JP2017203260A - 移動間仕切装置の閉塞機構 - Google Patents

移動間仕切装置の閉塞機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2017203260A
JP2017203260A JP2016094041A JP2016094041A JP2017203260A JP 2017203260 A JP2017203260 A JP 2017203260A JP 2016094041 A JP2016094041 A JP 2016094041A JP 2016094041 A JP2016094041 A JP 2016094041A JP 2017203260 A JP2017203260 A JP 2017203260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
closing
bracket
partition panel
screw
partition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016094041A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6673743B2 (ja
Inventor
高橋 誠
Makoto Takahashi
誠 高橋
光広 小花
Mitsuhiro Obana
光広 小花
康彦 宮田
Yasuhiko Miyata
康彦 宮田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Corp filed Critical Okamura Corp
Priority to JP2016094041A priority Critical patent/JP6673743B2/ja
Publication of JP2017203260A publication Critical patent/JP2017203260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6673743B2 publication Critical patent/JP6673743B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】非常時における閉塞部材の閉塞状態の解除を簡便に行うことができる移動間仕切装置の閉塞機構を提供する。【解決手段】直動モータ30は、ロッド30bとシリンダ30aとが相対的に移動して伸縮する直動式のアクチュエータであり、ロッド30bは、側部閉塞部材12に対して接続され、シリンダ30aは、間仕切パネル10もしくは構造体である側壁Wに対して第1ネジ15により接続されており、間仕切パネル10もしくは構造体である側壁Wに設けられた開口5から、第1ネジ15の接続状態が解除可能となっている。【選択図】図4

Description

本発明は、オフィスや大会場、会議室等を所定の区画に仕切って使用するための移動間仕切装置の閉塞機構に関する。
一般に移動間仕切装置は、天井に設けられたレールに吊支された移動パネルを連接してオフィスや大会場、会議室等の部屋を所定の区画に仕切る用途で利用されている。このような移動間仕切装置にあっては、複数の間仕切パネル体を連接し壁面を形成する際に間仕切パネル体と部屋の側壁面、天井面、及び床面との間に隙間が生じ、この隙間から光漏れや音漏れが生じるという虞があるため、間仕切パネル体の側部、上部、及び下部に、隙間を閉塞する閉塞部材及び閉塞部材を突出自在に駆動させる駆動装置を備える閉塞機構を設け、この閉塞部材を側壁面、天井面、及び床面に対して圧接させることで間仕切パネル体の側部、上部、及び下部の隙間を閉塞できるようにしたものが開発されている。また、駆動装置として電動アクチュエータを用いることで、閉塞部材の閉塞動作及び開放動作を簡便に行うことができるようにしたものが知られている。
このような閉塞機構にあっては、閉塞部材を動作させる手段として電動アクチュエータを利用しているため、停電時や電気系統の故障時等の非常時には、閉塞部材を動作させることができず、特に、閉塞部材が閉塞状態の際には、閉塞部材が側壁面、天井面、及び床面に対して圧接しているため、間仕切パネル体を移動させることができなかった。
特許文献1に開示される閉塞機構は、モータとモータの駆動により回動するねじ棒と、ねじ棒の回動により進退動作するアームとにより電動アクチュエータが構成されており、ねじ棒には操作ハンドルと嵌合するハンドルはめ込み部が形成されている。そして、停電時や電気系統の故障時等の非常時には、ハンドルはめ込み部に操作ハンドルを嵌合させて該操作ハンドルを回動させることにより、閉塞部材の閉塞状態の解除を手動で行うことができる。
特開平4−70489号公報(第5頁、第9図)
しかしながら、特許文献1の閉塞機構にあっては、通常時にはモータの回転により閉塞部材の閉塞状態の解除を行うねじ棒を、非常時では操作ハンドルを手動操作することにより行うことになるため、労力が大きいばかりか、膨大な時間もかかり、非常時における閉塞部材の閉塞状態の解除作業が煩雑であるという問題があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、非常時における閉塞部材の閉塞状態の解除を簡便に行うことができる移動間仕切装置の閉塞機構を提供することを目的とする。
アクチュエータを利用して間仕切パネル体または構造体から閉塞部材を進退動作させることにより前記間仕切パネル体と前記構造体との隙間を閉塞する移動間仕切装置の閉塞機構であって、
