 水平板部
22 折曲板部
23 折曲板部
24 補強折曲板部
25 補強折曲板部
26 ボルト挿通孔
27 ナット
28 突起
29 突起
30 補強板

Claims (3)

  1. 垂直断面がコ字状をした四角枠状の基台のコーナー部を、鋼板製の補強金具により補強した基台構造であって、
    前記補強金具は、水平板部の2辺に、互いに直交する垂直な折曲板部を備えたものであることを特徴とする基台構造。
  2. 前記折曲板部の垂直端に、これと直交する補強折曲板部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の基台構造。
  3. 前記水平板部に、ボルト挿通孔とナットとを固定したことを特徴とする請求項1に記載の基台構造。
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