JP3205443U - 乗物遊具 - Google Patents

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俊男 小島
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Abstract

【課題】乗り心地の違う複数台の車両を備え、利用者を飽きさせずリピーターを得ることができ、かつ、複数台を運行させても収益性の下がらない、乗物遊具を提供する。【解決手段】乗物遊具は、様々な種類の車両を、複数、周回軌道レール2上に配置し、それぞれ周回軌道上を滑走する乗物遊具である。車体は、様々なバリエーションがあり、乗降ステーションで、トラバーサ装置34によって、順番を替えられ、任意の車両を抽出し、利用客に供される。車体は、座位式、立位式、仰臥位式、背臥位式等、様々な姿勢で乗りこむ客席を有する。座位式客席は、座って固定される座席形態のほか、跨ってのる乗馬式や自動二輪車型がある。また、乗りこむ際は、立った姿勢で固定される客席が、スタート時に約90度回転し、横たわった姿勢で高速走行体験をする宇宙遊泳式や、寝そべった姿勢すなわちほふく前進しているかのような姿勢で滑走できるほふく前進式車両もある。【選択図】図2

Description

この考案は、遊園地やレジャーランド等に設置される、周回軌道を走行する単車両からなる乗物遊具、連結車両であるローラーコースター又は単車両や連結車両からなる客席部分が主軸の周りを回転運動するオクトパス型遊戯用乗り物等、単車両又は連結車両からなる乗物遊具に関するものである。
遊園地やレジャーランドに設置されているローラーコースターは、単車両又は連結車両からなる乗物遊具であって、レールを長手方向に渡って並べた上に、滑走可能に載置してなる。前記レールは、高低差を設け上下に波打たせたり、左右に蛇行させたり、螺旋あるいはループ状に旋回させたり、変化に富んだ周回軌道となっている。前記レールに載置された車体自体は、動力を持たず、チェーンリフトなどによってレールの最高到達点まで車両を巻き上げ、そこから下りの傾斜を走らせることで、位置エネルギーを運動エネルギーに転換して速度をつける。最近では、チェーンではなく、フライホイールやリニアモーター、圧縮空気等を用いて、スタート時や走行中に運動エネルギーを適宜追加する方式も用いられている。乗客は、前記乗物遊具に乗り、スリリングな高速走行体験を楽しむ。
オクトパス型回転式乗物遊具は、円形に設置されたレールと、垂直軸又は傾斜した回転軸等の主軸から放射状に設置され、前記レール上に載置された単車両又は連結車両からなる客席部分からなり、主軸を軸として単車両又は連結車両からなる客席部分が前記円形に設置されたレールに沿って回転運動を行い、客席に乗った客を楽しませるものである。オクトパス型回転式乗物遊具は、ローラーコースターよりも速度や高低差が少なく、低年齢層向けに提供される乗物遊具である。
これら、単車両又は連結車両を有する乗物遊具は、2人乗りまたは4人乗りの車両が単車両又は複数連結された複数車両構造であることが一般的である。変化に富んだ周回軌道上を滑走する単車両又は連結車両は、曲率の高い上下動、左右へのカーブ、 さらには進行方向を軸とした捻り動作も入るため、車両数が多すぎると、走行速度が十分に担保できない。速度と安全性を同時に担保するため、連結する車両の数は1車両から十数車両までとなっていることが多い。ローラーコースターやオクトパス型遊戯具等の乗物遊具は、1度に搭乗できる人数が限られており、乗物遊具に乗りたい利用者は、搭乗口に並んで順番を待つことになる。休日等、混雑した状況では、利用者は長時間待つことになり、待っている間に、レールの高低差や周回軌道の形状を眺め、走行コースを記憶してしまい、スリルが半減する。また、同じコース、同じ姿勢の客席に何度も乗ると、飽きてしまって、リピーターが得られず、年月を経るごとに収益性が下がっていくという問題があった。
そこで、これらの問題を改善するため、利用者を飽きさせないよう工夫した様々な乗物遊具が考案されている。特許文献1のジェットコースターは、レールの上下に、載置タイプと吊下タイプの車体を設け、乗り心地の違う車体に利用者が何度も乗りたくなるような工夫がされている。特許文献2のジェットコースターは、レール上に車両の方向転換機構を設け、周回軌道の途中で、逆走したり、方向転換することで利用者を飽きさせない工夫がされている。
しかし、特許文献1のジェットコースターは、載置タイプと吊下タイプの2種類の乗り心地を楽しめるが、利用者は、それぞれのタイプに乗ると満足してしまうので3回目以降のリピーターを得られない。また、特許文献2のジェットコースターは、周回軌道の途中で逆走させることで、利用者にスリルを供することができるが、1周するのに通常より長い時間を要すること、また、方向転換機構に不具合が起こったときに備えて、次の車両の出発は、通常より、余裕をもって時間を空けて運行させる必要があり収益性が下がってしまうという問題があった。
特開平7−278714号公報 特開平6−252021号公報
そこで、本考案は、上記事情に鑑み、乗り心地の違う複数種類の客席を備え、利用者を飽きさせずリピーターを得ることができ、かつ、複数台を運行させても収益性の下がらない、乗物遊具を提供する。
本考案の乗物遊具は、前向き座席、横向き座席、後ろ向き座席、跨って乗る客席、足を前方に伸ばして座る客席、しゃがんで乗る客席、前向き立位式席、横向き立位式席、後ろ向き立位式席、仰臥位式客席、背臥位式席の客席、不規則に上下動する客席、前後に揺動する客席、左右に揺動する客席及び所定角度に回転する客席のうちいずれかの客席が設けられると共に底面に車輪を取り付けた車体と、前記車体の前記車輪が滑走可能なレールを有する周回軌道と、を備え、前記車体は、少なくとも3つ設けられると共に各車体はぞれぞれ異なる種類の前記客席を備えていることを特徴とする。
この考案によれば、利用客は、待ち時間に、さまざまな姿勢で乗る客席を備えた車体が、周回レール上を滑走するのを見ることになる。自分が、どの車体で、どのような客席に乗ることになるか、期待がふくらみ、楽しい気持ちを持ち続けるので、待ち時間が苦にならず、娯楽性が向上する。また、1回乗車したあとは、今度は違う形態の車体に乗ってみたい気持ちになり、利用客のリピート率を向上させることができ、集客効果の高い乗物遊具を提供できる。
また、この考案の乗物遊具の車体は、支柱に吊り下げられ自在に揺れる客席を備えた吊り下げ型立位式車体、回転可能に支柱に設けられたカプセル型本体の内部に座席を備えた観覧車型車体、上下に揺動する馬車と内部に設けられた座席を有する馬車型車体、回転可能に設置され内部に客席を有するコーヒーカップを模した本体を備えたコーヒーカップ型車体、左右の支柱に軸を渡し前記軸から吊り下げられた自在に揺れるブランコ式車体、中央の支柱の上に回転可能に取り付けられ両端に客席を備えたシーソー式車体、中央の支柱の上に回転可能に取り付けられ一端に客席を備えた一人乗りシーソー式車体、内部に座席を備えたカヌーを模した本体からなるカヌー型車体、内部に座席を備えたスワンを模した本体からなるスワン型車体、内部に座席を備えた自動車を模した本体からなる自動車型車体、跨って乗車可能な二輪自動車を模した本体を備えた二輪自動車型車体、背中に跨って乗る馬を模した本体を備えた乗馬式車体、マッサージチェアを備えたマッサージチェア式車体、立った姿勢で固定される客席を備えた立位式車体、立った姿勢で固定され走行時は客席が約90度回転して横たわった姿勢で固定される宇宙遊泳式車体、支柱の先端に設けられた手で保持するつり革と電車の座席を模した客席を備えたつり革付電車座席型車体、ばねを内蔵した支柱の上に設けられた客席からなるばねつき椅子式車体、座椅子を模した客席からなる座椅子式車体、支柱の先に回転可能に取り付けられた座席を有する回転椅子つき車体、腹這いの姿勢で固定される客席を備えたほふく前進式車体、客席を撮影可能なカメラを前方に設置し後方に客席を備えたカメラつき車体、客席を自在に動かすことができる操作ボタンと客席を備えた操作ボタンつき車体、前記客席から2つを選んで設置したダブル客席式車体のうち、いずれかであることを特徴とする。