前記アクチュエータは、第1部材と第2部材とが相対的に移動して伸縮する直動式のアクチュエータであり、
前記第1部材は、前記閉塞部材に対して接続され、前記第2部材は、前記間仕切パネル体または前記構造体に対して接続部材により接続されており、
前記間仕切パネル体または前記構造体に設けられた開口から、前記接続部材の接続状態が解除可能となっていることを特徴としている。
この特徴によれば、閉塞部材による閉塞時に、停電や故障等によりアクチュエータが動作しなくなった場合には、開口を介して接続部材にアクセスし第2部材と間仕切パネル体または構造体との接続状態を解除し、アクチュエータごと閉塞部材を移動させることで、閉塞状態を簡便に解除することができる。
前記第1部材は、少なくとも一部が前記第2部材の上方に配置され、かつ該第1部材の上方向への動作を側方への動作に変換するリンク機構を介して前記閉塞部材に接続されていることを特徴としている。
この特徴によれば、第1部材が下方向へ移動することにより閉塞状態が解除される構造となるため、接続部材による第2部材と間仕切パネル体または構造体との接続状態を解除することで、アクチュエータがその自重により落下し、閉塞部材を解除方向へ簡便に移動させることができる。
前記閉塞機構には、前記第2部材を前記間仕切パネル体または前記構造体に対して着脱可能に固定する固定部材が設けられていることを特徴としている。
この特徴によれば、接続部材による第2部材と間仕切パネル体または構造体との接続状態の解除した後に、固定部材による第2部材の固定を解除することで、アクチュエータを落下させるタイミングを適宜調整できる。
前記閉塞機構は、前記アクチュエータの下方への移動を抑制するブレーキ手段を備えていることを特徴としている。
この特徴によれば、接続部材の接続状態を解除し、アクチュエータが移動可能となったとき、ブレーキ手段の抑制作用によりアクチュエータが急激に移動することを防止できる。
前記固定部材は、前記第2部材を押圧可能に前記間仕切パネル体または前記構造体に対し進退する押圧手段であることを特徴としている。
この特徴によれば、間仕切パネル体または構造体に対する押圧力を調整できるため、固定部材とブレーキ手段とを兼用できる。
前記第2部材は、前記間仕切パネル体または前記構造体と相対移動可能に前記アクチュエータの伸縮方向に沿ってガイドされていることを特徴としている。
この特徴によれば、閉塞部材が開放する方向にアクチュエータを移動させる際に、第2部材がアクチュエータの伸縮方向にガイドされながら移動するため、リンク機構に対し捻じれ等の圧力がかかることを防止できる。
実施例における移動間仕切装置の設置例を示す斜視図である。 移動間仕切装置の閉塞機構による間仕切パネルの閉塞及び押圧の様子を示す斜視図である。 移動間仕切装置の閉塞機構の構造を示す部分断面図である。 移動間仕切装置の閉塞機構のアクチュエータ及びその近傍を示す斜視図である。 (a)及び(b)は、移動間仕切装置の閉塞機構による閉塞方法を示す部分断面図である。 (a)及び(b)は、非常時における閉塞状態の解除方法を示す正面断面図である。 (a)及び(b)は、非常時における閉塞状態の解除方法を示す正面断面図である。 (a)及び(b)は、非常時における閉塞状態の解除方法を示す部分断面図である。
本発明に係る移動間仕切装置の閉塞機構を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る移動間仕切装置の閉塞機構につき、図1から図8を参照して説明する。以下、図3の画面手前側を移動間仕切装置の閉塞機構の正面側(前方側)とし、図3の画面奥側を移動間仕切装置の閉塞機構の背面側(後方側)とし、その前方側から見たときの上下左右方向を基準として説明する。
本実施例の移動間仕切装置10は、例えば、オフィスや展示会場、会議室等の室内空間を区画するために設置され、図1に示されるように、室内空間に天井Cに設置されるレール3に沿って移動可能な吊支部材34,34により上端が吊支される複数の間仕切パネル2,2,…(間仕切パネル体)から主に構成され、レール3の一方の端部に設けられる格納レール35の位置に格納された間仕切パネル2,2,…をレール3に沿って側壁Vに設けられる移動規制端部4の方向に所定の位置まで手動で順次移動させることによって、間仕切パネル2,2,…を一列に連接させて天井Cから床の床面Fに亘って室内空間を仕切ることができるようになっている。
尚、移動規制端部4とは、移動間仕切装置10を構成する間仕切パネル2,2,…の内、先頭に設置される間仕切パネル2が当接し、先頭の間仕切パネル2の移動を規制する端部を構成する所定の側壁部や支柱等のことである。
また、図2に示されるように、移動規制端部4と対向する構造体である側壁W内には、側部閉塞機構1(閉塞機構)が埋設されており、側部閉塞機構1を構成する側部閉塞部材12(閉塞部材)が左右方向へ進出退入可能に移動するようになっている。
この側部閉塞部材12が進出することにより、移動間仕切装置10を構成する間仕切パネル2,2,…の内、最後尾の間仕切パネル2’の側部2aと側部閉塞機構1との隙間が閉塞されるようになっている。このとき、側部閉塞部材12によって間仕切パネル2’が移動規制端部4の方向に押圧されるようになっており、一列に連接された間仕切パネル2,2,…,2’がそれぞれ移動規制端部4の方向に押圧されて、隣接する間仕切パネル2,2,…,2’同士が密着し、遮音性や遮蔽性が高められるようになっている。
図1及び図2に示されるように、側壁Wには、側部閉塞機構1が配設される空間Xと連通する開口5が室内側を向いて設けられており、この開口5は、扉部材5aより開閉可能となっている。これによれば、停電や故障等の非常時には、開口5を介して側部閉塞機構1に室内側からアクセスして、後述する側部閉塞部材12による閉塞動作の解除や各種メンテナンス等を行うことができる。また、平常時には扉部材5aを閉塞状態として室内側から空間X内の構造が露見することを防ぐことができる。
