JP2017210045A - 車両床下構造及び鉄道車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバーが外板から外れることを低減する。【解決手段】鉄道車両1の下部2に設けられ、その外板12で鉄道車両1の床下機器34を覆う筐体11と、外板12に形成された開口部13と、開口部13を塞ぐように外板12に取付けられたカバー14と、カバー14に設けられ、カバー14の掛金取付部22に取り付けられた掛金23と、外板12に設けられ、カバー14が外板12から外れないように掛金取付部22から離隔した掛金23の掛金受当接部24に当接する掛金受25とを備えた車両床下構造10において、カバー14に対する外力Fによって掛金受25から掛金受当接部24を介して掛金23に作用する力に対して、変形抑制部材29が掛金受当接部24とは反対側から掛金23の変形抑制部材当接部28に当接することにより、掛金23の変形が抑制される。これにより、カバー14が外板12から外れることを低減することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両床下構造及び鉄道車両に関する。
下部に床下機器を配置した鉄道車両では、走行時における床下機器の保護の観点から、床下機器を覆う車両床下構造が適用される場合がある。このような車両床下構造としては、例えば、鉄道車両の下部に設けられ、その外板で鉄道車両の床下機器を覆う筐体と、床下機器の点検等のために筐体の外板に形成された開口部と、開口部を塞ぐように外板に開閉自在に取付けられたカバーとを備えた車両床下構造がある。例えば、特許文献1に記載の車両床下構造では、筐体の外板に設けられた掛金により、筐体の外板にカバーが取り付けられる。
特開平8−301106号公報
ところで、鉄道車両の中には、新幹線のように高速で走行する車両がある。高速で走行する鉄道車両が例えば積雪量の多い地域を走行する場合、走行中に氷塊が高速で巻き上げられることがある。この場合、上述した特許文献1の車両床下構造では、巻き上げられた氷塊が筐体の開口部に取り付けられたカバーに衝突すると、カバーに対する外力により掛金が変形し、カバーが筐体の外板から外れる可能性がある。
そこで本発明は、カバーが外板から外れることを低減することができる車両床下構造及び鉄道車両を提供することを目的とする。
本発明は、鉄道車両の下部に設けられ、その外板で鉄道車両の床下機器を覆う筐体と、外板に形成された開口部と、開口部を塞ぐように外板に取付けられたカバーと、外板及びカバーのいずれか一方に設けられ、外板及びカバーのいずれか一方の掛金取付部に取り付けられた掛金と、外板及びカバーのいずれか他方に設けられ、カバーが外板から外れないように掛金取付部から離隔した掛金の掛金受当接部に当接する掛金受と、カバーに対する外力によって掛金受から掛金受当接部を介して掛金に作用する力に対して、掛金受当接部とは反対側から掛金の変形抑制部材当接部に当接することにより、掛金の変形を抑制する変形抑制部材とを備えた車両床下構造である。
この構成によれば、鉄道車両の下部に設けられ、その外板で鉄道車両の床下機器を覆う筐体と、外板に形成された開口部と、開口部を塞ぐように外板に取付けられたカバーと、外板及びカバーのいずれか一方に設けられ、外板及びカバーのいずれか一方の掛金取付部に取り付けられた掛金と、外板及びカバーのいずれか他方に設けられ、カバーが外板から外れないように掛金取付部から離隔した掛金の掛金受当接部に当接する掛金受とを備えた車両床下構造において、カバーに対する外力によって掛金受から掛金受当接部を介して掛金に作用する力に対して、変形抑制部材が掛金受当接部とは反対側から掛金の変形抑制部材当接部に当接することにより、掛金の変形が抑制される。これにより、カバーが外板から外れることを低減することができる。
この場合、変形抑制部材当接部と掛金取付部との距離は、掛金受当接部と掛金取付部との距離に比べて短いことが好適である。
この構成によれば、変形抑制部材当接部と掛金取付部との距離は、掛金受当接部と掛金取付部との距離に比べて短いため、変形抑制部材が変形抑制部材当接部に当接した後の掛金の変形の中心点が掛金取付部から変形抑制部材当接部に移動するため、掛金の変形の中心点周りの掛金受当接部からの力のモーメントが減少し、より効果的に掛金の変形を抑制することができる。
また、カバーに対する外力によって掛金受から掛金受当接部を介して掛金に作用する力に対して、掛金が変形した後に、変形抑制部材は変形抑制部材当接部に当接することが好適である。