この考案によれば、利用客は、待ち時間に、さまざまな姿勢で乗る客席、さまざまな形態を模した本体を有する車体が、周回レール上を滑走するのを見ることになり、自分が、どの車体に乗ることになるか、期待がふくらみ、楽しい気持ちを持ち続ける。したがって、待ち時間が苦にならず、娯楽性が向上する。また、1回乗車したあとは、今度は違う形態の車体に乗ってみたい気持ちになり、利用客のリピート率を向上させることができ、集客効果の高い乗物遊具を提供できる。
また、本考案の乗物遊具は、前記車体を相互に連結可能な連結具を備えたことを特徴とする。
この考案によれば、様々な形態の車体が相互に連結され、一体となって高速走行体験を行うので、乗車した利用客は、大変刺激的な体験をすることになり、娯楽性が向上する。また、他の利用客と違う姿勢で、違う形態の客席に乗ることになるので、車体の動きを予測できず、スリリングな体験をすることができる。
また、本考案の乗物遊具の前記立位式車体の前記客席は、車体の上面に設置された支柱の先端に回転可能に設けられ、乗車時及び降車時は床面に対し垂直に設けられ、滑走時は約90度回転した状態で固定されることを特徴とする。
この考案によれば、利用客は、乗車時は立った姿勢であるが、走行がスタートする直前に、客席が回転するので、驚き、また、スリリングな気持ちになる。さらに、地に足がつかない宙づりの姿勢で高速走行体験をすることになるので、刺激的な体験を提供することができる。
また、本考案の乗物遊具は、前記周回軌道の前記レール沿いに設けられ、前記車体に利用客が乗りこむ乗り場と、前記車体に乗っていた利用客が前記車体本体又は立位式客席から降りる降り場と、前記乗り場と前記降り場の間の前記レーに沿って部分的に敷設された補助レールと、前記車体を前記レール上又は前記補助レール上に相互に移動させるトラバーサ機構とを有する乗降ステーションが設けられたことを特徴とする。
この考案によれば、前記連結車両は、乗降ステーション内で、抽出した車体が補助レールにトラバースされ、車体同士の順番が入れ替わり、利用客の前に供される。利用客は、予測したものとは違う車体が目の前に現れるので、刺激的でスリリングな気持ちになる。したがって、乗物遊具の娯楽性を高め、集客効果を高めることができる。
また、本考案の乗物遊具は、前記乗降ステーションの前記レールと前記乗り場との間に、利用客の目の高さよりも高い目隠し壁が設けられたことを特徴とする。
この考案によれば、乗降ステーションに設置された目隠し壁にさえぎられ、利用者は、トラバースされ、車体が順番を変えて利用客に供される過程を見ることができないため、自分がどの形態の車体に乗ることになるか予測ができない。したがって、乗物遊具の順番待ちをしている間、ワクワクした気持ちを持続させることができ、乗物遊具の娯楽性を高め、集客効果を高めることができる。
また、本考案の乗物遊具の前記目隠し壁には、前記車体が複数表示されるモニタと、前記モニタの近隣に設けられ、利用者が好みの車体を選択するため選択ボタンを有することを特徴とする。
この考案によれば、利用客は、乗車前に、モニタに映し出された複数の車体を吟味し、好みの車体を選択して選択ボタンを押し、乗車する車体を選択することができるので、乗車前に、どの車体に乗るのか考えめぐらせ、滑走している車体を見比べて、楽しい気持ちで待ち時間を過ごすことができる。さらに、たくさんの車体の中から好みの車体を選んで乗ることができるので、何度もリピートして、いろんな種類の車体を乗りたい気持ちになる。したがって、乗物遊具の集客性を高め、リピート率を向上させるとともに、乗物遊具の娯楽性を向上し、利用者に満足感を与えることができる。
本考案の乗物遊具100の車両構成例を説明するための参考右側面である。 本考案の乗物遊具100を説明する参考平面図である。 本考案にかかる乗物遊具100の乗降ステーション3を説明するための参考平面図である。 本考案にかかる乗物遊具100の乗降ステーション3の乗り場31を説明するための参考図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の吊り下げ型立位式車体10−1の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の観覧車型車体10−2の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の上下動乗物型車体10−3の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の一人乗りコーヒーカップ型車体10−4の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の二人乗りコーヒーカップ型車体10−5の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の二人乗りブランコ式車体10−6の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、A−A参考断面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の一人乗りブランコ式車体10−7の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の外側向きシーソー式車体10−8の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の内側向きシーソー式車体10−9の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の一人シーソー式車体10−10の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100の一人乗りカヌー型車体11−1の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100の二人乗りカヌー型車体11−2の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100のスワン型車体11−3の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100の自動車型車体11−4の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100のバイク型車体11−5の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100の乗馬式車体11−6の使用時の状態を示す参考右側面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100のマッサージチェア型車体11−7の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考断面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の立位式車体11−8の使用時の状態を示す参考正面図であって、(b)は、参考右側面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100の宇宙遊泳式車体11−9の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100のつり革付電車座席型車体11−10の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100のばねつき椅子式車体11−11の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100の座椅子式車体11−12の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100の回転椅子つき車体11−13の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100のほふく前進式車体11−14の使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100のカメラつき車体11−15使用時の状態を示す参考右側面図である。 