JP2017507075A - サイプを特徴とするタイヤトレッド - Google Patents

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ブリヂストン アメリカズ タイヤ オペレーションズ、 エルエルシー
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Abstract

S型形状を備える少なくとも1つのサイプを有するタイヤトレッドについての様々な実施形態が開示されている。【選択図】図1

Description

タイヤは、オフロードラジアル(「ORR」)タイヤを含めて、サイプを特徴とするトレッドを備え得る。タイヤトレッドにサイプが存在することは、車道と係合するための表面エッジをより多く作成して、不利な道路状態でのトラクションを増加させ得る。たとえば、サイプを含むタイヤトレッドは、凍結道路状態において、サイプを含まないタイヤトレッドよりも良好に作動し得る。
しかし、タイヤトレッドブロックにサイプを付加することは、ブロック剛性を低下させて、タイヤに望ましくない不規則な摩耗パターンを生じさせ得る。その上、サイプを特徴とするタイヤトレッドは、望ましくないことに、サイプの中に石を捕捉し得る。タイヤトレッドのサイプの中に捉えられたた石は、タイヤトレッドのトラクション増加効果を低減させ得、タイヤ又はタイヤトレッドに損傷を与え得、タイヤに不規則な摩耗パターンを生じさせ得、そして、タイヤが車道に沿って走行するときに石が放出されると安全上の問題を起こし得る。
不規則な摩耗及び石の捕捉を低減するように構成されたタイヤトレッドブロック特徴付けサイプが必要とされている。
タイヤが提供される1つの実施形態において、タイヤは、トレッドブロック及びトレッドリブのうちの少なくとも1つを備えるトレッド部分であって、トレッドブロック及びトレッドリブのうちの少なくとも1つが少なくとも1つのサイプを有し、少なくとも1つのサイプは、S型形状を接地面に形成する少なくとも1つの凸状部分及び少なくとも1つの凹状部分を含み、少なくとも1つのサイプは、サイプのほぼ半径方向内側に配向された上側鉛直セクション及び下側鉛直セクションを含み、少なくとも1つのサイプは、サイプのほぼ半径方向内側に配向され、振幅を有するS型形状を形成する第1の曲線部分及び第2の曲線部分を含み、少なくとも1つのサイプは、高さを有する。
タイヤが提供される別の実施形態において、タイヤは、トレッドブロック及びトレッドリブのうちの少なくとも1つを備えるトレッド部分であって、トレッドブロック及びトレッドリブのうちの少なくとも1つが少なくとも1つのサイプを有し、少なくとも1つのサイプは、S型形状を接地面に形成する少なくとも1つの凸状部分及び少なくとも1つの凹状部分を含み、少なくとも1つのサイプは、サイプのほぼ半径方向内側に配向された上側鉛直セクション及び下側鉛直セクションを含み、少なくとも1つのサイプは、サイプのほぼ半径方向内側に配向され、振幅を有するS型形状を形成する第1の曲線部分及び第2の曲線部分を含み、振幅は、サイプの高さに沿って変化する。
1つの実施形態において、タイヤサイプブレードが提供され、タイヤサイプブレードは、S型形状を形成する少なくとも1つの凸状部分及び少なくとも1つの凹状部分と、互いにほぼ平行な少なくとも1つの上側鉛直セクション及び少なくとも1つの下側鉛直セクションと、振幅を有するS型形状を形成する第1の曲線部分及び第2の曲線部分と、を備えており、タイヤサイプブレードは、高さを有する。
本明細書に組み込まれ、本明細書の一部分を構成する添付の図面は、様々な例となる構成を例示しており、ただ単に様々な例となる実施形態を例示するために使用される。これらの図面において、同様の要素は、同様の参照番号を有する。
S型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の上面図である。 S型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の側面図である。 S型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の平面図である。 S型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の斜視図である。 S型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の平面図である。 S型形状を特徴とするサイプを形成するためのタイヤサイプブレードの例示的な実施形態の斜視図である。 S型形状を特徴とするサイプを形成するためのタイヤサイプブレードの例示的な実施形態の側面図である。 S型形状を特徴とするサイプを形成するためのタイヤサイプブレードの例示的な実施形態の上面図である。 可変のS型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の平面図である。 可変のS型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の斜視図である。 可変のS型形状を特徴とするサイプを有するタイヤトレッドの例示的な実施形態の平面図である。 可変のS型形状を特徴とするサイプを形成するためのタイヤサイプブレードの例示的な実施形態の斜視図である。 可変のS型形状を特徴とするサイプを形成するためのタイヤサイプブレードの例示的な実施形態の側面図である。 可変のS型形状を特徴とするサイプを形成するためのタイヤサイプブレードの例示的な実施形態の上面図である。
平滑な乾燥した面での運転を目的としないタイヤは、少なくとも1つのグルーブ、少なくとも1つのリブ、及び/又は複数のトレッドブロックを含むトレッドパターンを一般的に備えている。たとえば、凍結又は積雪状態を含む厳しい状態での運転を目的とするタイヤは、タイヤトレッドに複数のサイプを付加的に備え得る。サイプをタイヤトレッドに付加すると、凍結又は積雪車道と係合するためのより多くの表面エッジをタイヤトレッドに生じさせ得る。
