JPH1015250A - ゲーム装置 - Google Patents

ゲーム装置

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JPH1015250A
JPH1015250A JP8169721A JP16972196A JPH1015250A JP H1015250 A JPH1015250 A JP H1015250A JP 8169721 A JP8169721 A JP 8169721A JP 16972196 A JP16972196 A JP 16972196A JP H1015250 A JPH1015250 A JP H1015250A
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JP
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game
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JP8169721A
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Inventor
Keisuke Hiromi
恵介 廣見
Tatsuya Kono
達也 河野
Riichiro Toyama
理一郎 遠山
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Sega Corp
Original Assignee
Sega Enterprises Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G31/00Amusement arrangements
    • A63G31/007Amusement arrangements involving water
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G4/00Accessories for roundabouts not restricted to one of groups A63G1/00 or A63G3/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63GMERRY-GO-ROUNDS; SWINGS; ROCKING-HORSES; CHUTES; SWITCHBACKS; SIMILAR DEVICES FOR PUBLIC AMUSEMENT
    • A63G7/00Up-and-down hill tracks; Switchbacks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の遊戯者に、個別に特殊な刺激を与える
ことができる乗り物形式のゲーム装置を提供する。 【解決手段】 遊戯者が搭乗可能に設けられたゲーム装
置1であって、遊戯者の姿勢を固定する姿勢固定装置1
05と、姿勢の固定された遊戯者の特定部位(頬等)に
所定の媒体(霧吹き等)を発射する媒体発射装置109
等と、を備えて構成される。姿勢固定装置105が遊戯
者の体を押さえつけるため、遊戯者は頭部を動かすこと
ができない。よって、媒体を遊戯者の特定部位に確実に
発射することができ、遊戯者を効果的に驚かすことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に遊戯者が搭
乗して遊ぶ形態のゲームシステムに係り、特に、遊戯者
自らが歩行する通路部と遊戯者が車に搭乗する搭乗部と
をともに兼ね備えたゲームシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】テーマパークやアミューズメントショウ
等において、いわゆるアトラクションといわれる遊戯施
設に2つのタイプがある。一つは、昔ながらのお化け屋
敷に類似するものであっては、遊戯者が予め設定された
施設内の通路を歩いていく間に、音響、映像や人形が遊
戯者を驚かすものである。他の一つは、施設内の特設さ
れた車両や船の乗り物に遊戯者が乗り込むものであっ
て、乗り物がゲームプログラムにしたがって移動してい
く過程において、様々な映像や音響が提供され、遊戯者
を驚かすようなものである。従来、いずれのアトラクシ
ョンの形式を採るかは、当該遊戯施設において提供する
ゲームのテーマに応じて定められていた。
【0003】また、乗り物に遊戯者が搭乗する形式のア
トラクションでは、この車両が移動する経路に沿って、
音響設備や映像、人形が配置される。その音響設備等
が、それらを知覚する遊戯者に興奮を引き起こさせるも
のであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た乗り物に搭乗するアトラクションにおいては、遊戯者