は、本考案にかかる乗物遊具100の操作ボタンつき車体11−16の使用時の状態を示す参考右側面図である。 (a)は、本考案にかかる乗物遊具100のダブル客席式車体11−17の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。 本考案の乗物遊具200の車両連結構成例を説明するための参考右側面である。 本考案の乗物遊具200の乗降ステーション3を説明するための参考平面図である。 本考案の乗物遊具200の乗降ステーション3の乗り場31を説明するための参考図である。 本考案の乗物遊具300を説明する参考平面図である。
以下、本考案を実施するための最良の形態について、実施の形態毎に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本考案の乗物遊具100の車両構成例を説明するための参考右側面である。図2は、本考案の乗物遊具100を説明する参考平面図である。図3は、本考案にかかる乗物遊具100の乗降ステーション3を説明するための参考平面図である。図4は、本考案にかかる乗物遊具100の乗降ステーション3の乗り場31を説明するための参考図である。
本考案の乗物遊具100は、様々な種類の車両10、11を、複数、周回軌道レール2上に配置し、それぞれ周回軌道上を滑走する乗物遊具である。図1に示すように、車体10、11は、様々なバリエーションがあり、乗降ステーション3で、トラバーサ装置34によって、順番を替えられ、任意の車両を抽出し、利用客に供される。車体10、11は、座位式、立位式、仰臥位式、背臥位式等、様々な姿勢で乗りこむ客席を有する。座位式客席は、座って固定される座席形態のほか、跨ってのる乗馬式や自動二輪車型がある。また、乗りこむ際は、立った姿勢で固定される客席が、スタート時に約90度回転し、横たわった姿勢で高速走行体験をする宇宙遊泳式や、寝そべった姿勢すなわちほふく前進しているかのような姿勢で滑走できるほふく前進式車両もある。車体10及び11のバリエーションである10−1〜10−10、11−1〜11−17については後述する。)
車体10及び11は、それぞれ、周回軌道レール上を、所定間隔をおいて、単車体で運行する。図2に示すように、車体10及び11は、周回軌道レール沿いに設けられた乗降ステーション3の乗り場31で利用客を乗せて出発し、周回軌道レール2を滑走した後、乗降ステーション3の降り場32に到着し利用客を降ろす。利用客を降ろしたあと、車体10及び11は、降り場32と乗り場31との間で留め置かれる。
図3及び図4に示すように、乗り場31には、目隠し壁35が設けられているので、利用客は、留め置かれた車体10及び11を直接視認することはできない。しかし、目隠し壁35に設置された複数のモニタ39aに、車体10及び11がりたい車体が映し出されたモニタ39aの下に設置された選択ボタン39bを押す。乗降ステーション3には、運転室37が設置されており、遠隔操作で乗降ステーション3のトラバーサ装置34を操作して、任意の車体10又は11を、乗り場31の利用客の前に提供する。利用客がモニタ39aの中から、乗りたい車体10又は11を選択すると、乗降ステーション3の運転室37に常駐する管理者が、トラバーサ装置23を遠隔操作して、選択されたモニタ39aに映し出された車体10又は11を、乗り場31まで移動させ、利用者に提供する。
本考案の実施例1では、利用客が複数のモニタ39aに映し出された車体10及び11の中から、乗りたい車体を選択して、選択ボタン39bを押す構成としたが、利用客が車体10及び11を選択する方法は、モニタと操作ボタンによらず、タッチパネルに車体を映し出して、タッチパネルを直接タップして選択する方法としてもよいし、モニタを設けず、常駐する管理員に、乗りたい車体を直接指示する構成としてもよい。
また、利用客に車体10及び11の選択権を与えず、運転室37で、車体10及び11の順番をランダムに操作して、利用客に自分が乗る車体を予測不能として、ワクワク感を与えるようにしてもよい。
このように、本考案の乗物遊具100は、様々なバリエーションの車体を、運転室37から遠隔操作して、ランダムに、または任意に並び順を指定して、利用客うに提供するる。不要な車両10、11は、トラバーサ装置34によって、補助レール33の上に移動され、補助レール33上の必要な車両10、11は、トラバーサ装置34で周回軌道レール2上に運ばれる。
周回軌道レール上を滑走する車体10、11は、客席の態様、取り付け方向に、さまざまなバリエーションがある。車体10、11は、周回軌道レール上を滑走する以外に、常時、いくつかは、乗降ステーション3の補助レール33に載置され、待機している。車体10及び11が周回軌道レール2を巡って、乗降ステーション3に帰着した際に、そのなかから、任意の車体10又は11が選択され、並び替えられて、乗り場31に移動して、次の利用客に提供される。
次に、本考案の乗物遊具100を構成する車体10、11のバリエーションについて説明する。本考案の乗遊具100は、複数の車体10、11が、それぞれ、周回軌道レール2上を滑走する。車体10、11の客席は、腰かける形式の座席、跨って乗る形式の客席、立ったまま固定される客席、立った姿勢で乗りこむが滑走時は約90度客席が回転した状態で固定される客席、仰臥位、背臥位、横向きに寝そべった状態で固定される客席、と、さまざまなバリエーションがある。客席の方向も、前方、後方、側方を向いたもの、と、バリエーションがある。また、車体本体も、馬車を模した形状、自動車や船を模した形状、コーヒーカップや観覧車等、遊園地でよく見る乗物遊具を模した形状と様々である。車体本体は、支柱に回転可能に取り付けられ、滑走時にランダムに回転するようになっていたり、上下動するようになっていたり、支柱の先端から吊り下げられ揺動するようになっていたり、様々な動きを伴う車体もある。以下、車体10及び11のバリエーションについて、1つずつ説明する。
図5(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の吊り下げ型立位式車体10−1の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図5(a)に示すように、乗物遊具100の車体10である吊り下げ型立位式車体10−1は、前後に設けられた二本の支柱の先端に渡された支持棒19dから吊り下げられた立位式客席13を備えた吊り下げ型立位式車体10−1である。立位式客席13は、支持棒19dを回転軸として回転可能な状態で吊り下げられているので、周回軌道レール2上を滑走している際、滑走の衝撃で立位式客席13が左右に揺れ、利用客にスリルと興奮を与えることができる。
