JP2605104Y2 - 折り畳み式スクリーン装置 - Google Patents

折り畳み式スクリーン装置

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JP2605104Y2
JP2605104Y2 JP1997010301U JP1030197U JP2605104Y2 JP 2605104 Y2 JP2605104 Y2 JP 2605104Y2 JP 1997010301 U JP1997010301 U JP 1997010301U JP 1030197 U JP1030197 U JP 1030197U JP 2605104 Y2 JP2605104 Y2 JP 2605104Y2
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谷 守 守
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建物開口部に取り付け
て使用する折り畳み式スクリーン装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】折り畳みにより伸縮自在としたスクリー
ンの端部を開閉操作用の可動框に取り付けると共に、ス
クリーン枠内に配設された張紐により上記可動框の姿勢
を拘束する平行移動機構を付設したものは、既に提案さ
れている。この種のスクリーン装置は、スクリーンに挿
通された張紐によって、可動框を正確に平行移動させて
安定的に開閉操作を行うことができる点で有効なもので
あるが、張紐が略平行に張設される部分で接触する可能
性があり、これを防止するため、張紐を巻き掛けるプー
リや転向子の位置をずらせるなどの手段を配慮している
が、それに伴ってスクリーン枠が大きくなるなどの問題
があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の技術的課題
は、簡単な手段により張紐が略平行に張設される部分で
の張紐相互の接触を防止するため手段を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案においては、上枠部材と下枠部材及び左右の
側枠部材からなる四角形のスクリーン枠内に、多数のプ
リーツを施すことによりアコーディオン式に伸縮自在と
なしたスクリーンを伸縮により開閉するように配設し、
スクリーンの一端を側枠部材に固定すると共に、スクリ
ーンの他端を開閉操作用の可動框に取り付け、該可動框
をスクリーン枠に移動自在に保持させ、上記可動框とス
クリーン枠との間に、可動框の上下端から導出した張紐
による平行移動機構を付設することにより構成したスク
リーン開閉装置において、上記平行移動機構を構成する
張紐の一端を可動框の上下端からスクリーン枠の角部に
導くに際し、該張紐の可動框端部への取り付け端をガイ
ド溝の側方に偏寄させ、あるいは、上記平行移動機構を
構成する張紐の一端を可動框の上下端からスクリーン枠
の角部に導くに際し、該張紐を可動框の端部からガイド
溝の溝底に向けて傾斜するものとしたことを特徴として
いる。
【0005】
【実施例】図面に示す実施例は、本考案の折り畳み式ス
クリーン装置を、建物開口部における既設のサッシに取
り付け可能な横開き式のものとして構成した場合を示す
もので、図1乃至図3において、1は四角形状をなすス
クリーン枠、2,3は該スクリーン枠1内に伸縮により
開閉自在なるように取り付けられた遮光幕及び防虫網を
示している。
【0006】上記スクリーン枠1は、溝型の上枠部材1
a及び下枠部材1bと左右の側枠部材1c,1dとを、
ねじで相互に連結することにより形成され、建物開口部
におけるサッシに適宜手段で固定し得るようになってい
る。
【0007】また、上記遮光幕2及び防虫網3は、それ
ぞれ、多数のプリーツをジグザグ状に施すことによりア
コーディオン式に伸縮自在なるように構成したもので、
スクリーン枠1の右方と左方とに、プリーツを縦向きに
して上下端を上枠部材1a及び下枠部材1bの凹部5,
5内にそれぞれ嵌入することにより、左右方向に伸縮す
るように配設されている。そして、上記遮光幕2の外側
端は一方の側枠部材1cの凹部6内に固定され、防虫網
3の外側端は他方の側枠部材1dの凹部6内に固定さ
れ、相対向するこれら遮光幕2及び防虫網3の内側端に
は、それぞれ開閉操作用の可動框7a,7bが取り付け
られている。
【0008】上記遮光幕2としては、織布や不織布、
紙、合成樹脂シートなど、遮光性を持つシート状素材が
好適に使用され、防虫網3としては、化学繊維製の線条
等からなるネットが好適に使用される。
【0009】上記可動框7a,7bは、それぞれの下端
に転輪8を備え、遮光幕2又は防虫網3の開閉時に該転
輪8が下枠部材1bのレール9上を走行するようになっ
ており、走行時の振れを防いでその走行を安定させるた