が受ける刺激は、主として映像等による視覚や音響等に
よる聴覚に訴えるものに過ぎず、遊戯者の触覚等に及ぶ
ものではなかった。もしも、聴覚や視覚以外の刺激を遊
戯者に与えることができれば効果的である。例えば、仮
にゲームプレイが怪獣に襲われるという内容であるとし
た場合、隣に座っている遊戯者が怪獣に襲われたとき、
その血飛沫が飛んできて遊戯者の顔面にかかる、といっ
た演出ができれば、ゲームプレイにおける臨場感を相当
に高めることができると考えられる。
【0005】また、このような演出において、乗り物に
乗った遊戯者が順番に怪獣に襲われていくといった展開
にすれば、遊戯者の恐怖感を最大限に増長させることが
できると考えられる。すなわち、前に進んでいる乗り物
の遊戯者や隣に座っている遊戯者が驚きの声を上げるの
を聞けば、当該遊戯者は、次に自らの身に及ぶ刺激に対
する緊張感を嫌が上にも高めることになる。この緊張感
が、次に来る刺激をより効果的に当該遊戯者に作用させ
るのである。
【0006】このような演出を行うためには、個々の遊
戯者に個別の音響を与える必要がある。しかし、大きな
スピーカを用いた音響設備では各遊戯者に刺激を与える
ことができない。一方、ヘッドフォン等を用いたので
は、衛生上の問題と故障の心配が大きくなる。
【0007】一方、遊戯者に血飛沫が飛んできたと思わ
せるため、霧などを吹き付けるにしても、遊戯者の頭を
完全に固定するのでは、圧迫感が強すぎ、他方で、遊戯
者が体を自由に動かすことができるのでは、遊戯者の顔
の適所に霧を吹き掛けることができない。そこで、本発
明は、各遊戯者に個別に特殊な刺激を与えることができ
るゲーム装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のゲーム装置は、
遊戯者が搭乗可能に設けられるものである。当該ゲーム
装置に搭乗した遊戯者は、姿勢固定装置によりその姿勢
が固定される。例えば、遊戯者が椅子に座る姿勢でゲー
ム装置に搭乗する場合、姿勢固定装置は、座った姿勢の
遊戯者の腰の上部、腹部等に圧力を加え、この遊戯者を
椅子に押し付けるものであることが好ましい。腹部が椅
子に押し付けられると、遊戯者は上半身および頭部を自
由に動かすことができない。すなわち、頭部等の可動範
囲が限定される。遊戯者が姿勢を固定され、自由に位置
を変えることができなければ、遊戯者の個々に異なる刺
激を与えることが可能になる。
【0009】このような姿勢固定装置を用いた場合、例
えば、遊戯者の特定部位(上記例のように頭部を固定す
るものならば、遊戯者の頬等)の位置が固定されるの
で、媒体発射装置から発射される媒体(例えば、水)の
命中範囲が限定されることになる。ゲームプレイの最中
に水がいきなりかかるのであるから、遊戯者は大いに驚
くことになる。なお、発射する媒体としては、水の他、
霧や煙、光、あるいは固体を遊戯者に接触させるもので
あってもよい。
【0010】また、この特定部位に空気を吹き掛ける送
風装置を設ければ、遊戯者の特定箇所(例えば首筋)等
に効果的に空気を吹き付けることができる。空気によっ
て、遊戯者は風を認識することになる。
【0011】さらに、ゲームの進行に併せて、遊戯者に
振動を与える振動供給装置を設けてもよい。このとき、
姿勢固定装置が遊戯者の体の一部を振動供給装置の一部
に固定する。例えば、固定姿勢装置が、椅子に座る遊戯
者の腹部を押さえつけることにより、振動供給装置の振
動部である背当てに、遊戯者の背中を押しあてる。この
ようにすれば、効果的に振動供給装置の供給する振動が
遊戯者に提供される。
【0012】一方、姿勢固定装置により、遊戯者の頭部
の可動範囲が限定されれば、当該遊戯者の頭部を取り囲
むようにして設けた音響装置から、非接触の状態で、当
該遊戯者に音響を提供することができる。音響装置と遊
戯者とが非接触状態であっても、遊戯者の頭部の可動範
囲が限定されているので、遊戯者に提供される音像の定
位が変動することがない。また、ヘッドフォン等の音響
装置を使用する場合に比べ、衛生上の問題や故障の心配
が少ない。
【0013】また、二人乗りのゲーム装置等、複数の遊
戯者が搭乗可能に設けられたゲーム装置に媒体発射装置
を設けてもよい。このとき、一方の遊戯者の特定部位に
媒体を発射するための発射口が、他方の遊戯者の搭乗し
ている方向以外の方向に開口させれば、一方の遊戯者に
媒体が発射されても、他方の遊戯者にかかることがな
い。また、複数の遊戯者に音響装置を設ける場合、一方
の遊戯者の音響装置の音響が他方の遊戯者に聞こえるの
はよくない。このとき、一方の遊戯者に音響を提供する
音響装置による音波と、他方の遊戯者に音響を提供する
音響装置から到達する音波と、の位相関係がほぼ逆の位
相関係となるよう位相を調整する。これにより、他方の
遊戯者のために提供された音響の音波が打ち消されるの
で、遊戯者は自らに提供された音響のみを聞くことがで
きる。
【0014】特に、二人乗りのゲーム装置の場合、音響
