JP2017169928A - 洗濯機 - Google Patents

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浩介 的場
聡 助口
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聡 助口
真平 高見
Shimpei Takami
真平 高見
建太 築地新
Kenta Tsukijishin
建太 築地新
池田 稔
Minoru Ikeda
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Abstract

【課題】複数種類に展開した場合の設計が容易な洗濯機を提供する。【解決手段】洗濯槽10と、洗濯槽10を収容する外装部品20と、を備え、外装部品20は、左右両側において正面を向く前面部21d,21eを有し、左右の前面部21d,21eの間に、共有の部品を適用可能な部品共有部30を備える。部品共有部30は、洗濯槽10に対して洗濯物を出し入れする際に開閉されるドア31を含む。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯機に関する。
洗濯機の筺体は、例えば、左右の側板の間に架け渡して固定される複数の補強板と、補強板を含めて外側から覆うように取り付けられる樹脂製の化粧板と、を備えて構成されている(特許文献1参照)。
特開2007−167197号公報
しかしながら、特許文献1に記載の洗濯機では、洗濯槽の容量を変更した場合、筺体全体の形状や構成部品が変わるため、設計が煩雑になるという問題があった。
本発明は前記した従来の問題を解決するものであり、複数種類に展開した場合の設計変更が容易な洗濯機を提供することを目的とする。
本発明は、洗濯槽と、前記洗濯槽を収容する外装部品と、を備え、前記外装部品は、左右両側から内側に延びて正面を向く前面部を有し、左右の前記前面部の間に、共用の部品を適用可能な部品共用部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数種類に展開した場合の設計変更が容易な洗濯機を提供できる。
本発明に係る洗濯機の分解斜視図を示し、(a)はドラム型洗濯機、(b)はビルトインタイプのドラム型洗濯機である。 図1(a)の組付け後の洗濯機を示す外観斜視図である。 図1(a)の洗濯機を示す外観図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図である。 図1(b)の組付け後の洗濯機を示す外観斜視図である。 図1(b)の洗濯機を示す外観図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図である。 スリムタイプのドラム型洗濯機を示す外観斜視図である。 図6の洗濯機を示す外観図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図である。 図2の洗濯機の正面図を示し、(a)は、ドアを投入口に対して偏心させた場合、(b)は比較例としてドアを投入口に対して偏心させない場合である。 図1(a)の洗濯機においてドアを開けた状態を示し、(a)は正面図、(b)は斜視図である。 (a)は本実施形態の洗濯機のドアの縦断面図、(b)は比較例の洗濯機のドアの縦断面図である。 (a)は本実施形態の洗濯機においてドアを開いた状態の正面図、(b)は比較例の洗濯機においてドアを開いた状態の正面図である。 本実施形態の洗濯機で扉を全開にした状態を示す平面図である。 本実施形態の洗剤類投入部を示し、(a)は蓋が開いているときの斜視図、(b)は蓋が閉じているときの縦断面図である。 (a)は本実施形態の洗濯機を示す縦断面図、(b)は比較例としての洗濯機を示す縦断面図である。 (a)は基本構造を決めるステップ、(b)はシリーズ展開する場合の基幹部分を決めるステップ、(c)可変部分を決めるステップ、(d)は外形寸法を決めるステップ、(e)は細部の形状を決めるステップである。 洗濯機のシリーズ展開例を示し、(a)はドラム式、(b)スリムタイプのドラム式、(c)ビルトインタイプのドラム式である。 洗濯機のカラー展開例を示す斜視図である。 操作パネルの構成図である。 操作パネルの操作例を示す動作説明図である。 操作パネルの変形例を示す構成図である 洗濯機の操作をスマートフォンで行う場合の画面の切替動作を示すフローチャートである。 洗濯機の操作をスマートフォンで行う場合の画面の切替動作を示すフローチャートである。 図21のノードAの動作を示すフローチャートである。 図21のノードAの動作を示すフローチャートである。 図21のノードAの動作を示すフローチャートである。 図21のノードAの動作を示すフローチャートである。 スマートフォンのトップ画面から遷移できるサンプル図である。 アジャストの画面遷移を示すサンプル図である。 洗い時間変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。 すすぎ回数変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。 脱水時間変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。 脱水時間を変更する際の別の操作方法を示すサンプル図である。 乾燥時間変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。 アジャストの切替操作を示すサンプル図である。 図21のノードBの動作を示すフローチャートである。 ステップ画面の遷移を示すサンプル図である。 図21のノードCの動作を示すフローチャートである。 ドライヴログ画面の遷移を示すサンプル図である。 ドライヴログの別の表示方法を示すサンプル図である。 モニタリング画面の遷移を示すサンプル図である。
次に、本発明の実施形態の洗濯機として、ドラム式洗濯乾燥機を例に挙げて、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明における前後上下左右の方向は、図1に示す前後上下左右の方向を基準とする。
図1は、本発明に係る洗濯機の分解斜視図を示し、(a)はドラム型洗濯機、(b)はビルトインタイプのドラム型洗濯機である。なお、本実施形態では、筺体内部の配管等の構成については図示を省略している。
図1(a)に示すように、洗濯機S1は、ドラム式の洗濯乾燥機であり、洗濯槽10、この洗濯槽10を収容する外装部品20、部品同一構成部130などを備えて構成されている。
洗濯槽10は、外槽11と、外槽11内に回転自在に支持される回転ドラム12(内槽)と、を備えて構成されている。洗濯槽10は、3本のダンパ13,13,13を介してベース14上において弾性支持されている。ベース14は、例えば樹脂製であり、内側に格子状のリブが形成されて補強が施されている。本実施形態では、3本のダンパ13によって洗濯槽10がベース14上において自立する構造となっている。なお、ダンパ13の数は、3本に限定されるものではなく、自立できる構造であれば、4本以上であってもよく適宜変更することができる。なお、自立とは、洗濯槽10を下側から3本以上のダンパ13のみで弾性支持している状態を意味し、洗濯槽10の上部にバネを設けて吊り下げていないことを意味する。
外槽11は、円筒形状を呈し、回転ドラム12を同軸上に内包し、前面が開口している。前面の開口部には、外槽11内への貯水を可能にする外槽カバー11aが設けられている。また、外槽11(外槽カバー11a)の開口部には、ゴム製のベローズ15が設けられ、後記するドア31を閉じることで外槽11を水封するようになっている。
回転ドラム12は、回転可能に支持された円筒状の洗濯兼脱水槽であり、その外周壁および底壁に通水および通風のための多数の貫通孔(不図示)を有し、前側端面には、洗濯物を出し入れするための開口部12aが設けられている。開口部12aの外周側には、回転ドラム12と一体に回転する流体バランサ(不図示)が設けられている。また、回転ドラム12の内周壁には、洗濯物を持ち上げるリフタ12bが設けられている。また、回転ドラム12の回転中心軸は、前後方向に水平となるように構成されている。なお、回転ドラム12の回転中心軸は、水平に限定されるものではなく、開口部12a側が高くなるように傾斜していてもよい。
外装部品20は、1枚の板金(カラー鋼板)をプレス加工等によって、上面視において略コの字状に形成されたものである。すなわち、外装部品20は、洗濯槽10の左右両側に位置する側面部21a,21bと、洗濯槽10の背面に位置する背面部21cと、洗濯槽10の左右両側の前面に位置する前面部21d,21eと、を有している。このように、従来のように4方向から組み立てるのではなく、モノコック構造であるので、組立工数を削減できる。さらに、前面部21d,21eを形成することで、前面部21d,21eが形成されていないものよりも外装部品20の強度を高めることができる。
また、外装部品20は、側面部21aと背面部21cとの境界の角部、側面部21bと背面部21cとの境界の角部、側面部21aと前面部21dとの境界の角部、および側面部21bと前面部21eとの境界の角部がR(アール)形状を成すように形成されている。また、前面部21dと前面部21eは、上下に配置された棒状のステー21f,21gによって連結されている。また、背面部21cには、釣鐘形状に切り欠かれた点検口21hが形成されている。
洗濯機S1は、前面部21dと前面部21eとの間には、図1(b)の洗濯機S2と同一構成の部品を適用可能な部品同一構成部130が設けられている。部品同一構成部130は、洗濯物の出し入れする際に開閉されるドア31を含んでいる。
ドア31は、外ガラス31aと、内ガラス31bと、内ガラス31bを外ガラス31aに抑えるためのリング状の樹脂ピース31cと、ドア31の裏面外周を覆うリング状の樹脂カバー31dと、を備えて構成されている。また、ドア31を前面上パネル32に開閉自在に取り付けるためのヒンジ32bが設けられている。なお、前面上パネル32は、外装部品20と同様に板金(カラー鋼板)を加工することによって形成されている。
外ガラス31aは、円形の平板状のガラスによって構成されている。内ガラス31bは、外ガラス31aよりも小径であり、内側(外装部品20側)に突出する突出部31b1と、この突出部31b1の周囲に形成されるつば部31b2と、を備えている。
