JP2017519912A - 紡績準備機 - Google Patents

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Abstract

本発明は、供給されたスライバ(4)から保護撚りを有する粗糸(3)を製造するための少なくとも1つの強化手段と、粗糸(3)の走行方向(L)で強化手段に前置されたドラフト装置(5)であって、強化手段へのスライバ(4)の進入前に該スライバ(4)を延伸するためのドラフト装置(5)と、粗糸(3)を巻管(7)に巻き取るための、走行方向(L)で強化手段に後置された巻取り装置(6)と、巻管(7)への巻取り中に粗糸(3)をガイドするための、巻取り装置(6)の領域に配置されかつ可動に支承された綾振りエレメント(8)と、を備えた紡績準備機に関する。本発明によれば、強化手段が、当該紡績準備機(1)の側面図において、鉛直方向で、ドラフト装置(5)の少なくとも1つの入口ローラ(9)と、鉛直方向で該ドラフト装置(5)の下方に支承された綾振りエレメント(8)との間に配置されており、入口ローラ(9)と綾振りエレメント(8)とは、側面図において、強化手段の同一の側に配置されているので、粗糸(3)は、当該紡績準備機(1)の運転時に、強化手段から出た後に、かつ巻管(7)への巻取り前に、向きを変更させられることが提案される。

Description

本発明は、供給されたスライバから保護撚りを有する粗糸を製造するための少なくとも1つの強化手段と、粗糸の走行方向で強化手段に前置されたドラフト装置であって、スライバが強化手段に進入する前に該スライバを延伸するためのドラフト装置と、粗糸を巻管に巻き取るための、上述の走行方向で強化手段に後置された巻取り装置と、巻管への巻取り中に粗糸をガイドするための、巻取り装置の領域に配置されかつ可動に支承された綾振りエレメントと、を備えた紡績準備機に関する。
このような形式の紡績準備機は、先行技術において公知であり、いわゆる粗糸の製造のために役立つ。粗糸は、多くの場合延伸によって前処理された(たとえばダブリングされた)スライバから製造され、粗糸の個々の繊維がたとえばリング精紡機を用いて1本の糸に紡績される、後続の紡績プロセスのための供給物(Vorlage)として働く。後続処理のために必要な強度を粗糸に与えるために、供給されたスライバを粗糸の製造中にドラフト装置(該ドラフト装置は多くの場合相応の紡績準備機の一部である)を用いて延伸すること、および次いで保護撚りをかけることが、好ましいことが判明している。上に述べた強度は、巻管への巻取り時もしくは後続の紡績機への供給中における粗糸の裂断を、阻止するのに重要である。かけられた保護撚りはこのとき一方では、個々の巻取り工程もしくは繰出し工程中およびそれぞれの機械型式の間における相応の搬送工程中に、個々の繊維のまとまりが保証されるような強さでなくてはならない。他方においては、保護撚りにもかかわらず、紡績機における粗糸のさらなる処理が可能であることが、保証されねばならず、つまり粗糸は引き続きドラフト可能でなくてはならない。
相応の粗糸を製造するためには、過去には大抵いわゆるフライヤが使用されていたが、しかしながらフライヤの供給速度は、発生する遠心力に基づいて制限されている。ゆえに既に、フライヤを回避するまたはフライヤの代わりに別の機械型式を使用するという様々な提案がなされている。
特に、これに関連して既に、粗糸を空気紡績機によって製造することも提案されており、このような空気紡績機では、保護撚りは渦空気流によって生ぜしめられる。この場合基本原理は、スライバを、空気紡績ノズルとして形成された強化手段を通して案内することにあり、この強化手段内においては空気渦が生ぜしめられる。この空気渦によって最終的に、供給されたスライバの外側の繊維の一部が、いわゆる巻付き繊維として、互いにほぼ平行に延びる芯繊維から成っていて中心を延びる繊維ストランドの周りに巻き掛けられる。
粗糸製造のための別の方法は、独国特許出願公開第2447715号明細書(DE2447715A1)において開示されている。強化されていないスライバの、この明細書に開示された強化を行う強化手段は、撚りを生ぜしめるのではなく、1つまたは複数のフィラメント糸、好ましくはモノフィラメントのフィラメント糸によるスライバの螺旋状の巻掛けを生ぜしめ、このようなフィラメント糸は、スライバをまとめ、かつスライバに強度を与える。このとき個々のフィラメント糸の螺旋は、同方向に配置されていてもまたは逆方向に配置されていてもよい。好ましくは2つのフィラメント糸が、互いに逆の回転で、もしくは互いに交差するように配置されている。従ってこのようにして生ぜしめられた粗糸はほぼ、平行に配置されたステープルファイバのスライバと、スライバを螺旋状に巻き掛けられた1つまたは複数の極細番手(feintitrig)のフィラメント糸とから成っている。
