JP2017219006A - 排気装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両後方からの荷重入力が加わっても、サイレンサを滑落させて、車両前方に配置された部品へサイレンサが干渉することを防止する排気装置を提供する。
【解決手段】第1テールパイプ34には、傾斜ブラケット部材37が設けられている。傾斜ブラケット部材37は、車両後方に向かうほどに下となるように傾斜する摺接面部37bを有している。排気フィニッシャ40に装着された排気フィニッシャブラケット部材42には、車両後方に向かうほどに下となるように傾斜する押圧部44が設けられている。押圧部44は、排気フィニッシャ40が車両前方へ変位した際に、摺接面部37bに当接する。そして、押圧部44は、摺接面部37bを介してサイレンサ32を押し下げるように荷重を伝達する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排気装置に関する。
従来の排気装置が適用される車両構造としては、トンネル部が設けられているものが知られている(例えば、特許文献1等参照)。トンネル部は、フロアパネルの車幅方向ほぼ中央部に位置して、車両前後方向に沿って下方に開放する凹所を形成している。そして、トンネル部の凹所内には、車両前後方向に沿って排気管が収容されている。
さらに、前記排気管には、サイレンサが接続されている。サイレンサには、テールパイプが接続されて、エンジンの排気ガスを車両後方へ導出している。
そして、トンネル部の側方でフロアパネルの下面には、ハイブリッドシステム(以下、HEVと記す)を構成するバッテリなどの電気系部品が保持されている。
また、他の従来の車両の排気装置では、車両に後方から荷重が入力した場合、電気系部品が収容されている下部ケースの膨出部にサイレンサを干渉させて落下方向に誘導することにより、電気系部品にサイレンサが干渉しないように構成されている(例えば、特許文献2等参照)。
特開2006−151146号公報 特開2015−000615号公報
しかしながら、サイレンサのテールパイプからは、さらに車両後方に向けてマフラフィニッシャなどが装着されている場合がある。このような場合、後方からの荷重は、先にこのマフラフィニッシャに入力して、サイレンサを車両前方へ移動させる。
このため、サイレンサより車両前方に電気系部品が存在する場合、サイレンサはこれらの電気系部品に干渉してしまう。
本発明は、車両後方からの荷重入力が加わっても、サイレンサを滑落させて、車両前方に配置された部品へサイレンサが干渉することを防止できる排気装置を提供することを目的とする。
本発明は、内燃機関の排気音を消音する消音システムを搭載する車両の排気装置であって、消音システムは、車両後部に位置するサイレンサと、サイレンサに接続された第1テールパイプと、第1テールパイプに隣接配置される第2テールパイプと、第2テールパイプに設けられる排気フィニッシャとを備え、排気フィニッシャは、車両前方へ変位した際に第1テールパイプを押下げる排気フィニッシャブラケット部材を有している。
このように構成された本発明の車両の排気装置では、排気フィニッシャが車両前方へ変位すると、第1テールパイプに当接して、第1テールパイプを車両下方に押下げる。これによりサイレンサは、車両下方に滑落する。
好ましくは、排気フィニッシャブラケット部材は、排気フィニッシャの側面部から、第1テールパイプの後方に向けて突設されている。
本発明によれば、排気フィニッシャブラケット部材は、排気フィニッシャの車両前方への変位に伴って第1テールパイプに当接する方向へ移動する。
このため、車両後方から加わる荷重は、確実に排気フィニッシャブラケット部材を介してサイレンサを押し下げて、滑落させる力となる。
好ましくは、排気フィニッシャブラケット部材または、第1テールパイプの少なくとも一方は、後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有している。
本発明によれば、排気フィニッシャブラケット部材または、第1テールパイプに設けられた後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面によって、車両後方からの荷重が加わると第1テールパイプが車両下方に押下げられる。
好ましくは、第1テールパイプの後側面側には、後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有する傾斜ブラケット部材が設けられている。
