JP2021058415A - 洗濯機 - Google Patents

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拓也 小山
Takuya Koyama
拓也 小山
義徳 宗野
Yoshinori Muneno
義徳 宗野
正人 二宮
Masato Ninomiya
正人 二宮
丈 曽我
Jo Soga
丈 曽我
晃太 三谷
Kota Mitani
晃太 三谷
大輔 仲原
Daisuke Nakahara
大輔 仲原
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

【課題】投入口を大きく確保しつつ、使い勝手を向上し、さらには振動に対する安定性を向上することが可能な洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯槽を収容する筐体4と、筐体4の上部の洗濯物投入口を開閉する外蓋5と、外蓋5を開く方向に付勢する付勢部材と、を備える。外蓋5は、前側蓋51と後側蓋52とを備えて構成されている。前側蓋51は、樹脂製であって、前記蓋を開閉する際の取っ手53を備える。後側蓋52は、ガラス製であって、回路基板を有する操作パネル54が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機に関する。
特許文献1には、1枚もののガラス製の蓋を備え、トップパネル(上板)の手前にコントロールパネル(操作パネル)が設けられた洗濯機が記載されている。特許文献2には、前側が樹脂、後側がガラスで形成された蓋を備え、トップパネルにコントロールパネル(操作パネル)が設けられた洗濯機が記載されている。
特開2017−148647号公報 特開2017−169831号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものは、洗濯機の上方に乾燥機を設置する場合、蓋を開けたときに乾燥機と干渉するおそれがあり、また背の低いユーザにおいては蓋の取っ手に手が届かなくなり、使い勝手が損なわれる課題がある。
また、特許文献1および特許文献2に記載のものは、操作パネルを洗濯機のトップパネルに設けるため、洗濯物を投入する投入口が小さくなる。また、特許文献2において、投入口を大きくするために、仮に前側の蓋に操作パネルを搭載すると、蓋の前側が重くなり、蓋を開ける際のユーザの負荷が大きくなり、使い勝手が悪くなる課題がある。また、前側の蓋に操作パネルを搭載すると、操作パネルと洗濯機本体の制御基板とを接続する配線の引き回しが前後の蓋のヒンジを介するため、断線のリスクが高くなる課題がある。また、前側の蓋に操作パネルを搭載すると、前側の蓋が重くなり、蓋を全開にした際の振動に対する安定性が損なわれる課題がある。
本発明は、前記した従来の課題を解決するものであり、投入口を大きく確保しつつ、使い勝手を向上し、さらには振動に対する安定性を向上することが可能な洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、洗濯槽を収容する筐体と、前記筐体の上部の洗濯物投入口を開閉する蓋と、前記蓋を開く方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記蓋は、前側蓋と後側蓋とを備えて構成され、前記前側蓋は、樹脂製であって、前記蓋を開閉する際に操作される取っ手を備え、前記後側蓋は、ガラス製であって、回路基板を有する操作パネルが設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、投入口を大きく確保しつつ、使い勝手を向上し、さらには振動に対する安定性を向上することが可能な洗濯機を提供できる。
