JP2018176971A - 飲酒運転防止装置 - Google Patents

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博満 濱島
Hiromitsu Hamashima
博満 濱島
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Abstract

【課題】成りすまし等の不正の防止を可能にした飲酒運転防止装置を提供すること。
【解決手段】飲酒運転防止装置1は、呼気中のアルコール成分を検知する呼気式アルコールセンサ2と、運転席シートベルト6に取付けられた呼吸センサ3と、呼気式アルコールセンサ2及び呼吸センサ3の検出結果に応じてエンジンの始動を制御する車載器4とを備えている。呼気式アルコールセンサ2は、運転席5の搭乗者(通常、ドライバ)が着座状態で手に取って吹き込み口から呼気を吹き込む手持ち型のアルコール検知器に内蔵されている。車載器4は、アルコール検知器に呼気が吹き込まれた際に、呼吸センサ3の検出結果を用いて、該吹き込まれた呼気がドライバのものであるか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、飲酒運転防止装置に関する。
従来、呼気式アルコールセンサにドライバの呼気を吹き込み、アルコール成分が検知されると、エンジンを始動できないようロックする飲酒運転防止装置が知られている。この種の飲酒運転防止装置において、車載カメラで車室内を撮影し、ドライバ以外の人物による成りすましや、風船等の道具を利用した不正な飲酒検知回避を防止する技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3を参照)。
特開2009−090866号公報 特開2009−113708号公報 特開2009−201700号公報
ドライバが擬似的に呼気を吹き込む様子をカメラに見せることで、エンジンの始動が許可されてしまう懸念がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、成りすまし等の不正の防止を可能にした飲酒運転防止装置を提供することにある。
上記課題を解決する飲酒運転防止装置は、呼気中のアルコール成分を検知する呼気式アルコールセンサと、運転席シートベルトに取付けられ、運転席に着座しているドライバの呼吸を検出する呼吸センサと、前記呼気式アルコールセンサに呼気が吹き込まれた際に、前記呼吸センサの検出結果を用いて、該吹き込まれた呼気がドライバのものであるか否かを判定する判定手段とを備えることをその要旨としている。
この構成によれば、運転席シートベルトに取付けられた呼吸センサの検出結果を用いることで、運転席に着座しているドライバ以外の人物による成りすましや、予め飲酒していない状態の呼気を入れた風船等の道具を利用した不正な飲酒検知回避を防ぐことが可能となる。したがって、成りすまし等の不正を防止できる。
上記飲酒運転防止装置について、前記判定手段は、前記運転席シートベルトがバックルに装着されていることを条件に、前記呼気式アルコールセンサへの呼気の吹き込みを要求することとしてもよい。
この構成によれば、シートベルトの装着を必要とするため、ドライバのシートベルト装着義務違反を防止できる。
上記飲酒運転防止装置について、前記判定手段は、前記運転席シートベルトがバックルから外された場合、該運転席シートベルトがバックルに装着されたことを契機に、前記呼気式アルコールセンサへの呼気の吹き込みを要求することとしてもよい。
この構成によれば、運転席シートベルトが外れる毎に判定を行うため、エンジン始動後に運転席の搭乗者が入れ替わることによる不正を防止できる。
上記飲酒運転防止装置について、前記呼気式アルコールセンサに吹き込まれた呼気がドライバのものでないと前記判定手段が判定した場合に、エンジンを始動できないようロックする制御手段を備えることとしてもよい。
この構成によれば、吹き込まれた呼気がドライバのものでない場合、たとえアルコール成分が検知されなくても、エンジンを始動できないようロックするため、ドライバの飲酒の有無が分からない状況下での車両運転を阻止できる。
上記飲酒運転防止装置について、前記制御手段は、前記呼気式アルコールセンサに吹き込まれた呼気がドライバのものであると前記判定手段が判定した場合に、呼気中のアルコール成分が検知されないことを条件に、エンジンの始動を許可することとしてもよい。
この構成によれば、ドライバが飲酒していない場合に車両運転が可能になる。
本発明によれば、成りすまし等の不正を防止できる。
飲酒運転防止装置の概要を示す図。 第1の実施の形態について、車載器が実行する飲酒判定処理を示すフローチャート。 第2の実施の形態について、車載器が実行する飲酒判定処理を示すフローチャート。
(第1の実施の形態)
以下、飲酒運転防止装置の第1の実施の形態について説明する。
図1に示すように、飲酒運転防止装置1は、呼気中のアルコール成分を検知する呼気式アルコールセンサ2と、運転席シートベルトに取付けられた呼吸センサ3と、呼気式アルコールセンサ2及び呼吸センサ3の検出結果に応じてエンジンの始動を制御する車載器4とを備えている。
呼気式アルコールセンサ2の一例は、運転席5の搭乗者(通常、ドライバ)が着座状態で手に取って吹き込み口から呼気を吹き込む手持ち型のアルコール検知器に内蔵されている。呼吸センサ3の一例は、運転席シートベルト6の胸部にあたる位置に取付けられ、運転席5に着座して運転席シートベルト6を装着している者(通常、ドライバ)の呼吸に合わせて伸縮することによりドライバの呼吸を検出する。尚、運転席シートベルト6の装着状態がバックル7内のセンサによって検出される。そして、呼気式アルコールセンサ2及び呼吸センサ3及びバックル7内のセンサが、それぞれ有線又は無線により車載器4に電気的に接続されている。
