JP2013161004A - 可動反射ミラーを備えた撮像装置 - Google Patents

可動反射ミラーを備えた撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】接着後のミラー平面性が良好であり、ミラーの角度精度が確保できるミラーの接着方法を提供する。
【解決手段】ミラー部材とミラー受け板との接着範囲を、ミラー部材が当接部材と当接ずる範囲と、当接しない範囲とで二つに分割する。ミラー部材が当接部材に当接する範囲の接着範囲は、変形しにくい基材の両面テープで構成し、ミラー部材が当接部材に当接しない範囲の接着範囲は、弾性変形しやすい基材の両面テープで構成する。
【選択図】図3(c)

Description

本発明は、可動反射ミラーを備えた撮像装置に関し、特にミラー部材の接着固定に関するものである。
近年、デジタル一眼レフをはじめ、CMOS等の撮像素子を用い、画像をデータとして記録する撮像装置が数多く市場に出回ってきている。デジタル一眼レフでは、従来記録媒体として使用していた感光フィルムが不要になり、これに代わって半導体メモリカードやハードディスク装置等のデータ記録媒体にデータ化された画像を記録する。これらのデータ記憶媒体はフィルムと違って何度でも書き込み、消去が可能であるので、消耗品に掛かる経費が少なくてすみ大変便利である。
このように、消耗品の経費を気にせず撮影可能となったため、デジタル一眼レフの撮影回数はフィルムカメラより大幅に増加している。したがって、カメラ自体の撮影耐久回数はさらなる向上が求められており、特に、撮影毎に駆動するミラーユニットは耐久性や角度精度が必要になっている。ミラーユニットの耐久性を高めるためには、ミラーユニットを形成するミラー部材とミラー受け板との接着強度を十分確保しなければならない。
また一方で、一眼レフ特有の良好なファインダ光学像を得るためには、ミラー部材の反射面の平面性を十分に確保する必要がある。
従来のミラー部材とミラー受け板の接着方法として、ゴム系接着剤などで接着固定する方法がある。また、別の接着方法として、従来より、不織紙基材の両面テープでミラー部材とミラー受け板とを接着固定する方法がある。
また、特許文献1によると、ミラー部材とミラー受け板を弾性のある衝撃吸収部材にて接着固定し、ミラーの破損を防止するミラーユニットが提案されている。
特開2008−4995号公報
しかしながら、従来の接着剤による接着方法では、接着剤の硬化収縮により、ミラー部材が接着剤に引張られ、ミラー部材の平面性が低下する問題があった。
また、不織紙基材の両面テープで接着する方法では、ミラー部材とミラー受け板の平面性の差異により、貼りムラが生じ、十分な接着強度がでないといった問題がある。
さらに、特許文献1のように、ミラー部材とミラー受け板との間を衝撃吸収用の弾性体のみで構成した場合、ミラー駆動時にミラー部材がストッパー部材に当接した応力で、この弾性体が変形する。これにより、ミラー部材とミラー受け板との平行度が不安定になり、ミラーの角度精度に懸念がでる。
本発明は、このような課題を鑑みてされたものであり、ミラー部材とミラー受け板との接着力とミラー部材の平面性を十分確保し、さらにミラー部材とミラー受け板の平行度を保つことが可能なミラーユニットを提案する。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明によれば、撮像装置の光軸上に回動可能に配されたミラー部材と、前記ミラー部材を保持する保持手段と、前記ミラー部材の裏面に配され、前記ミラー部材を前記保持手段に固定させる接着手段と、前記回動可能なミラー部材が光軸から退避した際にミラー部材の一辺で当接する当接手段と、を有する撮像装置において、前記接着手段は、前記ミラー部材と前記当接手段が当接する範囲の略投影範囲と、前記ミラー部材と前記当接手段が当接しない略投影範囲とで、各々、第一の接着範囲と、第二の接着範囲に分けられ、前記接着手段は、第一の接着範囲と第二の接着範囲とで、異なる弾性特性であることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために請求項2に記載の発明によれば、前記第一の接着範囲の接着手段は、前記第二の接着範囲の接着手段より弾性率が高いことを特徴とする。
また、上記課題を解決するために請求項3に記載の発明によれば、前記ミラー部材は光束の一部を反射し、残りを透過する特性を有し、前記保持手段の中央には前記ミラー部材を透過した光束が通過できるよう矩形開口部が設けられており、前記接着手段の第一の接着範囲は、前記矩形開口部の少なくとも1辺に配され、残りの辺を前記第二の接着範囲で構成されていることを特徴とする。