め、各可動框7a,7bの上下端にはそれぞれガイド部
材10が突設され、これらのガイド部材10が、スクリ
ーン枠1の上枠部材1a及び下枠部材1bに形成された
ガイド溝11に、このガイド溝11の側方へ偏寄した状
態でそれぞれ摺動自在に嵌合している。
【0010】各可動框7a,7bの遮光幕2及び防虫網
3を取り付けた取付面はそれぞれ凹部13になってい
て、該可動框7a,7bの凹部13と側枠部材1c,1
dの凹部6とによって遮光幕2又は防虫網3の収容部が
形成され、遮光幕2又は防虫網3が開放されたとき即ち
それらが折り畳まれたときに、図5に示すように、該収
容部内に折り畳まれた遮光幕2又は防虫網3が完全に収
納されるようになっている。このとき、可動框7a,7
bが側枠部材1c,1dの凹部6の内底に当接するよう
になっていても良い。
【0011】また、両可動框7a,7bの相対向する内
側面には、一方の可動框7bに縦方向の凹溝15が形成
されると共に、他方の可動框7aに縦方向の突条16が
形成され、両可動框7a,7bを相互に当接させたと
き、図6に示すように、該突条16が凹溝15に嵌入す
るようになっている。
【0012】上記遮光幕2及び防虫網3の開閉操作時
に、可動框7a,7bが傾くことによって開閉操作が不
円滑になるのを防止し、該可動框7a,7bを鉛直に保
持することによってその上下端を確実に平行移動させる
ことができるようにするため、平行移動機構が設けられ
ている。この平行移動機構は、各可動框7a,7bの上
半部と下半部とに張紐の両端を固定し、これらの張紐の
中間部分を、スクリーン枠1に設けたプーリや固定ガイ
ド等の転向子に適宜巻き掛けることにより左右の側枠部
材間に張り渡したもので、可動框7a,7bを上半部又
は下半部を持って動かした場合に、上記張紐を通じて可
動框7a,7bの下半部又は上半部にも同じ大きさの力
が移動方向に加わるようにし、それによって、該可動框
7a,7bの鉛直が保持されて上下両端部が水平移動す
るように構成したものである。
【0013】図1に示す平行移動機構について、それを
模式的に示す図4と共に更に詳細に説明すると、遮光幕
2に取り付けられた可動框7aの上半部には、2本の張
紐20a,20bの一端が固定されている。このうち張
紐20aは、遮光幕2を貫通して右方向に延び、該遮光
幕2の端部が固定されている右側の側枠部材1cに導か
れたあと、上下の転向子21及び22に巻き掛けられて
下枠部材1b内に導かれると共に、該下枠部材1b内を
通じて左側の側枠部材1dに導かれ、その下端の転向子
23に巻き掛けられて右方向に反転したあと、ガイド溝
11の側方に偏寄した下方のガイド10から再び上記可
動框7a内に導かれ、その先端が該可動框7aの下半部
に固定されている。一方、上記張紐20bは、ガイド溝
11の側方に偏寄した上方のガイド10から上枠部材1
a内に引き出されたあと、この上枠部材1a内を上下方
向に傾斜した状態で左方向に延び、左側の側枠部材1d
に導かれたあと、上下の転向子24,23に巻き掛けら
れて右方向に変向し、下枠部材1b内を通じて右側の側
枠部材1cに導かれ、該側枠部材1c内の転向子22,
25に巻き掛けられて左方向に反転し、遮光幕2を貫通
して可動框7a内に導かれたあと、その先端が該可動框
7aの下半部に固定されている。
【0014】また、防虫網3に取り付けられた可動框7
bの上半部にも、同様に2本の張紐30a,30bの一
端が固定されている。このうち張紐30aは、防虫網3
を貫通して左方向に延び、該防虫網3の端部が固定され
ている左側の側枠部材1dに導かれたあと、転向子26
及び24に巻き掛けられて上枠部材1a内に導かれると
共に、該上枠部材1a内を通じて右側の側枠部材1cに
導かれ、その上下端の転向子27及び22に巻き掛けら
れて左方向に反転したあと、下枠部材1b内を上下方向
に傾斜した状態で延び、ガイド溝11の側方に偏寄した
下方のガイド10から再び可動框7b内に導かれたあ
と、その先端が該可動框7bの下半部に固定されてい
る。一方、上記張紐30bは、ガイド溝11の側方に偏
寄した上方のガイド10から上枠部材1a内に引き出さ
れて、この上枠部材1a内を通じて右方向に延び、右側
の側枠部材1cに導かれたあと、転向子27に巻き掛け
られて左方向に反転し、上枠部材1a内を通じて左側の
側枠部材1dに導かれ、上下の転向子24,28に巻き
掛けられて右方向に変向し、防虫網3を貫通して可動框
7b内に導かれたあと、その先端が該可動框7bの下半
部に固定されている。
【0015】従って、いずれの可動框7a,7bを開閉
操作するに当り、その可動框7a,7bを上半部側又は
下半部側を持って動かした場合でも、上記各張紐を通じ
て該可動框7a,7bの下半部又は上半部にも同じ大き
さの力が移動方向に加わるため、該可動框7a,7bは
確実に鉛直を保持したまま上下両端部が水平移動するこ