次に、飲酒運転防止装置1の作用について説明する。尚、図2に示す飲酒判定処理の実行主体は、車載器4のCPUである。車載器4のCPUは、判定手段及び制御手段に相当する。
飲酒運転防止装置1では、図2のステップS1において、運転席シートベルト6がバックル7に装着されているか否かを判定する。運転席シートベルト6が装着されていれば(ステップS1でYES)、飲酒運転防止装置1では、ステップS2において、ドライバに対し、音声或いは表示によるメッセージを伴いつつ、アルコール検知器への呼気の吹き込みを要求する。
そして、アルコール検知器に呼気が吹き込まれた際に、飲酒運転防止装置1では、ステップS3において、呼吸センサ3の検出結果を用いて、該吹き込まれた呼気がドライバのものであるか否かを判定する。例えば、アルコール検知器には、呼気式アルコールセンサ2の他、呼気量を検出する水蒸気センサが内蔵され、車載器4のCPUは、水蒸気センサの検出結果である呼気量の時系列データと、呼吸センサ3の検出結果である伸縮量の時系列データとが整合する場合、アルコール検知器に吹き込まれた呼気がドライバのものであると判定する。
アルコール検知器に吹き込まれた呼気がドライバのものであれば(ステップS3でYES)、呼気式アルコールセンサ2によって呼気中のアルコール成分が検知されないことを条件に(ステップS4でNO)、飲酒運転防止装置1では、ステップS5において、エンジンの始動を許可する。
一方、アルコール検知器に吹き込まれた呼気がドライバのものでなければ(ステップS3でNO)、呼気式アルコールセンサ2によって呼気中のアルコール成分が検知されるか否かにかかわらず、飲酒運転防止装置1では、ステップS6において、エンジンを始動できないようロックする。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)運転席シートベルト6に取付けられた呼吸センサ3の検出結果を用いることで、運転席5に着座しているドライバ以外の人物による成りすましや、予め飲酒していない状態の呼気を入れた風船等の道具を利用した不正な飲酒検知回避を防ぐことが可能となる。したがって、成りすまし等の不正を防止できる。
(2)シートベルトの装着を必要とするため、ドライバのシートベルト装着義務違反を防止できる。
(3)吹き込まれた呼気がドライバのものでない場合、たとえアルコール成分が検知されなくても、エンジンを始動できないようロックするため、ドライバの飲酒の有無が分からない状況下での車両運転を阻止できる。
(4)ドライバが飲酒していない場合に車両運転が可能になる。
(第2の実施の形態)
次に、飲酒運転防止装置の第2の実施の形態について、上記第1の実施の形態との相違点を中心に説明する。尚、図3に示す飲酒判定処理の実行主体は、車載器4のCPUである。車載器4のCPUは、判定手段及び制御手段に相当する。
飲酒運転防止装置1では、図3のステップS11〜ステップS16において、上記第1の実施の形態のステップS1〜ステップS6と同様に動作する。
そして、飲酒運転防止装置1では、エンジンの始動を許可(ステップS15)或いはロック(ステップS16)した後に、運転席シートベルト6がバックル7から外された場合(ステップS17でYES)、該運転席シートベルト6がバックル7に装着されたことを契機に(ステップS11でYES)、ステップS12以降の処理を実行する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、上記第1の実施の形態による(1)〜(4)の効果と同様の効果に加え、さらに以下の効果を奏することができる。
(5)運転席シートベルト6が外れる毎に判定を行うため、エンジン始動後に運転席5の搭乗者が入れ替わることによる不正を防止できる。
尚、上記各実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・呼気がドライバのものであるか否かを判定するにあたり、運転席シートベルト6に取付けられる呼吸センサ3の検出結果との整合性を検証する必要があるため、アルコール検知器は、運転席5に着座して運転席シートベルト6を装着している者が呼気を吹き込む飲酒検知位置まで手動又は自動で移動可能であれば、移動前の設置位置は問わない。
・呼気式アルコールセンサ2について、呼気中のアルコール成分の検知方法は任意である。
・呼吸センサ3について、呼吸の検出方法は任意である。運転席シートベルト6に取付けられる限り、ドライバの呼吸を的確に検出しやすい。
・エンジンの始動を車両の発進に置き換えてもよい。すなわち、飲酒有りの場合、エンジンの始動を許可するが、駆動輪へ動力が伝達されないようにすることで車両の発進を規制しつつ、エアコン等を使用できるようにしてもよい。この場合、呼気中のアルコール成分が検知されなくなるまで車室内で仮眠等をし、その後の飲酒検知を経て車両運転が可能になる。
・電気自動車等を想定して、エンジンの始動をモータの起動に置き換えてもよい。
・自動運転が可能な車両を想定して、ドライバの判断が必要な機能を対象に、飲酒の有無に応じて有効(飲酒無し時)/無効(飲酒有り時)を制御してもよい。
1…飲酒運転防止装置、2…呼気式アルコールセンサ、3…呼吸センサ、4…車載器(判定手段、制御手段)、5…運転席、6…運転席シートベルト、7…バックル。

