JP2016162605A - コネクタユニット - Google Patents

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JP2016162605A JP2015040822A JP2015040822A JP2016162605A JP 2016162605 A JP2016162605 A JP 2016162605A JP 2015040822 A JP2015040822 A JP 2015040822A JP 2015040822 A JP2015040822 A JP 2015040822A JP 2016162605 A JP2016162605 A JP 2016162605A
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正志 伊藤
Masashi Ito
正志 伊藤
敏久 松下
Toshihisa Matsushita
敏久 松下
川端 隆志
Takashi Kawabata
隆志 川端
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Abstract

【課題】安定して絶縁距離を確保できるコネクタユニットを提供する。【解決手段】複数のプラグ側端子42およびプラグ側ハウジング51からなるプラグ型コネクタ40と、複数のソケット側端子12およびソケット側ハウジング21からなるソケット型コネクタ10と、を備え、ソケット側ハウジング21には複数の仕切壁25が配設され、前後方向に隣り合う仕切壁25の間にプラグ側端子42が挿入されてソケット側端子12に接触するコネクタユニットであって、仕切壁25は、ソケット側ハウジング21の下側で左右方向の内側への突出量を大きくした規制部25aを有し、プラグ側ハウジング51は、仕切壁25に対応して下側で左右方向に狭まる形状に設けられ、プラグ側端子42は、プラグ側ハウジング51に固設され、プラグ側ハウジング51の側面または下面から左右方向の外側に突出している突出部45を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、基板同士を回路接続するためのコネクタユニットに関する。
プリント配線基板に形成された複数の通電部と、他のプリント配線基板などに形成された複数の通電部と、を電気的に接続するために、対面接合型のコネクタユニットが使用されている。例えば、特許文献1に、基板同士を回路接続するための電気コネクタが開示されている。
図10は、特許文献1に記載の電気コネクタ100を示す断面図である。図11は、電気コネクタ100の嵌合状態を示す断面図であり、図11(a)は図10と同じ位置での嵌合状態を示す断面図、図11(b)は図11(a)のB−B線で切断した部分断面図である。
一方のコネクタ122は、凹部124が中央部分に形成された箱状のハウジング125と、凹部124を挟んで端子配列方向に千鳥状に配列された端子126とから構成されている。端子126はハウジング125の側壁127の内面側に形成された所要数のH型溝128に取付け可能となっている。また、H型溝128に端子126を取付けた状態で、図11(b)に示すように、側壁127の内面側に段差部133が形成されるようになっている。
他方のコネクタ123は、凹部124に遊嵌可能なハウジング134と、端子配列方向に並列に配列された所要数の端子135とから構成され、端子135の配列はそれぞれ端子126の配列に対応し、隣接する各端子間では左右の向きがそれぞれ反対になっている。端子135は、一方の端部から他方の端部に向かって波状に複数回(図10では3回)湾曲して形成された可動部142と、他方の端部においてハウジング134の側壁139から先端部144が突出するように形成された接触部145とを備えている。ハウジング134には、図11(b)に示されているように、その幅方向に渡って偏平な空間136が端子135と同数、並列に形成され、空間136の端子配列方向の長さは端子135の厚みより大きくなっている。
可動部142が他方のコネクタ123の幅方向に渡って設けられているので、他方のコネクタ123の幅方向の嵌合誤差吸収量を十分に確保することができ、一方のコネクタ122と他方のコネクタ123との嵌合時の幅方向の嵌合誤差は確実に吸収される。また、一方のコネクタ122側のハウジング125の側壁127に他方のコネクタ123側のハウジング134の側壁139が当接することにより、その幅方向の動きは規制される。