この構成によれば、掛金の変形が変形抑制部材により抑制される前に、掛金の変形によってカバーに対する外力が吸収されるため、掛金取付部に大きな外力が加わることにより掛金取付部が破損し、カバーが外板から外れることを低減することができる。
また、カバーに対する外力によって掛金受から掛金受当接部を介して掛金に作用する力に対して、掛金と掛金受とが互いに当接する方向における掛金の変形量は、掛金と掛金受とが互いに当接する方向における掛金取付部の変形量よりも大きいことが好適である。
この構成によれば、掛金の変形が変形抑制部材により抑制される前に、変形量が掛金取付部よりも大きい掛金によってカバーに対する外力が吸収されるため、掛金取付部に大きな外力が加わることにより掛金取付部が破損し、カバーが外板から外れることを低減することができる。
また、本発明は、上記本発明の車両床下構造を下部に備えた鉄道車両である。
本発明の車両床下構造及び鉄道車両によれば、カバーが外板から外れることを低減することができる。
実施形態に係る車両床下構造を適用した鉄道車両の底面図である。 図1の車両床下構造の平面図である。 図2のIII‐III線による断面図である。 (A)は図3の掛金及び掛金受の拡大図であり、(B)は(A)の掛金が変形した状態を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係る車両床下構造及び鉄道車両について、図面を用いて詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の鉄道車両1は、本実施形態の車両床下構造10を車輪5等が配置された下部2に備える。鉄道車両1は、例えば新幹線の車両であり、時速200kmを超える高速で長距離運行される車両である。鉄道車両1の下部には、電源装置、制御機器、バッテリ、インバータ装置、補助電源装置及び空気調和装置等の床下機器が車両台枠に吊り下げられた状態で組み付けられている。図2及び図3に示すように、車両床下構造10は、筐体11、開口部13、カバー14、掛金23、掛金受25及び変形抑制部材29を備える。車両床下構造10は、走行時における床下機器34の着雪等からの保護の観点から、床下機器を覆うように設けられている。
筐体11は、鉄道車両1の下部2に設けられ、その外板12で鉄道車両1の電源装置、制御機器、バッテリ、インバータ装置、補助電源装置及び空気調和装置等の床下機器34を覆う。筐体11は、例えばステンレス鋼等の金属によって形成されている。外板12は、例えば、床下機器34の下方を覆う底板であるが、床下機器34の側方を覆う側板を備えていてもよい。底板である外板12には、鉄道車両1の下方に開口した長方形状又は正方形状の開口部13が形成されている。開口部13は、床下機器34の点検等のために形成されている。
カバー14は、開口部13を平滑に塞ぐように外板12に取付けられている。カバー14は、例えばステンレス鋼等の金属によって形成され、開口部13の形状に対応した長方形状又は正方形状の板状の部材である。カバー14は、一方の端部15に、端部15の近傍の外板12に設けられた一つのヒンジ軸16に係合する一対のヒンジ軸係合部17を有している。外板12には、端部15の近傍に一対のヒンジ軸16が設けられており、カバー14は、一対のヒンジ軸16のそれぞれに係合する合計二対のヒンジ軸係合部17を有している。
外板12は、端部15の近傍に、一つのヒンジ軸16を支持する一対のヒンジ軸受部18を有している。外板12には、端部15の近傍に一対のヒンジ軸16が設けられており、外板12は、一対のヒンジ軸16のそれぞれを支持する合計二対のヒンジ軸受部18を有している。一対のヒンジ軸16、二対のヒンジ軸係合部17及び二対のヒンジ軸受部18は、一対のヒンジ機構19を形成する。一対のヒンジ機構19は、支持板取付金具21により端部15の近傍の外板12に取付けられたヒンジ機構支持板20によって支持されている。なお、図3においては、簡略化のため、支持板取付金具21の図示は省略されている。
カバー14は、ヒンジ機構19によりヒンジ軸16周りに回転動自在に取り付けられている。そのため、カバー14は、開口部13を開閉自在なように外板12に取付けられている。また、カバー14の表面が地面に平行な状態では、ヒンジ軸16とヒンジ軸係合部17とは互いに係合しているが、カバー14の表面が地面に対して20°〜90°の任意の角度を成す状態では、ヒンジ軸16からヒンジ軸係合部17を取り外すことが可能にされている。そのため、カバー14は、カバー14の表面が地面に対して20°〜90°の任意の角度を成す状態にされた後に、外板12から取り外すことが可能にされている。
