JP2017179843A - ロールスクリーン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スクリーンの弛みを防止することのできるロールスクリーン装置を提供する。【解決手段】上部インナーレール50は、鍔部を上部横枠20の突出壁の上側に配置した状態で、上部インナーレール50の両端部50a,50bを上部横枠20に対して固定し、且つ、上部インナーレール50よりも上方に空間Aを形成することで、上部横枠20内での上下方向の撓みを許容するように上部横枠20に収容される。鍔部と突出壁との間には、上部インナーレール50に対して上方向の付勢力を付与する付勢部材70が設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、建物の開口部に装着するためのスクリーン装置に関し、具体的には、防虫や遮光、目隠し、断熱または装飾等を目的としたロール式(巻取り式)のスクリーン装置に関する。
従来から、このようなスクリーン装置としては、例えば特許文献1に開示されているように、インナーレールとしてのガイド体をそれぞれ内部に組み込んだ上下一対の枠と、巻取りボックス内の軸に巻き取られた防虫ネットとを備え、その巻取りボックスから防虫ネットを繰出した際に、その防虫ネットの上下端部を上記ガイド体によってそれぞれ案内させることで、左右方向に開閉可能としたロール式横引き網戸が知られている。そして、この従来のロール式横引き網戸においては、ネットの上下縁部に多数の係合片が全長に亘って取り付けられると共に、上下のガイド体にこれら係合片の幅よりも開口幅が狭いスリット溝が形成されており、これらの係合片は、そのスリット溝に対して抜け止めされた状態で移動自在に取り付けられている。
ところで、建物の開口部には様々なサイズのものがあり、開口幅や開口面積のより大きい開口部にもこのような網戸等のスクリーン装置を装着したいという要望があり、その場合、開口部の開口幅や開口面積に合わせてより大型のスクリーンを使用する必要性がある。しかしながら、上述のような従来のスクリーン装置においてそのような大型のスクリーンを使用すると、スクリーンの重量がより重くなるため、該スクリーンが自重で伸びることによって下方に弛んだり撓んだりする虞がある。
特開2008−57232号公報
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、その技術的課題は、スクリーンの自重による弛みや撓みを防止することのできるロールスクリーン装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明によれば、ガイド用のファスナ部材が、少なくとも上端に取り付けられた可撓性のスクリーンと、横方向に延びて上記スクリーンの上方に設けられた上部横枠と、スクリーンの横方向の一端を連結した巻取り軸が内部に収容されている巻取りボックスと、上記巻取りボックスから繰出されたスクリーンのファスナ部材を抜止状態で摺動自在に係合させるスリット溝が下面に開設されていて、上記上部横枠内に収容された長尺の上部ガイド部材と、上記スクリーンの横方向の他端に取り付けられ、上記上部ガイド部材に沿ってスライドする操作框と、を備えたロールスクリーン装置であって、上記上部横枠は、下方に開口した中空に形成されていて、その内部には、長手方向に沿ってそれぞれの側壁から内向きに突設された一対の突出壁を有し、上記上部ガイド部材には、長手方向に沿ってそれぞれの側壁から外向きに突設された一対の鍔部が形成されており、上記上部横枠内において上記上部ガイド部材は、その一対の鍔部を上記一対の突出壁の上側にそれぞれ配置すると共にそのスリット溝を該一対の突出壁間に配置した状態で、その両端部が該上部横枠に対して固定され、かつ、該上部ガイド部材の上に空間を形成することで、上方向に撓むことが許容されており、上記鍔部とそれに対向する突出壁との間には付勢部材が設けられ、上記上部ガイド部材に対して上方向の付勢力を付与している、ことを特徴とするロールスクリーン装置が提供される。
この場合において、上記操作框の上端部に一対の係合部が形成されると共に、上記上部ガイド部材の両側壁にはそれぞれ被係合部が形成され、これら被係合部に上記一対の係合部をそれぞれ係合させることにより、上記操作框が上記上部ガイド部材に対して摺動自在に保持されていることが望ましい。
また、好ましくは、上記付勢部材は、上記鍔部又は上記突出壁の何れか一方に一端部を固定し、何れか他方に他端部を当接した細長い板バネから成り、該板バネは、上記上部ガイド部材の長手方向に延設されている。
