JP2017209175A - 洗濯機 - Google Patents

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政弘 寺西
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【課題】蓋の本体部を構成する樹脂部材に当該樹脂部材とは熱変形率が異なる面状部材を両面粘着テープにより貼り付ける構成において、樹脂部材から面状部材が剥離してしまうことを回避することができる洗濯機を提供する。【解決手段】本実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体と、洗濯機本体に設けられた洗濯物出入用の開口部と、開口部を開閉する蓋と、蓋の本体部を構成する樹脂部材と、樹脂部材とは異なる熱変形率を有する面状部材と、面状部材を樹脂部材に貼り付ける両面粘着テープと、を備え、両面粘着テープは、変形可能な変形可能部と、変形可能部の両面に設けられ、粘着性を有する粘着部と、を備える。【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、洗濯機本体に設けられた洗濯物出入用の開口部を開閉する蓋に、平面状のガラス面材を備える洗濯機が考えられている。ユーザの目に触れやすい蓋にガラス面材を備えた洗濯機によれば、洗濯機全体としての意匠性の向上を図ることができる。
特許第4719433号公報
しかし、従来の洗濯機は、蓋の本体部を構成する樹脂部材にガラス面材を両面粘着テープにより貼り付ける構成である。即ち、樹脂部材に、当該樹脂部材とは異なる熱変形率を有するガラス面材を貼り付ける構成である。そのため、両部材の熱変形率の違いから、洗濯機の設置場所の温度変化や運転条件による温度変化などにより両部材が異なる変形量で変形する。このように蓋を構成する樹脂部材およびガラス面材が相互に異なる変形量で変形すると、両部材を貼り合わせている両面粘着テープの接着面に大きなせん断力が生じ、樹脂部材からガラス面材が剥離してしまう。なお、熱変形とは、熱による部材の収縮および熱による部材の膨張の双方を含む。
そこで、蓋の本体部を構成する樹脂部材に当該樹脂部材とは熱変形率が異なる面状部材を両面粘着テープにより貼り付ける構成において、樹脂部材から面状部材が剥離してしまうことを回避することができる洗濯機を提供する。
本実施形態に係る洗濯機は、洗濯機本体、洗濯物出入用の開口部、蓋、樹脂部材、面状部材、両面粘着テープを備える。洗濯物出入用の開口部は、洗濯機本体に設けられている。蓋は、開口部を開閉する。樹脂部材は、蓋の本体部を構成する。面状部材は、樹脂部材とは異なる熱変形率を有する。両面粘着テープは、面状部材を樹脂部材に貼り付ける。そして、両面粘着テープは、変形可能な変形可能部と、変形可能部の両面に設けられ、粘着性を有する粘着部と、を備える。
本実施形態に係る洗濯機の構成例を示すものであり、蓋が閉じられた閉状態を示す洗濯機の斜視図 本実施形態に係る洗濯機の構成例を示すものであり、蓋が開いた開状態を示す洗濯機の斜視図 閉状態における洗濯機の側面図 折り畳まれていない状態における蓋を表面側から見た斜視図 折り畳まれていない状態における蓋を裏面側から見た斜視図 蓋の本体部の構成例を示す分解斜視図 両面粘着テープの構成例を示す断面図 変形例を示すものであり、蓋の本体部の構成例を示す分解斜視図
以下、洗濯機に係る一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1から図3に例示する洗濯機1は、洗濯槽の回転軸が縦方向であるいわゆる縦軸型の洗濯機であり、洗濯機本体2の上部に、矩形板状の蓋3を備える。蓋3の左右方向の幅は、洗濯機本体2の左右方向の幅とほぼ同じ寸法となっている。なお、以下、「ほぼ同じ寸法」とは、両者が完全に一致する寸法である場合を含み、また、両者の寸法が同一と見做せるほど僅かに異なる場合も含む。