1つ又は2つ以上のタイヤが車両に装着されている場合には、車両、及び1つ又は2つ以上のタイヤ、の全体重量は、1つ又は2つ以上のタイヤの接地面によって支持されている。タイヤの接地面とは、任意の所定の瞬間において、車両を支持する車道又は他の面と接触しているタイヤの部分である。多くのタイヤは、たとえばORRタイヤを含めて、重量車両に用いられ得、したがって、車道との接地面の境界面において大きな圧力及び力を受け得る。
タイヤの接地面と車道との間で遭遇される石又は別のがれきは、大きな力によってタイヤのトレッドの中に押し込まれ得る。サイプを備えるタイヤトレッドにおいて、石又は別のがれきは、サイプの中に嵌め込まれることにより、サイプのトラクション増加効果を低減し、タイヤ又はタイヤトレッドに損傷を生じさせ、不規則な摩耗を生じさせ、及び/又は石又は別のがれきがタイヤの稼動中に放出されるという安全上の問題を引き起こし得る。
従来のサイプは、トレッド面からトレッドの中に延在する、ほぼ半径方向に配向された狭いスリットを備える。これらの従来のサイプは、一般的に、石又は別のがれきがサイプによってつくられた空隙に容易に入り込ませる真っ直ぐで平行な壁を含む。いくつかの例では、石又は別のがれきは、サイプの内部に嵌まり込むことにより、サイプを含有するトレッドブロック又はリブの剛性に影響して、タイヤトレッドに不規則な摩耗又は損傷を生じさせ得る。
図1は、タイヤトレッド100の例示的な実施形態の上面図である。トレッド100は、トレッドブロック102を備え得る。トレッドブロック102は、接地面104と、少なくとも1つの側面106とを備え得る。
1つの実施形態では、トレッド100は、少なくとも1つトレッドブロック102と、トレッドリブ(図示せず)とを含む。トレッド100は、トレッドブロック102と、少なくとも1つのトレッドリブ(図示せず)との組合せを備え得る。少なくとも1つのトレッドリブ(図示せず)は、タイヤトレッド100の周りでほぼ円周方向に(すなわち、X軸にほぼ平行に)配向され得る。
1つの実施形態では、トレッドブロック102は、軸方向の(すなわち、Y軸にほぼ平行な)向きのより長い寸法(L1/L2)を備えるように配向されている。トレッドブロック102は、円周方向に(すなわち、X軸にほぼ平行な)配向されたより長い寸法(L1/L2)を備えるように配向され得る。トレッドブロック102は、軸方向又は円周方向に対してある角度に配向され得る。
トレッドブロック102は、少なくとも1つのサイプ110を備え得る。少なくとも1つのサイプ110は、ほぼ軸方向に(すなわち、Y軸にほぼ平行に)配向され、ほぼ円周方向に(すなわち、X軸にほぼ平行に)配向され、及び/又はX軸又はY軸のいずれかに対してある角度で傾斜して配向され得る。少なくとも1つのサイプ110は、互いにほぼ平行に配向された複数のサイプを含んでもよい。少なくとも1つのサイプ110は、互いに対してある角度で傾斜した複数のサイプを含んでもよい。
少なくとも1つのサイプ110は、S型形状を備えてもよい。1つの実施形態では、サイプ100は、複数の(少なくとも1つの側面106に対して)交互する凸状部分112と凹状部分114とを備えてもよい。図1に示すように、凸状部分112と凹状部分114とは、サイプ110の長さの少なくとも一部分に沿って連続的なS型形状を形成するように配向されてもよい。
サイプ110のS型形状は、少なくとも1つの側面106までずっと延在してもよい。サイプ110が、凸状部分112及び凹状部分114のうちの少なくとも1つと交差する、ほぼ真っ直ぐな形状部分(図示せず)を有する少なくとも1つの側面106と交差することにより、S型形状は、側面106まで延在し得ない。1つの実施形態では、サイプ110がいかなる側面106までも延在しないことにより、サイプ110は、接地面104の内部部分の中に含まれ得る。
1つの実施形態では、サイプ110は、正弦曲線に類似したS型形状を備えてもよい。サイプ110の曲線の振幅は、サイプ110の長さに沿って一定であり得る。サイプ110の曲線の振幅は、代替として、サイプ110の長さに沿って変化してもよい。1つの実施形態では、サイプ110の曲線の波長は、サイプ110の長さに沿って一定であり得る。サイプ110の曲線の波長は、代替として、サイプ110の長さに沿って変化してもよい。1つの実施形態では、複数のサイプ110は、トレッドブロック102又はトレッドリブ(図示せず)の内部に含まれていてもよく、サイプ110の曲線は、互いと同調していてもよい。代替として、サイプ110の曲線は、互いと同調していなくてもよい。
トレッドブロック102は、長さ及び幅を備え得る。トレッドブロック102がテーパーの付いた向きを備えることにより、接地面104は、トレッドブロック102の基部よりも小さい面積を有し得る。トレッドブロック102は、ほぼ長四角形の断面、ほぼ正方形の断面、ほぼ三角形の断面、ほぼ台形の断面、又は任意の規則的な若しくは不規則的な形状にほぼ類似した断面を含む様々な断面のうちのいずれかを備え得る。
図2は、タイヤトレッド200の例示的な実施形態の側面図である。トレッド200は、トレッドブロック202を備え得る。トレッドブロック202は、接地面204と、少なくとも1つの側面206と、基部208と、を備え得る。
1つの実施形態では、トレッド200は、少なくとも1つトレッドブロック202と、トレッドリブ(図示せず)とを含む。
トレッドブロック202は、少なくとも1つのサイプ210を備え得る。少なくとも1つのサイプ210は、少なくとも1つの側面206に開いた状態であり得る。1つの実施形態では、少なくとも1つのサイプ210は、側面206に開いた状態でなくてもよい。
少なくとも1つのサイプ210は、接地面204と連通している上側鉛直セクション216を備え得る。上側鉛直セクション216は、Z軸にほぼ平行なサイプセクションを備え得る。1つの実施形態では、上側鉛直セクション216は、Z軸に対して傾斜していてもよい。1つの実施形態では、上側鉛直セクション216は、YZ平面とほぼ共平面である。1つの実施形態では、上側鉛直セクション216は、YZ平面に対してある角度で傾斜している。
