JP2017131424A - 洗濯機 - Google Patents

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【課題】本体の上部に、ガラス面材を用いた蓋を有する洗濯機にあって、蓋本体部材のソルベントクラックの発生を極力防止する。【解決手段】実施形態の洗濯機は、洗濯槽を有する本体と、前記本体の上部に設けられ、前記洗濯槽に対して洗濯物を出し入れする出入口と、前記本体の上面部に支持され前記出入口を開閉可能に覆う蓋とを具備し、前記蓋は、上面に配置されるガラス面材と、前記ガラス面材を保持する合成樹脂製のガラス貼付部材と、側面及び/又は底面に配置され結晶性樹脂材料から構成された蓋本体部材とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
いわゆる縦軸型の洗濯機においては、本体内に上面が開口した洗濯槽を備え、本体の上面部に設けられたトップカバーに、前記洗濯槽の上方に位置する出入口を設けると共に、該出入口を開閉する蓋を設けて構成されている。近年、洗濯機の蓋として、例えば内部の視認性を高めるために、ガラス面板を、合成樹脂製のフレーム(蓋本体部材)により支持した構成のものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。
特開2005−58753号公報 大韓民国KRA−20120008685号公報
上記のようなガラス面板を用いた蓋にあっては、フレーム(蓋本体部材)の材質として、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)樹脂のような非結晶性樹脂材料が採用されることが一般的である。しかしながら、この種の合成樹脂製のフレームでは、例えば液体濃縮洗剤等の薬剤が付着した状態で、蓋の開閉等の機械的なストレスや、温度変化等の環境ストレスが加わることに伴い、ソルベントクラック(溶剤亀裂)が発生する虞がある。
そこで、本体の上部に、ガラス面材を用いた蓋を有する洗濯機にあって、蓋本体部材のソルベントクラックの発生を極力防止することができる洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、洗濯槽を有する本体と、前記本体の上部に設けられ、前記洗濯槽に対して洗濯物を出し入れする出入口と、前記本体の上面部に支持され前記出入口を開閉可能に覆う蓋とを具備し、前記蓋は、上面に配置されるガラス面材と、前記ガラス面材を保持する合成樹脂製のガラス貼付部材と、側面及び/又は底面に配置され結晶性樹脂材料から構成された蓋本体部材とを備えている。
第1の実施形態を示すもので、洗濯機の全体構成を概略的に示す右側面図 洗濯機の外観を示す斜視図 蓋の斜視図 図3のA−A線に沿う蓋の拡大縦断側面図 図3のB−B線に沿う蓋の拡大縦断正面図 蓋の分解斜視図 図4とは異なる位置での(図3のC−C線に沿う)蓋の拡大縦断側面図 後部カバーの取付構造を示す要部の拡大側面図 手掛け部材の取付構造を示す要部の拡大縦断側面図 第2の実施形態を示すもので、蓋の斜視図 図10のD−D線に沿う蓋の拡大縦断側面図 図10のE−E線に沿う蓋の拡大縦断正面図 蓋の分解斜視図 図12とは異なる位置での(図10のF−F線に沿う)蓋の拡大縦断正面図
(1)第1の実施形態
以下、いわゆる縦軸型の洗濯機(全自動洗濯機)に適用した第1の実施形態について、図1から図9を参照しながら説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る洗濯機1の全体構成を概略的に示しており、この洗濯機1は、本体2の上部に、蓋3を備えて構成される。前記本体2は、例えば鋼板から全体として矩形箱状に構成された外箱4を備えている。この外箱4の底部には、4個の脚部5を有する台板6が設けられている。外箱4の上部には、トップカバー7及びバックカバー8が設けられている。
図示は省略するが、前記外箱4内には、周知のように、洗濯水を溜める水槽が、弾性吊持機構により弾性的に支持されて設けられている。外箱4内の下部には、水槽の底部に設けられた排水口に連通するように、排水弁を備えた排水路が設けられ、その排水路に接続された排水ホースが、前記台板6のホース導出部6aを通して外部に導出される。前記水槽内には、脱水槽を兼用し洗濯物が収容される縦軸型の洗濯槽9(図1参照)が、回転可能に設けられている。洗濯槽9は、上面が開口した円筒容器状をなし、その内底部には図示しない撹拌体が配設されている。
