JP2017201593A - 電磁継電器 - Google Patents

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Shigeki Nakayama
茂樹 中山
勝之 高橋
Masanori Takahashi
勝之 高橋
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Abstract

【課題】端子の位置ずれ及び捻れを抑制することができる電磁継電器を提供する。【解決手段】電磁継電器10は、第1壁部26と第2壁部27とを有するスリット21と、第1壁部26から第2壁部27に向かって突出する第1突起50とを有するベースブロック18と、第2突起41aを有する可動端子40と、可動端子40がスリット21に第2突起41aと第1突起50とが対向するように圧入された場合に、突起50に対する突起41aのずれを防ぐ防止手段(51)とを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
従来より、固定接点を有する固定端子及び可動接点を有する可動端子がベースに圧入される電磁継電器が知られている(例えば、特許文献1参照)。固定端子及び可動端子は、それぞれ圧入用の突起を有している。この圧入用の突起がベースに設けられたスリットに圧入され、固定端子及び可動端子はベースに固定されている。
図1は、従来の電磁継電器の構成及び可動端子近傍の構成を示す図である。図1の電磁継電器1は、ベースブロック2と、可動接点3aを有する可動端子3と、固定接点4aを有する固定端子4とを備えている。可動端子3は、さらに圧入用の突起3bを備えている。ベースブロック2には、壁部5,6が対向してスリット7が形成されている。また、壁部5は突起5aを備えている。可動端子3がスリット7に圧入されると、圧入用の突起3bが突起5aに接触し、可動端子3がスリット7に固定される。同様に、固定端子4も圧入用の突起を備え、圧入用の突起がベースブロック2の壁部の突起に接触し、固定端子4がスリットに固定される。
特開2004−164948号公報
しかしながら、図1の電磁継電器1では、可動端子3の圧入時に、圧入用の突起3bが突起5aに対して上下にずれたり、又は圧入用の突起3bが突起5aに対して左右に(即ち、奥行き方向に)ずれることで可動端子3に捻れが発生することがある。このため、可動接点3aの位置が適切な位置からずれ、安定した接点位置を確保できないという問題がある。同様の問題は固定端子4でも生じる。
本発明は、端子の位置ずれ及び捻れを抑制することができる電磁継電器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示された電磁継電器は、第1壁部と第2壁部とを有するスリットの前記第1壁部から突出する第1突起を有するベース部と、前記スリットに圧入され、前記第1突起と対向する位置に第2突起を有する端子と、前記端子が前記スリットに圧入されたとき、前記第1突起に対する前記第2突起のずれを防ぐ防止手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、端子の位置ずれ及び捻れを抑制することができる。
従来の電磁継電器の構成及び可動端子近傍の構成を示す図である。 本実施の形態に係る電磁継電器の構成図である。 本実施の形態に係る電磁継電器の分解斜視図である。 (A)は可動端子の側面図であり、(B)は固定端子の側面図である。 (A)は、可動端子の中間部がスリットに圧入されている状態を示す図である。(B)は、固定端子の中間部がスリットに圧入されている状態を示す図である。(C)は、スリットに形成される突起及び可動端子の中間部の斜視図である。(D)は、スリットに形成される突起及び固定端子の中間部の斜視図である。 (A)は、スリットに形成される突起の変形例を示す図である。(B)は、スリットに圧入される中間部の突起の変形例を示す図である。 (A)は、図5(A)の第1変形例を示す図である。(B)は、図5(B)の第1変形例を示す図である。(C)は、図5(A)の第2変形例を示す図である。(D)は、図5(B)の第2変形例を示す図である。(E)は、図5(A)の第3変形例を示す図である。(F)は、図5(B)の第3変形例を示す図である。 (A)は、図5(A)の第4変形例を示す図である。(B)は、図5(B)の第4変形例を示す図である。(C)は、図5(A)の第5変形例を示す図である。(D)は、図5(B)の第5変形例を示す図である。 (A)は、中間部の下端が略水平に折り曲げられた可動端子の例を示す図である。(B)は、中間部の下端が略水平に折り曲げられた固定端子の例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本実施の形態に係る電磁継電器の構成図であり、図3は、本実施の形態に係る電磁継電器の分解斜視図である。図4(A)は可動端子の側面図であり、図4(B)は固定端子の側面図である。