装置や媒体発射装置が隣接して並ぶ遊戯者の方面に配置
されれば、効果的にゲーム装置を行うことができる。す
なわち、他方の遊戯者が怪獣に襲われているというゲー
ム内容であれば、この襲われている音響(うなり声等)
を一方の遊戯者の音響装置から発生させれば、この一方
の遊戯者は隣の遊戯者が襲われている音をまざまざと認
識することになる。さらに、怪獣に食べられてしまうと
いう演出において、他方の遊戯者が襲われている音響と
ともに一方の遊戯者の顔に媒体を発射すれば、他方の遊
戯者が怪獣に襲われて食べられてしまい、まるで隣で襲
われている遊戯者の血飛沫が当該一方の遊戯者に降りか
かったかのような認識をこの一方の遊戯者に与えること
ができる。それぞれの遊技者の音響装置から提供される
音響の音像および媒体の相対的な発射方向を互いに対称
をなすように設ければ、遊技者それぞれに、その隣の遊
技者が襲われているかのような音響と媒体を提供するこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0016】図1に、本実施の形態のゲームシステムの
全体図を示す。図1に示すように、本ゲームシステム
は、通路部WAと搭乗部RAとから成り立っている。通
路部WAは、さらに前半部WAFと後半部WARとに分
けられる。遊戯者は、入口10より入場し、廊下11に
より導かれる。遊戯者が廊下11を通行する途中に、画
像表示装置12および13が画像を提供する。搭乗部R
Aにおいて、遊戯者はサークル15をまわる車1のいず
れかに搭乗する。車1に乗った遊戯者は、当該サークル
15を一周した後、当該車1から下車する。降車後は、
出口16より出る。通路部WA全体を通じ、その照明は
薄明かりとする。壁の装飾は黒くし、廊下11を歩行す
る遊戯者を不安な気分にさせ、何かが起こる不吉な恐怖
感を与えるものとする。
【0017】図2は、通路部WAの前半部WAFの概要
を示すものである。遊戯者は、入口10から入場し、階
段を降りて廊下11に沿って歩行する。廊下11には、
センサとスピーカとの組み合わせによる音響装置S1〜
S1およびSP1〜SP4が設けられる。
【0018】図21に、センサS1とスピーカSP1か
らなる音響装置のブロック図を示す。他の音響装置も同
様の構成を備える。センサS1は、例えば赤外線センサ
のように、人間がセンサの前を横切るか接近すると検出
信号を出力するものとする。なお、遊戯者の接近を検出
するものであれば他の種類のセンサでもよい。デコーダ
20は、センサS1からの検出信号をデコードし、コン
ピュータに割り込み信号を出力する。コンピュータ21
は、デコーダ20からの割り込み信号を受けると、音源
装置22に音源制御信号を供給する。音源装置22は、
音源制御信号を受けて、それに対応する音響信号を出力
する。したがって、当該音響装置は、遊戯者が近づくと
音響を発生する。この音響の内容は、後の搭乗部RAに
おいて遊戯者に提供するゲームプレイの目的に合致した
ものとする。例えば、ゲームプレイの内容が、「恐竜世
界探検」であれば、恐竜の吠える声を模擬した音響を提
供する。遊戯者は、前半部WAFで4つの音響装置によ
る音響の提供を受けた後、後半部WARに入る。
【0019】図3は、通路部WAの後半部WARの概要
を示すものである。後半部WARにおいて、センサS5
〜7、スピーカSP5〜7からなる音響装置は、遊戯者
の接近を検出し、当該遊戯者に音響を提供する。音響装
置の構成は、図21に示したセンサS1とSP1による
音響装置の構成と同様である。また、画像表示装置12
および13は、遊戯者の接近を検出し、当該遊戯者に映
像を提供する。
【0020】図22に、画像表示装置12のブロック図
を示す。画像表示装置13も同様の構成を備える。セン
サ12a、デコーダ23、コンピュータ24および音源
装置25は、前記音響装置(図21)と同様のものを用
いる。また、コンピュータ24は、デコーダ23からの
割り込み信号を受けて、画像表示回路26に制御信号を
提供する。画像表示回路26は、この制御信号を受け
て、メモリ装置27に格納された画像データに基づく画
像信号を生成し、プロジェクタ12bに出力する。音源
装置25がスピーカ12e,fに供給する音響信号の内
容は、画像表示回路26がプロジェクタ12bに供給す
る画像信号と関連するものとする。当該画像表示装置
は、遊戯者が近づくとスクリーン12fに画像を表示す
るとともに、スピーカ12e,fから音響を提供する。
この画像と音響の内容は、後の搭乗部RAにおいて遊戯
者に提供するゲームプレイの目的に合致したものとす
る。例えば、ゲームプレイの内容が、「恐竜世界探検」
であれば、恐竜の飛び掛かる映像とともに、この恐竜の
吠える声を模擬した音響を提供する。
【0021】モニタ17は、遊戯者に有用な情報や、搭
乗部RAで車1に搭乗する際の注意事項を画像表示する
ものである。
【0022】図4は、搭乗部RAの概要を示すものであ
