JP5623873B2 - 電磁リレー - Google Patents

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Description

本発明は、電磁リレーに関する。
従来、電磁リレーとして、互いに接離可能な接点を有する接点機構をベース上に複数並設したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1では、各接点機構は、それぞれ可動接触片および固定接触片を有しており、可動接触片および固定接触片には、1つの接点がそれぞれ設けられている。
また、接点機構として可動接触片および固定接触片にそれぞれ複数の接点を設けるようにした電磁リレーも知られている。
特開2006−344397号公報
しかしながら、上記特許文献1のように、各接点機構の可動接触片および固定接触片にそれぞれ1つの接点が設けられた電磁リレーでは、接点の接触信頼性が低く、異物等の介在により接点不良を起こしてしまうおそれがある。
一方、各接点機構の可動接触片および固定接触片に複数の接点を設けるようにすると、接点の接触信頼性の低下を抑制することができるが、接点容量の調節が難しく、製造工程が複雑になり、コストが増大してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、接点の接触信頼性を向上しつつ、コスト削減を図ることのできる電磁リレーを得ることを目的とする。
本発明にあっては、駆動部と、当該駆動部を駆動させることで移動する移動体と、当該移動体の移動により接点の接離が切り換えられる複数の接点機構と、がボディに組み付けられた電磁リレーであって、前記複数の接点機構は、それぞれ可動接点部および固定接点部を有しており、前記複数の接点機構は、可動接点部および固定接点部にそれぞれ1つの接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有するとともに、可動接点部および固定接点部のうち少なくともいずれか一方に複数の接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有し、常閉接点として用いられている前記複数の接点が設けられた接点機構を有することを主要な特徴とする。
本発明によれば、複数の接点機構が、可動接点部および固定接点部にそれぞれ1つの接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有するとともに、可動接点部および固定接点部のうち少なくともいずれか一方に複数の接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有している。このように、可動接点部および固定接点部のうち少なくともいずれか一方に複数の接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有するようにすることで、接点の接触信頼性を向上することができる。また、可動接点部および固定接点部にそれぞれ1つの接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有するようにすることで、コストの上昇を抑制することができる。
図1は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレーを一部分解して示す斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレー本体部を一部分解して示す斜視図である。 図3は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレー本体部を示す斜視図である。 図4は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレーのケース内側を示す斜視図である。 図5は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレーのベースを模式的に示す平面図である。 図6は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレーを模式的に示す縦断面図である。 図7は、本発明の第1実施形態にかかる電磁リレーを模式的に示す横断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態にかかる電磁リレーを模式的に示す縦断面図である。 図9は、本発明の第3実施形態にかかる電磁リレーを模式的に示す縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態にかかる電磁リレー1は、電磁リレー本体部10の上方からケース20を被せ、当該ケース20をボディ40に接着固定することで略箱型に形成されている。
電磁リレー本体部10は、電磁石装置(駆動部)30および複数の接点機構60,70をボディ40に組み付けることで形成されている。
具体的には、電磁石装置30をボディ40の長手方向中央部に組み付けるとともに、ボディ40の長手方向両側(電磁石装置30の両端側)に、複数(本実施形態では、3つずつ)の接点機構60,70を組み付け、各接点機構60,70の後述する可動接点部61,71をカード(移動体)50で挟持することで、電磁リレー本体部10が形成されている。
そして、通電のオン・オフ切換により電磁石装置(駆動部)30を駆動させ、当該電磁石装置(駆動部)30の駆動をカード50に伝達することで、複数の接点機構60,70の開状態・閉状態を切り換えられるようにしている。