電磁継電器10は、カード11と、電磁石ユニット14と、ベース部としてのベースブロック18と、固定端子30と、可動端子40とを備えている。カード11は、可動端子40の孔24を連結する突起11aと、ベースブロック18の突起19aを収容する貫通孔12と、接極子17の先端部17aが挿入される貫通孔13とを備えている。
電磁石ユニット14は、電磁石15と、継鉄16と、接極子17とを備えている。電磁石15の鉄心の一端は、継鉄16に連結されており、継鉄16は接極子17と板バネ16aを介して接続されている。
ベースブロック18は、樹脂で形成されており、固定端子30及び可動端子40が圧入される底部18aと、電磁石ユニット14を収容する収容部19とを備えている。収容部19には空間(不図示)が形成されており、電磁石ユニット14を図3の矢印Aの方向に移動させることで電磁石ユニット14がその空間に収容される。収容部19の上面には、カード11の貫通孔12に挿入される突起19aが形成されている。ベースブロック18の底部18aには、図3の矢印B方向に固定端子30を圧入するためのスリット20と、図3の矢印B方向に可動端子40を圧入するためのスリット21とが形成されている。すなわち、固定端子30及び可動端子40は、電磁継電器10の側面から電磁継電器10の短手方向(図3の矢印B方向)に圧入される。
固定端子30及び可動端子40は、銅板を打ち抜いてプレス加工により形成されている。固定端子30は、スリット20への圧入方向(電磁継電器10の短手方向)に延伸する中間部31と、中間部31から鉛直上方に延伸する上部32と、中間部31から折り曲げられて下方に延伸する下部33とを備えている。上部32の上端側には、固定接点22がかしめ等により固着されている。中間部31には、固定接点22が設けられている面とは反対側の面(図4(B)の右方向)に突出するT字形状の突起31aが押し出し加工又はプレス加工により形成されている。中間部31はスリット20に圧入される。突起31aは第2突起として機能する。
下部33には、長手方向(図4(B)の左方向)に突出する突起33aが押し出し加工又はプレス加工により形成されている。突起33aは垂直方向に延伸する。突起33aは、不図示の基板の孔に差し込まれ、導電性を担保し且つ下部33の変形を防ぐために形成されている。
可動端子40は、スリット21への圧入方向(電磁継電器10の短手方向)に延伸する中間部41と、中間部41から折り曲げられて上方に延伸する上部42と、中間部41の上部一端から電磁継電器10の長手方向(図4(A)の左方向)に延び且つ折り曲げられて下方に延伸する下部43とを備えている。上部42の上端側には、カード11の突起11aと連結する孔24が形成されている。また、孔24の下には、固定接点22と対向する可動接点23がかしめ等により固着されている。中間部41には、可動接点23が設けられている面とは反対側の面(図4(A)の左方向)に突出し且つスリット21への圧入方向に延伸する突起41aが押し出し加工又はプレス加工により形成されている。中間部41は、スリット21に圧入される。突起41aは第2突起として機能する。
下部43には、長手方向(図4(A)の右方向)に突出する突起43aが押し出し加工又はプレス加工により形成されている。突起43aは垂直方向に延伸する。突起43aは、不図示の基板の孔に差し込まれ、導電性を担保し且つ下部43の変形を防ぐために形成されている。
電磁継電器10の動作を説明する。電磁石15が励磁されると、接極子17が電磁石15(即ち図2の矢印X1方向)に引き付けられる。接極子17の先端部17aがカード11の貫通孔13に挿入されているため、カード11は図2の矢印X1方向に移動する。カード11の突起11aが可動端子40の孔24と連結するため、可動端子40の上部42も図2の矢印X1方向に押され、可動接点23が固定接点22に接触する。これにより、電磁継電器10がオンの状態になる。電磁石15の励磁が停止すると、可動端子40の上部42の弾性変形が元に戻るため、可動端子40の上部42が図2の矢印X2方向にカード11を押す。カード11は図2の矢印X2方向に移動する。接極子17は電磁石15から離れ、図2の矢印X2方向に押される。これにより、電磁継電器10がオフの状態になる。
図5(A)は、可動端子40の中間部41がスリット21に圧入されている状態を示す図である。図5(B)は、固定端子30の中間部31がスリット20に圧入されている状態を示す図である。図5(A)及び図5(B)は、電磁継電器10の一部分の側面を示す。図5(C)は、スリット21に形成される突起50及び可動端子40の中間部41の斜視図である。図5(D)は、スリット20に形成される突起60及び固定端子30の中間部31の斜視図である。
図5(A)に示すように、スリット21は、ベースブロック18に第1壁部26と第2壁部27とが対向して形成されている。第1壁部26上には、可動端子40の中間部41の突起41aと対向する突起50が形成されている。突起50は第1突起として機能する。さらに、突起50には、突起41aを収容し、突起41aと係合する溝51が形成されている。図5(C)に示すように、突起50及び溝51は、可動端子40のスリット21への圧入方向である電磁継電器10の短手方向に延伸する。また、突起41aは、プレス加工又は押し出し加工により形成されているので、突起41aの裏には穴41bが形成されている。可動端子40の中間部41がスリット21に圧入されると、突起41aが突起50の溝51と係合して中間部41の可動接点23が設けられている面がスリット21の第2壁部27に押し付けられて中間部41の厚さ方向における位置決めがされるとともに、可動端子40は図5(A)の上下方向にずれることがなく、可動端子40の捻れを抑制することができる。