本発明によれば、傾斜ブラケット部は、車両後方からの荷重が加わると第1テールパイプを車両下方に押下げる。
好ましくは、排気フィニッシャは、第2テールパイプを内挿するとともに、排気フィニッシャが車両前方へ変位する際に、第2テールパイプを車両下方へ逃がす退避部を有している。
本発明によれば、排気フィニッシャが車両前方へ変位する際に、退避部によって、第2テールパイプを車両下方へ逃がすことができる。
好ましくは、退避部は、第2テールパイプとの接触により変形する脆弱部を含む。
本発明によれば、排気フィニッシャが車両前方へ変位する際に、脆弱部は第2テールパイプとの接触により変形しながら、第2テールパイプを車両下方へ逃がすことができる。
本発明によれば、車両後方からの荷重入力が加わっても、サイレンサを滑落させて、車両前方に配置された部品へサイレンサが干渉することを防止できる排気装置が提供される。
本発明の実施形態にかかる排気装置で、車両左側後方から見た車両後部の概要を表す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、車両右側後方からバンパを透過した要部の概要を表す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、要部の構成を説明する上面図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、排気フィニッシャと排気フィニッシャブラケット部材とを示す要部の上面図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、図4中矢視V方向から見た排気フィニッシャと排気フィニッシャブラケット部材とを示す側面図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、要部を車両後方下側から見た排気フィニッシャと排気フィニッシャブラケット部材とを示す斜視図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、傾斜ブラケット部材と排気フィニッシャブラケット部材との位置関係を説明する側面図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、荷重が入力を開始した直後の様子を説明する車両左側から見た要部の側面図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、荷重が入力する前の様子を説明する車両右側から見た要部の側面図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、荷重が入力している様子を説明する車両左側から見た要部の側面図である。 本発明の実施形態にかかる排気装置で、荷重が入力して脆弱部を変形させる様子を説明する車両左側から見た要部の側面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
[排気装置システムの概略構成]
図1は、本実施形態にかかる排気装置が装着されるハイブリッド車両10で、全体の概要を表す車両後部の斜視図である。
ハイブリッド車両10は、ハイブリッドシステム20を備える。
ハイブリッドシステム20は、電気系部品としてのバッテリ22を有している。また、ハイブリッドシステム20は、バッテリ22等から電力が供給されるモータジェネレータおよび内燃機関としてのエンジン(いずれも図示せず)を含む。そして、ハイブリッド車両10は、これらのモータジェネレータまたはエンジンの少なくとも一方から出力される駆動力によって走行可能となるように構成されている。
さらに、このハイブリッド車両10は、エンジンの排気音を消音する消音システム30を備えている。
消音システム30は、サイレンサ32を有している。そして、この実施形態のサイレンサ32は、バッテリ22の後方に配置されている。すなわち、サイレンサ32の前側に所定の間隔が設けられてバッテリ22が配置されている。
この実施形態のサイレンサ32には、第1テールパイプ34と、この第1テールパイプ34に隣設配置される第2テールパイプ36とがそれぞれ車両後方に向けて突設するように接続されている。
