JP6349069B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents
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Description
ラッチ受部の内部には、ドアロック検知部が設けられている。ドアロック検知部は、ラッチが係止されたときにラッチにより押圧されるようになっており、押圧によりドアが閉じられたことを検出する。
また、ラッチ受部の開口縁には、傾斜状の案内部が設けられている。案内部は、ドアのずれ等によるラッチの位置ずれを生じている場合に、当接したラッチをラッチ受部内に導く作用をなす。案内部により、ラッチの位置ずれが生じている場合でも、その位置ずれを補正しつつラッチ受部に対するラッチの係止が可能となる。
筐体1の前面上部には、電源スイッチ12a、操作スイッチ12b、12c、表示器12d等を備えた操作パネル12が設けられている。操作パネル12は、筐体1の下部に設けられた制御装置13(図2,3参照)に電気的に接続されている。
また、ドラム3の開口端39の縁部には、図3に示すように、略円環状の流体バランサ(バランサリングとも呼ばれている。)35がドラム3と一体に設けられている。流体バランサ35は、その内部に比重の大きな流体を封入して構成され、ドラム3の回転時に洗濯物の偏り等によって偏心が生じたときに、流体バランサ35内での流体の移動によって偏心をキャンセルし、回転のバランスを維持する。なお、ドラム3の内部へのアクセスは、円環状の流体バランサ35の半径方向内側で大きく開口している開口部36(図2参照)を通じて行うことができ、ここから衣類等を出し入れすることができる。
なお、槽カバー5は、外槽4と同じかまたは異なる合成樹脂で形成されている。外槽4や槽カバー5を形成する合成樹脂としては、ポリプロピレン樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、シンジオタクチック・ポリスチレン樹脂を用いることができ、好ましくはこれらに補強材を添加した合成樹脂を用いることができる。なお、コスト等の観点から、これらの中でもポリプロピレン樹脂を用いるのが望ましい。補強材としては、フィラー成分、つまり、ガラスフィラーやタルク等の無機フィラー等を用いることができる。補強材を添加することによって高強度化することができるため、強度が必要とされる外槽4に好適である。
図3に示すように、筐体1の背面内側には、送風ダクト61が設けられ、この送風ダクト61の下部には、排水弁D2の下流において排水ホースD1と合流するように接続されるオーバーフロー用ホースD3が接続されている。このオーバーフロー用ホースD3の上流端は、蛇腹管49cよりも上側に位置するように接続されている。
ドア2は、図6(a)(b)に示すように、正面視、後面視で円形状を呈している。ドア2の外周部には取手20が設けられている。また、ドア2を構成する枠体200には、位置決め手段を構成する凸部250(図6(b),図12参照)が突設され、投入口1gの開口縁部には、位置決め手段を構成する凹部270(図12参照)が凹設されている。凸部250は、ドア閉止時に凹部270に対して係合するように構成されている。
なお、取手20は、図1(b)に示すように、筐体1の前面の最大突出部1kよりも後方側に配置されている。
なお、枠体200には、取手20の回動を初期位置(ドア2の閉位置)に付勢するためのばね部材208が配置されている。このばね部材208により、取手20は、図12(a)に示すように、枠体200に設けられた規制リブ200aに基部22が当接する状態で位置決めされ、この状態で、指掛け部23が、枠体200の周部に設けられた切欠部200e(図6(a)参照)を通じて枠体200の外周縁部に延出する。これにより、指掛け部23の一部がドア2の前面(窓部材210の縁部)にオーバーラップする状態となる。
ラッチ21は、合成樹脂により一体的に形成されており、図8(a)(b)に示すように、側面視略L字状を呈している。ラッチ21は、板状の支持部21cと、支持部21cから立設されたフック部21dとを有している。支持部21cの端部21aは、先細り形状とされており、取手20の当接面22c1に後方から当接する(重なる状態で配置される)。
図8(a)(b)に示すように、支持部21cとフック部21dとの連結部には、シャフト挿通部21eが形成されており、ラッチ21は、このシャフト挿通部21eに挿通されるシャフト29を中心として回動可能に枠体200に組み付けられる。
フック部21dに形成されるフックは、その先端部21mが枠体200の径方向内側に向くように設けられている。フック部21dの反フック側には、枠体200の径方向外側へ向けて突出する突出部21pが形成されている。
