JP2017195725A - クランプの車体固定構造 - Google Patents

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傑 安田
昭宏 加藤
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昭宏 加藤
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Satoshi Nakamura
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【課題】ワイヤハーネスに取り付けるクランプが車体の取付穴内で回転するのを防止するクランプの車体固定構造を提供する。【解決手段】ワイヤハーネス取付部からクランプ部が突設し、該クランプ部の支軸部が前記ワイヤハーネス取付部の車体側の平面部から突設されていると共に該支軸部を囲んで皿部が突設され、該皿部の外周部分と前記平面部との間に先端に向けて狭くなる隙間があり、前記皿部と平面部との間の前記隙間に着脱自在に外嵌固定される差込固定枠部と、該差込固定枠部の一部から同一面上で延在する横枠の先端からL字状に屈曲する位置決め枠部がある回り止め材を備え、該回り止め材の差込固定枠部が前記クランプ部の隙間に差し込み固定されると共に前記位置決め枠部が前記係止羽根と同方向に突出され、前記係止羽根が挿入係止される車体パネルの取付穴より離れた位置に穿設されている位置決め穴に前記回り止め材の位置決め枠部が挿入されて回り止めされている。【選択図】図4

Description

本発明はクランプの車体固定構造に関し、詳しくは、自動車に配索するワイヤハーネスに取り付ける羽根型のクランプを車体に回転しない状態で固定するものである。
図8(A)に示すように、自動車等の車両に配索するワイヤハーネス100に間隔をあけてバンド型のクランプ110を取り付けておき、図8(C)に示すように、車体パネル200に穿設している円形または長円形の取付穴(ボディ穴)210の周縁に、羽根型のクランプ110に設けた一対の係止段部112、113を係止して取り付け、ワイヤハーネス100を車体パネル200に対して位置決め保持している。
車体へのクランプの取り付け状態で車体側の取付穴210とクランプ110の係止段部112、113との間に隙間があるとガタつきが発生しやすい。また、ワイヤハーネスの配索経路が急激に屈曲する箇所では、図8(C)に示すようにクランプ110に回転負荷が作用してクランプが回転し、意図した経路からワイヤハーネスがずれる場合がある。このように、クランプが車体に対して回転しやすい箇所ではクランプを回り止めする必要がある。
従来、特開2008−82423号公報で、図9(A)(B)に示すように、ケーブル装着部151およびクランプ部152が一体的に設けられた樹脂製のブラケット150が提案されている。クランプ部152は平板部151に羽根型の嵌入頭部155を突設し、かつ、クランプ部152から離れた位置の平板部151に位置決めボス170を突設している。該ブラケット150は嵌入頭部155を車体パネル200の取付穴210に挿入係止させると共に、該位置決めボス170を車体パネル200に穿設した位置決め穴215に挿入し、位置決め保持している。
特開2008−82423号公報
特許文献1で提案されたブラケット150では、位置決めボス170を車体パネルの位置決め穴215に挿入することで、クランプ部の嵌入頭部155が取付穴210内で回転するのを防止することができる。しかしながら、ブラケット150に位置決めボス170を予め一体成形で突設する場合、該ブラケットの成形用金型が複雑かつ大型になり、製造コストがかかる。かつ、位置決めボス170の突設位置と車体パネル側の位置決め穴215の穿設位置とが不変となり、ブラケットは汎用性の無い部品となる。
前記図8に示すバンド型のクランプ110に特許文献1の技術を適用し、クランプ110に位置決めボスを突設し、車体パネルに穿設する位置決め穴に挿入すると、クランプ110が車体パネル200に対して回転するのを防止できる。
