JP2011229350A - 電線用クランプ及びワイヤハーネス - Google Patents

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【課題】余長吸収機構を備え、支持体への取り付けが容易な電線用クランプ及びその電線用クランプが設けられたワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】電線用クランプ1は、留め具10、第一電線支持部20、第二電線支持部30、中間連結部40、爪受け部21及びアーム部31を備える。第一電線支持部20及び第二電線支持部30は、それぞれ電線の一部が固定される部分である。中間連結部40は、第二電線支持部30に固定された端部を第一電線支持部20に固定された端部側へ折り返す変形が可能な可撓性を有する部分である。留め具10は、第一電線支持部20に固定され、支持体に形成された取付孔に挿入されることによって取付孔の縁部に保持される部分である。爪受け部21は、第二電線支持部30が中間連結部40の変形を伴って第一電線支持部30に対向する位置まで回動された場合にアーム部31の爪部31Aと係合してこれを保持する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電線を支持体に保持する電線用クランプ及びそれを備えたワイヤハーネスに関する。
自動車に代表される車両に設けられるワイヤハーネスは、電装部品の取り付け作業を容易にするため、また、可動部に設けられた電装部品の動きに対応するため、最短の配線経路の長さに対して余裕を持った長さで形成される。さらに、車両用のワイヤハーネスは、振動などに起因して車体パネルなどの他の部材に接触しやすい。ワイヤハーネスが他の部材に接触することは、ワイヤハーネスの破損及び騒音の原因となる。
そこで、ワイヤハーネスの余長部分が他の部材に接触することによるワイヤハーネスの破損及び騒音を防止するため、車両用のワイヤハーネスに余長吸収機構が設けられる場合がある。余長吸収機構は、電線を、それ本来の長さよりも見かけ上短くなる状態で保持する機構である。
例えば、特許文献1には、ワイヤハーネスにおける電線の一部が、ケース内に巻き込まれて収容され、必要に応じてケースから引き出される機構を備えたワイヤハーネスについて示されている。このワイヤハーネスにおいては、ワイヤハーネスを収容するケースが、ワイヤハーネスの余長吸収機構である。
また、車載用のワイヤハーネスは、自動車のボディなどの支持体に固定する作業を容易にするため、電線の部分に、支持体に設けられた取付孔の縁部に保持される電線用クランプが取り付けられる。この電線用クランプは、ワイヤハーネスの電線が固定される電線支持部と、その電線支持部に固定され、支持体に形成された取付孔に挿入されることによって取付孔の縁部に保持される留め具とを備える。例えば、特許文献2には、電線支持部及び留め具の組合せを2組備えた電線用クランプが示されている。
特開2006−314176号公報 特開2006−151110号公報
しかしながら、特許文献1に示される余長吸収機構は、構造が複雑であり、また、ワイヤハーネスとそれを収容するケースとの位置関係の調整が難しい。そのため、特許文献1に示される余長吸収機構は、車両用のワイヤハーネスなどの量産品へ適用された場合、自動車のボディなどの支持体への取り付けの工数及びコストの面での不利益が顕著であるという問題点があった。また、特許文献2には、ワイヤハーネスの余長吸収機構について何ら記載されていない。
本発明は、余長吸収機構を備え、支持体への取り付けが容易な電線用クランプ及びそのような電線用クランプが設けられたワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明に係る電線用クランプは、電線を支持体に保持するクランプであり、以下に示す各構成要素を備える。
(1,2)第1及び第2の構成要素は、それぞれ電線の一部が固定される第一電線支持部及び第二電線支持部である。
(3)第3の構成要素は、両端が第一電線支持部及び第二電線支持部の各々に固定され、第二電線支持部に固定された端部を第一電線支持部に固定された端部側へ折り返す変形が可能な可撓性を有する中間連結部である。