また、上記課題を解決するために請求項4に記載の発明によれば、前記第一の接着範囲の接着手段を樹脂基材の両面テープで構成し、前記第二の接着範囲の接着手段を発泡体基材の両面テープで構成することを特徴とする。
ミラー部材とミラー受け板との接着範囲を、ミラー部材が当接部材と当接ずる範囲と、当接しない範囲とで二つに分割する。ミラー部材が当接部材に当接する範囲の接着範囲は、変形しにくい基材の両面テープで構成し、ミラー部材が当接部材に当接しない範囲の接着範囲は、弾性変形しやすい基材の両面テープで構成する。
上記構成とすることで、ミラー部材が当接部材に当接した際にも、ミラー部材とミラー受け板の平行度は保たれ、良好な角度精度を確保することが可能になった。また、ミラー部材が当接部材に当接しない範囲の接着範囲は、弾性変形しやすい基材の両面テープで構成したため、両面テープの被接着体への追従性が良好になり、十分な接着強度を確保することが可能となった。また、ミラー部材とミラー受け板の平面性に差異が生じていても、弾性基材の変形により、平面性の差異吸収し、ミラー部材の平面性を阻害しない接着が可能となる。
本発明における撮像装置のブロック図ある。 本発明における撮像装置の外観図である。 本発明における撮像装置の外観図である。 本発明における実施例のミラーユニットの外観図である。 本発明における実施例のミラーユニットの外観図である。 本発明における実施例のミラーユニットの外観図である。 本発明における実施例のミラーユニットの駆動を示す図である。 本発明における実施例のミラーユニットの駆動を示す図である。 本発明における実施例のミラーユニットの断面図である。
[実施例1]
以下、図面を参照して本発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る撮像装置の一例としてのデジタル一眼レフカメラの回路構成例を示すブロック図である。図1に示すように本実施形態のデジタル一眼レフカメラのカメラ本体200には、撮影レンズユニット100がマウント機構(後述の253)を介し着脱可能に取り付けられる。
マウント機構内には、電気的接点群107を有し、カメラ本体200と撮影レンズユニット100の間で通信を行い撮影レンズのレンズ101・絞り102の駆動を行う。また、カメラ本体200には、バッテリーユニット300が不図示の着脱機構を介し着脱可能に取り付けられる。双方の接触部には電源接点305を有し、カメラ本体200とバッテリーユニット300の間で電力の供給や通信が行われる。
図示されない被写体像からの撮影光束が、撮影レンズ101及び光量を調節するための露出手段である絞り102を介して、回動可能な主ミラーユニット202に導かれる。主ミラーユニット202のミラー部材(後述の***)中央部はハーフミラーになっており、該主ミラーユニット202がダウンした際に一部の光束が透過する。そして、この透過した光束は、主ミラーユニット202に設置されたサブミラーユニット203で反射され、AFセンサ204に導かれる。
一方、主ミラーユニット202で反射された撮影光束は、ピント板225で結像される。ピント板に結像した被写体像は、ペンタプリズム201、接眼レンズ206を介して撮影者の目に至る。
また、主ミラーユニット202がアップした際には、上記撮影レンズ101からの光束は、フィルタ209、機械シャッタであるフォーカルプレーンシャッタ208を介して撮像素子としてのCMOS等に代表されるイメージセンサ210に至る。上記フィルタ209は2つの機能を有しているもので、1つは赤外線をカットし可視光線のみをイメージセンサ210へ導く機能であり、もう1つは光学ローパスフィルタとしての機能である。
また、フォーカルプレーンシャッタ208は、先幕及び後幕を有して成るもので、撮影レンズ101からの光束を透過、遮断を制御する遮光手段である。なお、主ミラーユニット202のアップ時には、サブミラーユニット203は折り畳まれるようになっている。
また、本実施形態のデジタル一眼レフカメラは、当該デジタルカメラ全体の制御を司るCPUにより構成されるシステムコントローラ223を備え、後述する各部の動作を適宜制御する。
上記システムコントローラ223は、上記撮影レンズ101を光軸方向に移動してピント合わせを行うためのレンズ駆動機構103を制御するレンズ制御回路104と、上記絞り102を駆動するための絞り駆動機構105を制御する絞り制御回路106と、主ミラーユニット202のアップダウンの駆動及びフォーカルプレーンシャッタ208のシャッタチャージを制御するシャッタチャージ・ミラー駆動機構211と、フォーカルプレーンシャッタ208の先幕、後幕の走行を制御するためのシャッタ制御回路212と、上記接眼レンズ206の近傍に配設された測光センサに接続された測光回路207と、当該デジタル一眼レフカメラを制御する上で調整が必要なパラメータが記憶されているEEPROM222と、デジタルカメラの各回路、駆動部に電力を供給するDCDC回路224等が接続されている。