吊り下げ型立位式車体10−1の立位式客席13は、上端が支持棒19dに回転可能に吊り下げられ、下端は床面から若干浮いた状態となっている。利用者は、立った姿勢で立位式客席13に安全バー15aで固定される。図5(b)立位式客席13は、滑走時、左右に揺れるので、利用者の頭部を保護するため、立位式客席13の利用者の頭部が接する部分は、ヘッドレスト15cとなっていて衝撃を和らげる柔軟性ある素材が使用されている。
次に、観覧車型車体10−2について説明する。図6(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の観覧車型車体10−2の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図6(a)に示すように、観覧車型車体10−2は、観覧車を模した円形の本体14bの内部に、向かい合わせの座席12が設置されている。観覧車を模した本体14bの側面は円形であって、その中央部分には、回転軸19aが取り付けられ、支柱18で支持されている。本体14bは、回転軸19aを軸として回転可能となっており、高速走行時の振動で、図6(b)に示すように、回転運動する。利用客は、座席12に着席し、安全バー15aで、しっかりと固定される。乗車している利用客は、振動と回転とでスリリングな体験をすることができる。
次に、上下動乗物型車体10−3について説明する。図7(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の上下動乗物型車体10−3の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図7(a)に示すように、上下動乗物型車体10−3は、内部に、座席12を備え、座席12に利用客が座ったとき、前方の手が届く場所にハンドル15dが取り付けられている。本体14bは、底面部19eの上に、バネ部19cと固定軸19bとで取り付けられている。バネ部19cは、本体14bの進行方向に向かって前方に取り付けられ、固定軸19bは、本体14bの進行方向に向かって後方に取り付けられている。図7(b)に示すように、バネ部19cは、振動で上下動するので、周回軌道レール上を滑走する際、本体14bの前方が上下に揺れ、座席12に座っている利用客にスリリングな体験を供する。
次に、一人乗りコーヒーカップ型車体10−4について説明する。図8(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の一人乗りコーヒーカップ型車体10−4の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図8(a)に示すように、コーヒーカップ型車体10−4は、コーヒーカップを模した形状の本体14bの内側に一人用の座席12が設けられており、中央に回転軸19aを有し、その先端にハンドル15dが設けられている。図8(b)に示すように、本体14bは、利用者がハンドル15dを回すと、回転軸19bを軸として回転運動する。利用者は、周回軌道レール2上を高速滑走しながら、さらに、ハンドル15dを操作して本体16bを回転運動させ、さらなるスリルを楽しむことができる。
次に、二人乗りコーヒーカップ型車体10−5について説明する。図9(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の二人乗りコーヒーカップ型車体10−5の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図9(a)に示すように、コーヒーカップ型車体10−5は、コーヒーカップを模した形状の本体14bの内側に座席12が向かい合わせに2つ設けられており、中央に回転軸19aを有し、その先端にハンドル15dが設けられている。図9(b)に示すように、本体14bは、利用者がハンドル15dを回すと、回転軸19bを軸として回転運動する。利用者は、周回軌道レール2上を高速滑走しながら、さらに、ハンドル15dを操作して本体16bを回転運動させ、さらなるスリルを楽しむことができる。2人でハンドル15dを操作することによって、コミュニケーションを楽しみながら、刺激的な体験を共有することができ、娯楽性が向上する。
次に、二人乗りブランコ式車体10−6について説明する。図10(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の二人乗りブランコ式車体10−6の使用時の状態を示す右側面図であって、(b)は、A−A参考断面図である。
図10(a)に示すように、二人乗りブランコ式車体10−6は、右面視、両端に設けられた支柱18の間に渡された支持棒19dから吊下部14aによって座席12が2つ並べられたものが吊り下げられたブランコを模した客席を備えた車体である。座席12は、2つ並列に並べられ、それぞれ、利用者を座席12に固定するためのシートベルト15bが取り付けられている。吊下部14aは、回転軸19aを軸として回転可能に取り付けられている。座席12の下部には、車輪16が設けられており、座席12は、回転軸19aを軸として回転する際、車輪16によって前後に滑らかに滑るようになっている。図10(b)に示すように、二人乗りブランコ式車体10−6が、周回軌道レール2上を滑走すると、その振動で、吊下部14aと座席12が前後に揺れるので、高速滑走のスリルと、座席12が揺れるスリルとで、利用者は、スリリングで刺激的な体験をすることができる。
次に、一人乗りブランコ式車体10−7について説明する。図11(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の一人乗りブランコ式車体10−7の使用時の状態を示す参考右側面図であって、図11(b)は、参考正面図である。
図11(a)に示すように、一人乗りブランコ式車体10−7は、右面視、両端に設けられた支柱18の間に渡された支持棒19dから吊下部14aによって座席12が吊り下げられたブランコを模した客席を備えた車体である。座席12は、1つ設けられ、シートベルト15bも取り付けられている。吊下部14aは、回転軸19aを軸として回転可能に取り付けられている。座席12の下部には、車輪16が設けられており、座席12は、回転軸19aを軸として回転する際、車輪16によって前後に滑らかに滑るようになっている。図11(b)に示すように、ブランコ式車体10−6が、周回軌道レール2上を滑走すると、その振動で、吊下部14aと座席12が前後に揺れるので、高速滑走のスリルと、座席12が揺れるスリルとで、利用者は、スリリングで刺激的な体験をすることができる。一人乗りブランコ式車体10−7は、一人乗りのブランコが吊り下げられた構成であるため、二人乗りブランコ式車体10−6よりも、座席に12にかかる負荷が軽く、前後に大きく揺れること、隣接する利用客がおらず、一人で乗っているため、スリルや恐怖感が大きく、刺激的な体感を得ることができる。
次に、外側向きシーソー式車体10−8について説明する。図12(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の外側向きシーソー式車体10−8の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図12(a)は、外向きシーソーが設けられた車体である。外側向きシーソー式車体10−8は、中央に、支柱18が設けられ、その上に、平板状の固定軸19bが渡されている。平板状の固定軸19bは、中央を支柱18で支持され、固定軸19bの両端には、座席12が向かい合うように設置されている。両端に設けられた座席12に着席した利用客は、図12(b)に示すように、交互に床面を蹴って、シーソー運動を行うことができる。周回軌道レール2上を、高速滑走しながら、シーソー運動も同時に行うと、床を蹴った瞬間、空に放たれるような開放感を得ることができる。シーソーの両端に着席した利用客は、向かい合わせに座って、お互いの顔を見ながら高速走行体験をするので、一体感を得ることができ、ワクワクした、楽しい気持ちを共有することができる。また、足が地についていない状態で高速走行体験をすることになるので、恐怖感が増大し、スリリングな体感も得ることができる。