図2、図3及び図4(A)に示すように、カバー14は、端部15の反対側の端部33に、端部33の近傍の外板12に設けられたカバー受金30に係合するカバー受金係合部31を有している。端部15において、カバー14はヒンジ機構19によりヒンジ軸16周りに回転動自在に取り付けられているため、カバー受金30及びカバー受金係合部31が無ければ、重力によりカバー14の端部33は下方に垂れ下がる。しかし、端部33において、カバー受金係合部31がカバー受金30に係合することにより、カバー14に重力以外の外力が作用しない状態では、カバー14は、カバー14の表面が地面に対して水平な状態に保たれる。
掛金23は、カバー14の端部33に設けられ、カバー14の端部33の掛金取付部22に取り付けられている。掛金取付部22はラッチ錠32により支持されている。端部33には、一対の掛金23、掛金取付部22及びラッチ錠32が設けられている。掛金23は、外板12、カバー14、掛金取付部22、掛金受25及び変形抑制部材29よりも変形し易い強度を有し、例えば、日本工業規格(JIS:Japanese Industrial Standards)により規定されるSUS304等のステンレス鋼により形成された平板状の部材である。掛金23は、掛金取付部22及びラッチ錠32により、図2の矢印に示すように掛金取付部22周りに回転動自在に取り付けられる。また、掛金23は、掛金取付部22及びラッチ錠32により、上方に付勢される。掛金取付部22及びラッチ錠32は、例えば、SUS304等のステンレス鋼により、掛金23よりも変形し難い強度に形成されている。
掛金受25は、外板12の端部33の近傍に設けられ、カバー14が外板12から外れないように掛金取付部22から離隔した掛金23の掛金受当接部24に上方から当接する。外板12の端部33の近傍には、一対の掛金23の掛金受当接部24のそれぞれに上方から当接する一対の掛金受25が設けられている。掛金受25は、例えば、SUS304等のステンレス鋼により、掛金23よりも変形し難い強度に形成されている。一対の掛金受25は、支持板取付金具27により端部33の近傍の外板12に取付けられた掛金受支持板26によって支持されている。なお、図3、図4(A)及び図4(B)においては、簡略化のため、支持板取付金具27の図示は省略されている。
掛金23と掛金受25とが互いに当接しているときは、掛金23は、掛金取付部22及びラッチ錠32により掛金受25の側に付勢されつつ、掛金受25に係合している。掛金23が掛金受25に係合している状態では、カバー14がヒンジ軸16周りに下方に垂れ下がる方向の動作はカバー受金30及びカバー受金係合部31により制限され、カバー14がヒンジ軸16周りに上方に跳ね上がる方向の動作は掛金23及び掛金受25により制限される。このため、掛金23が掛金受25に係合している状態では、カバー14が開口部13を常に塞ぐようにロックされる。
上述したように、掛金23は、カバー14の下方からレンチ等を用いて掛金取付部22周りに回転動可能となっている。図2に矢印でしめすように、掛金23が掛金受25に係合している状態から、掛金23が90°程度の角度に回転動させられると、掛金23が掛金受25から外れ、カバー14のロックが解除される。カバー14のロックが解除された状態では、カバー14がヒンジ軸16周りに下方に垂れ下がる方向の動作はカバー受金30及びカバー受金係合部31により制限されるが、カバー14がヒンジ軸16周りに上方に跳ね上がる方向の動作は制限されない。このため、カバー14のロックが解除された状態では、カバー14は開口部13に対して開閉自在である。
図2、図3及び図4(A)に示すように、変形抑制部材29は、カバー14に対する外力によって掛金受25から掛金受当接部24を介して掛金23に作用する力に対して、掛金受当接部24とは反対側から掛金23の変形抑制部材当接部28に当接することにより、掛金23の変形を抑制する。変形抑制部材29は、一対の掛金23のそれぞれに対応して、カバー14の端部33に一対設けられている。変形抑制部材29は、カバー14の端部33にネジ、ボルト及びナット等により着脱自在に取り付けられるL字状金具である。変形抑制部材29は、例えば、SUS304等のステンレス鋼等により、掛金23よりも変形し難い強度に形成されている。変形抑制部材29は、既存の鉄道車両や車両床下構造に取付けることができる。
