JP2017197083A - 乗物用シート - Google Patents

乗物用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2017197083A
JP2017197083A JP2016090910A JP2016090910A JP2017197083A JP 2017197083 A JP2017197083 A JP 2017197083A JP 2016090910 A JP2016090910 A JP 2016090910A JP 2016090910 A JP2016090910 A JP 2016090910A JP 2017197083 A JP2017197083 A JP 2017197083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
frame
vehicle seat
flat
pad support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016090910A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6658275B2 (ja
Inventor
赤池 文敏
Fumitoshi Akaike
文敏 赤池
寿人 ▲高▼内
寿人 ▲高▼内
Shuji Takauchi
洋志 溝端
Hiroshi Mizobata
洋志 溝端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2016090910A priority Critical patent/JP6658275B2/ja
Priority to DE102017206380.7A priority patent/DE102017206380B4/de
Priority to US15/487,931 priority patent/US10099585B2/en
Priority to CN201710294871.2A priority patent/CN107380029B/zh
Publication of JP2017197083A publication Critical patent/JP2017197083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6658275B2 publication Critical patent/JP6658275B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/70Upholstery springs ; Upholstery
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/68Seat frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/70Upholstery springs ; Upholstery
    • B60N2/7023Coach-like constructions
    • B60N2/7035Cushions
    • B60N2/7047Springs
    • B60N2/7058Metallic springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/70Upholstery springs ; Upholstery
    • B60N2/7094Upholstery springs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/70Upholstery springs ; Upholstery
    • B60N2/72Attachment or adjustment thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】シートフレームのパネル部等の平坦部分にワイヤを取付け強度を確保して簡潔な構造で取付けた乗物用シートを提供する。【解決手段】クッションフレーム11と、クッションフレーム11に連結されて軸方向の力を印加されるパッド支持ワイヤ17と、を備える。パッド支持ワイヤ17の一端部には屈曲部17fが設けられ、クッションフレーム11の平坦面部16aには屈曲部17fが挿入されて軸方向の力を面内方向で受ける係止孔16a1が設けられている。平坦面部16aには、屈曲部17fが係止孔16a1に挿入された状態で平坦面部16aからパッド支持ワイヤ17が離隔するのを防止する押圧片19が取付けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、乗物用シートに関する。