両コネクタ122、123の嵌合時の端子配列方向の嵌合誤差は、図11(b)に示されているように、接触部132の端子配列方向の接触領域が接触部145より広いため、確実に吸収される。したがって、他方のコネクタ123が一方のコネクタ122に対して端子配列方向にずれていたとしても、ずれたままで両コネクタ122、123間の嵌合誤差吸収量を確保することができる。また、一方のコネクタ122側のハウジング125の側壁127に他方のコネクタ123側のハウジング134の側壁139が当接することにより、その端子配列方向の動きは規制される。
特開2003−323925号公報
しかしながら、ハウジング134の側壁139は、凹部124に遊嵌可能な寸法であるため、ハウジング125の側壁127に対して平行な状態で理想的に挿入されるとは限らず、ほとんどの場合において、遊嵌可能な寸法差で斜めに挿入されることになる。図12は、コネクタ123が斜めに挿入された最悪の場合を示す説明図である。図12に示すように、接触部145が接触部132より端子配列方向にずれて側壁127の段差部133に当接してしまい、接触部132との接触が不安定になったり、隣接する接触部132との絶縁距離が設計値よりも近づいてしまったりする虞があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、安定して絶縁距離を確保できるコネクタユニットを提供することを目的とする。
本発明のコネクタユニットは、前後方向に並んで配置され上側基端部から左右方向に延設され下側に凸となる凸曲部を有する複数のプラグ側端子および複数の前記プラグ側端子を保持するプラグ側ハウジングからなるプラグ型コネクタと、前後方向に並んで配置され下側基端部から左右方向に延設され上側に凹となり前記凸曲部を弾性挟持する凹曲部を有する複数のソケット側端子および複数の前記ソケット側端子を保持するソケット側ハウジングからなり、前記プラグ型コネクタの下側に配置されるソケット型コネクタと、を備え、前記ソケット側ハウジングには、前記ソケット側端子の前後を挟むように前後方向に並んで配置された複数の仕切壁が配設され、前記プラグ型コネクタを前記ソケット型コネクタに差し込んだときに、前後方向に隣り合う前記仕切壁の間に前記プラグ側端子が挿入されて前記ソケット側端子に接触するコネクタユニットであって、前記仕切壁は、前記ソケット側ハウジングの下側で左右方向の内側への突出量を大きくした規制部を有し、前記プラグ側ハウジングは、前記仕切壁に対応して下側で左右方向に狭まる形状に設けられ、前記プラグ側端子は、前記プラグ側ハウジングに固設され、前記プラグ側ハウジングの側面または下面から左右方向の外側に突出している突出部を備えることを特徴とする。
この構成によれば、プラグ側ハウジングは、ソケット側ハウジングの仕切壁に対応した形状に設けられているので、斜めに差し込まれることなく挿入される。また、プラグ側端子は、プラグ側ハウジングに固設され左右方向に突出した突出部を備えているので、前後方向に隣り合う仕切壁の間へ案内され、位置決めされやすくなる。さらに、挿入された状態では規制部によってプラグ側端子の前後方向への移動が規制されるので、隣接するプラグ側端子との絶縁距離を確保することができる。
また、本発明のコネクタユニットにおいて、前記プラグ側端子の前記突出部は、前記ソケット側端子に接触する当接面と、前記当接面の前後方向で面取りされた傾斜面と、前記当接面の下側で前記規制部によって前後方向への移動が規制される規制面と、を有することを特徴とする。
この構成によれば、プラグ側端子の突出部は、当接面の前後方向で面取りされた傾斜面を有しているので、プラグ型コネクタをソケット型コネクタに差し込むときに、より位置決めされやすくなる。さらに、規制部の位置まで挿入された状態では、規制面が前後方向への移動を規制されているので、より確実に絶縁距離を確保することができる。
また、本発明のコネクタユニットにおいて、前記ソケット側端子は、複数の前記仕切壁の間で前記凹曲部が左右方向に弾性変形可能に配置され、前記凹曲部の左右方向の少なくとも一方側が前記プラグ側端子の前記当接面と当接する弾接面を有し、前記弾接面の前後を挟む前記仕切壁は、前記弾接面の左右方向の位置より内側に突出していることを特徴とする。
この構成によれば、仕切壁がソケット側端子より内側に突出していても、プラグ側端子の当接面は仕切壁の間で凹曲部の弾接面と弾性的に接触するので、ソケット側端子とプラグ側端子との電気的接続が安定している。また、プラグ側端子の当接面が弾性変形する構成ではないので、誤って仕切壁の位置に挿入されてしまう懸念がない。