る。搭乗部RAではサークル15の周囲にガイド2が設
けられている。ガイド2に沿って、複数の車1が走行す
る。各車1は、自分の動力で自らの制御により走行する
自走式であっても、図示しない管理室からの指示信号に
基づいて走行する制御式であってもよい。ガイド2の全
長は、例えば数十メートルであって、各車1はゆっくり
とした速度(毎秒数十センチ)でこのガイド2に沿って
移動する。プラットホーム部14は、通路部WAを通過
してきた遊戯者が、車1に搭乗するために待機する場所
である。遊戯者は搭乗口18において車1に搭乗する。
車1に乗ってガイド2に沿って一周してきた遊戯者は、
降車部19で車1から降り、出口16より外へ出る。
【0023】次に、本実施の形態の車1の構成について
説明する。
【0024】図5は本形態の車1の俯瞰図、図6は車1
の側面図、図7は正面図、図8は背面図である。これら
の図の符号で、Rは右側の座席用の装備を示し、Lは左
側の座席用の装備を示す。当該車体100には、座席1
01R、Lの背後に、スライドバー103R,Lを上下
動可能にヘッドレスト102R、Lが設けられている。
座席101R,Lの背当て104R,Lは、後述する振
動装置により振動可能に設けられている。座席の前部に
は安全バー105R,Lが回動可能に設けられている。
車体100の正面にはライト106が設けられている。
【0025】図9に、ヘッドレスト102Rの斜視図を
示す。ヘッドレスト102Lも、発射口109の位置を
除き、同図と同様の構成を備える。当該ヘッドレスト
は、図10に示すごとく、当該ヘッドレストのU字の内
部に遊戯者の頭部を取り囲むことが可能な大きさに成型
されている。ファン107a〜cは、遊戯者の両側面お
よび背後から遊戯者の頭部に風を吹き付ける送風装置で
ある。スピーカ108R、Lは、遊戯者にステレオ音響
を提供する音響装置の一部をなす。発射口109Lは、
遊戯者の頬の部分にポンプによる霧を噴射するノズルと
なっている。ここで、発射口109は、右側の座席であ
るか左側の座席であるかに応じて、その設置場所が異な
る。つまり、左側のヘッドレスト102Lでは、発射口
109を右側のアームの内側(遊戯者の頭部側)に開口
させる。また、右側のヘッドレスト102Rでは、発射
口109を左側のアームの内側に開口させる。すなわ
ち、二つのヘッドレストの発射口109は互いに反対の
方向に開口することになる。このように開口されれば、
図10に示すように、霧が遊戯者に吹き掛けられても、
一方の発射口109からの霧の発射により、他の遊戯者
が濡れることがない。また、後述する安全バー102に
よる姿勢固定装置により遊戯者の体の位置が固定され頭
部が大きく動くことがないので、図10に示すように、
一旦ヘッドレストを正しい位置に設置すれば、発射口1
09からの霧は確実に遊戯者の頬に命中する。なお、こ
のような発射口の配置は、後に述べるように、各遊技者
に互いに音像定位を左右反対にした音響を提供するとき
に、効果的な役割を担う。
【0026】図11に、当該車1の制御ブロック図を示
す。シーケンサ110は、後述するフローチャート(図
12)に従って各種制御信号を出力するコンピュータ装
置である。シーケンサ110は、右の座席に関する右側
用システム3Rと左の座席に関する左側用システム3L
とをともに制御する。
【0027】右側用システム3Rと左側用システム3L
とは互いに同等の構成を備えるため、ここでは右側用シ
ステム3Rについて説明する。音源装置111は、シー
ケンサ110が出力した音源制御信号に基づく音響信号
を生成する。アンプ112は、この音響信号を増幅し、
スピーカ108RおよびLに提供する。ここで、音源装
置111は、左側用システム3Lの音源装置からの音響
信号を受け取る。また、同時に当該右側用システム3R
の音源装置111の音響信号を、左側用システム3Lの
音源装置へ出力する。当該音源装置111は、左側用シ
ステムから供給された音響信号を、当該右側用システム
3Rの音源装置111の音響信号と合成して出力する。
このとき、左側用のヘッドレスト102Lから到達する
音波の位相と、当該音源装置111が左側用システム3
Lの音響信号に基づいて発生する音波の位相とが、当該
ヘッドレスト102Rを装着する遊戯者の耳の付近で1
80度ずれるように、左側用システム3Lからの音響信
号の位相を調整する。また、左側用のヘッドレスト10
2Lから到達する音波の振幅と、当該音源装置111が
左側用システム3Lの音響信号に基づいて発生する音波
の振幅とが、当該ヘッドレスト102Rを装着する遊戯
者の耳の付近で同じ振幅値となるように、この左側用シ
ステム3Lからの音響信号の増幅率を調整する。これに
より、互いの遊戯者の耳元で、他方のヘッドレストから
の音波が打ち消され、遊戯者は当該ヘッドレストのため
の音響のみを認識することができる。これらの構成は、
右側の遊技者に与える音響の内容と左側の遊技者に与え