次いで、側部閉塞機構1の構造について図2及び図3を用いて説明する。側部閉塞機構1は、レール3に沿って移動可能な吊支部材34により吊支される側部閉塞部材12と、側部閉塞部材12を左右方向に動作させる複数の進退機構13,13,…と、から主に構成されており、側壁Wに対して所定の奥行きを形成するように上下方向に亘って凹設された空間X内から室内に向けて側部閉塞部材12が、移動規制端部4側に向く開放部分を構成する開口部11より進退可能となっている。説明の便宜上、図5及び図8では開口部11を二点破線で示している。また、天井Cに設置されるレール3の端部3bは、側壁W内の空間Xの内側に入り込むように室内側から延設されており、該空間X内におけるレール3の延伸方向上に立設された支柱14の上端に支持されている。
図3に示されるように、側部閉塞部材12は、間仕切パネル2の上下方向に亘って延びる密閉部材20と、該密閉部材20の左方(支柱14側)に設けられ後述する進退機構13の第1リンク部32により軸支される支持部材21,21,…と、密閉部材20と支持部材21とを左右方向に接離可能に連結する一対の弾性部材22,22と、から主に構成されている。
密閉部材20は、間仕切パネル2よりも上下方向に長寸であり、上下端がレール3の下面3a及び床面Fにそれぞれ接触しない程度に近接した状態で、空間Xから右方(移動規制端部4の方向)に向けて進出可能になっている。また、密閉部材20の側端20aには、弾性を有するゴム等で形成された緩衝部材200が固着されている。
密閉部材20を空間Xから移動規制端部4の方向に向けて進出させた場合、緩衝部材200の接触面200aが隣接する最後尾の間仕切パネル2’の側部2aに当接することで、間仕切パネル2’の側部2aと側壁Wとの隙間へ進出した密閉部材20により閉塞できるようになっている(図5(b)参照)。
支持部材21,21,…は、密閉部材20よりも上下方向に短寸を成し、密閉部材20の左方に後述する進退機構13,13,…の数に対応して設けられている。また、支持部材21,21,…は、進退機構13,13,…の第1リンク部32,32,…の端部32b,32b,…により上下方向の重心を外した一点の軸支部分P,P,…で軸支されている。
また、支持部材21,21,…における移動規制端部4側の側面21a,21a,…の上下端近傍には、一対の弾性部材22,22がそれぞれ設けられている。
弾性部材22は、左右方向に付勢するコイル状の圧縮バネ22aと、該圧縮バネ22aに軸通されるボルト形状の軸芯22bと、から構成されており、軸芯22bの一方の端部22cは、支持部材21を貫通して螺着されている。
また、軸芯22bの他方の端部22dは、密閉部材20の左方の側部20bに穿設される貫通孔20eと、密閉部材20におけるハット形状の押圧部20cの貫通孔20fと、を貫通し、軸芯22bの端部22dに規制部材20dを螺嵌することにより、軸芯22bの端部が抜け止めされた構造となっている。
このように、弾性部材22,22の弾性復帰力と、軸芯22b,22bの抜け止めの構造とによって、密閉部材20と支持部材21の間に所定の左右間隔が保持されるようになっている。
また、密閉部材20と支持部材21,21,…との間には、リミットスイッチ23,23,…が設けられている。
また、リミットスイッチ23の第1作動体23bの先端は、支持部材21の軸支部分Pから遠い位置に設けられる弾性部材22の近傍に向けて延びており、密閉部材20と支持部材21との隙間が上下方向に亘って閉塞した場合にのみ第1作動体23bが回動して、閉信号が出力されるようになっている(図5(b)参照)。
図3及び図4に示されるように、進退機構13,13,…は、図示しない電源から供給される電力により駆動する直動モータ30,30,…(アクチュエータ)と、直動モータ30,30,…の動力を側部閉塞部材12の支持部材21,21,…に伝達するリンク機構31,31,…と、からそれぞれ構成されている。尚、進退機構13,13,…は、同一構成であるため、レール3側に設けられる進退機構13について説明し、他の進退機構13,13,…については説明を省略する。
直動モータ30は、回転運動を直線運動に変換する図示しない台形ネジを内蔵する第2部材としてのシリンダ30aと、台形ネジの先端に取付けられシリンダ30aの端部から上下方向に直線的に進退可能に設けられる第1部材としてのロッド30bと、から構成される直動式のアクチュエータである。また、台形ネジを使用したシリンダ30aによりロッド30bを動作させているため、電力の供給が停止された際にロッド30bは停止位置で保持されるようになっている。
シリンダ30aは、略コ字形状のブラケット36を介して支柱14に支持されている。このブラケット36は、シリンダ30aが固定される固定部36aと、固定部36aの前後両端から左側に延出された対向する側面部36b,36b’とを備えており、支柱14に対して右方から嵌合可能となっている。つまり、支柱14とブラケット36とは、凹凸嵌合するようになっている。また、ブラケット36の手前側に形成された側面部36bには、左右略中央に上下方向に延びる長孔形状のスリット36cが穿設されている。
図6に示されるように、支柱14の前面には、上下に離間して2箇所にネジ孔14a,14bが形成されており、ブラケット36は、ネジ孔14aに螺挿された第1ネジ15(接続部材)の軸部15aに載置されることにより支柱14に嵌合された状態で支柱14に接続されている。また、ブラケット36は、スリット36cを介してネジ孔14bに螺挿される第2ネジ16により支柱14から離脱することが防止されている。尚、側部閉塞機構1の通常使用時には、第2ネジ16(固定部材)が緊締されることにより、ブラケット36が支柱14に対して移動不能となっている。