洗濯機本体2は、例えば鋼板により構成される矩形箱状の外箱4と、例えば合成樹脂により構成されるトップカバー5と、を備える。トップカバー5は、外箱4の上部に設けられている。即ち、トップカバー5は、洗濯機本体2の上部を構成する。外箱4の内部には、洗濯水を溜める図示しない水槽が弾性吊持機構により弾性的に支持されている。そして、図2に例示するように、この水槽の内部には、洗濯物が収容される洗濯槽6が回転可能に設けられている。洗濯槽6の回転軸は、洗濯機本体2の上下方向に延びる縦軸である。
トップカバー5は、下面が開口し、上面が前方に向けて下降傾斜する薄形の中空箱状をなす。トップカバー5の中央部には、洗濯槽6の上方に位置して、洗濯物出入用の開口部7が設けられている。開口部7は、前側が円弧状に開口し、後側が矩形状に開口する。開口部7は、前面部および側面部が下方ほど開口部7内側に向かうように傾斜しており、これにより、開口部7は、下方ほど開口面積が小さくなっている。また、開口部7は、後面部が垂直な壁部となっている。開口部7の後面部の左右方向の中央部には、洗剤類が投入される洗剤類ケース8が設けられている。洗剤類ケース8は、洗濯機1の前後方向に沿って出し入れ可能に設けられている。この場合、図3に例示するように、トップカバー5の上面は前方に向けて下降傾斜している。そのため、開口部7の深さは、前側よりも後側の方が深い。
開口部7を開閉する蓋3は、トップカバー5の上面において前後方向に回動可能に設けられている。後述するように、トップカバー5の上面は、段差の無い平面状に構成される。蓋3の基端部には、左右方向に延びる回動軸部9が設けられている。回動軸部9は、洗濯機本体2に対し、蓋3を回動可能に支持するものである。回動軸部9は、蓋3の基端部において当該蓋3の左右方向に延びるほぼ円筒状をなしている。
一方、トップカバー5の上部において開口部7の後面部の直上となる部分には、トップカバー5の左右方向に延びる凹部10が設けられている。凹部10は、円筒状の回動軸部9の形状に対応するように断面円弧状に窪んだ形状となっている。凹部10の左右方向の幅は、トップカバー5の左右方向の幅、換言すれば洗濯機本体2の左右方向の幅とほぼ同じ寸法となっている。従って、凹部10は、その左右方向の両端部が塞がれておらず、洗濯機本体2の側方に向けて露出した構成となっている。そして、蓋3の回動軸部9は、洗濯機本体2側の凹部10に収容される。これにより、蓋3は、洗濯機本体2の上部に回動可能に支持される。
トップカバー5の上部、換言すれば洗濯機本体2の上部には、開口部7を閉じた状態の蓋3を支持する蓋支持部11が設けられている。蓋支持部11は、開口部7の周囲において平面状に設けられている。この場合、蓋支持部11は、開口部7の前端部を除いて当該開口部7の周囲を囲むように形成されている。
また、トップカバー5の前部の上部、換言すれば洗濯機本体2の前部の上部には、洗濯機1に各種の操作を入力するための操作パネル12が設けられている。操作パネル12は、蓋支持部11の前部において当該蓋支持部11に連続するように設けられている。蓋支持部11の上面と操作パネル12の上面は、面一となっている。これにより、開口部7の周囲は、蓋支持部11の上面と操作パネル12の上面とからなる、段差の無い連続した平面部によって囲まれた状態となっている。操作パネル12の後部の中央部には、開口部7の前側の開口形状に沿って円弧状に窪む窪み部13が設けられている。
図4および図5にも例示するように、蓋3は、いわゆる2つ折り式の構成となっており、本体部21および先端部22を備える。蓋3の本体部21は、樹脂部材23と面状部材24を備えた構成である。樹脂部材23は、蓋3の裏面側部分を構成する部材であり、例えば耐薬品性および強度が高い結晶性の合成樹脂材料により構成されている。結晶性の樹脂材料は、例えばポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアセタール樹脂などである。樹脂部材23は、蓋3の本体部21の裏面、つまり、開口部7側の面を構成する。蓋3の本体部21の裏面は、図1および図3に例示するように当該蓋3が開口部7を閉じた閉状態においては下面となり、図2に例示するように当該蓋3が開口部7を開いた開状態においては前面となる面である。