そして、本発明に係るロールスクリーン装置においては、上記上部横枠は、下方に開口した中空に形成されていて、建物開口部の上枠に固定するための上部外横枠と、該上部外横枠の内部に着脱可能に収容されていて、上記上部ガイド部材を収容した上部内横枠とから構成されていてもよい。
さらに、上記ロールスクリーン装置は、上記スクリーンの下端にもガイド用のファスナ部材が取り付けられており、そのファスナ部材を抜止状態で係合させるスリット溝が上面に開設された下部ガイド部材を、上記巻取りボックスから繰り出されたスクリーンの下端に沿うように設けたものであることが望ましい。
このように、本発明に係るロールスクリーン装置によれば、上記上部横枠内において上記上部ガイド部材は、その一対の鍔部を上記一対の突出壁の上側にそれぞれ配置すると共にそのスリット溝を該一対の突出壁間に配置した状態で、その両端部が該上部横枠に対して固定され、かつ、該上部ガイド部材の上に空間を形成することで、上方向に撓むことが許容されており、上記上部ガイド部材に対して上方向の付勢力を付与している。そのため、スクリーンが自重で下方に伸びたとしても、上部ガイド部材が付勢部材の付勢力によって上方向に撓むことで、該スクリーンの弛みや撓みを防止することができる。
本発明の第1実施形態に係るロールスクリーン装置を建物の開口部に装着した状態を示す部分破断正面図である。 図1におけるII−II断面拡大図である。 図1における上部インナーレール(上部ガイド部材)の部分斜視図である。 第1実施形態に係るスクリーンを閉じた状態を説明する部分拡大正面図である。 図4におけるV−V線断面図である。 第1実施形態に係るスクリーンの開閉途中の状態を説明する部分拡大正面図である。 図6におけるVII−VII線断面図である。 本発明の第2実施形態に係るロールスクリーン装置を建物の開口に装着した状態を示す部分破断正面図である。 図8において、ファスナ部材がガイド駒のスリット溝に係合した状態を示す断面図である。
以下に、図1〜図7を参照しながら、本発明に係るロールスクリーン装置の第1実施形態について説明する。本実施形態のロールスクリーン装置1Aは、防虫や遮光、目隠し、断熱または装飾等を目的として建物開口部に装着されるもので、例えばロール式の網戸装置、目隠し装置又は日よけ装置等に適用可能なものであるが、その中でも特にロール式網戸装置に好適である。そこで、以下においては、該ロールスクリーン装置1Aをロール式網戸に適用した場合について説明をすることとする。
このロールスクリーン装置1Aは、合成樹脂製の防虫ネットであるところの可撓性を有するスクリーン10と、横方向(左右方向)に延設されていて、スクリーン10の上方及び下方に互いに平行を成して配置された上部横枠20及び下部横枠32と、これら上部横枠20及び下部横枠32の一端同士を連結して縦方向(上下方向)に延設され、スクリーン10を巻き取る巻取り軸2が、その軸回りに回動自在に支持されて収容された巻取りボックス3と、巻取りボックス3に対向する位置に、該ボックス3と互いに平行を成して配置され、上記上部横枠20及び下部横枠32の他端同士を連結している側枠4と、これら巻取りボックス3と側枠4との間において、これらと互いに平行を成して摺動自在に配置され、横引きによってスクリーン10の開閉操作を行うための操作框40とを備えている。
上記スクリーン10の上下端には、後述する「上部ガイド部材」としての上部インナーレール50、及び「下部ガイド部材」としての下部インナーレール60に対して摺動自在に係合させるためのガイド用のファスナ部材11,12が、溶着や接着等により固定されている。このファスナー部材11,12は、合成樹脂や布等から成る可撓性の帯状体における長手方向に延びた一方の端縁に、その全長に亘って、多数の係合片(所謂スライドファスナーの一方の務歯)を一列に固定したもので、上記特許文献1にも開示されているように既に周知のものである。また、スクリーン10の横方向の一端には巻取り軸2が連結されており、その他端には上記操作框40が固定的に取り付けられている。そして、この巻取り軸2には、スクリーン10を巻き取るための駆動源として、コイルスプリング5が内蔵されている。
上記上部横枠20は、下方に向けて開口する中空に形成されていて、建物開口部の上開口枠に固定するための長尺状の上部外横枠21と、上部外横枠21の内部に着脱可能に収容されていて、同じく下方に向けて開口する中空に形成された長尺状の上部内横枠22とから構成されている。そして、上部外横枠21及び上部内横枠22は、その一端側が上記巻取りボックス3の上端部に連結され、その他端側が上記側枠4の上端部に連結されている。そして、上記上部内横枠22は、その内部に、上記スクリーン10及び操作框40の上端部を横方向に摺動させて案内するための上記上部インナーレール50が収容されている。この上部インナーレール50は、合成樹脂によって長尺で直線状に形成されていて、図中上下方向に可撓性を有している。