リンク機構31は、長尺の第1リンク部32と、短尺の第2リンク部33と、から構成され横向き略入字状を成しており、第1リンク部32は、一方の端部32aが直動モータ30のロッド30bの先端に回動可能に連結され、他方の端部32bが前述した支持部材21の軸支部分Pに回動可能に連結されている。また、第2リンク部33は、一方の端部33aが支柱14の側面に設けられた連結部材17の前後方向に軸通された連結軸17aに回動可能に連結され、他方の端部33bが第1リンク部32の長手方向の略中央部分に回動可能に連結されている。これによれば、直動モータ30のロッド30bの上下方向の直線運動を受けて、リンク機構31は、第1リンク部32と第2リンク部33との協働により支持部材21の軸支部分Pに回動可能に連結される第1リンク部32の端部32bを、略左右方向に直線運動させるように力の方向の変換を行うことができる。尚、リンク機構31は、左右寸法が上下寸法よりも短くなるように構成されている。
次いで、側部閉塞部材12及び進退機構13,13,…による閉塞動作について図5を用いて詳しく説明する。
図5(a)に示されるように、側部閉塞部材12及び進退機構13による閉塞動作が開始されると、先ず、電源から供給される電力を受けて進退機構13を構成する直動モータ30が駆動されロッド30bが同時に上方向に進出し、これに伴って第1リンク部32の端部32aと第2リンク部33の端部33aとが近づくことにより、第2リンク部33が端部33aを支点に反時計回りに回動し、端部33bを上方に移動させる。
第2リンク部33の端部33bの上方への移動により、端部33bに軸支された第1リンク部32の端部32bが略右方向に移動する。すなわち、直動モータ30が駆動されることによるロッド30bの移動の力の方向(上方向)が、第1リンク部32の端部32bを略右方向に移動させるような力の方向に変換される。
このように上下方向に複数設けられた進退機構13,13,…の第1リンク部32,32,…の端部32b,32b,…の移動規制端部4への移動により、第1リンク部32,32,…の端部32b,32b,…と軸支部分P,P,…で回動可能に支持された支持部材21,21,…がそれぞれ右方に押出され、密閉部材20が最後尾の間仕切パネル2’の側部2aに対して略平行な状態を維持しながら右方に進出し始める。
直動モータ30,30,…の駆動が継続されロッド30b,30b,…が上方向にさらに進出していくと、図5(b)に示されるように、密閉部材20に固着された緩衝部材200の接触面200aが最後尾の間仕切パネル2’の側部2aに当接する。
また、密閉部材20に固着された緩衝部材200の接触面200aと最後尾の間仕切パネル2’の側部2aとが面同士で当接した時点では、直動モータ30の駆動は継続されており、密閉部材20及び支持部材21,21,…は、右方にさらに押圧され、密閉部材20と支持部材21,21,…との左右の隙間がそれぞれ上下方向に亘って全て閉塞される。これに伴いリミットスイッチ23,23,…が作動することにより閉塞完了状態が検知され、前述した移動間仕切装置10の制御部に閉塞動作の完了を知らせる閉信号が送られる。閉信号を受け取った制御部は、直動モータ30,30,…の駆動を停止させ側部閉塞部材12及び進退機構13,13,…による閉塞動作が完了する。
また、閉塞完了状態においては、前述したように電力の供給が停止された際のロッド30b,30b,…が正確な位置で停止・保持されていることから、密閉部材20と支持部材21,21,…とをそれぞれ連結する弾性部材22,22の圧縮バネ22a,22aが蓄勢された状態で維持されており、圧縮バネ22a,22aの付勢力より最後尾の間仕切パネル2’の側部2aに密閉部材20を当接させて隙間なく閉塞できるようになっている。
また、進退機構13,13,…により右方に押出される支持部材21,21,…の軸支部分P,P,…が上下方向の重心からずれていることにより、最後尾の間仕切パネル2’の側部2aに当接した密閉部材20には支持部材21,21,…からそれぞれ偏荷重が作用するものであるが、上下の圧縮バネ22a,22aは、同じ圧縮代で圧縮されるため、密閉部材20による押圧力を上下方向に亘って略均一に調整することができる。
また、側部閉塞部材12は、レール3に吊支されていることから、進退機構13,13,…に側部閉塞部材12を支持するための強度を持たせる必要なく、進退機構13,13,…の構造を小さくできる。また、側部閉塞部材12は、レール3に沿って移動するため、密閉部材20の端部と最後尾の間仕切パネル2’の側部2aとの厚み方向の位置を高い精度で合わせることができる。
尚、閉塞状態を解除する動作は、上述した閉塞動作の逆の順序で動作することにより行われる。この場合、所定の開検知スイッチ等を設けることにより密閉部材20全体が空間Xに退入して閉塞状態の解除が完了したことを検知できるようにしてもよい。
次いで、停電時や電気系統の故障時等の非常時における側部閉塞機構1の閉塞動作の解除について図6〜図8を用いて説明する。尚、支柱14に接続される3つのブラケット36,36,…はその構成が同じであるため、上段のブラケット36のみを取り上げて説明し、中段及び下段のブラケット36,36の説明を省略する。