上記測光回路207に接続される測光センサは、図示されない被写体の輝度を測定するためのセンサであり、その出力は測光回路207を経てシステムコントローラ223へ供給される。
また、上記システムコントローラ223は、上記レンズ駆動機構103を制御することにより、被写体像をイメージセンサ210上に結像する。
また、上記システムコントローラ223は、設定されたAv値に基づいて、絞り102を駆動する絞り駆動機構105を制御し、更に、設定されたTv値に基づいて、上記シャッタ制御回路212へ制御信号を出力する。
上記フォーカルプレーンシャッタ208の先幕、後幕は、駆動源がバネにより構成されており、シャッタ走行後次の動作のためにバネチャージを要する。シャッタチャージ・ミラー駆動機構211は、このバネチャージを制御するようになっている。また、シャッタチャージ・ミラー駆動機構211により主ミラーユニット202、およびサブミラーユニット203のアップダウンが行われる。
また、上記システムコントローラ223には、画像データコントローラ220が接続されている。この画像データコントローラ220は、DSP(デジタル信号プロセッサ)により構成される補正データサンプル手段及び補正手段であり、イメージセンサ210の制御、該イメージセンサ210から入力された画像データの補正や加工などをシステムコントローラ223の指令に基づいて実行するものである。
上記画像データコントローラ220には、イメージセンサ210を駆動する際に必要なパルス信号を出力するタイミングパルス発生回路217と、イメージセンサ210と共にタイミングパルス発生回路217で発生されたタイミングパルスを受けて、該イメージセンサ210から出力される被写体像に対応したアナログ信号のゲインを調整するAGC233とゲインが調整されたアナログ信号をデジタル信号に変換するためのA/Dコンバータ216と、得られた画像データ(デジタルデータ)を一時的に記憶しておくDRAM221と、D/Aコンバータ215及び画像圧縮回路219とが接続されている。
上記DRAM221は、加工や所定のフォーマットへのデータ変換が行われる前の画像データを一時的に記憶するための記憶手段として使用される。
なお、測光回路207にて測光を行い、システムコントローラ223にて露出値を決定し、その露出値に基づいて算出されたTv値が所定の値(1/レンズの焦点距離)以下であった場合、所定の値(1/レンズの焦点距離)以上になるようAGC233にてゲインアップを行うことができる。
また、上記D/Aコンバータ215には、エンコーダ回路214を介して画像表示回路213が接続される。さらに、画像圧縮回路219には、画像データ記録メディア218が接続される。システムコンローラ223は画像データコントローラ220を介し、画像圧縮回路219に信号を送ることにより、画像の形式と圧縮率の設定を行うことができる。
ここで画像はピント位置を見分けるのに十分な画質であり、かつ、容量が必要以上に大きくならない程度に圧縮される。一般的にカメラはRAW形式、JPEG形式の両方の形式で画像を記憶することができ、かつJPEG形式の時には圧縮率を高、中、低の3段階の中から選択することができる。画像表示回路213はシステムコントローラ223からの信号により、背面液晶表示装置236に適宜画像を表示するよう構成されている。
上記画像データコントローラ220は、DRAM221上の画像データを、D/Aコンバータ215によりアナログ信号に変換してエンコーダ回路31へ出力する。エンコーダ回路31はこのD/Aコンバータ215の出力を、上記画像表示回路213を駆動する際に必要な映像信号(例えばNTSC信号)に変換する。
上記画像圧縮回路219は、DRAM221に記憶された画像データの圧縮や変換(例えばJPEG)を行うための回路である。変換された画像データは、画像データ記録メディア218へ格納される。この記録メディアとしては、ハードディスク、フラッシュメモリ等が使用される。
さらにシステムコントローラ223には、当該デジタルカメラの電源のON、OFFを切替える電源SW234と、測光・オートフォーカスなどの撮影準備動作を開始させるためのレリーズSW1(232)と、撮像動作を開始させるためのレリーズSW2(231)と、ユーザが所望の動作を当該デジタルカメラに実行させるべくモードを設定するモード設定SW230と、各種選択パラメータの中から所望のものを選択するための選択SW229と、選択されたパラメータを決定するための決定SW228と、回転動作によりパラメータをアップダウンさせて表示する電子ダイヤルSW227とが接続されている。