樹脂部材23の左右方向の両端部には、傾斜面部23aが設けられている。傾斜面部23aは、蓋3の本体部21の左右方向の両端部を構成する。傾斜面部23aが傾斜していることにより、蓋3の本体部21の左右方向の両端部は、いわゆる面取りされた状態となる。また、樹脂部材23の先端部側には、先端部22を回動可能に支持するための先端部支持部23bが設けられている。また、図6に例示するように、樹脂部材23の中央部51には、当該樹脂部材23を平坦に保つための複数の補強リブ52が設けられている。また、樹脂部材23の中央部51を除く端部53は、平面状に構成されている。
面状部材24は、蓋3の表面側部分を構成する部材であり、例えば厚み5mm程度の硬質ガラス板により構成され、矩形の薄板状をなしている。面状部材24は、着色されていてもよいし、透明であってもよい。蓋3の表面側部分を構成する面状部材24を例えばねじなどの固定部材により固定すると、蓋3の表面において、その固定部材が目立ってしまい美観を損ねる。そのため、面状部材24は、樹脂部材23の上面に、複数、この場合、4本の両面粘着テープ26を介して貼り付けられる。両面粘着テープ26は、蓋3を構成する樹脂部材23の上面の端部53において、樹脂部材23と面状部材24とが対向する部分に配置されている。即ち、両面粘着テープ26は、補強リブ52が設けられている樹脂部材23の中央部51を囲むようにして断続的に矩形状を形成するように配置されている。
そして、樹脂部材23に樹脂部材23を介して貼り付けられた面状部材24の先端部は、抑え部材27により抑えられる。抑え部材27の左右方向の幅は、本体部21の左右方向の幅とほぼ同じ寸法となっている。面状部材24は、蓋3の本体部21の表面を構成する。蓋3の本体部21の表面は、図1および図3に例示するように当該蓋3が開口部7を閉じた閉状態においては上面となり、図2に例示するように当該蓋3が開口部7を開いた開状態においては後面となる面である。
蓋3の先端部22は、本体部21よりも小さい矩形板状をなしている。蓋3の先端部22の左右方向の幅は、蓋3の本体部21の左右方向の幅とほぼ同じ寸法である。蓋3の先端部22は、裏面側部材31と表面側部材32を備える。裏面側部材31は、本体部21の樹脂部材23と同様に、例えば結晶性の合成樹脂材料により構成されている。裏面側部材31の左右方向の両端部には、傾斜面部31aが設けられている。傾斜面部31aは、蓋3の先端部22の左右方向の両端部を構成する。傾斜面部31aが傾斜していることにより、蓋3の先端部22の左右方向の両端部は、いわゆる面取りされた状態となる。
表面側部材32は、例えば合成樹脂材料により構成されている。表面側部材32を構成する合成樹脂材料は、結晶性の合成樹脂材料であってもよいし、それ以外の合成樹脂材料であってもよい。また、表面側部材32には、ユーザが蓋3を開閉する際に手指を掛けるための手掛部33が設けられている。
蓋3の先端部22は、裏面側部材31と表面側部材32とを組み合わせた構成である。蓋3の先端部22は、その基端部が本体部21の先端部支持部23bに回動可能に支持される。蓋3の裏面側部材31は、蓋3の先端部22の裏面、つまり、開口部7側の面を構成する。蓋3の先端部22の裏面は、図1および図3に例示するように当該蓋3が開口部7を閉じた閉状態においては下面となり、図2に例示するように当該蓋3が開口部7を開いた開状態においては本体部21の裏面に向かい合う面である。