先ず、作業者が開口5を介して空間X内にアクセスし、図6(a)に示されるように、ブラケット36を支柱14に接続する接続部材としての第1ネジ15を支柱14から取外す。このとき、図6(a)及び図8(a)に示されるように、ブラケット36は、第2ネジ16の頭部16bの圧接により支柱14に固定されているため、第1ネジ15を取外しても固定位置から降下しない。これにより、第1ネジ15を取外した際にブラケット36が落下して指が挟まれるなどの怪我を防ぐことができる。尚、固定とは、ブラケット36を支柱14からの降下を防ぐことを主とする第1ネジ15によりブラケット36を支柱に14に保持状態に維持する接続と、降下を防ぐことを主としない第2ネジによりブラケット36を支柱14に締結する固定とを対比させたうえで定義づけしたものである。
次いで、図6(b)に示されるように、ブラケット36を支柱14に対して押圧することで固定している押圧手段である第2ネジ16を緩める。これにより、支柱14とブラケット36の側面部36b,36b’との間に僅かな隙間が形成され、直動モータ30の自重によりブラケット36が固定位置より降下する。このとき、スリット36cが第2ネジ16の軸部16aに案内され、ブラケット36の移動方向が上下方向のみとなるように規制されている。
第2ネジ16は若干緩めるだけであるため、ブラケット36が降下する際には、図6(b)に示されるように、側面部36bの中央部が第2ネジ16の頭部16bに当接するため、ブラケット36に対して摩擦力がかかり、ブラケット36の降下速度が減速する。すなわち、第2ネジ16は、ブラケット36を支柱14に固定する固定部材を構成しているとともに、ブラケット36の降下速度を減速させるブレーキ手段としても機能している。
また、図示しないが、ブラケット36の右側には、直動モータ30が設けられていることにより、ブラケット36が降下する際には、該ブラケット36が第2ネジ16を中心として左右いずれかに傾くようになり、ブラケット36における固定部36aの上端縁または下端縁のいずれかが支柱14の右側面に当接するため、第2ネジ16を緩めてもブラケット36が垂直に落下することが防止されるとともに、ブラケット36の降下速度が補助的に減速される。同様に、第2ネジ16により側面部36bが吊支状態となることから、第2ネジ16を中心として前後方向に回動し、側面部36b,36b’の上端縁または下端縁のいずれかが支柱14の前後側面に当接するため、第2ネジ16を緩めてもブラケット36が垂直に落下することが防止されるとともに、ブラケット36の降下速度が補助的に減速される。
尚、第2ネジ16による減速により、ブラケット36の降下速度が遅い場合には、図7(a)に示されるように、第2ネジ16をさらに緩めることにより、ブラケット36に対する摩擦力を弱めてブラケット36の降下速度が速くなるように調整できる。また、ブラケット36の下降量が小さい場合にも第2ネジ16をさらに緩めることにより、ブラケット36の下降を促すことができる。
図8(b)に示されるように、直動モータ30の自重によりブラケット36が降下することで、ブラケット36に固定された直動モータ30全体が降下する。このとき、前述したように、直動モータ30は電力の供給が停止された際に、シリンダ30aとロッド30bとの相対位置が移動しないようになっているため、シリンダ30aの降下時には、シリンダ30aの降下距離分、ロッド30bと第1リンク部32の端部32aとの接続位置が降下することになる。
また、前述したように第1リンク部32の端部32bは、支持部材21に連結されており、第2リンク部33の端部33aは、支柱14の側面に設けられた連結部材17に対して連結軸17aにより連結されているため、直動モータ30を構成するロッド30bの降下に伴い、第1リンク部32の端部32aと第2リンク部33の端部33aとが離れ、第2リンク部33が端部33aを支点に時計回りに回動し、端部33bが下方に移動する。
第2リンク部33の端部33bの下方への移動により、端部33bに軸支された第1リンク部32の端部32bが略支柱14方向に移動する。すなわち、ブラケット36が降下されることによりロッド30bの先端が降下し、このロッド30bの降下が第1リンク部32の端部32bを略支柱14方向に移動させるような力の方向に変換され、密閉部材20が最後尾の間仕切パネル2’から離間する方向に動作する。
そして、図7(b)及び図8(b)に示されるように、ブラケット36のスリット36cの上端であるストッパ部36dが第2ネジ16の位置に到達することでネジ孔14bに螺挿された第2ネジ16の軸部16aに載置されるため、ブラケット36の降下が停止される。
尚、図示しないが、非常時における側部閉塞機構1の閉塞動作の解除を行う際には、先ず、支柱14に接続される3つのブラケット36,36,36のうち、上段及び下段のブラケット36,36の第2ネジ16,16を緩める。上段及び下段のブラケット36,36の第2ネジ16,16を緩めた際には、中段のブラケット36に接続される直動モータ30がリンク機構31を介して密閉部材20を閉塞状態に支持しているため、上段及び下段のブラケット36,36に接続される直動モータ30,30は、ほとんど降下せずに密閉部材20に吊支される。つまり、密閉部材20が左右方向に傾くように最後尾の間仕切パネル2’から離間する方向に動作することがない。
続いて、中段のブラケット36の第2ネジ16を徐々に緩める。中段のブラケット36を緩めた際には、上段、中段、下段のブラケット36,36,36がほぼ同時に降下するようになり、密閉部材20が平行に最後尾の間仕切パネル2’から離間する方向に動作するようになるため、密閉部材20の上下端部を天井Cや床面Fに干渉させることなく、非常時における側部閉塞機構1の閉塞動作の解除をスムーズに行うことができる。
