JP2017180171A - エンジンのオイル供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1オイル貯留部23のオイルをエンジンの潤滑要求部20に供給する容積型の第1オイルポンプ21の下流側に、油圧駆動式可変動弁機構40にオイルを供給する電動式の第2オイルポンプ22を直列に接続したオイル供給装置において、エンジン停止中に第2オイルポンプ22を駆動したときに、潤滑要求部20のオイル保持状態を悪化することを防止する。【解決手段】第1オイル貯留部23とは別に、第1オイルポンプ21よりも下流側に、第2オイルポンプ22がエンジン停止中に駆動されるときのオイル供給源となる第2オイル貯留部24を設ける。【選択図】図3

Description

本発明はエンジンのオイル供給装置に関する。
エンジンの油圧駆動式可変動弁機構として、例えば、特許文献1に記載されているような、カムの駆動力を油圧に変換し、油圧によって吸気バルブや排気バルブを駆動する機構が知られている。この機構によれば、カムの回転に伴って発生する油圧を適宜リリーフすることにより、バルブタイミングやバルブリフト量を変えることができる。このような動弁機構では、例えば、動弁機構を構成するシリンダとピストンの隙間等からオイルが洩れるため、通常は、シリンダブロックの下部に取り付けられたオイルパンからオイルがオイルポンプによって供給され、オイル切れを生じないようにされている。
上記動弁機構へのオイルの供給には、高圧の油圧を発生させることができる電動式オイルポンプを採用することが望ましいが、その採用はエネルギー消費量の増大を招く問題があり、また、該オイルポンプのフェールセーフも考慮する必要がある。
これに対して、特許文献2には、エンジンのクランクシャフトによって駆動される機械式の低圧用オイルポンプと電動式の高圧用オイルポンプとを直列接続にする提案が記載されている。この提案では、機械式オイルポンプから吐出されるオイルを低圧オイル要求部に送り、電動オイルポンプから吐出されるオイルを高圧オイル要求部に送るようにされている。機械式オイルポンプから吐出される低圧オイルの一部を電動式オイルポンプによって昇圧することにより、電動式オイルポンプによる動力損失を最小化し、また、電動式オイルポンプのフェールセーフに機械式オイルポンプを用いるというものである。
特開2009−121481号公報 特開2014−047921号公報
油圧駆動式可変動弁機構へのオイルの供給においても、省エネルギー及びフェールセーフの観点から、機械式オイルポンプと電動式オイルポンプを直列接続して用いることが考えられる。
ところで、エンジンが停止される(同時にオイルポンプの作動も停止される)と、上記動弁機構に保有されているオイルが上述の隙間等から徐々に抜けていく。そのため、エンジンの停止期間が長くなると、上記動弁機構がオイル切れ状態になることがある。その場合、エンジンを始動時にオイルポンプを作動させても、当該動弁機構は直ちにはオイルが満ちた状態にならず、正常に作動するようになるまでに時間がかかる。従って、エンジンが停止されて長期間放置されるときは、その停止期間中に電動式オイルポンプを適宜作動させて上記動弁機構にオイルを補給することが望ましい。
しかし、機械式オイルポンプとして容積型のポンプを採用した場合、エンジンが停止しているときは機械式オイルポンプも停止しているから、オイル供給源(オイルパン)と電動式オイルポンプを結ぶ油路がその機械式オイルポンプによって塞がれた状態になる。その状態で電動式オイルポンプを作動させると、機械式オイルポンプよりも下流側に残留しているオイルが電動式オイルポンプによって上記動弁機構に供給されてしまう。その結果、クランクジャーナル部などエンジンの潤滑要求部のオイル保持状態が悪化する。そのため、エンジンを起動させたとき、同時に機械式オイルポンプが作動しても、オイルはエンジンの潤滑要求部に直ちには行き渡らないから、必要な潤滑用オイルが不足した状態でエンジンが始動することになる。
そこで、本発明は、省エネルギー及びフェールセーフの要求を満たしながら、エンジン停止中に、エンジンの潤滑要求部のオイル保持状態を悪化させることなく、油圧駆動式可変動弁機構にオイルを補給できるようにする。
本発明は、上記課題を解決するべく、エンジン停止中に油圧駆動式可変動弁機構にオイルを補給するためのサブのオイル貯留部を設けるようにした。
ここに開示する油圧駆動式可変動弁機構を備えたエンジンのオイル供給装置は、