即ち、この場合、蓋3は、本体部21および先端部22という2つの独立した部位からなる、いわゆる折り畳み式の蓋構造となっている。よって、蓋3が開口部7を閉じる閉状態においては、図1および図3に例示するように、蓋3の本体部21および先端部22は面一な板状態となり、この状態で開口部7を閉じる。一方、蓋3が開口部7を開く開状態においては、図2に例示するように、蓋3の本体部21は、凹部10上においてほぼ上下方向に立った状態となり、蓋3の先端部22は、その本体部21の上端から下方に向かって折り畳まれた状態となる。即ち、蓋3は、本体部21の樹脂部材23と先端部22の裏面側部材31とが向き合った状態となる。
図5に例示するように、蓋3の裏面には、凸部41が設けられている。この凸部41は、開口部7の開口形状に対応して、先端部22側である先端側が円弧状に形成され、本体部21側である基端側がほぼ矩形状に形成されている。蓋3が開口部7を閉じた状態においては、この凸部41が開口部7に嵌り込む。これにより、洗濯機本体2内部からの音漏れを防止することができ、また、開口部7から洗濯機本体2内部への埃などの異物の侵入を防止することができる。
次に、両面粘着テープ26の構成例について説明する。図7に例示するように、両面粘着テープ26は、変形可能な変形可能部26a、および、この変形可能部26aの両面に設けられた粘着性を有する粘着部26b、を備える。変形可能部26aは、例えばアクリルフォームなどの発泡性を有する樹脂材料により構成されており、伸縮性や弾力性を有し、外力が与えられると変形可能となっている。また、このような発泡性の樹脂材料により構成される変形可能部26aは、ある程度の厚みを有し、クッション性も備えている。粘着部26bは、例えばアクリル系の粘着剤で構成されている。
本実施形態に係る洗濯機1によれば、蓋3の本体部21を構成する樹脂部材23に当該樹脂部材23とは熱変形率が異なる面状部材24を両面粘着テープ26により貼り付ける構成において、両面粘着テープ26は、変形可能な変形可能部26aの両面に粘着部26bを備える構成となっている。そのため、樹脂部材23および面状部材24の熱変形率の違いから両面粘着テープ26の接着面に大きなせん断力が生じたとしても、その作用を、変形可能な変形可能部26aに吸収することができ、樹脂部材23から面状部材24が剥離してしまうことを回避することができる。
また、洗濯機1によれば、変形可能部26aは、発泡性の樹脂材料により構成されているので、外力に対する変形能力が高い。従って、樹脂部材23および面状部材24の熱変形率の違いから両面粘着テープ26の接着面に大きなせん断力が生じた場合に、そのせん断力を十分に吸収することができ、樹脂部材23から面状部材24が剥離してしまうことを一層回避することができる。
また、洗濯機1によれば、樹脂部材23は、結晶性の樹脂材料により構成されているので、例えば耐薬品性および強度が高い。そのため、蓋3の本体部21に溶剤亀裂、いわゆるソルベントクラックが発生してしまうことを防止することができる。また、強度の高い本体部21を実現することができ、蓋3を開閉する際の衝撃に強い構造を実現することができる。
また、洗濯機1によれば、両面粘着テープ26は、蓋3の本体部21の端部53において樹脂部材23と面状部材24とが対向する部分に配置されている。即ち、蓋3の本体部21の中央部51に両面粘着テープ26を配置しなくとも、樹脂部材23に面状部材24を強固に貼り付けることができるため、本体部21の中央部51に、例えば補強リブ52を設けることができる。
なお、図8に例示するように、樹脂部材23の中央部51に、当該樹脂部材23を貫通する開口部61を設け、面状部材24は、この開口部61に対向する部分の全部または一部に透明部62を有する構成としてもよい。この構成によれば、ユーザは、蓋3に設けられた透明部62を介して、洗濯機1の内部、つまり、洗濯槽6の内部の状況を確認することができる。