前面上パネル32は、外槽11の開口部と対応する位置に円形の開口32aが形成されている。また、前面上パネル32の下方には、糸くずフィルタ33や洗剤自動投入用タンク34が取り付けられる前面下パネル35が設けられている。なお、前面下パネル35は、外装部品20と同様に、板金(カラー鋼板)を加工することによって構成されている。なお、本実施形態では、前面パネルを前面下パネル35と前面上パネル32とで分割して構成しているが、1枚のパネルで構成されていてもよい。
前面下パネル35には、糸くずフィルタ33が挿入れる挿入孔35aと、洗剤自動投入用タンク34が挿入される挿入孔35bが形成されている。挿入孔35aには、糸くずフィルタ33が挿入されるフィルタケース36が装着されている。挿入孔35bには、洗剤自動投入用タンク34が挿入されるタンクケース37が装着されている。
また、洗濯機S1は、外装部品20の上部開口を塞ぐ天板40を備えている。天板40は、例えば樹脂製で略矩形状に形成されている。この天板40には、洗濯機S1の操作を行う操作パネル(コントロールパネル)60が取り付けられる操作パネル取付部41と、洗剤類投入部61が取り付けられる洗剤類投入ケース取付部42とが、手前側において左右に並んで配置されている。なお、操作パネル取付部41と洗剤類投入ケース取付部42は、前面部21dと前面部21eとの間に位置している。
また、天板40の左奥側には、水道栓(不図示)と接続される給水ホース接続口44a、風呂の残り湯の吸水ホース接続口44bが設けられている。天板40の右奥側には、乾燥運転時に発生する埃を捕集する乾燥フィルタ62が装着されるフィルタケース取付部43が設けられている。洗濯機S1は、点検口21hを塞ぐ点検口カバー63を備えている。
図1(b)に示すように、洗濯機S2は、ビルトイン式の洗濯機であり、洗濯槽(不図示)を収容する外装部品120、部品同一構成部130などを備えて構成されている。なお、図示しない洗濯槽は、自立式のものであり、図1(a)に示す洗濯槽10よりも小容量のものである。また、洗濯機S2は、乾燥機能を備えていないものである。
外装部品120は、1枚の板金(カラー鋼板)をプレス加工等によって、上面視において略コの字状に形成されたものである。すなわち、外装部品120は、洗濯槽(不図示)の左右両側に位置する側面部121a,121bと、洗濯槽の背面に位置する背面部121cと、洗濯槽の左右両側の前面に位置する前面部121d,121eと、を有している。
また、外装部品120は、側面部121aと背面部121cとの境界の角部、側面部121bと背面部121cとの境界の角部、側面部121aと前面部121dとの境界の角部、および側面部121bと前面部121eとの境界の角部がR(アール)形状を成すように形成されている。また、前面部121dと前面部121eは、上部に配置されたステー121fによって連結されている。また、背面部121cには、釣鐘形状に切り欠かれた点検口121hが形成されている。
前面部121dと前面部121eとの間には、部品同一構成部130が設けられている。部品同一構成部130は、洗濯物の出し入れする際に開閉されるドア131を含んでいる。
ドア131は、外ガラス131aと、内ガラス131bと、内ガラス131bを外ガラス131aに抑えるためのリング状の樹脂ピース131cと、ドア131の裏面外周を覆うリング状の樹脂カバー131dと、を備えて構成されている。また、ドア131を前面パネル132に開閉自在に取り付けるためのヒンジ132bが設けられている。
外ガラス131aは、円形の平板状のガラスによって構成されている。内ガラス131bは、外ガラス131aよりも小径であり、内側(外装部品120側)に突出する突出部131b1と、この突出部の周囲に形成されるつば部131b2と、を備えている。また、外ガラス131aおよび内ガラス131bは、図1(a)の外ガラス31aおよび内ガラス31bよりも小径に形成されている。
前面パネル132は、外槽11の開口部と対応する位置に円形の開口132aが形成されている。また、前面パネル132の下部には、糸くずフィルタ(不図示)が挿入れる挿入孔132cと、洗剤自動投入用タンク34が挿入される挿入孔132dが形成されている。挿入孔132bには、糸くずフィルタが挿入されるフィルタケース36が装着されている。挿入孔132dには、洗剤自動投入用タンク34が挿入されるタンクケース37が装着されている。
前面パネル132の上方には、操作パネル160と、引き出し式の洗剤類投入部161が左右に並んで設けられている。また、洗濯機S2は、外装部品120の上部開口を塞ぐ天板140を備えている。また、洗濯機S2は、点検口121hを塞ぐ点検口カバー163を備えている。
操作パネル60,160は、外装部品20,120の内部に設けた制御装置(不図示)と電気的に接続されている。なお、洗濯機S1,S2は、回転ドラム12を回転駆動させるドラムモータM(図14(a)参照)と、温風を洗濯槽10内に循環させる送風ユニット(不図示)と、を備えて構成されている。また、洗濯槽(不図示)の下方には、洗濯槽10内の洗濯水を排出する際に開く排水弁や、排水を機外に排出する排水ホースが設けられている。また、洗濯槽10の上方には、給水電磁弁、風呂水吸水ポンプ、水位センサ等の給水関連部品が設けられている。
図2は、図1(a)の組付け後の洗濯機を示す外観斜視図である。
図2に示すように、洗濯機S1は、前面部21d,21eを形成することで、正面に上下方向に延びる分割ラインLa,Lbを備えた構造となっている。
また、洗濯機S1は、外装部品20の前面部21dと前面部21eとの間に、ドア31、前面上パネル32、前面下パネル35が位置している。また、洗濯機S1は、前面部21dと前面部21eとの間に、操作パネル60および洗剤類投入部61が位置している。
また、糸くずフィルタ33は、前面下パネル35に形成された挿入孔35aから露出した状態で装着される。また、洗剤自動投入用タンク34は、前面下パネル35に形成された挿入孔35bから露出した状態で装着される。
図3は、図1(a)の洗濯機を示す外観図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図である。
図3(a)に示すように、外装部品20の側面部21aには、補強用として、水平方向(図示前後方向)に帯状に延びる溝部22aが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、側面部21aには、上部の溝部22aに、運搬用の手掛部23aが設けられ、下側の溝部22aに、運搬用の手掛部23b,23bが設けられている。
図3(b)に示すように、外装部品20の側面部21bには、補強用として、水平方向(図示前後方向)に帯状に延びる溝部22bが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、側面部21bには、上部の溝部22bに、運搬用の手掛部23aが設けられ、下側の溝部22bに、運搬用の手掛部23b,23bが設けられている。
図3(a)および(b)に示すように、ドア31を全閉したときに、ドア31の一部が、外装部品20から正面に突出した状態になる。ドア31を構成する樹脂カバー31dは、外ガラス31aから後方に向けて縮径するように構成されている。よって、ドア31を正面から見たときに、樹脂カバー31dが外ガラス31aの裏側に隠れるようになっている。
図3(c)に示すように、外装部品20の背面部21cには、補強用として、水平方向(図示左右方向)に帯状に延びる溝部22cが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、背面部21cには、上部の溝部22cに、運搬用の手掛部23c,23cが設けられている。
また、側面部21aのそれぞれの溝部22aと側面部21bのそれぞれの溝部22bは、同じ高さ位置に形成されている。背面部21cの溝部22cは、上下において隣り合う溝部22aと溝部22aとの間(上下において隣り合う溝部22bと溝部22bとの間)に位置するように構成されている。このように、側面部21a,21bの溝部22a,22aの高さ位置と、背面部21cの溝部22cの高さ位置とを、水平方向において重ならないように形成することで、外装部品20の強度をさらに高めることができる。
図4は、図1(b)の組付け後の洗濯機を示す外観斜視図である。
図4に示すように、洗濯機S2は、前面部121d,121eを形成することで、正面に上下方向に延びる分割ラインLc,Ldを備えた構造となっている。
また、洗濯機S2は、外装部品120の前面部121dと前面部121eとの間に、ドア131、前面パネル132、操作パネル160、洗剤類投入部161が位置するように構成されている。
また、糸くずフィルタ33は、手前側が前面パネル132に形成された開口132cから露出した状態で装着される。また、洗剤自動投入用タンク34は、手前側が前面上パネル32に形成された挿入孔132dから露出した状態で装着される。
図5は、図1(b)の洗濯機を示す外観図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図である。
図5(a)に示すように、外装部品120の側面部121aには、補強用として、水平方向(図示前後方向)に帯状に延びる溝部122aが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、側面部121aには、下側の溝部122aに、運搬用の手掛部123a,123aが設けられている。
図5(b)に示すように、外装部品120の側面部121bには、補強用として、水平方向(図示前後方向)に帯状に延びる溝部122bが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、側面部121bには、下側の溝部122bに、運搬用の手掛部123a,123aが設けられている。
図5(c)に示すように、外装部品120の背面部121cには、補強用として、水平方向(図示左右方向)に帯状に延びる溝部122cが上下方向に等間隔に複数形成されている。
また、側面部121aのそれぞれの溝部122aと側面部121bのそれぞれの溝部122bは、同じ高さ位置に形成されている。背面部121cの溝部122cは、上下において隣り合う溝部122aと溝部122aとの間(上下において隣り合う溝部122bと溝部122bとの間)に位置するように構成されている。このように、側面部121a,121bの溝部122a,122bの高さ位置と、背面部121cの溝部122cの高さ位置とを、水平方向において重ならないように形成することで、外装部品20の強度をさらに高めることができる。