また、237はストロボであり、AF補助光の投光機能、ストロボ調光機能も有する。また、DCDC回路224には所定の抵抗値を持ったダミーロード235が接続されている。DCDC回路224はダミーロード235に所定の電流値で電流を流し、このときのバッテリー電圧の降下量を検知することで、バッテリーの電圧値を検出することができる。DCDC回路224は電源接点302を介してバッテリー本体301と接続されており、DCDC回路224はバッテリー本体301から電力の供給を受けている。
図2(a)、図2(b)は、本発明の実施形態に係る撮像装置の外観図である。カメラ本体200の正面には正面外装部品250が配されている。正面外装部品250の正面には、前述のレンズユニット100が着脱可能なマウント機構251が配されている。マウント機構251の内側には、前述の電気的接点群107、及び主ミラーユニット202などが配される。
さらに、正面外装部品252の左側には、ユーザがカメラ本体200を保持するためのグリップ252が構成されている。グリップ254の上部には前述のレリーズSW1(232)とレリーズSW2(231)が備えられている。レリーズSW1(232)とレリーズSW2(231)は同じ操作部材で構成され、操作部材の押込量に応じて各々の信号を出力する。
レリーズSW1(232)とレリーズSW2(231)は、ユーザが撮影時にカメラを構えた際、グリップ254を保持する右手の人差し指で押圧できるように構成されている。
カメラ本体200の背面には背面外装部品253が配されている。背面外装部品253には後述する各種操作部材や液晶表示装置等が取り付けられている。カメラ本体200の背面中央部には背面液晶表示装置236が配されている。背面液晶表示装置236は背面外装部品253に固定されており、外観部の一部を構成している。カメラ本体200の背面上部には接眼レンズ206が配されている。接眼レンズ206の近傍には視度調整ダイヤル254が配されている。視度調整ダイヤル254を回転動作させるとことで、ユーザはファインダ内を鮮明に見えるよう調整することが可能である。
デジタルカメラ200の背面下部には、電源のON、OFFを切替える電源SW234が配されている。また、カメラ本体200の背面には電子ダイヤル227が配されており、電子ダイヤル227を回転動作させることで、露出補正や絞り値といったパラメータの表示をアップダウンさせることができる。電子ダイヤル227の中央には決定SW228が配されており、各種メニューやパラメータの決定時に使用される。
デジタルカメラ200の上部には各種パラメータを選択するための選択SW229が配されている。選択SW229を押圧することで、各種選択パラメータの中から所望のものを選択することができる。同じくデジタルカメラ200の上部にはモード設定SW230が配されている。モード設定SW230を回転動作させることにより、ユーザが所望の動作を当該デジタルカメラに実行させるべくモードを設定することができる。
図3(a)、図3(b)、図3(c)は本発明の実施形態に係るミラーユニットの外観図である。図3(a)、図3(b)、図3(c)を用いてミラーユニットの構成を説明する。
図3(a)、図3(b)に示す通り、ミラーユニットは前述の主ミラーユニット202、および、サブミラーユニット203、ミラー駆動機構211、ミラーアップ時に主ミラーユニット202が当接するミラー当接部材401で構成される。
図3(c)に示す通り、主ミラーユニット202は主ミラーヒンジ軸202aを不図示の保持部材にて回動可能に保持されている。また、主ミラーユニット202は、サブミラーユニット203を回動可能に保持できるよう、サブミラーヒンジ軸202bを備えている。さらに、主ミラーユニット202にはミラーアップの際に、ミラーアップレバー(後述の211b)の回動を受けるための主ミラー駆動軸202cが備えられている。
主ミラー受け板202eには、ハーフミラーの特性をもつ主ミラー部材202dが接着固定されている。接着固定は主ミラー受け板202eに貼付けられた弾性両面接着テープ202f、および、非弾性両面接着テープ202gによってなされる。
弾性両面接着テープ202fは、ウレタンフォームなどの発泡体をテープ基材とした両面接着テープが使用されている。非弾性両面接着テープ202gは、PETフィルムなどの樹脂基材をテープ基材とした両面接着テープが使用されている。非弾性両面接着テープ202gは、主ミラー受け板202eのミラー貼付範囲内において、主ミラーヒンジ軸202aと対向するミラー先端部に配される。