その場合、回り止めが必要な箇所のクランプとして位置決めボスを突設したクランプを取り付け、他の箇所では位置決めボスを突設していない汎用のクランプを取り付ける必要があり、ワイヤハーネスへのクランプの取り付け作業に手数がかかる問題がある。
かつ、バンド型のクランプ110では図8(B)に示すように、バンド係止用ボックス118の車体側外面118sに位置決めボスを突設することになるが、該車体側外面118sには車体押接用の皿部119が設けられているため、該皿部119の突設位置から外れた位置に位置決めボスを突設する必要がある。よって、クランプ110は大型化すると共に、構造が複雑となる。かつ、図9に示す前記ブラケット150の場合と同様に、車体パネル側の位置決め穴と対応する位置に位置決めボスを突設する必要があり、クランプ110は専用品となり、汎用品ではなくなるためコスト高になる問題がある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、羽根型のクランプを汎用品としながらも、車体に対して回転を防止できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ワイヤハーネスに締結するバンドまたは粘着テープ巻きで固着する基板からなるワイヤハーネス取付部からクランプ部が突設し、該クランプ部の支軸部が前記ワイヤハーネス取付部の車体側の平面部から突設されていると共に該支軸部を囲んで皿部が突設され、該皿部の中央底面は前記平面部の表面との連続部分となると共に該皿部の外周部分と前記平面部との間に先端に向けて狭くなる隙間があり、かつ、前記支軸部の突出端より折り返し状に一対の係止羽根が突設され、これら係止羽根の先端に係止段部が設けられている樹脂製のクランプの車体固定構造であって、
前記皿部と平面部との間の前記隙間に外嵌固定される差込固定枠部と、該差込固定枠部の一部から同一面上で延在する横枠の先端からL字状に屈曲する位置決め枠部がある回り止め材を備え、
前記回り止め材の差込固定枠部が前記クランプ部の隙間に差し込み固定されると共に前記位置決め枠部が前記係止羽根と同方向に突出され、
前記係止羽根が挿入係止される車体パネルの取付穴より離れた位置に穿設されている位置決め穴に前記回り止め材の位置決め枠部が挿入されて回り止めされることを特徴とするクランプの車体固定構造を提供している。
ワイヤハーネスにバンド締結するバンド型のクランプおよび基板を粘着テープを巻き付けて固着する基板型のクランプは、いずれもワイヤハーネス取付部の平面から羽根型のクランプ部が突設している汎用のクランプであり、車体パネルにクランプを用いて係止するワイヤハーネスの配索経路中でクランプの回り止めが必要な箇所では、前記汎用のクランプに回り止め材を差し込み固定して取り付け、自動車に配索する工程で、車体パネルに予め設けている位置決め穴に回り止め材の位置決め枠部を挿入して、クランプを回り止めすることができる。
このように、クランプ自体は既存の汎用品を用いることができ、必要な箇所のクランプに回り止め材を差し込み固定するだけであるため、コストを掛けずにクランプの回転を簡単に防止できる。
前記回り止め材の差込固定枠部はC字枠とし、前記クランプ部の皿部の中央部分の前記平面部との長円形の連続部分の外周面に密着して外嵌固定されるものとし、
あるいは、前記差込固定枠部はコ字枠とすると共に両側枠の先端から係止爪が突設し、コ状枠の各辺の一部を前記連続部分の外周面に押し当てると共に、前記係止爪を前記平面部の端縁に係止して固定する構造としている。
前記クランプ部の係止羽根の支軸部の根元を囲む前記皿部および該皿部の中央部分の前記平面部との連続部分は長円形状で、前記回り止め材の差込固定枠部は長円枠の一部を切り欠いたC形状とされ、該差込固定枠部を前記連続部分に外嵌固定した状態で回り止め材は回転不可とされている。
なお、車体パネルに穿設する取付穴が円形でクランプの皿部が円形である場合、回り止め材が外嵌固定される連続部分は円形となるが、回り止め材の差込固定枠部を隙間に圧入して外嵌すると、回り止め材の回転を抑制することができる。
