JP2017535310A - アミューズメント乗り物のホルダ内の乗客を規制する装置 - Google Patents

Abstract

【課題】アミューズメント乗り物の規制システムの安全性を高めること。【解決手段】少なくとも１つのセンサ装置（３０）を有し、アミューズメント乗り物（１０）のホルダ（４０）に保持された乗客（２０）を規制する装置（１）において、前記センサ装置（３０）は、前記乗客（２０）と前記ホルダ（４０）との間の少なくとも部分的な形状ロックを識別し監視する手段（３４）を有する装置（１）。【選択図】図１

Description

本発明は、特許請求の範囲の請求項１のプリアンブルに対応するアミューズメント乗り物のホルダに保持された乗客を規制する装置及び、特許請求の範囲の請求項１３のプリアンブルに対応するアミューズメント乗り物のホルダに保持された乗客を規制する方法に関する。

アミューズメント乗り物における規制システムは、例えば、特許文献１により知られている。この文献は、アミューズメント車両のための規制システムが開示されており、これによって乗客の下半身が保持される。一般的に、このようなホルダの技術は、乗客に好まれる。というのは、無理やり押し込む肩から掛ける安全バーと対照的に最大の運動の自由度を許し、強烈な乗車感覚が与えられるからである。

太ももにおける乗客の安全な保持は、例えば、乗客を受け入れる固定又は移動可能なホルダ内で太ももが全面で横たわっているというような様々な人間工学的な措置に依存する。以降では、乗客の受入部に対して移動せず、乗客の体及び／又は体の領域の受け入れに、例えば、座席シェル、バックシェル、フロントシェル、寝椅子シェル等を使うホルダは、固定されたホルダとして理解される。乗客の受け入れ部に対し、移動可能であり、固定されたホルダで乗客の体及び／又は体の領域を固定及び規制するために、例えば、膝にかける棒、肩にかける棒、腹にかける棒、背中にかける棒、足にかける棒などを用いるホルダは、移動ホルダとして理解される。乗客の様々な体の寸法により規制システムの人間工学的な実施には、多くの範囲の人々を考慮すべきでることが明らかである。これは、例えば、規制システムにおいて、形状ロックして乗客を閉じ込めるために、移動可能ホルダの個々の姿勢を調整することが必要となる。

ＥＰ１０２０２１２Ｂ１号公報 ＤＥ１９９８３９５６Ｂ４号公報 ＤＥ１００１６２１３Ｃ１号公報

従来の規制システムでは、特許文献１に記載されているように、乗客は、自身で、正しい座り位置と体の近くに移動可能ホルダをピッタリと付け、アミューズメント乗り物のサービスマンが正しい着座位置と体の近くにピッタリと付けられているかを点検していた。様々な理由、例えば、間違い、厚着の衣類、又は、一緒に運ばれる物体等のために、正しい着座位置と体の近くにピッタリと置かれることが制限される可能性がある。

乗車が許される一番太った人に関する移動可能ホルダの最大の位置を、センサを使って検知するように規制システムを考えることができる。しかしながら、このような規制システムは不十分である。というのは、システムとして、例えば、移動可能ホルダが最大位置の下、ぎりぎりとなるやいなや子供に対してスタートの解除を与えることも考えられるからである。この場合には、子供の太ももと移動可能ホルダとの間には、子供が乗り物から簡単に降りることができるような大きなスペースが生じ、これは、セキュリティ上の理由から起こってはならないことである。

乗客を保持するホルダのセンサ装置は、自動車業界において知られている。例えば、特許文献２は、乗客センサを開示しており、このセンサが、エアーバック規制システムの制御において座席下部上に乗客が居るか否かを検知する。

特に、アミューズメント用レール乗り物の車両内の人間の安全性を確保するための規制棒が特許文献３により知られている。しかしながら、特許文献３のセンサは、肩の棒と乗客の間の一緒に運ばれる荷物を検知しない。このため、規制棒と乗客の間の形状ロックを保証しない。

本発明の目的は、アミューズメント乗り物の規制システムと乗客との間に必要とされる形状ロックを保証し、これにより、アミューズメント乗り物の規制システムの安全性を高めることである。以降、形状ロックは、移動可能ホルダを乗客に接して又は、乗客の上に載せて装着するものと理解される。

この発明の目的は、特許請求項１の特徴部分を有する装置及び特許請求項１３の方法によって達成される。

本発明のより有利な実施形態及びさらなる展開は、従属請求項に記載される。

本発明のアミューズメント乗り物のホルダに保持された乗客を制限する装置は、少なくとも１つのセンサ装置を有し、乗客と乗客を制限する装置の間の形状ロックが検査され得る。