以上説明したように、側部閉塞機構1は、側部閉塞部材12が閉塞された状態において、停電や故障等により直動モータ30が動作しなくなった場合であっても、開口5を介して第1ネジ15及び第2ネジ16にアクセスしてブラケット36と支柱14との接続状態を解除することで、側部閉塞部材12を最後尾の間仕切パネル2’から離間する方向に移動させることが可能となり、非常時における側部閉塞部材12の閉塞状態の解除を簡便に行うことができる。
また、第1ネジ15によるブラケット36と支柱14との接続状態を解除することで、直動モータ30がその自重により降下するため、側部閉塞部材12の開放方向への移動を簡便に行うことができる。
また、ブラケット36を固定部材である第2ネジ16により固定した状態で第1ネジ15によるブラケット36と支柱14との接続状態の解除を行うことができるため、第1ネジ15を取り外した後に、第2ネジ16を緩めることで、直動モータ30を落下させるタイミングを適宜調整できる。
また、第2ネジ16は、ブラケット36のスリット36cに挿嵌しているため、ブラケット36が降下中に支柱14から脱落することを防ぐことができるばかりか、ブラケット36の降下時には、側面部36b,36b’が支柱14の前後面に当接してブラケット36がその姿勢を保ちながら垂直に移動案内されるため、リンク機構31に対し捻じれ等の圧力がかかることを防止できる。
尚、本実施例では、側部閉塞機構1は、移動規制端部4と対向する構造体である側壁W内に埋設されている態様として説明したが、これに限らず、側壁Wと対向する最後尾の間仕切パネルの側部内に側部閉塞機構が設けられていてもよい。例えば、側壁Wと対向する最後尾の間仕切パネル内の側部閉塞機構の進退機構が駆動されることで、当該最後尾の間仕切パネルから側部閉塞部材が側壁Wに向かって進出し、側壁Wとの隙間が閉塞されるようになっていてもよい。
また、第2ネジ16とスリット36c及び支柱14とブラケット36が直動モータ30の伸縮方向に沿って相対移動可能にそれぞれ凹凸嵌合する態様について説明したが、第2ネジ16とスリット36c及び支柱14とブラケット36のいずれか一方が凹凸嵌合すればよく、他方の凹凸嵌合する部分の構成を省略してもよい。また、第2ネジ16とスリット36c及び支柱14とブラケット36以外の箇所にも他方の凹凸嵌合する部分の構成を加えてもよい。また、凹凸嵌合する部分の構成は、種々に変更可能である。
また、スリット36cが長孔形状に穿設されており、上端にストッパ部36dを備えているため、ブラケット36の降下によるリンク機構31への衝撃を軽減できる。
尚、本実施例において、進退機構13は、電源から供給される電力により駆動する直動モータ30,30,…を使用する態様として説明したが、これに限らず、油圧により進退する油圧シリンダや、圧縮空気により進退する空圧シリンダ等、電力で伸縮するように駆動する駆動体であればよく、この態様であっても駆動体を降下させることによって、閉塞機構による閉塞状態を解除することができる。
また、進退機構13は、直動モータ30の自重によりブラケット36が降下する態様として説明したが、これに限らず、手動や錘等により降下させてもよい。
また、側部閉塞機構1は、構造体である側壁W内に埋設されている態様として説明したが、これに限らず、閉塞機構は室内に備え付けられていてもよい。この態様であれば、例えば閉塞機構に被装したパネル材に、第1ネジ15及び第2ネジ16にアクセスするための開口を備えればよい。
また、進退機構13のリンク機構31は、力の方向の変換を行うことができる態様として説明したが、これに限らず、例えば、直動モータを横向きに配置し、ロッドと閉塞部材とを直結してリンク機構を省略した態様であってもよい。この態様であれば、接続部材の接続を解除した後、密閉部材20を直接移動させて閉塞状態を解除することができる。
また、ブラケット36は、支柱14に嵌合された状態で支柱14に接続されている態様として説明したが、これに限らず、直接壁に取付けられていてもよい。この態様であれば、支柱14を立設する空間がない場所であっても間仕切パネル装置の施工が可能となる。
また、側部閉塞機構1は、非常時における側部閉塞部材12の閉塞状態の解除を簡便に行うことができる態様として説明したが、これに限らず、非常時でなくとも、例えば点検や補修等の際にも利用することができる。
また、第2ネジ16は、複数のブラケット36,36,…をそれぞれ支柱14に対し固定させる態様として説明したが、これに限られず、複数のブラケット36のうち、少なくとも1つを第2ネジ16により固定させるように設けられていればよい。
また、固定部材は、ブラケット36の降下速度を減速させるブレーキ手段としても機能している態様として説明したが、これに限らず、固定部材とブレーキ手段は別体であってもよいし、それらが複数備わっていてもよい。例えば、ブレーキ手段として油の流量が可変調整な油圧シリンダを用いることで、油の流れを止めるように調整を行えば固定させることができる。
また、ブラケット36は、スリット36cの上端であるストッパ部36dが第2ネジ16の位置に到達することでネジ孔14bに螺挿された第2ネジ16の軸部16aに載置されるため、ブラケット36の降下が停止される態様として説明したが、これに限らず、ブラケット36の降下を停止させるストッパ部が別体であってもよい。
また、第2ネジ16は、ネジ孔14bに螺挿された後に、ネジ孔14bから離脱し難い構造とすることで、第2ネジを緩める際に、ブラケット36が支柱14から落下することを防ぐことができる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、第1ネジを用いることなく、第2ネジのみでブラケットを支柱に接続するものであってもよい。この場合には、第2ネジはブラケットを支柱に14に保持状態に維持する接続部材である。
1 側部閉塞機構(閉塞機構)
2,2’ 間仕切パネル(間仕切パネル体)
5 開口