上記エンジンの潤滑要求部にオイルを供給する容積型の第1オイルポンプと、
上記第1オイルポンプのオイル供給源である第1オイル貯留部と、
上記第1オイルポンプよりも下流側に該第1オイルポンプと直列接続になるように設けられ、上記油圧駆動式可変動弁機構にオイルを供給する電動式の第2オイルポンプと、
上記エンジンの停止中、所定の条件が成立したときに、上記油圧駆動式可変動弁機構にオイルを補給すべく、上記第2オイルポンプを作動させる制御器と、
上記第1オイルポンプよりも下流側に設けられ、上記第2オイルポンプが上記エンジンの停止中に駆動されるときのオイル供給源となる第2オイル貯留部とを備えていることを特徴とする。
より具体的には、当該エンジンのオイル供給装置は、
気筒に設けられた吸気口を開閉可能に構成された吸気バルブと、
上記気筒に設けられた排気口を開閉可能に構成された排気バルブと、
上記吸気バルブと上記排気バルブのうち少なくとも一方の開閉動作を操作可能に構成された油圧駆動式可変動弁機構とを備え、
上記エンジンの潤滑要求部にオイルを供給する容積型の第1オイルポンプと、
上記第1オイルポンプのオイル供給源である第1オイル貯留部と、
上記第1オイルポンプと上記潤滑要求部とを接続する第1給油油路の該第1オイルポンプよりも下流側かつ上記潤滑要求部よりも上流側から分岐し、上記油圧駆動式可変動弁機構にオイル供給するための第2給油路に該第1オイルポンプと直列接続になるように設けられた電動式の第2オイルポンプと、
上記エンジンの停止中、所定の条件が成立したときに、上記油圧駆動式可変動弁機構にオイルを補給すべく、上記第2オイルポンプを作動させる制御器と、
上記第1オイルポンプと上記第2オイルポンプとの間の油路上に設けられ、上記第2オイルポンプが上記エンジンの停止中に駆動されるときのオイル供給源となる第2オイル貯留部とを備えていることを特徴とする。
このオイル供給装置によれば、第1オイルポンプから吐出されるオイルの一部を第2オイルポンプによって昇圧させて油圧駆動式可変動弁機構に供給することができるから、省エネルギーに有利になる。また、第2オイルポンプが故障したときは第1オイルポンプによって油圧駆動式可変動弁機構にオイルを供給することができるから、フェールセーフの要求を満たすことができる。
そうして、エンジン停止中に油圧駆動式可変動弁機構にオイルを補給するべく、第2オイルポンプを作動させたときは、第2オイル貯留部のオイルが油圧駆動式可変動弁機構に供給されることになる。従って、第1オイルポンプを作動させなくても、エンジンの潤滑要求部のオイル保持状態が悪化することが避けられる。
ここに、上記第1オイルポンプと第2オイルポンプを結ぶ油路に上流側及び下流側よりも流路断面積が拡大したチャンバーを設けてこれを第2オイル貯留部とすることができる。この場合は、第1オイルポンプと第2オイル貯留部と第2オイルポンプとが直列接続の状態になる。或いは、上記油路に分岐油路を設け、該分岐油路に袋小路状になった第2オイル貯留部を設けるようにしてもよい。
上記第1オイルポンプは機械式及び電動式のいずれであってもよいが、好ましい実施形態では、第1オイルポンプは、エンジンのクランクシャフトにより駆動される機械式オイルポンプである。この場合は、エンジン停止中には第1オイルポンプを作動させることができないから、上述の第2オイル貯留部を設けることが上記潤滑要求部のオイル保持状態の悪化防止に特に効果的になる。
好ましい実施形態では、上記油圧駆動式可変動弁機構は、該動弁機構の本体部にオイルを補給するための、上記第2オイルポンプからオイルの供給を受けるオイル貯留室を備えている。
このようなオイル貯留室を油圧駆動式可変動弁機構に設けるということは、エンジン停止中に当該動弁機構の本体部に必要となる補給用オイルを上記第2オイル貯留部及び当該オイル貯留室の2箇所に分けて貯留するということである。従って、第2オイル貯留部及び当該オイル貯留室のいずれか一方で補給用オイルをまかなう場合に比べて、そのような補給用オイルを貯留する部品が大型になることが避けられ、そのレイアウトが容易になる。特に、油圧駆動式可変動弁機構のオイル貯留室は、当該動弁機構の本体部にオイルを確実に補給すべく、該本体部よりも高位置になるように設ける必要があるところ、そのオイル貯留室の小型化が図れることは、エンジン全高が高くなることを抑える上で有利になる。