図5(B)に示すように、スリット20は、ベースブロック18に第1壁部28と第2壁部29とが対向して形成されている。第1壁部28上には、固定端子30の中間部31の突起31aと対向する突起60が形成されている。突起60は第1突起として機能する。さらに、突起60には、突起31aを収容し、突起31aと係合する溝61が形成されている。図5(D)に示すように、突起60及び溝61は、固定端子30のスリット20への圧入方向である電磁継電器10の短手方向に延伸する。また、突起31aは、プレス加工又は押し出し加工により形成されているので、突起31aの裏には穴31bが形成されている。固定端子30の中間部31がスリット20に圧入されると、突起31aが突起60の溝61と係合して中間部31の固定接点22が設けられている面がスリット20の第2壁部29に押し付けられて中間部31の厚さ方向における位置決めがされるとともに、固定端子30が図5(B)の上下方向にずれることがなく、固定端子30の捻れを抑制することができる。
図6(A)は、スリット21に形成される突起50の変形例を示す図である。図6(B)は、スリット21に圧入される中間部41の突起41aの変形例を示す図である。
図6(A)に示すように、突起50は、可動端子40がスリット21に圧入される圧入方向(電磁継電器10の短手方向)の移動を停止するストッパー51aを備えていてもよい。可動端子40の中間部41をスリット21に圧入すると、中間部41の突起41aがストッパー51aに接触して可動端子40の圧入方向への移動が停止するため、正確に可動端子40の圧入方向の位置合わせができる。
また、図6(B)に示すように、突起41aが、可動端子40がスリット21に圧入される圧入方向(電磁継電器10の短手方向)の移動を停止するストッパー41cを備えていてもよい。ストッパー41cは、押し出し加工又はプレス加工により突起41aと一体形成されていてもよい。可動端子40の中間部41をスリット21に圧入すると、ストッパー41cが突起50の端面51bに接触して可動端子40の圧入方向への移動が停止するため、正確に可動端子40の圧入方向の位置合わせができる。
尚、図5(D)の突起60は、図6(A)のストッパー51aを備えていてもよい。図5(D)の突起31aは、図6(B)のストッパー41cを備えていてもよい。ストッパー51a及びストッパー41cは停止手段として機能する。
図7(A)は、図5(A)の第1変形例を示す図である。図7(B)は、図5(B)の第1変形例を示す図である。図7(C)は、図5(A)の第2変形例を示す図である。図7(D)は、図5(B)の第2変形例を示す図である。図7(E)は、図5(A)の第3変形例を示す図である。図7(F)は、図5(B)の第3変形例を示す図である。図8(A)は、図5(A)の第4変形例を示す図である。図8(B)は、図5(B)の第4変形例を示す図である。図8(C)は、図5(A)の第5変形例を示す図である。図8(D)は、図5(B)の第5変形例を示す図である。図5(A)及び図5(B)と同一の構成要素には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図7(A)の突起50の先端(つまり図7(A)の突起50の右端)には、上下に凸部52が形成されている。可動端子40の中間部41がスリット21に圧入されると、突起41aが凸部52の間に挟まれるので、可動端子40は図7(A)の上下方向にずれることがなく、可動端子40の捻れを抑制することができる。
図7(B)の突起60の先端(つまり図7(B)の突起60の左端)には、上下に凸部62が形成されている。固定端子30の中間部31がスリット20に圧入されると、突起31aが凸部62の間に挟まれるので、固定端子30が図7(B)の上下方向にずれることがなく、固定端子30の捻れを抑制することができる。
図7(C)の突起50の先端(つまり図7(C)の突起50の右端)は平坦である。そして、第3突起として機能する凸部53が、突起50を挟むように第1壁部26上に形成されている。図7(C)において、凸部53の左右方向の距離は、突起50の左右方向の距離よりも長い、即ち凸部53の高さは突起50の高さよりも高い。可動端子40の中間部41がスリット21に圧入されると、突起41aが突起50に接触し、凸部53の間に挟まれるので、可動端子40は図7(C)の上下方向にずれることがなく、可動端子40の捻れを抑制することができる。