このため、図示しないエンジンからサイレンサに流れ込んだ排気ガスは、第1テールパイプ34または第2テールパイプ36の2つのルートのうち、少なくとも何れか一方を通過して大気中に放出される。なお本実施形態では、2つの第1テールパイプ34または第2テールパイプ36を有しているものを示して説明しているが2本以上のテールパイプであれば特にこれに限らず、複数のテールパイプを有していればよい。
このうち、第1テールパイプ34は、管状の第1テールパイプ本体34aの後端に装着される開閉機構35と、サイレンサ32の後側面32aに固着されてこの第1テールパイプ34を被覆する略球形状のバルブカバー部材38と、バルブカバー部材38の出口部に設けられるマフラエンド部材39とを有している。
開閉機構35は、バルブカバー部材38の内部に収容されている。この実施形態の開閉機構35は、エンジン回転数、排気量またはスロットル開度に応じて、第1テールパイプ本体34aの出口側の開口部を開閉可能とするように構成されている。
また、図2に示すように、バルブカバー部材38の後側面38bには、下向きの排気口38cが開口形成されている。この排気口38cには、略円筒状のマフラエンド部材39が斜め下方に軸方向を沿わせて装着されることにより、延設されている。
そして、この実施形態の開閉機構35は、低負荷運転状態では、閉じられて、エンジンからサイレンサ32に流入した排気ガスは、第2テールパイプ36を経由して大気中に排出される。
また、高負荷運転状態では、開閉機構35が開放されて、エンジンからサイレンサ32に流入した排気ガスは、バルブカバー部材38内にも導入される。
そして、バルブカバー部材38内の排気ガスは、マフラエンド部材39内を通過して大気中に排出される。このように高負荷運転状態では、第2テールパイプ36からの排気と同時に第1テールパイプ34に設けられたマフラエンド部材39から排気することができる。このため、高負荷運転状態における排気抵抗を低減させながら消音システム30の圧力制御を行うことができる。
さらに、図2に示すように、この実施形態のバルブカバー部材38には、傾斜ブラケット部材37が設けられている。
この傾斜ブラケット部材37は、バルブカバー部材38の後側面38bに固着される取付フランジ部37aと、車両後方に向けて後端縁37cまで、所定の角度α(図7参照)にて後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有する摺接面部37bと、この摺接面部37bに長手方向を沿わせて凹設されるビード部37dとを有している。
また、第2テールパイプ36には、排気フィニッシャ40が設けられている。
排気フィニッシャ40は、第2テールパイプ36を覆うテールパイプカバー部40cと、このテールパイプカバー部40cの後端外周縁に沿って幅広の円環状に設けられる環状装飾部40bとを有して主に構成されている。
このうち、環状装飾部40bは、ハイブリッド車両10のリヤバンパに設けられたバンパフェイス50と略面一となるように形成されている(図1参照)。この環状装飾部40bの後縁部40aでは、上辺側が下辺側よりも車両後方に向けて突設されている。
この排気フィニッシャ40の車幅方向の右側面部40fには、排気フィニッシャブラケット部材42が装着されている。そして、この排気フィニッシャブラケット部材42には、第1テールパイプ34に対向する位置に押圧部44が設けられている。この押圧部44の構造については後で詳しく説明する。
図7に示すように、この実施形態の押圧部44は、傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bと車両前後方向で所定の間隔dを設けて対向するように配置されている。これにより、排気フィニッシャ40が車両前方へ変位した際に、押圧部44は、摺接面部37bに当接される。
また、バルブカバー部材38の後側面38bには、下向きに排気口38cを開口形成している。そして、この排気口38cにマフラエンド部材39を下向きに装着している。
これにより、後側面38bと排気フィニッシャブラケット部材42との間にスペースを形成することができる。したがって、傾斜面を有する摺接面部37bが形成された傾斜ブラケット部材37を、第1テールパイプ34と傾斜ブラケット部材37との間に配置することができる。
そして、押圧部44は、傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bに沿って摺接する。押圧部44の摺接により、車両前方に向けて入力された荷重は、車両下側に向いた分力となりサイレンサ32が押し下げられる。
