JP2015194006A - 耐力壁取付け用躯体の補強構造と補強方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】耐力壁を設ける柱2と横架材5とを接合するコーナー部に補強金具9を固定具10,11により固定して接合部を補強する。補強金具9は、互いに直交する角度をなし、複数の固定具挿通用孔をそれぞれ有する第1板部9aおよび第2板部9bと両者間の傾斜板部9cとを有する。第1板部9aと第2板部9bのいずれか一方を横架材5に当て、他方を柱2に当てて固定具10,11により横架材5および柱2に固定する。
【選択図】図2
Description
耐力壁を取付ける柱の上下端を、横架材に接合して構成される耐力壁取付け用躯体の補強構造において、
前記柱と横架材とを接合するコーナー部に補強金具を固定具により固定して接合部を補強する構造を有し、
前記補強金具は、矩形の板材を曲成してなるものであって、互いに直交する角度をなし、複数の固定具挿通用孔をそれぞれ有する第1板部および第2板部と、前記第1板部と前記第2板部との間にあって、前記第1板部と前記第2板部に対して傾斜して一体に形成された傾斜板部とにより構成し、
前記第1板部と前記第2板部のいずれか一方を前記横架材に当て、他方を前記柱に当て、前記第1板部と前記第2板部に設けた前記固定具挿通用孔にそれぞれ挿通する固定具により、前記横架材および前記柱に前記補強金具を固定したことを特徴とする。
前記第1板部または前記第2板部の少なくともいずれか一方に設ける複数の固定具挿通用孔を、補強金具を柱および横架材に取付けた状態において、その各孔の中心点が柱の長手方向の異なる線上にあるように配設し、かつ柱の前記長手方向に対して直角をなす補強金具の幅における中心線を中心として非対称の位置にあるように配設したことを特徴とする。
耐力壁を取付ける柱の上下端を、横架材に接合して構成される耐力壁取付け用躯体の補強方法において、
矩形の板材を曲成してなるものであって、互いに直交する角度をなし、複数の固定具挿通用孔をそれぞれ有する第1板部および第2板部と、前記第1板部と前記第2板部との間にあって、前記第1板部と前記第2板部に対して傾斜して一体に形成された傾斜板部とにより構成した補強金具を用い、
前記第1板部と前記第2板部のいずれか一方を前記横架材に当て、他方を前記柱に当て、前記第1板部と前記第2板部に設けた前記固定具挿通用孔にそれぞれ挿通する固定具によって前記横架材および前記柱に前記補強金具を固定することにより、前記柱と前記横架材とを接合するコーナー部を補強することを特徴とする。
2 柱
2a ほぞ
5 土台(横架材)
5a ほぞ孔
6 梁(横架材)
9 補強金具
9a 第1板部
9b 第2板部
9c 傾斜板部
10,11 固定具
13a〜13e,14a〜14e 固定具挿通用孔
Claims (3)
- 耐力壁を取付ける柱の上下端を、横架材に接合して構成される耐力壁取付け用躯体の補強構造において、
前記柱と横架材とを接合するコーナー部に補強金具を固定具により固定して接合部を補強する構造を有し、
前記補強金具は、矩形の板材を曲成してなるものであって、互いに直交する角度をなし、複数の固定具挿通用孔をそれぞれ有する第1板部および第2板部と、前記第1板部と前記第2板部との間にあって、前記第1板部と前記第2板部に対して傾斜して一体に形成された傾斜板部とにより構成し、
前記第1板部と前記第2板部のいずれか一方を前記横架材に当て、他方を前記柱に当て、前記第1板部と前記第2板部に設けた前記固定具挿通用孔にそれぞれ挿通する固定具により、前記横架材および前記柱に前記補強金具を固定したことを特徴とする耐力壁取付け用躯体の補強構造。 - 請求項1に記載の耐力壁取付け用躯体の補強構造において、
前記第1板部または前記第2板部の少なくともいずれか一方に設ける複数の固定具挿通用孔を、補強金具を柱および横架材に取付けた状態において、その各孔の中心点が柱の長手方向の異なる線上にあるように配設し、かつ柱の前記長手方向に対して直角をなす補強金具の幅における中心線を中心として非対称の位置にあるように配設したことを特徴とする耐力壁取付け用躯体の補強構造。 - 耐力壁を取付ける柱の上下端を、横架材に接合して構成される耐力壁取付け用躯体の補強方法において、
矩形の板材を曲成してなるものであって、互いに直交する角度をなし、複数の固定具挿通用孔をそれぞれ有する第1板部および第2板部と、前記第1板部と前記第2板部との間にあって、前記第1板部と前記第2板部に対して傾斜して一体に形成された傾斜板部とにより構成した補強金具を用い、
前記第1板部と前記第2板部のいずれか一方を前記横架材に当て、他方を前記柱に当て、前記第1板部と前記第2板部に設けた前記固定具挿通用孔にそれぞれ挿通する固定具によって前記横架材および前記柱に前記補強金具を固定することにより、前記柱と前記横架材とを接合するコーナー部を補強することを特徴とする耐力壁取付け用躯体の補強方法。
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JP2014071847A JP2015194006A (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 耐力壁取付け用躯体の補強構造と補強方法 |
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JP2015194006A true JP2015194006A (ja) | 2015-11-05 |
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JP2014071847A Pending JP2015194006A (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 耐力壁取付け用躯体の補強構造と補強方法 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019035252A (ja) * | 2017-08-15 | 2019-03-07 | 株式会社ポラス暮し科学研究所 | 耐力壁および建築物 |
JP2019073917A (ja) * | 2017-10-17 | 2019-05-16 | 飛島建設株式会社 | 木枠架構補強材 |
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-
2014
- 2014-03-31 JP JP2014071847A patent/JP2015194006A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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