る音響の内容が異なる場合に効果的である。
【0028】また、同一のゲームプログラムの音響信号
を用いる場合、右側用システム3Rの音源装置111が
提供する音像の定位が、左側用システム3Lの音源装置
111が提供する音像の定位と左右反対になるように、
音響を出力させてもよい。このような構成によれば、右
側の遊技者にとって左から聞こえる音が、左側の遊技者
にとって右から聞こえるようになる。これにより後述す
る効果を奏する。
【0029】バッファ113は、シーケンサ110の出
力する送風指示信号を増幅し、各ファン107a〜cに
供給する。なお、送風指示信号は、3つのファンに同時
に供給されるものでも、各ファンごとに異なるタイミン
グで供給されるものでもよい。
【0030】モータ114、伝達機構115および背当
て104は、振動装置を構成する。モータ114は、シ
ーケンサ110の出力する振動指示信号に基づいて回転
する。伝達機構115は、モータ114による回転運動
を往復運動に変換し、背当て104に伝達する。これに
より、座席に座る遊戯者は背中に振動を感ずる。
【0031】モータ116、伝達機構117、ピストン
118a、シリンダ118b、タンク119は、媒体発
射(ポンプ)装置を構成する。モータ116は、シーケ
ンサ110の出力するポンプ指示信号に基づき回転す
る。伝達機構117は、モータ116による回転運動を
往復運動に変換する。ピストン118aはこれに応じて
動く。伝達機構117の動きによりピストン118aが
下がった時(吸入時)、弁118cが開き弁118dが
閉じる。よって、タンク119内の媒体(ここでは水)
がシリンダ118b内に一定量流入する。伝達機構11
7がさらに動きピストン118aが上がった時(発射
時)、弁118cが閉じ弁118dが開く。この結果、
シリンダ118b内の水が発射口109を通って発射さ
れる。発射口109はノズル形状をしているので、発射
される水は霧となる。
【0032】ロック機構120は、シーケンサ110の
ロック指示信号に基づいて、ヘッドレスト102および
安全バー105のロックを行う。ロックは、例えば、電
磁ロック等の手段を用いる。
【0033】安全バーセンサ121は、安全バーがロッ
ク状態であるとシーケンサ110に供給するロック信号
をオン状態(例えば論理1)にし、ロックが解除される
とロック信号をオフ状態(例えば論理0)にする。
【0034】シートセンサ122は、座席101に遊戯
者が正しく座っているか否かを検出し、正しく座ってい
る場合に、シーケンサ110に出力する検出信号をオン
状態にし、座っていない場合には検出信号をオフ状態に
する。例えば、このシートセンサ121はランプと光電
変換素子等により構成され、遊戯者が座席101に着席
しランプの光を遮ると光電変換素子が検出信号を出力す
るものである。
【0035】ランプ106は、シーケンサ110の点灯
指示信号に基づいて点灯する。
【0036】なお、図示しないが、管理室では、すべて
の車1の電源と動作状態のモニタを行う。管理室は、す
べての車1への電源供給の有無を制御し、また、緊急事
態が発生すれば即座にすべての車1を強制的に停止させ
る。
【0037】次に、本発明の実施の形態の動作を図12
のフローチャートを参照しながら説明する。車1の電源
が投入されると、プログラム上のタイマが始動し(S
1)、振動装置のモータ114、ポンプであるモータ1
16が起動される(S2)。ステップS4およびS5に
て、遊戯者が座席に正しく着席しているか否かの安全確
認が行われる。
【0038】ここで、遊戯者が車1に搭乗する際の手順
を図13乃至図16を用いて説明する。図13に示すよ
うに、まず、遊戯者は座席101に着席する。正しくシ
ート101に着席すれば、シートセンサ122は検出信
号をオン状態にする。次いで、図14に示すように、遊
戯者は安全バー105を105aの位置から105bの
位置まで手で引き下げる。安全バー105が正しい位置
まで引き下げられると、安全バーセンサ121は、ロッ
ク信号をオン状態にする。ここで、安全バー105は、
それが引き下げられたとき、その腹当て部が遊戯者の腹
部を押さえつけるような長さにバーの長さを調整してお
く。このように調整された安全バー105が倒されロッ
クされると、遊戯者の上体は、安全バー105の腹当て
部により、背当て104に押し付けられる格好になる。
この姿勢では、人間は上体を前後に動かすことができな
くなるため、頭部も大きく動かすことができない。すな
わち、図13等を観察しても判るように、シート101
の背もたれ部と腰掛け部との間に角度を設け、頭部を直
接固定するような固定手段を設けなくても頭部を自由に
動かすことのできる範囲が制限される。したがって、媒
体を発射する場合、頭部の限られた領域に媒体を命中さ
せることができる。また、頭部を動かすことができなけ
れば、ヘッドレスト102と遊戯者の頭部との相対位置