図4(A)に示すように、変形抑制部材当接部28と掛金取付部22との距離dは、掛金受当接部24と掛金取付部22との距離dに比べて短くされている。また、掛金23と掛金受25とが互いに当接し、掛金23が掛金受25に係合している状態では、変形抑制部材当接部28と変形抑制部材29とは互いに接触せずに離隔した状態にされている。
以下、本実施形態の車両床下構造10の作用について説明する。例えば、鉄道車両1が積雪量の多い地域を高速で走行し、巻き上げられた氷塊が筐体11の開口部13に取り付けられたカバー14に衝突した場合を想定する。この場合、カバー14に強い外力Fが加わる。カバー14に対する外力Fによって掛金受25から掛金受当接部24を介して掛金23に作用する力に対して、掛金23が変形した後に、変形抑制部材29は変形抑制部材当接部28に当接する。
また、カバー14に対する外力Fによって掛金受25から掛金受当接部24を介して掛金23に作用する力に対して、掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向における掛金23の変形量δは、掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向における掛金取付部22の変形量δよりも大きい。
なお、掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向とは、例えば、掛金23の変形前における掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向を意味し、図4(B)の例では、破線で示される変形前の平板状の掛金23の表面に垂直な方向を意味する。また、掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向における掛金23の変形量δとは、例えば、掛金23の変形前における掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向において、掛金23の掛金取付部22により取り付けられた部位を基準とした変位が最も大きい部位の変位量を意味する。掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向における掛金取付部22の変形量δとは、掛金23の変形前における掛金23と掛金受25とが互いに当接する方向において、掛金23の変形の前後における掛金取付部22が掛金23を取付けている位置の変位量を意味する。
本実施形態では、鉄道車両1の下部2に設けられ、その外板12で鉄道車両1の床下機器34を覆う筐体11と、外板12に形成された開口部13と、開口部13を塞ぐように外板12に取付けられたカバー14と、カバー14に設けられ、カバー14の掛金取付部22に取り付けられた掛金23と、外板12に設けられ、カバー14が外板12から外れないように掛金取付部22から離隔した掛金23の掛金受当接部24に当接する掛金受25とを備えた車両床下構造10において、カバー14に対する外力Fによって掛金受25から掛金受当接部24を介して掛金23に作用する力に対して、変形抑制部材29が掛金受当接部24とは反対側から掛金23の変形抑制部材当接部28に当接することにより、掛金23の変形が抑制される。これにより、カバー14が外板12から外れることを低減することができる。
また、本実施形態では、変形抑制部材当接部28と掛金取付部22との距離dは、掛金受当接部24と掛金取付部22との距離dに比べて短いため、変形抑制部材29が変形抑制部材当接部28に当接した後の掛金23の変形の中心点が掛金取付部22から変形抑制部材当接部28に移動するため、掛金23の変形の中心点周りの掛金受当接部24からの力のモーメントが減少し、より効果的に掛金23の変形を抑制することができる。
また、本実施形態では、掛金23の変形が変形抑制部材29により抑制される前に、掛金23の変形によってカバー14に対する外力Fが吸収されるため、掛金取付部22に大きな外力Fが加わることにより掛金取付部22が破損し、カバー14が外板12から外れることを低減することができる。