好ましい実施形態では、上記第2オイル貯留部は、上記第1オイルポンプと上記第2オイルポンプの間に、この両オイルポンプに対して油路で直列に接続された状態になるように設けられており、上記第1オイルポンプからオイルが流入する上記第2オイル貯留部のオイル流入口は、上記第2オイルポンプに向かってオイルが流出する上記第2オイル貯留部のオイル流出口よりも高位置に設けられている。
これによれば、第2オイル貯留部に貯留されたオイルに気泡が混入していても、オイル流入口の方がオイル流入口よりも高位置にあるから、その気泡がオイル流入口から抜けやすくなり、気泡が混入したオイルが油圧駆動式可変動弁機構に供給されることを避ける上で有利になる。すなわち、オイルへの気泡の混入によって油圧駆動式可変動弁機構の作動不良を招くことが避けられる。
好ましい実施形態では、上記第1オイル貯留部として、上記エンジンのシリンダブロックの下部に取り付けられたオイルパンを備え、上記第2オイル貯留部は上記オイルパン内に設けられている
これによれば、第1オイル貯留部としてのオイルパンのオイルが車両の傾斜路走行時や旋回走行時に流動して偏ることを第2オイル貯留部によって抑制することが容易になる。従って、第1オイルポンプに係るオイル吸込口が第1オイル貯留部のオイルから露出することを避ける上で有利になる。また、第2オイル貯留部のオイルドレン孔を第1オイル貯留部のオイルドレン孔に近接させることが可能になるので、メンテナンス性の向上に有利になる。
本発明によれば、第1オイル貯留部のオイルをエンジンの潤滑要求部に供給する容積型の第1オイルポンプと、油圧駆動式可変動弁機構にオイルを供給する電動式の第2オイルポンプとを備え、第2オイルポンプを第1オイルポンプの下流側に直列に接続するとともに、第1オイルポンプよりも下流側に、第2オイルポンプがエンジン停止中に駆動されるときのオイル供給源となる第2オイル貯留部を設けたから、省エネルギー及びフェールセーフの要求を満たしながら、エンジン停止中に第2オイルポンプを作動させたときに、エンジンの潤滑要求部のオイル保持状態が悪化することが避けられる。
エンジンの正面図。 油圧駆動式可変動弁機構の構成を示す図。 オイル供給装置の構成を示す図。 エンジン停止中の第2オイルポンプの駆動制御の流れを示すフロー図。 オイル供給装置の別の実施形態に係る構成を示す図。 オイル供給装置のさらに別の実施形態に係る構成を示す図。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1に示す実施形態に係るエンジン1は、車両に搭載される多気筒エンジンであって、複数の気筒2が設けられたシリンダブロック3(図1では1つの気筒のみを図示するが、例えば4つの気筒が直列に設けられる)と、シリンダヘッド4と、オイルが貯留されるオイルパン5とを備えている。各気筒2には、コンロッド6を介してクランクシャフト7と連結されているピストン8が往復動可能に嵌挿されている。クランクシャフト7にはカウンタウェイト9が設けられている。気筒2、シリンダヘッド4及びピストン8によって、エンジン燃焼室10が区画されている。
シリンダヘッド4には、燃焼室10に開口する吸気ポート11と排気ポート12とが設けられている。吸気ポート11及び排気ポート12には、燃焼室10側の開口を開閉する吸気バルブ13及び排気バルブ14が設けられている。吸気バルブ13及び排気バルブ14は、上記開口を閉じる方向にリターンスプリング(図2の符号19)で付勢されている。吸気バルブ13及び排気バルブ14各々がリターンスプリングの付勢力に抗して燃焼室10に突入(リフト)することにより、上記開口が開くことになる。吸気ポート11及び排気ポート12各々にはスロットルバルブ15を備えた吸気通路16及び排気通路17が接続されている。吸気通路16のスロットルバルブ15よりも下流側とシリンダヘッド空間とがブローバイガス通路18によって接続されている。
シリンダヘッド4には、各気筒2の吸気バルブ13及び排気バルブ14各々に、その開閉動作のための油圧駆動式可変動弁機構として、油圧駆動式可変バルブ開閉機構40が設けられている。
<油圧駆動式可変バルブ開閉機構40について>
図2に示すように、油圧駆動式可変バルブ開閉機構40は、クランクシャフト7によって回転駆動されるカムシャフト上に設けられ、円周上に少なくとも1つの隆起部を有するカム44の動力を、ロッカーアーム49及びオイルを介して吸気バルブ13又は排気バルブ14(以下、「吸気バルブ13等」という。)に伝達して該吸気バルブ13等を開閉する。そのために、当該バルブ開閉機構40は、給油路41、オイル貯留室42、油圧制御弁43、第1伝達室45及び第2伝達室46を備えている。このバルブ開閉機構40によれば、油圧の調整により、吸気バルブ13等の開閉タイミング及びリフト量の、連続したきめ細やかな制御が可能である。