この電磁石装置(駆動部)30としては、公知のものを用いることができ、例えば、永久磁石、継鉄、アーマチュア、可動ばねおよびコイルで電磁石装置30を構成することができる。このような電磁石装置30を用いれば、コイルに通電することでアーマチュアを移動させ、当該アーマチュアの移動に伴ってカード50をボディ40の長手方向に移動させるようにすることができる。
また、電磁石装置30には、図示せぬ基板に接続するための基板接続用端子30aが設けられている。この基板接続用端子30aをボディ40の電磁石装置(駆動部)載置用の凹部44に形成された端子挿通孔44aに挿通し、ボディ40の下面側に端子30aが突出するように電磁石装置30を圧入することで、電磁石装置30がボディ40の長手方向中央部に組み付けられている。
また、略長方形状のボディ40の長手方向両端部には、短手方向に延在する接点機構固定用のスリット穴41が複数形成されており、ボディ40の長手方向で隣り合うスリット41の間には、後述するケース20の隔壁21の先端が挿入されるスリット(係止部:溝部)42が形成されている。
また、ボディ40の外周部には、ケース20接着用の外周溝43が形成されており、この外周溝43にケース20の外周部20aを外嵌接着することで、ケース20がボディ40に外嵌装着されるようにしている。
そして、電磁石装置(駆動部)載置用の凹部44の両側のボディ40の短手方向中央部には、ボディ40の長手方向に延在するガイド凹部45が形成されており、カード50の先端が当該ガイド凹部45内でガイドされながら移動できるようになっている。
また、複数の接点機構60,70は、それぞれ、可動接点部61,71および固定接点部62,72を備えている。
可動接点部61は、カード50に挟持される薄板状の板ばね61aと、当該板ばね61aの根元部分に取り付けられた固定板61bと、固定板61bに設けられた基板接続用の端子61cと、板ばね61aの先端部分に設けられた可動接点61dとで構成されている。
一方、固定接点部62は、上側固定板62aと、下側固定板62bと、下側固定板62bに設けられた基板接続用の端子62cと、上側固定板62aに設けられ、可動接点61dと接離可能な固定接点62dとで構成されている。
また、可動接点部71は、カード50に挟持される薄板状の板ばね71aと、当該板ばね71aの根元部分に取り付けられた固定板71bと、固定板71bに設けられた基板接続用の端子71cと、板ばね71aの先端部分に設けられた可動接点71dとで構成されている。
一方、固定接点部72は、上側固定板72aと、下側固定板72bと、下側固定板72bに設けられた基板接続用の端子72cと、上側固定板72aに設けられ、可動接点71dと接離可能な固定接点72dとで構成されている。
そして、各端子61c,62c,71c,72cをそれぞれボディ40の下面側に突出するようにスリット穴41に挿通し、可動接点部61,71および固定接点部62,72をスリット穴41に圧入することで、可動接点部61,71および固定接点部62,72がボディ40に組み付けられている。
ここで、本実施形態では、接点機構60の可動接点部61および固定接点部62には、それぞれ1つの接点61d,62dが設けられている。
また、接点機構70の可動接点部71および固定接点部72には、接点71d,72dがそれぞれ2つずつ設けられている。本実施形態では、可動接点部71および固定接点部72の2つの接点71d,71dおよび72d,72dは、上下に並設されており、上側の接点71d,72d同士が接触するとともに、下側の接点71d,72d同士が接触するようになっている。
このように、本実施形態にかかる電磁リレー1は、可動接点部61および固定接点部62にそれぞれ1つの接点61d,62dが設けられた接点機構60を少なくとも1つ有するとともに、可動接点部71および固定接点部72のうち少なくともいずれか一方(本実施形態では、両方)に複数(2つ)の接点71d,72dが設けられた接点機構70を少なくとも1つ有している。
さらに、本実施形態では、図3および図6に示すように、接点機構(複数の接点が設けられた接点機構)70を常閉接点としている。すなわち、接点機構(複数の接点が設けられた接点機構)70を、電磁石装置(駆動部)30が無励磁の状態で、接点71d,72dが接触しており、電磁石装置(駆動部)30を励磁させることで、接点71d,72dを離間させるようにしている。
一方、接点機構(1つの接点が設けられた接点機構)60は、常開接点となるようにしている。すなわち、接点機構(1つの接点が設けられた接点機構)60を、電磁石装置(駆動部)30が無励磁の状態で接点61d,62dが離間しており、電磁石装置(駆動部)30を励磁させることで接点61d,62dを接触させるようにしている。
また、本実施形態では、図6に示すように、電磁石装置(駆動部)30から右側にかけて、常閉接点としての接点機構70、常閉接点としての接点機構70、常開接点としての接点機構60が、この順に配置されており、電磁石装置(駆動部)30から左側にかけて、常開接点としての接点機構60が3つ配置されている。
このように、電磁リレー1を多極型の電磁リレーとすることで、1つの電磁リレーを、多様な回路に対応させることができ、信号制御用電磁リレーや高電流制御用電磁リレー等様々な用途に応じた電磁リレーとして使用することが可能となる。
ケース20は、下方が開口した略箱状をしており、電磁石装置(駆動部)30や複数の接点機構60,70をボディ40に組み付けた状態でそれらを上部から覆うようになっている。本実施形態では、ケース20の外周部20aを外周溝43に接着剤により接着することで、ケース20をボディ40に外嵌装着している。なお、図1の符号23は、ケース20を接着・硬化させる際に、内圧が高くならないようにするための空気逃がし用の穴である。