本実施形態の洗濯機を示す外観斜視図である。 本実施形態の洗濯機の内部構成を示す概略図である。 外蓋の裏側を示す斜視図である。 外蓋を二つ折りにして開いた状態を示す斜視図である。 図4の外蓋を示す拡大図である。 操作パネルを示す分解斜視図である。 図5のA方向矢視図である。 図1のVIII−VIII線断面図である。 図1のIX−IX線断面図である。 本実施形態の洗濯機の外蓋および内蓋を開けた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態の縦型洗濯機について、適宜図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態の洗濯機1として、例えば、洗濯(洗い)、すすぎ、脱水機能を有する縦型の全自動洗濯機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、前後上下左右の方向は図1に示す前後上下左右の方向を基準とする。
図1は、本実施形態の洗濯機を示す外観斜視図である。
図1に示すように、洗濯機1は、洗濯槽を収容する筐体4と、筐体4の上部に設けられる外蓋(蓋)5と、を備えている。
筐体4は、前後左右に配置される四角筒状に形成された鋼板製の枠体4aと、この枠体4aの下部に設けられる合成樹脂製のベース4bと、枠体4aの上部に設けられる合成樹脂製のトップカバー(上板)4cと、を備えて構成されている。なお、図示していないが、筐体4の内部は、補強部材を用いて筐体4が補強されている。また、ベース4bは、内部に格子状のリブなどによって補強されている。
トップカバー4cの前側には、電源ON/OFFおよび一時停止の操作スイッチ6が設けられている。また、トップカバー4cの後側には、水道栓(不図示)と接続されるホース(不図示)が接続される接続口7aと、風呂の残り湯をくみ上げるポンプ(不図示)と接続されるホース(不図示)が接続される接続口7bと、が設けられている。
外蓋(蓋)5は、手前側(前側)に位置する前側蓋51と、奥側(後側)に位置する後側蓋52と、を組み合わせて構成されている。前側蓋51は、後側蓋52よりも、前後方向の幅が短く形成されている。また、前側蓋51と後側蓋52は、左右方向の幅は同じである。また、前側蓋51は、合成樹脂製の部材で形成されている。後側蓋52は、表面がガラス板(強化ガラス)52aを含んで構成されている。
また、前側蓋51には、外蓋5を開閉する際に、手を掛ける取っ手53が形成されている。この取っ手53は、前側蓋51の後寄りに凹部53aを有している。
また、後側蓋52には、タッチ操作式の操作パネル54が設けられている。この操作パネル54は、例えば静電容量式であり、後側蓋52の前寄りに配置されている。これにより、操作パネル54を後側蓋52に搭載したとしても、使い勝手が損なわれるのを抑制している。
また、後側蓋52は、ガラス板52aの裏面側が合成樹脂製のベース部材52bに保持されている。このベース部材52bは、ガラス板52aの前端縁部と後端縁部とをそれぞれ保持する保持部52c,52dを有している。これにより、後側蓋52のほぼ表面全体がガラス面となっている。
このように、洗濯機1では、前側蓋51の前後幅を、後側蓋52の前後幅より短くし、かつ、操作パネル54を後側蓋52の前側に配置することで、利用者の使い勝手が損なわれないようになっている。また、後側蓋52のガラス板52aの内側に操作部(操作パネル54)を配置できるので、後側蓋52の表面を平らにでき、清掃性を向上できる。また、後側蓋52の表面のほぼ全体をガラスにすることで外観上の美観を向上できる。
図2は、本実施形態の洗濯機の内部構成を示す概略図である。
図2に示すように、洗濯機1は、洗濯兼脱水槽3(内槽)と、この洗濯兼脱水槽3を回転可能に支持する外槽2と、を備えて構成されている。本実施形態では、外槽2と洗濯兼脱水槽3とによって洗濯槽が構成されている。
外槽2は、合成樹脂製であり、有底略円筒状を呈し、防振装置8によって支持されている。防振装置8は、バネや弾性ゴムからなり、筐体4内の上部から外槽2を吊り下げ支持している。