乗物用シートにおいて、クッション材であるクッションパッドを載置して支持するパッド支持ワイヤがクッションフレーム本体に連結されているものがある。下記特許文献1に記載された技術においては、前後方向に延びるパッド支持ワイヤの前端部がフロントパネルに溶接で連結され、後端部がフック状に形成されてリアパイプに引掛けられて取付けられている。
特開2014−171506号公報
クッションフレームのパネル部等の平坦部分にパッド支持ワイヤの端部を連結しようとした場合、溶接により連結しようとすると、板材に対し細いワイヤを溶接することになるため強度を確保するために溶接長を長めに取る必要があった。また、パッド支持ワイヤの端部に係合部を設けてクッションフレームの平坦部分に設けられた被係合部に引掛けて取付けようとすると、係合部や被係合部を形成するとともに抜け止めを図る必要があり構造が複雑化しがちであるという問題があった。
このような問題に鑑み本発明の課題は、シートフレームのパネル部等の平坦部分にワイヤを取付け強度を確保して簡潔な構造で取付けた乗物用シートを提供することにある。
本発明の第1発明は、乗物用シートであって、該乗物用シートの骨格を成すシートフレームと、該シートフレームに連結されて軸方向の力を印加されるワイヤと、を備え、該ワイヤの少なくとも一端部には屈曲部又は拡径部が設けられ、前記シートフレームの平坦部分には前記屈曲部又は前記拡径部が挿入されて前記軸方向の力を面内方向で受ける係止部が設けられ、前記平坦部分には前記屈曲部又は前記拡径部が前記係止部に挿入された状態で前記平坦部分から前記ワイヤが離隔するのを防止する離隔防止部材が取付けられていることを特徴とする。
第1発明によれば、ワイヤの少なくとも一端部に屈曲部又は拡径部を設け、シートフレームの平坦部分には係止部が設けられて、屈曲部又は拡径部が係止部に係止されることによってワイヤに印加される軸方向の力をシートフレームの平坦部分の面内方向に伝えることができる。また、ワイヤがこの状態でシートフレームの平坦部分から離隔しないように離隔防止部材が取付けられている。これによって、ワイヤは軸方向の力をシートフレームに安定して伝えることができ、簡潔な構造で取付け強度を確保することができる。なお、ここでの「平坦部分」には、パネル部材の平坦部分のみならず閉断面部分の一平面部分も含まれるものとする。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記離隔防止部材は前記ワイヤを覆ってその両端部が前記平坦部分に連結された板状部材であることを特徴とする。
第2発明によれば、簡潔な構造でワイヤのシートフレームの平坦部分からの離隔を防止できる。
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記離隔防止部材は一端部が前記平坦部分に設けられた孔部に挿入して係止され、他端部が前記平坦部分に締結部材で締結されていることを特徴とする。
第3発明によれば、板状の離隔防止部材の一端部を平坦部分に設けられた孔部に挿入して係止するとともに、他端部を平坦部分に締結部材で締結すればよいので取付けが簡便である。
本発明の第4発明は、上記第2発明又は上記第3発明において、前記離隔防止部材の前記ワイヤを覆う部分には前記ワイヤの周方向に沿って線当たりする突条部が設けられていることを特徴とする。
第4発明によれば、離隔防止部材によってワイヤを平坦部分に押付けるに当たってワイヤの周方向に沿って線当たりする突条部を当接させて押圧している。これによって、ワイヤはその外周に沿って偏りなく平坦部分に押付けられやすくなり、平坦部分からの離隔をより着実に抑制できる。
本発明の第5発明は、上記第2発明から上記第4発明のいずれかにおいて、前記離隔防止部材には、前記離隔防止部材を前記ワイヤを挟んで前記平坦部分に取付けたとき前記ワイヤに当接して前記ワイヤの前記屈曲部又は前記拡径部を前記平坦部分の前記係止部に対して前記軸方向の力の向きに押付ける押圧部が設けられていることを特徴とする。
第5発明によれば、ワイヤの屈曲部又は拡径部が押圧部によって平坦部分の前記係止部に対して軸方向の力の向きに押付けられるので、ワイヤがシートフレームに対してガタ無く取付けられる。
本発明の第6発明は、上記第1発明から上記第5発明のいずれかにおいて、前記ワイヤは前記乗物用シートのクッション材であるクッションパッドを支持するパッド支持ワイヤであり、前記平坦部分はパネル状の部材であることを特徴とする。
第6発明によれば、パッド支持ワイヤが、シートフレームのパネル状の部材である平坦部分に取付け強度を確保して簡潔な構造で取付けられる。
本発明の一実施形態の自動車用シートの構成を示した斜視図である。 上記実施形態のクッションフレームの平面図である。 図2のIII−III矢視線断面図である。 図2のIV−IV矢視線断面図である。
図1〜図4は、本発明の一実施形態の自動車用シート1に本発明を適用した例を示す。各図中、矢印により自動車用シート1を自動車のフロアFに取付けた時の自動車の各方向を示している。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。自動車用シート1が、特許請求の範囲の「乗物用シート」に相当する。