10 移動間仕切装置
12 側部閉塞部材(閉塞部材)
13 進退機構
14 支柱
14a,14b ネジ孔
15 第1ネジ(接続部材)
15a 軸部
16 第2ネジ(固定部材、ブレーキ手段、押圧手段)
16a 軸部
16b 頭部
30 直動モータ(アクチュエータ)
30a シリンダ(第2部材)
30b ロッド(第1部材)
31 リンク機構
36 ブラケット
36c スリット
36d ストッパ部

Claims (6)

  1. アクチュエータを利用して間仕切パネル体または構造体から閉塞部材を進退動作させることにより前記間仕切パネル体と前記構造体との隙間を閉塞する移動間仕切装置の閉塞機構であって、
    前記アクチュエータは、第1部材と第2部材とが相対的に移動して伸縮する直動式のアクチュエータであり、
    前記第1部材は、前記閉塞部材に対して接続され、前記第2部材は、前記間仕切パネル体または前記構造体に対して接続部材により接続されており、
    前記間仕切パネル体または前記構造体に設けられた開口から、前記接続部材の接続状態が解除可能となっていることを特徴とする移動間仕切装置の閉塞機構。
  2. 前記第1部材は、少なくとも一部が前記第2部材の上方に配置され、かつ該第1部材の上方向への動作を側方への動作に変換するリンク機構を介して前記閉塞部材に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の移動間仕切装置の閉塞機構。
  3. 前記閉塞機構には、前記第2部材を前記間仕切パネル体または前記構造体に対して着脱可能に固定する固定部材が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の移動間仕切装置の閉塞機構。
  4. 前記閉塞機構は、前記アクチュエータの下方への移動を抑制するブレーキ手段を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の移動間仕切装置の閉塞機構。
  5. 前記固定部材は、前記第2部材を押圧可能に前記間仕切パネル体または前記構造体に対し進退する押圧手段であることを特徴とする請求項4に記載の移動間仕切装置の閉塞機構。
  6. 前記第2部材は、前記間仕切パネル体または前記構造体と相対移動可能に前記アクチュエータの伸縮方向に沿ってガイドされていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の移動間仕切装置の閉塞機構。
JP2016094041A 2016-05-09 2016-05-09 移動間仕切装置の閉塞機構 Active JP6673743B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094041A JP6673743B2 (ja) 2016-05-09 2016-05-09 移動間仕切装置の閉塞機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094041A JP6673743B2 (ja) 2016-05-09 2016-05-09 移動間仕切装置の閉塞機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017203260A true JP2017203260A (ja) 2017-11-16
JP6673743B2 JP6673743B2 (ja) 2020-03-25

Family

ID=60322070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016094041A Active JP6673743B2 (ja) 2016-05-09 2016-05-09 移動間仕切装置の閉塞機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6673743B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019143337A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 株式会社オカムラ 移動間仕切装置
JP2019214854A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社オカムラ 移動間仕切装置
CN114198008A (zh) * 2021-12-15 2022-03-18 江苏省建筑工程集团有限公司 一种全自动垂直升降隔断系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0470489A (ja) * 1990-07-10 1992-03-05 Matsushita Electric Works Ltd 移動間仕切壁の圧接フレーム付パネルの構造
JPH0510077A (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 間仕切りパネル
JPH0650053A (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 Matsushita Electric Works Ltd 間仕切りパネルの遮蔽装置
JPH0893350A (ja) * 1994-09-27 1996-04-09 Kyodo Kumiai Neo Paat-Shiyon 間仕切パネルの隙間遮蔽装置
JPH09242419A (ja) * 1996-03-06 1997-09-16 Kensetsusho Kanto Chiho Kensetsu Kyokucho 大型自動引戸装置