本発明によれば、ソケット側ハウジングには複数の仕切壁が配設され、プラグ側ハウジングはソケット側ハウジングの仕切壁に対応した形状に設けられているので、斜めに差し込まれることなく挿入される。また、プラグ側端子は突出部を備えているので、前後方向に隣り合う仕切壁の間へ案内され、位置決めされやすくなる。さらに、規制部によって、隣接するプラグ側端子との絶縁距離を確保することができる。したがって、安定して絶縁距離を確保できるコネクタユニットを提供することができる。
本発明の実施形態のコネクタユニットを示す斜視図である。 本発明の実施形態のコネクタユニットを示す平面図である。 本発明の実施形態のコネクタユニットを示す側面図である。 本発明の実施形態のコネクタユニットを示す説明図であり、図3(a)はプラグ型コネクタを斜め下方から見た斜視図であり、図3(b)はソケット型コネクタを斜め上方から見た斜視図である。 図4(a)の部分拡大図である。 図4(a)のプラグ型コネクタを示す分解斜視図である。 図4(b)のソケット型コネクタを示す分解斜視図である。 図2のVIII−VIII線で切断した断面図である。 図8の断面位置における挿入直前のプラグ型コネクタおよびソケット型コネクタの断面図である。 従来の電気コネクタを示す断面図である。 従来の電気コネクタの嵌合状態を示す断面図であり、図11(a)は図10と同じ位置での嵌合状態を示す断面図、図11(b)は図11(a)のB−B線で切断した部分断面図である。 従来の電気コネクタの嵌合状態においてコネクタが斜めに挿入された最悪の場合を示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、分かりやすいように、図面は寸法を適宜変更している。
図1は、本発明の実施形態のコネクタユニット1を示す斜視図である。図2は、コネクタユニット1を示す平面図である。図3は、コネクタユニット1を示す側面図である。図4は、本発明の実施形態のコネクタユニット1を示す説明図であり、図3(a)はプラグ型コネクタ40を斜め下方から見た斜視図であり、図3(b)はソケット型コネクタ10を斜め上方から見た斜視図である。図5は、図4(a)の部分拡大図である。図6は、図4(a)のプラグ型コネクタ40を示す分解斜視図である。図7は、図4(b)のソケット型コネクタ10を示す分解斜視図である。
本実施形態のコネクタユニット1は、図1〜図3に示すように、プラグ型コネクタ40と、ソケット型コネクタ10と、を備え、プラグ型コネクタ40をソケット型コネクタ10に差し込んだときにプラグ側端子42が挿入されてソケット側端子12に接触する。
なお、以下の説明では、図1のY1−Y2方向を前後方向、X1−X2方向を左右方向、Z1側を上側、Z2側を下側と呼称するが、これは説明を分かりやすくするためであり、コネクタユニット1の実使用状態での方向を限定するものではない。
プラグ型コネクタ40は、図4(a)および図5〜図6に示すように、複数のプラグ側端子42と、複数のプラグ側端子42を保持するプラグ側ハウジング51と、プラグ側ハウジング51の前後方向両端に埋め込まれたプラグ側補助金具48からなる。
プラグ側ハウジング51は、合成樹脂を前後方向に細長い略直方体に成形したものである。本実施形態では、インサート成形によって成形されている。
複数のプラグ側端子42は、導電性の金属板から加工され、図6に示すように、前後方向に並んで配置され、上側基端部42cから交互に左方向または右方向に延設され下側に凸となる凸曲部42aを有する。それぞれのプラグ側端子42は、インサート成形によってプラグ側ハウジング51に固設され、凸曲部42aの前後方向と内側がプラグ側ハウジング51に固着されている。
本実施形態では、それぞれのプラグ側端子42は、図4(a)および図5に示すように、プラグ側ハウジング51の側面から左方向または右方向の外側に突出している突出部45を備えている。
プラグ側補助金具48は、プラグ側端子42と同じ金属板から加工され、プラグ側端子42とともにインサート成形によってプラグ側ハウジング51に固設されている。プラグ側補助金具48は、図示しない回路基板への接続等に利用される。
ソケット型コネクタ10は、図1〜図3に示すように、プラグ型コネクタ40の下側に配置され、プラグ型コネクタ40と嵌合可能となっている。ソケット型コネクタ10は、図1および図4(b)に示すように、複数のソケット側端子12と、複数のソケット側端子12を保持するソケット側ハウジング21と、ソケット側ハウジング21の前後方向両端に係止されたソケット側補助金具18からなる。複数のソケット側端子12は、導電性の金属板から加工されている。また、ソケット側補助金具18は、金属板から加工され、図示しない回路基板への接続等に利用される。