少なくとも1つのサイプ210は、第1の曲線部分218を備え得る。少なくとも1つのサイプ210は、第2の曲線部分220を備え得る。第1の曲線部分218と第2の曲線部分220とは、S型形状を形成するように配向され得る。1つの実施形態では、少なくとも1つのサイプ210は、第1の曲線部分218及び第2の曲線部分220に対して配向された付加的な曲線部分(図示せず)を備えることにより、拡張したS型形状を形成する。
1つの実施形態では、第1の曲線部分218は、直接的に接地面と連通し得る。1つの実施形態では、第2の曲線部分220は、直接的に基部208と連通し得る。付加的な曲線部分(図示せず)が、接地部分204、基部208、上側鉛直セクション216、及び/又は下側鉛直セクション222と連通してもよい。
少なくとも1つのサイプ210は、下側鉛直セクション222を備え得る。下側鉛直セクション222は、基部208と接触し得る。下側鉛直セクション222は、Z軸にほぼ平行なサイプセクションを備え得る。1つの実施形態では、下側鉛直セクション222は、Z軸に対して傾斜していてもよい。1つの実施形態では、下側鉛直セクション222は、YZ平面とほぼ共平面である。1つの実施形態では、下側鉛直セクション222は、YZ平面に対してある角度で傾斜している。1つの実施形態では、上側鉛直セクション216と下側鉛直セクション222とは、ほぼ平行である。別の実施形態では、上側鉛直セクション216と下側鉛直セクション222とは、ほぼ共平面である。
1つの実施形態では、サイプ210の第1の曲線部分218と第2の曲線部分220とは、正弦曲線に類似したS型形状を備えてもよい。サイプ210の曲線の振幅は、サイプ210の高さに沿って一定であってもよい。サイプ210の曲線の振幅は、代替として、サイプ210の高さに沿って変化してもよい。1つの実施形態では、サイプ210の曲線の波長は、サイプ210の高さに沿って一定であってもよい。サイプ210の曲線の波長は、代替として、サイプ210の高さに沿って変化してもよい。1つの実施形態では、複数のサイプ210は、トレッドブロック202又はトレッドリブ(図示せず)の内部に含まれていてもよく、サイプ210の曲線は、互いと同調していてもよい。代替として、サイプ210の曲線は、互いと同調していなくてもよい。
図3は、タイヤトレッド300の例示的な実施形態の平面図である。トレッド300は、トレッドブロック302を備え得る。トレッドブロック302は、接地面304と、少なくとも1つの側面306と、基部308と、を備え得る。
図3は、トレッドブロック302がサイプ(図示せず)で2つの半分部分に分離されている平面図であって、YZ平面にほぼ対応し得る。サイプ(図示せず)は、少なくとも1つの凸状部分312と、少なくとも1つの凹状部分314と、を備え得る。少なくとも1つの凸状部分312と少なくとも1つの凹状部分314とは、交互することによりサイプ(図示せず)の内部にS型形状を生じさせ得る。1つの実施形態では、少なくとも1つの凸状部分312及び少なくとも1つの凹状部分314は、図1に示す少なくとも1つの凸状部分112及び少なくとも1つの凹状部分114に対応してもよい。
1つの実施形態では、少なくとも1つの凸状部分312は、ほぼS型形状をYZ平面に備える。少なくとも1つの凸状部分312は、上側鉛直セクション316と、第1の曲線部分318と、第2の曲線部分320と、下側鉛直セクション322と、を備え得る。上側鉛直セクション316は、接地部304と連通し得る。下側鉛直セクション322は、基部308と接触し得る。
1つの実施形態では、サイプ(図示せず)の第1の曲線部分318と第2の曲線部分320とは、正弦曲線に類似したS型形状を備えてもよい。サイプ(図示せず)の曲線の振幅は、サイプ(図示せず)の高さに沿って一定であってもよい。サイプ(図示せず)の曲線の振幅は、代替として、サイプ(図示せず)の高さに沿って変化してもよい。1つの実施形態では、サイプの曲線の波長(図示せず)は、サイプ(図示せず)の高さに沿って一定であってもよい。サイプ(図示せず)の曲線の波長は、代替として、サイプ(図示せず)の高さに沿って変化してもよい。1つの実施形態では、複数のサイプ(図示せず)は、トレッドブロック302又はトレッドリブ(図示せず)の内部に含まれていてもよく、サイプ(図示せず)の曲線は、互いと同調していてもよい。代替として、サイプ(図示せず)の曲線は、互いと同調していなくてもよい。
図4は、タイヤトレッド400の例示的な実施形態の斜視図である。タイヤトレッド400は、トレッドブロック402を備え得る。トレッドブロック402は、接地面404と、少なくとも1つの側面406と、基部408と、を備え得る。
トレッドブロック402、又はトレッドリブ(図示せず)は、少なくとも1つのサイプ410を備え得る。少なくとも1つのサイプ410は、少なくとも1つの凸状部分412及び少なくとも1つの凹状部分414を備え得る。1つの実施形態では、サイプ410は、XY平面にほぼ平行な平面においてS型形状を形成する、交互する凸状部分412と凹状部分414とを備える。
少なくとも1つのサイプ410は、上側鉛直セクション416と、第1の曲線部分418と、第2の曲線部分420、下側鉛直セクション422と、を備え得る。第1の曲線部分418と第2の曲線部分420とは、S型形状をXZ平面にほぼ平行な平面において形成してもよい。
図4に示すように、少なくとも1つのサイプ410は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のそれぞれにおいて備えてもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ410は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも1つにおいて備えてもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ410は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも2つにおいて備えてもよい。