外槽2の底部には外槽排水口2aが設けられている。この外槽排水口2aには、排水装置である排水弁13および排水ホース11が接続されている。脱水工程等を行う際、コントロールユニット19の指令により排水弁13が開かれる。外槽2内の洗濯水は、排水ホース11の他端から洗濯機1の外部へ排出される。
洗濯兼脱水槽3は、回転軸が略鉛直方向のものであって有底円筒形状を呈し、ステンレス鋼板などで形成された胴板3aと、合成樹脂製の底板3bと、バランスリング3dと、を有している。また、洗濯兼脱水槽3の側壁(胴板3a)には、通水および通風のための多数の貫通孔3cが形成されている。貫通孔3cは、洗濯物Wに含まれている洗濯水を遠心力によって洗濯物Wと分離し排出するための脱水孔としても機能している。
また、洗濯兼脱水槽3の底部には、攪拌翼3eが設けられている。この攪拌翼3eには、上下に貫通する貫通孔(不図示)が多数設けられている。また、攪拌翼3eの裏面(下面)には羽根部材3fが設けられ、攪拌翼3eが回転することにより、洗濯水が洗濯兼脱水槽3の径方向外側に押し出されるようになっている。
また、洗濯兼脱水槽3は、対向して配置された循環流路部材24,24を備えている。この循環流路部材24は、洗濯兼脱水槽3の内周面(側壁内面)に取り付けられている。
循環流路部材24と洗濯兼脱水槽3との間には、鉛直方向に向けて循環流路Rが形成されている。洗濯時などに攪拌翼3eが回転すると、洗濯水が循環流路Rに導かれる。そして、洗濯水は、循環流路R内を上昇し、循環流路部材24の上端(バランスリング3dの下端)に形成された吐出口32から洗濯兼脱水槽3内に吐出されることで洗濯水が循環する。
外槽2の底部外側には、鋼板製の取付けベース14を介して、モータ15aとクラッチ機構15bとを備えた駆動装置15が取り付けられている。この駆動装置15は、モータ15aの回転軸が外槽2を貫通し、洗濯兼脱水槽3および攪拌翼3eと結合している。クラッチ機構15bは、脱水モードにおいて、モータ15aの回転動力を洗濯兼脱水槽3および攪拌翼3eに伝達する。また、クラッチ機構15bは、攪拌モードにおいて、洗濯兼脱水槽3を固定あるいは回転自由の状態としてモータ15aの回転動力を攪拌翼3eに伝達する。モータ15aは、その回転を検出するホール素子あるいはフォトインタラプタなどで構成される回転センサ(不図示)と、モータ15aに流れる電流を検出するモータ電流センサ(不図示)とを備える。
また、外槽2の上部開口2sには、合成樹脂製の槽カバー16が設けられている。この槽カバー16には、洗濯物を投入する際に開かれる投入孔16aが形成されている。また、槽カバー16は、投入孔16aを開閉する内蓋17を備えている。この内蓋17は、後端の左右両側にヒンジ17aが設けられ、槽カバー16が回動自在に設けられている。また、槽カバー16には、給水電磁弁Vから延びる給水ホース18が接続されている。給水ホース18は、蛇腹管18aを介して槽カバー16と接続されている。給水電磁弁Vは、接続口7aと接続されている。
図3は、外蓋の裏側を示す斜視図である。
図3に示すように、取っ手53は、前側蓋51の裏面から突出する突出部53bを有している。この突出部53bは、左右の幅が前側蓋51の幅よりも十分に短く形成されている。また、突出部53bの先端面(前端面)には、前側蓋51の表側と連通して空気が通流する通気孔53cが形成されている。この通気孔53cは、スリット状の孔が左右方向に複数並んで配置されることで構成されている。このような通気孔53cを設けることで、脱水運転時に外部の空気を洗濯槽内に取り込むことが可能になり、脱水効率を向上できる。
後側蓋52には、操作パネル54の回路基板54a(図2参照)を収容するカバー部材54dが裏面側に突出するようにして構成されている。このカバー部材54dの左右の幅は、前記突出部53bの幅と同様に形成されている。カバー部材54dおよび突出部53bは、トップカバー4cの投入口4sに干渉しない形状となっている。つまり、外蓋5を閉じたときに、外蓋5の裏面の左右両端の縁部が、トップカバー4cの上面(当接面)4c1(図4参照)に接するようになっている。