(4)第4の構成要素は、第一電線支持部に固定され、支持体に形成された取付孔に挿入されることによって取付孔の縁部に保持される留め具である。
(5)第5の構成要素は、第一電線支持部に設けられた第一係合部である。
(6)第6の構成要素は、第二電線支持部に設けられ、第二電線支持部が中間連結部の変形を伴って第一電線支持部に対向する位置まで回動された場合に第一係合部と係合してこれを保持する第二係合部である。
本発明に係る電線用クランプにおいて、一電線支持部及び第二電線支持部各々は、粘着テープが巻き付けられることにより電線の一部が固定される部分を有することが考えられる。
また、本発明に係るワイヤハーネスは、電線及びその電線を支持体に保持する電線用クランプを備え、その電線用クランプは、電線の一部が第一電線支持部及び第二電線支持部に固定された本発明に係る電線用クランプである。例えば、第一電線支持部及び第二電線支持部各々は、粘着テープが巻き付けられることにより電線の一部が固定されている。
本発明において、2つの電線支持部が両端に連結された中間連結部の可撓性(変形)により、第二電線支持部は、第一電線支持部に対向する位置まで回動可能である。そして、電線の一部が固定された第二電線支持部が、電線の他の一部が固定された第一電線支持部に対向する位置まで回動されることにより、2つの係合部が係合し、2つの電線支持部が対向する状態で保持される。その際、電線は、2つの電線支持部各々に固定された部分の間の位置で二つ折りにされる。また、電線を二つ折りの状態で保持する2つの電線支持部のうちの一方(第一電線支持部)は、留め具により支持体に保持される。
即ち、本発明に係る電線用クランプ及びそれを備えたワイヤハーネスは、電線を、それ本来の長さよりも見かけ上短くなるように、電線の一部を二つ折りした状態で支持体に保持する余長吸収機構を備える。しかも、本発明に係るワイヤハーネスにおける電線用クランプは、留め具を支持体の取付孔へ挿入し、第二電線支持部を第一電線支持部側へ回動するというごく簡易な作業により、支持体に取り付けることが可能である。
本発明の実施形態に係る電線用クランプ1の側面図である。 電線用クランプ1の平面図である。 電線用クランプ1の正面図である。 電線用クランプ1を備えるワイヤハーネスが支持体に取り付けられた状態を示す側面図である。 電線用クランプ1を備えるワイヤハーネスの側面図である。
以下、添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であり、本発明の技術的範囲を限定する性格を有するものではない。
以下、図1から図5を参照しつつ、本発明の実施形態に係る電線用クランプ1及びその電線用クランプ1を備えるワイヤハーネスについて説明する。電線用クランプ1は、ワイヤハーネスの電線を自動車のボディ又はインストルメントパネルなどの支持体に保持する部材である。また、電線用クランプ1は、ワイヤハーネスにおける電線を、それ本来の長さよりも見かけ上短くなる状態で保持する余長吸収機構を備える。
図1から図3に示されるように、電線用クランプ1は、留め具10、第一電線支持部20、第二電線支持部30、中間連結部40及びロック機構21,31を備えている。この電線用クランプ1は、例えば、ポリプロピレン(PP)又はポリアミド(PA)などの熱可塑性樹脂からなる一体成型部材である。
第一電線支持部20及び第二電線支持部30は、それぞれ電線の一部が固定される部分である。なお、図1から図3に示される例では、第一電線支持部20及び第二電線支持部30は板状であるが、角柱状又は円柱状などの棒状であることも考えられる。第一電線支持部20及び第二電線支持部30各々は、粘着テープが巻き付けられることにより電線の一部が固定されるテーピング領域20A,30Aが形成されている。
中間連結部40は、その両端が第一電線支持部20及び第二電線支持部30の各々に固定され、第一電線支持部20及び第二電線支持部30を連結する部材である。図1及び図2に示される例では、中間連結部40は板状であり、その厚みは、第一電線支持部20及び第二電線支持部30の厚みよりも薄く形成されている。これにより、中間連結部40は、第二電線支持部30に固定された端部を第一電線支持部20に固定された端部側へ折り返す変形が可能な可撓性を有する。