図6は、スリムタイプのドラム型洗濯機を示す外観斜視図である。
図6に示すように、洗濯機S3は、洗濯槽(図示省略)と、この洗濯槽を収容する外装部品220と、を備えて構成されている。なお、洗濯機S3は、洗濯機S1に対して横幅が狭いスリムなタイプであり、洗濯機S1(奥行きD1)よりも奥行きD2が長く形成されている。
外装部品220は、1枚の板金(カラー鋼板)をプレス加工等によって、上面視において略コの字状に形成されたものである。すなわち、外槽部品220は、洗濯槽の左右両側に位置する側面部221a,221bと、洗濯槽の背面に位置する背面部221cと、洗濯槽の左右両側の前面に位置する前面部221d,221eと、を有している。
また、外装部品220は、側面部221aと背面部221cとの境界の角部、側面部221bと背面部221cとの境界の角部、側面部221aと前面部221dとの境界の角部、および側面部221bと前面部221eとの境界の角部がR(アール)形状を成すように形成されている。また、前面部221dと前面部221eは、上下に配置された棒状のステー(不図示)によって連結されている。また、背面部221cには、釣鐘形状に切り欠かれた点検口(不図示)が形成され、点検口に点検口カバー63(図7(c)参照)が取り付けられている。
このように洗濯機S3は、前面部221d,221eを形成することで、正面に上下方向に延びる分割ラインLe,Lfを備えた構造となっている。
図7は、スリムタイプの洗濯機を示す外観図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図、(c)は背面図である。
図7(a)に示すように、外装部品220の側面部221aには、補強用として、水平方向(図示前後方向)に帯状に延びる溝部222aが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、側面部221aには、上部の溝部222aに、運搬用の手掛部223aが設けられ、下側の溝部222aに、運搬用の手掛部223b,223bが設けられている。
図7(b)に示すように、外装部品220の側面部221bには、補強用として、水平方向(図示前後方向)に帯状に延びる溝部222bが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、側面部221bには、上部の溝部222bに、運搬用の手掛部223aが設けられ、下側の溝部222bに、運搬用の手掛部223b,223bが設けられている。
図7(c)に示すように、外装部品220の背面部221cには、補強用として、水平方向(図示左右方向)に帯状に延びる溝部222cが上下方向に等間隔に複数形成されている。また、背面部221cには、上部の溝部222cに、運搬用の手掛部223c,223cが設けられている。
また、側面部221aのそれぞれの溝部222aと側面部221bのそれぞれの溝部222bは、同じ高さ位置に形成されている。背面部221cの溝部222cは、上下において隣り合う溝部222aと溝部222aとの間(上下において隣り合う溝部222bと溝部222bとの間)に位置するように構成されている。このように、側面部221a,221bの溝部222a,222bの高さ位置と、背面部221cの溝部222cの高さ位置とを、水平方向において重ならないように形成することで、溝部222a,222b,222cを全て同じ高さ位置に形成する場合よりも外装部品220の強度を高めることができる。
図6に示すように、洗濯機S3は、前面部221dと前面部221eとの間に、洗濯機S1と部品を共有可能な部品共有部30(共通構造部)を備えている。部品共有部30は、洗濯物の出し入れする際に開閉されるドア31を含んでいる。図6において太線で囲む部分は、外装部品220の左右両側において正面を向く前面部221dと前面部221eとの間に位置し、図2において太線で囲む部分と、共有の部品を適用できるように構成されている。すなわち、洗濯機S1と洗濯機S3とでは、ドア31、前面上パネル32、ヒンジ32b、前面下パネル35、糸くずフィルタ33、洗剤自動投入用タンク34、フィルタケース36、タンクケース37、ステー21f,21g、操作パネル60、洗剤類投入部61、乾燥フィルタ62、ベローズ15、ダンパ13,13,13、点検口カバー63、手掛部21a3,23a,23b,21c2が、部品共有部として構成されている。
図8は、図2の洗濯機の正面図を示し、(a)は、ドアを投入口に対して偏心させた場合、(b)は比較例としてドアを投入口に対して偏心させない場合である。なお、図8では、洗濯機S1を例に上げて説明するが、他の洗濯機S2,S3についても同様に構成されることが好ましい。
図8(a)に示す洗濯機S1は、ドア31の径方向の中心O1と、前面上パネル32の開口32a(図1(a)参照)の径方向の中心O2とが偏心して、中心O1が中心O2より上側に位置している。これに対して、図8(b)において比較例として示す洗濯機は、ドア31Aの径方向の中心O1と、前面上パネル32の開口32aの径方向の中心O2が一致している場合である。なお、ドア31,31Aの直径は、前面上パネル32の幅とほぼ同じに形成されている。
このように、図8(b)に示すように、ドア31Aの中心O1と、開口32aの中心O2とが一致すると、ユーザにとって洗濯槽10の位置が低く見える感じになる。これに対して、図8(a)に示すように、ドア31の中心O1が開口32a(投入口)の中心O2に対して上方に偏心して配置されていると、ユーザにとって洗濯槽10の位置が高く見える感じになる。また、ドア31を開口32aに対して上方に偏心させることで、ドアの位置が高くなり、取手部39の位置も高くできるので、ドア31の開動作が容易になる。
図9は、図1(a)の洗濯機においてドアを開けた状態を示し、(a)は正面図、(b)は斜視図である。
図9(a)に示すように、ドア31の樹脂カバー31dには、凹み形状の取手部39が形成されている。ドア31を筺体(外装部品)に埋め込む構造ではなく、ドア31が前面上パネル32から前方に突出した構造にすることで、ドア31を開ける際の手掛けとなる取手部39を形成することが可能になっている。
また、前面上パネル32には、開口32aの周囲に、偏心した環状の窪み32a1が形成されている。この窪み32a1は、前面上パネル32をプレス成型することによって構成されている。また、窪み32a1の直径は、ドア31の直径とほぼ一致するように構成されている。
図9(b)に示すように、取手部39は、ヒンジ32bとは逆側の上寄りに設けられている。また、ヒンジ32bは、窪み32a1内に位置するように設けられている。
図10(a)は、本実施形態の洗濯機のドアの縦断面図、(b)は、比較例の洗濯機のドアの縦断面図、図11(a)は本実施形態の洗濯機においてドアを開いた状態の正面図、(b)は比較例の洗濯機においてドアを開いた状態の正面図、図12は、本実施形態の洗濯機で扉を全開にした状態を示す平面図である。なお、図10では、ドア以外の内部構造については図示省略している。
図10(b)において比較例で示すように、ドア301がフロントパネル310と面一となるようにした洗濯機300が一般に提案されている。このようなドア301がフロントパネル310に埋まる構造では、図11(b)に示すように、埋まっている部分を隠すための部品として環状の部品311が必要になる。
これに対して、図10(a)に示すように、ドア31を前面上パネル32(フロントパネル)から突出させる構造にすることで、図11(a)に示すように、前記した部品311が不要になり、部品点数を削減することが可能になる。
また、図10(b)および図11(b)の比較例で示すように、ドア301がフロントパネル310に埋め込まれる洗濯機では、ドア301を開閉するためのヒンジがいわゆる持ち出しヒンジが必要になるため、構造が複雑であった。しかし、図12に示すように、本実施形態の洗濯機S1では、ドア31をフロントパネルである前面上パネル32(図10(a)参照)から突出させる構造にしたので、ヒンジ32b(図12参照)を簡易な構造にすることができ、しかもドア31を180度開放できるようになっている。このようにドア31を180度開放できることにより、ドア31によって、洗濯槽10内の洗濯物の取り出しが阻害されるのを防止できる。つまり、ドアが90度程度しか開放しないものであれば、ドアの左側からの洗濯槽へのアクセスは阻害されるが、ドア31が180度開放できることで、ドア31の左側からの洗濯槽へのアクセスが可能になる。なお、洗濯機S2,S3についても同様である。
図13は、本実施形態の洗剤類投入ケースを示し、(a)は蓋が開いているときの斜視図、(b)は蓋が閉じているときの縦断面図である。
図13(a)に示すように、洗剤類投入部61は、天板40の前部左側に位置し、洗剤類が投入される洗剤類投入部61aと、洗剤類投入部61aを開閉する蓋部材61bと、を備えて構成されている。
洗剤類投入部61aは、平面視略矩形状に形成され、幅方向(左右方向)の中央に仕切板61cが設けられている。また、洗剤類投入部61aの上端周縁部には縁部61dが形成されている。
蓋部材61bは、天板40と同様の合成樹脂製の材料で形成され、略四角板状に形成されている。また、蓋部材61bの先端中央部には、手掛け用の窪み部61eが形成されている。また、蓋部材61bの裏面には、四角シート状のパッキン(シール部材)61fが設けられている。
図13(b)に示すように、蓋部材61bは、幅方向に延びる回動軸61gを介して、洗剤類投入部61aを開閉するように回動自在に支持されている。また、洗剤類投入部61aの後方には、蓋部材61bが開いたときに、回動軸61gより後方の蓋部材61bの後端が接触するのを防止する断面視凹形状の逃げ部61hが形成されている。
蓋部材61bを閉じたときに、パッキン61fの縁部が洗剤類投入部61aの縁部61dに当接することで、洗剤類投入部61aを密閉できるように構成されている。なお、図示していないが、パッキン61fによって、蓋部材61bが洗剤類投入部61aに嵌合することで、洗濯機S1の運転時に振動によって蓋部材61bが開放しないようになっている。
図14(a)は、本実施形態の洗濯機を示す縦断面図、(b)は比較例としての洗濯機を示す縦断面図である。なお、図14(a)、(b)では、洗濯槽の内槽の図示を省略している。