ここで、上記上部内横枠22におけるその上部インナーレール50が収容された部分は、その基端側がヒンジ22aによって下方(図中左回り)に回動自在となっており、その先端側が側枠4に対して係脱可能となっている。具体的には、側枠4の上端部に係止凹部28が形成され、上部内横枠22の先端側には係止突部29が設けられており、この係止突部29を上記係止凹部28に対して嵌合により係合させることで、上部内横枠22を側枠4に対して係止することができるようになっている。この係止突部29は、バネ48を介して上部内横枠22に取り付けられており、このバネ48の伸縮によって、係止凹部28と係止突部29との係脱が可能となっている。そうすることによって、建物開口部に対するスクリーン装置1Aの着脱の際に、上部内横枠22をコンパクトに畳むことができるようになっている。
さらに、上記上部内横枠22の上部インナーレール50が収容された回動部分は、図2、図5及び図7に示すように、その長手方向に延びて互いに対向する両側壁23,23の下端から内向きに突設された一対の突出壁24,24と、これらの突出壁24,24の先端縁間に形成された開口部25とを有している。そして、これら突出壁24,24には、それらの下面からスクリーン10側すなわち下方に垂下した一対の延出壁26,26と、それらの先端から上方に立設された一対のリブ27,27とが設けられている。そして、これらの突出壁24,24、延出壁26,26、及びリブ27,27は、いずれも上部内横枠22の長手方向に沿って延設されている。
また、上記上部インナーレール50には、スクリーン10のファスナ部材11を抜止状態で摺動自在に係合させたスリット溝51が、長手方向に沿って下面に開設されている。このとき、このスリット溝51は、図5及び図7に示すように、その開口部25側の溝幅が上記ファスナ部材11の先端部の幅(すなわち、上記係合片の幅)よりも小さく、その奥部側の溝幅が該ファスナ部材11の先端部の幅よりも大きく形成されている。そのため、スクリーン10が上記巻取りボックスから繰り出された状態、すなわち、スリット溝51の開口部25を通じてその奥部にファスナ部材11の先端部が挿入されている状態において、該ファスナー部材11は、そのスリット溝51の奥部における開口部25側の内壁に当接することにより該スリット溝51に対して係合され、該スリット溝51から下方に抜脱するのが防止される。
この上部インナーレール50の上端部には、長手方向に延びる両側壁52,52から、長手方向に沿って外向き(すなわち、互いに背向する方向)に突設された一対の鍔部53,53が形成されている。また、これら側壁52,52における上記鍔部53,53よりも下方からは、同じく長手方向に沿って外向きに突設された被係合部としての被係合凸部54,54が形成されている。このとき、これら一対の鍔部53,53の先端間の長さは、上記上部内横枠22の両側壁23,23における対向する内面間の距離よりも若干小さく形成されると共に、上記開口部25の幅よりも大きく形成されており、また、上記上部インナーレール50の幅、すなわちその両側壁52,52における背向する外面間の距離は、上記上部内横枠22の開口部25の幅、すなわち上記突出壁24,24の先端間の距離よりも若干小さく形成されている。なお、これら鍔部53,53の長手方向の略中央には、後述する板バネ70の一方の端部を挿通して、該鍔部53,53に固定するための貫通孔56,56がそれぞれ設けられている。
図2、図5及び図7に示すように、この上部インナーレール50は、上記鍔部53,53を上部内横枠22の突出壁24,24の上側にそれぞれ配置すると共に、上記スリット溝51を上記開口部25を通じてこれら一対の突出壁24,24間に配した状態で、上部内横枠22内に収容され、その両端部50a,50bが、上部内横枠22に対して固定されている。そして、このインナーレール50よりも上部、すなわち、上下方向におけるこのインナーレール50と上部内横枠22との間には空間Aが形成されている。そうすることによって、インナーレール50における上記両端部50a,50bによって挟まれた中間部分が、上部内横枠22内で上方向に湾曲して撓むことができるようになっている。