これも図示はしないが、前記水槽の下部(外底部)には、周知構成の駆動機構が配設されている。この駆動機構は、洗濯機モータ及びその回転駆動力を撹拌体又は洗濯槽9に選択的に伝達するクラッチ機構等を備えている。前記水槽の上部には、水槽カバーが装着されており、その水槽カバーには、洗濯物出し入れ用の開口部が設けられていると共に、その開口部を開閉する内蓋が取付けられている。水槽カバーには、給水用の給水口も設けられている。
図1、図2に示すように、前記外箱4の上部には合成樹脂製のトップカバー7が装着されている。このトップカバー7は、下面が開口すると共に、その上面が前方に向けて下降傾斜するような薄形の中空箱状をなすと共に、詳しく図示はしないが、トップカバー7の上面中央には、前記洗濯槽9の上方(水槽カバーの開口部の上方)に位置して、ほぼ円形の洗濯物の出入口10が形成されている。前記蓋3は、全体として矩形パネル状をなし、トップカバー7の上面に、前記出入口10を開閉するように設けられる。
また、トップカバー7の後方部に、本体2の後辺部に沿って左右方向に延びてバックカバー8が取付けられている。図2に示すように、バックカバー8の上面には、水道用と風呂水用との2個の接続口11、12が左右に位置して設けられている。図示はしないが、バックカバー8内には、水道水又は風呂水を前記水槽に供給するための給水機構が設けられている。この給水機構は、給水弁、注水ケース、給水ホース等からなる周知構成を備えている。尚、図示はしないが、トップカバー7の前辺部上面には、操作パネルが設けられている。
さて、前記蓋3について、図3から図7も参照して詳述する。図3は、蓋3の外観構成を示しており、この蓋3は、上記のように、全体としてやや横長の矩形パネル状(薄板状)をなしている。詳しく図示はしないが、この蓋3は、その後辺部が、図示しない回動軸(ヒンジ部)を介してトップカバー7に対し回動可能に支持され、前記出入口10を開閉可能に閉塞している。本実施形態では、蓋3は、図3、図6等に示すように、蓋本体部材13と、この蓋本体部材13の上面に配置されたガラス面材14を有している。
前記ガラス面材14は、塗料等により着色された(或いは透明の)硬質ガラス板から、矩形薄板状に構成されている。図4〜図7に示すように、このガラス面材14は、合成樹脂製のガラス貼付部材15に保持される。このガラス貼付部材15は、前記ガラス面材14とほぼ同等の幅寸法で、前後方向に僅かに小さい、つまり後ろ側にガラス面材14がややはみ出る大きさの矩形板状をなし、その上面部にガラス面材14を載置状に保持している。
このとき、ガラス貼付部材15の上面には、前後左右の辺部に沿って矩形枠状に両面粘着テープ16が貼付けられ、その両面粘着テープ16により、ガラス面材14が接着固定されるようになっている。そして、本実施形態では、前記ガラス貼付部材15の材質として、次に述べる蓋本体部材13を構成する材料よりも収縮率が小さい材料、例えばABS樹脂が採用されている。また、本実施形態では、図7に示すように、ガラス貼付部材15の裏面(下面)側には、4つのコーナー部近傍に位置して、固定用の係合穴部17(2個のみ図示)が形成されている。
図6等に示すように、前記蓋本体部材13は、前記ガラス貼付部材15が内部に収容される大きさの、上面が開口した、上下に薄型の矩形箱状(フレーム状)をなしている。本実施形態では、この蓋本体部材13は、結晶性樹脂材料、例えば着色されたPP(ポリプロピレン)樹脂から構成され、前記ガラス貼付部材15の底面及び周囲全体をすっぽり覆うように配置される。尚、詳しく図示はしないが、前記回動軸(ヒンジ部)は、蓋本体部材13に設けられている。
このとき、蓋本体部材13は、比較的厚肉の矩形状の底壁部と、その前後左右の辺部から立上る周壁部とを一体に有しているのであるが、図6、図7に示すように、そのうち底壁部の上面に突出するように、例えば4個の係合爪部18が一体に形成されている。これら係合爪部18は、左右の辺部の前後部寄り部位、つまり前記係合穴部17に対応した4つのコーナー部近傍に位置して設けられている。これら係合爪部18は、前記各係合穴部17に係合されることにより、ガラス貼付部材15を固定するようになっている。
更に、図6等に示すように、前記蓋本体部材13の後辺部には、後部カバー19が嵌合するように取付けられ、蓋本体部材13の前辺部には、前部カバーとしての手掛け部材20が取付けられる。そのうち後部カバー19は、図4、図7にも示すように、着色された合成樹脂例えばPP樹脂から構成され、蓋3の底面の後辺部と背面部とを構成するように左右方向に延びる、側面L字状の薄板状をなしている。これと共に、後部カバー19の上端部には、前方に直角に折曲げられた形態でガラス面材14の後縁部の上面を係止する係止片部19aが左右方向全体に渡って一体に設けられている。