図14(b)に示す洗濯機300は、洗濯槽の外装320の回転軸の前側が後側よりも高くなるように傾斜する構成である。一方、図14(a)に示す本実施形態の洗濯機S1は、洗濯槽10の回転軸が前後方向に水平になるように構成されている。これにより、洗濯槽10を天板40に近づけることができ、洗濯槽10の底面10sの高さを、比較例の洗濯槽320の底面よりも上げることができる。したがって、洗濯槽10内の洗濯物を取り出す際に、図14(b)の洗濯機300では、大きく腰をかがめる必要があったが、図14(a)の洗濯機S1では、洗濯機300よりも腰をかがめる度合いを小さくすることができ、洗濯物の取り出しが容易になる。
また、図14(b)に示す洗濯機300では、洗濯槽320までの距離L300が長く設定される。これに対して、図14(a)に示す洗濯機S1では、ドア31を突出した構造にしたことで、洗濯槽10までの距離L10を洗濯槽320のL300よりも短くすることができる。これにより、洗濯機S1における洗濯物の出し入れを容易にできる。
図15(a)は基本構造を決めるステップ、(b)はシリーズ展開する場合の基幹部分を決めるステップ、(c)可変部分を決めるステップ、(d)は外形寸法を決めるステップ、(e)は細部の形状を決めるステップである。
このように、本実施形態の洗濯機S1では、図15(a)に示すように、洗濯槽10、この洗濯槽10を収容する外装部品20、天板40、ベース14、を基本構造として決定する。そして、図15(b)に示すように、シリーズ展開を考えた場合の基幹部分として部品共有部30を決定し、最小、平均(中間)、最大の展開を考える。そして、図15(c)に示すように、各シリーズにおいて、追加、削除が必要な部品として、例えば、操作パネル60と洗剤類投入部61を決定する。そして、図15(d)に示すように、設置条件などを考慮して、図15(c)の可変部分が収まるように外形寸法を決定する。そして、図15(e)に示すように、細部の形状として、角のR形状などを決定して形を整える。本実施形態では、図15(a)〜図15(e)の5つのステップによって、シリーズ展開可能なデザインとしたものである。
図16は、洗濯機のシリーズ展開例を示し、(a)はドラム式、(b)スリムタイプのドラム式、(c)ビルトイン式である。
図16(a)に示す洗濯機S1と図16(c)に示す洗濯機S2は、同じ部品構成である部品同一構成部130(共通構造部)を備えるため、また図16(a)に示す洗濯機S1と図16(b)に示す洗濯機S3は、部品を共有可能な部品共有部30を備えるため、洗濯槽の容量変更や新シリーズの展開が容易になる。このため、洗濯機S1のCADデータをもとに、高さ、幅、奥行き、角Rの寸法など少ないパラメータを編集するだけで(図15(d)および図15(e)参照)シリーズ展開(横展開)することが可能になる。
また、図16(a)、(b)、(c)に示すように、洗濯機S1,S2,S3において、分割ラインLa,Lb,Lc,Ld,Le,Lfを形成することにより、洗濯機S1,S2,S3をスリムに見せることができる。
図17は、洗濯機のカラー展開例を示す斜視図である。
図17(a)に示すように、外装部品20と前面上パネル32と前面下パネル35を白色とし、ベース14および天板40(操作パネル60と洗剤類投入部61を含む)を黒色とすることができる。図17(b)に示すように、外装部品20と前面上パネル32と前面下パネル35とベース14と天板40(操作パネル60と洗剤類投入部61を含む)をすべて白色とすることができる。図17(c)に示すように、外装部品20を白色とし、前面上パネル32と前面下パネル35とベース14と天板40(操作パネル60と洗剤類投入部61を含む)を黒色とすることができる。図17(d)に示すように、前面上パネル32と前面下パネル35と操作パネル60と洗剤類投入部61を白色とし、外装部品20とベース14と天板40(操作パネル60と洗剤類投入部61を含まない)を黒色とすることができる。図17(e)に示すように、前面上パネル32と前面下パネル35を白色とし、外装部品20とベース14と天板40(操作パネル60と洗剤類投入部61を含む)を黒色とすることができる。図17(f)に示すように、外装部品20と前面上パネル32と前面下パネル35とベース14と天板40(操作パネル60と洗剤類投入部61を含む)をすべて黒色とすることができる。
このように、前面に分割ラインLa,Lbを形成することで、塗り分けの多様性を持たせることができ、嗜好性の異なる海外向けにおいても容易に対応できるようになる。
また、外装部品20や前面上パネル32、前面下パネル35にカラー鋼板を用いることで、塗装に比べて安定した彩色が可能になる。また、塗装のように部品間での色のバラツキを無くすことができる。また、図17(a)ないし図17(f)に示ししたように、部品の分割部分で色を塗り分けることで、多くのバリエーションの洗濯機を実現でき、例えば様々な国の規制や国民の嗜好にあった色展開を行うことが可能になる。
また、ドア31の裏面にリング状に印刷してもよい。これにより、ドアガラスの周囲に別ピースで部品を設ける必要がないので、部品点数の削減が可能になる。また、ドア31の裏面の印刷も彩色することが可能であるので、さらにバリエーションを増やすことができる。
以上のように、本実施形態の洗濯機S1,S3では、洗濯槽10と、洗濯槽10を収容する外装部品20,220と、を備え、外装部品20,220は、左右両側において正面を向く前面部21d,21e,221d,221eを有し、左右の前面部21d,21e,221d,221eの間に、共有の部品を適用可能な部品共有部30を備える(図16(a)と図16(b)参照)。これによれば、洗濯機S3を洗濯機S1に比べてスリム化(幅狭化)するために、洗濯槽10の形状を変更(直径小、奥行き大)したときに、部品共有部30を共有できるので、主に外装部品20,220、天板40,240の形状を変更するだけでよいので、洗濯機を複数種類に展開(シリーズ展開)する場合に設計変更が容易になる。また、洗濯機S1と洗濯機S3との間で、部品共有部30を備えているので、部品点数を削減でき、製造コストを低減できる。
また、本実施形態では、部品共有部30が、洗濯槽10に対して洗濯物を出し入れする際に開閉されるドア31,131を含んでいる。これによれば、ユーザがよく利用する部品を共有化することで、洗濯機S1を洗濯機S3に機種変更したとしても、使い勝手が変わることがない。なお、本実施形態では、ドア31,131だけではなく、ユーザが利用する、糸くずフィルタ33、洗剤自動投入用タンク34、操作パネル60,160、洗剤類投入部61,161を共有化できるので、機種変更したとしても、使い勝手が損なわれることがない。
また、本実施形態では、ドア31は、左右の前面部21d,21eの間に設けられる前面上パネル32から突出して設けられている。これによれば、洗濯槽10へのアクセス距離が短くなるので、洗濯物の取り出しが容易になる(図14(a)参照)。
また、本実施形態では、ドア31を左右の前面部21d,21eの間に設けられる前面上パネル32から突出して設けることで、ドア31に取手部39を形成することができる(図6参照)。このため、従来のように別ピースで取っ手を設ける必要がなく、凹み形状にするだけでよいので、構造が簡単で部品点数の削減が可能である。
また、本実施形態では、ドア31が前面上パネル32に形成された開口32a(投入口)に対して上方に偏心して配置されている(図8(a)参照)。これによれば、ユーザに槽の高さが高くなったと感じさせることができる。
また、本実施形態の洗濯機S1,S2では、洗濯槽10と、洗濯槽10を囲む外装部品20,120と、を備え、外装部品20,120が左右両側において正面を向く前面部21d,21e,121d,121eを有し、左右の前面部21d,21e,121d,121eの間に、同一構成の部品を適用可能な部品同一構成部130を備えている(図16(a)と図16(c)参照)。これによれば、洗濯機S1を洗濯機S2にするために、部品同一構成部130を備えることで、別の種類の部品を新たに設計する必要がなくなるので、洗濯機を複数種類に展開(シリーズ展開)する場合に設計が容易になる。
また、本実施形態では、外装部品20,120,220が、左右の前面部21d,21e,121d,121e,221d,221eを含めて、左右の側面部21a,21b,121a,121b,221a,221b、背面部21c,121c,221cを備えて、平面視において略コの字状に形成されている(図1(a)、図1(b)、図3、図5、図6、図7参照)。これによれば、部品点数を削減できるとともに強度を高めることができる。また、前面部21d,21e,121d,121e,221d,221eを備えることで、さらに強度を高めることができる。
なお、本実施形態では、外装部品20,120,220を一枚の鋼板を平面視略コの字にした場合を例に挙げて説明したが、前面部21d,21e,121d,121e,221d,221eを備えるものであれば、2分割、3分割など、複数の分割したものをコの字状になるように組み合わせたものであってもよい。また、平面視略コの字状に限定されるものではなく、平面視略U字状など他の形状であってもよい。
また、本実施形態では、外装部品20,120,220が、鋼板によって構成されている。これによれば、強度を高めることができ、外観品質を高めることができる。
また、本実施形態では、洗濯槽10が3本以上のダンパを介して自立して支持されている(図1(a)参照)。これによれば、洗濯槽10を天板40の高さぎりぎりに位置させることができるので、洗濯槽10の底面を高くでき、洗濯物の出し入れが容易になる(図14(a)参照)。
次に、洗濯機の操作パネル60について図18から図37を参照して説明する。
図18は、操作パネルの構成図、図19は、操作パネルの操作例を示す動作説明図である。
図18に示すように、操作パネル60には、複数の操作ボタンと複数のアイコンが設けられている。本実施形態では、操作パネル60の一例として、電源ON/OFFボタン60a、スタート/一時停止ボタン60b、プリセットボタン60c,60d,60e(洗濯、洗乾、乾燥)、予約アイコン60f、ドアロックアイコン60g、高温注意アイコン60hを備えて構成されている。
図19(a)に示すように、電源ON/OFFボタン60aを押下することで、洗濯機S1の電源がONになる。