1つの実施形態では、サイプ410の内部のS型形状は、互いに係合して、トレッドブロック402又はトレッドリブ(図示せず)の剛性を増加させるように構成された一連の隆起部と陥凹部とを作成する。トレッドブロック402又はトレッドリブ(図示せず)の増加した剛性は、トレッドブロック402又はトレッドリブ(図示せず)の不規則な摩耗を防止、緩和、又は低減し得る。
1つの実施形態では、サイプ410の内部のS型形状は、従来のサイプにおいて特徴付けられるような接地面から半径方向内側に延在する直行の経路を排除する。S型形状は、石又は別のがれきがサイプ410の内部に入り込むこと、又は嵌まり込むことの発生を防止するか、又は少なくとも低減する間接の経路を作成し得る。このように、S型形状は、石又は別のがれきがサイプ410のトラクション増加効果を低減すること、タイヤトレッド400及び/又はトレッドブロック402に損傷を生じさせること、及び/又は嵌まり込んだ石又は別のがれきがタイヤの稼動中に放出されることから生じる安全上の問題を生じさせることの発生を防止、又は少なくとも低減する。
図5は、タイヤトレッド500の例示的な実施形態の平面図である。タイヤトレッド500は、トレッドブロック402を備え得る。トレッドブロック402は、接地面404と、少なくとも1つの側面406と、基部408と、を備え得る。
図5は、トレッドブロック402がサイプ(図示せず)で2つの半分部分に分離されている平面図であって、YZ平面にほぼ対応し得る。
トレッドブロック402、又はトレッドリブ(図示せず)は、少なくとも1つのサイプ(図示せず)を備え得る。少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、少なくとも1つの凸状部分412及び少なくとも1つの凹状部分414を備え得る。1つの実施形態では、サイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面にほぼ平行な平面に形成する、交互する凸状部分412と凹状部分414とを備えている。
少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、上側鉛直セクション416と、第1の曲線部分418と、第2の曲線部分420と、下側鉛直セクション422と、を備え得る。第1の曲線部分418と第2の曲線部分420とは、S型形状をXZ平面にほぼ平行な平面において形成し得る。
図5に示すように、少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のそれぞれにおいて備え得る。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも1つにおいて備えてもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも2つにおいて備えてもよい。
図6Aは、タイヤサイプブレード600の例示的な実施形態の斜視図である。タイヤサイプブレード600は、S型形状を特徴とするサイプを形成する際に用いられてもよい。タイヤサイプブレード600を使用して形成されたタイヤは、タイヤサイプブレード600に関して以下で述べるものにほぼ類似したサイプ寸法を有し得る。
示すように、タイヤサイプブレード600は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のそれぞれに対応する平面において備え得る。別の実施形態では、タイヤサイプブレード600は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも1つにおいて備えてもよい。別の実施形態では、タイヤサイプブレード600は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも2つにおいて備えてもよい。
タイヤサイプブレード600は、少なくとも1つの凸状部分612と、少なくとも1つの凹状部分614と、上側鉛直セクション616と、第1の曲線部分618と、第2の曲線部分620と、下側鉛直セクション622と、を備え得る。
図6Bは、視野A−Aについてとられたタイヤサイプブレード600の例示的な実施形態の側面図である。
タイヤサイプブレード600は、振幅A2を有するS型形状を含み得る。振幅A2は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、振幅A2は、約0.25mm〜約20.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、振幅A2は、約20.0mm超であってもよい。別の実施形態では、振幅A2は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード600は、波長F2を有するS型形状を含み得る。波長F2は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、波長F2は、約1.00mm〜約85.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、波長F2は、約85.0mm超であってもよい。別の実施形態では、波長F2は、約1.00mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード600は、厚さT2を備え得る。厚さT2は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、厚さT2は、約0.25mm〜約10.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、厚さT2は、約10.0mm超であってもよい。別の実施形態では、厚さT2は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード600は、高さHを備え得る。高さHは、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、高さHは、約3.00mm〜約275.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、高さHは、275.0mm超であってもよい。別の実施形態では、高さHは、約3.00mm未満であってもよい。