前側蓋51と後側蓋52は、ヒンジ56を介して回動自在に連結されている。また、ヒンジ56の回動軸56gは、外蓋5の裏面から離れた位置に設けられている。
また、後側蓋52には、外蓋5を筐体4(図1参照)に回動自在に連結するヒンジ部57が設けられている。このヒンジ部57は、ベース部材52bの裏面から離れた位置に設けられている。
ヒンジ部57には、外蓋5を開く際に、開く側に付勢する付勢部材57aが設けられている。この付勢部材57aは、例えば、ねじりコイルばねによって構成されている。この付勢部材57aを設けることによって、ユーザが外蓋5を開く際の負荷を軽減することができ、使い勝手を向上できる。
図4は、外蓋を二つ折りにして開いた状態を示す斜視図である。
図4に示すように、洗濯機1は、外蓋5を開けることで、トップカバー4cに形成された投入口4sが解放し、内蓋17が露出するようになっている。本実施形態では、内蓋17を備えた全自動洗濯機であり、外蓋5を開けた後に内蓋17を開けることで、洗濯物の出し入れが可能となっている。
外蓋5は、ヒンジ部57を介して、左右両端と中央部とが、筐体4(トップカバー4c)に回動自在に支持されている。また、操作パネル54の回路基板54a(図2参照)から延びる配線は、ヒンジ部57を通して、洗濯機本体のコントロールユニット19と接続されている。
図5は、図4の外蓋を示す拡大図である。
図5に示すように、前側蓋51は、該前側蓋51の表面に対して直交する方向に突出する軸部56a,56b,56cが幅方向に間隔を空けて複数個所に形成されている。これら軸部56a,56b,56cは、前記した取っ手53の突出部53b(図3参照)と一体に形成されている。
また、前側蓋51の端部(厚み方向の面)51sには、軸部56a,56cよりも幅方向(左右方向)の外側に凹部58,58が形成されている。各凹部58は、幅方向に細長く形成されている。
後側蓋52は、ガラス板52aの表面に対して直交する方向に突出する軸受部56d,56e,56fが形成されている。この軸受部56d,56e,56fは、ベース部材52bと一体に形成されている。
軸受部56dは、軸受部56e,56fよりも幅方向に短く形成されている。すなわち、軸受部56dは、端部52sから外側に突出する突出部56d1と、この突出部56d1からガラス板52aと反対方向に延びる軸受け56d2と、を有している。
軸受部56e,56fは、軸受部56dよりも幅方向に長く形成されている。すなわち、軸受部56e,56fは、端部52sから外側に突出して形成される突出部56e1,56f1と、この突出部56e1,56f1の一端(右端)においてガラス板52aと反対方向に延びる軸受け56e2,56f2と、を有している。
軸受部56dは、幅方向の左端に位置している。軸受部56eは、軸部56aと軸部56bとの間に位置し、幅方向に長く形成されている。軸受部56fは、軸部56bと軸部56cとの間に位置し、軸方向に長く形成されている。
また、後側蓋52の端部(厚み方向の面)52sには、幅方向(左右方向)の端部に、凸部59,59が形成されている。各凸部59は、幅方向に細長く形成されている。また、凸部59は、外蓋5を全閉したときに、凹部58と嵌合するようになっている。
図6は、後側蓋を示す分解斜視図である。
図6に示すように、操作パネル54は、回路基板54aと、この回路基板54aを収容する基板ケース54bと、回路基板54aの表側に設けられる枠体54cと、カバー部材54dと、を備えている。
回路基板54aは、プリント配線基板54a1、ユーザのタッチ操作を検出する検出部54a2、発光素子54a3などを備えている。
基板ケース54bは、合成樹脂材によって皿状に形成され、回路基板54aの底面側に位置する底板54b1と、底板54b1の外周縁部から立ち上がる側板54b2と、を有している。
枠体54cは、合成樹脂材によって形成され、検出部54a2を可動自在に支持する円形の支持孔54c1、発光素子54a3の光をガラス板52aに向けて通過させる矩形状の光通過孔54c2などが形成されている。また、枠体54cは、該枠体54cを基板ケース54bに所定の高さ位置で係止させる係止爪54c3が形成されている。係止爪54c3は、枠体54cの外周に沿って複数個所に形成されている。