そして、図19(b)に示すように、電源がONになると、LEDが点灯し、プリセットボタンが表示される。このとき、前回運転したコース(ここでは、乾燥ボタン60e)が選ばれた状態で表示される。選択されているプリセットボタンの外枠が他のボタンに比べて強く光るようになっている。この状態で、スタート/一時停止ボタン60bを押下すると、前回のコースで運転が開始する。
また、図19(c)に示すように、プリセットボタン60c,60d,60eには、洗濯、洗乾、乾燥ボタンが存在し、押下することでコース変更できる。
図19(d)に示すように、洗乾のプリセットボタン60dを押下すると、洗濯のコースが変更される。このとき、洗乾のプリセットボタン60dの外枠が強く発光する。この状態でスタート/一時停止ボタン60bを押下すると、洗乾コースで運転が開始される。
図19(e)に示すように、スタート/一時停止ボタン60bを押して運転が開始されるとドア31のロックが掛かる。ドアロックが掛かると、スタート/一時停止ボタン60bの上方に鍵のメタファを取り入れたドアロックアイコンが発光する。なお、ドアロックを解除するには、スタート/一時停止ボタン60bを押下することで解除できる。また、運転中は、洗濯と乾燥のプリセットボタン60c,60eが消灯する。
図19(f)に示すように、運転中において、スタート/一時停止ボタン60bを押下すると、ドアロックアイコン60gが消灯し、ドアロックが解除される。
なお、図19(g)に示すように、乾燥運転中において、スタート/一時停止ボタン60bを押下してもすぐにドアロックを解除できない場合がある。これは、洗濯槽10が高温になっているためであり、洗濯槽10の温度が下がるまでドア31を開けることができない。このとき、高温注意を示す高温注意アイコン60hが発光する。
また、運転予約登録をすると、スタート/一時停止ボタン60bの上方に時計のメタファを取り入れた予約アイコン60f(図18参照)が発光する。
このように、操作パネル60の各種のボタン60a〜60eに、それぞれの機能を想起させる画像、絵にすることで、各国に対応した現地語にする必要がないため、各国において操作パネル60の差し替えが不要になる。また、必要最小限のボタン60a〜60eにすることで、どのような利用者であっても操作できるようになる。
図20は、操作パネルの変形例を示す構成図である。
図20(a)および図20(b)に示すように、図18のプリセットボタン60b,60d,60eに替えて、数字「1」、「2」、「3」で表したプログラマブルボタン60i、60j、60k、60l、60m、60nとしてもよい。
また、図20(c)に示すように、プログラマブルボタン60i、60j、60kと、プリセットボタン60c、60d、60eとを組み合わせてもよい。このように、ユニバーサルな表示にすることで、パネルを差し替えるだけで対応することができ、設計変更が容易になる。
また、図20(d)に示すように、操作パネル60の電源ON/OFFボタン60aを除く、ハードボタンである各種ボタン60a〜60nに替えて、タッチ式の液晶パネル70を搭載するようにしてもよい。また、液晶パネル70は、図示されているように、丸型のものであってもよく、四角など他の形状であってもよい。また、操作パネル60に、スマートフォンやタブレットを着脱自在に組み込めるようにしてもよい。
図21および図22は、洗濯機の操作をスマートフォン等の携帯端末で行う場合の画面の切替動作を示すフローチャートである。なお、スマートフォン等の携帯端末は、洗濯機S1内の制御装置と無線通信によって接続され、洗濯機S1内の各種情報をスマートフォン等の携帯端末に送信し、逆にスマートフォン等の携帯端末で設定した内容を洗濯機S1に送信する。以下、本実施例では、スマートフォンによる操作について説明する。
洗濯機S1内の制御装置は、マイクロコンピュータ、駆動回路、通信装置等を備え、マイクロコンピュータを介して、使用者の操作や、洗濯工程(洗い工程、すすぎ工程、脱水工程)、乾燥工程での各種情報信号を取得する。また、制御装置は、マイクロコンピュータが駆動回路を介して、ドラムモータの回転、給水電磁弁や排水弁の開閉、送風ユニットの回転やヒータの通電のON・OFFを制御する。
ステップS10において、スマートフォンの制御部は、本体(洗濯機S1)の電源がONであるか否かを判定する。電源ON/OFFボタンがONであると判定した場合には(Yes)、ステップS20に進み、後記する図24(a)のTOP画面を表示し、電源ON/OFFボタンがOFFであると判定した場合には(No)、ステップS21に進み、図24(a)の画面から円の中央の[スタート]アイコンが無い状態で表示し、ステップS10に戻る。
ステップS30において、制御部は、[アジャスト]アイコンが操作されたか否かを判定し、[アジャスト]アイコンが操作されたと判定した場合には(Yes)、ノードAに進み、[アジャスト]アイコンが操作されていないと判定した場合には(No)、ステップS40に進む。アジャストとは、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間を変更することができる画面である。
ステップS40において、制御部、[ステップ]アイコンが操作されたか否かを判定し、[ステップ]アイコンが操作されたと判定した場合には(Yes)、ノードBに進み、[ステップ]アイコンが操作されていないと判定した場合には(No)、ステップS50に進む。[ステップ]アイコンとは、全体の運転時間を視覚的に確認することができる画面である。
ステップS50において、制御部、[ドライヴログ]アイコンが操作されたか否かを判定し、[ドライヴログ]アイコンが操作されたと判定した場合には(Yes)、ノードCに進み、「ドライヴログ」アイコンが操作されていないと判定した場合には(No)、ステップS60に進む。ドライヴログとは、これまでの運転コースをまとめた履歴画面である。
ステップS60において、制御部は、[フィーチャ]アイコンが操作されたか否かを判定し、「フィーチャ」アイコンが操作されたと判定した場合には(Yes)、ノードDに進み、[フィーチャ]アイコンが操作されていないと判定した場合には(No)、ステップS70に進む。フィーチャとは、詳細コースの設定画面である。
ステップS70において、制御部は、[セッティング]アイコンが操作されたか否かを判定し、[セッティング]アイコンが操作されたと判定した場合には(Yes)、ノードEに進み、[セッティング]アイコンが操作されていないと判定した場合には(No)、ステップS80に進む。
ステップS80において、制御部は、スマートフォンの[スタート]アイコンが押下されたか否かを判定し、[スタート]アイコンが押下されていないと判定した場合には(No)、ステップS30に戻り、[スタート]アイコンが押下されたと判定した場合には(Yes)、図22のノードFに移行する。
図22に示すように、ステップS90において、制御部は、運転準備用のモニタリング画面(貯水中のグラフィック)に移行する。
ステップS100において、制御部は、エラーが発生したか否かを判定し、エラーが発生したと判定した場合には(Yes)、ステップS180に進み、エラーが発生していないと判定した場合には(No)、ステップS110に進む。なお、エラーとは、例えば、ドア31が開いているとか、給水栓が閉じていて給水できないとかである。
ステップS110において、制御部は、運転準備完了したか否かを判定し、運転準備完了したと判定した場合には(Yes)、ステップS120に進み、運転準備完了していないと判定した場合には(No)、ステップS90に戻る。
ステップS120において、制御部は、モニタリング画面を本体の運転状況に対応した画面に遷移させる。つまり、洗い工程の場合には洗い工程であることを示すグラフィックに遷移させ、すすぎ工程の場合にはすすぎ工程であることを示すグラフィックに遷移させ、脱水工程の場合には脱水工程であることを示すグラフィックに遷移させ、乾燥工程の場合には乾燥工程であることを示すグラフィックに遷移させる。
ステップS130において、制御部は、エラーが発生したと判定したか否かを判定し、エラーが発生したと判定した場合には(Yes)、ステップS180に進み、エラーが発生していないと判定した場合には(No)、ステップS140に進む。
ステップS140において、制御部は、アラームが設定されているか否かを判定し、アラームが設定されていると判定した場合には(Yes)、ステップS150に進み、アラームが設定されていないと判定した場合には(No)、ステップS160に進む。アラームとは、洗濯工程中の任意のタイミングにベルを鳴らす、スマートフォンを振動させるなどして知らせる機能。例えば、脱水後にベルを鳴らすことで、乾燥したくないものを洗濯機から取り出すことができる。なお、アラームは、事前に、セッティングの画面において設定することができる。
ステップS150において、制御部は、アラーム画面(鈴アイコン)を円形部81(図37(g)参照)に表示する。
ステップS160において、制御部は、運転が終了したか否かを判定し、運転が終了したと判定した場合には(Yes)、ステップS170に進み、運転が終了していないと判定した場合には(No)、ステップS120に戻る。
ステップS170において、制御部は、現在の設定内容を記録(上書き)する。運転終了時の運転コースが最新の情報として記録される。
ステップS180において、制御部は、運転停止(エラー)画面を表示する。例えば、円形部81に、「ドアが開いています」などのエラー内容を示す画面が表示される。
ステップS190において、物理的に対応した場合(例えば、ドア31を閉じた場合)、制御部は、内部処理を実行し、内部処理によってエラーが解消されたか否かを判定し、エラーが解消されたと判定した場合には(Yes)、ステップS200に進み、エラーが解消されていないと判定した場合には(No)、ステップS180に戻る。
ステップS200において、制御部は、運転準備中であるか否かを判定し、運転準備中であると判定した場合には(Yes)、ステップS90に戻り、運転準備中ではないと判定した場合には(No)、ステップS120に戻る。
図23Aないし図23Dは、図21のノードAの動作を示すフローチャートである。
図23Aに示すように、ステップS310において、制御部は、洗い設定画面に遷移する。なお、図31(a)に示す円形部81内の下部の[アジャスト]アイコン91を押下することで、図31(b)に示すアジャスト画面(洗い設定画面)に遷移する。