JP2004189474A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Howa:Kk エレベータ前遮煙装置
US20090113799A1 (en) * 2005-10-06 2009-05-07 Dorma Gmbh + Co. Kg Mobile Partition

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0470489A (ja) * 1990-07-10 1992-03-05 Matsushita Electric Works Ltd 移動間仕切壁の圧接フレーム付パネルの構造
JPH0510077A (ja) * 1991-07-03 1993-01-19 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd 間仕切りパネル
JPH0650053A (ja) * 1992-07-28 1994-02-22 Matsushita Electric Works Ltd 間仕切りパネルの遮蔽装置
JPH0893350A (ja) * 1994-09-27 1996-04-09 Kyodo Kumiai Neo Paat-Shiyon 間仕切パネルの隙間遮蔽装置
JPH09242419A (ja) * 1996-03-06 1997-09-16 Kensetsusho Kanto Chiho Kensetsu Kyokucho 大型自動引戸装置
JP2004189474A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Howa:Kk エレベータ前遮煙装置
US20090113799A1 (en) * 2005-10-06 2009-05-07 Dorma Gmbh + Co. Kg Mobile Partition

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019143337A (ja) * 2018-02-19 2019-08-29 株式会社オカムラ 移動間仕切装置
JP7083661B2 (ja) 2018-02-19 2022-06-13 株式会社オカムラ 移動間仕切装置
JP2019214854A (ja) * 2018-06-12 2019-12-19 株式会社オカムラ 移動間仕切装置
JP7083702B2 (ja) 2018-06-12 2022-06-13 株式会社オカムラ 移動間仕切装置
CN114198008A (zh) * 2021-12-15 2022-03-18 江苏省建筑工程集团有限公司 一种全自动垂直升降隔断系统
CN114198008B (zh) * 2021-12-15 2023-09-26 江苏省建筑工程集团有限公司 一种全自动垂直升降隔断系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP6673743B2 (ja) 2020-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017203260A (ja) 移動間仕切装置の閉塞機構
CN101445082B (zh) 门边缘保护装置
US5743320A (en) Obstruction-responsive brake actuator for fire door or the like
EP3404174B1 (en) Screw-driven control system
JP2011184021A (ja) 転落防止装置
JP2017203338A (ja) 移動間仕切装置の側部閉塞機構
JP5059568B2 (ja) 転落防止装置
US9738246B2 (en) Adjusting device for a front lid and associated motor vehicle
CN105525833A (zh) 单开塞拉门系统
JP2017155559A (ja) 移動間仕切装置
PT1524234E (pt) Sistema de elevador
JP2009132182A (ja) 転落防止装置
EP3530605B1 (en) Elevator car toe guard system
JP2007077580A (ja) 自閉式引き戸装置
JP6731752B2 (ja) 移動間仕切装置の側部閉塞機構
US20220389742A1 (en) A corner bracket
JP6335593B2 (ja) 非常解除型開放ストッパー装置付引戸装置
KR101994032B1 (ko) 손 끼임 방지구조 및 손 끼임 방지모듈
JP2011153458A (ja) 戸の指挟み防止装置
JP2000017977A (ja) 防火シャッターの安全装置
JP2020093757A (ja) プラットホームドア装置
JP2873544B2 (ja) 電動開閉式伸縮門扉の安全装置
US12012797B2 (en) Safety device for a lifting gate and lifting gate with such a safety device
US3315766A (en) Retractable safety edge for doors
JP4873125B2 (ja) 移動棚装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6673743

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250