給油路41は、三方向に分岐した油路41a,41b,41cを備えてなる。油路41a〜41cの交点に油圧制御弁43が設けられている。油路41aは、オイル貯留室42に接続されている。油路41bは、油圧を吸気バルブ13等に伝えるための第2伝達室46に接続されている。油路41cは、油圧発生用の第1伝達室45に接続されている。
オイル貯留室42は、バルブ開閉機構40の本体部(第1及び第2の伝達室45,46及び油路41b,41c)に補給するためのオイルが貯留される。その補給用オイルはオイル貯留室42から上流側へのオイルの逆流を禁止するためのチェックバルブ50を備えた後述の第2給油路33によってオイル貯留室42に供給される。
第1伝達室45は、シリンダ状に形成されていて、内部にピストン47が挿入されている。このピストン47に結合されたロッド47aがロッカーアーム49に当接している。カム44の回転に伴って、ピストン47がロッカーアーム49及びロッド47aを介して押される。これにより、カム44による駆動力を吸気バルブ13等に伝達するための油圧が第1伝達室45において発生する。
第2伝達室46は、シリンダ状に形成されていて、内部にピストン52が挿入されている。このピストン52に吸気バルブ13等のステムが結合されている。第1伝達室45で発生した油圧が油路41c、油圧制御弁43及び油路41bを介して第2伝達室46に伝わる。この油圧によってピストン52が押されて吸気バルブ13等がリフトする。
油圧制御弁43は、後述するコントロールユニット(制御器)100と電気的に接続されている。油圧制御弁43は、コントロールユニット100からの制御信号により、油路41aと油路41bとの間を遮断する閉じ状態と、油路41aと油路41bとの間を連通させる開き状態とに作動する。
油圧制御弁43が閉じ状態になると、カム44から第1伝達室45に伝達される動力は油路41b,41cを介して第2伝達室46に油圧で伝達され、吸気バルブ13等が開閉動作する。油圧制御弁43が開き状態になると、第2伝達室46のオイルが油路41a,41bを通してオイル貯留室42にリリーフされるため、第1伝達室45から第2伝達室46に油圧が伝わらなくなる。よって、吸気バルブ13等はリターンスプリングによって吸気ポート11等の開口を閉じた状態になる。
ここに、バルブ開閉機構40においては、例えば、第1伝達室45を構成するシリンダとピストン47のロッド47aとの間や、第2伝達室46を構成するシリンダとピストン52のロッドとの間などに隙間がある。従って、エンジン1の運転中に限らず、エンジン1の停止中であっても、当該隙間から徐々にオイルが漏れる。そうして、バルブ開閉機構40の第1伝達室45から第2伝達室46に至る間の作動用オイルが減少すると、伝達室45,46内にエアが混入してしまい、エンジン再始動時に所望のバルブ開閉特性が得られない。
そこで、バルブ開閉機構40に上記オイル貯留室42を設け、このオイル貯留室42からオイルがバルブ開閉機構40の本体部に作動用オイルとして重力供給方式で補給されるようになっている。オイル貯留室42は、バルブ開閉機構40の本体部にオイルを確実に補給すべく、エンジン1が車両に配置されたときにバルブ開閉機構40の本体部よりも高位置になるように、シリンダヘッド4内に設けられている。オイル貯留室42の上部にはエアや余剰オイルを抜くためエア・オイル抜き孔48が設けられている。エア・オイル抜き孔48には油路51が接続されている。油路51の下流端は、余剰オイルをカム44及びロッカーアーム49に潤滑オイルとして供給することができるように、カム44及びロッカーアーム49の上方において、シリンダヘッド空間に開口している。
シリンダヘッド空間に発生するオイルミストは、図1に示すブローバイガス通路18によって吸気通路16に導入される。
<オイル供給装置について>
次に、上記油圧駆動式可変バルブ開閉機構40を備えたエンジン1にオイル供給装置について説明する。