また、本実施形態では、掛金23の変形が変形抑制部材29により抑制される前に、掛金取付部22の変形量δよりも大きい変形量δの掛金23によってカバー14に対する外力Fが吸収されるため、掛金取付部22に大きな外力Fが加わることにより掛金取付部22が破損し、カバー14が外板12から外れることを低減することができる。
また、本実施形態の車両床下構造10は、既存の鉄道車両の車両床下構造に変形抑制部材29を取付けるだけで実現でき、実施が極めて容易である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。例えば、上記実施形態では、カバー14によって塞がれる開口部13が底板である外板12に形成されている例を中心に説明したが、例えば、開口部13は側板である外板12に形成されていてもよい。また、上記実施形態では、カバー14に掛金23が設けられ、外板12に掛金受25が設けられている例を中心に説明したが、カバー14に掛金受25が設けられ、外板12に掛金23が設けられ、外板12の掛金取付部22に掛金23が取り付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、変形抑制部材当接部28と掛金取付部22との距離dは、掛金受当接部24と掛金取付部22との距離dに比べて短い例を中心に説明したが、状況によっては、変形抑制部材当接部28と掛金取付部22との距離dは、掛金受当接部24と掛金取付部22との距離d以上でもよい。また、上記実施形態では、カバー14に対する外力Fによって掛金受25から掛金受当接部24を介して掛金23に作用する力に対して、掛金23が変形した後に、変形抑制部材29は変形抑制部材当接部28に当接する例を中心に説明したが、状況によっては、カバー14に対する外力Fによって掛金受25から掛金受当接部24を介して掛金23に作用する力に対して、掛金23が変形する前から、変形抑制部材29は変形抑制部材当接部28に当接してもよい。
1…鉄道車両、2…下部、5…車輪、10…車両床下構造、11…筐体、12…外板、13…開口部、14…カバー、15…端部、16…ヒンジ軸、17…ヒンジ軸係合部、18…ヒンジ軸受部、19…ヒンジ機構、20…ヒンジ機構支持板、21…支持板取付金具、22…掛金取付部、23…掛金、24…掛金受当接部、25…掛金受、26…掛金受支持板、27…支持板取付金具、28…変形抑制部材当接部、29…変形抑制部材、30…カバー受金、31…カバー受金係合部、32…ラッチ錠、33…端部、34…床下機器、F…外力、d,d…距離、δ,δ…変形量。

Claims (5)

  1. 鉄道車両の下部に設けられ、その外板で前記鉄道車両の床下機器を覆う筐体と、
    前記外板に形成された開口部と、
    前記開口部を塞ぐように前記外板に取付けられたカバーと、
    前記外板及び前記カバーのいずれか一方に設けられ、前記外板及び前記カバーのいずれか一方の掛金取付部に取り付けられた掛金と、
    前記外板及び前記カバーのいずれか他方に設けられ、前記カバーが前記外板から外れないように前記掛金取付部から離隔した前記掛金の掛金受当接部に当接する掛金受と、
    前記カバーに対する外力によって前記掛金受から前記掛金受当接部を介して前記掛金に作用する力に対して、前記掛金受当接部とは反対側から前記掛金の変形抑制部材当接部に当接することにより、前記掛金の変形を抑制する変形抑制部材と、を備えた車両床下構造。
  2. 前記変形抑制部材当接部と前記掛金取付部との距離は、前記掛金受当接部と前記掛金取付部との距離に比べて短い、請求項1に記載の車両床下構造。
  3. 前記カバーに対する外力によって前記掛金受から前記掛金受当接部を介して前記掛金に作用する力に対して、前記掛金が変形した後に、前記変形抑制部材は前記変形抑制部材当接部に当接する、請求項1又は2に記載の車両床下構造。
  4. 前記カバーに対する外力によって前記掛金受から前記掛金受当接部を介して前記掛金に作用する力に対して、前記掛金と前記掛金受とが互いに当接する方向における前記掛金の変形量は、前記掛金と前記掛金受とが互いに当接する方向における前記掛金取付部の変形量よりも大きい、請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両床下構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両床下構造を下部に備えた鉄道車両。
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