なお、洗濯機1は、いわゆる2つ折り式の蓋3ではなく、一枚の矩形板状の蓋を備える構成としてもよい。この場合も、蓋の本体部を構成する樹脂部材に対し面状部材を両面粘着テープ26により貼り付けることで、樹脂部材から面状部材が剥離してしまうことを回避することができる。なお、本体部21および先端部22を備える、いわゆる2つ折り式の蓋3においては、蓋3全体としてみると、両面粘着テープ26は、蓋3の端部には配置されていない。2つ折り式の蓋3においては、両面粘着テープ26は、蓋3のうち面状部材24が取り付けられる本体部21の端部に配置されている。即ち、本実施形態における「蓋の端部」とは、蓋のうち面状部材が取り付けられる部分の端部と定義することができる。
また、面状部材24は、蓋の表面をガラスの板材ではなく、例えば、アクリルなどの樹脂材料やステンレスなどの金属材料からなる部材により構成してもよい。なお、アクリルは、樹脂部材23に比べ熱変形率が若干低い材料であるが、ガラスやステンレスは、アクリルよりもさらに熱変形率が低い材料である。また、樹脂部材23を構成する樹脂材料は、熱変形率が比較的高い材料、少なくとも面状部材24を構成する材料よりは熱変形率が高い材料である。また、両面粘着テープ26を構成する発泡性の変形可能部26aは、例えば、ウレタンフォームやポリエチレンフォームにより構成してもよい。
また、両面粘着テープ26は、樹脂部材23の左右方向の端部53または前後方向の端部53のみに備える構成としてもよい。また、両面粘着テープ26は、樹脂部材23の中央部51を囲む1つの枠状の構成であってもよい。即ち、両面粘着テープ26の配置態様は、樹脂部材23から面状部材24が剥がれてしまうことを抑止できる態様であれば、適宜変更して実施することができる。
本実施形態に係る洗濯機によれば、蓋の本体部を構成する樹脂部材に当該樹脂部材とは熱変形率が異なる面状部材を両面粘着テープにより貼り付ける構成において、両面粘着テープは、変形可能な変形可能部の両面に粘着部を備える構成となっている。この構成によれば、樹脂部材および面状部材の熱変形率の違いから両面粘着テープの接着面に作用するせん断力を変形可能部により吸収することができ、樹脂部材から面状部材が剥離してしまうことを回避することができる。
なお、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機、2は洗濯機本体、3は蓋、7は洗濯物出入用の開口部、23は樹脂部材、24は面状部材、26は両面粘着テープ、26aは変形可能部、26bは粘着部、52は補強リブ、61は開口部、62は透明部を示す。

Claims (6)

  1. 洗濯機本体と、
    前記洗濯機本体に設けられた洗濯物出入用の開口部と、
    前記開口部を開閉する蓋と、
    前記蓋の本体部を構成する樹脂部材と、
    前記樹脂部材とは異なる熱変形率を有する面状部材と、
    前記面状部材を前記樹脂部材に貼り付ける両面粘着テープと、を備え、
    前記両面粘着テープは、
    変形可能な変形可能部と、
    前記変形可能部の両面に設けられ、粘着性を有する粘着部と、
    を備える洗濯機。
  2. 前記変形可能部は、発泡性の樹脂材料により構成されている請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記樹脂部材は、結晶性の樹脂材料により構成されている請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記両面粘着テープは、前記蓋の端部において前記樹脂部材と前記面状部材とが対向する部分に配置されている請求項1から3の何れか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記樹脂部材は、中央部に、当該樹脂部材を平坦に保つための補強リブを備える請求項1から4の何れか1項に記載の洗濯機。
  6. 前記樹脂部材は、中央部に、当該樹脂部材を貫通する開口部を有し、
    前記面状部材は、前記開口部に対向する部分の少なくとも一部に透明部を有する請求項1から5の何れか1項に記載の洗濯機。
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