JP2580895B2 - ゲーム機用椅子装置 - Google Patents

ゲーム機用椅子装置

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JP2580895B2 JP3210172A JP21017291A JP2580895B2 JP 2580895 B2 JP2580895 B2 JP 2580895B2 JP 3210172 A JP3210172 A JP 3210172A JP 21017291 A JP21017291 A JP 21017291A JP 2580895 B2 JP2580895 B2 JP 2580895B2
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木 博 矢
林 亨 中
保 徳 彦 上
本 尚 美 山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】*目的
【産業上の利用分野】本発明は、本人だけが必要な音を
聞くために、周囲の耳ざわりなノイズを低減するための
騒音軽減用の椅子に関する。具体的には、多数のゲ−ム
装置などを集めたアミュ−ズメント・センタ−等におい
て使用する、ゲ−ム装置用の椅子に関し、たとえば、特
定の一個のゲ−ム装置を楽しむ場合に、周囲の多数のゲ
−ム装置などのサウンドが騒音となって、この特定のゲ
−ム装置のプレ−ヤ自身が困るときなどに好適な、ゲ−
ム装置用の椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】これまでに、騒音を軽減するための装置
が、冷蔵庫、とくに掃除機などに採用されてはいるもの
の、とくに、ア−ケ−ドにあるアミュ−ズメント・セン
タ−などにおいては、まだ未開拓の分野で、これを解消
するような装置は存在していなかった。たとえば、ア−
ケ−ドにある特定の一個のゲ−ム装置を楽しむ場合、周
囲にある多数のゲ−ム装置などのサウンドが、互いに騒
音となってしまって、楽しんでいる特定のゲ−ム装置の
サウンド効果が、著しく損なってしまうというのが現状
であり、これを解消するような装置は、これまでに存在
していなかった。
【0003】
【解決しようとする課題】本発明は、多数のゲ−ム装置
などを集めたアミュ−ズメント・センタ−等において、
特定のゲ−ム装置を楽しむ場合に、周囲の多数のゲ−ム
装置などの騒音を低減して、特定のゲ−ム装置のプレ−
ヤ自身にのみ、そのゲ−ム・サウンドが聞こえるように
する目的から開発されたものである。
【0004】*構成
【課題を解決するための手段】本発明の椅子は、プレ−
ヤの頭部が来る位置に、スピ−カならびにマイクロフォ
ンを、それぞれ設けたことを特徴とすると共に、プレ−
ヤの頭部が来る位置に設けられるスピ−カと、このスピ
−カとゲ−ム装置を構成するサウンド手段との間に設け
られる加算器と、前記プレ−ヤの頭部が来る位置に設け
られると共に、前記加算器に逆位相変換器を介在して設
けられるマイクロフォンと、を備えたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】したがって本発明によると、椅子に座って、特
定のゲ−ム装置を操作するプレ−ヤ自身の頭部を取り巻
く騒音が、マイクロフォンにて取り込まれ、このゲ−ム
装置のサウンド手段からのゲ−ム用のサウンドが、この
ゲ−ム装置のスピ−カから再生されるときに、結果とし
て、この騒音とは逆の位相の騒音が加えられるようにな
るため、特定のゲ−ム装置を操作するプレ−ヤ自身にと
り、周囲の騒音が打ち消された、本来のゲ−ム用サウン
ドのみの音空間が実現できることになる。
【0006】
【実施例】以下に本発明を、その実施例について、添付
の図面を参照して説明する。図1は、本発明による一実
施例の使用状態を示す斜視図であり、図2は、同上実施
例の要部を示すブロック図である。図1の1は全体が略
家形のゲ−ム装置で、このゲ−ム装置1の上半分である
屋根形部のほぼ全体には、CRTなどの表示部(図示省
略)があり、表示部の下方には、操作板部3が突出して
形成されている。4はプレ−ヤ用の椅子で、ゲ−ム装置
1に連成して形成されるか、あるいは、ゲ−ム装置1に
接続可能に形成されている。5、6は、左右一対のスピ
−カで、椅子4の頂部の左右に、それぞれ配設されてい
る。7、8は、左右一対のマイクロフォンで、椅子4の
頂部の左右のサイド壁に、それぞれ配設されている。
【0007】左右一対のスピ−カ5、6は、図2に示さ
れるように、それぞれが、加算器11、12を介在し
て、ゲ−ム装置1の内部にあるサウンド手段20に、た
とえば、床下配線などによって接続されている。左側の
マイクロフォン7は、逆位相変換器13を介在して、加
算器11に接続され、右側のマイクロフォン8は、逆位
相変換器14を介在して、加算器12に接続されてい
る。左右の逆位相変換器13、14は、左右のマイクロ
フォン7、8からくる音の電気信号を、逆の位相の電気
信号にして、左右の加算器11、12に出力する。
【0008】上述のごとくなる本実施例は、椅子4に座
って、ゲ−ム装置1を操作するプレ−ヤを取り巻く騒
音、すなわち、プレ−ヤの頭部9を取り巻く騒音が、左
右のマイクロフォン7、8にて取り込まれ、ゲ−ム装置
1のサウンド手段20からのゲ−ム用のサウンドが、左
右のスピ−カ5、6から再生されるときに、この騒音と
は逆の位相の騒音が加えられるようになるため、結果と
して、ゲ−ム装置1を操作するプレ−ヤ自身にとり、周
囲の騒音が打ち消された、本来のゲ−ム用サウンドのみ
の音空間が、実現できることになる。
【0009】言い換えると、プレ−ヤの頭部まわりの騒
音を直接的に取り込んで、その騒音とは逆の位相の騒音
を、リアル・タイムにつくって、騒音を打ち消し、その
ゲ−ム用サウンドのみに没頭できるようになる。なお、
スピ−カ5、6、ならびにマイクロフォン7、8、逆位
相変換器13、14、加算器11、12は、それぞれ、
左右一対として説明してきたが、これらは、左側のみ、
あるいは右側のみのように、ひと組みであっても良いこ
とは、勿論である。また、立体音響用のために、多数の
スピ−カを備えるゲ−ム装置の場合は、それぞれのスピ
−カごとに、マイクロフォン、逆位相変換器、加算器を
配設しても良いことは、勿論である。
【0010】
【効果】以上のようになる本発明は、プレ−しているゲ
−ム装置の周囲の騒音を、言い換えると、プレ−ヤの頭
部まわりのノイズを軽減できるため、プレ−ヤ自身にと
っては、今まで以上に音の臨場感が得られる効果がある
と共に、騒音そのものに対して、アクティブなコントロ
−ルができるため、多数のゲ−ム装置の設置条件や、立
地条件の制限が無くなるという効果がある。とくに、大
形ゲ−ム装置の場合などで、3Dサウンド、いわゆる立
体音像を考慮する必要がある場合には、音の臨場感が得
られるという点で、極めて大きな利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による一実施例の使用状態を示す斜視
図である。
【図2】 同上実施例の要部を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:ゲ−ム装置、 3:操作板部、 4:椅子、 5、6:スピ−カ、 7、8:マイクロフォン、 9:頭部、 11、12:加算器、 13、14:逆位相変換器、 20:サウンド手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−86359(JP,U) 実開 昭59−11046(JP,U)

