JP5305450B2 - フレーム式キャビネット - Google Patents

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Description

本発明は、縦フレームと横フレームと奥行きフレームとを直方体状に組み合わせたフレーム式キャビネットに関するものであり、特にこれらのフレームとは別に内部にマウントレールを備えた電気電子機器収納用フレーム式キャビネットに関するものである。
電気電子機器収納用箱体として用いられるキャビネットとしては、特許文献1に示すように、縦フレームと横フレームと奥行きフレームとを直方体状に組み合わせて骨格を形成した構造が一般的である。このような構造のキャビネットはフレーム式キャビネットと呼ばれている。
電気電子機器収納用フレーム式キャビネットは縦フレームに形成された機器取付用孔列を利用して内部機器を取り付ける構造のものが普通であるが、縦フレームとは別に内部にマウントレールを備えた構造のものも知られている。このようなマウントレールはフレーム間に橋渡しされた横レールに取り付けられており、上下端部は固定されていないのが普通であった。このためマウントレールに機器を取り付けた場合の荷重は横レールを介してフレームで支持されることとなり、特に底部のフレーム間を接続するコーナー部材に荷重が集中することとなる。このため耐震等を考慮してキャビネット全体の強度を向上させるためには、このような従来構造では十分ではなかった。
そこで出願人は特許文献2に示すように、マウントレールの下端部を奥行フレームから一体に延びている底フレームに固定し、キャビネット全体の強度を向上させたフレーム式キャビネットを開発した。しかし特許文献2のマウントレールは鋼板を単に折り曲げ成形しただけのものであるため、マウントレール自体の強度が十分でないという問題を残していた。
特開平5−276613号公報 特許第3699668号公報
本発明は上記した従来の問題点を解決し、地震等による振動を受けた場合にもマウントレールおよびキャビネット全体が優れた耐震強度を発揮することができる電気電子機器収納用フレーム式キャビネットを提供することを目的とするものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、縦フレームと横フレームと奥行きフレームとにより直方体状のフレーム枠を形成した電気電子機器収納用フレーム式キャビネットであって、機器取付用のマウントレールが、キャビネットの前後面側に位置する機器取付用孔列を備える張出部と中空部とを備えるとともに、前記張出部と中空部との間に空間部を備え、前記張出部の基端から機器取付用孔列までの距離Xを、前記張出部の基端から中空部の先端面までの距離Yよりも大きくしたことを特徴とするものである。
請求項2のように、下端部が底部のフレーム枠の内側の底フレームに固定されたマウントレールを備え、マウントレールがその上下端部にマウント金具を備え、これらのマウント金具を奥行きフレームに固定したものであることが好ましい。
また請求項のように、奥行きフレームの高さをマウントレールの下端部よりも高い位置まで延設し、マウントレールと奥行きフレームとの間を中空形状のマウント金具によって略同じ高さで固定することが好ましく、また請求項のように、マウントレールが金属板を折り曲げ成形したものであり、辺を重ねて溶接する部分に空間部を形成したことが好ましい。
また請求項のように、マウントレールが張出部と中空部との間の辺を溶接する部分としたものであることが好ましく、さらに請求項のように、マウントレールが中空部におけるキャビネット内側コーナーに凹部を設けたものであることが好ましい。
本発明の電気電子機器収納用フレーム式キャビネットは、機器取付用のマウントレールはキャビネットの前後面側に位置する機器取付用孔列を備える張出部と中空部とを備えるとともに、前記張出部と中空部との間に空間部を備え、前記張出部の基端から機器取付用孔列までの距離Xを、前記張出部の基端から中空部の先端面までの距離Yよりも大きくしたものであり、中空部を設けたことによってマウントレール自体の強度が増加する。このためキャビネットの耐震性を向上させることができるとともに、マウントレールの張出部と中空部との間に空間部を形成することにより、この空間部をキャビネット内部の配線空間として利用することができる。
