JP2010233295A - ワイヤハーネス用クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスを車体パネルに取り付けるクランプであって、ワイヤハーネスが湾曲しても追従できるようにする。
【解決手段】ワイヤハーネスを車体に固定する樹脂成型品からなるクランプであって、前記ワイヤハーネスの外面に長さ方向に沿って載置して固定する長方形状の基板部と、該基板部の長さ方向の中央部または該基板部の中央部の側面から突出したオフセット板部に車体係止部を突設し、前記基板部には、前記車体係止部または前記オフセット板部の突出位置を挟む長さ方向の両側に、長さ方向と直交方向の幅方向全長にかけた溝を複数列設け、これら溝を支点として基板部の両側を曲げ変形可能としている。
【選択図】図2

Description

本発明はワイヤハーネス用クランプに関し、特に、自動車に配索するワイヤハーネスをその湾曲配索箇所で車体等の固定材に取り付けるのに適したクランプに関するものである。
自動車に配索される電線群の集束体であるワイヤハーネスに外装し、該ワイヤハーネスを車体パネル等の固定材に固定するために樹脂成形品よりなるクランプが用いられている。
この種のクランプとしては、図4(A)に示すように、長方形状の基板101から、車体パネルに設けた係止孔に挿入係止する羽根状係止部102を設けたオフセット板103突設した所謂テープ巻き基板型のクランプ100が汎用されている。該クランプ100は、基板101の長さ方向の両端をワイヤハーネス110の外周面にテープ111で巻き付けて固着している。
クランプ100の基板101は平板な剛性板からなるため、ワイヤハーネス110を自動車に配索する際に、ワイヤハーネス110の軸線方向を直線方向として配索される場合は、クランプ100の基板101をワイヤハーネス110の外周面にしっかりと固定することができ、クランプ100を介して車体パネルに安定して取り付けることができる。
しかしながら、図4(B)に示すように、車体パネルPへの固定箇所で、車体パネルPが湾曲し、ワイヤハーネス110を車体パネルPに沿って湾曲して配索する必要がある場合、基板101はワイヤハーネス110の外面に沿って曲がらず、ワイヤハーネス110と基板101とを固着したテープ111が引っ張られ、クランプ100とワイヤハーネス110とが外れやすくなる問題がある。
この種のクランプとして、従来、実開昭61−106678号において図5に示すように、クランプ120のワイヤハーネス110の外面に取り付ける基板部121を円弧形状とし、該基板部121から突設したクランプボス支持部122に曲げ用のねじ曲げ用溝123を設け、該クランプボス支持部122の突出端側に設けたクランプボス124を屈曲可能にさせたものが提案されている。
該クランプ120はクランプボス124の向きを180度変えることができ、自動車の左側ドアと右側ドアとにワイヤハーネスを取り付ける場合に共用できるようにしている。
このように、クランプの支持部122を曲げて車体へのクランプの取付方向を変えることが出来るようにしたものは提案されているが、該クランプをワイヤハーネスに取り付ける基板部121はワイヤハーネス自体が湾曲した場合に追従できず、ワイヤハーネスにクランプを安定して取り付けることが出来ない。
実開昭61−106678号
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスをクランプを介して車体パネル等の固定材に取り付ける部分で、ワイヤハーネスが湾曲する場合、クランプのワイヤハーネス固定部分をワイヤハーネスに追従して湾曲できるようにして、ワイヤハーネスをクランプを介して安定して車体パネル等に固定できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、ワイヤハーネスを車体に固定する樹脂成型品からなるクランプであって、
前記ワイヤハーネスの外面に長さ方向に沿って載置して固定する長方形状の基板部と、該基板部の長さ方向の中央部または該基板部の中央部の側面から突出したオフセット板部に車体係止部を突設し、
前記基板部には、前記車体係止部または前記オフセット板部の突出位置を挟む長さ方向の両側に、長さ方向と直交方向の幅方向全長にかけた溝を複数列設け、これら溝を支点として基板部の両側を曲げ変形可能としていることを特徴とするワイヤハーネス用クランプを提供している。
前記クランプはポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等の樹脂で成形している。
前記基板部は長さ方向の両端をワイヤハーネスに粘着テープを巻き付けて、ワイヤハーネスに固定しても良いし、基板部の長さ方向の両端の幅方向の一端側に締結バンドを突設すると共に他端側に該締結バンドを挿入して締結するバンド係止部を設け、バンド締めでワイヤハーネスに固定してもよい。
前記基板部に設ける溝はスリット状の細い溝とし、0.3〜2mmピッチで設けることが好ましい。
前記のように、ワイヤハーネスに外面にテープ巻き又はバンド締めで固定するクランプの基板部に、スリット状の溝を狭ピッチで設けていることにより、ワイヤハーネスが車体パネルの湾曲部分に沿って湾曲する場合に基板部を追従させて湾曲できる。よって、クランプをワイヤハーネスに密着して取り付けることができると共に、車体パネルの湾曲面に沿わすことができ、クランプを介してワイヤハーネスを車体パネルに安定して取り付けることができる。
特に、ワイヤハーネスの湾曲角度が変化しても基板部は多数のスリットを支点として屈曲していくために、ワイヤハーネスの湾曲角度に正確に追従させることができ、基板部とワイヤハーネスの外面との間に隙間を発生させずに、基板部をワイヤハーネスの外面に密着させて取り付けることができる。
かつ、ワイヤハーネスが湾曲せずに直線状に配索される場合には基板部は曲がらず、ワイヤハーネスの配索姿勢に関係なく共用で用いることができる。