ソケット側ハウジング21は、合成樹脂を前後方向に細長い略直方体に成形したものである。ソケット側ハウジング21には、図4(b)および図7に示すように、前後方向に並んで配置された複数の溝部21aと複数の仕切壁25が配設されている。
複数の仕切壁25は、図7に示すように、下側に規制部25aを有している。規制部25aは、ソケット側ハウジング21の下側で左右方向の内側への突出量を大きくするように設けられている。
複数の溝部21aは、ソケット側ハウジング21の下側に貫通するように形成されており、下側からソケット側端子12が圧入可能な形状になっている。
複数のソケット側端子12は、図7に示すように、前後方向に並んで配置され、下側基端部12fから交互に左方向または右方向に延設され上側に凹となる凹曲部12cを有する。それぞれのソケット側端子12は、ソケット側ハウジング21に形成された複数の仕切壁25の間で凹曲部12cが左右方向に弾性変形可能に配置され、溝部21aに挿入されている。別の言い方をすれば、ソケット側ハウジング21には、溝部21a内に配置されたソケット側端子12の前後を挟むように、前後方向に並んで配置された複数の仕切壁25が配設されている。
本実施形態では、それぞれのソケット側端子12は、溝部21aに圧入される寸法に形成された幅広部12dを下側基端部12f側に備えている。さらに、この幅広部12dから延在する屈曲部12eを備え、屈曲部12eから延在するようにして左右方向に凹曲部12cが配置されている。凹曲部12cは、ソケット側ハウジング21の溝部21a内で仕切壁25と隙間を有して配置され、弾性変形可能になっている。ソケット側端子12は、凹曲部12cの左右方向の一方側が弾接面12aになっている。凹曲部12cは、後述するように、プラグ側端子42の凸曲部42aを弾性挟持する部分である。弾接面12aは、後述するように、プラグ型コネクタ40のプラグ側端子42における当接面45aと当接する面である。
次に、本実施形態のコネクタユニット1において、プラグ型コネクタ40をソケット型コネクタ10に差し込んで、プラグ側端子42が挿入されてソケット側端子12に接触する際の作用について説明する。
図8は、図2のVIII−VIII線で切断した断面図である。図9は、図8の断面位置における挿入直前のプラグ型コネクタ40およびソケット型コネクタ10の断面図である。
図8に示すように、仕切壁25は、ソケット側ハウジング21の下側で左右方向の内側への突出量を大きくした規制部25aを有している。この断面位置におけるソケット側ハウジング21は、規制部25aを有する仕切壁25の断面形状に対応して、下側で左右方向に狭まる形状に設けられている。
一方、プラグ側端子42は、プラグ側ハウジング51に固設され、図9に示すように、プラグ側ハウジング51の側面から左右方向の外側に突出している突出部45を備えている。プラグ側端子42の突出部45は、ソケット側端子12に接触する当接面45aと、当接面45aの前後方向で面取りされた傾斜面45bと、当接面45aの下側で規制部25aによって前後方向への移動が規制される規制面45cと、を有している。
プラグ型コネクタ40をソケット型コネクタ10に差し込んだときには、プラグ側端子42の当接面45aにソケット側端子12の弾接面12aが接触するので、図8に示すように、ソケット側端子12の凹曲部12cが左右方向に弾性変形する。これにより、凹曲部12cは、プラグ側端子42の凸曲部42aを弾性挟持する。本実施形態では、プラグ側端子42の突出部45がプラグ側ハウジング51の側面から左右方向の外側に突出しているので、ソケット側端子12の弾接面12aが複数の仕切壁25の間で左右方向の外方へ移動することになる。このため、図8に示す断面位置では、仕切壁25によって弾接面12aおよび当接面45aの当接している位置は隠れている。言い換えれば、プラグ側端子42の突出部45は、複数の仕切壁25の間にあって、前後方向への移動が規制されることになる。これにより、挿入された状態では、規制部25aによってプラグ側端子42の前後方向への移動が規制されるので、隣接するプラグ側端子42との絶縁距離を確保することができる。
なお、本実施形態では、突出部45が当接面45aと、傾斜面45bと、規制面45cと、を有しているので、プラグ側端子42が挿入されてソケット側端子12に接触する際に、傾斜面45bが複数の仕切壁25の間で溝部21a内に確実にガイドされる。このため、ソケット型コネクタ10に対して、プラグ型コネクタ40が斜めに挿入された場合であっても、徐々に所望の位置にガイドされていって、前後方向に隣り合う仕切壁25の間へ突出部45が案内され、位置決めされやすくなる。これにより、斜めに差し込まれることなく、プラグ側端子42の突出部45が複数の仕切壁25の間に確実に挿入される。また、突出部45が規制面45cを有し、規制部25aによって前後方向への移動が規制されるので、より確実に絶縁距離を確保することができる。