とになり、これにより、遮光幕2及び防虫網3を安定的
に開閉操作することができる。
【0016】また、上記平行移動機構を構成する張紐2
0a,20b,30a,30bの一端を可動框7a,7
bの上下端からスクリーン枠1の角部に導くに際し、こ
れらの張紐の可動框端部への取り付け端をガイド溝11
の側方に偏寄させたり、あるいは、上記平行移動機構を
構成する張紐の一端を可動框7a,7bの上下端からス
クリーン枠1の角部に導くに際し、張紐20b,30a
を可動框7a,7bの端部からガイド溝11の溝底に向
けて上下方向に傾斜させたことにより、張紐が略平行に
張設される部分での張紐相互の接触を防止してそれらが
擦れるのを防ぐことができる。
【0017】上記構成を有するスクリーン装置におい
て、遮光幕2を使用するときは、可動框7a,7bを図
1の左方に移動させることにより、図5及び図6に示す
ように防虫網3を折り畳むと共に遮光幕2を伸長させ、
防虫網3を使用するときは、可動框7a,7bを図1の
右方に移動させることにより、遮光幕2を折り畳むと共
に防虫網3を伸長させる。これにより、防虫網3と遮光
網とを必要に応じて使い分けることができる。このと
き、不使用の遮光幕2又は防虫網3は上記の如く折り畳
まれ、可動框7a,7bと側枠部材1c,1dとの間に
収納される。
【0018】上記実施例では、遮光幕2として、多数の
プリーツをジグザグ状に施すことにより伸縮自在とした
ものを使用しているが、図7に示すように、両端プリー
ツにより扁平に折り畳み可能な筒状部片33を一定幅で
順次接合することにより、伸縮自在となしたものを使用
することもできる。
【0019】なお、上記折り畳み式スクリーン装置は、
既設のサッシに取り付ける場合だけでなく、建物開口部
に直接的に取り付けるなど、任意の態様で設置すること
ができることはいうまでもない。
【0020】
【考案の効果】以上に詳述した如く、本考案によれば、
簡単な手段により張紐が略平行に張設される部分での張
紐相互の接触を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる折り畳み式スクリーン装置の一
実施例を示す部分破断正面図である。
【図2】図1におけるA−A線での断面図である。
【図3】図1におけるB−B線での断面図である。
【図4】図1における可動框の平行移動機構の構成を模
式的に示す説明図である。
【図5】図1のスクリーン装置の1使用状態を示す部分
破断正面図である。
【図6】図5のC−C線での断面図である。
【図7】遮光幕の他の構成例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 スクリーン枠 1a 上枠部材 1b 下枠部材 1c,1d 側枠
部材 2 遮光幕 3 防虫網 7a,7b 可動框 11 ガイド溝 20a,20b,30a,30b 張紐

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上枠部材と下枠部材及び左右の側枠部材か
    らなる四角形のスクリーン枠内に、多数のプリーツを施
    すことによりアコーディオン式に伸縮自在となしたスク
    リーンを伸縮により開閉するように配設し、スクリーン
    の一端を側枠部材に固定すると共に、スクリーンの他端
    を開閉操作用の可動框に取り付け、該可動框をスクリー
    ン枠に移動自在に保持させ、上記可動框とスクリーン枠
    との間に、可動框の上下端から導出した張紐による平行
    移動機構を付設することにより構成したスクリーン開閉
    装置において、 上記平行移動機構を構成する張紐の一端を可動框の上下
    端からスクリーン枠の角部に導くに際し、該張紐の可動
    框端部への取り付け端をガイド溝の側方に偏寄させた、
    ことを特徴とする折り畳み式スクリーン装置。
  2. 【請求項2】上枠部材と下枠部材及び左右の側枠部材か
    らなる四角形のスクリーン枠内に、多数のプリーツを施
    すことによりアコーディオン式に伸縮自在となしたスク
    リーンを伸縮により開閉するように配設し、スクリーン
    の一端を側枠部材に固定すると共に、スクリーンの他端
    を開閉操作用の可動框に取り付け、該可動框をスクリー
    ン枠に移動自在に保持させ、上記可動框とスクリーン枠
    との間に、可動框の上下端から導出した張紐による平行
    移動機構を付設することにより構成したスクリーン開閉
    装置において、 上記平行移動機構を構成する張紐の一端を可動框の上下
    端からスクリーン枠の角部に導くに際し、該張紐を可動
    框の端部からガイド溝の溝底に向けて傾斜するものとし
    た、ことを特徴とする折り畳み式スクリーン装置。
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