図3に示すように、オイル供給装置は、エンジン1のオイル要求部20にオイルを供給する第1オイルポンプ21と、上記バルブ機構40にオイルを供給する第2オイルポンプ22とを備えている。第1オイルポンプ21は、クランクシャフト7によって駆動される容積型の周知の機械式ベーンオイルポンプであり、一端側が開口するように形成され、内部に円柱状の空間からなるポンプ収容室を有する断面コ字形状のポンプボディと該ポンプボディの一旦開口を閉塞するカバー部材とからなるハウジングと、該ハウジングに回転自在に支持され、ポンプ収容室のほぼ中心部を貫通してクランクシャフトによって回転駆動される駆動軸と、ポンプ収容室内に回転自在に収容されて中心部が駆動軸に結合されたロータ及び該ロータの外周部に放射状に切欠形成された複数のスリット内にそれぞれ出没自在に収容されたべーンからなるポンプ要素と、該ポンプ要素の外周側にロータの回転中心に対して偏心可能に配置され、ロータ及び隣接するべーンと共に複数の作動油室であるポンプ室を画成するカムリングと、ポンプボディ内に収容され、ロータの回転中心に対するカムリングの偏心量が増大する方向へカムリングを常時付勢する付勢部材であるスプリングと、ロータの内周側の両側部に摺動自在に配置されたロータよりも小径な一対のリング部材とを備えている。ハウジングは、内部のポンプ室にオイルを供給する吸入口と、ポンプ室からオイルを吐出する吐出口を備えている。ハウジングの内部には、該ハウジングの内周面とカムリングの外周面により画成された圧力室が形成されており、該圧力室に開口する導入孔が設けられている。
第1オイルポンプ21は、導入孔から圧力室にオイルを導入することで、カムリングが支点に対して揺動して、ロータがカムリングに対して相対的に偏心し、ポンプの吐出容量が増えるように構成されており、吐出口から第1給油路26を通してオイル要求部20にオイルを供給する。第2オイルポンプ22は、車両のバッテリから供給される電力によって駆動される電動式オイルポンプであり、第1給油路26から分岐した第2給油路33を通してバルブ開閉機構40にオイルを供給する。第2オイルポンプ22の仕事量を低減するため、第1オイルポンプ21と第2オイルポンプ22は直列接続にして第1オイルポンプ21を第2オイルポンプ22の油圧アシスト用のポンプとしても利用できるように設けられている。
オイル要求部20は、エンジン1の潤滑要求部を含み、さらに、冷却要求部及び/又は油圧機器を含み、ヘッドギャラリ、オイルジェット通路、メインギャラリ等を介してオイルが供給される。例えば、ヘッドギャラリに送られたオイルは、カムジャーナル等に供給され、しかる後、シリンダヘッド4のアッパデッキで受けられ、シリンダブロック3を貫通するオイル落とし穴を通ってオイルパン5に落下する。オイルジェット通路に送られたオイルは、オイルジェットからピストン摺動部分に噴出されて、オイルパン5に落下する。シリンダブロック3のメインギャラリに送られた潤滑油は、クランクシャフト7のジャーナル、シャフト内部のオイル孔からコンロッドベアリング等に供給され、しかる後、オイルパン5に落下する。
オイルパン5には、第1オイルポンプ21のオイル供給源である第1オイル貯留部23と、エンジン停止中に第2オイルポンプ22のオイル供給源、換言すれば、バルブ開閉機構40専用のオイル供給源となる第2オイル貯留部24とが設けられている。図1に示すように、第2オイルポンプ22は、オイルパン5に取り付けられている。
ここに、オイルパン5の本体が第1オイル貯留部23を構成し、該第1オイル貯留部23がクランクケース60を通って落下するオイルを受けるようになっている。本実施形態のオイルパン5は、第1オイル貯留部23と第2オイル貯留部24とをアルミダイカストによって一体成形してなるものである。第1オイル貯留部23と第2オイル貯留部24とは、クランクシャフト7のカウンターウェイト9等によって撹拌されて、エアが混入したオイルが第2オイル貯留部24に流入するのを抑制するために、オイルが相互に混入しないように隔壁で区画されており、クランクケース60を通って落下するオイルは第2オイル貯留部24には入らない。オイルパン5には、第1オイル貯留部23及び第2オイル貯留部24の両者からオイルを抜くための、両オイル貯留部23,24に共通のオイル交換用ドレンボルト61が設けられている。なお、第2オイル貯留部24は、その容積が第1オイル貯留部23よりも小さく構成されている。
第1オイル貯留部23には、第1オイルポンプ21のオイルストレーナ25が設けられている。オイルストレーナ25からオイル要求部20に至る第1給油路26には、その上流側から下流側に向かって、上記第1オイルポンプ21、オイルフィルタ27及びオイルクーラ28が順に設けられている。