本発明のセンサ装置により、乗客とアミューズメント乗り物、例えば、アミューズメントパークのジェットコースタのホルダとの間の形状ロックが検査され、自動車業界でよくある、乗客の上半身とホルダとにある形状ロックの検査が限定されることはなく、例えば、乗客の太ももとホルダとの間でも形状ロックが保証される。

乗客とアミューズメント乗り物のホルダとの間の形状ロックのセンサを用いた検査は、アミューズメント乗り物の操業の安全性を高め、もっぱら、ホルダが正しく、体に隣接して置かれた状態でアミューズメント乗り物のスタートの解放が行われることが保証される。
本発明の装置は、例えば、間違った着座位置及び／又は形状ロックを損ねる物体により移動可能ホルダが体に隣接して置かれていないことを検査する際にアミューズメント乗り物のサービスマンを支援する。

アミューズメント乗り物の乗客を規制する装置は、好適には、センサ装置の手段が乗客の体及び／又は体の位置を検知可能である。

乗客の体及び／又は体の位置を検出により、アミューズメント乗り物のスタート解放が、乗客が正しい着座位置にいる場合にのみ生じることを確かになる。これにより、乗客の様々な体の寸法が簡単に検知される。さらに、乗客が背中や臀部領域に荷物を積んでいる場合に、乗車体験を強化するために体を伸ばしてより多くの自由空間を手に入れることを望むことが検知され、これにより体及び／又は体の位置のセンサによる検知をせずに乗客とホルダとの間の形状ロックが保証されない。この場合には、装置は、形状ロックがもはや保証されず、スタートの解放が開始されないと認識する。

本発明のさらなる展開として、センサ装置に、乗客の個々の体の部分及び／又は体の領域を所定の保持位置と比較する手段が設けられる。

このように個々の体の部分及び／又は体の領域を所定の保持位置と比較することにより、体とは異なる物体、例えば、義肢を検出することができるという利点を有する。

センサ装置が光学スキャナを有し、乗客の個々の体の部分及び／又は体の領域を所定の保持位置と比較が実行される場合には、特に有利である。この場合、スキャナが乗客を視覚的に検知し、そのように検知された画像が所定の保持位置と比較される。

好適には、センサ装置は、温度センサ及び／又は表面測定センサ及び／又は圧力センサ及び／又は取り除き可能又は圧縮可能な媒体を検出するセンサ及び／又は超音波センサ及び＼又は赤外線センサを有する。

例えば、乗客の体の温度を検知する温度センサは、一緒に運ばれる物体又は着膨れした衣類を識別する。そのような物体が体と温度センサの間にあると、所定の最低温度に達せず、スタート解放信号は、否定的となる。

本発明の好適な実施形態は、乗客の体に移動可能ホルダが隣接して置かれるように監視するセンサ装置の手段が設けられている移動可能ホルダである。

移動ホルダが体に隣接して置かれることをセンサで監視することにより、乗客の誤った行動、例えば、背中及び／又は臀部に荷物を積む際に体を過剰に伸ばす等の行動が簡単に検知できる。移動ホルダが体に隣接して置かれることをセンサで監視することは、アミューズメント乗り物のサービスマンを支援するのに適しており、それにより、人間の誤りを低減し、乗客の安全を高めることに寄与する。

好適には、装置は、アミューズメント乗り物のスタートの解放を発するように構成される。

これにより、センサ装置の手段のポジティブなフィードバック信号の後で初めてスタートの解放が生じる。このため、制限システムと乗客との間の要求される形状ロックが保証され、安全性が高められる。

本発明の装置のホルダは、特に、シートシェル、移動可能ホルダ、及びバックシェルを有する。

シートシェル、移動可能ホルダ、及びバックシェルを有するホルダは、アミューズメント乗り物のホルダとして人間工学的に特に良好である。

好適には、センサ装置は、シートシェルのホルダ、移動可能ホルダ、又はバックシェルに設けられている。シートシェルとバックシェルに設けられたセンサは、アミューズメント乗り物のホルダにおいて乗客の着座位置の正確な検知を可能にする。移動可能ホルダのセンサは、移動可能ホルダが体に隣接して置かれているかを監視する。

乗客の体の大きさに関する可能な限り多くの情報を検知するために、装置は、好適には、複数のセンサ装置を有しており、ホルダ内のセンサ装置は、移動可能ホルダ、又は移動可能ホルダ又は移動可能ホルダ及びシートシェル及び／又はバックシェルに設けられている。