さらに、ソケット側端子12の凹曲部12cが左右方向に弾性変形して、プラグ側端子42の当接面45aが当接している弾接面12aの位置を外側に移動させているので、隣接するプラグ側端子42の凸曲部42aとの絶縁距離を、より一層確保することができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態のコネクタユニット1は、プラグ型コネクタ40と、プラグ型コネクタ40の下側に配置されるソケット型コネクタ10とを備える。プラグ型コネクタ40は、前後方向に並んで配置され上側基端部42cから左右方向に延設され下側に凸となる凸曲部42aを有する複数のプラグ側端子42および複数のプラグ側端子42を保持するプラグ側ハウジング51からなる。ソケット型コネクタ10は、前後方向に並んで配置され下側基端部12fから左右方向に延設され上側に凹となる凹曲部12cを有する複数のソケット側端子12および複数のソケット側端子12を保持するソケット側ハウジング21からなる。ソケット側ハウジング21には、ソケット側端子12の前後を挟むように前後方向に並んで配置された複数の仕切壁25が配設されている。これにより、プラグ型コネクタ40をソケット型コネクタ10に差し込んだときに、前後方向に隣り合う仕切壁25の間にプラグ側端子42が挿入されてソケット側端子12に接触する。この仕切壁25は、ソケット側ハウジング21の下側で左右方向の内側への突出量を大きくした規制部25aを有し、プラグ側ハウジング51は、仕切壁25に対応して下側で左右方向に狭まる形状に設けられている。そして、プラグ側端子42は、プラグ側ハウジング51に固設され、プラグ側ハウジング51の側面から左右方向の外側に突出している突出部45を備える。
この構成によれば、プラグ側ハウジング51は、ソケット側ハウジング21の仕切壁25に対応した形状に設けられているので、斜めに差し込まれることなく挿入される。また、プラグ側端子42は、プラグ側ハウジング51に固設され左右方向に突出した突出部45を備えているので、前後方向に隣り合う仕切壁25の間へ案内され、位置決めされやすくなる。さらに、挿入された状態では規制部25aによってプラグ側端子42の前後方向への移動が規制されるので、隣接するプラグ側端子42との絶縁距離を確保することができる。
また、プラグ側端子42の突出部45は、ソケット側端子12に接触する当接面45aと、当接面45aの前後方向で面取りされた傾斜面45bと、当接面45aの下側で規制部25aによって前後方向への移動が規制される規制面45cと、を有する。この構成によれば、プラグ側端子42の突出部45は、当接面45aの前後方向で面取りされた傾斜面45bを有しているので、プラグ型コネクタ40をソケット型コネクタ10に差し込むときに、より位置決めされやすくなる。さらに、規制部25aの位置まで挿入された状態では、規制面45cが前後方向への移動を規制されているので、より確実に絶縁距離を確保することができる。
また、ソケット側端子12は、複数の仕切壁25の間で凹曲部12cが左右方向に弾性変形可能に配置され、凹曲部12cの左右方向の少なくとも一方側がプラグ側端子42の当接面45aと当接する弾接面12aを有している。そして、プラグ側端子42が挿入された状態において、弾接面12aの前後を挟む仕切壁25は、弾接面12aの左右方向の位置より内側に突出している。この構成によれば、仕切壁25がソケット側端子12より内側に突出していても、プラグ側端子42の当接面45aは仕切壁25の間で凹曲部12cの弾接面12aと弾性的に接触するので、ソケット側端子12とプラグ側端子42との電気的接続が安定している。また、プラグ側端子42の当接面45aが弾性変形する構成ではないので、誤って仕切壁25の位置に挿入されてしまう懸念がない。
以上のように、本発明の実施形態のコネクタユニット1を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらも本発明の技術的範囲に属する。
(1)本実施形態において、ソケット側端子12はソケット側ハウジング21に圧入されるとしたが、複数の仕切壁25の間で凹曲部12cが左右方向に弾性変形可能に配置されていれば、インサート成形によって形成するように変更してもよい。