一方で、図1及び図2に示すように、建物開口部の下開口枠に固定される下部横枠32は、基本的には、上部内横枠22と同様の構成を有しているが、この上部内横枠22とは上下が反対になっている。そして、この下部横枠32の内部には、上記スクリーン10及び操作框40の下端部を横方向に摺動自在に案内する「下部ガイド部材」としての下部インナーレール60が収容されている。この下部インナーレール60も、基本的には、上部インナーレール50と同様の構成を有しているが、この上部インナーレール50とは上下が反対になっている。そして、下部横枠32におけるその下部インナーレール60が収容された部分も、その基端側がヒンジ32aによって上方(図中右回り)に回動自在となっており、その先端側が側枠4の下端部に対して係脱可能に係止されている。
したがって、上記下部横枠32は、上方に向けて開口する中空に形成されており、互いに対向する両側壁33,33を有してる。そして、上記下部横枠32の下部インナーレール60が収容された回動部分は、その両側壁33,33の上端から内向きに突設された一対の突出壁34,34と、これらの突出壁34,34の先端縁間に形成された開口部35とを有している。また、これら突出壁34,34には、それらの上面からスクリーン10側すなわち上方に立設された一対の延出壁36,36と、それらの先端から下方に垂下した一対のリブ37,37とが設けられている。
一方、上記下部インナーレール60も、上部インナーレール50と同様に、スクリーンの下端側のファスナ部材12を抜止状態で係合させるスリット溝61、鍔部63,63、及び被係合凸部64,64を有しており、両端が下部横枠に対して固定されている。なお、下部横枠32及び下部インナーレール60のより具体的な構造や相互の寸法関係は、上記上部内横枠22及び上部インナーレール50と同様であるから、ここでは説明を省略することとする。また、本実施形態では、この下部インナーレール60には、後述する板バネ70,70は取り付けらていないが、必要に応じて設けても良い。
次に、上記上部インナーレール50を上方向に付勢する付勢部材について説明する。図3、図7に示すように、本実施形態では、この付勢部材として一対の板バネ70,70が用いられており、これらの板バネ70,70が、上部インナーレール50の長手方向の中央において、該インナーレール50の鍔部53,53と上部内横枠22の突出壁24,24との間にそれぞれ設けられている。これら板バネ70,70は、バネ弾性を有する金属材料によって細長に形成されたもので、上部インナーレール50の長手方向に沿う方向に配置されている。
具体的に説明すると、この板バネ70は、その一端部が下方に凸に湾曲されたバネ当接部71を形成しており、このバネ部71が上部内横枠22の突出壁24に当接されている。そして、この板バネ70は、上記一端側のバネ当接部71から他端部側に向けて上方に傾斜し、鍔部53の下面において該下面に沿うように屈折されている。そして、この板バネ70の他端部は、鍔部53の貫通孔56を通じて鍔部53の上面に導出されると共に、逆方向に折り返されて固定部72を形成しており、この固定部72によって鍔部53を挟持した状態で、該鍔部53に対して固定されている。このとき、この固定部72と鍔部53との固定形態は、これに限られるものではなく、リベット止めやネジ止め等であってもよい。
そして、この板バネ70は、上部インナーレール50の鍔部53と上部内横枠22の突出壁24との間に縮設されていて、スクリーン10の上端側のファスナ部材11が抜止状態で係合される該インナーレール50に対しては、常に上方への付勢力を付与している。その一方で、スクリーン10を巻取りボックス3から繰り出して閉じた状態においては、スクリーン10の下端側のファスナ部材12が、下部インナーレール60のスリット溝61に対して抜止状態で係合されるため、該スクリーン10に対しては上下方向の張力が常に付与された状態となる。
このとき、上部内横枠22の各突出壁24,24の先端から立設された上記リブ27,27は、上部インナーレール50が下方に下がったときに、板バネ70を圧潰から保護するストッパの役割を果たしている。また、本実施形態では、下部インナーレール60にはそのような板バネが設けられていないため、下部横枠32における各突出壁34のリブ37には、下部インナーレール60の鍔部63が当接している。ここで、スクリーン10を閉じた状態において、上部インナーレール50が略直線状になるように、上方に作用する板バネ70の付勢力と、下方に作用するスクリーン10の張力や重さ等との関係が調整されていることが望ましい。