さらに、基板部にスリットを設けているだけであるため、簡単に製造することができる。
前記のように、本発明のクランプは、取り付けるワイヤハーネスの湾曲に追従して湾曲できるため、ワイヤハーネスが車体パネル等の湾曲面に沿って湾曲し、該湾曲箇所でクランプを介してワイヤハーネスを車体パネル等に固定する際に、安定した状態で強固に固定することができる。
本発明のクランプの第一実施形態を示す斜視図である。 (A)はクランプをワイヤハーネスに取り付けた状態を示す斜視図、(B)は湾曲した車体パネルにワイヤハーネスにクランプを介して取り付けている状態を示す斜視図、(C)はクランプの車体係止部を車体パネルの係止孔に挿入係止している状態を示す断面図である。 第二実施形態のクランプを示す平面図である。 (A)(B)は従来例を示す斜視図である。 (A)(B)は他の従来例を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態のクランプを図面を参照して説明する。
図1および図2に第一実施形態のクランプ1を示す。
クランプ1はテープ巻き基板タイプのクランプからなり、樹脂成形品である。
クランプ1は長方形状の平板からなる基板部2の長さ方向の中央部の側面(図中、上端面)からオフセット板3を突設し、該オフセット板3の先端側に羽根状の車体係止部4を設けている。
前記基板部2は板厚はt1.5〜2.0mmで、幅Dは10〜30mmとしている。
該基板部2には前記オフセット板3の突出位置を挟む長さ方向の両側部2a、2bにそれぞれ幅Dの全長にわたって、スリット状の溝5を表面側から板厚tの1/2程度切り込んで一定ピッチで設けている。該溝5のピッチは0.3〜2mmとしている。本実施形態では、基板部2の両側部2a、2bにそれぞれ2mmピッチで4列の溝5を設けている。
前記オフセット板3には表面側から、前記のように、車体係止部4を突設している。該車体係止部4はオフセット板3から突設する支軸4aの先端から折り返し状の一対の羽根部4bを設け、各羽根部の先端に係止段部4cを設けている。
前記クランプ1は、図2(A)に示すように、ワイヤハーネス10の外面に基板部2をワイヤハーネスの長さ方向に沿って搭載し、基板部2の両端を粘着テープ11A、11Bで巻き付けてクランプ1をワイヤハーネス10に固着している。該状態でオフセット板3に設けた車体係止部4はワイヤハーネス10に対して軸直角方向の上方に突出して位置している。
前記ワイヤハーネス10を自動車に配索する際、図2(B)に示すように、車体パネルPが屈曲している場合、ワイヤハーネス10も車体パネルPの屈曲面に沿って湾曲して配索される。屈曲した車体パネルPにワイヤハーネス取付用の係止孔Hが設けられていると、屈曲した車体パネルPに沿って湾曲するワイヤハーネス10にクランプ1が取り付けられることになる。
ワイヤハーネス10が車体パネルPの屈曲面に沿って湾曲すると、該ワイヤハーネス10の外面に固定されたクランプ1の基板部2は図2(B)(C)に示すように、溝5を支点として変形し、ワイヤハーネス10の湾曲に追従できる。よって、基板部2の裏面とワイヤハーネス10の外面との間に隙間があかず、基板部2の両端をワイヤハーネス10に固着した粘着テープ11A、11Bは強固に巻き付けられた状態を保持でき、クランプ1はワイヤハーネス10に安定した状態で取り付けられる。
このように、クランプ1がワイヤハーネス10の湾曲に追従して湾曲するため、クランプ1は屈曲した車体パネルPにも沿わせることができ、車体係止部4を車体パネルPの係止孔Hに無理なく挿入係止することができる。即ち、図2(C)に示すように、車体係止部4の羽根部4bを係止孔Hに対して真っすぐな姿勢で押し込むことができ、該羽根部4bの先端の係止段部4cを係止孔Hの周縁に正確に係止することができる。
図3に第二実施形態のクランプ1−Aを示す。
クランプ1−Aはオフセットタイプではなく、基板部2の長さ方向の中央部に車体係止部4を設けている。また、基板部2の長さ方向の両端には、幅方向の一端より締結バンド15を突設し、対応する他端にバンド係止部16を設けている。該バンド係止部16には締結バンド15に設けた係止溝15aに係止する係止片16aを突設したバンド通し用貫通孔16bを設けている。
前記基板部2には車体係止部4を挟む両側部2a、2bに第一実施形態と同様な溝5を0.3mmの狭ピッチで設けている。
前記第二実施形態のクランプ1−Aは、ワイヤハーネスの外面に基板部2を搭載し、その両側で締結バンド15をワイヤハーネスの外周面に巻き付けた後、バンド係止部16で締結し、ワイヤハーネスをバンド巻きで固定している。
該クランプ1−Aもワイヤハーネスが湾曲すると、基板部2に設けた溝5を支点として湾曲させることができ、該クランプを介してワイヤハーネスを車体パネルに安定して取り付けることができる。
1 クランプ
2 基板部
4 車体係止部
5 溝
10 ワイヤハーネス
11A、11B 粘着テープ
P 車体パネル
H 係止孔

Claims (2)

  1. ワイヤハーネスを車体に固定する樹脂成型品からなるクランプであって、
    前記ワイヤハーネスの外面に長さ方向に沿って載置して固定する長方形状の基板部と、該基板部の長さ方向の中央部または該基板部の中央部の側面から突出したオフセット板部に車体係止部を突設し、
    前記基板部には、前記車体係止部または前記オフセット板部の突出位置を挟む長さ方向の両側に、長さ方向と直交方向の幅方向全長にかけた溝を複数列設け、これら溝を支点として基板部の両側を曲げ変形可能としていることを特徴とするワイヤハーネス用クランプ。
  2. 前記溝は0.3〜2mmピッチで設けている請求項1に記載のワイヤハーネス用クリップ。
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