強化されていないスライバに1つまたは複数のフィラメント糸を巻き付けるためには、種々様々な可能性が存在している。たとえば、フィラメント糸を、小径の小さなボビンに装着することができる。次いでフィラメント糸は、位置固定のボビンから引き出され、スライバと一緒に、ボビン軸を通して引っ張られ、このときスライバにはフィラメント糸が巻き付けられ、ボビンから引き出された巻成体の数は、スライバに装着された巻条の数に相当している。また基本的には、強化されていないスライバだけがボビン軸を通して案内されるように、強化手段を構成することも可能であり、これによって巻付き工程をフィラメント糸ボビンの後に移動させることができる。このとき巻付き点は適宜な糸ガイドによって決定されることが望ましい。
粗糸を製造する別の方法が、国際公開第2009/086646号(WO2009/086646A1)に開示されており、この公知の方法は以下のステップを有している:1)好ましくは撚られていない2つのスライバである、スライバを準備し、2)両方のスライバの互いに交互に現れる領域にわたってS撚りおよびZ撚りをかけ、このとき各スライバにおけるS撚りおよびZ撚りの領域を、撚りのない領域によって隔て、3)S撚りおよびZ撚りを備えた両方のスライバを1つの粗糸にまとめ、このとき両方のスライバはその戻り撚り傾向に基づいて自動的に一緒に回転する。
S撚りおよびZ撚りは、たとえば、使用される強化手段の2つのエレメントを用いて生ぜしめることができ、両方のエレメントは、各スライバをクランプして保持し、このとき少なくとも1つのエレメント、好ましくは両方のエレメントは、スライバに、相対運動によって該スライバの表面においてスライバ長手方向に対して横方向に、両側において交互に互いに逆向きの撚りをかける。同時に各スライバは、スライバ方向に移動させられる。しかしながらまたS撚りおよびZ撚りは、エアロダイナミック式な、特に空気力式の方法を用いても生ぜしめることができる。
交互に現れるS撚りおよびZ撚りは、さらに撚りのない変化領域によって中断される。同様にS撚りおよびZ撚りを備えた両方のスライバは、最終的に、いわゆる一体化点においてまとめられる。ここにおいてスライバは自動的に一緒に回転し始め、つまりスライバは相互に絡み合う。このいわゆる確定領域(Fachen)は、個々のスライバにおけるS撚りおよびZ撚りを維持するので、それ自体安定する2成分の粗糸が生じる。しかしながら基本的にこのとき注意すべきことは次のことである。すなわちこの場合、第1のスライバにおける撚りのない領域は、第2のスライバの撚りのない領域に対して長手方向においてずらされて配置されることが望ましく、このようになっていると、第1および第2のスライバの撚りのない2つの領域が、出来上がった粗糸において互いに並んで位置することがなくなる。それというのは、粗糸の強度は、主として、両方のスライバの撚りのない領域の位相位置に依存するからである。従って粗糸は、上に述べたように、強化手段を用いて常に、撚りのない領域が位相の外に位置するようにまとめられる。このようにして製造された粗糸は、最終的に、撚りをかけられていないスライバに比べて高い強度を有しており、この強度は、結局、粗糸をミスドラフト(Fehlverzuege)なしにボビンに巻き取るのにかつボビンから再び繰り出すのに十分である。
概して、相応する紡績準備機では、必要なスペース需要をできるだけ小さく維持するという要求が常に生じている。この場合、それにも拘わらず、紡績準備機には良好にアクセス可能であることが望ましく、これにより、特に修理作業および調節作業もしくは必要となるエラー解消措置を粗糸製造における不都合な停止後に実施することができる。
ゆえに本発明の課題は、上記に関して有利な形式で公知の先行技術とは異なる紡績準備機を提供することにある。
この課題は、独立請求項に記載の特徴を備えた紡績準備機により解決される。