一方、弾性両面接着テープ202fは、前記の非弾性両面接着テープ202gの接着範囲を除く、他の範囲すべてに配されている。
なお、主ミラー受け板202eには、ハーフミラーの特性をもつ主ミラー部材202dが透過した光を後方に導くための開口部202hが設けられている。上記の非弾性両面接着テープ202gはこの開口部202hのミラー先端側の1辺をなすように配されており、弾性両面接着テープ202fは残りの3辺をなすように配されている。
このように、弾性両面接着テープ202fの割合を多くすることで、弾性両面接着テープ202fが主ミラー部材202dと主ミラー受け板202eとの間に生ずる平面性の差をキャンセルするため、接着固定後の主ミラー部材202dの平面性を良好に保つことが可能である。
サブミラーユニット203は主ミラーが有するサブミラーヒンジ軸202bに回動可能に保持されている。また、サブミラーユニット203は、主ミラーユニット202のミラーアップ動作に追従して、閉じ方向に回動できるよう、カム機構203aと、前記主ミラー部材202dが透過した光を前述のAFセンサ204へ導くためのミラー部材203bとが備えられている。サブミラーユニット203のミラー部材203bは、不図示の両面テープにて、サブミラー受け板203cに貼付けられている。
図4(a)、図4(b)は、本発明の実施形態に係るミラーユニットの駆動を示す図である。図4(a)、図4(b)を用いて、ミラーのアップ駆動を説明する。
ミラー駆動機構211には、アップ緊定レバー211a、駆動レバー211b、アップバネ211c、ダウン緊定レバー211d、ミラーアップレバー211e,ダウンバネ211fで構成されている。アップ緊定211aは図中の軸中心に回動可能であり、不図示のバネにより図中時計回り方向に付勢されている。駆動レバー211bは図中の軸中心に回動可能であり、アップバネ211cにより図中時計回り方向に付勢されている。アップ緊定レバー211aには切欠き部が設けられており、バネの付勢力によって駆動レバー211bの回動を係止している。
駆動レバー211bは、アップ緊定レバー211aに係止された部位と回転中心を挟んで反対側にダウン緊定レバー211dを備えている。ダウン緊定レバー211dは不図示のバネにより反時計回りに付勢されている。ダウン緊定211dは係止爪を有しており、駆動レバー211bと同じ回転中心で回動するミラーアップレバー211eを係止している。
これにより、ダウン緊定レバー211dがミラーアップレバー211eを係止している間は、ミラーアップレバー211eと駆動レバー211bは一体となって回動する。また、ミラーアップレバー211eは主ミラー駆動軸202cとの当接部を有している。
上記の構成にて、ミラーアップの際は図3(c)に示す通り、不図示のアクチュエータによってアップ緊定レバー211aが反時計まわり回動し、駆動レバー211bとの係止が外れる。係止の外れた駆動レバー211bは、アップバネ211cの付勢力により、ダウン緊定211d、ミラーアップレバー211eと一体になって反時計回りに回動する。駆動レバー211bと一体となって回動したミラーアップレバー211eは、主ミラー駆動軸202cと当接しながら駆動することで、主ミラーユニット202を主ミラーヒンジ軸202a中心に回動させながら押し上げる。押し上げられた主ミラーユニット202がミラー当接部材401に当接し、回動を停止させてミラーアップが完了する。
図5はミラーアップ時のミラーユニットの断面図である。ミラーユニットがミラーアップした際、サブミラーユニット203は主ミラーユニット202と閉じた状態になる。また、主ミラーユニット202のミラー部材202d先端部がミラー当接部材401に当接した状態となる。ミラー当接部材401とミラー部材202dとが当接する略投影範囲はPET基材などの非弾性両面接着テープ202gにてミラー部材202dが主ミラー受け板202e固定されているため、ミラー当接部材401との当接時に応力を受けても、両面接着テープ層が圧縮変形することはない。これにより、ミラー部材202dが主ミラー受け板202eとの平行度が安定し、ミラーの角度変化を防止することができる。なお、ミラー当接部材401とミラー部材202dとが当接する略投影範囲以外は、弾性両面接着テープ202fにてミラー部材202dが主ミラー受け板202e固定されている。