なお、図2及び図3に示される平面図及び正面図は、中間連結部40が平板状に伸ばされた状態における電線用クランプ1の平面図及び正面図である。
電線用クランプ1において、第一電線支持部20及び第二電線支持部30が両端に連結された中間連結部40の可撓性(変形)により、第二電線支持部30は、第一電線支持部20に対向する位置まで回動可能である。即ち、電線用クランプ1は、中間連結部40を折り曲げ部として二つ折りにすることが可能である。
中間連結部40は、両端が第一電線支持部20及び第二電線支持部30の各々に固定された複数本の細い帯状又は棒状の部材であることも考えられる。また、中間連結部40は、第一電線支持部20及び第二電線支持部30と同じ幅で、第一電線支持部20及び第二電線支持部30よりも薄い厚みで形成された部材であることも考えられる。それらのような中間連結部40も、第二電線支持部30に固定された端部を第一電線支持部20に固定された端部側へ折り返す変形が可能な可撓性を有する。
留め具10は、板状の第一電線支持部20の一方の面(図1において下面)に固定されている。この留め具10は、自動車のボディ又はインストルメントパネルなどの支持体に形成された取付孔に挿入されることによってその取付孔の縁部に保持される部分である。
後述するように、第一電線支持部20における留め具10が固定された面と反対側の面(図1において上面)は、電線が保持される面である。また、電線用クランプ1が、中間連結部40を折り曲げ部として二つ折りされたときに、第一電線支持部20における電線を保持する面(図1において上面)と対向する第二電線支持部30の一方の面(図1において上面)も、電線が保持される面である。
図4は、電線用クランプ1を備えるワイヤハーネスが支持体6に取り付けられた状態を示す側面図である。図1から図4に示されるように、留め具10は、支持体6に形成された取付孔6Aに挿入される挿入部11と、取付孔6Aに挿入されない皿状のフランジ部12とを備える。
挿入部11は、フランジ部12の一方の面に立設された2つの支柱部111と、2つの支柱部111に対して架設された梁部112と、梁部112の両側に張り出して設けられた2つの係止部113とを備える。2つの係止部113は、可撓性を有し、梁部112の両側に張り出した幅が、取付孔6Aの幅よりも大きな幅で形成されている。
また、フランジ部12は、取付孔6Aを塞ぐように、取付孔6Aの面積よりも大きな面積で形成されている。例えば、フランジ部12は、楕円形状の取付孔6Aよりも一回り大きな楕円形状の面を有する皿状に形成されている。
挿入部11が取付孔6Aに挿入される際に、2つの係止部113は、取付孔6Aの縁部(支持体6)に接して押圧され、梁部112の両側に張り出す幅が、取付孔6Aの幅まで収縮する。挿入部11が取付孔6Aの内側へさらに押し込められると、2つの係止部113の形状は、取付孔6Aの縁部の裏側において、取付孔6Aの幅よりも大きな幅になるまで復帰する。その結果、2つの係止部113各々の外側に形成された爪部113Aが、取付孔6Aの縁部の裏側に引っ掛かり、爪部113Aとフランジ部12とが、取付孔6Aの縁部を表裏両側から挟み込む。その結果、留め具10が支持体6に保持される。
ロック機構21,31は、第一電線支持部20と第二電線支持部30とを相互に対向する状態で保持する機構である。ロック機構21,31は、第一電線支持部20の2箇所に架設された爪受け部21と、第二電線支持部30の2箇所に突設されたアーム部31とにより構成されている。爪受け部21は、アーム部31の先端部分が挿入される留め孔21Aを形成している。
第二電線支持部30が、中間連結部40の変形を伴って第一電線支持部20に対向する位置まで回動されることにより、アーム部31の先端部分が爪受け部21の留め孔21Aに挿入され、アーム部31の先端部分に設けられた爪部31Aと爪受け部21とが係合し、アーム部31は、爪受け部21に保持される。これにより、第一電線支持部20と第二電線支持部30とが、相互に対向する状態で保持される。なお、爪受け部21及びアーム部31は、それぞれ第一係合部及び第二係合部の一例である。