カバー部材54dは、回路基板54a、基板ケース54bおよび枠体54cの全体を覆って後側蓋52の裏面に取り付けられている。また、カバー部材54dは、底板54d1と、この底板54d1の左右両端から立ち上がる側板54d2,54d2と、この底板54d1の前側蓋51側に形成される略半円筒状の軸カバー54d3,54d3と、を備えている。また、底板54d1は、基端側がガラス板52aに近づく方向に傾斜するように形成されている。また、底板54d1には、基端側と先端側にねじ固定部54d4,54d4,54d5,54d5が形成されている。また、左右の側板54d2には、それぞれカバー部材54dを後側蓋52に係止させる係止爪54d6が複数形成されている。
図7は、図5のA方向矢視図である。
図7に示すように、外蓋5は、二つ折りした状態で開いたときに、前側蓋51の表面が前側を向き、後側蓋52の表面が後側を向くようになっている。また、前側蓋51の裏側には、突出部53bが突出して形成され、後側蓋52の裏側には、カバー部材54dが突出して形成されている。そして、外蓋5を2つに折り曲げたときに、突出部53bとカバー部材54dとが互いに接するとともに、前側蓋51の表面と後側蓋52の表面とが前後方向に離間した状態になる。
また、前側蓋51の軸部56cは、前側蓋51の表面に対して直交する方向に突出している。また、後側蓋52の軸受部56fは、後側蓋52の表面に対して(ガラス板52aに対して)直交する方向に突出している。また、後側蓋52は、端部52sよりも外側(図示上方)に突出している。また、外蓋5は、2つに折り曲げたときに、前側蓋51の端部51s(図7での上端部)が、後側蓋52の端部52s(図7での上端部)よりも上方に位置している。外蓋5は、軸部56cの先端と軸受部56fの先端とが互いに連結され、連結部分が回動軸(ヒンジの軸)56gとして構成されている。
また、前側蓋51の取っ手53は、ユーザが手(指)を掛ける位置が、前側蓋51の重心51gに位置している。このため、重心51gから外れた場所に取っ手が位置する場合よりも、外蓋5を開け閉めし易くなり、使い勝手を向上できる。
図8は、図1のVIII−VIII線断面図である。
図8に示すように、外蓋5は、トップカバー4cの投入口4sを閉じると(全閉すると)、前側蓋51の表面(上面)と後側蓋52の表面(上面)とが平行になる。また、前側蓋51の端部51sと、後側蓋52の端部52sとが、互いに隙間無く接触した状態になる。
また、ヒンジ56の回動軸56gは、操作パネル54の回路基板54aのほぼ延長線S上(または延長線Sよりも外蓋5の表面とは反対側)に位置している。つまり、回動軸56gは、外蓋5の表面から離れた裏側に位置している。このような位置に回動軸56gを配置することで、外蓋5を全閉したときに、前側蓋51と後側蓋52とが互いに平行な状態になる。また、前側蓋51の表面と後側蓋52の表面とがほぼ面一になる。
また、外蓋5は、トップカバー4cの左右両端の上面4c1,4c1(図4参照)に上方から当接する。上面4c1は、後側から前側に向けて下るように傾斜しているので、外蓋5も後側から前側に向けて下るように傾斜して配置されている。この場合、後側蓋52は、上面4c1に対して、重力方向(鉛直方向)に後側蓋52から押圧する力Fgが作用する。また、上面4c1が傾斜しているので、力Fgは、上面4c1に垂直な方向の力f1と、上面4c1(斜面)に平行な力f2とに分けられる。このように、外蓋5を前側(手前側)にも力f2が作用するので、外蓋5をより安定させることができる。
図9は、図1のIX−IX線断面図である。
図9に示すように、操作パネル54のカバー部材54dは、左右方向に長く形成され、ガラス板52aから下方(裏側)に大きく突出している。また、カバー部材54dの左右方向の幅は、投入口4sの左右方向の幅よりも短く形成されている。