図6Cは、視野B−Bについてとられたタイヤサイプブレード600の例示的な実施形態の上面図である。
タイヤサイプブレード600は、振幅A1を有するS型形状を含み得る。振幅A1は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、振幅A1は、約0.25mm〜約20.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、振幅A1は、約20.0mm超であってもよい。別の実施形態では、振幅A1は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード600は、波長F1を有するS型形状を含み得る。波長F1は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、波長F1は、約0.25mm〜約125.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、波長F1は、約125.0mm超であってもよい。別の実施形態では、波長F1は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード600は、厚さT1を備え得る。厚さT1は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、厚さT1は、約0.25mm〜約10.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、厚さT1は、約10.0mm超であってもよい。別の実施形態では、厚さT1は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード600は、長さLを備え得る。長さLは、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、長さLは、約2.00mm〜約900.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、長さLは、約900.0mm超であってもよい。別の実施形態では、長さLは、約2.00mm未満であってもよい。
図7は、タイヤトレッド700の例示的な実施形態の平面図である。トレッド700は、トレッドブロック702を備え得る。トレッドブロック702は、接地面704と、少なくとも1つの側面706と、基部708と、を備え得る。
図7は、トレッドブロック702がサイプ(図示せず)で2つの半分部分に分離されている平面図であって、YZ平面にほぼ対応し得る。サイプ(図示せず)は、少なくとも1つの凸状部分712と、少なくとも1つの凹状部分714と、を備えてもよい。少なくとも1つの凸状部分712と少なくとも1つの凹状部分714とは、交互することによりS型形状をサイプ(図示せず)の内部に生じさせ得る。1つの実施形態では、少なくとも1つの凸状部分712及び少なくとも1つの凹状部分714は、図1に示す少なくとも1つの凸状部分112及び少なくとも1つの凹状部分114に対応してもよい。
1つの実施形態では、少なくとも1つの凸状部分712は、ほぼS型の形状をYZ平面において備えている。少なくとも1つの凸状部分712は、上側鉛直セクション716と、第1の曲線部分718と、第2の曲線部分720と、下側鉛直セクション722と、を備え得る。上側鉛直セクション716は、接地部704と連通し得る。下側鉛直セクション722は、基部708と接触し得る。
1つの実施形態では、サイプ(図示せず)の第1の曲線部分718と第2の曲線部分720とは、正弦曲線に類似したS型形状を備えてもよい。サイプ(図示せず)の曲線の振幅は、サイプ(図示せず)の高さに沿って変化していてもよい。1つの実施形態では、サイプ(図示せず)の曲線の振幅は、曲線が曲線の半径方向最外部分から(すなわち、トレッドブロック702の接地面704に向かって)曲線の半径方向最内部分に向かって(すなわち、基部708に向かって)延在するにつれて低減され得る。
1つの実施形態では、サイプの曲線の波長(図示せず)は、サイプ(図示せず)の高さに沿って一定であってもよい。サイプ(図示せず)の曲線の波長は、代替として、サイプ(図示せず)の高さに沿って変化してもよい。1つの実施形態では、複数のサイプ(図示せず)は、トレッドブロック702又はトレッドリブ(図示せず)の内部に含まれていてもよく、サイプ(図示せず)の曲線は、互いと同調していてもよい。代替として、サイプ(図示せず)の曲線は、互いと同調していなくてもよい。
図8は、タイヤトレッド800の例示的な実施形態の斜視図である。タイヤトレッド800は、トレッドブロック802を備え得る。トレッドブロック802は、接地面804と、少なくとも1つの側面806と、基部808と、を備え得る。
トレッドブロック802又はトレッドリブ(図示せず)は、少なくとも1つのサイプ810を備え得る。少なくとも1つのサイプ810は、少なくとも1つの凸状部分812及び少なくとも1つの凹状部分814を備え得る。1つの実施形態では、サイプ810は、XY平面にほぼ平行な平面においてS型形状を形成する、交互する凸状部分812と凹状部分814とを備える。