なお、図1から図3に示される例の他、第一電線支持部20にアーム部31が設けられ、第二電線支持部30に爪受け部21が設けられることも考えられる。また、ロック機構21,31は、図1から図3に示される機構以外であってもよい。例えば、ロック機構は、第一電線支持部20及び第二電線支持部30の一方及び他方の各々に設けられた溝部とその溝部に嵌合する突起部とから構成されることも考えられる。この場合、突起部が溝部に嵌合することにり、第一電線支持部20及び第二電線支持部30は、相互に対向する状態で保持される。
次に、図4及び図5を参照しつつ、本発明の実施形態に係るワイヤハーネス、即ち、電線9と、その電線9を支持体6に保持する電線用クランプ1とを備えたワイヤハーネスについて説明する。
図5は、電線用クランプ1を備えるワイヤハーネスの側面図である。図5に示されるように、電線用クランプ1における第一電線支持部20及び第二電線支持部30各々におけるテーピング領域20A,30Aには、粘着テープ7が巻き付けられることによって電線9の一部が固定される。
第一電線支持部20及び第二電線支持部30各々において、テーピング領域20A,30Aは、例えば、中間連結部40から最も離れた端部の領域である。図1,2,5に示される例において、テーピング領域20A,30Aは、第一電線支持部20及び第二電線支持部30各々において1箇所である。しかしながら、テーピング領域20A,30Aは、第一電線支持部20及び第二電線支持部30の各々において2箇所以上設けられることも考えられる。
また、電線9は、電装部品への信号又は電力の供給元に繋がる根元側(図5において左側)の部位が、第一電線支持部20のテーピング領域20Aに固定される。また、電線9は、電装部品に接続される末端側(図5において右側)の部位が第二電線支持部30のテーピング領域30Aに固定される。
電線用クランプ1が、図5に示される状態でワイヤハーネスの電線9に取り付けられている場合、電線用クランプ1は、以下の2つの手順により支持体6の取付孔6Aの部分に取り付けられる。
第1の手順は、留め具10の挿入部11を支持体6の取付孔6Aへ挿入する手順である。これにより、これにより電線9の根元側の一部が固定された第一電線支持部20が、支持体6の取付孔6Aの縁部に保持される。この状態においては、電線9は、それ本来の長さで伸びた状態で、電線用クランプ1を介して支持体6に保持される。
従って、電線9の末端が、インストルメントパネルなどの筐体の開口部分にその前面側から取り付けられる計器類などの電装部品に接続される場合、電線9の長さが有効活用される。即ち、電線9の末端を筐体の開口部分から前面側へ十分に引き出すことができるため、電線9の末端を電装部品に接続し、その電装部品を筐体の開口部分に対して前面側から取り付ける作業は容易である。
しかしながら、電線9の末端に接続された電装部品が所定位置に取り付けられると、余分な長さを有する電線9が、電装部品が取り付けられた筐体の裏側において垂れ下がる。そして、電線9の垂れ下がった部分が周囲の部材と接触し、それが、電線9の破損及び騒音の原因となる。そこで、電線9の末端に接続された電装部品が所定位置に取り付けられた後に、次の第2の手順が行われる。
第2の手順は、留め具10が支持体6の取付孔6Aの部分に保持された状態で、電線9の末端側の一部が固定された第二電線支持部30を、第一電線支持部20に対向する位置まで回動させる手順である。これにより、図4に示されるように、第二電線支持部30のアーム部31の爪部31Aと第一電線支持部20の爪受け部21とが係合し、第一電線支持部20及び第二電線支持部30は、相互に対向する状態で保持される。
また、図4に示されるように、電線9は、第一電線支持部20に固定された根元側の部位と、第二電線支持部30に固定された末端側の部位との間の位置で二つ折りにさた状態で、電線用クランプ1を介して支持体6に保持される。これにより、電線9の余長部分は、対向して保持された第一電線支持部20及び第二電線支持部30の間に二つ折りの状態で保持される。なお、支持体6には、第二電線支持部30を第一電線支持部20側へ回動させる操作を行う指を挿入するための不図示の貫通孔が形成されている。