なお、本実施形態の板バネ70は、バネ部71が巻取りボックス3側、固定部72が側枠4側となるように配置されているが、バネ部71が側枠4側、固定部72が巻取りボックス3側となるように配置されてもよい。また、この板バネ70は、バネ当接部71を鍔部53の下面に当接させ、固定部72を突出壁24に固定するものであってもよい。さらに、付勢部材として、板バネの代わりに弦巻バネ等の他のバネ部材や弾性材を用いてもよい。
図2、図7に示すように、操作框40の上端部には、先端を略鉤型に相対峙させて立設する係合部としての一対の係合鉤41,41が形成されており、この係合鉤41,41が上部インナーレール50の被係合凸部54,54に上から係合することで、操作框40が上部インナーレール50に対して摺動自在に保持されている。また、操作框40の下端部には、その上端部と同様の係合鉤42,42が形成されており、この係合鉤42,42が下部インナーレール60の被係合凸部64,64に下から係合することで、操作框40が下部インナーレール60に対して摺動自在に保持されている。そして、この係合鉤41,41と被係合凸部54,54は、上部内横枠22における一対の延出壁26,26の間に位置し、係合鉤42,42と被係合凸部64,64は、下部横枠32における一対の延出壁36,36の間に位置している。
次に、このような構成を有するロールスクリーン装置1Aの作用について説明する。まず、当初、操作框40の横引きによりスクリーン10を巻取りボックス3から繰り出して、該スクリーン10が完全に閉じられている状態においては、上部インナーレール50に作用するスクリーン10の張力や重さ等の下方への力と上記板バネ70による上方への付勢力とが大凡釣り合って、この上部インナーレール50は略直線状態が維持されている。
ところが、特に、建物開口幅が広い等によりスクリーン10がより大型である場合には、年数の経過に伴い、図4のようにスクリーン10を閉じた状態において、該スクリーン10の特に中央部分が自重等によって徐々に下方へ伸びてしまうことも想定され、そのような場合、従来品の構造ではスクリーン10に弛みや撓みを生じてしまう虞がある。
そこで、そのようなスクリーン10の経年による弛みや撓みを防止するため、本実施形態においては、両端部50a,50bが固定された上部インナーレール50の略中央部が、板バネ70によって上方に付勢されていると共に、そのインナーレール50の上方に該インナーレール50の撓みを許容する空間Aが形成されてる。そうすることによって、たとえ経年によって、スクリーン10に自重等による伸びが生じたとしても、図4及び図5に示すように、板バネ70の付勢力でインナーレール10が上方へ撓むことにより、閉じた状態のスクリーン10の中央部分が持ち上げられる。その結果、スクリーン10の上下方向への張りが維持されて、上述のような弛みや撓みを防止することができる。なお、上記スクリーン10が、巻取りボックス3の巻取り軸2に巻き取られて完全に開いている状態においては、上部インナーレール50には板バネ70の付勢力のみが上方に作用するため、該インナーレール50は最も上方に撓んだ状態となっている。
その一方で、操作框40によりスクリーン10を開閉操作している時に、上述のように、上部インナーレール50が上方に撓んだままの状態であると、スクリーンのファスナ部材11もこの撓んだインナーレール50に沿って摺動することとなる。そうすると、ファスナ部材11に不要な負荷がかかり、スクリーン10の開閉操作のスムーズさが損なわれる虞があるばかりでなく、スクリーン10の寿命にも影響を与える虞がある。そこで、本実施形態においては、上述のように、操作框40の上端部に形成されている係合鉤41,41が、上部インナーレール50の被係合凸部54,54に係合されている。
そのため、操作框40が中間位置にある開閉操作時には、図6及び図7に示すように、操作框40の係合鉤41が上部インナーレール50の被係合凸部54,54に対して上方から当接することにより、上部インナーレール50に対して、撓んだ上部インナーレール50を下方に押し下げる力が、板バネ70の付勢力に抗して作用する。その結果、スクリーン10の開閉操作時には、上部インナーレール50の撓みが抑制されることによって、ファスナ部材11への負荷を軽減することができ、スクリーン10の開閉操作をスムーズに行うことができる。
次に、図8、図9を参照しながら、本発明に係るロールスクリーン装置の第2実施形態について説明する。なお、ここでは、上記第1実施形態と主に異なる構成部分について説明し、実質的に同じ構成部分については、重複記載を避けるため、第1実施形態と同じ符号を付して具体的な説明を省略することとする。