前記クランプはワイヤハーネスに取り付けるバンド型のクランプまたは基板型のクランプに限定されず、車体パネルにクランプを介して固定する電装品に適用することができる。
前述したように、本発明の回り止め機能を有するクランプは、回り止め機能を有しない既存品のクランプを用い、該既存品のクランプをクランプ本体とし、簡単且つ小型の樹脂成形品からなる一部品を回り止め材として前記クランプ本体の隙間に差し込むだけでワンタッチで取り付けれるものとしている。よって、該回り止め部材の位置決め枠部を挿入できる位置決め穴を車体パネルに設けておくだけで、ワイヤハーネスに取り付ける既存のクランプに回転防止機能を持たせることができる。
本発明の第1実施形態のクランプをワイヤハーネスに取り付けて車体に固定した状態を示す全体図である。 (A)はクランプの要部拡大断面図、(B)はクランプ本体に組みつける回り止め材の斜視図である。 (A)は前記クランプをワイヤハーネスに取り付けた状態の斜視図、(B)は正面図である。 (A)は前記クランプを固定する車体パネルの平面図、(B)は車体パネルにワイヤハーネスに取り付けたクランプを固定している状態を示す斜視図、(C)は(B)の正面図である。 第2実施形態の回り止め材を示し、(A)は平面図、(B)は斜視図、(C)は正面図である。 (A)は第2実施形態の回り止め材をクランプに取り付けた状態を示す底面図、(B)は車体パネルに固定した状態の正面図である。 第3実施形態を示す正面図である。 (A)(B)(C)は従来例を示す図面である。 (A)(B)は他の従来例を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4に第1実施形態を示す。
第1実施形態は、自動車に配索するワイヤハーネス100に既存の汎用品であるバンド型のクランプ20を所要の間隔をあけて取り付け、かつ、クランプの回り止めを確実に図る必要がある箇所では、前記既存のクランプ20をクランプ本体20とし、該クランプ本体20に樹脂成形品の簡単かつ小型の一部品からなる回り止め材10を組み付けたクランプ1を取り付けている。
クランプ本体20は、前記のように、従来から汎用されている既存の羽根型のバンドクランプで、樹脂成形品である。該クランプ本体20はバンド係止ボックス3と該バンド係止ボックス3から突出するバンド4を備えるワイヤハーネス取付部21と、バンド係止ボックス3の車体側の平面部3aから突設されるクランプ部5を備えている。クランプ部5は前記平面部3aから支軸部6が突設し、該支軸部6の先端から折り返し状に一対の係止羽根7が突出し、各係止羽根7の突出端に係止段部8が設けられている。係止羽根7は車体パネル200の穿設されている長円形の取付穴210に挿入し、係止段部8を取付穴210の周縁に係止するものとしている。
前記クランプ本体20に図2(B)に示す回り止め材10を着脱自在に組みつけ、該回り止め材10の位置決め枠部11を車体パネル200の取付穴210より離れた位置に穿設されている位置決め穴215に挿入するものとしている。
クランプ1のワイヤハーネス取付部21は、バンド係止ボックス3から突出するバンド4をワイヤハーネス100の電線群に巻き付けた後にバンド係止ボックス3の貫通穴3hに挿通し、該貫通穴3h内に突設する係止片3bをバンド4の係止溝4aに選択的に係止してワイヤハーネス100を締結するようにしている。
該ワイヤハーネス取付部21の車体側の平面部3aには、前記クランプ部5の支軸部6の根元を囲んで皿部9が突設され、該皿部9の中央底面は平面部3aの表面との連続部分9aとなる。皿部9は長円形状の浅い椀枠状で、連続部分9aも長円形状となっている。この連続部分9aを囲む皿部9の外周部分9bの底面と平面部3aとの間に隙間15がある。この隙間15は外周から連続部分9aの先端に向けて上下幅が次第に狭くなると共に長円状の隙間となっている。