図1に示すように、シートクッション10は、骨格を成すクッションフレーム11と、クッション材であるクッションパッド12と、表皮材であるクッションカバー13と、を備えている。シートバック20は、骨格を成すバックフレーム21と、クッション材であるバックパッド22と、表皮材であるバックカバー23と、を備えている。クッションフレーム11が、特許請求の範囲の「シートフレーム」に相当する。
図1に示すように、クッションフレーム11は、前後方向に延びる左サイドフレーム14a及び右サイドフレーム14bと、フロントフレーム15と、リアフレーム16と、を有する。左サイドフレーム14aと右サイドフレーム14bとは、それぞれ、前端部側がフロントフレーム15で連結され、後端部側がリアフレーム16で連結されて、上面視略矩形状に形成されている。左サイドフレーム14aは、アルミニウムのプレス成形部品でフロアFに垂直で前後方向に延びる縦板部14a1と、縦板部14a1の上端部、下端部、後端部から左方に向かって延びるフランジ部14a2と、を有する。右サイドフレーム14bは、アルミニウムのプレス成形部品でフロアFに垂直で前後方向に延びる縦板部14b1と、縦板部14b1の上端部、下端部、後端部から左方に向かって延びるフランジ部14b2と、を有する。フロントフレーム15は、横断面が略矩形状のアルミニウム押出し成形筒状部材を上面視で後方に向かって開口した略U字状に曲げ加工した部材である。U字の開口側の一方である左側部15aは、後端部側が前後方向に延びる後左側部15a1として形成され、前端部側が後左側部15a1の前端から右方に向けて折れ曲がる前左側部15a2として形成されている。また、U字の開口側の他方である右側部15bは、後端部側が前後方向に延びる後右側部15b1として形成され、前端部側が後右側部15b1の前端から左方に向けて折れ曲がる前右側部15b2として形成されている。左側部15aの前左側部15a2の前端部と、右側部15bの前右側部15b2の前端部とは、前部15cで連結されて一体として形成されている。左側部15aの前左側部15a2の左方にはブラケット15a21が、右側部15bの前右側部15b2の右方にはブラケット15b21が溶接により連結されている。リアフレーム16は、アルミニウムの一定断面のプレス成形部品で、左サイドフレーム14aと右サイドフレーム14bに対し連結されたときフロアFと平行に延びる平坦面部16aを有する。リアフレーム16の所定箇所には、軽減孔16bが4つ設けられている。ここで、平坦面部16aが、特許請求の範囲の「平坦部分」に相当する。
図1に示すように、左サイドフレーム14aの前端部にフロントフレーム15の後左側部15a1の後端部が溶接によって連結される。右サイドフレーム14bの前端部にフロントフレーム15の後右側部15b1の後端部が溶接によって連結される。また、左サイドフレーム14aの縦板部14a1右側面と、右サイドフレーム14bの縦板部14b1左側面と、の間にリアフレーム16が架け渡し状に溶接で連結される。左サイドフレーム14aの縦板部14a1左側面上部にはリクライナ(不図示)を介してバックフレーム21を取付ける鉄板のプレス成形部品であるロアアーム14a3が取付けられている。右サイドフレーム14bの縦板部14b1右側面上部にはリクライナ(不図示)を介してバックフレーム21を取付ける鉄板のプレス成形部品であるロアアーム14b3が取付けられている。これによって、クッションフレーム11は、上面視で略矩形状の枠体として形成される。
図1〜図4に示すように、フロントフレーム15とリアフレーム16との間にはクッションフレーム11の左右方向中心線に関して左右対称の位置に前後方向に延びるパッド支持ワイヤ17が1本ずつ配設されている。パッド支持ワイヤ17は、アルミニウム製の直径が5mm程度の円柱状部材を折り曲げ加工を施して形成した部品である。図3に示すように、パッド支持ワイヤ17は、前方から後方に向かって、前水平部17aと、第1傾斜部17bと、第2傾斜部17cと、第3傾斜部17dと、後水平部17eと、屈曲部17fと、を有する。前水平部17aは、フロントフレーム15と平行に前後方向に延びる部分で、その前端部側がフロントフレーム15の前部15cに形成された貫通孔15c1に挿し込まれて支持されている。第1傾斜部17bは、前水平部17aの後端部から後下方に向かってクッションフレーム11の前後方向略中央部まで延びる部分である。第2傾斜部17cは、第1傾斜部17bの後端部から後上方に向かって延びる部分であり、第3傾斜部17dは、第2傾斜部17cの後端部から後上方に向かって前水平部17aより上部まで延びる部分である。後水平部17eは、第3傾斜部17dの後端部から後方に向かって前水平部17aと平行に延びる部分であり、その後端部には下方に向かって延びる屈曲部17fが形成されている。後水平部17eの上面部から屈曲部17fの後面部にかけてR形状部17gが形成されている。屈曲部17fは、リアフレーム16の平坦面部16aに形成された係止孔16a1に挿入されて後水平部17eの下面部が平坦面部16aの上面部に当接した状態で係止されている。係止孔16a1の直径は、パッド支持ワイヤ17の直径より若干大きめに形成されている。ここで、パッド支持ワイヤ17と係止孔16a1が、それぞれ、特許請求の範囲の「ワイヤ」と「係止部」に相当する。