ステップS311において、制御部は、円形部81内の[+]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を上方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[+]が押下されたと判定した場合には(S311、Yes)、ステップS312に進み、「+」が押下されていないと判定した場合には(S311、No)、ステップS314に進む。
ステップS312において、制御部は、円形部81に表示されている数値が最大値であるか否かを判定し、最大値であると判定した場合には(Yes)、ステップS314に進み、最大値ではないと判定した場合には(No)、ステップS313に進む。
ステップS313において、制御部は、円形部81の数値(洗い時間)を増加させるとともに、円形部81内のグラフィックを設定数値に対応したグラフィックに変更する。
ステップS314において、制御部は、円形部81内の[−]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を下方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[−]が押下されたと判定した場合には(S314、Yes)、ステップS315に進み、[−]が押下されていないと判定した場合には(S314、No)、ステップS317に進む。
ステップS315において、制御部は、円形部81に表示されている数値が最小値であるか否かを判定し、最小値であると判定した場合には(Yes)、ステップS317に進み、最小値ではないと判定した場合には(No)、ステップS316に進む。
ステップS316において、制御部は、円形部81の数値(洗い時間)を減少せるとともに、円形部81内のグラフィックを、設定数値に対応したグラフィックに変更する。
ステップS317において、制御部は、円形部81内が左方向にスワイプしたか否かを判定し、スワイプしたと判定した場合には(Yes)、ノードA1に進み、スワイプしていないと判定した場合には(No)、ステップS318に進む。
ステップS318において、制御部は、円形部81の上部のスタートアイコン(三角を横にしたアイコン)が押下されたか否かを判定し、スタートアイコンが押下されたと判定した場合には(Yes)、図21のステップS20のトップ画面に戻り、アイコンが押下されていないと判定した場合には(No)、ステップS311に戻る。
図23Bに示すように、ステップS319において、制御部は、すすぎ設定画面に遷移する(図27参照)。
ステップS320において、制御部は、円形部81内の[+]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を上方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[+]が押下されたと判定した場合には(S320、Yes)、ステップS321に進み、「+」が押下されていないと判定した場合には(S320、No)、ステップS325に進む。
ステップ321において、制御部は、円形部81に表示されている数値が最大値であるか否かを判定し、最大値であると判定した場合には(Yes)、ステップS325に進み、最大値ではないと判定した場合には(No)、ステップS322に進む。
ステップS322において、制御部は、現在注水すすぎに設定されているか否かを判定し、注水すすぎに設定されている場合には(Yes)、ステップS323に進み、注水すすぎに設定されていない場合には(No)、ステップS324に進む。
ステップS323において、制御部は、円形部81の数値「N」を「N+1」にするとともに、円形部81内のグラフィックを、「N+1」に対応したグラフィックに変更する。例えば、数値「N」が「1」(「1+」)である場合には、数値「2」に変更する。
ステップS324において、制御部は、円形部81の中央の数値「N」を「N+」にするとともに、円形部81内のグラフィックを、「N+」に対応したグラフィックに変更する。例えば、数値[N」が「1」の場合、「1+」に変更する。
ステップS325において、制御部は、円形部81内の[−]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を下方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[−]が押下されたと判定した場合には(S325、Yes)、ステップS326に進み、[−]が押下されていないと判定した場合には(S325、No)、ステップS330に進む。
ステップS326において、制御部は、円形部81に表示されている数値が最小値であるか否かを判定し、最小値であると判定した場合には(Yes)、ステップS330に進み、最小値ではないと判定した場合には(No)、ステップS327に進む。
ステップS327において、制御部は、現在注水すすぎに設定されているか否かを判定し、注水すすぎに設定されている場合には(Yes)、ステップS328に進み、注水すすぎに設定されていない場合には(No)、ステップS329に進む。
ステップS328において、制御部は、円形部81の数値「N+」を「N」にするとともに、円形部81内のグラフィックを、「N」に対応したグラフィックに変更する。例えば、数値「N」が「2」(「2+」)である場合には、数値「1」に変更する。
ステップS329において、制御部は、円形部81の中央の数値「N」を「(N−1)+」にするとともに、円形部81内のグラフィックを、「(N−1)+」に対応したグラフィックに変更する。例えば、数値[N」が「2」の場合、「1+」に変更する。
ステップS330において、制御部は、円形部81内が左方向にスワイプしたか否かを判定し、スワイプしたと判定した場合には(Yes)、ノードA2に進み、スワイプしていないと判定した場合には(No)、ステップS331に進む。
ステップS331において、制御部は、円形部81の上部のスタートアイコン(三角を横にしたアイコン)が押下されたか否かを判定し、スタートアイコンが押下されたと判定した場合には(Yes)、図21のステップS20のトップ画面に戻り、アイコンが押下されていないと判定した場合には(No)、ステップS320に戻る。
図23Cに示すように、ステップS332において、制御部は、脱水設定画面に遷移する(図28参照)。
ステップS333において、制御部は、円形部81内の[+]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を上方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[+]が押下されたと判定した場合には(S333、Yes)、ステップS334に進み、「+」が押下されていないと判定した場合には(S333、No)、ステップS336に進む。
ステップS334において、制御部は、円形部81の数値が最大値であるか否かを判定し、最大値であると判定した場合には(Yes)、ステップS336に進み、最大値ではないと判定した場合には(No)、ステップS335に進む。
ステップS335において、制御部は、円形部81の数値(脱水時間)を増加させるとともに、円形部81内のグラフィックを設定数値に対応したグラフィックに変更する。
ステップS336において、制御部は、円形部81内の[−]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を下方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[−]が押下されたと判定した場合には(S336、Yes)、ステップS337に進み、[−]が押下されていないと判定した場合には(S336、No)、ステップS339に進む。
ステップS337において、制御部は、円形部81の数値が最小値であるか否かを判定し、最小値であると判定した場合には(Yes)、ステップS339に進み、最小値ではないと判定した場合には(No)、ステップS338に進む。
ステップS338において、制御部は、円形部81の数値(脱水時間)を減少せるとともに、円形部81内のグラフィックを、設定数値に対応したグラフィックに変更する。
ステップS339において、制御部は、円形部81内が左方向にスワイプしたか否かを判定し、スワイプしたと判定した場合には(Yes)、ノードA3に進み、スワイプしていないと判定した場合には(No)、ステップS340に進む。
ステップS340において、制御部は、円形部81の上部のスタートアイコン(三角を横にしたアイコン)が押下されたか否かを判定し、スタートアイコンが押下されたと判定した場合には(Yes)、図21のステップS20のトップ画面に戻り、アイコンが押下されていないと判定した場合には(No)、ステップS333に戻る。
図23Dに示すように、ステップS341において、制御部は、乾燥設定画面に遷移する(図30参照)。
ステップS342において、制御部は、円形部81内の[+]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を上方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[+]が押下されたと判定した場合には(S342、Yes)、ステップS343に進み、「+」が押下されていないと判定した場合には(S342、No)、ステップS345に進む。
ステップS343において、制御部は、円形部81の数値が最大値であるか否かを判定し、最大値であると判定した場合には(Yes)、ステップS345に進み、最大値ではないと判定した場合には(No)、ステップS344に進む。
ステップS344において、制御部は、円形部81の中央の数値(乾燥時間)を増加させるとともに、円形部81内のグラフィックを設定数値に対応したグラフィックに変更する。
ステップS345において、制御部は、円形部81内の[−]アイコンが押下されたか否かを判定する。または、制御部は、円形部81内を下方にスワイプしたか否かを判定する。制御部は、[−]が押下されたと判定した場合には(S345、Yes)、ステップS346に進み、[−]が押下されていないと判定した場合には(S345、No)、ステップS348に進む。
ステップS346において、制御部は、円形部81の数値が最小値であるか否かを判定し、最小値であると判定した場合には(Yes)、ステップS348に進み、最小値ではないと判定した場合には(No)、ステップS347に進む。