図7(D)の突起60の先端(つまり図7(D)の突起60の左端)は平坦である。そして、第3突起として機能する凸部63が、突起60を挟むように第1壁部28上に形成されている。図7(D)において、凸部63の左右方向の距離は、突起60の左右方向の距離よりも長い、即ち凸部63の高さは突起60の高さよりも高い。固定端子30の中間部31がスリット20に圧入されると、突起31aが突起60に接触し、凸部63の間に挟まれるので、固定端子30は図7(D)の上下方向にずれることがなく、固定端子30の捻れを抑制することができる。
図7(E)の突起50の先端(つまり図7(E)の突起50の右端)には、溝51が形成されておらず、突起41aの先端(図7(E)の突起41aの左端)に、突起50を収容し、突起50と係合する溝41dが形成されている。溝41dは凹部として機能する。可動端子40の中間部41がスリット21に圧入されると、突起50が溝41dと係合するので、可動端子40は図7(E)の上下方向にずれることがなく、可動端子40の捻れを抑制することができる。
図7(F)の突起60の先端(つまり図7(F)の突起60の左端)には、溝61が形成されておらず、突起31aの先端(図7(E)の突起31aの右端)に、突起60を収容し、突起60と係合する溝31cが形成されている。溝31cは凹部として機能する。固定端子30の中間部31がスリット20に圧入されると、突起60が溝31cと係合するので、固定端子30は図7(F)の上下方向にずれることがなく、固定端子30の捻れを抑制することができる。
図8(A)の突起50の先端(つまり図8(A)の突起50の右端)は平坦であり、突起41aの平坦な先端(図8(A)の突起41aの左端)に接触する。図8(A)では、突起50が設けられている第1壁部26上に凸部54が形成されている。第5突起として機能する凸部54は、凸部54とスリット21の底面との間の距離dが中間部41の下端41eの厚みと一致するような第1壁部26上の位置に形成されている。可動端子40の中間部41の下端41eは、中間部41に対して略直角に折り曲げられ、当該凸部54とスリット21の底面との間に挟まれる。図9(A)に中間部41の下端41eが中間部41に対して略直角に折り曲げられた可動端子40の例を示す。可動端子40の中間部41がスリット21に圧入されると、中間部41の下端41eが、凸部54とスリット21の底面との間に挟まれるので、可動端子40は図8(A)の上下方向にずれることがなく、可動端子40の捻れを抑制することができる。
図8(B)の突起60の先端(つまり図8(B)の突起60の左端)は平坦であり、突起31aの平坦な先端(図8(B)の突起31aの右端)に接触する。図8(B)では、突起60が設けられている第1壁部28上に凸部64が形成されている。第5突起として機能する凸部64は、凸部64とスリット20の底面との間の距離dが下端31dの厚みと一致するような第1壁部28上の位置に形成されている。固定端子30の中間部31の下端31dは、中間部31に対して略直角に折り曲げられ、当該凸部64とスリット20の底面との間に挟まれる。図9(B)に中間部31の下端31dが中間部31に対して略直角に折り曲げられた固定端子30の例を示す。固定端子30の中間部31がスリット20に圧入されると、中間部31の下端31dが、凸部64とスリット20の底面との間に挟まれるので、固定端子30は図8(B)の上下方向にずれることがなく、固定端子30の捻れを抑制することができる。
図8(C)の突起50の先端(つまり図8(C)の突起50の右端)は平坦であり、突起41aの平坦な先端(図8(C)の突起41aの左端)に接触する。図8(C)では、第1壁部26上に突起50が形成され、第2壁部27上に突起50と対向するように突起55が形成されている。第4突起として機能する突起55は、突起41aの裏に形成された穴41bと係合する。可動端子40の中間部41がスリット21に圧入されると、突起50が突起41aと接触し、突起50と対向するように第2壁部27上に形成された突起55が、突起41aの裏に形成された穴41bと係合するので、可動端子40は図8(C)の上下方向にずれることがなく、可動端子40の捻れを抑制することができる。
図8(D)の突起60の先端(つまり図8(D)の突起50の左端)は平坦であり、突起31aの平坦な先端(図8(D)の突起31aの右端)に接触する。図8(D)では、第1壁部28上に突起60が形成され、第2壁部29上に突起60と対向するように突起65が形成されている。第4突起として機能する突起65は、突起31aの裏に形成された穴31bと係合する。固定端子30の中間部31がスリット20に圧入されると、突起60が突起31aと接触し、突起60と対向するように第2壁部29上に形成された突起65が、突起31aの裏に形成された穴31bと係合するので、固定端子30は図8(D)の上下方向にずれることがなく、固定端子30の捻れを抑制することができる。
尚、図7(A)、図7(C)、図7(E)、図8(A)及び図8(C)の各突起50は、図6(A)のストッパー51aを備えていてもよい。図7(A)、図7(C)、図7(E)、図8(A)及び図8(C)の各突起41aは、図6(B)のストッパー41cを備えていてもよい。また、図7(B)、図7(D)、図7(F)、図8(B)及び図8(D)の各突起60も、図6(A)のストッパー51aを備えていてもよい。図7(B)、図7(D)、図7(F)、図8(B)及び図8(D)の各突起31aも、図6(B)のストッパー41cを備えていてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電磁継電器10は、可動端子40がスリット21に圧入された場合に、突起50に対する突起41aのずれを防ぐ第1防止手段を備えている。
