JP2017509684A5 - - Google Patents

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[28] 本発明のエアゾール配合物は、ラパマイシン組成物単独で、または同一剤形中に
1種類以上の追加の療法薬と組み合わせて配合することができる。さらに、本発明のエアゾール配合物は単独で、またはそれぞれ同一もしくは異なる経路たとえば経口、静脈内などで投与される1以上の追加の療法と組み合わせて投与することができる。1態様において、本発明のエアゾール配合物は、加齢関連の疾患または障害の処置のための1以上の追加の療法計画と組み合わせて投与することができる。
[43] 1態様において、エアゾール配合物中のラパマイシン組成物の量は、肺に送達さ
れる呼吸可能量(respirable dose)5から00マイクログラムまでを達成するのに有効
な量である。1態様において、呼吸可能量は約5、約20、約50、約100または約2
50マイクログラムである。1態様において、呼吸可能量は約20マイクログラム、約5
0マイクログラム、または約100マイクログラムである。1態様において、その量は肺
組織において1ng/gから1マイクログラム(ug)/gまでのラパマイシン組成物濃
度を生じるのに有効な量である。1態様において、肺組織におけるラパマイシン組成物の
濃度は約5から30ng/gまでである。1態様において、肺組織における濃度は約5n
g/g、約10ng/g、約15ng/g、約20ng/g、約25ng/g、約30n
g/g、約50ng/g、約60ng/g、約100ng/g、または約200ng/g
である。以上の態様によれば、ラパマイシン組成物の同時血中トラフレベルは5ng/m
l未満、2ng/ml未満、1ng/ml未満、0.5ng/ml、または0.25ng
/ml未満である。1態様において、血中トラフレベルは1ng/ml未満、0.5ng
/ml未満、または0.25ng/ml未満である。
[48] 1態様において、ラパマイシン組成物の呼吸可能量は約50マイクログラムであ
り、肺組織中の薬物濃度は約2〜15ng/gであり、血液中のCmaxは2.0ng/
ml未満、または約0.25ng/mlから0.1ng/mlまで、または約0.10n
g/mlから0.5ng/mlまでであり、単回投与で投与後24時間目の薬物の血中ト
ラフ濃度は約0.10ng/ml未満であり、1日1回、5日間の反復投与の薬物の血中トラフ濃度は約1.0ng/ml未満、または約0.50ng/ml未満である。1態様において、配合物は1日1回投与に適合される。
[60] 好ましくは、前記の療法レベルは本明細書に記載するエアゾール配合物を1日1
回投与することにより達成される。1態様において、ラパマイシン組成物の総日用量は、
5から100マイクログラムまで、20から250マイクログラムまで、50から500
マイクログラムまで(0.05から0.5ミリグラムまで)、250から1000マイク
ログラムまで(0.25から1ミリグラムまで)、または500から2000マイクログ
ラムまで(0.5から2ミリグラムまで)である。1態様において、総日用量は500マ
イクログラム未満、100マイクログラム未満、50マイクログラム未満、20マイクロ
グラム未満、または10マイクログラム未満である。1態様において、総日用量は500マイクログラム未満、250マイクログラム未満、100マイクログラム未満、50マイクログラム未満、または10マイクログラム未満である。1態様において、対象に投与する総日用量は、1日当たり0.5mg未満または0.25mg未満である。肺への送達および投薬のさらなる観点を、併用療法を含めて、後記の“肺への投与および投薬”と題するセクションに記載する。
[67] 1態様において、本発明方法は、疾患または障害について現在得られる療法に対
して“不応答性(non-responsive)”または“治療抵抗性(refractory)”である対象に向け
られる。これに関して、用語“不応答性”または“治療抵抗性”は、療法に対する対象の
応答が疾患または障害に関連する1以上の症状を軽減するのに臨床的に適切ではないものを表わす。用語“対象(subject)”および“患者(patient)”は、本発明の開示において互換性をもって用いられる。これらの用語は、動物、好ましくは哺乳動物を表わし、これには非霊長類(たとえば、ウシ、ブタ、ウマ、ネコ、イヌ、ラット、およびマウス)および霊長類(たとえば、チンパンジー、サル、たとえばカニクイザル(cynomolgous monkey)、およびヒト)、より好ましくはヒトが含まれる。好ましい態様において、対象はヒトである。
[83] 一般に、吸入された粒子は2つのメカニズムのうちの1つにより沈着する:衝突
(impaction)、これは通常はより大きな粒子について優勢である;および沈降(sedimentat
ion)、これは通常はより小さな粒子について優勢である。衝突は、粒子が空気流に従わず
に生体表面に衝突するほど吸入粒子の運動量(momentum)が十分に大きい場合に起きる。こ
れに対し、沈降は、吸入された空気流と共に移動してきたきわめて小さな粒子が空気流内
でのランダム拡散の結果として生体表面に衝突した際に、主に深部肺において起きる。本
発明のエアゾール配合物は、目的とする療法効果を達成するために、好ましくは衝突(上