図2は、本発明の実施形態にかかる排気装置で、車両右側後方からバンパを透過して二本のテールパイプの周辺部材を見た透過斜視図である。
排気フィニッシャブラケット部材42は、主に上面部42a,下面部42b,および側面視略台形形状を呈する側面部42cを有して、車幅方向断面形状が略コ字状となるように形成されている。
このうち、上面部42aは、平面視で車両前後方向を高さ方向とする縦長の略台形形状を呈して、2つの肉抜き開口部42f,42gを有している。
また、下面部42bには、複数の肉抜き開口部42h,42iが形成されている(図4,図6参照)。
さらに、この実施形態の排気フィニッシャブラケット部材42は、押圧部44を形成する前面部42dを有している。この排気フィニッシャブラケット部材42は、車両前後方向に沿って軸方向を有する角筒形状を呈している。また、この排気フィニッシャブラケット部材42の前側開口部は、前面部42dによって塞がれるように形成されている。
この前面部42dは、車両後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有して、傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bの所定の角度α(図7参照)と同じ角度で傾斜している。また、前面部42dは摺接面部37bと比較して車幅方向寸法が大きくなるように設定されている。
さらに、前面部42dは、傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bに対向して、凹状に湾曲形成されている(図4参照)。これにより、摺接面部37bに前面部42dが当接する際に押圧部44から傾斜ブラケット部材37が車幅方向左,右に逸脱しにくくなるように構成されている。
また、前面部42dは、下面部42bの前縁部から上方に向けて略直角に屈曲された外面材としての前面部42dと、上面部42aの前縁部から下方に向けて略直角に屈曲された内面材42kとを有している。これらの前面部42dと内面材42kとは、2枚重ね合せられて構成されている。
そして、側面部42cは、上面部42aの側縁部から下方に向けて略直角に屈曲された内面材42mと、前面部42dの側縁部から後方に向けて略直角に屈曲された外面材としての側面部42cとを有している。これらの内面材42mと側面部42cとは、2枚重ね合せられて構成されている。
さらに、消音システム30のうち、排気フィニッシャブラケット部材42を構成する各側面部の板材の厚さ方向寸法は、排気フィニッシャ40のテールパイプカバー部40cを構成する部分の板材の厚さ方向寸法に比べて、厚くなるように構成されている。
このため、排気フィニッシャブラケット部材42は、テールパイプカバー部40cと比較して高い剛性を有している。
なお、この実施形態では、排気フィニッシャ40は、消音システム30のうち、車両前後方向で最も後方に位置している(図2参照)。
すなわち、車両前後方向で位置を比較すると、排気フィニッシャ40の環状装飾部40bのうち、後縁部40aの内側端の位置は、第1テールパイプ34に設けられた傾斜ブラケット部材37の後端縁37cよりも、所定寸法Lだけ車両後方に位置するように構成されている。
図3は、本発明の実施形態にかかる排気装置で、要部の構成を説明し、サイレンサ32の後方に位置するバルブカバー部材38と、排気フィニッシャ40と、排気フィニッシャブラケット部材42および傾斜ブラケット部材37との位置関係を示す上面図である。
図4は、排気フィニッシャ40と、排気フィニッシャブラケット部材42とを示す要部の上面図である。
この実施形態の排気装置では、第2テールパイプ36の周囲には、角筒状のテールパイプカバー部40cが設けられている(図1参照)。このテールパイプカバー部40cは、車両後方が上面視で略扇型となるように拡開している。テールパイプカバー部40cの後端には、外側排気口40jが設けられている。
この外側排気口40jは、車幅方向を長手方向とする略台形形状を呈している(図2参照)。そして、この外側排気口40jの車幅方向中心L2は、第1テールパイプ34の排気口39aの車幅方向中心L1よりも外側となるように配置されている(図3参照)。また、第2テールパイプ36の車幅方向中心とこの外側排気口40jの車幅方向中心L2とは、ほぼ一致するように構成されている。
さらに、この外側排気口40jの開口周縁には、略環状の環状装飾部40bが形成されている(図2参照)。図3に示すようにこの環状装飾部40bの後縁部40aの内側端の位置L3は、車幅方向で一部が傾斜ブラケット部材37と重複する位置まで延設されている。