が大きく変化しなくなる。このため、ヘッドレスト10
2から提供される音響の定位も変動しなくなる。
【0039】安全バー105がロックされた後、図15
に示すように、遊戯者はヘッドレスト102のU字のア
ームが両耳を取り囲むような位置まで、ヘッドレストを
引き下げる。ヘッドレストは、ロック後はある程度以上
の力(15kg〜20kg)をかけなければ動かせない
ので、一旦遊戯者が定位置に移動させた後に自重で落ち
るということはない。図16のように、遊戯者が正しい
位置に座り、安全バー105が固定され、ヘッドレスト
102が引き下げられると、シートセンサ122の検出
信号はオン状態であり(S3;YES)、安全バーセン
サ121のロック信号もオン状態である(S4;YE
S)。
【0040】ここで、管理室の指示により、あるいは遊
戯者が図示しないスイッチを押すことによりゲームスタ
ートが指示されれば(S5;YES)、シーケンサ11
0はロック指示信号を出力し、ロック機構120にヘッ
ドレスト102および安全バー105のロックをさせ
る。同時にライト106の消灯をする(S6)。
【0041】車1がガイド2に沿って移動を始め、シー
ケンサ110はゲームプログラムに応じて、遊戯者を驚
かすための装置を駆動するタイミングを監視する。
【0042】すなわち、霧吹きタイミングが到来したら
(S7;YES)、シーケンサ110はポンプ装置を駆
動する。すなわちポンプ指示信号を出力し、発射口10
9より霧吹きを行う。この霧吹きにより遊戯者は意外な
刺激を受け、図10で示すように大いに驚くことにな
る。
【0043】ここで、霧吹きをするときに、音響と合わ
せて行うと効果が絶大である。例えば、隣の遊戯者が怪
獣に襲われるというゲーム上の演出の場合、この右側の
遊戯者が襲われている音響(怪獣の吠え声や人間が食べ
られてしまう音等)を、ヘッドレスト102Lを使用す
る左側の遊戯者の右側のスピーカ108Rから提供す
る。同時に、ヘッドレスト102Lの発射口109Rか
ら霧吹きを行う。この霧吹きを、スピーカ108Rから
提供する音響に合わせて行えば、この左側の遊戯者は、
右側の遊戯者が怪獣に食べられ、その音とともにその血
飛沫が吹きかかったかのような錯覚を覚える。
【0044】一方、上述したように、右側の遊戯者に
は、上記左側の遊戯者に与えた音響の音像と左右反対の
音像定位で音響を与えることができる。すなわち、右側
の遊戯者の使用するヘッドレスト102Rには、左側の
遊戯者の使用するヘッドレスト102Lに与えた音像の
定位を左右反対にした音像定位を与える。単純に考えれ
ば、ヘッドレスト102Lのスピーカ108Rに与える
音響信号をヘッドレスト102Rのスピーカ108Lに
与え、ヘッドレスト102Lのスピーカ108Lに与え
る音響信号をヘッドレスト102Rのスピーカ108R
に与える。このような構成では、左側の遊技者にとって
右側(すなわち隣の遊技者)の方角から聞こえるように
認識される音響が、右側の遊技者にとっては左側(すな
わち隣の遊技者)の方角から聞こえるように認識され
る。つまり、同一のゲームプログラムに関する音響を与
えた場合、いずれの遊技者とも隣の遊技者が怪獣に襲わ
れているように認識する。さらに、ヘッドレスト102
Lでは右側に発射口109Rが設けられ、ヘッドレスト
102Rでは左側に発射口109Lが設けられているの
で、左側の遊技者にとっては右側から霧が吹きかかり、
右側の遊技者にとっては左側から霧が吹きかかる。した
がって、いずれの遊技者も隣の遊技者が怪獣に襲われた
結果、その血飛沫が飛び掛かってきたように感ずるので
ある。
【0045】また、送風タイミング・振動タイミングで
ある場合には(S9;YES)、シーケンサ110は振
動指示信号をモータ114に出力し、また送風指示信号
をバッファ113経由で各ファン107a〜cへ供給す
る。この結果、遊戯者の背当て104が震動し、あるい
はヘッドレスト102のファン107a〜cから風が遊
戯者の頭部に供給され、遊戯者はまた驚くことになる。
なお、振動指示と送風指示は別々のタイミングに供給し
てもよいことは言うまでもない。
【0046】もしも、遊戯者が姿勢を崩したときは、遊
戯者が物を拾う等特別な行動に移ったと考えられる。そ
のため、シートセンサ122の検出信号がオフ状態にな
ると(S11;YES)、図示しない内部ライトとライ
ト106を点灯させる(S12)。
【0047】また、安全バーセンサ121のロック信号
がオフ状態になった場合には、遊戯者が強制的に安全バ
ー105を引き上げ、車外に出ようとしたこと等安全上
好ましくない状況が考えられる。そこで、ロック信号が
オフ状態であることを検出すると(S13;YES)、
シーケンサ110は動作を停止させる(S14)。当該
ゲームシステムの管理責任者は、動作停止を受けて、安
全バー105のロックが解除された車の安全確認を行
う。
【0048】ゲームが終了しない限り(S15;N
O)、上記S7〜S14の処理が繰り返される。車1が