この第2実施形態に係るロールスクリーン装置1Bと、上記第1実施形態のロールスクリーン装置1Aとの主な相違点は、「下部ガイド部材」廻りの構成にある。すなわち、この第2実施形態に係るロールスクリーン装置1Bは、上記第1実施形態のものにおける下部横枠32、及びそれに収容された下部インナーレール60に代えて、建物開口部の下開口枠に固定されるガイドレール81と、スクリーン10が巻取りボックス3から繰り出された際に、そのスクリーン10の下端に沿って、操作框40内から上記ガイドレール81上に導出される「下部ガイド部材」としての下部ガイド枠80とを有している。
上記ガイドレール81は、上部インナーレール50の真下にそれと平行に固定されるものであり、その長手方向に延びる両側面には一対の凹溝81a,81aが形成されている。一方、上記下部ガイド枠80は、複数のガイド駒83を一列に配列して互いに隣接するガイド駒83,83同士を屈曲可能に連結することにより、全体として下方向に凸に湾曲可能に形成されている。また、それらガイド駒83の上面には、上記下部インナーレール60のスリット溝61と同様にして形成されたスリット溝84が開設されており、該スリット溝84に、巻取りボックス3から繰り出されたスクリーン10の下端側のファスナ部材12が、抜止状態で係合されるようになっている。
また、該ガイド駒83の上端部における上記スリット溝84の両側には、このスリット溝84に沿って一対の貫通孔83aが設けられており、そこに可撓性のワイヤー85を挿入することによって、上述のように、上記複数のガイド駒83が相互に屈曲可能に連結されている。これらガイド駒83の下面には、下部ガイド枠80の長手方向に延びる凹溝状のレール受け83bが形成されており、このレール受け83bの溝幅は、上記ガイドレール81のレール幅よりも若干大きく形成されている。そうすることで、スクリーン10の開閉操作の際、すなわち下部ガイド枠80が操作框40内から導出された際に、このレール受け83bが、上記ガイドレール81に対して係合することができるようになっている。
さらに、上記操作框40の内部には上下方向に延びるように形成された収納室43が形成されていて、該操作框40の下端部にはこの収納室43へと通じる入出口44が開設されており、この入出口44を通じて下部ガイド枠80が、操作框40内の収納室43から出入りするようになっている。そして、下部ガイド枠80の一端が、固定端として巻取りボックス3の下端部に固定されると共に、その他端が、自由端として入出口44を通じて操作框40内の収納室43に配置されている。
このような構成を有するロールスクリーン装置1Bにおいて、上記操作框40を横引きにより横方向(図中左方向)にスライドさせてスクリーンを閉じると、下部ガイド枠80は、巻取りボックス3から繰り出されたスクリーン10の下端側のファスナ部材12をスリット溝84に係合させながら、該操作框40内から入出口44を通じて上記ガイドレール81上に、直線的に導出される。逆に、スクリーンを開くと、ガイドレール81上から上記入出口44を通じて上方に湾曲しながら操作框40の収納室43内に収容されていく。
そして、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様にして、両端部50a,50bが固定された上部インナーレール50の略中央部が、板バネ70によって上方に付勢されていると共に、そのインナーレール50の上方に該インナーレール50の撓みを許容する空間Aが形成されてる。そのため、たとえ経年によって、スクリーン10に自重等による伸びが生じたとしても、図4及び図5に示すように、板バネ70の付勢力でインナーレール10が上方へ撓むことにより、閉じた状態のスクリーン10の中央部分が持ち上げられ、その結果、スクリーン10の上下方向への張りが維持されて弛みや撓みを防止することができる。
ただし、このとき、上記下部ガイド枠80はガイドレール81に対して上方向に係合されていないため、スクリーン10を完全に閉じた状態において、板バネ70の付勢力で下部ガイド枠80がガイドレール81から浮上がらないように、下部ガイド枠80に一定の重さを持たせておく必要性がある。なお、上記レール受け83bの対向する内側壁に係合突部を設けてガイドレール81の一対の凹溝81a,81aに係合させることで、下部ガイド枠80の浮きを防止する場合には、下部ガイド枠80の一端を操作框40の下端に固定し、他端側を巻取りボックス3側に収容するようにするか、または、先に特願2016−060448号にて出願人が提案した、ガイドレールに対して係脱自在に構成されたガイド駒を使用すればよい。
