JP5496867B2 - 横引き式スクリーン装置 - Google Patents
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Description
ところで、このような張紐による平行移動機構を備えたスクリーン装置においては、スクリーンを多段に貫通させた張紐が框内などで絡みやすく、框内における張り廻しが複雑になりがちで、メンテナンス等によりスクリーンを框から着脱する際に、作業性が必ずしも良好であるとはいえなかった。
そして、より望ましくは、上記スクリーンが、多数の襞を交互に逆方向に折り畳むことにより形成されていて、上記ベース体が、略平板状に形成されており、該スクリーンの第1端の襞が、上記ベース体における上記ヒンジ部とは逆側の縦縁で折り返されて、該ベース体の内面に固定され、上記カバー体に設けられた係合爪が、上記ベース体における上記ヒンジ部とは逆側の縦縁に対し、上記スクリーンを挟んで係合される。
本実施形態の横引き式スクリーン装置は、防虫、遮光、目隠しあるいは断熱等のためのスクリーンをアコーディオン式に開閉自在なものとして、建物開口部1において横方向に延びる一対の上下枠1a,1bと縦方向に延びる一対の側枠1c,1dの間に設置するもので、上記上枠1aに固定される上固定枠2と、上記下枠1bに固定される下固定枠3と、上記上固定枠2及び下固定枠3により上下端部をスライド自在に支持された第1の框部材としての可動框4と、上記一対の側枠1c,1dのうち第1の側枠1cに固定された第2の框部材としての固定框5、及び第2の側枠1dに固定された縦固定枠(受枠)6と、縦方向に延びる多数の襞を交互に逆方向に折り畳むことにより横方向に拡縮自在に形成され、左右両端が上記可動框4及び固定框5に連結して保持されたプリーツ状のスクリーン7と、上記スクリーン7の左右両端間を多段に横方向に貫通させて張り廻された張紐8により構成され、上記固定框5に対する可動框4の平行状態を常時維持して可動框4によるスムーズかつ安定した開閉操作を実現すると共に、風圧等の外力によるスクリーンのたわみを抑制するための平行移動機構とを有している。
なお、該可動框4の上下端には転動輪4a,4aがそれぞれ取り付けられていて、該可動框4によるスクリーン装置の開閉操作時に、該転動輪4a,4aが上記上下固定枠2,3のガイド面2a,3aを転動することにより、該可動框4がスムーズにスライドするようになっている。
一方、上記スクリーン7の左端である第2端の固定板10に対する固定は、張紐8がスクリーン7からの導出位置において長手方向に移動しない状態で用いられているので、張紐8の移動を考慮する必要はなく、固定板10に対してスクリーン7を両面接着テープや接着剤等を用いて適宜固定することができる。
すなわち、上記連結部材9は、前述したように、可動框4のスクリーン収容部11の内底において、一対の第1係合突部13,13で開口幅を絞られたスクリーン取付溝12内に係脱自在に収容されるが、この収容状態においては、上記スクリーン7に拡張方向の力が作用した際に、上記連結部材9の係合爪19d側が上記係合突部13の一方に当接すると共に、該連結部材9のヒンジ部21側が上記スクリーン取付溝12の内面に当接する方向への移動を拘束されることにより、該連結部材9が該スクリーン取付溝12から抜脱するのを阻止されるように構成される。
また、連結部材9をスクリーン取付溝12から取り出す際には、図5の(b)に示すように、連結部材9を係合爪19d側に寄せればよく、それにより、連結部材9のヒンジ部21側がスクリーン取付溝12の係合突部13に係止しなくなるので、連結部材9を傾倒させてそれをスクリーン取付溝12から容易に取り出すことができる。
特に、上記張紐8を架け廻すに際し、該張紐8を連結部材9の上下端から導出する場合には、図6の(a)に示すように、連結部材9のカバー体19とベース体18とを開放状態とし、この状態で張紐8を連結部材9の上下端に導くように配置した後、同図(b)に示すように、カバー体19の係止爪19dをベース体18に係合して、連結部材9を閉鎖状態にすればよく、これにより張紐8は連結部材9内に纏めて収容される。
また、図6の(b)に示す連結部材9を可動框4に取り付けることにより、図7に示すようにスクリーン組立体を構成することができる。
2 上固定枠
3 下固定枠
4 可動框
5 固定框
7 スクリーン
8 張紐
9 連結部材
9a 第1段部
9b 第2段部
12 スクリーン取付溝
12a 第1溝部
12b 第2溝部
13 係合突部
18 ベース体
18a,18b 縦縁
19 カバー体
19a 縦縁
19d 係合爪
20 中空部
21 ヒンジ部
Claims (7)
