JP2008190371A - 排気系のフィニッシャー構造 - Google Patents

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Mitsuru Oe
満 大江
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Abstract

【課題】 車両後部の衝突時に排気系全体が車両前方側へ押圧されるのを防止できると同時に衝突時の衝撃力を吸収して軽減できる排気系のフィニッシャー構造の提供。
【解決手段】 テールパイプ1に装着される排気系のフィニッシャー構造であって、テールパイプ1とフィニッシャー本体3とを蛇腹状のベローズ部材2を介して接続固定することにより、車両後部の衝突時に、該フィニッシャー本体3をテールパイプ1に対して車両前方側へ移動可能とした。
【選択図】 図1

Description

従来、排気系のテールパイプに装着されるフィニッシャー構造の技術が公知になっている(特許文献1、2参照)。
特開2005−9400号公報 特開2005−9399号公報
しかしながら、従来の発明にあっては、車両後部の衝突時に、衝突物がフィニッシャー本体に接触することにより、排気系全体がフィニッシャー本体を介して車両前方側へ押圧されるため、排気系の一部、例えば、テールパイプとメインマフラとの付け根に応力が集中し易いという問題点があった。
従って、上述した応力が集中し易い部位は特に剛性を上げて対応しなければならず、製造コストがアップしてしまう。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、車両後部の衝突時に排気系全体が車両前方側へ押圧されるのを防止できると同時に衝突時の衝撃力を吸収して軽減できる排気系のフィニッシャー構造を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、排気系のテールパイプに装着されるフィニッシャー構造であって、前記テールパイプとフィニッシャー本体とを蛇腹状のベローズ部材を介して接続固定することにより、車両後部の衝突時に、該フィニッシャー本体をテールパイプに対して車両前方側へ移動可能としたことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、排気系のテールパイプに装着されるフィニッシャー構造であって、前記テールパイプとフィニッシャー本体とを蛇腹状のベローズ部材を介して接続固定することにより、車両後部の衝突時に、該フィニッシャー本体をテールパイプに対して車両前方側へ移動可能としたため、車両後部の衝突時に排気系全体が車両前方側へ押圧されるのを防止できると同時に衝突時の衝撃力を吸収して軽減できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の排気系を示す全体図、図2は本実施例1の排気系のフィニッシャー構造を示す側面図、図3は本実施例1の排気系のフィニッシャー構造を示す側断面図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1に示すように、本実施例1の排気系では、エンジンa1、エキゾーストマニホールドa2、触媒コンバータa3、接続管a4、サブマフラa5、接続管a6、メインマフラa7を介して排気ガスが下流側へ流れるようになっており、このメインマフラa7から排気ガスを車両後方外部へ排出するためのテールパイプ1にベローズ部材2を介してフィニッシャー本体3が装着されている。
以下、フィニッシャー本体3の構造について詳述する。
図2、3に示すように、フィニッシャー本体3は、テールパイプ1の後端部1aの外周に当接した状態で配置される円筒状の直管部4と、この直管部4から車両後方側へ拡管してフレア加工により外側へ折り返された略円筒状の拡管部5が備えられている。
なお、拡管部5の詳細な部位の形状については適宜設定できる。
また、ベローズ部材2は略円筒状に形成される他、その後端部2aは直管部4の外周にその全周に亘って溶接X1で固定され、その中途部には複数の山部6aと谷部6bで構成される蛇腹状の波部6が形成され、その前端部2bはテールパイプ1の外周にその全周に亘って溶接X2で固定されている。
また、谷部6bとテールパイプ1の外周との間には、所定の隙間Hが設けられている。
なお、波部6の山部6aと谷部6bの形成数や詳細な部位の形状及び寸法等については適宜設定できる。
従って、フィニッシャー本体3は、ベローズ部材2を介してテールパイプ1に接続固定されている。
次に、作用を説明する。
このように構成されたテールパイプ1にフィニッシャー本体3を装着する際には、ベローズ部材2の後端部2aとフィニッシャー本体3を溶接X1で固定した後、ベローズ部材2の前端部2bをテールパイプ1の所定の外周位置に配置した状態として、溶接X2でこれら両者を固定する。
そして、車両後部の衝突時において、衝突物による衝撃力F(図2参照)がフィニッシャー本体3に対して入力された際には、ベローズ部材2の波部6が車両前方側へ縮むことにより、フィニッシャー本体3が直管部4をテールパイプ1の外周に摺動させながら車両前方側へ移動し、これによって、衝撃力Fが排気系全体に伝達されるのを防止できると同時に、ベローズ部材2の波部6によって衝撃力Fを吸収して軽減できる。
この際、直管部4がテールパイプ1の外周に摺動することにより、フィニッシャー本体3を直線的に車両前方側へ移動させることができる。
また、谷部6bとテールパイプ1との間の隙間Hにより、これら両者が接触するのを防止でき、直管部4の摺動抵抗が増大するのを防止できる。
なお、ベローズ部材2の波部6の縮み量(フィニッシャー本体3の移動量でもある)の寸法や形状については適宜設定できるが、ベローズ部材2の波部6の縮み量が限界に達する前に、図示を省略する車体後部のバンパが潰れて衝撃力Fを吸収するように設定することが好ましい。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の排気系のフィニッシャー構造にあっては、排気系のテールパイプ1に装着されるフィニッシャー構造であって、テールパイプ1とフィニッシャー本体3とを蛇腹状のベローズ部材2を介して接続固定することにより、車両後部の衝突時に、該フィニッシャー本体3をテールパイプ1に対して車両前方側へ移動可能としたため、車両後部の衝突時に排気系全体が車両前方側へ押圧されるのを防止できると同時に衝突時の衝撃力を吸収して軽減できる。
また、従来の発明にあっては、フィニッシャー本体が車両後部の衝突時に剛体として作用しないようにその搭載位置に制限が生じていたのに対し、図1に示すように、本発明ではフィニッシャー本体2をバンパD1内に組み込むことができる。
また、この際、フィニッシャー本体2における地面からの高さH1を従来よりも高くできるため、冠水時や積雪時等における排気系への水の進入を防止できる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、直管部4とテールパイプ1との間に金属製のメッシュ部材を介在させて摺動抵抗を少なくするようにしても良い。
本発明の実施例1の排気系を示す全体図である。 本実施例1の排気系のフィニッシャー構造を示す側面図である。 本実施例1の排気系のフィニッシャー構造を示す側断面図である。
符号の説明
a1 エキゾーストマニホールド
a2 触媒コンバータ
a3、a5 接続管
a4 サブマフラ
a6 メインマフラ
B1 バンパ
1 テールパイプ
1a 後端部
2 ベローズ部材
2a 後端部
2b 前端部
3 フィニッシャー本体
4 直管部
5 拡管部
6 波部
6a 山部
6b 谷部

Claims (1)

  1. 排気系のテールパイプに装着されるフィニッシャー構造であって、
    前記テールパイプとフィニッシャー本体とを蛇腹状のベローズ部材を介して接続固定することにより、車両後部の衝突時に、該フィニッシャー本体をテールパイプに対して車両前方側へ移動可能としたことを特徴とする排気系のフィニッシャー構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014171380A1 (ja) 2013-04-15 2014-10-23 ニチアス株式会社 マフラーカッター
JP2017219006A (ja) * 2016-06-09 2017-12-14 本田技研工業株式会社 排気装置
US11305629B2 (en) * 2018-09-27 2022-04-19 Subaru Corporation Vehicle

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