また、このテールパイプカバー部40cの上面部40dには、2つの取付アーム部46,48が設けられていて、図示しない車体側被装着部に取り付けられている。これにより、この排気フィニッシャ40は、ハイブリッド車両10の下面側に設けられる図示しないパネル部材に上面部40dを近接させて吊り下げられる。
したがって、排気フィニッシャ40は、ハイブリッド車両10の下面側に設けられるパネル部材に取付アーム部46,48を介して支持される。このため、排気フィニッシャ40の車両上下方向の変位が抑制される。排気フィニッシャ40が吊り下げられている状態では、第1テールパイプ34の先端部36aがテールパイプカバー部40cの内部に挿入されて覆われるように配置される。
さらに、この実施形態では、前,後に設けられた2つの取付アーム部46,48が図示しない車体側被装着部の位置を車幅方向で離間させている。このため、排気フィニッシャ40は、車両後方からの荷重入力で移動する際、水平面内の回転方向の変位が抑制される。
排気フィニッシャ40の右側面部40fには、排気フィニッシャブラケット部材42が固定されて支持されている。このため、排気フィニッシャ40が回転した場合の移動量を考慮して排気フィニッシャブラケット部材42が傾斜ブラケット部材37に当接する際に正対するように配設することができる。
図5は、図4中矢視V方向から見た排気フィニッシャ40と排気フィニッシャブラケット部材42とを示す側面図である。
この排気フィニッシャ40は、この排気フィニッシャ40が車両前方へ変位する際に、内挿されている第2テールパイプ36を車両下方へ逃がす退避部60を有している。
この実施形態の排気フィニッシャ40では、テールパイプカバー部40cのうち、第1テールパイプ34側の下面部40eおよび右側面部40fに切欠部40gが形成されている。
そして、第2テールパイプ36の先端部36aは、テールパイプカバー部40cに対して挿抜自在に内挿されている。また、この第2テールパイプ36の基端側36bは、テールパイプカバー部40cから一部露出している(図1参照)。
この実施形態の退避部60は、脆弱部を構成するスリット62,62を含んで構成されている。スリット62,62の間に位置する下面部40eは、第2テールパイプ36との接触により変形する。
すなわち、これらのスリット62,62は、テールパイプカバー部40cのうち、左,右両側面部40h,40fの車両前後方向に下面部40eに沿わせてそれぞれ形成されている。
また、各スリット62,62のうち、基端部62a,62aの車両前後方向で反対側に位置する各前端62b,62bは開放端となっている。
これにより、左,右一対の基端部62a,62aを結ぶ車幅方向に沿う折曲線を折り曲げ中心として下面部40eは、車両下方に変形可能となるように構成されている。
図6は、要部を車両後方下側から見た排気フィニッシャ40と排気フィニッシャブラケット部材42とを示す斜視図である。
この実施形態の排気フィニッシャ40は、テールパイプカバー部40c内に内挿された第2テールパイプ36(図1参照)が車両下方に変位すると、下面部40eの内側面に接触する。
これにより、各スリット62,62の基端部62a,62a側を結ぶ車幅方向に沿う折曲線を折り曲げ中心として支点として下面部40eは、容易に下方に屈曲変形される(図6中二点鎖線参照)。
そして、第2テールパイプ36をテールパイプカバー部40cの内部から車両下側に突出させて退避させることができるように構成されている。
図7は、傾斜ブラケット部材37と排気フィニッシャブラケット部材42との位置関係を説明する側面図である。
この実施形態の押圧部44と、摺接面部37bとは、同一の角度αを有して車両後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有している。
また、この実施形態の押圧部44と、摺接面部37bとの間には、車両前後方向で、所定の間隔dが設けられている。この間隔dは、車両上下方向の各位置で同じとなるように設定されることにより、摺接面部37bと押圧部44とは、並行でかつ対向している。
次に、この実施形態の排気装置の動作について図8〜11を用いて説明する。
図8は、荷重の入力開始直後の様子を説明する車両右側から見た要部の側面図である。
まず、ハイブリッド車両10の後部に荷重が入力して、排気フィニッシャ40は、上方および水平方向への回転を伴いながら前方へ向けて移動する。このとき、排気フィニッシャ40は、取付アーム部46,48によって支持されている。このため、前方への移動に伴う押圧部44の上方および水平方向への回転は抑制される。