本発明によれば、紡績準備機は、有利には空気紡績ノズルとして形成され上述の空気紡績法により作動する強化手段が、紡績準備機の側面図において、鉛直方向で、ドラフト装置の少なくとも1つの入口ローラと、鉛直方向で該ドラフト装置の下方に支承された綾振りエレメントとの間に配置されていることにより優れている。つまり強化手段は、側面図において、上述の入口ローラ、有利にはドラフト装置の全てのローラと、綾振りエレメントとの間に位置決めされている(この場合、綾振りエレメントは、粗糸を揺動する往復運動もしくは上下運動で巻管への巻取り時にガイドするように形成されている)。さらに、入口ローラと、綾振りエレメントとが、上述の側面図において、強化手段の同一の側に配置されていることが規定されている。この場合、粗糸は、紡績準備機の運転時に、強化手段から出た後に、かつ巻管への巻取り前に、向きを変更させられる。強化手段は、たとえば、紡績準備機の作業ユニットの前方からアクセス可能であるフロント領域に位置決めされていてよく(この場合、作業ユニットは少なくとも1つのドラフト装置、強化手段、綾振りエレメントおよび巻取り装置を有している)、これに対してドラフト装置の入口ローラおよび綾振りエレメントは、前方から見て強化手段の背後に配置されている。作業ユニットはこの場合に、比較的に小さな設置面積しか必要としない。なぜならば、作業ユニットの上述のエレメントは上下に重なって配置されているからである。
紡績準備機が複数の、たとえば相並んで配置された作業ユニットを有している場合、通常は、全体的な作業ユニットは、上述のまたは以下の説明に相応して形成されていると有利である。
ここでさらに全般的なことについて述べておくと、上述の強化手段が種々異なって形成されていてよい。たとえば、粗糸を、前記印刷物、国際公開第2009/086646号(WO2009/086646A1)および独国特許出願公開第2447715号明細書(DE2447715A1)に記載されているように製造するのに適した強化手段を使用することが可能である。
しかしながら好ましくは、紡績準備機は空気紡績機として形成され、強化手段は、空気紡績ノズルとして形成されており、この空気紡績ノズルによって、粗糸の保護撚りが、上において述べたように、渦空気流を用いて生ぜしめられる(空気紡績機として形成された相応の紡績準備機の一部が、図面に例として記載されている)。
いずれの場合も、紡績準備機が、強化手段に上述の走行方向で後置された引出しローラ対を有していると有利である。引出しローラ対は、2つの引出しローラを有している。これらの引出しローラのうちの少なくとも1つの引出しローラが、駆動装置によって回転運動させられることが可能である。紡績準備機の運転中に、粗糸は、互いに隣接して配置された回転する引出しローラの間で挟まれてガイドされ、引出しローラの回転運動により、能動的に強化手段から引き出される。これに関連して、引出しローラ対が、紡績準備機の上述の側面図において、鉛直方向で、少なくともドラフト装置の入口ローラと、鉛直方向で該ドラフト装置の下方に支承された綾振りエレメントとの間に配置されていると有利である。上述の入口ローラと、綾振りエレメントとは、側面図において、有利には引出しローラ対の同一の側に配置されている。この場合、粗糸は、紡績準備機の運転時に、向きを変更させられる。この向きの変更は、引出しローラ対により引き起こされ得る。同様に、向きの変更は、粗糸が、引出しローラの通過後に、水平方向でドラフト装置と同一の側に位置している巻取り装置により巻き取られることによっても可能である。最終的に、強化手段と、ドラフト装置と、綾振りエレメントとが、作業箇所の正面図において、少なくとも部分的に引出しローラ対(もしくは引出しローラ対の引出しローラ)の背後に配置されていると有利であり得る。この場合、引出しローラ対には前方から迅速かつ容易にアクセス可能であり、これにより場合によっては存在する繊維の巻付きを取り除くことができる。
紡績準備機が、巻管移動装置を有していると有利である。巻管移動装置は、巻管搬送装置から巻取り装置への巻管の引渡しおよび/または巻取り装置から巻管搬送装置への巻管の引渡しのために働く。巻管移動装置は、たとえば巻管グリッパを有していてよい。巻管グリッパは、紡績準備機の制御装置に接続しており、巻成された巻管を巻取り装置から搬送軌道上へ、かつ空管を搬送軌道から巻取り装置内または巻取り装置上に移動し、有利には持ち上げるために形成されている。有利には、綾振りエレメントは、上述の側面図において、水平方向で、強化手段と、巻管移動装置との間に配置されている。強化手段が、前方からアクセス可能なフロント領域に位置していることが望ましいのに対して、巻管移動装置を、作業ユニットの、フロント領域とは反対の側に、有利には作業ユニットの背面側の領域に位置決めすることが有利であることが判った。これにより巻成された巻管は、「背面側に向かって」(つまり、強化手段とは反対の方向に)引き渡され得る。背面側において、巻管は、巻管搬送装置の搬送ベルト上に引き渡され、所定の箇所へと搬送され得る。