次に、内側向きシーソー式車体10−9について説明する。図13(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の内側向きシーソー式車体10−9の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図13(a)は、内側向きシーソーが設けられた車体である。内側向きシーソー式車体10−9は、中央に、支柱18が設けられ、その上に、平板状の固定軸19bが渡されている。平板状の固定軸19bは、中央を支柱18で支持され、固定軸19bの両端には、座席12が、それぞれ、外側に向かって設けられている。両端に設けられた座席12に着席した利用客は、図13(b)に示すように、交互に床面を蹴って、シーソー運動を行うことができる。周回軌道レール2上を、高速滑走しながら、シーソー運動も同時に行うと、床を蹴った瞬間、空に放たれるような開放感を得ることができる。利用者は、それぞれ、外側を向いているので、景色を見ながら、空を飛んでいるような体感を得る。また、足が地についていない状態で高速走行体験をすることになるので、恐怖感が増大し、スリリングな体感を得ることもできる。
次に、一人乗りシーソー式車体10−10について説明する。図14(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の一人乗りシーソー式車体10−10の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図14(a)に示すように、一人乗りシーソー式車体10−10は、中央に、支柱18が設けられ、その上に、平板状の固定軸19bが渡されている。平板状の固定軸19bは、中央を支柱18で支持され、固定軸19bの一端だけに、座席12が、1つ設けられている。一端に設けられた座席12に着席した利用客は、図14(b)に示すように、床面を蹴って、シーソー運動を行う。周回軌道レール2上を、高速滑走しながら、シーソー運動を行うと、床を蹴った瞬間、空に放たれるような開放感を得ることができるまた、足が地についていない状態で高速走行体験をすることになるので、恐怖感が増大し、スリリングな体感を得ることもできる。
次に、一人乗りカヌー型車体11−1について説明する。図15は、本考案にかかる乗物遊具100の一人乗りカヌー型車体11−1の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図15に示すように、一人乗りカヌー型車体11−1は、カヌーを模した本体14bと、内部に設けられた客席を主に有する。利用者は、本体14b内に設けられた、客席に座り、足を前に伸ばして、カヌーに乗りこむような姿勢となって、安全ベルト等で客席に固定される。客席は低い椅子席でもよいし、マットを敷設して、その上に直接腰を下ろすようにしてもよい。一人乗りカヌー型車体11−1は、カヌーに乗っているような姿勢で、低い目線で高速走行体験を行い、レールが間近に見え、スリリングな体感を得ることができる車体である。
次に、二人乗りカヌー型車体11−2について説明する。図16は、本考案にかかる乗物遊具100の二人乗りカヌー型車体11−2の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図16に示すように、二人乗りカヌー型車体11−2は、カヌーを模した本体14bと、内部に、向かい合わせに設けられた2つの客席を主に有する。利用者は、本体14b内に設けられた、客席に、向かい合わせで座り、互いに、足を前に伸ばして、カヌーに乗りこむ姿勢で高速走行体験をする。二人乗りカヌー型車体11−2は、カヌーに乗っているような姿勢で、低い目線で高速走行体験を行い、レールが間近に見え、スリリングな体感を得ることができ、さらに、向かい合わせで2人乗りこむことによって、互いに一体感を得て、楽しめる車体である。
次にスワン型車体11−3について説明する。図17は、本考案にかかる乗物遊具100のスワン型車体11−3の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図17に示すように、スワン型車体11−3は、白鳥を模した形状の本体14bと、内部に設けられた座席12とを主に有する。座席12には、利用者を固定するためのシートベルト15bが設けられており、利用者が座席12に座ったとき手が届く場所にハンドル15dが取り付けられている。利用者は、本体14b内部に設けられた座席に着席し、シートベルト15bを締め、さらに、ハンドル15dをしっかり握って、周回軌道レール2上を滑走し、高速走行体験をする。スワン型車体11−3は、白鳥の背中に乗って空を飛ぶような体感を得ることができる車体である。
次に、自動車型車体11−4について説明する。図18は、本考案にかかる乗物遊具100の自動車型車体11−4の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図18に示すように、自動車型車体11−4は、自動車を模した形状の本体14bと、内部に設けられた座席12とを主に有する。座席12には、利用者を固定するためのシートベルト15bが設けられており、利用者が座席12に座ったとき手が届く場所にハンドル15dが取り付けられている。利用者は、本体14b内部に設けられた座席に着席し、シートベルト15bを締め、さらに、ハンドル15dをしっかり握って、周回軌道レール2上を滑走し、高速走行体験をする。自動車型車体11−4は、自動車に乗ったまま空を飛ぶような体感を得ることができる車体である。
次に、バイク型車体11−5について説明する。図19は、本考案にかかる乗物遊具100のバイク型車体11−5の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図19に示すように、バイク型車体11−5は、自動二輪車を模した形状の本体14bからなり、自動二輪車の座席12に跨って乗車する構成となっている。座席12には、利用者を固定するためのシートベルト15bが設けられている。利用者は自動二輪車を模した本体14bに跨ってシートベルト15bを締め、ハンドル15dをしっかり握って、周回軌道レール2上を滑走し高速走行体験をする。バイク型車体11−5は、自動二輪車で空を飛ぶような体感を得ることができる車体である。
次に、乗馬式車体11−6について説明する。図20は、本考案にかかる乗物遊具100の乗馬式車体11−6の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図20に示すように、乗馬式型車体11−6は、馬を模した形状の本体14bからなり、馬の背に設けられた座席12に跨り乗車する構成となっている。さらに、利用者の足元に、足を固定する安全ベルトや固定具を設けて安全を期する構成としてもよい。座席12には、利用者を固定するためのシートベルト15bが設けられている。利用者は馬を模した本体14bの座席12に跨ってシートベルト15bを締め、ハンドル15dをしっかり握って、周回軌道レール2上を滑走し高速走行体験をする。乗馬式車体11−6は、自動二輪車で空を飛ぶような体感を得ることができる車体である。