前記手掛け部材20は、図4、図7にも示すように、着色された合成樹脂例えばPP樹脂から構成され、側面逆L字状をなして左右方向に延びており、蓋3の前端部に、トップカバー7の上面との間にユーザが手指を差し込む手掛け用の凹所20aを形成する。これと共に、手掛け部材20には、後方にひさし状に延出するように、ガラス面材14の前縁部の上面を係止する係止片部20bが左右方向全体に渡って一体に設けられている。
また、図8にのみ示すように、前記後部カバー19の左右の側面部には、前記ガラス貼付部材15との結合のために、上端から下方に延びるようにして、穴21aを有する係止片部21が一体に設けられている。ガラス貼付部材15の後部の左右の側壁部には、後部カバー19を取付けるための係止爪22が一体に形成されている。これにて、後部カバー19を、ガラス貼付部材15に対して嵌め込むことにより、係止爪22が係止片部21の穴21aに係止し、両者が結合固定されるようになっている。
同様に、図9にのみ示すように、前記手掛け部材20の後面部には、ガラス貼付部材15に対して結合される係止穴23が複数箇所に位置して一体に設けられている。これに対し、ガラス貼付部材15の前面部には、前記各係止穴23に係止される複数の係止爪24が一体に設けられている。これにて、手掛け部材20を、ガラス貼付部材15に対して前方から嵌め込むことにより、係止爪24が係止穴23に係止され、両者が結合固定されるようになっている。
上記した蓋3は、次の手順で組立てられる。まず、ガラス貼付部材15の上面に、両面粘着テープ16を貼付け、その上にガラス面材14を固着する。次に、ガラス面材14を固定したガラス貼付部材15を、蓋本体部材13内に嵌め込む。このとき、ガラス貼付部材15の各係合穴部17内に、蓋本体部材13の各係合爪部18が係合されることにより、蓋本体部材13にガラス貼付部材15が固定される。
この後、ガラス貼付部材15の後部に後部カバー19を爪係合により係合固定すると共に、ガラス貼付部材15の前部に手掛け部材20を爪係合により係合固定する。これにて、上記構成の蓋3が組立てられる。このとき、後部カバー19の係止片部19aがガラス面材14の後縁部の上面を係止し、手掛け部材20の係止片部20bがガラス面材14の前縁部の上面を係止し、ガラス面材14の浮き上がりが防止される。
次に、上記構成の作用・効果について述べる。本実施形態の洗濯機1においては、本体2上面に設けられた蓋3の上面に、ガラス面板14を配置したことにより、意匠性を高めて外観の向上を図ることができると共に、手入れを行いやすい(清掃性に優れた)ものとすることができる。
ここで、上記のようなガラス面板14を用いた蓋3にあっては、合成樹脂製のフレーム(蓋本体部材13)でガラス面板14を保持する構成が採用される。フレーム(蓋本体部材13)の材質として、仮にABS樹脂のような非結晶性樹脂材料を採用した場合、例えば液体濃縮洗剤等の薬剤が付着した状態で、蓋3の開閉等の機械的なストレスや、温度変化等の環境ストレスが加わることに伴い、ソルベントクラック(溶剤亀裂)が発生する虞がある。
ところが、本実施形態では、蓋本体部材13に、結晶性樹脂であるPP樹脂を採用している。この結晶性樹脂は、非結晶性樹脂に比べて耐薬品性に優れ、ソルベントクラックが発生しにくいものであることが知られている。これにより、例えば液体濃縮洗剤などの洗濯に用いられる薬剤が蓋3に付着した場合でも、非結晶性樹脂材料を用いた場合に比べて、ソルベントクラックの発生を抑制することができる。特に本実施形態では、手掛け部材20及び後部カバー19についても、結晶性樹脂であるPP樹脂を採用したので、これらの部分に関しても、ソルベントクラックの発生を抑制することができる。尚、蓋3を回動可能に支持するための回動軸も結晶性樹脂からなる蓋本体部材13に一体に設けられるので、回動軸部分についても、ソルベントクラックの発生を抑えることができる。
さらに、特に本実施形態では、ガラス面材14を保持するガラス貼付部材15を、蓋本体部材13を構成する材料(PP樹脂)と比較して、収縮率が小さい材料であるABS樹脂から構成した。これにより、ガラス貼付部材15の、温度変化等の環境ストレスによる収縮、ひいては変形や歪みを小さく抑えることができる。従って、ガラス貼付部材15の変形や歪みに起因してガラス面材14に加わる機械的なストレスを少なく済ませることができる。
このように本実施形態によれば、本体2の上部に、ガラス面材14を用いた蓋3を有する洗濯機1にあって、蓋本体部材13の材質として、従来のABS樹脂に代えて結晶性樹脂を採用したので、蓋本体部材13のソルベントクラックの発生を極力防止することができるという優れた効果を得ることができる。