図3及び図4に示すように、屈曲部17fが係止孔16a1に挿入された状態で後水平部17eの後端部側上面とR形状部17g上面には、押圧片19が被せられた状態でリアフレーム16の平坦面部16aに取付けられている。押圧片19は、平坦面部16aに取付けられた状態で、上面視が略矩形状で平坦面部16aに垂直で左右方向に延びる面で切った断面が山形形状のばね鋼製の板状部品である。一端部側に係止爪部19aが形成され、他端部側にリベット孔19b1が設けられた締結部19bが形成されている。係止爪部19aと締結部19bの間には山形形状部19cが形成され、山形形状部19cの前側下面には左右方向に延びて下方に向けて突出する突条部19c1が設けられ、後側下面にはR形状部17g上面に当接する傾斜部19c2が設けられている。平坦面部16aに設けられた爪挿入孔16a2に押圧片19の係止爪部19aを挿入した状態で、パッド支持ワイヤ17に山形形状部19cを被せかける。そして、突条部19c1の先端部を後水平部17eの上面に当接させた状態で押圧片19のリベット孔19b1と平坦面部16aのリベット孔16a3とを一致させてリベットRを通して締結固定する。なお、平坦面部16aの爪挿入孔16a2とリベット孔16a3は、係止孔16a1の中心を通り前後方向に延びる線に関してほぼ左右方向に対称な位置に形成されている。ここで、押圧片19が、特許請求の範囲の「離隔防止部材」に相当する。また、爪挿入孔16a2、リベットR、傾斜部19c2が、それぞれ、特許請求の範囲の「孔部」、「締結部材」、「押圧部」に相当する。
図1〜図3に示すように、左右のパッド支持ワイヤ17の第1傾斜部17bと第2傾斜部17cに跨って上面視で矩形枠状の補助ワイヤ18が、樹脂製のクリップ18aで取付けられている。補助ワイヤ18は、左右のパッド支持ワイヤ17が左右方向に相対移動しないように支持するとともに、クッションパッド12下面により広い面積で当接してクッションパッド12をクッションフレーム11に対して安定して支持するためのものである。
図1に示すように、バックフレーム21は、前面視で略逆U字状の形に組まれた構成となっており、シートバック20の左右両側部の骨格を成す縦長状の2つのサイドフレーム24と、これら両サイドフレーム24の上部間に架設されてシートバックの上部側の骨格を成すアッパフレーム25と、から成る。また、両サイドフレーム24の下側部の間には、バックフレーム21の構造強度を高めるためのロアパネル26が架け渡されて剛結合されている。サイドフレーム24は、アルミニウムの押出し成形品に曲げ加工及び孔あけ加工等を施して形成した主体部24aと、主体部24aの下端部側に剛結合されリクライナ(不図示)に対して連結される鉄板のプレス成形部品であるロアブラケット24bと、を有する。アッパフレーム25とロアパネル26は、アルミニウムの押出し成形品に孔あけ加工等を施して形成した部材である。アッパフレーム25は、両サイドフレーム24の上端部側に対しブラケット27を介してリベット締結により連結されている。ロアブラケット24bは、ロアパネル26とともに主体部24aの下端部側に対しリベット締結により連結されている。バックパッド22を支持するための横ワイヤ28が両サイドフレーム24間に架設されているとともに、縦ワイヤ29がアッパフレーム25とロアパネル26との間に架設されている。
図1に示すように、クッションフレーム11のロアアーム14a3とロアアーム14b3に対して、それぞれ、バックフレーム21の左側のロアブラケット24bと右側のロアブラケット24bがリクライナ(不図示)を介して取付けられている。これによって、バックフレーム21はクッションフレーム11に対して傾き角度が調整可能となっている。
以上のように構成される本実施形態は、以下のような作用効果を奏する。パッド支持ワイヤ17の後端部側に屈曲部17fを設け、クッションフレーム11の平坦面部16aには係止孔16a1が設けられて、屈曲部17fが係止孔16a1に係止されることによってパッド支持ワイヤ17に印加される軸方向の力を平坦面部16aの面内方向に伝えることができる。また、パッド支持ワイヤ17はこの状態でクッションフレーム11の平坦面部16aから離隔しないように押圧片19が取付けられている。これによって、パッド支持ワイヤ17は軸方向の力をクッションフレーム11に安定して伝えることができ、簡潔な構造で取付け強度を確保することができる。
また、押圧片19はパッド支持ワイヤ17を覆ってその一端部側の係止爪部19aが平坦面部16aの爪挿入孔16a2に挿入された状態でその他端部側の締結部19bがリベットRによって平坦面部16aに締結されている。これによって、簡潔な構造でパッド支持ワイヤ17のクッションフレーム11の平坦面部16aからの離隔を防止できる。さらに、押圧片19によってパッド支持ワイヤ17を平坦面部16aに押付けるに当たってパッド支持ワイヤ17の周方向に沿って線当たりする突条部19c1を当接させて押圧している。これによって、パッド支持ワイヤ17はその外周に沿って偏りなく平坦面部16aに押付けられやすくなり、平坦面部16aからの離隔をより着実に抑制できる。加えて、