次に、マッサージチェア型車体11―7について説明する。図21(a)は、本考案にかかる乗物遊具100のマッサージチェア型車体11−7の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図21(a)に示すように、マッサージチェア型車体11―7は、カバーシート14dにすっぽりと覆われている。カバーシート14dには、開閉のためのファスナー14eが設けられており、中には、マッサージチェアからなる座席12が設置されている。図21(b)に示すように、利用客は、座席12に着席し、シートベルト15bを締め、座席12に固定される。足も固定できるよう、座席12に固定具を設定してもよい。利用者の後頭部が接する部分には、ヘッドレスト15cが設けられている。座席12には、利用者が着席したとき背中があたる部分に、マッサージ機が設置されており、利用者は、手元の操作ボタンを操作して、マッサージ機を作動させ、肩、背中、腰のマッサージを行うことができる。マッサージチェア型車体11−7は、肩、背中、腰をマッサージされつつ、周回軌道レール2上を、高速走行体験することができるという他では体験できない刺激的な体感を得られる乗物遊具である。
次に、立位式車体11−8について説明する。図22(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の立位式車体11−8の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図22(a)に示すように、本考案の立位式車体11−8は、本体に覆われておらず、客席が露出していること、また、座って乗るのではなく、立った姿勢で高速走行体験することができる車体である。立位式車体11−8は、2人乗りであり、利用者は、背中合わせに立った姿勢で立位式客席13に安全バー15aによって固定される。
図22(b)に示すように、立位式車体11−8の立位式客席13の利用者は進行方向に対し右側と左側を向いて立った姿勢で、腰から腹にかけてを安全バー15aで固定される。立位式客席13の利用者の後頭部があたる部分にはヘッドレスト15cが設けられている。立位式車体11−8が周回軌道レール2上を高速走行する際、頭部が左右に揺れたり、後ろに引っ張られたりするが、ヘッドレスト15cが設けられていることで、頭部を衝撃から保護することができる。立位式車体11−8の立位式客席13は、利用者が、それぞれ、右側及び左側を向くように固定されるので、高速走行体験をしながら、周囲の景色を楽しむことができ、爽快で開放的な体感を得ることができる。
次に、宇宙遊泳式車体11−9について説明する。図23(a)は、本考案にかかる乗物遊具100の宇宙遊泳式車体11−9の使用時の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、参考正面図である。
図23(a)に示すように、宇宙遊泳式車体11−9は、乗車時は立った姿勢で乗りこみ、安全バー15aで腰回りを固定する。同時に、上半身も固定して、立位式客席13に利用者がしっかり固定されるようにしてもよい。立位式客席13は支柱18の中央部分に回転可能に取り付けられており、遠隔操作によって、立位式客席13は所定角度で固定可能となっている。本実施の形態の宇宙遊泳式車体11−9は、支柱18に対し約90度の角度を形成するよう固定可能である。利用客が立位式客席13に乗りこんで、立った姿勢で、しっかり固定されたことが確認されると、立位式客席13は、遠隔操作により約90度回転し、利用者を床面に対し平行な角度まで傾けた状態で固定し、その姿勢のまま周回軌道レール2上を滑走する。利用者は、横になった姿勢で、地に足がつかぬまま、空中を高速走行するという体験で、恐怖と開放感の混じったスリリングな体感を得ることができる。
次に、つり革付き電車座席型車体11−10について説明する。図24は、本考案にかかる乗物遊具100のつり革付電車座席型車体11−10の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図24に示すように、つり革つき電車座席型車体11−10は、電車の車内を模した座席12とつり革15fとを有する。つり革15fは、利用者が着席し、手を伸ばした位置に、逆L字形の支柱18から吊り下げられている。利用者は、座席12に着席し、シートベルト15bを締めて体を座席12に固定し、手を伸ばしてつり革15fを握持して周回軌道レール2上を滑走する。つり革15bは、支柱18から吊り下げられた状態であり、左右に揺れるので、つり革15fを握持した利用者は、つり革15fの動きに伴って上半身が揺れ、不安定感で恐怖が増大し、スリリングな高速走行体験をすることができる。
次に、ばねつき椅子式車体11−11について説明する。図25は、本考案にかかる乗物遊具100のばねつき椅子式車体11−11の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図25に示すように、ばねつき椅子式車体11−11は、進行方向に向かって前方と後方に、座席12が設けられており、それぞれの座席12の脚は、バネを内蔵したバネ部19cとなっている。ばねつき椅子式車体11−11は、周回軌道レール2上を滑走する際、バネ部19cが滑走の衝撃で上下に揺れるため、座席12に着席した利用客は高速走行とバネ部19cの上下動とを同時に体感し、スリリングで刺激的な体感を得ることができる。
次に、座椅子式車体11−12について説明する。図26は、本考案にかかる乗物遊具100の座椅子式車体11−12の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図26に示すように、座椅子式車体11−12は、客席が座椅子の形状となっている車体である。座椅子式車体11−12には、足を延ばして座れる大きさの座椅子からなる座席12が取り付けられ、座席12にはシートベルト15bが設けられている。利用客は、座席12に足を延ばした状態で着席し、腰回りを座席12に取り付けられたシートベルト15bで締めて体を固定する。座椅子式車体11−12は、足を延ばしてリラックスした姿勢で、高速走行体験を行う緊張感とリラックス感の入り混じる体験ができる乗物遊具である。利用客は座椅子に座った姿勢でスタートするため、最初は。リラックスした状態だが、上半身は固定されておらず背もたれも低いため、周回軌道レール2を座椅子式車体11−12が高速滑走すると、利用客の上半身は、激しく前後左右に揺れることになる。したがって、利用客は、最初のリラックスした状態から
突然、前後左右に揺れる不安定な状態となり、大変な恐怖とスリルを味わうことになる。
次に、回転椅子つき車体11−13について説明する。図27は、本考案にかかる乗物遊具100の回転椅子つき車体11−13の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図27に示すように、回転椅子つき車体11−13は、客席として回転椅子が設けられた車体である。利用客は座席12に着席し、シートベルト15bを締める。座席12の脚は、中央に設けられた回転軸19aであり、座席12は、回転軸19aを軸として回転可能である。利用者は、座席12に座って、床を足で蹴って椅子を回転させ、座席12を任意の方向に向かせることができる。また、周回軌道レール2の上を滑走している間、滑走の衝撃で、座席12は不規則に回転する。そこため、利用者は、高速走行体験と、不規則な座席12の回転とで、恐怖感が相乗的に増大し、スリルと興奮を味わうことができる。
次に、ほふく前進式車体11−14について説明する。図28は、本考案にかかる乗物遊具100のほふく前進式車体11−14の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図28に示すように、ほふく前進式車体11−14は、客席として、利用者が横たわることができる大きさのマット14fが設置された、腹臥位の姿勢で乗車する車体である。マット14fは、衝撃を吸収する柔軟性ある素材からなる。マット14fの上面であって、利用者が腹臥位で横たわった際に、利用者の腕と腹が接する部分及び臀部が接する部分には、それぞれ、安全バー15aが設けられている。乗車時は、安全バー15aによって、利用者の体をマット14fにしっかりと固定する。利用者は、腹臥位で乗車することによって、周回軌道レール2上を、ほふく前進しているかのような視界を確保できる。高速走行体験中、周回軌道レール2がすぐ下に見えるので、刺激的な体感を得ることができる。