気道に)または沈降(胞に)のいずれかによるそれらの沈着を最大にするように適合さ
れる。
[87] 1態様において、本発明のエアゾール化可能なラパマイシン配合物は、長期貯蔵
後、たとえば1〜12か月の貯蔵後または1〜36か月の貯蔵後ですら、対応するFPDが10マイクログラムから2ミリグラムまでの範囲、好ましくは0.5ミリグラム未満で、20%を超えるFPFをもつ。1態様において、患者へ送達される量、送達量(DD)または放出量(ED)は、25マイクログラムから2.5ミリグラムまでの範囲、好ましくは0.5ミリグラム未満である。
水溶液組成物
[89] 1態様において、本発明のエアゾール化可能な組成物は、ジェット、振動メッシ
ュおよび静止メッシュ、またはオリフィスネブライザーを含むネブライザーによる肺送達
に適合させた、ラパマイシンの水溶液配合物である。よって、溶液配合物は前記のように
約0.1ミクロンから10ミクロンまでの呼吸可能な範囲の直径のエアゾール液滴形成を
可能にするように適合される。1態様において、組成物は、水、エタノールおよび低分子
量ポリオールに溶解され、所望により界面活性剤を含む、ラパマイシン(シロリムス)ま
たはそのプロドラッグもしくは誘導体からなる霧化可能な(nebulizable)水溶液配合物で
ある。1態様において、水溶液配合物は20mPa−s未満、10mPa−s未満、また
は5mPa−s未満の粘度、および少なくとも45ダイン/cm、好ましくは60ダイン
/cmを超える表面張力をもつ。好ましくは、配合物は5mPa−s未満の粘度および4
5ダイン/cmを超える表面張力をもつ。1態様において、組成物は20mPa−s未満
の粘度、10mPa−s未満の粘度、または5mPa−s未満の粘度、および少なくとも
45ダイン/cm、好ましくは60ダイン/cmを超える表面張力をもつ。
[94] 水溶液配合物は、ラパマイシンが完全に溶解した単相水溶液である。配合物中の主な補助溶媒は、エタノール、ならびにグリセロールおよびプロピレングリコールから選択される低分子量ポリオールである。ラパマイシンは懸濁液またはエマルジョン状ではなく、その溶液はコロイド溶液または分散液と記述することもできない。本発明の水溶液配合物はミセルまたはリポソームのようなコロイド構造をもたない。リン脂質が存在するとしても、それはリポソームを形成するには、またはラパマイシンを沈殿させるには、少なすぎる。また、リン脂質と非イオン界面活性剤を合わせた量は、表面張力を改変するには少なすぎる。その結果、リン脂質も非イオン界面活性剤も伝統的な意味での界面活性剤として作用するのに十分な量では存在しない。これに関して、界面活性剤という用語は、溶液の表面張力または溶液中の液体といずれかの固体薬物粒子との間の界面張力を低下させる作用をする剤を表わし、したがって界面活性剤はディタージェント、湿潤剤、乳化剤、または分散剤として作用する。これに対し、本発明の溶液配合物中の非イオン界面活性剤は、最終製品がパッケージされているポリエチレン容器への薬物の吸着をブロックする作用をし、それによって容器への吸着による薬物力価の損失を防止する。
[120] US2013/0203717に記載される湿式磨砕は、懸濁液またはスラリー中の薬物粒子
のサイズを低減するために高剪断の使用を伴なう。湿式磨砕には、薬物粒子のみ、または
ミリング媒体と呼ばれる追加粒子を含めることができる。1態様において、湿式磨砕法を
用いてラパマイシンの粒子サイズを目的レベルにまで低減でき、それには湿式ミリング、
具体的には高圧でのキャビテーションによるものが含まれ、その際、ラパマイシンをそれ
が不溶性である水または他の溶媒に懸濁し、次いでその後、懸濁液を噴霧乾燥してラパマ
イシンを乾燥粉末として得る。1態様において、ラパマイシンの懸濁液を調製し、その懸
濁液にマイクロフルイダイゼーションを施し、得られた粒子を噴霧乾燥して乾燥粉末を形
成することを含む湿式磨砕法により、1から4、または2から3ミクロンまでのサイズ範
囲のラパマイシン粒子が製造される。ラパマイシンをプロピルアルコールまたはブチルア
ルコール、水、および酢酸エチルからなる群から選択される溶媒(anti-solvent)に懸濁
することができる。1態様において、懸濁液は水性懸濁液である。
[201] ラパマイシンについてのLC−MS/MSによる試料分析:肺および血液中の
ラパマイシンの分析のためのLC−MS/MS法を、公開されたWu et al. (2012)の方法に基づいて作成した。血液および肺ホモジェネートの体積を公開された方法から実質的に減らした。トリアムシノロン(triamcinolone)を内部標準として用いた。
[211] すべての試料セットについて、標準品セット、試料重複測定試料1、標準品セ
ット、重複測定試料2、標準品セットの順で三重測定検量曲線を分析した。ラパマイシン
のOPA後、1時間目に、ラパマイシンの濃度は肺組織(3794±1259ng/g
組織)の方が血液中(641±220ng/ml)より約6倍高かった。類似量のラパマ
イシンを経口投与した後、1時間目の肺および血液のラパマイシン濃度はそれぞれ71±
43ng/gおよび23±16ng/mLであった。OPA後の肺ホモジェネート中の濃
度は、同じ高用量(1mg/kg)のラパマイシンを経口投与した後に測定したものより53倍高かった。
Figure 2017509684