パッド支持ワイヤ17の屈曲部17fが傾斜部19c2によって平坦面部16aの係止孔16a1の前端部分に対して軸方向の力の向きに押付けられるので、パッド支持ワイヤ17がクッションフレーム11に対してガタ無く取付けられる。
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、次のようなものが挙げられる。
1.上記実施形態では、クッションフレーム11とパッド支持ワイヤ17との間に本発明を適用したが、これに限らず、バックフレーム21とパッド支持ワイヤとの間に本発明を適用してもよい。また、パッド支持ワイヤに限らず、シートカバーの端末部をフレームに係止するためのワイヤ等の軸方向の力を印加されるワイヤであってもよい。
2.上記実施形態では、パッド支持ワイヤ17の後端部側に屈曲部17fを設けたが、これに限らず、パッド支持ワイヤ17の後端部側を潰した拡径部としてもよい。また、平坦面部16aに係止孔16a1を設けたが、これに限らず、屈曲部17f又は拡径部が係合する凹部等の係止部を設けてもよい。
3.上記実施形態では、パッド支持ワイヤ17がクッションフレーム11の平坦面部16aから離隔しないように押圧片19で押圧して保持した。しかし、これに限らず、屈曲部17fの下端部側に係合するとともに、その一部が係止孔16a1の周囲の平坦面部16a下面に当接して屈曲部17fの係止孔16a1からの抜け止めを行う部材を離隔防止部材としてもよい。
4.上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等の乗物に搭載のシートに適用してもよい。
1 自動車用シート(乗物用シート)
10 シートクッション
11 クッションフレーム(シートフレーム)
16 リアフレーム
16a 平坦面部(平坦部分)
16a1 係止孔(係止部)
16a2 爪挿入孔(孔部)
17 パッド支持ワイヤ(ワイヤ)
17f 屈曲部
19 押圧片(離隔防止部材)
19c1 突条部
19c2 傾斜部(押圧部)
F フロア
R リベット(締結部材)

Claims (6)

  1. 乗物用シートであって、
    該乗物用シートの骨格を成すシートフレームと、該シートフレームに連結されて軸方向の力を印加されるワイヤと、を備え、
    該ワイヤの少なくとも一端部には屈曲部又は拡径部が設けられ、
    前記シートフレームの平坦部分には前記屈曲部又は前記拡径部が挿入されて前記軸方向の力を面内方向で受ける係止部が設けられ、
    前記平坦部分には前記屈曲部又は前記拡径部が前記係止部に挿入された状態で前記平坦部分から前記ワイヤが離隔するのを防止する離隔防止部材が取付けられている乗物用シート。
  2. 請求項1において、前記離隔防止部材は前記ワイヤを覆ってその両端部が前記平坦部分に連結された板状部材である乗物用シート。
  3. 請求項2において、前記離隔防止部材は一端部が前記平坦部分に設けられた孔部に挿入して係止され、他端部が前記平坦部分に締結部材で締結されている乗物用シート。
  4. 請求項2又は請求項3において、前記離隔防止部材の前記ワイヤを覆う部分には前記ワイヤの周方向に沿って線当たりする突条部が設けられている乗物用シート。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項において、前記離隔防止部材には、前記離隔防止部材を前記ワイヤを挟んで前記平坦部分に取付けたとき前記ワイヤに当接して前記ワイヤの前記屈曲部又は前記拡径部を前記平坦部分の前記係止部に対して前記軸方向の力の向きに押付ける押圧部が設けられている乗物用シート。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、前記ワイヤは前記乗物用シートのクッション材であるクッションパッドを支持するパッド支持ワイヤであり、前記平坦部分はパネル状の部材である乗物用シート。
JP2016090910A 2016-04-28 2016-04-28 乗物用シート Active JP6658275B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016090910A JP6658275B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 乗物用シート
DE102017206380.7A DE102017206380B4 (de) 2016-04-28 2017-04-13 Fahrzeugsitz
US15/487,931 US10099585B2 (en) 2016-04-28 2017-04-14 Vehicle seat