この際に、例えば、１つのセンサ装置は、温度センサを有し、他のセンサ装置は、圧力センサを有するようにして、体の温度及び／又は温度に依存する乗客の距離の他に、追加的に、アミューズメント乗り物のホルダ内の乗客の接触圧力が検知され得る。体の温度及び／又は温度値に基づく距離及び乗客の接触圧力の読み出しは、乗客の体又は体の一部のより良好な検知及び物体との区別に寄与する。

本発明の展開として、センサ装置が部分的に又は完全にアミューズメント乗り物のホルダの外に設けられている。アミューズメント乗り物のホルダの外に設けられたセンサ装置は、例えば、アミューズメント乗り物の駅に設けられ得る。そして、乗客とアミューズメント乗り物のホルダとの間の形状ロックがアミューズメント乗り物がその駅を通過する際に検知される。

本発明によって、測定ユニットによって、センサ装置の手段によって検知された乗客の大きさを入力信号として認識されて、アミューズメント乗り物のホルダに保持された乗客の規制が調整される。測定ユニットは、この入力信号をさらに、調整装置に送信する。調整装置は、アミューズメント乗り物のスタートの前に、ホルダを乗客の大きさに合わせて調整する。

このような方法は、誤った行動、例えば、間違った着座位置、着膨れした衣類又は形状ロックを損なう物体を確認する際にアミューズメント乗り物のサービスマンを支援する。これまでは、既知の規制システムにおいて、移動可能ホルダが正しい閉じ位置にない場合でも移動可能ホルダの閉じる領域の内側で行われていた、アミューズメント乗り物のスタートの解放が、移動可能ホルダが実際に体に隣接して置かれている場合に初めて可能となる。

発明のさらなる展開として、乗客の大きさがアミューズメント乗り物のスタート領域をアミューズメント乗り物が通過する際に検知される。

本発明のこのさらなる展開の方法によれば、規制システムと乗客との間の正しい形状ロックがアミューズメント乗り物の操業中に検知され得る。

本発明の方法の調整装置は、サーボモータを有している。サーボモータにより、例えば、移動可能ホルダを特に簡単に調整することができる。

本発明によれば、アミューズメント乗り物の規制システムと乗客との間に必要とされる形状ロックを保証し、これにより、アミューズメント乗り物の規制システムの安全性を高めることができる。

アミューズメント乗り物のホルダに保持された乗客を規制する装置の実施形態の正面図である。 図１に対応する、乗客を規制する装置を有するホルダの詳細を示す図である。 図１に示す発明の方法を具体的に説明するためのブロックダイアグラムである。

本発明は、次に示す図面の実施形態に基づいて説明される。

図１は、アミューズメント乗り物１０のホルダ４０に保持された乗客２０を規制する装置１の実施形態の正面図である。

図２は、図１に対応する装置１を有するホルダ４０の詳細を示す図である。

図３は、図１に示す装置を調整する本発明の方法をブロックダイアグラムに基づいて概括的に示す図である。

不必要な繰り返しを避けるために、以下の説明では、図１から図３は、一緒に取り扱われる。

この実施形態は、乗客２０を規制する装置１を有するアミューズメント乗り物１０を示す。乗客２０は、ホルダ４０の中で保持され、ホルダ４０は、例えば、車両、ケーブルカー、ゴンドラ等の乗客受入部１２に収容される。このアミューズメント乗り物は、例えば、アミューズメントパークでのレールに結合された乗り物、特にジェットコースタである。

アミューズメント乗り物１０の新しい規制システムは、乗客２０との間でできるだけ少ない接触点となるように乗客２０を確かに保持するように考えられている。図１に示す実施形態のホルダ４０は、例えば、乗客２０の不図示の太ももで乗客２０を保持する。

装置１は、手段３４を有するセンサ装置３０を有しており、手段３４により、乗客２０と装置１との間の形状ロックが監視され得る。本実施形態においては、センサ装置３０は、温度センサ３４ａを有し、温度センサ３４ａは、乗客２０の体温を検出する。しかしながら、センサ装置３０は、温度センサ３４ａのみに制限されるものではない。不図示の表面センサ３４ｂ、圧力センサ３４ｃ、排除可能又は圧縮可能な媒体を検知するセンサ３４ｄ、乗客２０の大きさを検知する静電容量センサ３４ｅ又は超音波センサ３４ｆ又は赤外線センサ３４ｇ又はそれ以外のセンサを埋め込み可能である。