また、本実施形態では、ケース20の内部に隔壁21を設けている。具体的には、ケース20の内部には、短手方向に延在する隔壁21が長手方向に3つずつ(複数)並設されており、この隔壁21の短手方向中央部には、カード50の移動を許容する空間部22が形成されている。すなわち、隔壁21は、短手方向一方側と他方側とにそれぞれ6つずつ並設されている。なお、図3の符号24は、後述する隔壁21を補強するとともに、接点機構60,70の可動範囲を制限するための壁部である。
また、ボディ40の隔壁21に対応する部位には係止部が設けられている。そして、ケース20をボディ40に外嵌装着した状態で、隔壁21の先端が係止部に係止されるようにしている。
本実施形態では、係止部は、ケース20の隔壁21の先端が挿入されるスリット(溝部)42と、スリット42にボディ40の裏面側に貫通するように形成された接着剤導入用の貫通穴42bとで構成されている。
そして、隔壁21の先端と係止部とを接着剤により係止している。すなわち、ケース20をボディ40に外嵌装着させる際に、ケース20の隔壁21の先端がスリット42に挿入されるようにし、その状態でボディ40の裏面側から貫通穴42bを介してスリット42に接着剤を導入することで、隔壁21の先端と係止部とを接着固定している。
このように、隔壁21の先端と係止部とを接着固定することで、ケース20をボディ40に接着固化(熱硬化)させる際に、電磁リレー1が熱せられることによる膨張と冷却時の収縮によって、ケース20やボディ40が反るまたは変形するのを抑制することができるようになる。
さらに、本実施形態では、スリット(係止部)42と隔壁21との間に、接着剤の移動を規制する規制部が形成されている。
具体的には、図7に示すように、スリット42の貫通穴42bよりもボディ40の短手方向中央側に突起(規制部)42cが設けられており、この突起42cによって突起42cよりも短手方向内側に接着剤が流れてしまうのを規制している。このように、ボディ40の短手方向中央側に接着剤が流れてしまうのを抑制することで、カード50等の移動が接着剤によって阻害されてしまうのを抑制することができるようになる。
また、本実施形態では、ケース20をボディ40に外嵌装着させた状態で、複数の接点機構60,70が隔壁21によってそれぞれ隔離されるようにしている。
すなわち、それぞれの隔壁21は、ボディ40とケース20とを固定した際に、各接点機構60,70をそれぞれ仕切るようになっている。このように、各接点機構60,70のそれぞれを隔壁21によって仕切ることで、各接点機構60,70が絶縁されることとなる。すなわち、本実施形態では、隔壁21は、各接点機構60,70を絶縁する絶縁部材としての機能も有している。なお、本実施形態では、隔壁21は、先端部分の厚さが薄くなるように形成されており、各接点機構60,70の絶縁強度を高めつつ、隔壁21の先端をスリット42へ挿入させやすくしている。
さらに、本実施形態では、図3および図5に示すように、スリット42に、ボディ40の側部に開口する開口部42aを形成している。このように、スリット42に開口部42aを形成することで、ケース20の外周部20aを外周溝43に接着する際に用いられる接着剤がスリット42内に滲入するため、リレー1の耐久性(強度や耐熱性)をより一層向上させることができるようになる。
以上、説明したように、本実施形態では、複数の接点機構60,70が、可動接点部61および固定接点部62にそれぞれ1つの接点61d,62dが設けられた接点機構60を少なくとも1つ有するとともに、可動接点部71および固定接点部71のうち少なくともいずれか一方に複数の接点71d、72dが設けられた接点機構70を少なくとも1つ有している。このように、可動接点部71および固定接点部72のうち少なくともいずれか一方に複数の接点71d,72dが設けられた接点機構70を少なくとも1つ有するようにすることで、電磁リレー1の接点の接触信頼性を向上することができる。また、可動接点部61および固定接点部62にそれぞれ1つの接点61d,62dが設けられた接点機構60を少なくとも1つ有するようにすることで、コストの上昇を抑制することができる。このように、本発明によれば、接点の信頼性を向上しつつ、コスト削減を図ることのできる電磁リレー1を得ることができる。
また、本実施形態によれば、接点71d,72dが複数の接点機構70を常閉接点として用いている。
ところで、常閉接点の場合、接点機構のボディ40への組み付け工程内で接点に異物が付着してしまうと、当該異物を除去しにくい。そのため、接触信頼性が接点機構(接点が1つの接点機構)60よりも高い接点機構(接点が複数の接点機構)70を常閉接点として用いることで、接触信頼性を一層向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態にかかる電磁リレー1Aは、基本的に上記第1実施形態の電磁リレー1とほぼ同様の構成をしており、電磁リレー本体部10の上方からケース20を被せ、当該ケース20をボディ40に接着固定することで略箱型に形成されている。
ここで、本実施形態の電磁リレー1Aが、上記第1実施形態の電磁リレー1と主に異なる点は、接点機構(複数の接点が設けられた接点機構)70を電磁石装置(駆動部)30に隣接する位置で、ボディ40に組み付けたことにある。
具体的には、図8に示すように、電磁石装置(駆動部)30から右側にかけて、常閉接点としての接点機構70、常閉接点としての接点機構70、常開接点としての接点機構60の順に配置されており、電磁石装置(駆動部)30から左側にかけて、常開接点としての接点機構70、常開接点としての接点機構60、常開接点としての接点機構60の順に配置されている。すなわち、電磁石装置30の両端近傍に、接点が複数の接点機構70を配置するようにしている。なお、本実施形態では、電磁石装置(駆動部)30の左側に、常開接点としての接点機構70を設けたものを例示したが、常閉接点としての接点機構70を配置するようにしてもよい。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