CN201710294871.2A CN107380029B (zh) 2016-04-28 2017-04-28 交通工具座椅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016090910A JP6658275B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 乗物用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017197083A true JP2017197083A (ja) 2017-11-02
JP6658275B2 JP6658275B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=60081876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016090910A Active JP6658275B2 (ja) 2016-04-28 2016-04-28 乗物用シート

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10099585B2 (ja)
JP (1) JP6658275B2 (ja)
CN (1) CN107380029B (ja)
DE (1) DE102017206380B4 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021241625A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 テイ・エス テック株式会社 クッション支持部材の構造及び乗物用シート

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6468070B2 (ja) * 2015-05-22 2019-02-13 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
WO2018029899A1 (ja) 2016-08-09 2018-02-15 テイ・エス テック株式会社 シートフレーム

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4357005A (en) * 1980-12-08 1982-11-02 Lear Siegler, Inc. Support for seat pad
JP4337201B2 (ja) * 1999-12-27 2009-09-30 トヨタ紡織株式会社 スプリング構造体の取付構造
US6616239B2 (en) * 2001-04-18 2003-09-09 Hickory Springs Manufacturing Company Rail clip for seat bases
US7334845B2 (en) 2002-09-12 2008-02-26 Steelcase Development Corporation Comfort surface for seating
JP4621948B2 (ja) * 2004-06-30 2011-02-02 テイ・エス テック株式会社 スプリングのバネ端止着用リテーナ
DE602005011591D1 (de) * 2005-06-15 2009-01-22 L&P Swiss Holding Co Zugseilanordnung und die Zugseilanordnung verwendende einstellbare Stützvorrichtung
JP5365167B2 (ja) * 2008-11-28 2013-12-11 トヨタ紡織株式会社 乗物シート用緩衝体
US9022474B2 (en) * 2009-07-06 2015-05-05 L&P Property Management Company Adjustable foundation for a seating unit
JP5576111B2 (ja) * 2009-12-28 2014-08-20 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
DE102011117038A1 (de) * 2011-10-27 2013-05-02 GM Global Technology Operations LLC Fahrzeugsitz für ein Kraftfahrzeug
US9376043B2 (en) * 2011-11-14 2016-06-28 Ford Global Technologies, Llc Cushion pan for a vehicle seat assembly
JP5961453B2 (ja) * 2012-06-11 2016-08-02 日本発條株式会社 車両用シート
CN104780812B (zh) * 2012-11-16 2018-04-27 提爱思科技股份有限公司 交通工具座椅