ステップS347において、制御部は、円形部81の数値(乾燥時間)を減少せるとともに、円形部81内のグラフィックを、設定数値に対応したグラフィックに変更する。
ステップS348において、制御部は、円形部81内が左方向にスワイプしたか否かを判定し、スワイプしたと判定した場合には(Yes)、図23AのステップS310に戻り、スワイプしていないと判定した場合には(No)、ステップS349に進む。
ステップS349において、制御部は、円形部81の上部のスタートアイコン(三角を横にしたアイコン)が押下されたか否かを判定し、スタートアイコンが押下されたと判定した場合には(Yes)、図21のステップS20のトップ画面に戻り、アイコンが押下されていないと判定した場合には(No)、ステップS342に戻る。
図24は、スマートフォンのトップ画面から遷移できるサンプル図である。
図24(a)に示すトップ画面から、図24(b)に示すアジャスト画面、図24(c)に示すステップ画面、図24(d)に示すモニタリング画面、図24(e)に示すエラー画面に遷移することができる。
また、図24(f)は、スマートフォン80の画面下部の拡大図であり、左端のドライヴログアイコン101を押下することで、図24(g)に示すドライヴログ画面に遷移する。なお、図24(g)の画面は、図21のノードCに対応している。また、図24(f)の右端から2番目のフィーチャアイコン102を押下することで、図24(h)に示すフィーチャ画面に遷移する。なお、図24(h)の画面は、図21のノードDに対応している。また、図24(f)の右端のセッティングアイコン103を押下することで、図24(i)に示すセッティング画面に遷移する。なお、図24(i)の画面は、図21のノードEに対応している。
図25は、アジャストの画面遷移を示すサンプル図である。
図25(a)は、洗い時間を設定する画面であり、渦を巻くような寒色系のグラフィックが表示される。円形部81の中央には、現在設定されている洗い時間が表示され、その上部に洗い時間を延長する[+]プラスアイコン、その下部に時間を短縮する[−]マイナスアイコンが表示される。図25(a)に示す円形部81内を左にスワイプすることにより、図25(b)の画面に遷移する。
図25(b)は、すすぎ回数を設定する画面であり、水が滝のように流れる寒色系のグラフィックが表示される。また、円形部81の中央には、現在設定されている回数が表示され、その上部に回数を増やす[+]プラスアイコン、その下部に回数を減らす[−]マイナスアイコンが表示される。図25(b)に示す円形部81内を左にスワイプすることにより、図25(c)の画面に遷移する。
図25(c)は、脱水時間を設定する画面であり、水滴が周囲に飛び散るような寒色系のグラフィックが表示される。また、円形部81の中央には、現在設定されている脱水時間が表示され、その上部に脱水時間を増やす[+]プラスアイコン、その下部に脱水時間を減らす[−]マイナスアイコンが表示される。図25(c)に示す円形部81内を左にスワイプすることにより、図25(d)の画面に遷移する。
図25(d)は、乾燥時間を設定する画面であり、空気が吹き出すような暖色系のグラフィックが表示される。また、円形部81の中央部には、現在設定されている乾燥時間が表示され、その上部に乾燥時間を増やす[+]プラスアイコン、その下部に乾燥時間を減らす[−]マイナスアイコンが表示される。図25(d)に示す円形部81を左にスワイプすることにより、図25(a)の画面に遷移する。
また、円形部81を右側にスワイプすることにより、前記とは逆向きに画面が遷移する。また、プラスアイコンやマイナスアイコンをタップすることで設定値を変更することができるが、フリック操作でも設定値を変更することができる。
図26は、洗い時間変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。なお、円形部81のグラフィックは、水が渦を巻くようなイメージを想定している。
図26(a)に示すように、洗い時間が6分の場合には、円形部81に表示される渦巻きのグラフィックは、渦の巻き方が小さく表示される。そして、図26(b)に示すように、洗い時間が12分の場合には、円形部81に表示される渦巻きのグラフィックは、渦の巻き方が図26(a)の場合よりも大きく表示される。そして、図26(c)に示すように、洗い時間が25分の場合には、円形部81に表示される渦巻きのグラフィックは、渦の巻き方が図26(b)の場合よりも大きく表示される。
また、図26(d)に示すように、渦状のグラフィックを同方向(右回り方向)に回転させることで洗い時間を増やし、反対方向(左回り方向)に回転させることで洗い時間を減らすようにしてもよい。これは、アジャスト画面共通の操作方法でもある。
図27は、すすぎ回数変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。なお、円形部81内のグラフィックは、流水をイメージしたものであり、円左側から水が落ちてくることを想定している。また、円内下部のしぶきについては、流水が落ちてきたタイミングで揺れるようになっている。
図27(a)に示すように、すすぎ回数が「1」であり、円形部81にすすぎの水流が1本ですすぎの水量が少ない状態のグラフィックが表示される。図27(a)の画面において、円形部81内を上方にスワイプ、またはプラスアイコンをタップすることにより、図27(b)の画面に遷移する。
図27(b)に示すように、すすぎ回数が「1+」となり、注水すすぎが実行される。この場合、円形部81には、すすぎの水流が1本ですすぎの水量が図27(a)よりも多い状態のグラフィックが表示される。
前記と同様に操作することにより、図27(c),(d),(e),(f),(g),(h)に示すように、すすぎ回数が「2」、「2+」、「3」、「3+」、「4」、「4+」に遷移する。また、円形部81内のグラフィックも、すすぎ回数が増えるにつれて水流の本数が増えていく。
図28は、脱水時間変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。なお、円形部81内のグラフィックは、水しぶきが回転しながら、中心から大きくなって消えていく動きを想定している。
図28(a)に示すように、脱水時間が「1」minの場合には、円形部81に表示される水滴が小さく且つ一重の円のグラフィックとなっている。図28(a)に示す画面において、円形部81を上方にスワイプすることにより、図28(b)の画面に遷移する。
図28(b)に示すように、脱水時間が「2」minとなり、円形部81に表示される水滴が図28(a)よりも大きく且つ大きな円状に配置されたグラフィックとなっている。図28(b)に示す画面において、円形部81を上方にスワイプすることにより、図28(c)の画面に遷移する。
図28(c)に示すように、脱水時間が「4」minとなり、水滴が図28(b)よりも大きく且つ二重円状のグラフィックとなっている。図28(c)に示す画面において、円形部81を上方にスワイプすることにより、図28(d)の画面に遷移する。
図28(d)に示すように、脱水時間が「8」minとなり、水滴が図28(c)よりも大きく且つ二重円状のグラフィックとなっている。図28(d)に示す画面において、円形部81を上方にスワイプすることにより、図28(e)の画面に遷移する。
図28(e)に示すように、脱水時間が「9」minとなり、水滴が図28(d)よりも大きく且つ三重円状のグラフィックとなっている。図28(e)に示す画面において、円形部81を下方にスワイプすることにより、図28(d)に戻る。なお、図28(e)において、円形部81を上方にスワイプしても、図28(a)に示す画面には遷移しない。
図29は、脱水時間を変更する際の別の操作方法を示すサンプル図である。
図29(b)に示す画面において、円形部81内のプラスアイコンをタップすることにより、脱水時間が増加し、図29(c)の画面に遷移する。また、図29(b)に示す画面において、円形部81内のマイナスアイコンをタップすることにより、脱水時間が減少し、図29(a)の画面に遷移する。
図30は、乾燥時間変更時のグラフィックの変化を示すサンプル図である。なお、円形部81のグラフィックは、風のメタファ(三日月状のパーツ)が渦を巻くように回転する動作を想定したものである。
図30(a)に示すように、乾燥時間が「30」minの場合には、円形部81に表示される風の面積が小さくなっている。図30(a)において、円形部81を上方にスワイプまたはプラスアイコンをタップすることにより、図30(b)の画面に遷移する。
図30(b)に示すように、乾燥時間が「60」minになり、円形部81の風の面積が拡大したグラフィックとなる。同様にして、図30(b)のグラフィックから図30(c)のグラフィックに遷移し、さらに図30(d)のグラフィックに遷移する。
図31は、アジャストの切替操作を示すサンプル図である。
図31(a)に示すように、円形部81の下部に表示されている[アジャスト]アイコンをタップすることにより、図31(b)に示す画面に遷移する。また、図31(c)に示すように、円形部81の上部に表示されている[スタート]アイコン92をタップすることにより、図31(d)に示すトップ画面に遷移する。
図32は、図21のノードBの動作を示すフローチャート、図33は、ステップ画面の遷移を示すサンプル図である。ステップ画面は、選択している洗濯コースの内訳表示をグラフィックで確認できる機能を有している。
図32に示すように、ステップS400において、制御部は、ステップ画面が表示される(図33(b)参照)。
ステップS410において、制御部は、ステップ画面のセグメントのリンクがタップされたか否かを判定し、リンクがタップされたと判定した場合には(Yes)、ステップS420に進み、リンクがタップされていないと判定した場合には(No)、ステップS80に戻る。ステップ画面の各セグメントs1,s2,s3,s4,s5には、それぞれ、洗いアイコン、すすぎアイコン、すすぎアイコン、脱水アイコン、乾燥アイコンが表示されている。
ステップS420において、制御部は、対応するアジャスト画面に遷移する。例えば、図33(b)のセグメントs1の洗いアイコンをタップすることにより、図26のアジャストの洗い時間の調整画面に遷移する。また、図33(b)のセグメントs5の乾燥アイコンをタップすることにより、図30に示す乾燥時間の調整画面に遷移する。