第1給油路26には、第1オイルポンプ21の吐出圧を制御するリニアソレノイド式の圧力制御弁29と、オイルクーラ28よりも下流側の油圧を検出する第1油圧センサ30とが設けられている。圧力制御弁29は、オイル要求部20に供給されるオイルの圧力がエンジン1の運転状態に応じた最適な圧力になるように、第1オイルポンプ21の吐出圧を制御するものである。この圧力制御弁29は、コントロールユニット100により、エンジン運転状態及び第1油圧センサ30の検出圧力に基づいて作動が制御される。
第2給油路33は、第1給油路26におけるオイル要求部20よりも上流側であってオイルクーラ28よりも下流側から分岐している。この第2給油路33に上記第2オイル貯留部24が設けられ、該第2オイル貯留部24よりも下流側に上記第2オイルポンプ22が設けられている。その結果、第1オイル貯留部23、第1オイルポンプ21、第2オイル貯留部24及び第2オイルポンプ22の四者は、その順序で第1給油路26から第2給油路33にわたって(上流側から下流側に向かって)直列に接続された状態になっている。第2オイル貯留部は、その上流側の油路及びその下流側の油路よりも流路断面積が拡大したチャンバーになっている。
第2給油路33は、第2オイルポンプ22よりも下流側で分岐して各気筒2の吸気バルブ13及び排気バルブ14各々のバルブ開閉機構40のオイル貯留室42に接続されている。この第2給油路33には、第2オイルポンプ22よりも下流側且つバルブ開閉機構40よりも上流側の油圧を検出する第2油圧センサ36が設けられている。第2オイルポンプ22は第2油圧センサ36の検出圧力に基づいて所期の吐出圧になるように、コントロールユニット100により作動が制御される。
<コントロールユニット100について>
コントロールユニット100は、マイクロコンピュータをベースとする制御装置であって、エンジン1の運転状態、バッテリ残量、オイル貯留室42のオイル貯留量等を検出する各種センサ乃至検出手段からの信号を入力する信号入力部と、制御に係る演算処理を行う演算部と、制御対象となる装置(油圧制御弁43、オイルポンプ21,22等)に制御信号を出力する信号出力部と、制御に必要なプログラムやデータ(油圧制御マップ等)を記憶する記憶部とを備えている。
ここに、コントロールユニット100は、エンジン1の運転中においては、第2オイルポンプ22に対して常時作動するように制御信号を出力し、エンジン1が停止されたときは、バルブ開閉機構40を作動させる必要がないため、原則として、第2オイルポンプ22の作動を停止させた状態にする。第2オイルポンプ22の作動が停止されても、オイル貯留室42からバルブ開閉機構40の本体部に対して、該本体部におけるオイル洩れに応じてオイルが補給されるため、エンジン1が始動されたときはバルブ開閉機構40は正常に作動する。
しかしながら、エンジン1の停止期間が長期間になると、上記補給が続く結果、オイル貯留室42のオイルがなくなってバルブ開閉機構40の本体部がオイル不足状態になる可能性があり、また、第2オイル給油路33もオイルが抜けた状態になることがある。その場合、エンジン1の始動時に第2オイルポンプ22を作動させても、バルブ開閉機構40は、直ちにはオイルが満ちた状態にならず、機構40内部にエアが混入してしまい、所望のバルブ動作を得られるようになるまでに時間がかかる。すなわち、所望の燃焼状態を得ることができす、エンジンの燃費性能の低下につながる。
そこで、本実施形態では、コントロールユニット100は、エンジン1の停止状態が所定時間継続した時点で、オイル貯留室42のオイル貯留量が所定値以下に低下したとして、第2オイルポンプ22を駆動してオイル貯留室42にオイルを補給するようにしている。すなわち、所定時間はオイル貯留室42の容積に基づいて決定されるものであり、オイル貯留室42の容積が大きいほど長く設定される。また、所定時間の設定要素として、オイル貯留室42の容積以外にオイル劣化状態等のオイル粘度に関する要素を加味して補正することで、第2オイルポンプ22の駆動時期をより適切に管理できる。また、オイル貯留室42のオイル残量を推定または検出できればよいので、オイル貯留室42にオイルレベルセンサを取り付けてもよい。