また、後側蓋52のガラス板52aを保持するベース部材52bは、ベース部材52bの左右両端の縁部(下面)52b1がトップカバー4cの左右の上面4c1に上方から当接するようになっている。カバー部材54dの下端は、後側蓋52とトップカバー4cとの当接面(上面4c1)よりも低くなっている。ところで、前側蓋51(図8参照)と後側蓋52とを連結するヒンジ56(図8参照)は、外蓋5の左右両側に存在しない状態になり、外蓋5を閉じたときに、前側蓋51と後側蓋52とが互い違いになるおそれがある。そこで、本実施形態では、図5において説明したように、前側蓋51に凹部58を形成し、かつ、後側蓋52に凸部59を形成することで、外蓋5を全閉したときに、凹部58と凸部59とが嵌合して、前側蓋51の高さと後側蓋52の高さとが互い違いになるのを防止している。
図10は、本実施形態の洗濯機の外蓋および内蓋を開けた状態を示す斜視図である。
図10に示すように、外蓋5は、2つ折り状態で全開にしたときに、前側蓋51の表面と後側蓋52の表面とが平行になるように構成されている。また、外蓋5は、後側蓋52の表面が90度よりも大きく開いた位置となるように構成されている。これにより、後側蓋52が、ガラス製であって、回路基板54aを含む操作パネル54が設けられているので、重心がヒンジ57の軸よりも後ろ側に位置し、外蓋5を安定した状態で維持できる。また、外蓋5は、ヒンジ57に設けられた付勢部材57a(図3参照)によって後ろ側に付勢しているので、外蓋5をさらに安定した状態で維持できる。
また、内蓋17は、該内蓋17を開けたときに(全開したときに)、該内蓋17の先端(内蓋17を閉じたときの前端)が、外蓋5の前側蓋51に接触するように構成されている。また、内蓋17の上面の先端には、ゴムなどの弾性体17bが設けられている。内蓋17が全開したときに、弾性体17bが前側蓋51に接触するようになっている。これにより、前側蓋51が傷つかないようになっている。
ところで、外蓋5が2つ折りで開いたときに、前側蓋51と後側蓋52とが平行でない場合、つまり、前側蓋51と後側蓋52とが開いている場合、内蓋17が前側蓋51と後側蓋52との間に入り込むおそれがある。そこで、本実施形態では、外蓋5が2つ折りで開いたときに(図10参照)、前側蓋51と後側蓋52とが平行に配置されるので、内蓋17が前側蓋51と後側蓋52との間に入り込み難くなっている。
以上説明したように、本実施形態の洗濯機1は、洗濯槽(外槽2および洗濯兼脱水槽3)を収容する筐体4と、筐体4の投入口4sを開閉する外蓋5と、外蓋5を開く方向に付勢する付勢部材57aと、を備える。外蓋5は、前側蓋51と後側蓋52とを備えて構成されている。前側蓋51は、樹脂製であって、外蓋5を開ける際の取っ手53を備える。後側蓋52は、ガラス製であって、回路基板54aを有する操作パネル54が設けられている。これによれば、操作パネル54を外蓋5に設けることで、投入口4sを大きく確保することができる。
また、本実施形態では、外蓋5を前側蓋51と後側蓋52とで2つ折りにしたので、背の低いユーザであっても、外蓋5の開閉操作を容易に行うことができる。また、本実施形態では、洗濯機1の上側に乾燥機(乾燥専用機)を設置した場合でも、外蓋5が乾燥機に干渉するのを防止できる。また、本実施形態では、前側蓋51を樹脂製にすることで、前側蓋51の重さが軽くなるので、外蓋5を開閉する際の操作性を向上することが可能になる。このようなことから、ユーザの使い勝手を向上することが可能になる。
また、本実施形態では、後側蓋52がガラス板52aを含んで構成され、さらに操作パネル54(コントロールパネル)が搭載される。これにより、後側蓋52の重量を重くすることができるので、運転中の振動に対する安定性を向上できる。また、外蓋5を開けた状態において洗濯機1に外力が作用したとしても、外蓋5を安定した状態を維持できる。
また、本実施形態は、外蓋5が後側から前側に向けて下るように配置されている。これにより、前側に作用する分力f2(図8参照)によって、外蓋5をより安定させることができる。