100:撮影レンズユニット、101:撮影レンズ、102:絞り、103:レンズ駆動機構、104:レンズ制御回路、105:絞り駆動機構、106:絞り制御回路、107:電気的接点群、200:カメラ本体、201:ペンタプリズム、202:主ミラーユニット、202a:主ミラーヒンジ軸、202b:サブミラーヒンジ軸、202c:主ミラー駆動軸、202d:主ミラー部材、202e:主ミラー受け板、202f:弾性両面接着テープ、202g:非弾性両面接着テープ、202h:開口部、203:サブミラーユニット、203a:サブミラーカム機構、203b:サブミラー部材、203c:サブミラー受け板、204:AFセンサ、206:接眼レンズ、207:測光回路、208:フォーカルプレーンシャッタ、209:フィルタ、210:イメージセンサ、211:シャッタチャージ・ミラー駆動機構、211a:アップ緊定レバー、211b:駆動レバー、211c:アップバネ、211d:ダウン緊定レバー、211e:ミラーアップレバー、 211f:ダウンバネ、212:シャッタ制御回路、213:画像表示回路、214:エンコーダ回路、215:D/Aコンバータ、216:A/Dコンバータ、217:タイミングパルス発生回路、218:画像データ記録メディア、219:画像圧縮回路、220:画像データコントローラ、221:DRAM、222:EEPROM、223:システムコントローラ、224:DCDC回路、225:ピント板、227:電子ダイヤルSW、228:決定SW、229:選択SW、230:モード設定SW、231:レリーズSW2、232:レリーズSW1、233:AGC、234:電源SW、235:ダミーロード、236:背面液晶表示装置、237:ストロボ、239:AFロックSW、250:正面外装部品、251:マウント機構、252:グリップ、253:背面外装部品、254:視度調整ダイヤル、300:バッテリーユニット、301:バッテリー本体、401:ミラー当接部材

Claims (4)

  1. 撮像装置の光軸上に回動可能に配されたミラー部材(202d)と、
    前記ミラー部材を保持する保持手段(202e)と、
    前記ミラー部材の裏面に配され、前記ミラー部材を前記保持手段に固定させる接着手段(202f,202g)と、
    前記回動可能なミラー部材が光軸から退避した際にミラー部材の一辺で当接する当接手段(401)と、
    を有する撮像装置において、
    前記接着手段は、前記ミラー部材と前記当接手段が当接する範囲の投影範囲と、
    前記ミラー部材と前記当接手段が当接しない投影範囲とで、各々、第一の接着範囲と、第二の接着範囲に分けられ、
    前記接着手段は、第一の接着範囲と第二の接着範囲とで、異なる弾性特性であることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第一の接着範囲の接着手段は、前記第二の接着範囲の接着手段より弾性率が高いことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ミラー部材は光束の一部を反射し、残りを透過する特性を有し、前記保持手段の中央には前記ミラー部材を透過した光束が通過できるよう矩形開口部(202h)が設けられており、前記接着手段の第一の接着範囲は、前記矩形開口部の少なくとも1辺に配され、残りの辺を前記第二の接着範囲で構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記第一の接着範囲の接着手段を樹脂基材の両面テープで構成し、前記第二の接着範囲の接着手段を発泡体基材の両面テープで構成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置。
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JP2012024583A Pending JP2013161004A (ja) 2012-02-08 2012-02-08 可動反射ミラーを備えた撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017209175A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

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JP2017209175A (ja) * 2016-05-23 2017-11-30 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

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