(2)本実施形態において、突出部45がプラグ側ハウジング51の側面から左右方向の外側に突出しているとしたが、プラグ側ハウジング51の形状が下側で左右方向に狭まっているので、プラグ側ハウジング51の下面から左右方向の外側に突出していればよい。すなわち、突出部45がプラグ側ハウジング51の下面から左右方向の外側に突出し、その前後に規制部25aが配置される形状の仕切壁25であればよい。
(3)本実施形態において、プラグ側ハウジング51は、ソケット側ハウジング21の仕切壁25に対応した形状に設けられているが、左右方向に非対称な形状であってもよい。また、規制部25aおよび対応するプラグ側ハウジング51の断面形状は、U字状に限定されるものでなく、突出部45が左右方向の外側に突出すれば他の断面形状であってもよい。
(4)本実施形態において、前後方向に並んでいるソケット側端子12およびプラグ側端子42は、それぞれ交互に左右方向が異なる配置としたが、同一方向に揃えた配置であってもよい。なお、その場合には、プラグ側端子42が上側基端部42c側にも同程度に外側へ突出した突出部45を備え、これに対応してソケット型コネクタ10が構成されていることが好ましい。
1 コネクタユニット
10 ソケット型コネクタ
12 ソケット側端子
12a 弾接面
12c 凹曲部
12d 幅広部
12e 屈曲部
12f 下側基端部
18 ソケット側補助金具
21 ソケット側ハウジング
21a 溝部
25 仕切壁
25a 規制部
40 プラグ型コネクタ
42 プラグ側端子
42a 凸曲部
42c 上側基端部
45 突出部
45a 当接面
45b 傾斜面
45c 規制面
48 プラグ側補助金具
51 プラグ側ハウジング

Claims (3)

  1. 前後方向に並んで配置され上側基端部から左右方向に延設され下側に凸となる凸曲部を有する複数のプラグ側端子および複数の前記プラグ側端子を保持するプラグ側ハウジングからなるプラグ型コネクタと、
    前後方向に並んで配置され下側基端部から左右方向に延設され上側に凹となり前記凸曲部を弾性挟持する凹曲部を有する複数のソケット側端子および複数の前記ソケット側端子を保持するソケット側ハウジングからなり、前記プラグ型コネクタの下側に配置されるソケット型コネクタと、を備え、
    前記ソケット側ハウジングには、前記ソケット側端子の前後を挟むように前後方向に並んで配置された複数の仕切壁が配設され、
    前記プラグ型コネクタを前記ソケット型コネクタに差し込んだときに、前後方向に隣り合う前記仕切壁の間に前記プラグ側端子が挿入されて前記ソケット側端子に接触するコネクタユニットであって、
    前記仕切壁は、前記ソケット側ハウジングの下側で左右方向の内側への突出量を大きくした規制部を有し、
    前記プラグ側ハウジングは、前記仕切壁に対応して下側で左右方向に狭まる形状に設けられ、
    前記プラグ側端子は、前記プラグ側ハウジングに固設され、前記プラグ側ハウジングの側面または下面から左右方向の外側に突出している突出部を備えることを特徴とするコネクタユニット。
  2. 前記プラグ側端子の前記突出部は、前記ソケット側端子に接触する当接面と、前記当接面の前後方向で面取りされた傾斜面と、前記当接面の下側で前記規制部によって前後方向への移動が規制される規制面と、を有することを特徴とする請求項1に記載のコネクタユニット。
  3. 前記ソケット側端子は、複数の前記仕切壁の間で前記凹曲部が左右方向に弾性変形可能に配置され、
    前記凹曲部の左右方向の少なくとも一方側が前記プラグ側端子の前記当接面と当接する弾接面を有し、
    前記弾接面の前後を挟む前記仕切壁は、前記弾接面の左右方向の位置より内側に突出していることを特徴とする請求項2に記載のコネクタユニット。

JP2015040822A 2015-03-03 2015-03-03 コネクタユニット Pending JP2016162605A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021002534A (ja) * 2020-10-12 2021-01-07 モレックス エルエルシー コネクタ
US11355882B2 (en) 2016-11-18 2022-06-07 Molex, Llc Board-to-board connector
JP7441147B2 (ja) 2020-09-17 2024-02-29 株式会社フジクラ プラグコネクタ、レセプタクルコネクタ及び電気コネクタ

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