巻取り装置が、1つまたは複数の巻管をたとえば力接続式かつ/または形状接続式に位置固定するための少なくとも1つの巻管収容部を有していると特に有利である。たとえば回転可能なプラットホームとして形成されている巻管収容部は、有利には上述の側面図において、水平方向で巻管移動装置と綾振りエレメントとの間に配置されている。この場合、粗糸は、一方の側で巻管に巻き取られる。この場合、巻管移動装置は、有利には巻管収容部の、この巻取り側とは反対の側の第2の側に位置している。同様に、巻管収容部は、巻管移動装置と強化手段との間に、かつ/または巻管移動装置と引出しローラ対との間に配置されていると有利であり得る。
同様に、巻取り装置の巻管収容部および/または巻管移動装置が、上述の側面図において、強化手段の下方に配置されていると有利である。強化手段は、この場合、オペレータにより容易にアクセス可能な位置に位置している。この場合、ドラフト装置もしくはドラフト装置の個別のドラフト装置ローラは、これらにも容易にアクセス可能であるように、強化手段の上方に配置されていてよい。いずれの場合も、粗糸は、強化手段と綾振りエレメントもしくは巻取り装置との間で少なくとも区分的に下方に向かってまたは斜め下方に向かって運動することが望ましく、これによりこの区分において粗糸に作用する力、ひいては粗糸の破断の虞を小さく維持することができる。
巻管収容部、綾振りエレメント、強化手段および有利にはドラフト装置の上述の入口ローラも、上述の側面図において、巻管移動装置の同一の側に配置されていると特に有利である。巻管移動装置は、たとえば綾振りエレメントの、強化手段とは反対の側に位置していて、紡績準備機の対応する作業ユニットの背面側の領域において配置されていてよい。この場合、背面側は、紡績準備機の、強化手段の領域に配置されたフロント側とは反対の側に位置している。
ドラフト装置に、該ドラフト装置の搬送方向で、スライバをガイドするためのガイドが前置されていると有利である。スライバのためのガイドは、有利にはレールを有している。このレール上にスライバが載置し、これにより鉛直方向の支持を得る。たとえば、レールを、たとえば金属またはプラスチックから成る細長い異形材により形成することが考えられる。この異形材は、水平方向または水平線に対して僅かに傾斜した方向で、ガイドの供給区分と引渡し区分との間に延びている。供給区分と引渡し区分とは、有利にはガイドのそれぞれ1つの端部区分を形成する。この場合、供給区分は、スライバを供給する容器の領域に(有利には容器の上方に)に配置され、引渡し区分はドラフト装置の近傍に配置されていることが望ましい。特に、引渡し区分は、ドラフト装置の入口ローラの直ぐ近傍に位置していることが望ましい。これにより、ガイドとドラフト装置との間のできるだけスムーズな移行を可能にすることができる。概して、供給区分が、引渡し区分よりも高く位置決めされているとさらに有利であり、これにより、ガイドは、スライバのための滑り台を形成する。
巻管搬送装置が、空の巻管および/または粗糸を巻かれた巻管を搬送するための(たとえば搬送ベルトとして形成された)少なくとも1つの搬送軌道を有しており、(複数の)搬送軌道が、当該紡績準備機を上から見た図において、少なくとも部分的に、スライバのためのガイドの供給区分と、ドラフト装置との間に配置されているとさらに有利である。
たとえば紡績準備機を収容する屋内の屋内床上に位置固定された巻管搬送装置の(複数の)搬送軌道は、たとえば複数の巻管保持部を有していてよい。巻管保持部は、それぞれ1つの空の巻管または紡績準備機を用いて粗糸を巻かれた巻管を収容するために働く。巻管保持部は、たとえば、(複数の)搬送軌道の運動により、紡績準備機と、空管または粗糸を巻かれた巻管のための1つまたは複数の集合箇所との間で運動可能であるので、紡績準備機には、常に空の巻管を供給することができ、かつ粗糸を巻かれた巻管は紡績準備機から搬出され得る。