以上に示したように、ワイヤハーネスに設けられた電線用クランプ1は、電線9を、それ本来の長さよりも見かけ上短くなるように、電線9の一部を二つ折りした状態で支持体6に保持する余長吸収機構を備える。しかも、ワイヤハーネスに設けられた電線用クランプ1は、留め具10を支持体6の取付孔6Aへ挿入し、第二電線支持部30を第一電線支持部20側へ回動するというごく簡易な作業により、支持体6に取り付けることが可能である。
電線用クランプ1を備えたワイヤハーネスにおいて、電線用クランプ1に固定される電線9の本数は、接続先となる電装部品の仕様に応じて定まる。また、電線用クランプ1における第一電線支持部20及び第二電線支持部30の長さ及び幅、並びにアーム部31及び中間連結部40各々の長さは、固定される電線9の本数及び太さに応じて適宜設定される。
また、電線用クランプ1の第一電線支持部20及び第二電線支持部30において、電線9が挿入される溝が、電線9を保持する面に設けられることも考えられる。これにより、粘着テープにより固定された電線9が、第一電線支持部20及び第二電線支持部30から外れにくくなる。
また、第一電線支持部20及び第二電線支持部30の各々に、電線9を挟んで保持する把持部が設けられることも考えられる。これによっても、粘着テープにより固定された電線9が、第一電線支持部20及び第二電線支持部30から外れにくくなる。また、状況によっては、電線9を第一電線支持部20及び第二電線支持部30の各々に固定するためのテーピング作業が不要となる。
1 電線用クランプ
6 支持体
6A 取付孔
7 粘着テープ
9 電線
10 留め具
11 挿入部
12 フランジ部
20 第一電線支持部
20A,30A テーピング領域
21 爪受け部(ロック機構)
21A 留め孔
30 第二電線支持部
31 アーム部(ロック機構)
31A 爪部
40 中間連結部
111 支柱部
112 梁部
113 係止部
113A 爪部

Claims (4)

  1. 電線を支持体に保持する電線用クランプであって、
    それぞれ前記電線の一部が固定される第一電線支持部及び第二電線支持部と、
    両端が前記第一電線支持部及び前記第二電線支持部の各々に固定され、前記第二電線支持部に固定された端部を前記第一電線支持部に固定された端部側へ折り返す変形が可能な可撓性を有する中間連結部と、
    前記第一電線支持部に固定され、前記支持体に形成された取付孔に挿入されることによって前記取付孔の縁部に保持される留め具と、
    前記第一電線支持部に設けられた第一係合部と、
    前記第二電線支持部に設けられ、前記第二電線支持部が前記中間連結部の変形を伴って前記第一電線支持部に対向する位置まで回動された場合に前記第一係合部と係合してこれを保持する第二係合部と、を備えることを特徴とする電線用クランプ。
  2. 前記第一電線支持部及び前記第二電線支持部各々は、粘着テープが巻き付けられることにより前記電線の一部が固定される部分を有する請求項1に記載の電線用クランプ。
  3. 電線及び該電線を支持体に保持する電線用クランプを備えたワイヤハーネスであって、
    前記電線用クランプは、
    それぞれ前記電線の一部が固定された第一電線支持部及び第二電線支持部と、
    両端が前記第一電線支持部及び前記第二電線支持部の各々に固定され、前記第二電線支持部に固定された端部を前記第一電線支持部に固定された端部側へ折り返す変形が可能な可撓性を有する中間連結部と、
    前記第一電線支持部に固定され、前記支持体に形成された取付孔に挿入されることによって前記取付孔の縁部に保持される留め具と、
    前記第一電線支持部に設けられた第一係合部と、
    前記第二電線支持部に設けられ、前記第二電線支持部が前記中間連結部の変形を伴って前記第一電線支持部に対向する位置まで回動された場合に前記第一係合部と係合してこれを保持する第二係合部と、を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
  4. 前記電線用クランプにおける前記第一電線支持部及び前記第二電線支持部各々は、粘着テープが巻き付けられることにより前記電線の一部が固定されている請求項3に記載のワイヤハーネス。
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