また、本実施形態は、取っ手53の指をかける部分は、前側蓋51の重心51gの位置に設けられている(図7参照)。これによれば、ユーザが外蓋5を開け易くなり、使い勝手を向上できる。
また、本実施形態は、回路基板54aは、後側蓋52の裏面側に設けられ、後側蓋52と前側蓋51とを回動自在に支持するヒンジ56の回動軸56gは、回路基板54aの延長線S上に位置している(図8参照)。これによれば、外蓋5を閉じたときに、前側蓋51と後側蓋52とを平行にできるので、前側蓋51と後側蓋52との間に手が挟まるのを防止できる。
また、本実施形態は、外蓋5は、当該外蓋5を閉じたときに、前側蓋51と後側蓋52とを凹凸嵌合させる嵌合部(凹部58および凸部59)を有する(図4および図5参照)。これによれば、外蓋5を全閉したときに、ヒンジ56が設けられていない左右両側の前側蓋51と後側蓋52との高さを揃えることができる。
また、本実施形態は、洗濯槽の上部に、前側から後側に向けて回動する内蓋17を備え、内蓋17の先端上部には、外蓋5と接触する弾性体17bが設けられている(図10参照)。これによれば、内蓋17を開けたときに、内蓋17によって外蓋5(前側蓋51)が傷つくのを防止できる。
なお、本発明は前記した実施形態に限定されるものではなく様々な変形例が含まれるものとすることができる。なお、本実施形態では、全自動洗濯機を例に挙げて説明したが、縦型の洗濯乾燥機に適用してもよい。
1 洗濯機
2 外槽(洗濯槽)
3 洗濯兼脱水槽(洗濯槽)
4 筐体
4c トップカバー
4c1 上面
4s 投入口
5 外蓋(蓋)
17 内蓋
17b 弾性体
51 前側蓋
51g 重心(重心位置)
52 後側蓋
52a ガラス板
52b ベース部材
52c,52d 保持部
53 取っ手
53a 凹部
53b 突出部
54 操作パネル
54a 回路基板
54b 基板ケース
54c 枠体
54d カバー部材
56 ヒンジ
56a,56b,56c 軸部
56d,56e,56f 軸受部
56g 回動軸(軸)
57a 付勢部材
58 凹部(嵌合部)
59 凸部(嵌合部)

Claims (6)

  1. 洗濯槽を収容する筐体と、
    前記筐体の上部の洗濯物投入口を開閉する蓋と、
    前記蓋を開く方向に付勢する付勢部材と、を備え、
    前記蓋は、前側蓋と後側蓋とを備えて構成され、
    前記前側蓋は、樹脂製であって、前記蓋を開閉する際に操作される取っ手を備え、
    前記後側蓋は、ガラス製であって、回路基板を有する操作パネルが設けられていることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記蓋は、後側から前側に向けて下るように配置されていることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の洗濯機において、
    前記取っ手の指をかける部分は、前記前側蓋の重心位置に設けられていることを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記回路基板は、前記後側蓋の裏面側に設けられ、
    前記後側蓋と前記前側蓋とを回動自在に支持するヒンジの軸は、前記回路基板の延長線上に位置していることを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記蓋は、当該蓋を閉じたときに前記前側蓋と前記後側蓋とを凹凸嵌合させる嵌合部を有することを特徴とする洗濯機。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記洗濯槽の上部に、前側から後側に向けて回動する内蓋を備え、
    前記内蓋の先端には、前記蓋と接触する弾性体が設けられていることを特徴とする洗濯機。
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