図2(B)に示す回り止め材10は、前記のように、樹脂成形品からなる簡単な形状の小型部品からなり、クランプ1の皿部9とバンド係止ボックス3の車体側面である平面部3aとの隙間15に差し込んで連続部分9aの外周に密着させて外嵌固定するものである。即ち、回り止め材10は、隙間15に差し込まれるC字枠からなる差込固定枠部12と、該差込固定枠部12の一部から同一面上で延在する突出枠部13と、該突出枠部13の先端にL字状に屈折させて設けた位置決め枠部11とが連続した小型かつ簡単な形状の樹脂成形品である。前記位置決め枠部11は前記クランプ部5と同方向に突出される。
前記回り止め材10の差込固定枠部12は長円枠の長辺の一部に切り欠き12cを設けたC形状としている。図3に示すように、回り止め材10をクランプ本体20に組み付ける際には、隙間15に側方から差込固定枠部12を挿入していき、クランプ本体20の皿部9の底部の連続部分9aに差込固定枠部12が接触すると、切り欠き12cを拡いて連続部分9aの外周面に差込固定枠部12が密着した状態で外嵌固定される。この状態で、隙間15が次第に狭くなって差込固定枠部12を上下から挟持すると共に連続部分9aおよび差込固定枠部12が長円形状であるため、回り止め材10は回転止めされた状態で固定される。
前記のように、既存の汎用品からなるクランプ本体20に回り止め材10を組み付けるクランプ1は、図3に示すように、ワイヤハーネス100の電線群にバンド4を巻き付けた後、バンド係止ボックス3の貫通穴3hに挿通し、該貫通穴3h内で係止片3bをバンド4の係止溝4aに係止してワイヤハーネス100をクランプ1に取り付けている。
前記ワイヤハーネス100にクランプ1を取り付け、また、回り止め規制が必要ない箇所では図1に示すようにクランプ本体20のみをワイヤハーネス100に取り付けている。
前記のようにクランプを取り付けたワイヤハーネス100を自動車に配索して、クランプを車体パネル200に係止して、ワイヤハーネス100を所定経路に沿って位置決め固定している。その際、クランプ本体20に回り止め材10を組みつけたクランプ1を係止する箇所では、図4(A)に示すように、車体パネル200にクランプの係止羽根を挿入係止する長円状の取付穴210の側方に小さい位置決め穴215が予め設けられている。
車体パネル200の取付穴210にクランプ部5の係止羽根7を挿入すると同時に、回り止め材10の位置決め枠部11を位置決め穴215に挿入する。取付穴210に挿入した係止羽根7の係止段部8を取付穴210の周縁に係止させてクランプ1を車体パネル200に取り付ける。この状態で、皿部9の外周縁は車体パネル200の表面側に当接する。
取付穴210に係止するクランプ部5の係止段部8と取付穴210の周縁との間に隙間があり、クランプ部5に外力が負荷されて係止段部8が取付穴210の周縁に沿って回転可能となっていても、クランプ1から突設する回り止め材10の位置決め枠部11が車体パネル200の位置決め穴215に挿入し、クランプ1を離れた2点で支持することより、回転を防止できる。
また、回転防止機能を有するクランプ1は、既存品のクランプ本体20に、樹脂成形品からなる簡単かつ小型の回り止め材10を差し込むだけのワンタッチ作業で取り付けることができる。このように、クランプ本体として既存の汎用品を用い、必要な箇所のクランプに回り止め材10を差し込み固定するだけであるため、コストを掛けずにクランプ1の回転を確実に防止することができる。
図5および図6に第2実施形態を示す。
第2実施形態では、回転防止機能を備えたクランプ1−Bの回り止め材10−Bの差込固定枠部12−Bの形状を変えている。該回り止め材10−Bを組みつけるクランプ本体20は第1実施形態のクランプ本体20と同様に既存品からなる。
回り止め材10−Bの差込固定枠部12−Bは両側枠12e、12fと連結枠12gとからなるコ字状とし、これら3つの枠はクランプ本体20の皿部9の連続部分9aの外周面の3カ所に当接する大きさとしている。かつ、両側枠12e、12fの突出端に係止爪12k、12kを設けクランプ本体20のバンド係止ボックス3の平面部3aの先端に係止するものとしている。差込固定枠部12−Bの一方側枠12eの中間位置から突出枠部13を突出させ、その先端に90度曲げした位置決め枠部11を設けている。