ステップS430において、制御部は、円形部81内の上部のスタートアイコンをタップされたか否かを判定し、タップされていない場合には(No)、ステップS430を繰り返し、タップされた場合には(Yes)、ステップS20のトップ画面に戻る。なお、ステップS420のアジャスト画面において、左スワイプが実行されたか否かに応じて、別のアジャスト画面に遷移するようにしてもよい。
図33(a)の画面において、円形部81を左にスワイプすると、図33(b)に示すように、らせん状のラインで表現される。洗濯コースの項目が切り替わる数だけセグメントs1,s2,s3,s4,s5が表示される。また、セグメントs1,s2,s3,s4,s5の中心位置のライン上には、対応する項目のアイコンが表示される。
なお、図33(b)の画面が表示される際には、まず図33(c)に示すように、セグメントが無いグラフィックが表示され、そして図33(d)および図33(e)に示すように、洗いのセグメントs1から順番に表示され、図33(f)に示すように、セグメントs1〜s5がすべて表示されたところで、運転時間の合計が数値で表示される。このように、表示切替を行ったタイミングでアニメーションによって表示される。また、1周が60分を意味しており、大まかな時間が文字を読まずとも確認できる。
また、セグメントs1,s2,s3,s4,s5のリンクアイコンをタップすることにより、対応したアジャストの項目に遷移できる。例えば、図33(g)に示すように、セグメントs3のすすぎアイコンをタップすることで、図33(h)に示すように、すすぎの回数を調整することが可能なアジャストの項目に遷移する。
図34は、図21のノードCの動作を示すフローチャートである。
図34に示すように、ステップS500において、制御部は、文字メインの履歴画面において、グラフアイコンをタップしたか否かを判定し、グラフアイコンをタップしたと判定した場合には(Yes)、ステップS510に進み、グラフアイコンをタップしていないと判定した場合には(No)、ステップS520に進む。
ステップS510において、制御部は、グラフメインの履歴画面に切り替わる。
ステップS520において、制御部は、文字アイコンをタップしたか否かを判定し、文字アイコンをタップしたと判定した場合には(Yes)、ステップS530に進み、文字アイコンをタップしていないと判定した場合には(No)、ステップS540に進む。
ステップS530において、制御部は、文字メインの履歴画面に切り替わる。
ステップS540において、制御部は、履歴画面のリストをタップしたか否かを判定し、リストをタップしたと判定した場合には(Yes)、ステップS550に進み、リストをタップしていないと判定した場合には(No)、ステップS500に戻る。
ステップS550において、制御部は、スタート画面に遷移して、ステップS560に進む。
ステップS560において、円形部81のスタートアイコン92を押下したか否かを判定し、押下していないと判定した場合には(No)、ステップS560の処理を繰り返し、押下したと判定した場合には(Yes)、ステップS20のTOP画面に戻る。
ステップS80に戻る。
図35は、ドライヴログ画面の遷移を示すサンプル図である。
図35(a)に示すように、(b)の拡大図で示すドライヴログアイコンをタップすることにより、図35(c)に示す文字メインの履歴画面に遷移する。この履歴画面は、洗濯コース、運転時間などが大きく表示されるとともに、日付順に並んでいる。また、各リストの先頭には、星型のお気に入りアイコン105が表示されており、このお気に入りアイコン105をタップすることで、その運転コースをお気に入りリストに含めることができる。
図35(d)の拡大図に示すように、グラフアイコン106がタップされると、図35(c)に示す文字メインの履歴画面が、図35(e)に示すグラフメインの履歴画面に遷移する。この履歴画面は、洗濯コースと、ステップ画面が表示され、日付順に並んでいる。また、各リストの先頭には、お気に入りアイコン105が表示されている。
図35(c)のリストまたは図35(e)のリストから運転コースを選択すると、図35(f)の画面に遷移する。ここでは、円形部81の下側には、現在の天気と連動した最適な運転コース(時間)を調整、提案する機能を有しいている。例えば、1週間前に行った洗濯コースによい印象を受けていて、そのときは「晴れ」だったけれど、今回その洗濯コースを実行する場合には「くもり」なので、「くもり」に対応した洗濯コースの提案110,111を、円形部81の下側に表示する。なお、天気は、スマートフォンが通信で繋がっているので、天気情報を取り込むことができる。このように、履歴と天気とを組み合わせることで、よりよい履歴型運転を提案することができる。
図35(g)に示すように、曜日毎にソートする機能を付加することができる。例えば、カレンダ106を表示させて、曜日を選択することで、その日に行った運転をソートして表示させる。例えば、土曜日というアイコンを押下した場合、土曜日に洗濯した内容が表示される。また、お気に入りのコースのみを表示させるスライドバーアイコン107を組み込むことにより、お気に入りにしたコースのみを表示させるようにてもよい。例えば、子供が毎週土曜日にサッカーをしている場合、汚れのひどいサッカーの靴下を洗濯するのに、洗い時間を長くしたり、すすぎの回数を増やしたり、脱水も長くしたりするなどの設定が必要になり、操作が面倒になる。そこで、サッカーの靴下を登録しておいて、カレンダ106の土曜日をタップして、登録したサッカーの靴下の履歴をタップすることで、設定が完了するので、毎回、前記した面倒な操作が不要になる。このように、単なる履歴ではなく、カレンダ106と組み合わせた履歴にすることで、洗濯機の使い勝手が向上する。
図36は、ドライヴログの別の表示方法を示すサンプル図である。
図36(a)に示すように、トップ画面の円形部81内において右側にスワイプすることにより、図36(b)に示すように、円形部81内にドライヴログのリストが表示される。円形部81内を上下にスワイプすることで、隠れたリスト(項目)を確認することができる。また、図36(c)に示すように、円形部81を左にスワイプすることにより、図36(a)に示すトップ画面に戻ることができる。
図37は、モニタリング画面の遷移を示すサンプル図である。
図37(a)に示すように、トップ画面において[スタート]アイコンを押下すると、図37(b)に示すように、運転動作準備中に遷移する。このとき、円形部81には、一時停止アイコンが表示され、一時停止アイコンの下側に、読み込み中を示すアイコンが表示される。そして、円形部81の下部に貯水が開始されている状態が表示される。
そして、図37(c)に示すように、水貯めが完了すると、水面をイメージさせる青い面がゆらゆら揺れながら、円の半分までせり上がる。そして、図37(d)に示すように、洗い運転画面に遷移し、図37(e)に示すように、すすぎ運転画面に遷移し、図37(f)に示すように、脱水運転画面に遷移し、図37(g)に示すように、乾燥運転画面に遷移する。乾燥運転に移行することを知らせるアラームが設定されている場合には、音(振動)のメタファと、ベルが震える動作を想定した画面が円形部81に表示される。そして、図37(h)に示すように、乾燥運転画面に遷移した後、図37(i)に示すように、一連の洗濯乾燥運転が終了した場合には、円形部81内のグラフィックが消えて、ユーザに運転が終了したことを知らせる。
このように、円形部81に表示されるボタンが、運転をスタート、一時停止するためだけのボタンではなくて、ステイタスを兼ねたものとして機能している。また、ステイタス(運転状態)を文字ではなくて、グラフィックで分かり易くまとめているので、ユーザにとって初見でも、どこを押せばよいのかが分かり易くなり、使い勝手を向上することができる。
10 洗濯槽
13 ダンパ
20,120,220 外装部品
21a,21b,121a,121b,221a,221b 側面部
21c,121c,221c 背面部
21d,21e,121d,121e,221d,221e 前面部
30 部品共有部(共通構造部)
31,131 ドア
32 前面上パネル(前面パネル)
32a 開口(投入口)
33 糸くずフィルタ
34 洗剤自動投入用タンク
39 取手部(取っ手)
40,140,240 天板
60,160 操作パネル
61,161 洗剤類投入部
130 部品同一構成部(共通構造部)
132 前面パネル
S1,S2,S3 洗濯機

Claims (9)

  1. 洗濯槽と、
    前記洗濯槽を収容する外装部品と、を備え、
    前記外装部品は、左右両側において正面を向く前面部を有し、
    左右の前記前面部の間に、共通の構造を適用可能な共通構造部を備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記共通構造部は、共有の部品を適用可能な部品共有部であることを特徴とする洗濯機。
  3. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記共通構造部は、同一構成の部品を適用可能な部品同一構成部であることを特徴とする洗濯機。
  4. 請求項1に記載の洗濯機において、
    前記共通構造部は、少なくとも前記洗濯槽に対して洗濯物を出し入れする際に開閉されるドアを含むことを特徴とする洗濯機。
  5. 請求項4に記載の洗濯機において、
    前記ドアは、左右の前記前面部の間に設けられる前面パネルから突出して設けられていることを特徴とする洗濯機。
  6. 請求項5に記載の洗濯機において、
    前記ドアは、前記前面パネルに形成された投入口に対して上方に偏心して配置されていることを特徴とする洗濯機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記外装部品は、左右の前記前面部を含めて、左右の側面部、背面部を備えて、平面視において略コの字状に形成されていることを特徴とする洗濯機。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記外装部品は、鋼板によって構成されていることを特徴とする洗濯機。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の洗濯機において、
    前記洗濯槽は、3本以上のダンパを介して自立して支持されていることを特徴とする洗濯機。
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