上述の巻管は、紡績準備機を上から見た図において、(複数の)搬送軌道を用いて、供給区分とドラフト装置との間を通ってガイドされるので、供給区分とドラフト装置との間に存在するスペースが有利な形式で(複数の)搬送軌道を部分的に収容するために利用される。
ドラフト装置、巻取り装置、巻管移動装置、ガイドが、紡績準備機の正面図において、少なくとも部分的に強化手段の背後に配置されているとさらに有利である。特に上述のユニット全体が、強化手段の背後に位置していると、この強化手段には前方から容易にアクセス可能である。強化手段にある繊維残留物は、粗糸製造の不都合な中断後に、強化手段から容易に取り除かれ得る。さらに、上述の(複数の)搬送軌道が、上述の正面図において、強化手段、巻取り装置および巻管移動装置の背後に延びていると有利であり、これにより(複数の)搬送軌道には背面側からアクセス可能である。
綾振りエレメント、巻取り装置および巻管移動装置が、少なくとも1つの共通の水平方向の切断面を有していると、即ち当該切断面を横切って延在していると特に有利である。つまり上述のエレメントは、有利には前記切断面に沿って相並んで位置決めされており、共通のプラットホーム上に位置固定されていてよい。
同様に、ドラフト装置の上述の入口ローラと、強化手段とが、1つの共通の切断面を有していると、即ち当該切断面を横切って延在していると有利である。この切断面は、上述の側面図において、強化手段の、巻取り装置とは反対の側において、前の段落で述べた切断面と交差する。ドラフト装置の搬送方向は、この場合、紡績準備機のフロント側に向かう方向で、斜め下方に向けられている。
これに関連して、上述の2つの切断面が、85°〜20°の間、有利には80°〜30°の間にある角度αを形成すると有利である。ドラフト装置の搬送方向は、この場合、下方に向かって傾斜しており、これにより粗糸は、ドラフト装置に関して斜め下方に向かって強化手段へと引き渡される。
本発明の別の利点は、以下の実施の形態において説明される。
本発明に係る紡績準備機の側面図である。 本発明に係る紡績準備機を上から見た図である。
図1は、屋内床20上に置かれた、粗糸3を製造するのに役立つ空気紡績機として形成された本発明に係る紡績準備機1の概略的な側面図を示している。紡績準備機1は有利には、対応する複数のドラフト装置ローラ(ドラフト装置5の入口領域に配置された両入口ローラ9のうちの一方にのみ符号が付けられている)を備えたドラフト装置5を有しており、このドラフト装置5には、たとえばダブリングされた練条スライバ(Streckenband)として形成されたスライバ4が供給される。
スライバ4は、通常、容器14(たとえば紡績ケンス)から出て、有利にはガイドローラ21の通過後にガイド16を介してドラフト装置5に供給され得る。この場合、ガイド16は、たとえば細長い異形材として形成されていてよい。ガイド16は、原則的には、容器14に隣接した供給区分13と、ドラフト装置5に隣接した引渡し区分19と、供給区分13と引渡し区分19との間に位置するガイド区分17とを有しており、これによりスライバ4を少なくとも下方に向かって支持することができる。
図示された紡績準備機1は、ドラフト装置5から離間した空気紡績ノズル2として形成された強化手段をさらに有しており、この強化手段は、従来技術に基づいて公知の、ゆえに図示しない内部に位置する渦流室と、同様に従来技術に基づいて公知の、ゆえに図示しない、渦流室内に進入する中空スピンドルとして形成された糸形成エレメントとを備えている。渦流室内において、スライバ4もしくはスライバ4の繊維の少なくとも一部には、渦流室内で空気紡績ノズルにより生ぜしめられた渦空気流によって保護撚りがかけられる。
空気紡績機は、さらに、図示された搬送方向Tでドラフト装置5に後置された、粗糸3用の引出しローラ対15を有することができる(引出しユニットは必ずしも必要ではなく、さらに見やすくするために図1にのみ示されている)。さらに巻取り装置6が設けられており、該巻取り装置6は、有利には少なくとも2つの巻管7を収容するために働き、該巻取り装置6によって粗糸3は巻管7に巻取り可能である。この場合、粗糸3は、図1に示された二方向矢印の方向で往復移動可能な綾振りエレメント8によりガイドされる。巻取り装置6は特に、駆動装置により回転可能な、(たとえばプラットホームとして形成された)巻管収容部12を有していてよく、この巻管収容部12上に、巻管7が相応の保持装置(図示せず)を介して位置固定され得る。この場合、保持装置、ひいては各巻管7は、有利には別個の駆動装置を介して、回転運動可能であることが望ましい。