請求項のように、下端部が底部のフレーム枠の内側の底フレームに固定されたマウントレールを備え、マウントレールがその上下端部にマウント金具を備え、これらのマウント金具を奥行きフレームに固定した構造とすれば、マウントレールに機器を取り付けた場合の荷重を底フレームに分散させることができ、従来のようにフレーム枠に荷重が集中しない。しかもマウントレールを強固に固定することができる。
請求項のように、奥行きフレームの高さをマウントレールの下端部よりも高い位置まで延設し、マウントレールの側面と奥行きフレームの側面との間を中空形状のマウント金具によって固定した構造とすれば、マウントレールの下端部を側方からも強固に固定することができる。
請求項のように、マウントレールが金属板を折り曲げ成形したものであり、辺を重ねて溶接する部分に空間部を形成した構造とすれば、強度が弱い端部を補強しつつ溶接も容易に行うことができる。
請求項のように、マウントレールの張出部と中空部との間の辺を溶接部とすれば、スポット溶接等の溶接作業が容易となる。
請求項のように、マウントレールが中空部におけるキャビネット内側コーナーに凹部を設けた構造としておけば、配線ダクト等の機器を取り付けることができる。
本発明の実施形態を示すキャビネットの全体斜視図である。 キャビネット底部の斜視図である。 図2の部分拡大図である。 縦フレームの断面を示す斜視図である。 縦フレームの断面形状の変形例を示す断面図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1に示すように、本発明の電気電子機器収納用フレーム式キャビネットは、4本の縦フレーム1と4本の横フレーム2と4本の奥行フレーム3とを直方体状に組み合わせ、キャビネットの骨格となるフレーム枠を形成したものである。この実施形態では各フレームを構成するフレーム部材はアルミニウムの押し出し材である。各フレームの端部はコーナー部材4に当接され、コーナー部材4側からねじ止め固定されている。このほか本発明では、機器取付用のマウントレール5がフレーム枠の内側に設けられている。マウントレール5については後述する。
横フレーム2と奥行フレーム3とによってキャビネットの底面が形成されているが、本発明ではさらに底フレーム6を縦フレーム1の近傍のキャビネット内面に設けてある。底フレーム6はほぼ平板状のもので好ましくは鋼板を折り曲げ成形したものである。底フレーム6はコーナー部材4の突出部と重ね合わされてアンカーボルトにより床面等に固定される。これにより地震による地面や床面などの設置面の動きを底フレーム6の全体で受けることができ、従来よりも耐震性を向上させることができる。
図2と図3は、マウントレール5の下端部の固定構造を示す図である。図示のように、マウントレール5の下端部はマウント金具7の下辺8の上に載せられてボルト9によって底フレーム6の上面に固定し、中空形状のマウント金具7の側面とマウントレール5の側面とをボルト10bにより固定するとともに、中空形状のマウント金具7の側面を奥行フレーム3の側面にボルト10aにより固定することによって、奥行フレーム3にも固定されている。なお奥行きフレーム3の高さはマウントレール5の下端部よりも高い位置まで延設され、マウントレール5の側面と奥行きフレーム3の側面との間をマウント金具7によって固定してある。
このようにマウントレール5の下端部をマウント金具7によって底フレーム6と奥行フレーム3とに固定した構造によって、マウントレール5に機器を取り付けた場合の荷重を奥行フレーム3と底フレーム6に分散させることができ、従来のようにフレーム枠に荷重が集中しない。しかもマウントレールの下端部を側方からも強固に固定することができ、耐震性を高めることができる。