少なくとも1つのサイプ810は、上側鉛直セクション816と、第1の曲線部分818と、第2の曲線部分820、下側鉛直セクション822と、を備え得る。第1の曲線部分818と第2の曲線部分820とは、S型形状をXZ平面にほぼ平行な平面において形成し得る。
図8に示すように、少なくとも1つのサイプ810は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のそれぞれにおいて備えてもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ810は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも1つにおいて備えてもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ810は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも2つにおいて備えてもよい。1つの実施形態では、少なくとも1つのサイプ810は、YZ平面においてサイプ810の高さに沿って変化する振幅を有する曲線を備えてもよい。
1つの実施形態では、サイプ810の内部のS型形状は、互いに係合して、トレッドブロック802又はトレッドリブ(図示せず)の剛性を増加させるように構成された一連の隆起部と陥凹部とを作成する。トレッドブロック802又はトレッドリブ(図示せず)の増加した剛性は、トレッドブロック802又はトレッドリブ(図示せず)の不規則な摩耗を防止、緩和、又は低減し得る。
1つの実施形態では、サイプ810の内部のS型形状は、従来のサイプにおいて特徴付けられるような接地面から半径方向内側に延在する直行の経路を排除する。S型形状は、石又は別のがれきがサイプ810の内部に入り込むこと、又は嵌まり込むことを防止する間接の経路を作成し得る。このように、S型形状は、石又は別のがれきが、サイプ810のトラクション増加効果を低減すること、タイヤトレッド800及び/又はトレッドブロック802に損傷を生じさせること、及び/又は嵌め込まれた石又は別のがれきがタイヤの稼動中に放出されることから生じる安全上の問題を引き起こすことを防止し得る。
図9は、タイヤトレッド900の例示的な実施形態の平面図である。タイヤトレッド900は、トレッドブロック802を備え得る。トレッドブロック802は、接地面804と、少なくとも1つの側面806と、基部808と、を備え得る。
図9は、トレッドブロック802がサイプ(図示せず)で2つの半分部分に分離されている平面図であって、YZ平面にほぼ対応し得る。
トレッドブロック802、又はトレッドリブ(図示せず)は、少なくとも1つのサイプ(図示せず)を備え得る。少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、少なくとも1つの凸状部分812及び少なくとも1つの凹状部分814を備え得る。1つの実施形態では、サイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面にほぼ平行な平面に形成する、交互する凸状部分812と凹状部分814とを備えている。
少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、上側鉛直セクション816と、第1の曲線部分818と、第2の曲線部分820と、下側鉛直セクション822と、を備え得る。第1の曲線部分818と第2の曲線部分820とは、S型形状をXZ平面にほぼ平行な平面において形成し得る。
図9に示すように、少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のそれぞれにおいて備え得る。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも1つにおいて備えてもよい。別の実施形態では、少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも2つにおいて備えてもよい。1つの実施形態では、少なくとも1つのサイプ(図示せず)は、YZ平面においてサイプ(図示せず)の高さに沿って変化する振幅を有する曲線を備えてもよい。
図10Aは、タイヤサイプブレード1000の例示的な実施形態の斜視図である。タイヤサイプブレード1000は、S型形状を特徴とするサイプを形成する際に用いられ得る。タイヤサイプブレード1000を使用して形成されたタイヤは、タイヤサイプブレード1000に関して以下で述べるものにほぼ類似したサイプ寸法を有し得る。
示すように、タイヤサイプブレード1000は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のそれぞれに対応する平面において備え得る。別の実施形態では、タイヤサイプブレード1000は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも1つにおいて備えてもよい。別の実施形態では、タイヤサイプブレード1000は、S型形状をXY平面、XZ平面、及びYZ平面のうちの少なくとも2つにおいて備えてもよい。1つの実施形態では、タイヤサイプブレード1000は、YZ平面においてサイプブレード1000の高さに沿って変化する振幅を有する曲線を備えてもよい。1つの実施形態では、タイヤサイプブレード1000は、YZ平面においてサイプブレード1000の高さに沿って減少する振幅を有する曲線を備えてもよい。
タイヤサイプブレード1000は、少なくとも1つの凸状部分1012と、少なくとも1つの凹状部分1014と、上側鉛直セクション1016と、第1の曲線部分1018と、第2の曲線部分1020と、下側鉛直セクション1022と、を備え得る。
図10Bは、視野A−Aについてとられたタイヤサイプブレード1000の例示的な実施形態の側面図である。