紡績準備機1は、特殊な空気紡績法によって作動する。粗糸3を形成するために、スライバ4は搬送方向Tにおいて、走入開口(図示せず)を介して空気紡績ノズル2の渦流室に導入される。この渦流室においてスライバ4は、保護撚りをかけられ、つまりスライバ4の繊維の少なくとも一部が、相応に配置された紡績空気通路によって生ぜしめられる上述の渦空気流によって捕捉される。このとき繊維の一部は、スライバ4から少なくともある程度長く引き出され、渦流室内に進入する糸形成エレメントの先端に巻き付けられる。
最終的にスライバ4の繊維は、糸形成エレメントの入口開口と、糸形成エレメントの内部に配置され、入口開口に接続する引出し通路とを介して、渦流室から引き出される。このとき最終的に、自由な繊維端部もまた螺旋軌道に沿って入口開口に向かって引っ張られ、このとき中心において延びる芯繊維の周りに巻付き繊維として巻き掛けられ、その結果所望の保護撚りを有する粗糸3が形成される。
粗糸3は、単に繊維の部分的なだけの撚りによって、たとえばリング精紡機のような後続の紡績機における粗糸3のさらなる処理のために必要なドラフト可能性を有している。汎用の空気紡績装置は、これとは異なり、スライバ4に、糸製造に続く必要なドラフトがもはや不可能であるような強い撚りをかける。これはこの場合望まれていることでもある。それというのは、汎用の空気紡績機は、通常高い強度によって傑出することが望ましい完成した糸を製造するように設計されているからである。
上述したように、粗糸3は、空気紡績ノズル2を出た後に、巻取り装置6により巻管7に巻き取られる。対応する巻管7に十分に粗糸3が巻かれると、空管7との交換が行われる。このためには、上述の巻管収容部12が、図1に図示された空の巻管7が図1に示された粗糸3を巻かれた巻管7の位置に位置するまで、かつ粗糸3を巻かれた巻管7が空の巻管7の位置に位置するまで、有利には鉛直方向の回転軸線を中心として回転させられる。
この巻管交換に続いて、空の巻管7に粗糸3が巻かれている間に、巻管移動装置10が作動され、この巻管移動装置10は、粗糸3を巻かれた巻管7を、巻管搬送装置11の(たとえば搬送ベルトとして形成された)搬送軌道18に引き渡す。この巻管搬送装置11は、巻管7を最終的に取出し箇所(図示せず)に搬送する。複数存在していてよい搬送軌道18のうちの対応する搬送軌道18は、有利には複数の巻管保持部22を有している。この巻管保持部22によって、巻管7はその搬送中に保持され得る。粗糸3を巻かれた巻管7を搬出した後に、巻取り装置6の巻管収容部12上の、これにより空けられた位置には、新しい空の巻管7が装填され得る。この場合に、装填は有利には同様に巻管移動装置10によって行われる。
択一的には、巻管移動装置10は、当然ながら省略されてもよい。同様に、巻取り装置6も巻管7のための保持装置しか有していなくてもよい。最終的には図示されたガイド16は、設けられていなくてもよい。この場合スライバ4は、たとえば容器14を出た後に直接(場合によってはガイドローラ21を介して)、ドラフト装置5に導入される。巻管搬送装置11は、必ずしも存在していなくてもよい。
ここで本発明によれば、空気紡績ノズル2が、(有利には空気紡績機として形成されている)紡績準備機1の側面図において、鉛直方向で、ドラフト装置5の少なくとも1つの入口ローラ9と、鉛直方向で該ドラフト装置5の下方に支承された綾振りエレメント8との間に配置されていることが提案される。さらに、入口ローラ9と、綾振りエレメント8とは、上述の側面図において、空気紡績ノズル2に対して同一の側に配置されていることが規定されており、これにより粗糸3は、紡績準備機1の運転時に、空気紡績ノズル2から出た後に、かつ巻管7への巻取りの前に、向きを変更させられる。
特に、ドラフト装置5の上述の入口ローラ9は、空気紡績ノズル2と、1つの共通の切断面を有していること、即ち当該切断面を横切って延在していることが望ましい。この切断面は、水平線と角度αを形成する。この角度αは、20°から85°の間にある。これにより、ドラフト装置5の搬送方向は、下方に向かって傾斜して延びている。この場合同様に、綾振りエレメント8と空気紡績ノズル2(もしくは引出しローラ対15)との間での粗糸3の走行方向Lは、少なくとも部分的に下方に向けられていることが保証されているので、粗糸3にこの領域において作用する力は特に小さく形成される。