この実施形態のマウントレール5は、図4に示す断面形状である。本発明のマウントレール5は好ましくは鋼板である金属板を折り曲げ成形したもので、横フレーム2と平行な第1辺11、これに隣接し奥行きフレーム3と平行な第2辺12、これに隣接し第1辺11と平行な短い第3辺13、これに隣接し第2辺12と平行な第4辺14、これに順次隣接する第5辺15、第6辺16、第7辺17によって第2辺12の内側に形成された略四角形の中空部20、第7辺17に隣接し第2辺12の内側に密着する第8辺18とによって構成されている。第1辺11および第2辺12には付属機器取付用孔列31が形成されている。第1辺である張出部のキャビネット内側端部には機器取付用孔列30が形成されている。第1辺11はキャビネットの前後面側に位置する張出部であり、ラインMで示した張出部の基端から機器取付用孔列31までの距離Xを、前記張出部の基端から中空部20の先端面(第6辺16)までの距離Yよりも大きくした
第2辺12と第8辺18とを重ねた部分がスポット溶接された溶接部21である。この部分は第8辺18の長さ分の空間部となっており、強度が弱い端部を補強しつつ溶接作業が容易に行えるようになっている。またマウントレール5のキャビネット内側コーナーに、凹部22を設けた構造となっている。中空部20はマウントレール5の強度を高める機能を有する。また凹部22は配線ダクト等の付属機器の取り付けに利用することができ、キャビネット内部の配線空間として利用することもできる
マウントレール5の断面形状は図5に示すように様々に変形可能である。図5のAは図4に示した形状であるが、図5のBはAの形状における第1辺11を第8辺18の先端に形成した構造である。また図5のCはAの形状における第8辺18の先端にさらに第9辺19を設けた形状である。更に図5のDEFは、ABCに対応する形状であるが、第3辺13に相当する部分を180°のヘミング曲げとしたものである。
いずれの断面形状であっても、張出部、張出部のキャビネット内側端部に形成した機器取付用孔列30、中空部20、溶接部21、凹部22を備えている。
本発明ではこのような断面形状を持つマウントレール5を用いたので、マウントレール5自体の強度を高めることができ、しかもマウントレール5が受ける荷重を底フレーム6に分散させることができ、従来のようにフレーム枠に荷重が集中しないので、キャビネット全体の耐震性を向上させることが可能となる。
1 縦フレーム
2 横フレーム
3 奥行フレーム
4 コーナー部材
5 マウントレール
6 底フレーム
7 マウント金具
8 下辺
9 ボルト
10 ボルト
11 第1辺
12 第2辺
13 第3辺
14 第4辺
15 第5辺
16 第6辺
17 第7辺
18 第8辺
19 第9辺
20 中空部
21 溶接部
22 凹部
30 機器取付用孔列
31 付属機器取付用孔列

Claims (6)

  1. 縦フレームと横フレームと奥行きフレームとにより直方体状のフレーム枠を形成した電気電子機器収納用フレーム式キャビネットであって、機器取付用のマウントレールが、キャビネットの前後面側に位置する機器取付用孔列を備える張出部と中空部とを備えるとともに、前記張出部と中空部との間に空間部を備え、前記張出部の基端から機器取付用孔列までの距離Xを、前記張出部の基端から中空部の先端面までの距離Yよりも大きくしたことを特徴とする電気電子機器収納用フレーム式キャビネット。
  2. 下端部が底部のフレーム枠の内側の底フレームに固定されたマウントレールを備え、マウントレールがその上下端部にマウント金具を備え、これらのマウント金具を奥行きフレームに固定したことを特徴とする請求項1記載の電気電子機器収納用フレーム式キャビネット。
  3. 奥行きフレームの高さをマウントレールの下端部よりも高い位置まで延設し、マウントレールの側面と奥行きフレームの側面との間を中空形状のマウント金具によって固定したことを特徴とする請求項記載の電気電子機器収納用フレーム式キャビネット。
  4. マウントレールが金属板を折り曲げ成形したものであり、辺を重ねて溶接する部分に空間部を形成したことを特徴とする請求項記載の電気電子機器収納用フレーム式キャビネット。
  5. マウントレールが、張出部と中空部との間の辺を溶接する部分としたものであることを特徴とする請求項記載の電気電子機器収納用フレーム式キャビネット。
  6. マウントレールが、中空部におけるキャビネット内側コーナーに凹部を設けたものであることを特徴とする請求項記載の電気電子機器収納用フレーム式キャビネット。
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