ガイド2に沿ってサークル15の回りを一周し、降車部
19に到着すると、ゲームが終了する(S15;YE
S)。シーケンサ110はロック機構120にヘッドレ
ストおよび安全バーのロックの解除を命じる(S1
6)。
【0049】遊戯者が車1から降車する際には、図17
乃至図20に示すように、搭乗の際と逆の手順で、動作
をする。すなわち、図17に示す乗車状態から、まずロ
ックが解除されたヘッドレスト102を押し上げる(図
18)。次いで、図19に示すように、ロックが解除さ
れた安全バー105を105bの固定位置から開放位置
105aまで押し戻す。そして、図20に示すように、
座席101から立って、降車すればよい。
【0050】遊戯者が降車した車1はガイド2に沿っ
て、降車部19から搭乗部18へ移動し、新たな遊戯者
の搭乗を待つのである(S3〜S5)。
【0051】上記したように、本発明の実施の形態によ
れば、通路部において、遊戯者は廊下を進む間に突然の
音響や映像を見て驚き不安感を募らせることが期待でき
る。搭乗部において、遊戯者はこの不安な状態で車に乗
るので、あらゆる刺激に敏感に反応することが期待でき
る。また、車に搭乗中、遊戯者は霧の噴射に大いに驚
き、送風や振動に驚く。このとき、同じ車に搭乗する一
方の遊戯者のヘッドレストからの霧吹きの向きを調節し
たので、他方の遊戯者に霧が吹きかかることがない。さ
らに、他方の遊戯者のヘッドレストからの音波を打ち消
すように音響装置を構成したので、他方の遊戯者のヘッ
ドレストからの不必要な音響に注意を削がれることもな
くゲームプレイに没頭できる。
【0052】また、各遊戯者に、隣の遊戯者が襲われて
いるような音像に調節した音響を提供し、隣の遊戯者の
方角に設けられた発射口から霧吹きを行えば、まるで隣
の遊技者が実際に襲われ、その血飛沫が飛んできたかの
ような錯覚を遊技者に与えることができ、その恐怖感を
増大させることができる。
【0053】さらに、同一のライドに搭乗する遊技者が
カップルである場合、上記のように音響信号を与え、発
射口を配置することによって、カップルが互いに相手の
心配をしながら結果として二人でゲームを大いに楽しむ
ことができる。
【0054】
【発明の効果】本発明のゲーム装置によれば、当該ゲー
ム装置に搭乗した遊戯者は、姿勢固定装置によりその姿
勢が固定される。遊戯者が姿勢を固定され、自由に位置
を変えることができなければ、遊戯者の個々に異なる刺
激を与えることが可能になる。例えば、遊戯者の特定部
位に所定の媒体を発射する媒体発射装置を設ける場合に
は、ゲームプレイの最中に媒体がいきなり発射されるの
であるから、遊戯者を大いに驚かせることができる。
【0055】この特定部位に空気を吹き掛ける送風装置
を設ける場合には、空気によって、遊戯者を驚かせるこ
とができる。
【0056】ゲームの進行に併せて遊戯者に振動を与え
る振動供給装置を設ける場合には、振動により遊戯者を
驚かせることができる。
【0057】また、遊戯者の頭部等が固定されれば、当
該遊戯者の頭部を取り囲むようにして、遊戯者に個別に
非接触状態で音響を提供する音響装置を設けることがで
きる。このとき、遊戯者の姿勢が固定されているので、
遊戯者が感ずる音像の定位が変動することがない。ま
た、ヘッドフォン等の音響装置を使用する場合に比べ、
衛生上の問題や故障の危険性がない。
【0058】また、複数の遊戯者が同時にゲーム装置に
乗る場合、一方の遊戯者の特定部位に媒体を発射するた
めの発射口が、他方の遊戯者の搭乗している方向以外の
方向に開口させれば、一方の遊戯者に媒体が発射されて
も、他方の遊戯者にかかることがない。
【0059】さらに、複数の遊戯者に音響装置を設ける
場合、一方の遊戯者に音響を提供する音響装置による音
波と、他方の遊戯者に音響を提供する音響装置から到達
する音波と、の位相関係がほぼ逆の位相関係となるよう
位相を調整する。これにより、他方の遊戯者のために提
供された音響の音波が打ち消されるので、遊戯者は自ら
に提供された音響のみを聞くことができる。したがっ
て、隣の遊戯者の音響により注意が削がれることなく、
各遊戯者はゲームプレイに没頭できる。
【0060】また、それぞれの前記遊戯者に与えられる
音像が互いに対称的な位置に認識されるように、音響装
置から提供される音響の音像を調節し、それぞれの遊技
者に発射される媒体の当該遊技者に対する発射位置が互
いに対称的な位置となるように、媒体発射装置の発射口
を設けてもよい。このような構成によれば、例えば、隣
の遊技者が何者かに襲われるといったゲームプログラム
を内容とする場合、まるで隣の遊技者が実際に襲われよ
うにな音響を認識させ、媒体の発射により、まるど隣の
遊技者の血飛沫が飛んできたかのような錯覚を遊技者に
与えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるゲームシステムの
全体図である。