Claims (5)

  1. 呼気中のアルコール成分を検知する呼気式アルコールセンサと、
    運転席シートベルトに取付けられ、運転席に着座しているドライバの呼吸を検出する呼吸センサと、
    前記呼気式アルコールセンサに呼気が吹き込まれた際に、前記呼吸センサの検出結果を用いて、該吹き込まれた呼気がドライバのものであるか否かを判定する判定手段とを備える
    ことを特徴とする飲酒運転防止装置。
  2. 前記判定手段は、前記運転席シートベルトがバックルに装着されていることを条件に、前記呼気式アルコールセンサへの呼気の吹き込みを要求する
    請求項1に記載の飲酒運転防止装置。
  3. 前記判定手段は、前記運転席シートベルトがバックルから外された場合、該運転席シートベルトがバックルに装着されたことを契機に、前記呼気式アルコールセンサへの呼気の吹き込みを要求する
    請求項2に記載の飲酒運転防止装置。
  4. 前記呼気式アルコールセンサに吹き込まれた呼気がドライバのものでないと前記判定手段が判定した場合に、エンジンを始動できないようロックする制御手段を備える
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の飲酒運転防止装置。
  5. 前記制御手段は、前記呼気式アルコールセンサに吹き込まれた呼気がドライバのものであると前記判定手段が判定した場合に、呼気中のアルコール成分が検知されないことを条件に、エンジンの始動を許可する
    請求項4に記載の飲酒運転防止装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111391658A (zh) * 2020-04-28 2020-07-10 一汽奔腾轿车有限公司 一种用于车载的呼气式的酒精检测系统及其检测方法
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CN113476152A (zh) * 2021-07-28 2021-10-08 河南科技大学第一附属医院 一种心内科酒精心肌病防护装置

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