(2)第2の実施形態、その他の実施形態
次に、図10から図14を参照して、第2の実施形態について述べる。尚、この第2の実施形態においても、縦軸型の全自動洗濯機に適用したもので、本体2の構成等については上記第1の実施形態と共通する。従って、上記第1の実施形態と同一部分については、符号を共通して使用すると共に、新たな図示や繰返しの説明を省略することとする。この第2の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、本体2の上部に設けられ、出入口10を開閉する蓋31の構成にある。即ち、この蓋31は、ガラス面材14、ガラス貼付部材32、蓋本体部材33,33、後部カバー34、前部カバーとしての手掛け部材35を備えている。
図11〜図14に示すように、ガラス貼付部材32は、蓋本体部材33を構成する材料よりも収縮率が小さい材料、例えばABS樹脂材料から、ガラス面材14と同等の大きさで、上記第1の実施形態のガラス貼付部材15よりもやや厚みの大きい矩形板状をなしている。このガラス貼付部材32の上面に、両面粘着テープ16により、ガラス面材14が接着固定される。また、本実施形態では、図12〜図14に示すように、ガラス貼付部材32の左右の側面部には、夫々例えば前後2箇所に位置して、蓋本体部材33を固定するための係合穴部36が形成されている。
前記蓋本体部材33,33は、夫々結晶性樹脂材料、例えば着色されたPP(ポリプロピレン)樹脂から、ガラス貼付部材32の左右の側面を覆うように配置される前後に延びる板状に構成されている。そして、図12〜図14に示すように、蓋本体部材33,33の内面側には、内側に突出するように、ガラス貼付部材32の係合穴部36に対応して、各2個の係合爪部37が一体に形成されている。各係合爪部37が、係合穴部36に対して嵌合固定されることにより、蓋本体部材33,33がガラス貼付部材32と結合されるようになる。
図11、図13に示すように、前記後部カバー34は、着色された合成樹脂例えばPP樹脂から、蓋31の底面の後辺部と背面部とを構成する(ガラス貼付部材32の後部を覆う)薄板状に構成されると共に、ガラス面材14の後縁部の上面を係止する係止片部34aを一体に有している。前記手掛け部材35は、着色された合成樹脂例えばPP樹脂から、側面逆L字状をなして左右方向に延びており、蓋3の前端部に、ガラス貼付部材32の前面部を覆い、手掛け用の凹所35aを形成する。更に、手掛け部材35には、ガラス面材14の前縁部の上面を係止する係止片部35bが一体に設けられている。
また、図示はしないが、上記第1の実施形態と同様に、前記後部カバー34には、前記ガラス貼付部材32に対して結合される係止片部が一体に設けられている。ガラス貼付部材32の後面部には、後部カバー34を取付けるための係止爪が形成されている。前記手掛け部材35にも、前記ガラス貼付部材32に対して結合される係止穴が一体に設けられており、ガラス貼付部材32の前面部には、手掛け部材35を取付けるための係止爪が一体に形成されている。
上記した蓋31を組立てるにあたっては、まず、ガラス貼付部材32の上面に、両面粘着テープ16を貼付け、その上にガラス面材14を固着する。次に、ガラス面材14を固定したガラス貼付部材32の左右の側面部に、蓋本体部材33,33を接合固定する。このとき、ガラス貼付部材32の各係合穴部36内に、蓋本体部材33の各係合爪部37が嵌合されることにより、ガラス貼付部材32と蓋本体部材33,33とが固定される。
この後、ガラス貼付部材32の後部に後部カバー34を爪係合により係合固定すると共に、ガラス貼付部材32の前部に手掛け部材35を爪係合により係合固定する。これにて、図10などに示す蓋31が得られる。この場合も、後部カバー34の係止片部34aがガラス面材14の後縁部の上面を係止し、手掛け部材35の係止片部35bがガラス面材14の前縁部の上面を係止し、ガラス面材14の浮き上がりが防止される。
このような第2の実施形態によれば、本体2の上部に、ガラス面材14を用いた蓋31を有する洗濯機にあって、蓋本体部材33に、ソルベントクラックが発生しにくい結晶性樹脂であるPP樹脂を採用したので、上記第1の実施形態と同様に、例えば液体濃縮洗剤等の洗濯に用いられる薬剤が蓋31に付着した場合でも、ソルベントクラックの発生を抑制することができる。特に本実施形態では、手掛け部材35及び後部カバー34についても、結晶性樹脂であるPP樹脂を採用したので、これらの部分に関しても、ソルベントクラックの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、ガラス面材14を保持するガラス貼付部材32を、蓋本体部材33を構成する材料(PP樹脂)と比較して、収縮率が小さい材料であるABS樹脂から構成したので、ガラス面材14に加わる機械的なストレスを少なく済ませることができる。特に本実施形態では、蓋本体部材33,33を、ガラス貼付部材32の側面を覆うように設けたことにより、蓋31全体の構成を比較的簡単に済ませながら、薬剤がガラス貼付部材32に付着することを防止し、ガラス貼付部材32におけるソルベントクラックの発生等の悪影響を防止することができる。