なお、支持部207aの側方には、シャフト29の脱落を防止する抜け止め片206が立設されている。この抜け止め片206は、薄板状を呈しており、枠体200の径方向に傾倒可能な弾力性を有したものとなっている。
ラッチ21の係止が解除されると、図示しない付勢部材等によって検出部265aが図中白抜き矢印方向(解除方向)に移動し、ドア閉止の検知が解除される。
なお、固定部253を円板状に形成してもよく、また、3つ以上の固定ネジ255で固定部253が枠体200に固定されるように構成してもよい。
なお、凹部270は、ヒンジ2cを中心として回動する凸部250の先端部の回動軌跡を考慮して、凸部250が凹部270内に挿入されるように、長穴の大きさが設定されている
ここで、前記した凸部250の突出長さは、ドア閉止時にラッチ21がラッチ受部260に接触するよりも先に、胴部252が凹部270の内周面272に係合する状態となる長さに設定されている。
ラッチ21は、このようにドア2が位置決めされた状態で、ドア閉止時にラッチ受部260の下側の案内部262cに当接することなく、ラッチ受部260内に挿入されるように構成されている。
固定カバー220には、周方向に所定の間隔を置いて、枠体200のボス203(図7(a)参照)に対応する位置にねじ孔222が形成されている。また、固定カバー220には、当接部材200c,200c(図7(a)参照)が挿通される当接部材孔223,223や、ラッチ21(図7(a)参照)が挿通されるラッチ孔227、凸部250が挿通される凸部挿通孔251がそれぞれ形成されている。
ドアガラス230の上部には、傾斜面231(図6(b)参照)が形成されている。この傾斜面231は、外槽4の開口部を通じて吹き出された温風を、ドラム3内に好適に導く役割をなす。
例えば、洗濯時に、投入口1gを通じてドラム3内に衣類等を収容した後、開いた状態のドア2に手をあてがう等してドア2を閉じる方向に操作すると、ドア2はヒンジ2cを介して回動され、投入口1gを塞ぐ状態に投入口1gの開口縁部(カバー部材1j)に近付く。そうすると、ラッチ21よりもヒンジ2cに近い側に設けられたドア2の凸部250(胴部252)が、投入口1gの開口縁部の凹部270内に挿入されるようにして係合する。これにより、ドア2が閉じられる過程で、投入口1gを好適に密閉する状態に投入口1gの開口縁部に位置決めされる。
ここで、ラッチ21の先端部21mは、ラッチ受部260内に挿入された後、係止受部266側にスムーズに移動される。これは、挿入時に下側の案内部262c等にラッチ21の先端部21mが当接することがなく、当接したときのような抵抗を先端部21mが受けないからであり、先端部21mの移動の自由度が確保されるからである。これにより、ドアロック検知部265によるドア閉止の検知を確実に行うことができる。
例えば、以上の説明では、ドア2側に凸部250を設け、投入口1gの開口縁部に凹部270を設けたが、これとは逆に、投入口1gの開口縁部に凸部250を設けるとともに、ドア2側に凸部250を設けてもよい。
2 ドア
1j カバー部材(開口縁部)
2c ヒンジ
21 ラッチ
250 凸部(位置決め手段)
260 ラッチ受部
265 ドアロック検知部
270 凹部(位置決め手段)
Claims (3)
- 洗濯物を出し入れする投入口と、
前記投入口の一端開口縁部に設けられるヒンジと、
前記投入口を挟んで前記ヒンジが設けられる側と反対側となる前記投入口の他端開口縁部に設けられたラッチ受部と、
前記ヒンジを介して前記投入口を開閉可能に塞ぐドアと、
前記ドアに設けられ、前記ラッチ受部に係止されるラッチと、
前記ラッチ受部に設けられ、前記ラッチが係止されたことを検出するドアロック検知部と、
前記ラッチ受部とは別位置に設けられ、前記ラッチ受部に対する前記ラッチの位置ずれを補正する位置決め手段と、を備え、
前記位置決め手段は、前記投入口の開口縁部に対向する前記ドアの対向部位に設けられる凸部と、前記開口縁部に設けられ、前記凸部が係合される凹部と、を備えており、
前記凹部は、前記ヒンジを中心として回動する前記凸部の先端部の回動軌跡に対応して、前記開口縁部の左右方向に横長とされた長穴形状とされており、
前記凹部の開口縁は、前記ドアの閉止時に前記凸部の先端部を前記凹部内に誘い込む案内面となるように前記凹部の長穴形状に沿ってテーパ状に面取りされていることを特徴とするドラム式洗濯機。 - 前記位置決め手段は、前記投入口の中央よりも前記ヒンジ側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
- 前記位置決め手段は、前記ヒンジよりも下側に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のドラム式洗濯機。
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