JP6094273B2 (ja) 2013-03-06 2017-03-15 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
WO2014167638A1 (ja) * 2013-04-08 2014-10-16 テイ・エス テック株式会社 車両用シート及びそのシートフレーム
JP2015003534A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 トヨタ紡織株式会社 パネル形状のシートバックフレーム
CN108177568B (zh) 2013-09-18 2020-11-06 提爱思科技股份有限公司 车辆座椅
US10434916B2 (en) * 2013-12-27 2019-10-08 Ts Tech Co., Ltd. Seat with wakefulness-maintaining device
JP6292003B2 (ja) * 2014-04-25 2018-03-14 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6001009B2 (ja) * 2014-06-10 2016-10-05 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
JP6604096B2 (ja) * 2015-09-07 2019-11-13 トヨタ紡織株式会社 乗物用シート
US9776545B1 (en) * 2016-03-30 2017-10-03 Lear Corporation Attachment port

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021241625A1 (ja) * 2020-05-28 2021-12-02 テイ・エス テック株式会社 クッション支持部材の構造及び乗物用シート

Also Published As

Publication number Publication date
US20170313227A1 (en) 2017-11-02
DE102017206380B4 (de) 2024-01-11
CN107380029B (zh) 2019-09-10
DE102017206380A1 (de) 2017-11-02
CN107380029A (zh) 2017-11-24
US10099585B2 (en) 2018-10-16
JP6658275B2 (ja) 2020-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9994124B2 (en) Vehicle seat
JP6470656B2 (ja) 乗物用シート
JP2017197083A (ja) 乗物用シート
WO2014167638A1 (ja) 車両用シート及びそのシートフレーム
JPWO2009069339A1 (ja) 乗物用シートのシートクッションのフレーム構造
JP6450931B2 (ja) 乗物用シート
KR100917568B1 (ko) 스티어링휠과 리모콘의 결합구조
JP4650009B2 (ja) 車体の前部構造
JP6598055B2 (ja) インシュレータの取付構造
JP6642222B2 (ja) 乗物用シート
JP2006224731A (ja) 被固定物のアンカ支持構造
JP2014172433A (ja) 乗物用シートの取付構造
CN210000184U (zh) 靠背框架
JP2018090141A (ja) 乗物用シート
JP6499690B2 (ja) 乗物用シート
JP2018144605A (ja) 乗物用シート
JP2014213741A (ja) 乗物用シート
JP6507194B2 (ja) 乗物用シートのカバー部材取付構造
KR101987876B1 (ko) 트림 고정용 클립 어셈블리
JP6534819B2 (ja) 壁固定部材
JP2016064772A (ja) アンダーランプロテクタの取付構造及びアンダーランプロテクタブラケット
JP2002337579A (ja) 自動車のリア・シートに用いるリア・シート・クッション
KR200477126Y1 (ko) 시트 백보드 지지 장치
JP2019202731A (ja) シートフレーム
JP2012011892A (ja) シートクッション固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181018

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190909

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6658275

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250