排気フィニッシャ40の車両前方への変位により、押圧部44は、第1テールパイプ34に設けられた傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bに正対した状態で面同士をつき合せるように当接する。
そして、押圧部44は、斜めの摺接面部37bに摺接しながら、さらに車両前方へ移動する際、第1テールパイプ34を傾斜ブラケット部材37およびバルブカバー部材38とともに車両下方に押下げる。これによりサイレンサ32は、車両下方に滑落する。
また、この実施形態では、傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bと比較して、前面部42dが車幅方向の寸法が大きく、かつ凹状に湾曲形成されている。
これにより、後側面38bに摺接面部37bが当接する際、および摺接する際にも押圧部44から傾斜ブラケット部材37が車幅方向左,右に逸脱しにくい。
さらに、比較的高い剛性を有する排気フィニッシャブラケット部材42に形成された押圧部44は、摺接により下向きの荷重を傾斜ブラケット部材37に効率よく伝達することができる。
このため、確実に、押圧部44は、傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bに摺接して第1テールパイプ34を押し下げる。
図9は、本発明の実施形態にかかる排気装置で、荷重が入力する前の様子を説明する側面図である。また、図10は、荷重により排気装置が変形した様子を説明する要部の側面図である。
これらの図9,図10では、荷重入力の際、第2テールパイプ36の先端部36aがテールパイプカバー部40c内のスリット62が形成された下面部40eまで到達しない場合について説明する。
まず、図9に示す荷重が入力する前の時点では、押圧部44は、摺接面部37bに当接していない。この状態では、第2テールパイプ36の先端部36aは、テールパイプカバー部40c内で摺動自在となるように内挿されている。よって排気フィニッシャ40の車両前方への変位が許容される。
この時点では、押圧部44は、傾斜ブラケット部材37の摺接面部37bと車両前後方向で所定の間隔dを設けて対向している。
このため、軽衝突等、バンパが撓む程度の復帰可能な荷重入力が発生しても、押圧部44は、摺接面部37bまで到達しない。したがって、このような場合には、サイレンサ32が押し下げられることがなく、走行継続性が良好である。
図10に示すように車両後方から前方に向けて荷重が入力すると、排気フィニッシャブラケット部材42は、排気フィニッシャ40とともに車両前方へ向けて移動する。
この実施形態の排気装置では、排気フィニッシャ40の後縁部40aの上辺が先に入力された荷重を受ける。このため、排気フィニッシャ40は車両上方への回転を伴って車両前方へ向けて変位する。
押圧部44の当接により、サイレンサ32が車両下方に押下げられ際、第2テールパイプ36の先端部36aは、スリット62が形成されている部分に到達していない。このため、先端部36aは、切欠部40gからテールパイプカバー部40cの下方に突出する。
したがって、第2テールパイプ36は、排気フィニッシャ40に干渉することなく、サイレンサ32は、傾斜ブラケット部材37から下向きの荷重が加えられて、バルブカバー部材38ごと車両下方へ押し下げられる。
このようにサイレンサ32は、ハイブリッド車両10の下方に変位するため、サイレンサ32の車両前方にバッテリ22等の車両電装品が配置(図1参照)されていても、サイレンサ32がバッテリ22に干渉することを防止できる。
図11は、本発明の実施形態にかかる排気装置で、退避部60の後方に形成された脆弱部が変形する様子を説明する車両左側から見た要部の側面図である。
この図11では、排気フィニッシャ40が第2テールパイプ36の先端部36aを挿抜自在に内挿されている。
排気フィニッシャ40の下面部40eには、テールパイプカバー部40cに形成された左,右一対のスリット62によって、基端部62a側が容易に屈曲可能となる脆弱部が形成されている。図11では、第2テールパイプ36の先端部36aは、排気フィニッシャ40のうちスリット62が形成されている位置に到達している様子を示している。
すなわち、排気フィニッシャ40の車両前方への変形によりサイレンサ32が滑落する。サイレンサ32の滑落に伴い、切り欠かれた部分から第2テールパイプ36の先端部36aが下方に変位しようとする。