センサ装置３０の手段３４により、体２２及び／又は体の位置２４、例えば、図１に示す実施形態で示すように、乗客２０の座っている体の位置２４、又は、乗客２０の体の領域２６が検知可能である。

乗客２０の異なる体の寸法のためにホルダ４０の人間工学的な実施において、多くの人間を考慮すべきである。これは、装置３０の手段３４が設けられ得る、移動可能ホルダ４６の姿勢が個々に調整可能であることを必要とする。移動可能ホルダ４６に設けられたセンサ装置３０の手段３４は、乗客２０と、移動可能ホルダ４６又はホルダ４０との間の形状ロックを監視する。乗客２０の体２２は、ホルダ４０の中に押し込まれるので、乗客２０は、形状ロックされてホルダ４０の中に閉じ込められる。乗客２０は、発生する加速による力や自発的な力によってもホルダ４０から逃れでることができない。

本実施形態では、ホルダ４０とは別に配置されるスキャナ３６が示されている。スキャナ３６は、乗客２０の個々の体の部分及び／又は体の領域を、所定の保持位置と比較する。より有利には、スキャナ３６は、比較のために乗客２０の光学像を検知し、この光学像が所定の保持位置と比較される。このような光学的な比較により、乗客２０の体とは異なる物体、例えば、リュック、カバン等が簡単に高い信頼性で識別できる。

図示されたホルダ４０は、シートシェル４２、バックシェル４４、移動可能ホルダ４６を有する。図２に示す実施形態のセンサ装置は、移動可能ホルダ４６に配置された温度センサ３４ａと、バックシェル４４とシートシェル４２に配置された圧力センサ３４ｃとを有する。もちろん、ホルダ４０には他のセンサを設けることもできる。例えば、本実施形態の乗客２０の体の温度を検知する温度センサ３４ａ及びバックシェル４４とシートシェル４２において乗客２０の接触圧力を検知する圧力センサ３４ｃのような様々な測定値を量的に検知するセンサを使用することによって乗客２０の体２２と体の位置２４の確かな検知をすることができる。

センサ装置３０の手段３４は、ホルダ４０内又はアミューズメント乗り物１０の外で、例えば、スタート領域に、配置されることが可能で、アミューズメント乗り物１０の走行の際には、スタート領域を通して又はアミューズメント乗り物１０の出発の前に乗客２０とホルダ４０の間の形状ロックが監視される。

アミューズメント乗り物１０のホルダ４０に保持された乗客２０を規制する本実施形態の方法では、装置１に調整装置５０が埋め込まれている。測定ユニット５２は、入力信号として、センサ装置３０の手段３４によって検知された乗客２０の大きさを受信する。測定ユニット５２は、その入力信号を更に調整装置５０に送る。調整装置５０は、アミューズメント乗り物のホルダ４０をアミューズメント乗り物１０のスタートの前、及び／又はスタート領域を走行中に調整する。一番簡単な場合では、調整装置がサーボモータ５４を有して、このサーボモータ５４が移動可能ホルダ４６を体２２に隣接して置くように調整する。

センサ装置３０により、体の位置２４と移動可能なホルダ４６が体に隣接して置かれることを監視することで安全性が高められ、乗客２０とホルダ４０との間の形状ロックが保証される。

乗客２０の規制をする装置１は、例えば、誤った着座位置などの間違い、形状ロックを損なう着膨れ又は荷物を確認する際に、アミューズメント乗り物１０のサービスマンを支援する。これまでは、移動可能なホルダ４６が正しい閉じ位置にない場合でも移動可能なホルダ４６の閉じる領域の内側で行われていた、アミューズメント乗り物１０のスタートの解放が、移動可能なホルダ４６が実際に乗客２０の体２２に隣接して置かれている場合に初めて可能となる。

サービスマンの支援をする支援システムとして、本実施形態に示す装置１は、人間の誤りを減少させることを助け、それにより乗客２０の安全性が高められる。

１ 規制する装置
１０ アミューズメント乗り物
１２ 乗客受入部
２０ 乗客
２２ 体
２４ 体の位置
２６ 体の領域
３０ センサ装置
３４ 手段
３４ａ 温度センサ
３４ｂ 表面センサ
３４ｃ 圧力センサ
３４ｄ 排除可能又は圧縮可能な媒体を検知するセンサ
３４ｅ 静電容量センサ
３４ｆ 超音波センサ
３４ｇ 赤外線センサ
３６ スキャナ
４０ ホルダ
４２ 固定ホルダ
４６ 移動可能ホルダ
５０ 調整装置
５２ 測定ユニット
５４ サーボモータ