前記回り止め材10−Bは差込固定枠部の形状をC形状からコ字形状にかえると共に、両側枠の先端から係止爪を突設している点を第1実施形態と相違させている。他の構成およびワイヤハーネス100へクランプ本体20のバンド4で締結して取り付けている点は第1実施形態と同様である。かつ、図6(B)に示すように、ワイヤハーネス100にクランプ1−Bを取り付け、該クランプ1−Bの回り止め材10−Bを車体パネル200の位置決め穴215に挿入し、クランプ部5を車体パネル200の取付穴210に挿入係止している車体固定構造も第1実施形態と同様である。
図7に第3実施形態を示す。
第3実施形態のクランプ1−Cはバンドクランプではなく、基板型のクランプであり、汎用されている既存品の基板型のクランプ本体20−Cに第2実施形態と同様の回り止め材10−Bを組み付けている。
基板型のクランプ本体20−Cは長方形状の基板30がワイヤハーネス取付部になり、その長さ方向の中央の平面部に羽根型のクランプ部5を突設し、該クランプ部5の支軸部6の根元を囲むように皿部9を設けている。該クランプ部5の構成は第1実施形態のバンド型のクランプ部と同様で、支軸部6の先端から一対の係止羽根7を突設し、その先端に係止段部8を設けている。皿部9の底部中央部分と基板30との連続部分9aの外周に隙間15があり、該隙間15に回り止め材10−Bの差込固定枠部12−Bを差し込んで連続部分9aに外嵌固定している。
クランプ1−Cは基板30の長さ方向の両側をワイヤハーネス100に粘着テープ35、35を巻き付けて固着している。クランプ1−Cを第1、第2実施形態のクランプと同様に車体パネル200の取付穴210に挿入係止し、位置決め穴215に位置決め枠部11を挿入して回転不可に取り付けている。
1、1−B、1−C クランプ
3 バンド係止ボックス
3a 平面部
4 バンド
5 クランプ部
7 係止羽根
8 係止段部
9 皿部
9a 連続部分
10 回り止め材
11 位置決め枠部
12 差込固定枠部
15 隙間
20 クランプ本体
100 ワイヤハーネス
200 車体パネル
210 取付穴
215 位置決め穴

Claims (2)

  1. ワイヤハーネスに締結するバンドまたは粘着テープ巻きで固着する基板からなるワイヤハーネス取付部からクランプ部が突設し、該クランプ部の支軸部が前記ワイヤハーネス取付部の車体側の平面部から突設されていると共に該支軸部を囲んで皿部が突設され、該皿部の中央底面は前記平面部の表面との連続部分となると共に該皿部の外周部分と前記平面部との間に先端に向けて狭くなる隙間があり、かつ、前記支軸部の突出端より折り返し状に一対の係止羽根が突設され、これら係止羽根の先端に係止段部が設けられている樹脂製のクランプの車体固定構造であって、
    前記皿部と平面部との間の前記隙間に着脱自在に外嵌固定される差込固定枠部と、該差込固定枠部の一部から同一面上で延在する横枠の先端からL字状に屈曲する位置決め枠部がある回り止め材を備え、
    前記回り止め材の差込固定枠部が前記クランプ部の隙間に差し込み固定されると共に前記位置決め枠部が前記係止羽根と同方向に突出され、
    前記係止羽根が挿入係止される車体パネルの取付穴より離れた位置に穿設されている位置決め穴に前記回り止め材の位置決め枠部が挿入されて回り止めされることを特徴とするクランプの車体固定構造。
  2. 前記回り止め材の差込固定枠部はC字枠とし、前記クランプ部の皿部の中央部分の前記平面部との長円形の連続部分の外周面に密着して外嵌固定されるものとし、
    あるいは、前記差込固定枠部はコ字枠とすると共に両側枠の先端から係止爪が突設し、コ状枠の各辺の一部を前記連続部分の外周面に押し当てると共に、前記係止爪を前記平面部の端縁に係止して固定する構造としている請求項1に記載のクランプの車体固定構造。
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