図面から判るように、巻取り装置6、巻管移動装置10および綾振りエレメント8は、相並んで、かつこの場合は空気紡績ノズル2およびドラフト装置5の下方に位置決めされていてよい。
相応する(複数の)搬送軌道18を備えた巻管搬送装置11が設けられている場合、この巻管搬送装置11が、図2に示した、紡績準備機1を上から見た図面において、少なくとも部分的にガイド16の供給区分13と、ドラフト装置5との間に配置されていると有利である。特に、この場合(複数の)搬送軌道18は、上述の屋内床20の領域に支持されているので、搬送軌道18は、図1に示した紡績準備機1の側面図において、ガイド16の下方に位置している。
さらに、(複数の)搬送軌道18が、ガイド16の供給区分13もしくは容器14と、ガイド16の引渡し区分19との間に配置されていると有利であり、この場合、ガイド16は、(複数の)搬送軌道18の上にブリッジ状に架け渡されている。スライバ4は、この場合、後方側から(複数の)搬送軌道18を越えてガイドされ、最終的に紡績準備機1の前方の領域において、ドラフト装置5にかつ最終的には空気紡績ノズル2内に到達する。
図2に示したように、巻取り装置6、綾振りエレメント8および巻管移動装置10は、ドラフト装置5もしくは空気紡績ノズル2の側方に配置されていてよい。この場合、個別のエレメントの特に省スペースな配置が生じる。
さらにドラフト装置5、空気紡績ノズル2およびガイド16も、巻取り装置6、綾振りエレメント8、巻管移動装置10および/または(複数の)搬送軌道18の上方に位置決めされていることが望ましく、これにより、後者のエレメントの上方のフリースペースを余すことなく利用することができる。
最終的に、個別の区分(供給区分13、ガイド区分17、引渡し区分19、ドラフト装置5、空気紡績ノズル2、綾振りエレメント8、巻取り装置6、巻管移動装置10、(複数の)搬送軌道18)の可能な相互の配置に関して、上述の説明が参照されるので、図1および図2に示した相互の配置は単に例示的なものであると理解され得る。
本発明は、図示および記載の実施形態に制限されるものではない。特許請求の範囲における請求項の枠内における変化態様が、それが記載もしくは請求項の異なった部分にまたは異なった実施形態において図示および記載されていたとしても、記載した特徴の任意の組合せと同様に可能である。
1 紡績準備機
2 空気紡績ノズル
3 粗糸
4 スライバ
5 ドラフト装置
6 巻取り装置
7 巻管
8 綾振りエレメント
9 ドラフト装置の入口ローラ
10 巻管移動装置
11 巻管搬送装置
12 巻管収容部
13 供給区分
14 容器
15 引出しローラ対
16 ガイド
17 ガイド区分
18 搬送軌道
19 引渡し区分
20 屋内床
21 ガイドローラ
22 巻管保持部
α 綾振りエレメント、巻取り装置および巻管移動装置の共通の水平方向の切断面と、ドラフト装置の入口ローラおよび紡績ノズルの共通の切断面との間の角度
L 粗糸の走行方向
T ドラフト装置の搬送方向

Claims (12)

  1. 供給されたスライバ(4)から保護撚りを有する粗糸(3)を製造するための少なくとも1つの強化手段と、
    前記粗糸(3)の走行方向(L)で前記強化手段に前置されたドラフト装置(5)であって、前記強化手段への前記スライバ(4)の進入前に該スライバ(4)を延伸するためのドラフト装置(5)と、
    前記粗糸(3)を巻管(7)に巻き取るための、前記走行方向(L)で前記強化手段に後置された巻取り装置(6)と、
    前記巻管(7)への巻取り中に前記粗糸(3)をガイドするための、前記巻取り装置(6)の領域に配置されかつ可動に支承された綾振りエレメント(8)と、
    を備えた紡績準備機であって、
    前記強化手段が、当該紡績準備機(1)の側面図において、鉛直方向で、前記ドラフト装置(5)の少なくとも1つの入口ローラ(9)と、鉛直方向で該ドラフト装置(5)の下方に支承された前記綾振りエレメント(8)との間に配置されており、前記入口ローラ(9)と前記綾振りエレメント(8)は、前記側面図において、前記強化手段に対して同一の側に配置されていて、これにより前記粗糸(3)は、当該紡績準備機(1)の運転時に、前記強化手段から出た後に、かつ前記巻管(7)への巻取り前に、向きを変更させられることを特徴とする、紡績準備機。