ところで、電磁リレー1の接点機構を開閉させることで消耗が進んだ場合、駆動部に近い位置に配置される接点機構ほど、消耗粉などが接点に付着しやすくなる。
そのため、本実施形態のように、接触信頼性が接点機構(接点が1つの接点機構)60よりも高い接点機構(接点が複数の接点機構)70を電磁石装置(駆動部)30に隣接する位置とすることで、接触信頼性を一層向上させることができるようになる。
(第3実施形態)
本実施形態にかかる電磁リレー1Bは、基本的に上記第2実施形態の電磁リレー1Aとほぼ同様の構成をしており、電磁リレー本体部10の上方からケース20を被せ、当該ケース20をボディ40に接着固定することで略箱型に形成されている。
ここで、本実施形態の電磁リレー1Bが、上記第2実施形態の電磁リレー1Aと主に異なる点は、複数の接点が設けられた接点機構を、可動接点部および固定接点部のいずれか一方に1つの接点が設けられるとともに、他方に複数の接点が設けられた接点機構70Bとしたことにある。
具体的には、図9に示すように、接点機構70Bは、電磁石装置30の両端近傍に配置されている。そして、固定接点部72よりも変形しやすい可動接点部71には、複数(2つ)の接点71dが形成されており、固定接点部72には、接点71dよりも若干大きな1つの接点72dが形成されている。さらに、本実施形態では、接点機構70Bを閉じた際に、2つの接点71dが1つの接点72dにそれぞれ接触するようにしている。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
また、本実施形態のように、複数の接点が設けられた接点機構を、可動接点部および固定接点部のいずれか一方に1つの接点が設けられるとともに、他方に複数の接点が設けられた接点機構70Bとすることで、複数の接点を設ける工程を削減することができ、製造が容易になるとともにコストの削減を図ることができるようになる。
特に、本実施形態では、固定接点部72に1つの接点72dを設けるとともに、可動接点部71に2つ(複数)の接点71dを設けている。そのため、可動接点部71を移動させて接点同士を接触させる際に、可動接点部71が位置ずれして、接点71dの一方のみが接点72dの表面(図7では側面部分)に接触したとしても、カード50による可動接点部71の押圧等により、他方の接点71dを接点72d側に移動させる(回りこませる)ことができ、他方の接点71dを接点72dの外周面に接触させることが可能となる。
すなわち、固定接点部72に1つの接点72dを設けるとともに、可動接点部71に2つ(複数)の接点71dを設けることで、接点71dが接点72dに片当たり(2つの接点71dのうち一方の接点71dのみが接点72dに接触)してしまうのを抑制することができ、接触信頼性を向上させることができるようになる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記各実施形態では、複数の接点機構を駆動部の両側に並設したものを例示したが、駆動部の一側に複数の接点機構を並設させてもよい。
また、可動ばねや接点、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
1,1A,1B 電磁リレー
30 電磁石装置(駆動部)
40 ボディ
50 カード(移動体)
60 接点機構
61 可動接点部
61d 接点
62 固定接点部
62d 接点
70,70B 接点機構
71 可動接点部
71d 接点
72 固定接点部
72d 複数の接点

Claims (5)

  1. 駆動部と、当該駆動部を駆動させることで移動する移動体と、当該移動体の移動により接点の接離が切り換えられる複数の接点機構と、がボディに組み付けられた電磁リレーであって、
    前記複数の接点機構は、それぞれ可動接点部および固定接点部を有しており、
    前記複数の接点機構は、可動接点部および固定接点部にそれぞれ1つの接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有するとともに、可動接点部および固定接点部のうち少なくともいずれか一方に複数の接点が設けられた接点機構を少なくとも1つ有し、
    常閉接点として用いられている前記複数の接点が設けられた接点機構を有することを特徴とする電磁リレー。
  2. 前記複数の接点が設けられた接点機構の全てが常閉接点として用いられていることを特徴とする請求項1に記載の電磁リレー。
  3. 前記複数の接点が設けられた接点機構が、前記駆動部に隣接する位置に組み付けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電磁リレー。
  4. 前記複数の接点が設けられた接点機構が、可動接点部および固定接点部のいずれか一方に1つの接点が設けられるとともに、他方に複数の接点が設けられた接点機構であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の電磁リレー。
  5. 前記固定接点部に1つの接点が設けられるとともに、前記可動接点部に複数の接点が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の電磁リレー。
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