次に、カメラつき車体11−15について説明する。図29は、本考案にかかる乗物遊具100のカメラつき車体11−15使用時の状態を示す参考右側面図である。
図29に示すように、カメラつき車体11−15は、座席12の前方に、カメラ15gが設けられている車体である。カメラ15gは、座席12に着席した利用者を撮影することができる。周回軌道レール2上を走行中の乗客の様子を撮影することができるので、記念として残すことができる。また、撮影した写真を、後で利用者に購入してもらうことで、収益が見込めるとともに、集客効果と客のリピート率を高めることができる。カメラ15gは、静止画像を撮影するカメラとしてもよいし、動画撮影も対応できるカメラを設置してもよい。利用客に、静止画を撮影するか動画を撮影するかを事前に選択可能としてもよい。
次に、操作ボタンつき車体11−16について説明する。図30は、本考案にかかる乗物遊具100の押しボタンつき車体11−16の使用時の状態を示す参考右側面図である。
図30に示すように、押しボタンつき車体11−16は、座席12の前方に、支柱が設けられ、支柱の先端に押しボタン15hが設けられている車体である。押しボタン15hは、押すと音が鳴ったり、音楽が鳴ったりする。周回軌道レール2上を走行に利用客は、適時、押しボタン15hを教えて遊ぶことができる。座席12の前方には、支柱の先端に押ボタン15hを設置するほか、おもちゃの銃を設置したり、人形を設置してもよい。座席12の前方に客の年齢層にあわせた玩具を設置することで、利用客を楽しませ、集客効果を向上させ、リピート率を高めることができる。
次に、ダブル客席式車体11−17について説明する。図31(a)は、本考案にかかる乗物遊具100のダブル客席式車体11−17の滑走前の状態を示す参考右側面図であって、(b)は、高速走行中の状態を示す参考右側面図である。
図31(a)に示すように、ダブル客席式車体11−17は、2種類の客席を組み合わせた車体であり、立位式客席が約90度回転し、仰臥位で滑走する宇宙遊泳式車体に備えられていた客席と、座椅子式車体に設けられていた座椅子からなる客席とを1つの車体の中に並べて設置した車体である。座椅子からなる座席12に隣接して設けられた立位式客席は、図31(b)に示すように、支柱18に設けられた回転軸19aに回転可能に取り付けられており、利用客が客席に乗りこんで安全バー15aで体を固定したあと、立位式客席が約90度回転して、利用者の体が仰臥位になるような角度に固定してから、周回軌道レール2を滑走する。
ダブル客席式車体11−17は、本実施の形態1では、宇宙遊泳式車体に備えられた回転して固定可能な立位式客席と、座椅子式客席との組み合わせとしたが、他の種類の客席を2つ組み合わせて車体に搭載してもよい。
(実施の形態2)
次に、本考案の実施の形態2にかかる乗物遊具200について説明する。図32は、本考案の乗物遊具200の車両連結構成例を説明するための参考右側面である。図33は、本考案の乗物遊具200の乗降ステーション3を説明するための参考平面図である。図34は、本考案の乗物遊具200の乗降ステーション3の乗り場31を説明するための参考図である。
図32に示すように、実施の形態2の乗物遊具200は、様々な種類の車両10、11を互いに連結具で連結して、周回軌道レール2上を滑走させる乗物遊具200である。図33に示すように、互いに連結された車両10、11は、乗降ステーション3で、連結を解除されたうえ、トラバーサ装置34で、ランダムに、または任意に、車体を選び出し、当該車体を補助レール33上にトラバースする。また、補助レール22上に待機していた車体10、11をランダムに、または任意に選び出し、トラバーザ装置34でトラバースして周回軌道レール上に載せる。このようにして、周回軌道レール2上に集められた車体10、11は、新たな並び順で連結し、乗り場31に運ばれ、利用客を乗せて出発する。
車体10、11は、様々なバリエーションを有する。支柱に吊り下げられ自在に揺れる客席を備えた吊り下げ型立位式車体、回転可能に支柱に設けられたカプセル型客席を備えた観覧車型車体、上下に振動する馬車と内部に設けられた客席からなる馬車型車体、回転可能に設置され内部に客席を有するコーヒーカップを模した本体を備えたコーヒーカップ型車体、左右の支柱に軸を渡し前記軸から吊り下げられた自在に揺れるブランコ式車体、中央の支柱の上に回転可能に取り付けられ両端に客席を備えたシーソー式車体、中央の支柱の上に回転可能に取り付けられ一端に客席を備えた一人乗りシーソー式車体、内部に座席を備えたカヌーを模した本体からなるカヌー型車体、内部に座席を備えたスワンを模した本体からなるスワン型車体、内部に座席を備えた自動車を模した本体からなる自動車型車体、跨って乗車可能な二輪自動車を模した本体を備えた二輪自動車型車体、背中に跨って乗る馬を模した本体を備えた乗馬式車体、マッサージチェアを備えたマッサージチェア式車体、立った姿勢で固定される客席を備えた立位式車体、立った姿勢で固定され走行時は客席が約90度回転して横たわった姿勢で固定される宇宙遊泳式車体、支柱の先端に設けられた手で保持するつり革と電車の座席を模した客席を備えたつり革付電車座席型車体、ばねを内蔵した支柱の上に設けられた客席からなるばねつき椅子式車体、座椅子を模した客席からなる座椅子式車体、支柱の先に回転可能に取り付けられた座席を有する回転椅子つき車体、腹這いの姿勢で固定される客席を備えたほふく前進式車体、客席を撮影可能なカメラを前方に設置し後方に客席を備えたカメラつき車体、客席を自在に動かすことができる操作ボタンと客席を備えた操作ボタンつき車体、前記客席から2つを選んで設置したダブル客席式車体等である。車体10、11については、実施の形態1で説明したので省略する。車体10,11を連結しているのは着脱自在の連結具17である。連結具17は、運転室37から、遠隔操作で連結及び開放ができるようになっている。遠隔操作ではなく、手動で、着脱可能な連結具17を用いてもよい。
図34に示すように、乗降ステーション3には、目隠し壁35が設けられている。降り場32に到着した車体10、11は、降り場32から乗り場31に移動する間に、相互に連結している連結具17が解放され、降り場32と乗り場31との間に設けられたトラバーサ装置34によって、車体10、11がランダムに又は任意に移動し、追加されて、新たな並び順となって連結具17で相互に連結され、乗り場31に移動し、利用客の前に現れる。利用客は、降り場32に到着した車体10、11を眺めて、自分が乗る車体を予想するが、車体10、11は、目隠し壁35の後ろを通過する間に、順番を組み替えられ、新たな並び順で利用客の目の前に現れるため、驚き、興奮する。目隠し壁35は、利用客に、スリルとワクワク感を与えることができる。
(実施の形態3)
次に、本考案の実施の形態3にかかる乗物遊具300について説明する。図35は、本考案の乗物遊具300を説明する参考平面図である。
図35に示すように、本考案の乗物遊具300は、円形に敷かれた周回軌道レール2上を、連結具17によって連結された車体10、11が周回運行する構成の乗物遊具である。
周回軌道レール2沿いに設けられた乗降ステーション3には、乗り場31と降り場32が隣接して設けられている。車体10、11は、互いに連結され、輪状に連なって構成されており、周回軌道レール2上を周回する。互いに連結された車体10、11は、所定回数、周回すると、減速し、停車する。完全に停車すると、利用者は、それぞれの車体10、11から降りて、降り場32に向かう。全員が降り場32を通過して退出すると、乗り場31で待機していた次の利用客が、それぞれ、好みの車両10、11の前に移動する。