  2. 前記強化手段は、空気紡績ノズル(2)として形成されていて、前記空気紡績ノズル(2)の内部において渦空気流を用いて、前記スライバ(4)から、前記保護撚りを有する前記粗糸(3)を製造可能である、請求項1記載の紡績準備機。
  3. 当該紡績準備機(1)は、前記走行方向(L)で前記強化手段に後置された引出しローラ対(15)を有しており、該引出しローラ対(15)は、当該紡績準備機(1)の前記側面図において、鉛直方向で、少なくとも前記ドラフト装置(5)の前記入口ローラ(9)と、鉛直方向で該ドラフト装置(5)の下方に支承された前記綾振りエレメント(8)との間に配置されており、前記入口ローラ(9)と前記綾振りエレメント(8)は、前記側面図において、前記引出しローラ対(15)に対して同一の側に配置されており、前記粗糸(3)は、当該紡績準備機(1)の運転時に、前記引出しローラ対(15)によって、または前記引出しローラ対(15)の後方で向きを変更させられる、請求項1または2記載の紡績準備機。
  4. 当該紡績準備機(1)は、巻管移動装置(10)を有しており、該巻管移動装置(10)は、巻管搬送装置(11)から前記巻取り装置(6)への巻管(7)の引渡しおよび/または前記巻取り装置(6)から前記巻管搬送装置(11)への巻管(7)の引渡しのために働き、前記綾振りエレメント(8)は、前記側面図において、水平方向で、前記強化手段と前記巻管移動装置(10)との間に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の紡績準備機。
  5. 前記巻取り装置(6)は、巻管(7)を位置固定するための少なくとも1つの巻管収容部(12)を有しており、前記巻管収容部(12)は、前記側面図において、水平方向で、前記巻管移動装置(10)と前記綾振りエレメント(8)との間に、かつ/または前記巻管移動装置(10)と前記強化手段との間に、かつ/または前記巻管移動装置(10)と前記引出しローラ対(15)との間に配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載の紡績準備機。
  6. 前記巻管収容部(12)および/または前記巻管移動装置(10)は、前記側面図において、前記強化手段の下方に配置されている、請求項4または5記載の紡績準備機。
  7. 前記巻管収容部(12)、前記綾振りエレメント(8)、前記強化手段および有利には前記ドラフト装置(5)の前記入口ローラ(9)も、前記側面図において、前記巻管移動装置(10)に対して同一の側に配置されている、請求項5または6記載の紡績準備機。
  8. 前記ドラフト装置(5)には、該ドラフト装置(5)の搬送方向(T)で前記スライバ(4)をガイドするためのガイド(16)が前置されており、該ガイド(16)は、当該紡績準備機(1)の運転中に容器(14)から出るスライバ(4)のための、前記ドラフト装置(5)とは反対の側に向けられた供給区分(13)と、前記スライバ(4)のための、前記ドラフト装置(5)の側に向けられた引渡し区分(19)とを有しており、前記供給区分(13)は、前記側面図において、前記巻管移動装置(10)の、前記強化手段とは反対の側に配置されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の紡績準備機。
  9. 前記ドラフト装置(5)、前記巻取り装置(6)、前記巻管移動装置(10)および前記ガイド(16)は、当該紡績準備機(1)の正面図において、少なくとも部分的に前記強化手段の後方に配置されている、請求項8記載の紡績準備機。
  10. 前記綾振りエレメント(8)、前記巻取り装置(6)および前記巻管移動装置(10)は、少なくとも1つの共通の水平方向の切断面を有している、請求項4から9までのいずれか1項記載の紡績準備機。
  11. 前記ドラフト装置(5)の前記入口ローラ(9)および前記強化手段は、1つの共通の切断面を有しており、該切断面は、前記側面図において、前記強化手段の、前記巻取り装置(6)とは反対の側で、請求項10に記載の前記切断面と交差する、請求項10記載の紡績準備機。
  12. 請求項10および請求項11に記載の両切断面は、85°〜20°の間、有利には80°〜30°の間である角度αを形成する、請求項11記載の紡績準備機。
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