- 建物開口部の両側に互いに平行を成して立設され、少なくとも一方の横方向へのスライド操作により相互間隔が変更自在な第1及び第2の框部材と、該第1及び第2の框部材にそれぞれ連結される第1端及び第2端を有し、折り畳みにより横方向に拡縮自在に形成されたスクリーンと、該スクリーンの第1端と第2端との間を多段に横方向に貫通させて張り廻された張紐により構成され、上記第1及び第2の框部材の平行状態を維持するための平行移動機構とを有していて、
上記スクリーンの少なくとも第1端には、上記第1の框部材に対し係脱自在な連結部材が取り付けられ、
該連結部材は、上記スクリーンの第1端が直接的に固定されたベース体と、凹溝状の内面を有し該ベース体の内面との間に上下方向に延びる中空部を形成するカバー体とを有していて、該カバー体の一方の縦縁を該ベース体の一方の縦縁に対しヒンジ部で開閉可能に連結することにより、一体に形成されており、
上記スクリーンを多段に貫通して第1端に導出された各張紐が、上記ベース体を貫通して、全て上記連結部材の中空部内を通じて上下方向に導かれる、
ことを特徴とする横引き式スクリーン装置。 - 上記連結部材の長さが、上記スクリーンの縦寸法以下、スクリーンの最上段に張られた張紐と最下段に張られた張紐との距離以上であって、上記ベース体とカバー体とが同じ長さを有している、
ことを特徴とする請求項1に記載の横引き式スクリーン装置。 - 上記スクリーンが、多数の襞を交互に逆方向に折り畳むことにより形成されていて、
上記ベース体が、略平板状に形成されており、
該スクリーンの第1端の襞が、上記ベース体における上記ヒンジ部とは逆側の縦縁で折り返されて、該ベース体の内面に固定され、
上記カバー体に設けられた係合爪が、上記ベース体における上記ヒンジ部とは逆側の縦縁に対し、上記スクリーンを挟んで係合されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の横引き式スクリーン装置。 - 上記第1の框部材には第2の框部材側に向けた開口を有するスクリーン取付溝が設けられていて、上記連結部材が該スクリーン取付溝内に係脱自在に収容されており、
上記スクリーン取付溝の開口には一対の係合突部が内方向に向けて突設されていて、これら係合突部によりその開口幅が上記連結部材の幅よりも狭められており、
上記スクリーンに拡張方向の力が作用した際に、上記連結部材の係合爪側が上記係合突部に当接すると共に、該連結部材のヒンジ部側が上記スクリーン取付溝の内面に当接することにより、該連結部材が該スクリーン取付溝から抜脱するのが阻止されるように構成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の横引き式スクリーン装置。 - 上記スクリーン取付溝が、その横断面において、スクリーン側に配された幅広の第1溝部と、その第1溝部の溝底に配された幅狭の第2溝部とにより略凸字状に形成され、
上記連結部材が、その横断面において、スクリーン側に配された幅広の第1段部と、その第1段部の段上に配された幅狭の第2段部とにより略凸字状に形成されており、
上記第1溝部が、上記第1段部よりも幅広に形成され、
上記第2溝部が、上記第1段部よりも幅狭かつ上記第2段部よりも幅広に形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の横引き式スクリーン装置。 - 上記スクリーン取付溝の横断面において、上記第2溝部が上記第1溝部における溝底の中央に形成されており、
上記連結部材の横断面において、上記第2段部が上記第1段部の段上における上記ヒンジ部側に偏寄した位置に形成され、
上記スクリーン取付溝の第2溝部に連結部材の第2段部が係合した状態では、スクリーン取付溝内において連結部材をヒンジ部側に寄せても、上記連結部材の係合爪側がスクリーン取付溝の開口の係合突部に係合してスクリーン取付溝の開口から脱出せず、逆にスクリーン取付溝内において連結部材を係合爪側に寄せれば、連結部材のヒンジ部側がスクリーン取付溝の開口の係合突部に係合することなくスクリーン取付溝の開口から脱出するような寸法関係に形成されている、
ことを特徴とする請求項5に記載の横引き式スクリーン装置。 - 上記第1の框部材が、上記建物開口部に対し横方向にスライド自在に設けられた可動框で、上記第2の框部材が、上記建物開口部の一方の側枠に固定された固定框であり、
上記スクリーンの第1端に取り付けられた連結部材の上下端から導出された張紐が、上記可動框の上下端部において横方向に転向され、該可動框を貫通することなく該可動框の上下端を通って、上記建物開口部の他方の側枠側へと導かれている、
ことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の横引き式スクリーン装置。
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