図4はエンジン停止中の第2オイルポンプ22の駆動制御の流れを示す。スタート後のステップS1において、エンジン1の運転状態に基づいてエンジン1が停止中であるか否かが判定される。エンジン1が停止中であることが判定されると、ステップS2に進んで、タイマーによりエンジン1が停止してから所定時間を経過しているか否か判定される。所定時間を経過しているときは、バルブ開閉機構40のオイル貯留室42のオイル貯留量が所定値以下になったとして、ステップS3に進み、第2オイルポンプ22が駆動される。続くステップS4において、第2オイルポンプ22の停止条件が成立したか否か、すなわち、タイマーにより第2オイルポンプ22が作動開始から所定時間を経過したか否かが判定される。当該停止条件が成立したときはステップS5に進んで、第2オイルポンプ22の作動が止められる。
<本実施形態の利点>
第1オイルポンプ21から吐出される低圧オイルの一部が、第1給油路26から分岐した第2給油路33を通して第2オイルポンプ22に供給され、第2オイルポンプ22によって昇圧され、高圧オイルとなってバルブ開閉機構40に供給される。従って、高圧オイルを得るために必要な第2オイルポンプ22の駆動力が減るから、省エネルギー化に有利になる。また、第2オイルポンプ22が故障したときは、第1オイルポンプ21によってバルブ開閉機構40にオイルを供給することができるから、フェールセーフの要求を満たすことができる。
第1オイルポンプ21は、上述したように容積型の周知のベーンポンプであるため、エンジン1の停止中は、第1オイル貯留部23から第2オイルポンプ22に至る油路が第1オイルポンプ21の吸込口と吐出口とが遮断されている。しかし、エンジン1の停止中に第2オイルポンプ22を作動させたときは、第2オイル貯留部24のオイルがバルブ開閉機構40に供給される。従って、エンジン1の停止中の第2オイルポンプ22の作動に伴って、エンジン1の潤滑要求部のオイルが第2オイルポンプ22に引っ張られることがなく、該潤滑要求部のオイル保持状態が悪化することが避けられる。
オイルパン5の第1オイル貯留部23のオイルが車両の傾斜路走行時や旋回走行時に流動して偏ることが、このオイルパン5内に設けられた第2オイル貯留部24を構成する壁面によって抑制される。そのため、傾斜路走行時や旋回走行時にオイルストレーナ25のオイル吸込口が第1オイル貯留部23のオイルから露出することを避ける上で有利になる。また、ドレンボルト61が第1オイル貯留部23及び第2オイル貯留部24に共通になっているから、オイル交換にあたって、1本のドレンボルト61の操作で両オイル貯留部23,34からオイルを抜くことができる。よって、オイル交換作業が簡便になる。
また、第1オイル貯留部23と第2オイル貯留部24を一体成形するようにしたから、製造コストの低減が図れるとともに、エンジン1の本体への組付け工数も少なくなる。また、オイルパン5に隔壁を設けて第1オイル貯留部23と第2オイル貯留部24を区画形成するようにしたから、オイルパン5の剛性が高くなり、エンジン振動に対するオイルパン5の共振(騒音発生)の抑制に有利になる。
バルブ開閉機構40にオイル貯留室42を設けたから、エンジン停止中に当該バルブ開閉機構40の本体部に必要となる補給用オイルを第2オイル貯留部24及びオイル貯留室42の2箇所に分けて貯留することができる。従って、第2オイル貯留部24及びオイル貯留室42のいずれか一方で補給用オイルをまかなう場合に比べて、そのような補給用オイルを貯留する部品が大型になることが避けられ、そのレイアウトが容易になる。特に、オイル貯留室42は、バルブ開閉機構40の本体部にオイルを確実に補給すべく、該本体部よりも高位置になるように設ける必要があるところ、そのオイル貯留室42の小型化が図れることは、エンジン全高が高くなることを抑える上で有利になる。
<他の実施形態>
図5に示す実施形態は、第1オイルポンプ21、第2オイル貯留部24及び第2オイルポンプ22を直列接続にするケースにおいて、第1オイルポンプ21からオイルが流入する第2オイル貯留部24のオイル流入口24aを、第2オイルポンプ22に向かってオイルが流出する第2オイル貯留部24のオイル流出口24bよりも高位置に設けた例である。
これによれば、第2オイル貯留部24に貯留されたオイルに気泡が混入していても、その気泡がオイル流入口24aからさらに高位置にあるオイル要求部20側に抜けやすくなる。そのため、気泡が混入したオイルがバルブ開閉機構40に供給されることを避ける上で有利になる。