【図2】通路部の前半部を説明する図である。
【図3】通路部の後半部を説明する図である。
【図4】搭乗部を説明する図である。
【図5】車の俯瞰図である。
【図6】車の側面図である。
【図7】車の正面図である。
【図8】車の背面図である。
【図9】ヘッドレストの斜視図である。
【図10】ヘッドレスト装着の説明図である。
【図11】車の制御ブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態の動作を説明するフロー
チャートである。
【図13】車への搭乗手順(第1段階)を示す図であ
る。
【図14】車への搭乗手順(第2段階)を示す図であ
る。
【図15】車への搭乗手順(第3段階)を示す図であ
る。
【図16】車への搭乗手順(第4段階)を示す図であ
る。
【図17】車からの降車手順(第1段階)を示す図であ
る。
【図18】車からの降車手順(第2段階)を示す図であ
る。
【図19】車からの降車手順(第3段階)を示す図であ
る。
【図20】車からの降車手順(第4段階)を示す図であ
る。
【図21】音響装置のブロック図である。
【図22】画像表示装置のブロック図である。
【符号の説明】
1…車、11…廊下、12、13…画像表示装置、14
…プラットホーム、15…サークル、16…出口、18
…搭乗口、19…降車口、100…本体、101…座
席、102…ヘッドレスト、103…スライドバー、1
04…背当て、105…安全バー、106…ランプ、1
07a〜c…ファン、108…スピーカ、109…発射

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯者が搭乗可能に設けられたゲーム装
    置であって、 前記遊戯者の姿勢を固定する姿勢固定装置と、 姿勢の固定された前記遊戯者の特定部位に所定の媒体を
    発射する媒体発射装置とを備え、 前記姿勢固定装置は、前記遊戯者の上体の一部を固定す
    ることにより、前記媒体発射装置から発射された媒体が
    当該遊戯者に命中する範囲を限定するゲーム装置。
  2. 【請求項2】 遊戯者が搭乗可能に設けられたゲーム装
    置であって、 前記遊戯者の姿勢を固定する姿勢固定装置と、 前記遊戯者に空気を吹き掛ける送風装置とを備え、 前記姿勢固定装置は、前記遊戯者の上体の一部を固定す
    ることにより、前記送風装置から吹き掛けられる空気が
    当該遊戯者に当たる範囲を限定するゲーム装置。
  3. 【請求項3】 遊戯者が搭乗可能に設けられたゲーム装
    置であって、 前記遊戯者の姿勢を固定する姿勢固定装置と、 前記遊戯者に振動を与える振動供給装置とを備え、 前記姿勢固定装置は、前記遊戯者の上体の一部を前記振
    動供給装置の一部に固定するゲーム装置。
  4. 【請求項4】 遊戯者が搭乗可能に設けられたゲーム装
    置であって、 前記遊戯者の姿勢を固定する姿勢固定装置と、 前記遊戯者に非接触の状態で音響を提供する音響装置と
    を備え、 前記姿勢固定装置は、前記遊戯者の上体の一部を固定す
    ることにより、前記音響装置に対する当該遊戯者の頭部
    の可動範囲を限定するゲーム装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記遊戯者が搭乗可能に設けられ
    た請求項1に記載のゲーム装置において、 前記媒体発射装置は、一方の前記遊戯者の特定部位に前
    記媒体を発射するための発射口が、他方の前記遊戯者の
    搭乗している方向以外の方向に前記媒体を発射するべく
    開口していることを特徴とするゲーム装置。
  6. 【請求項6】 複数の前記遊戯者が搭乗可能に設けられ
    た請求項4に記載のゲーム装置において、 前記音響装置は、一方の前記遊戯者の頭部の位置におい
    て、当該遊戯者に音響を提供する前記音響装置による音
    波の位相が、他方の前記遊戯者に音響を提供する前記音
    響装置から到達した音波の位相と、ほぼ逆の位相となる
    ように、当該音響を構成する音波の位相を調整したこと
    を特徴とするゲーム装置。
  7. 【請求項7】 二人の遊戯者が搭乗可能に設けられたゲ
    ーム装置であって、 互いに隣接して並ぶ前記二人の遊戯者のそれぞれに音響
    を提供する音響装置と、 前記二人の遊戯者それぞれの特定部位に所定の媒体を発
    射する媒体発射装置とを備え、 それぞれの前記遊戯者に与えられる音像が互いに対称的
    な位置に認識されるように、前記音響装置から提供され
    る音響の音像を調節し、それぞれの前記遊技者に発射さ
    れる前記媒体の当該遊技者に対する発射位置が互いに対
    称的な位置となるように、前記媒体発射装置の発射口を
    設けたことを特徴とするゲーム装置。
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