尚、上記各実施形態では、蓋本体部材を構成する結晶性樹脂として、ポリプロピレン(PP)樹脂を採用したが、それ以外でも、例えばポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリアセタール(POM)等の各種の結晶性樹脂を採用することができる。また、後部カバーや手掛け部材についても、結晶性樹脂から構成するようにしたが、ABS樹脂などの非結晶性樹脂から構成しても良く、少なくとも、蓋本体部材について結晶性樹脂を採用すれば、所期の目的を達成し得る。ガラス貼付部材の材質としても、ABS樹脂に限らず、例えば、ポリスチレン(PS)、ポリ塩化ビニル(PVC)、アクリル樹脂等の非結晶性樹脂を採用することができる。
上記第1の実施形態では、蓋本体部材13を、ガラス貼付部材15の底面及び周囲(前後左右)全体を覆うように構成したが、ガラス貼付部材15の底面及び左右の側面を覆うように構成しても良い。更には、蓋本体部材を、ガラス貼付部材の底面或いは側面の少なくとも一部を覆うように配置する構成とすれば良い。ガラス貼付部材の左右の側面を、蓋本体部材とは別部材により夫々覆う構成とすることもできる。
ガラス貼付部材に対するガラス面材の固定に、液状或いはゲル状の粘着材(接着材)を用いるようにしても良い。ガラス貼付部材を薄板状として、箱状の蓋本体部材内に、空間を設ける構成とすることもできる。後部カバーや手掛け部材(前部カバー)を結合する手段として、ねじ止めや接着などを採用しても良い。後部カバーや手掛け部材を、枠状或いは箱状の蓋本体部材に一体に設けるようにしても良い。蓋を構成する各部材を透明材料から構成して内部を視認できる構成としても良い。その他、全自動洗濯機に限らず、各種洗濯機の蓋に適用することができる等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施することができる。
図面中、1は洗濯機、2は本体、3、31は蓋、7はトップカバー、9は洗濯槽、10は出入口、13、33は蓋本体部材、14はガラス面材、15、32はガラス貼付部材、16は両面延着テープ、17、36は係合穴部、18、37は係合爪部、19、34は後部カバー、19a、34aは係止片部、20、35は手掛け部材(前部カバー)、20b、35bは係止片部を示す。

Claims (7)

  1. 洗濯槽を有する本体と、
    前記本体の上部に設けられ、前記洗濯槽に対して洗濯物を出し入れする出入口と、
    前記本体の上面部に支持され前記出入口を開閉可能に覆う蓋とを具備し、
    前記蓋は、
    上面に配置されるガラス面材と、
    前記ガラス面材を保持する合成樹脂製のガラス貼付部材と、
    側面及び/又は底面に配置され結晶性樹脂材料から構成された蓋本体部材とを備える洗濯機。
  2. 前記蓋本体部材は、前記ガラス貼付部材の底面及び周囲全体を覆うように配置されている請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記蓋本体部材は、前記ガラス貼付部材の底面及び左右の側面を覆うように配置されている請求項1記載の洗濯機。
  4. 前記ガラス貼付部材の前面側には、前記蓋本体部材とは別部材の前部カバーが配置され、前記前部カバーには、前記ガラス面材の上面を押さえる係止片部が設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記ガラス貼付部材の後面側には、前記蓋本体部材とは別部材の後部カバーが配置され、前記後部カバーには、前記ガラス面材の上面を押さえる係止片部が設けられている請求項1から4のいずれか一項に記載の洗濯機。
  6. 前記ガラス貼付部材は、前記蓋本体部材を構成する材料に対し、収縮率が同等又は小さい材料から構成されている請求項1から5のいずれか一項に記載の洗濯機。
  7. 前記ガラス貼付部材の左右の側面は、前記蓋本体部材とは別部材により夫々覆われる請求項1から6のいずれか一項に記載の洗濯機。
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