このとき、先端部36aは排気フィニッシャ40の内部に挿入される位置まで車両前方に移動している。このため、第2テールパイプ36は、下面部40eの内側面を先端部36aによって押圧する。他の部分よりも、スリット62,62が形成されていることにより剛性が低く設定されている基端部62a,62aを折曲中心として、下面部40eは、下方に押し下げられて、容易に屈曲変形する(図6参照)。
このようにこの実施形態の排気装置では、スリット62,62を設けることにより、テールパイプカバー部40cの下面部40eに脆弱部を形成している。そして、第2テールパイプ36との接触により基端部62aから下面部40eを下方に容易に屈曲変形させることができる(図6参照)。これにより、テールパイプカバー部40cの奥側(車両後方)に挿入された第2テールパイプ36の先端部36aを車両下方へ逃がすことができる。
さらに、この実施形態の排気装置では、摺接面部37bの傾斜面と押圧部44の前面部42dの傾斜面とは、同一の車両後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜角度αで並行に対向して設けられている。このため、摺接面部37bに押圧部44が当接する際、摺接面部37bと押圧部44とは、面同士を接触させて広い面積で当接するため、荷重が集中する確率が低くなる。
したがって、押圧部44が摺接面部37bに摺接されてサイレンサ32を押し下げる際、抵抗が均質化される。よって、円滑に傾斜ブラケット部材37およびバルブカバー部材38を車両下方に滑落させることができる。
上述してきたように、この実施形態のハイブリッド車両10の排気装置では、排気フィニッシャ40が車両前方へ変位すると、第1テールパイプ34に当接して、第1テールパイプ34を車両下方に押下げる。これによりサイレンサ32は、車両下方に滑落する。
さらに、排気フィニッシャブラケット部材42は、排気フィニッシャ40の車両前方への変位に伴って押圧部44を第1テールパイプ34に当接する方向へ移動させる。
このため、車両後方から加わる荷重は、確実に排気フィニッシャブラケット部材42の押圧部44を介してサイレンサ32を押し下げて、滑落させる力となる。
また、排気フィニッシャブラケット部材42の押圧部44または第1テールパイプ34の摺接面部37bは、後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有している。
車両後方からの荷重入力により、排気フィニッシャ40が車両前方へ向けて変位すると、押圧部44は、傾斜ブラケット部材37に設けられた摺接面部37bに当接される。そして、押圧部44は、摺接面部37bに摺接されながら、この傾斜ブラケット部材37を介してバルブカバー部材38を車両下方に押下げる。
このため、確実に下向きの荷重をサイレンサ32に伝達して滑落させることができる。
さらに、第1テールパイプ34に設けられた後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面27bによって、車両後方からの荷重が加わると第1テールパイプ34が車両下方に押下げられる。
そして、排気フィニッシャ40が車両前方へ変位する際に、退避部60によって、内挿された第2テールパイプ36を車両下方へ逃がすことができる。
さらに、排気フィニッシャ40が車両前方へ変位する際に、脆弱部が第2テールパイプ36との接触により変形しながら、第2テールパイプ36を車両下方へ逃がすことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上述した実施形態は本発明を理解しやすく説明するために例示したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について削除し、若しくは他の構成の追加・置換をすることが可能である。上記実施形態に対して可能な変形は、例えば以下のようなものである。
この実施形態の車両後部構造では、バルブカバー部材38の後側面38bに傾斜ブラケット部材37を設けているが、特にこれに限らない。例えば、傾斜ブラケット部材37を用いずにバルブカバー部材38の後側面38bに直接、後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有する摺接面部を形成してもよい。