Claims (4)

    (57)【整理番号】 P−0411−01 【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレーヤの頭部が来る位置に、スピーカ
    並びにマイクロフォンをそれぞれ別に内設し、前記マイ
    クロフォンからの入力音を逆位相の音にして前記スピー
    カから出力することを特徴とするゲーム機用椅子装置。
  2. 【請求項2】 プレーヤの頭部が来る位置に、複数のス
    ピーカ並びに複数のマイクロフォンを、それぞれ別に内
    し、前記各々のマイクロフォンからの入力音毎に前記
    各々の入力音を逆位相の音にして前記各々のスピーカか
    ら出力することを特徴とするゲーム機用椅子装置。
  3. 【請求項3】 椅子のプレーヤの頭部が来る位置に内設
    されるスピーカと、該スピーカとゲーム装置を構成する
    サウンド手段との間に設けられる加算器と、前記椅子の
    プレーヤの頭部が来る位置に内設されると共に、前記加
    算器に逆位相変換器を介在して設けられるマイクロフォ
    ンと、を備えたことを特徴とするゲーム機用椅子装置。
  4. 【請求項4】 椅子のプレーヤの頭部が来る位置に内設
    される複数のスピーカと、これらスピーカとゲーム装置
    を構成するサウンド手段との間に、それぞれ設けられる
    複数の加算器と、前記椅子のプレーヤの頭部が来る位置
    に内設されると共に、前記加算器にそれぞれ逆位相変換
    器を介在して設けられる複数のマイクロフォンと、を備
    えたことを特徴とするゲーム機用椅子装置。1
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