具体的に、第1防止手段は、(i)突起50の先端に形成され、突起41aを収容する溝51(図5(A)参照)、(ii)突起50の先端に形成され、突起41aを挟む複数の凸部52(図7(A)参照)、(iii)第1壁部26から突出し、突起50に隣接し、突起50よりも高く、突起50を挟む複数の凸部53(図7(C)参照)、(iv)突起41aの先端に形成され、突起50を収容する溝41d(図7(E)参照)、(v)第1壁部26から突出し、スリット21の底面からの距離が可動端子40の中間部41の下端41eの厚みと一致するように配置された凸部54(図8(A)参照)、(vi)突起50と対向するように第2壁部27から突出し、突起41aの裏に形成された穴41bと係合する突起55(図8(C)参照)、のいずれか1つである。
さらに、電磁継電器10は、固定端子30がスリット20に圧入された場合に、突起60に対する突起31aのずれを防ぐ第2防止手段を備えている。
具体的に、第2防止手段は、(i)突起60の先端に形成され、突起31aを収容する溝61(図5(B)参照)、(ii)突起60の先端に形成され、突起31aを挟む複数の凸部62(図7(B)参照)、(iii)第1壁部28から突出し、突起60に隣接し、突起60よりも高く、突起60を挟む複数の凸部63(図7(D)参照)、(iv)突起31aの先端に形成され、突起60を収容する溝31c(図7(F)参照)、(v)第1壁部28から突出し、スリット20の底面からの距離が固定端子30の中間部31の下端31dの厚みと一致するように配置された凸部64(図8(B)参照)、(vi)突起60と対向するように第2壁部29から突出し、突起31aの裏に形成された穴31bと係合する突起65(図8(D)参照)、のいずれか1つである。
従って、第1防止手段及び第2防止手段によって、可動端子40及び固定端子30の位置ずれ及び捻れを抑制することができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
10 電磁継電器
18 ベースブロック
20,21 スリット
30 固定端子
31 中間部
31a 突起
40 可動端子
41 中間部
41a 突起
50 突起
60 突起

Claims (8)

  1. 第1壁部と第2壁部とを有するスリットの前記第1壁部から突出する第1突起を有するベース部と、
    前記スリットに圧入され、前記第1突起と対向する位置に第2突起を有する端子と、
    前記端子が前記スリットに圧入されたとき、前記第1突起に対する前記第2突起のずれを防ぐ防止手段と
    を備えることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記防止手段は、前記第1突起に形成され、前記第2突起を収容する凹部であることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記防止手段は、前記第1突起に形成され、前記第2突起を挟む凸部であることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  4. 前記防止手段は、前記第1突起に隣接して前記第1壁部に形成された第3突起であり、前記第3突起は前記第1突起よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  5. 前記防止手段は、前記第2突起に形成され、前記第1突起を収容する凹部であることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  6. 前記防止手段は、前記第1突起と対向するように前記第2壁部から突出する第4突起であり、
    前記端子が前記スリットに圧入されたとき、前記第4突起は、前記第2突起の裏に形成された凹部と係合することを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  7. 前記防止手段は、前記スリットの底面からの距離が前記端子の一部の厚みと一致するように前記第1壁部に配置された第5突起であり、
    前記端子が前記スリットに圧入されたとき、前記端子の一部が前記スリットの底面と前記第5突起との間に挟まれることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  8. 前記第1突起あるいは前記第2突起の少なくとも一方は、前記端子が前記スリットに圧入される圧入方向への移動を停止する停止手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電磁継電器。
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