さらに、本実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、操作框40が中間位置にある開閉操作時には、図6及び図7に示すように、操作框40の係合鉤41が上部インナーレール50の被係合凸部54,54に対して上方から当接することで、上部インナーレール50の撓みが抑制され、その結果、ファスナ部材11への負荷を軽減することができ、スクリーン10の開閉操作をスムーズに行うことができる。
以上、本発明に係るロールスクリーン装置の各実施形態について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない範囲で様々な設計変更が可能であることは言うまでもない。
1A,1B ロールスクリーン装置
2 巻取り軸
3 巻取りボックス
10 スクリーン
11,12 ファスナ部材
20 上部横枠
23 側壁
24 突出壁
25 開口部
40 操作框
41 係合鉤(係合部)
50 上部インナーレール(上部ガイド部材)
50a,50b 両端部
51,61,84 スリット溝
53 鍔部
54 被係合凸部(被係合部)
60 下部インナーレール(下部ガイド部材)
80 下部ガイド枠(下部ガイド部材)

Claims (5)

  1. ガイド用のファスナ部材が、少なくとも上端に取り付けられた可撓性のスクリーンと、
    横方向に延びて上記スクリーンの上方に設けられた上部横枠と、
    スクリーンの横方向の一端を連結した巻取り軸が内部に収容されている巻取りボックスと、
    上記巻取りボックスから繰出されたスクリーンのファスナ部材を抜止状態で摺動自在に係合させるスリット溝が下面に開設されていて、上記上部横枠内に収容された長尺の上部ガイド部材と、
    上記スクリーンの横方向の他端に取り付けられ、上記上部ガイド部材に沿ってスライドする操作框と、
    を備えたロールスクリーン装置であって、
    上記上部横枠は、下方に開口した中空に形成されていて、その内部には、長手方向に沿ってそれぞれの側壁から内向きに突設された一対の突出壁を有し、
    上記上部ガイド部材には、長手方向に沿ってそれぞれの側壁から外向きに突設された一対の鍔部が形成されており、
    上記上部横枠内において上記上部ガイド部材は、その一対の鍔部を上記一対の突出壁の上側にそれぞれ配置すると共にそのスリット溝を該一対の突出壁間に配置した状態で、その両端部が該上部横枠に対して固定され、かつ、該上部ガイド部材の上に空間を形成することで、上方向に撓むことが許容されており、
    上記鍔部とそれに対向する突出壁との間には付勢部材が設けられ、上記上部ガイド部材に対して上方向の付勢力を付与している、
    ことを特徴とするロールスクリーン装置。
  2. 上記操作框の上端部に一対の係合部が形成されると共に、上記上部ガイド部材の両側壁にはそれぞれ被係合部が形成され、
    これら被係合部に上記一対の係合部をそれぞれ係合させることにより、上記操作框が上記上部ガイド部材に対して摺動自在に保持されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のロールスクリーン装置。
  3. 上記付勢部材は、上記鍔部又は上記突出壁の何れか一方に一端部を固定し、何れか他方に他端部を当接した細長い板バネから成り、
    該板バネは、上記上部ガイド部材の長手方向に延設されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロールスクリーン装置。
  4. 上記上部横枠は、下方に開口した中空に形成されていて、建物開口部の上枠に固定するための上部外横枠と、該上部外横枠の内部に着脱可能に収容されていて、上記上部ガイド部材を収容した上部内横枠とから構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のロールスクリーン装置。
  5. 上記スクリーンの下端にもガイド用のファスナ部材が取り付けられており、
    そのファスナ部材を抜止状態で係合させるスリット溝が上面に開設された下部ガイド部材を、上記巻取りボックスから繰り出されたスクリーンの下端に沿うように設けた、
    ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のロールスクリーン装置。
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