Claims (16)

1. 少なくとも１つのセンサ装置（３０）を有し、アミューズメント乗り物（１０）のホルダ（４０）に保持された乗客（２０）を規制する装置（１）において、
   前記センサ装置（３０）は、前記乗客（２０）と前記ホルダ（４０）との間の少なくとも部分的な形状ロックを識別し監視する手段（３４）を有することを特徴とする装置（１）。
2. 前記センサ装置（３０）の前記手段（３４）は、前記乗客（２０）の体（２２）及び／又は体の領域（２６）及び／又は体の位置（２４）を検知することを特徴とする請求項１に記載の装置（１）。
3. 前記センサ装置（３０）の前記手段（３４）は、前記乗客（２０）の体（２２）及び／又は体の領域（２６）を予め与えられた基準となる体の位置（２４）と比較することを特徴とする請求項１又は請求項２に記載の装置（１）。
4. 前記センサ装置（３０）は、スキャナ（３６）を有することを特徴とする請求項１乃至請求項３の何れか一項に記載の装置（１）。
5. 前記センサ装置（３０）は、温度センサ（３４ａ）及び／又は表面測定センサ（３４ｂ）及び／又は圧力センサ（３４ｃ）及び／又は取り除き可能又は圧縮可能な媒体を検出するセンサ（３４ｄ）及び／又は静電容量センサ（３４ｅ）及び／又は超音波センサ（３４ｆ）及び＼又は赤外線センサ（３４ｇ）を有することを特徴とする請求項１乃至請求項４の何れか一項に記載の装置（１）。
6. 前記センサ装置（３０）の前記手段（３４）は、前記乗客（２０）の体（２２）に隣接して移動可能ホルダ（４６）が置かれていることを識別し監視することを特徴とする請求項１乃至請求項５の何れか一項に記載の装置（１）。
7. 前記センサ装置（３０）の前記手段（３４）は、固定ホルダ（４２）に対する前記乗客（２０）の体の位置（２４）を識別し監視することを特徴とする請求項１乃至請求項６の何れか一項に記載の装置（１）。
8. 前記装置（１）は、前記アミューズメント乗り物（１０）のスタート解放を発するように構成されていることを特徴とする請求項１乃至請求項７の何れか一項に記載の装置（１）。
9. 前記ホルダ（４０）は、固定ホルダ（４２）と移動可能ホルダ（４６）を有していることを特徴とする請求項１乃至請求項８の何れか一項に記載の装置（１）。
10. 前記センサ装置（３０）の前記手段（３４）は、前記固定ホルダ（４２）及び／又は前記移動可能ホルダ（４４）に設けられていることを特徴とする請求項９に記載の装置（１）。
11. 前記装置（１）は、複数のセンサ装置（３０）を有し、前記ホルダ（４０）内の前記複数のセンサ装置（３０）は、移動可能ホルダ（４６）内又は、移動可能ホルダ（４６）とシートシェル（４２）及び／又はバックシェル（４４）内に設けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項１０の何れか一項に記載の装置（１）。
12. 前記センサ装置（３０）は、部分的に又は完全に前記アミューズメント乗り物（１０）のホルダ（４０）の外側に設けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項１１の何れか一項に記載の装置（１）。
13. 調整装置（５０）を有し、請求項１乃至請求項１２の何れか一項に記載のセンサ装置（３０）によって前記アミューズメント乗り物（１０）のホルダ（２０）に保持された乗客（２０）を規制する方法であって、
    少なくとも１つのセンサ装置（３０）を使用することにより測定ユニット（５２）が乗客（２０）の大きさを検知し、前記調整装置（５０）へ送信し、前記調整装置（５０）は、前記アミューズメント乗り物（１０）のスタートの前に前記ホルダ（４０）を前記乗客（２０）の前記大きさに調整することを特徴とする方法。
14. 前記乗客（２０）の前記大きさは前記アミューズメント乗り物（１０）のスタート領域を前記アミューズメント乗り物（１０）が通過する際に検知されることを特徴とする請求項１３に記載の方法。
15. 前記ホルダ（４０）を前記乗客（２０）の前記大きさに調整した後に前記アミューズメント乗り物（１０）のスタートがなされることを特徴とする請求項１３に記載の方法。
16. 前記装置（１）は、調整装置（５０）を有し、前記調整装置（５０）は、サーボモータ（５４）を有することを特徴とする請求項１乃至請求項１２の何れか一項に記載の装置（１）。