すなわち、車両前方への変位する排気フィニッシャブラケット部材42からの荷重入力を下向きに変更して第1テールパイプ34を押下げるものであればよい。
よって、摺接面部を構成する部材および部位の形状、数量、および材質が特に限定されるものではない。
また、排気フィニッシャブラケット部材42の形状についても側面視で台形形状に限らず、逆三角形、円形、半円形等、他の形状の傾斜ブラケット部材を用いてもよい。よって、第1テールパイプ34を押下げるものであれば、排気フィニッシャブラケット部材42を構成する部材の形状、数量、および材質が特に限定されるものではない。
たとえば、この実施形態では、図7に示すように傾斜ブラケット部材37に、所定の角度αにて後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を形成した摺接面部37bを設けている。また、この摺接面部37bと対向する押圧部44には、この摺接面部37bの所定の角度α(図7参照)と同じ角度αで傾斜している前面部42dを有する押圧部44が設けられている。
しかしながら、特にこれに限らず、たとえば摺接面部37bまたは押圧部44のうち、少なくとも何れか一方が傾斜していればよい。
すなわち、排気フィニッシャ40が車両前方へ変位した際に第1テールパイプ34を押下げるように摺接される双方の形状が規定されていればよい。このように、排気フィニッシャブラケット部材42および傾斜ブラケット部材37またはバルブカバー部材38の形状、数量、材質及び組み合わせが特に限定されるものではない。
また、この実施形態では、電気系部品としてのバッテリ22を有しているハイブリッド車両10を例示して説明してきたが特にこれに限らない。電気系部品としては、サイレンサ32の車両前方に配置される部品であれば、二次蓄電池に限定されるものではなく、例えばインバータ、コンバータ等の電気回路や、コンデンサ等の電気部品あるいは電子回路等、どのような構成の電気系部品であってもよい。さらに、車両としては、ハイブリッド車両10である必要はなく、例えばエンジンのみを駆動源とする車両等、消音システムを有する車両であればよい。
10 ハイブリッド車両(車両)
20 ハイブリッドシステム
22 バッテリ(電気系部品)
30 消音システム
32 サイレンサ
34 第1テールパイプ
36 第2テールパイプ
37b 摺接面部(傾斜面)
38c,39a 排気口
40 排気フィニッシャ
42 排気フィニッシャブラケット部材
42d 前面部(傾斜面)
44 押圧部
60 退避部
62 スリット(脆弱部)

Claims (6)

  1. 内燃機関の排気音を消音する消音システムを搭載する車両の排気装置であって、
    前記消音システムは、車両後部に位置するサイレンサと、
    前記サイレンサに接続された第1テールパイプと、
    前記第1テールパイプに隣接配置される第2テールパイプと、
    前記第2テールパイプに設けられる排気フィニッシャとを備え、
    前記排気フィニッシャは、車両前方へ変位した際に前記第1テールパイプを押下げる排気フィニッシャブラケット部材を有する、ことを特徴とする車両の排気装置。
  2. 前記排気フィニッシャブラケット部材は、前記排気フィニッシャの側面部に設けられるとともに、車両前後方向で前記第1テールパイプに対向する位置に押圧部を設けている、ことを特徴とする請求項1に記載の車両の排気装置。
  3. 前記排気フィニッシャブラケット部材または、前記第1テールパイプの少なくとも一方は、後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両の排気装置。
  4. 前記第1テールパイプの後側面側には、後方に向かうほどに下となるように傾斜する傾斜面を有する傾斜ブラケット部材が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両の排気装置。
  5. 前記排気フィニッシャは、前記第2テールパイプを内挿するとともに、該排気フィニッシャが車両前方へ変位する際に、該第2テールパイプを車両下方へ逃がす退避部を有する、ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の車両の排気装置。
  6. 前記退避部は、前記第2テールパイプとの接触により変形する脆弱部を含む、ことを特徴とする請求項5に記載の車両の排気装置。
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