図6に示す実施形態は、第1オイルポンプ21と第2オイルポンプ22を結ぶ油路(第2給油路33)に分岐油路31を設け、該分岐油路31に袋小路状になった第2オイル貯留部24を設けた例である。この実施形態においても、エンジン1の停止中に第2オイルポンプ22を作動させたときは、第2オイル貯留部24のオイルがバルブ開閉機構40に供給される。従って、エンジン1の停止中の第2オイルポンプ22の作動に伴って、エンジン1の潤滑要求部のオイルが第2オイルポンプ22に引っ張られることがなく、該潤滑要求部のオイル保持状態が悪化することが避けられる。
上記実施形態では、両オイル貯留部23,24に共通のドレンボルト61を設けたが、両オイル貯留部23,24各々に互いに近接させてオイルドレン孔を設け、各オイルドレン孔に別個のドレンボルトを設けるようにしてもよい。この場合でも、両オイル貯留部23,24のオイルドレン孔が近接しているから、オイル交換作業は容易である。
上記実施形態では、第1オイル貯留部23を構成するオイルパン5と第2オイル貯留部24とを一体成形したが、第2オイル貯留部24をオイルパン5とは別体にしてもよい。例えば、シリンダブロック3と第2オイル貯留部24とを一体成形するようにしてもよい。これによれば、シリンダブロック3の壁面剛性が第2オイル貯留部24を構成する壁によって高くなるため、エンジン振動の低減に有利になる。
1 エンジン
3 シリンダブロック
5 オイルパン
7 クランクシャフト
20 オイル要求部(潤滑要求部)
21 第1オイルポンプ
22 第2オイルポンプ
23 第1オイル貯留部
24 第2オイル貯留部
24a オイル流入口
24b オイル流出口
40 油圧駆動式可変バルブ開閉機構(油圧駆動式可変動弁機構)
42 オイル貯留室
100 コントロールユニット(制御器)

Claims (5)

  1. 気筒に設けられた吸気口を開閉可能に構成された吸気バルブと、
    上記気筒に設けられた排気口を開閉可能に構成された排気バルブと、
    上記吸気バルブと上記排気バルブのうち少なくとも一方の開閉動作を操作可能に構成された油圧駆動式可変動弁機構と、
    を備えたエンジンのオイル供給装置であって、
    上記エンジンの潤滑要求部にオイルを供給する容積型の第1オイルポンプと、
    上記第1オイルポンプのオイル供給源である第1オイル貯留部と、
    上記第1オイルポンプと上記潤滑要求部とを接続する第1給油油路の該第1オイルポンプよりも下流側かつ上記潤滑要求部よりも上流側から分岐し、上記油圧駆動式可変動弁機構にオイル供給するための第2給油路に該第1オイルポンプと直列接続になるように設けられた電動式の第2オイルポンプと、
    上記エンジンの停止中、所定の条件が成立したときに、上記油圧駆動式可変動弁機構にオイルを補給すべく、上記第2オイルポンプを作動させる制御器と、
    上記第1オイルポンプと上記第2オイルポンプとの間の油路上に設けられ、上記第2オイルポンプが上記エンジンの停止中に駆動されるときのオイル供給源となる第2オイル貯留部とを備えていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。
  2. 請求項1において、
    上記第1オイルポンプは、エンジンのクランクシャフトにより駆動される機械式オイルポンプであることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    上記油圧駆動式可変動弁機構は、該動弁機構の本体部にオイルを補給するための、上記第2オイルポンプからオイルの供給を受けるオイル貯留室を備えていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記第2オイル貯留部は、上記第1オイルポンプと上記第2オイルポンプの間に、この両オイルポンプに対して油路で直列に接続された状態になるように設けられており、
    上記第1オイルポンプからオイルが流入する上記第2オイル貯留部のオイル流入口は、上記第2オイルポンプに向かってオイルが流出する上記第2オイル貯留部のオイル流出口よりも高位置に設けられていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一において、
    上記第1オイル貯留部として、上記エンジンのシリンダブロックの下部に取り付けられたオイルパンを備え、
    上記第2オイル貯留部は上記オイルパン内に設けられていることを特徴とするエンジンのオイル供給装置。
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