タイヤサイプブレード1000は、振幅A2を有するS型形状を含み得る。振幅A2は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、振幅A2は、約0.25mm〜約20.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、振幅A2は、約20.0mm超であってもよい。別の実施形態では、振幅A2は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード1000は、波長F2を有するS型形状を含み得る。波長F2は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、波長F2は、約1.00mm〜約85.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、波長F2は、約85.0mm超であってもよい。別の実施形態では、波長F2は、約1.00mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード1000は、厚さT2を備え得る。厚さT2は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、厚さT2は、約0.25mm〜約10.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、厚さT2は、約10.0mm超であってもよい。別の実施形態では、厚さT2は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード1000は、高さHを備え得る。高さHは、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、高さHは、約3.00mm〜約275.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、高さHは、275.0mm超であってもよい。別の実施形態では、高さHは、約3.00mm未満であってもよい。
図10Cは、視野B−Bについてとられたタイヤサイプブレード1000の例示的な実施形態の上面図である。
タイヤサイプブレード1000は、振幅A1を有するS型形状を含み得る。振幅A1は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、振幅A1は、約0.25mm〜約20.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、振幅A1は、約20.0mm超であってもよい。別の実施形態では、振幅A1は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード1000は、波長F1を有するS型形状を含み得る。波長F1は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、波長F1は、約1.00mm〜約85.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、波長F1は、約85.0mm超であってもよい。別の実施形態では、波長F1は、約1.00mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード1000は、厚さT1を備え得る。厚さT1は、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、厚さT1は、約0.25mm〜約10.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、厚さT1は、約10.0mm超であってもよい。別の実施形態では、厚さT1は、約0.25mm未満であってもよい。
タイヤサイプブレード1000は、長さLを備え得る。長さLは、様々な値のうちの任意のものであり得る。1つの実施形態では、長さLは、約2.00mm〜約900.0mmの範囲に及んでもよい。別の実施形態では、長さLは、約900.0mm超であってもよい。別の実施形態では、長さLは、約2.00mm未満であってもよい。
用語「含む(includes)」又は「含むこと(including)」は、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、用語「備えること(comprising)」が特許請求の範囲で転換語として用いられる際に解釈されるものと同様に包括的であることが意図される。更に、用語「又は(or)」が用いられる限りで(例えば、A又はB)、「A若しくはB、又は両方とも」であることが意図されている。本出願人らが「A又はBの両方ではなく一方のみ」を示すことを意図する場合、用語「A又はBの両方ではなく一方のみ」が用いられるであろう。したがって、本明細書における用語「又は(or)」の使用は、排他的ではなく、包含的である。Bryan A.Garner,A Dictionary of Modern Legal Usage 624 (2d.Ed.1995)を参照されたい。また、用語「中(in)」又は「中へ(into)」が、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、「上(on)」又は「上へ(onto)」を更に意味することが意図される。「実質的に(substantially)」という用語が、本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、それは、製造の際に有効又は賢明な精密度を考慮に入れることが意図される。用語「選択的に(selectively)」が本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、それは、装置のユーザが、装置の使用時の必要又は所望に応じて、構成要素の特徴又は機能を作動又は停止させ得る、構成要素の状態を指すことが意図される。用語「動作可能に接続され(operatively connected)」が本明細書又は特許請求の範囲において使用される限りで、それは、特定された構成要素が指定された機能を実行するように接続されていることを意味することが意図される。本明細書及び特許請求の範囲において使用されるとき、単数形「a」、「an」及び「the」は、複数形を含む。最後に、用語「約(about)」が数字と併せて使用される場合、それは、この数字の±10%を包含することが意図される。言い換えれば、「約10」は、9〜11までを意味することがある。本明細書において言及されるデカルト座標は、SAEタイヤ座標系に対応することが意図されている。