Claims (18)

  1. 肺癌又は慢性肺疾患から選択される加齢関連の疾患又は障害を治療する方法に使用するための、所定量のラパマイシンのマイクロ粒子、キャリヤーの粒子、および1種類以上の任意選択的な賦形剤を含む、肺送達のための乾燥粉末の形態の医薬エアゾール組成物であって、当該方法が、当該治療を必要とするヒト対象に、吸入により一日一回投与される総日用量20マイクログラムから500マイクログラムまでのラパマイシンを送達することを含む、前記組成物。
  2. ラパマイシンの総日用量が50マイクログラムから250マイクログラムまでである、前記使用のための請求項1に記載の組成物。
  3. 前記組成物中のラパマイシンの量が、組成物の総重量を基準として0.1%から20%(w/w)まで、または0.25%から2%(w/w)までである、前記使用のための請求項1又は2に記載の組成物
  4. 前記エアゾール組成物中のラパマイシンの量が、前記対象において5ng/ml未満、2ng/ml未満、1ng/ml未満、0.5ng/ml未満、または0.25ng/ml未満の血中トラフレベルを生じる量である、前記使用のための請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  5. ラパマイシンの前記マイクロ粒子が0.1から10ミクロンまでの直径および1から5ミクロンまでの平均直径を有する粒子からなる、前記使用のための請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  6. ラパマイシンの前記マイクロ粒子が1.5から4ミクロンまで、1.5から3.5ミクロンまで、または2から3ミクロンまでの平均直径を有する、前記使用のための請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  7. 前記キャリヤーが、アラビノース、グルコース、フルクトース、リボース、マンノース、スクロース、トレハロース、ラクトース、マルトース、デンプン、デキストラン、及びマンニトールからなる群から選択される、前記使用のための請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 前記キャリヤーの粒子が、1から200ミクロンまで、30から100ミクロンまでの範囲、または10ミクロン未満の直径を有する、前記使用のための請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 前記キャリヤーが、2種類の異なるキャリヤーである第1キャリヤーおよび第2キャリヤーのブレンドを含むかまたはそれからなる、前記使用のための請求項1〜のいずれか1項に記載の組成物であって、前記キャリヤーが、2種類の異なるラクトースキャリヤーのブレンドからなってもよい、前記組成物
  10. 第1キャリヤーが30〜100ミクロンの範囲の直径を有する粒子からなり、第2キャリヤーが10ミクロン未満の直径を有する粒子からなる、前記使用のための請求項に記載の組成物。
  11. 前記ラパマイシンの量が、肺に送達される呼吸可能量20から500マイクログラムまでを達成するのに有効な量である、前記使用のための請求項1〜10のいずれか1項に記載の組成物であって、当該呼吸可能量が約20、約50、約100または約250マイクログラムであってもよい前記組成物。
  12. 組成物が、1〜12か月間または1〜36か月間の貯蔵後に、20%を超える細粒分(FPF)を有し、対応する細粒量(FPD)は0.5ミリグラム未満である前記使用のための請求項1〜11のいずれか1項に記載の組成物。
  13. 対象が老齢対象である、前記使用のための請求項1〜12のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 所定量のラパマイシンのマイクロ粒子、キャリヤーの粒子、および1種類以上の任意選択的な賦形剤を含む、ドライパウダーインヘラーデバイスによる送達に適した組成物であって、噴霧乾燥を含む方法により製造されるものである、前記組成物。
  15. 前記方法が、ラパマイシンの水性懸濁液を調製し、そのラパマイシン懸濁液にマイクロフルイダイゼーションを施し、得られた粒子を噴霧乾燥して乾燥粉末を形成する工程を含む、請求項14に記載の組成物。
  16. 請求項14又は15に記載の組成物を含む、ドライパウダーインヘラーデバイスに使用するのに適したカプセルの形態である単位量であって、ラパマイシンの量が20から500マイクログラムまで、50から150マイクログラムまで、又は20から100マイクログラムまでであり、場合により、当該カプセルが10mgまたは40mgの粉末を内包している、前記単位量。
  17. カプセルが、ゼラチン、プラスチック、ポリマーまたはセルロース系のカプセルであり
    、あるいはホイル/ホイルまたはホイル/プラスチック ブリスターの形態である、請求
    16に記載の単位量
  18. 請求項16又は17に記載の組成物であって、
    a)シロリムスが30:1より大きい、または35:1より大きい、異性体B:C比を有するか、又は
    b)シロリムスが3.5%〜10%の異性体B:C比を有する、
    前記組成物
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