利用客が、自分が乗りたい車体10、11を選択し、その車体の前に行き、待機したところで、車体10、11を再び遠隔操作で運行させ、周回軌道レール上を周回させる。自分が乗りたい車体10、11の前で待機し、車体10、11に乗りこむため車体の扉が開くのを待っていた利用客らは、予想に反し、車体10、11が動き出すので、驚く。車体10、11は、周回軌道レール上を何周か周回したあと、再び減速し停車する。そして、利用客は、予期せぬ車体10、11に乗りこむことになる。予想を裏切られ、驚くことで、新鮮な気持ちになることができることが、乗物遊具300の面白いところである。
本実施の形態では、座って乗車する客席、跨って乗る客席、立った姿勢で固定される立位式客席、腹臥位で固定される客席等、さまざまな姿勢で固定される客席としたが、本実施の形態で挙げた客席以外にも、様々な方向に向いて、様々な姿勢で固定される客席を設けた本体からなる車体を適時組み込んだ乗物遊具とするとよい。また、本体の形状は、自動車型、バイク型、馬、ブランコ、カヌー、シーソーと、様々な形状の本体としたが、本実施の形態で挙げた形状以外にも、遊園地に設置されている乗物遊具、UFOを模した形状や、動物を模した形状、キャラクターや、さまざまな動物を模した形状の本体を備えた車体を組み込んでもよい。シーズンごと、その時々で流行しているキャラクターを取り入れて、利用客を飽きさせないよう、車両の入れ替えを適且行うようにするとよい。
100,200 乗物遊具
10 車体
10−1 吊り下げ型立位式車体
10−2 観覧車型車体
10−3 上下動車体
10−4 一人乗りコーヒーカップ型車体
10−5 二人乗りコーヒーカップ型車体
10−6 二人乗りブランコ式車体
10−7 一人乗りブランコ式車体
10−8 外側向きシーソー式車体
10−9 内側向きシーソー式車体
10−10 一人乗りシーソー式車体
11 車体
11−1 一人乗りカヌー型車体
11−2 二人乗りカヌー型車体
11−3 スワン型車体
11−4 自動車型車体
11−5 バイク型車体
11−6 乗馬式車体
11−7 マッサージチェア型車体
11−8 立位式車体
11−9 宇宙遊泳式車体
11−10 つり革付電車座席型車体
11−11 ばねつき椅子式車体
11−12 座椅子式車体
11−13 回転椅子つき車体
11−14 ほふく前進式車体
11−15 カメラつき車体
11−16 操作ボタンつき車体
11−17 ダブル客席式車体
12 座席
13 立位式客席
14a 吊下部
14b 本体
14c 屋根
14d カバーシート
14e ファスナー
14f マット
15a 安全バー
15b シートベルト
15c ヘッドレスト
15d ハンドル
15e マッサージ機
15f つり革
15g カメラ
15h 押しボタン
16 車輪
17 連結具
18 支柱
19a 回転軸
19b 固定軸
19c バネ部
19d 支持棒
19e 底面部
2 周回軌道レール
3 乗降ステーション
31 乗り場
32 降り場
33 補助レール
34 トラバーサ装置
35 目隠し壁
36 自動開閉扉
37 運転室
38 トラバーサ用補助レール
39a モニタ
39b 選択ボタン
H 人

Claims (8)

  1. 前向き座席、横向き座席、後ろ向き座席、跨って乗る客席、足を前方に伸ばして座る客席、しゃがんで乗る客席、前向き立位式席、横向き立位式席、後ろ向き立位式席、仰臥位式客席、背臥位式席の客席、不規則に上下動する客席、前後に揺動する客席、左右に揺動する客席及び所定角度に回転する客席のうちいずれかの客席が設けられると共に底面に車輪を取り付けた車体と、
    前記車体の前記車輪が滑走可能なレールを有する周回軌道と、を備え、
    前記車体は、少なくとも3つ設けられると共に各車体はぞれぞれ異なる種類の前記客席を備えていることを特徴とする乗物遊具。
  2. 前記車体は、支柱に吊り下げられ自在に揺れる客席を備えた吊り下げ型立位式車体、回転可能に支柱に設けられたカプセル型本体の内部に座席を備えた観覧車型車体、上下に揺動する馬車と内部に設けられた座席を有する馬車型車体、回転可能に設置され内部に客席を有するコーヒーカップを模した本体を備えたコーヒーカップ型車体、左右の支柱に軸を渡し前記軸から吊り下げられた自在に揺れるブランコ式車体、中央の支柱の上に回転可能に取り付けられ両端に客席を備えたシーソー式車体、中央の支柱の上に回転可能に取り付けられ一端に客席を備えた一人乗りシーソー式車体、内部に座席を備えたカヌーを模した本体からなるカヌー型車体、内部に座席を備えたスワンを模した本体からなるスワン型車体、内部に座席を備えた自動車を模した本体からなる自動車型車体、跨って乗車可能な二輪自動車を模した本体を備えた二輪自動車型車体、背中に跨って乗る馬を模した本体を備えた乗馬式車体、マッサージチェアを備えたマッサージチェア式車体、立った姿勢で固定される客席を備えた立位式車体、立った姿勢で固定され走行時は客席が約90度回転して横たわった姿勢で固定される宇宙遊泳式車体、支柱の先端に設けられた手で保持するつり革と電車の座席を模した客席を備えたつり革付電車座席型車体、ばねを内蔵した支柱の上に設けられた客席からなるばねつき椅子式車体、座椅子を模した客席からなる座椅子式車体、支柱の先に回転可能に取り付けられた座席を有する回転椅子つき車体、腹這いの姿勢で固定される客席を備えたほふく前進式車体、客席を撮影可能なカメラを前方に設置し後方に客席を備えたカメラつき車体、客席を自在に動かすことができる操作ボタンと客席を備えた操作ボタンつき車体、前記客席から2つを選んで設置したダブル客席式車体のうち、いずれかであることを特徴とする請求項1に記載の乗物遊具。
  3. 前記車体を相互に連結可能な連結具を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗物遊具。
  4. 前記立位式車体の前記客席は、車体の上面に設置された支柱の先端に回転可能に設けられ、乗車時及び降車時は床面に対し垂直に設けられ、滑走時は約90度回転した状態で固定されることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか1つに記載の乗物遊具。
  5. 前記周回軌道の前記レール沿いに設けられ、前記車体に利用客が乗りこむ乗り場と、前記車体に乗っていた利用客が前記車体本体又は立位式客席から降りる降り場と、前記乗り場と前記降り場の間の前記レーに沿って部分的に敷設された補助レールと、前記車体を前記レール上又は前記補助レール上に相互に移動させるトラバーサ機構とを有する乗降ステーションが設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4いずれか1つに記載の乗物遊具。
  6. 前記乗降ステーションの前記レールと前記乗り場との間に、利用客の目の高さよりも高い目隠し壁が設けられたことを特徴とする請求項1から請求項5いずれか1つに記載の乗物遊具。
  7. 前記目隠し壁には、前記車体が複数表示されるモニタと、前記モニタの近隣に設けられ、利用者が好みの車体を選択するため選択ボタンを有することを特徴とする請求項1から請求項6いずれか1つに記載の乗物遊具。
  8. 前記目隠し壁には、前記車体が複数表示され、そのなかから任意の車体を利用者が選択し指定できるタッチパネルを有することを特徴とする請求項1から請求項7いずれか1つに記載の乗物遊具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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