上述の通り、本出願は、実施形態の記載によって説明され、実施形態は、かなり詳細に説明されているが、特許請求の範囲に記載された事項の範囲をこのような詳細に制限すること、又は、何らかの形で限定することは、本出願人の意図ではない。さらなる利点及び変更は、本出願の利益を享受しながら、当業者に容易に明らかになるであろう。したがって、本出願は、この出願のより広い態様において、具体的な詳細、図示された例示的な実施例、又は参照されたいずれの装置にも限定されることがない。全体的な発明概念の趣旨又は範囲から逸脱することなく、このような詳細、実施例、及び装置からの逸脱がなされてもよい。

Claims (20)

  1. タイヤであって、
    トレッドブロック及びトレッドリブのうちの少なくとも1つを備えるトレッド部分であって、
    前記トレッドブロック及び前記トレッドリブのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのサイプを有し、
    前記少なくとも1つのサイプは、S型形状を接地面に形成する少なくとも1つの凸状部分及び少なくとも1つの凹状部分を含み、
    前記少なくとも1つのサイプは、前記サイプのほぼ半径方向内側に配向された上側鉛直セクション及び下側鉛直セクションを含み、
    前記少なくとも1つのサイプは、前記サイプのほぼ半径方向内側に配向され、振幅を有するS型形状を形成する第1の曲線部分及び第2の曲線部分を含み、
    前記少なくとも1つのサイプは、高さを有する、タイヤ。
  2. 前記振幅は、前記サイプの高さに沿ってほぼ一定である、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記振幅は、前記サイプの高さに沿って変化する、請求項1に記載のタイヤ。
  4. 前記振幅は、前記S型形状が半径方向最外部分から半径方向最内部分まで延在するにつれて低減される、請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記上側鉛直セクションは、前記接地面と連通している、請求項1に記載のタイヤ。
  6. 前記サイプは、前記タイヤトレッドに対してほぼ軸方向に配向されている、請求項1に記載のタイヤ。
  7. 前記少なくとも1つのサイプは、前記トレッドブロック及び前記トレッドリブのうちの少なくとも1つの剛性を増大させる、請求項1に記載のタイヤ。
  8. 前記少なくとも1つのサイプは、前記トレッドブロック及び前記トレッドリブのうちの少なくとも1つの不規則な摩耗を低減する、請求項1に記載のタイヤ。
  9. 前記S型形状は、石又は別のがれきが前記サイプに入り込むことの発生を低減する、請求項1に記載のタイヤ。
  10. タイヤであって、
    トレッドブロック及びトレッドリブのうちの少なくとも1つを備えるトレッド部分であって、
    前記トレッドブロック及び前記トレッドリブのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのサイプを有し、
    前記少なくとも1つのサイプは、S型形状を接地面に形成する少なくとも1つの凸状部分及び少なくとも1つの凹状部分を含み、
    前記少なくとも1つのサイプは、前記サイプのほぼ半径方向内側に配向された上側鉛直セクション及び下側鉛直セクションを含み、
    前記少なくとも1つのサイプは、前記サイプのほぼ半径方向内側に配向され、振幅を有するS型形状を形成する第1の曲線部分及び第2の曲線部分を含み、
    前記振幅は、前記サイプの高さに沿って変化する、タイヤ。
  11. 前記振幅は、前記S型形状が半径方向最外部分から半径方向最内部分まで延在するにつれて低減される、請求項10に記載のタイヤ。
  12. 前記上側鉛直セクションは、前記接地面と連通している、請求項10に記載のタイヤ。
  13. 前記サイプは、前記タイヤトレッドに対してほぼ軸方向に配向されている、請求項10に記載のタイヤ。
  14. 前記少なくとも1つのサイプは、前記トレッドブロック及び前記トレッドリブのうちの少なくとも1つの剛性を増大させる、請求項10に記載のタイヤ。
  15. 前記少なくとも1つのサイプは、前記トレッドブロック及び前記トレッドリブのうちの少なくとも1つの不規則な摩耗を低減する、請求項10に記載のタイヤ。
  16. 前記S型形状は、石又は別のがれきが前記サイプに入り込むことの発生を低減する、請求項10に記載のタイヤ。
  17. タイヤサイプブレードであって、
    S型形状を形成する少なくとも1つの凸状部分及び少なくとも1つの凹状部分と、
    互いにほぼ平行な少なくとも1つの上側鉛直セクション及び少なくとも1つの下側鉛直セクションと、
    振幅を有するS型形状を形成する第1の曲線部分及び第2の曲線部分と、を備えており、
    前記タイヤサイプブレードは、高さを有する、タイヤサイプブレード。
  18. 前記振幅は、前記タイヤサイプブレードの高さに沿ってほぼ一定である、請求項17に記載のタイヤサイプブレード。
  19. 前記振幅は、前記タイヤサイプブレードの高さに沿って変化する、請求項17に記載のタイヤサイプブレード。
  20. 前記振幅は、前記S型形状が前記タイヤサイプブレードの半径方向最外部分から半径方向最内部分まで延在するにつれて低減される、請求項19に記載のタイヤサイプブレード。
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