JP4155950B2 - 横引き網戸 - Google Patents

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Description

本発明は、交互に逆方向に折り返して伸縮可能とした防虫用ネットを横引きにより開閉自在とした横引き網戸に関するものであり、さらに詳しくは、上記ネットを張紐により保持させてネットの開閉を行うようにした横引き網戸の改良に関するものである。
この種の網戸では、ネットを開閉するためにネットの両端を可動框と固定框に取り付けたり、あるいは二つの可動框に取り付けたりして、左右いずれかの片開き、あるいは左右の一方を選択的に開閉する両開きで開閉できるようになっている。
そして、ネットの自立性を保ち、風圧に対する強度を持たせるために、複数本の張紐を可動框等に固定するとともに網戸の固定框と可動框との間でネットを貫通した所定の経路に張設している(特許文献1)。
しかしながら、張紐をこのように張設した網戸においては、ネットの破損等によりネットを交換する必要が生じた場合に、張紐をネットから抜き取らなければならないとともに新しいネットを設置する際にもネットの開孔に挿通しなければならないと云う手間が必要であり、ネット交換が面倒であると云う問題があった。また、上記張紐は、網戸の固定框や可動框に固定されている場合がほとんどであり、一般のユーザーが家庭でネット交換をすることは実質的に困難であった。
このような問題を改善するために、上記ネットの表裏面に沿って複数の張紐を張設し、これらの張紐間に該ネットを挟んでネットの開閉を行うようにした網戸も提案されている(特許文献2)。
この網戸では、ネット交換において張紐をネットの開孔に挿通する必要がないので、ネット交換が容易であるが、ネットの自立性を確保するために該ネットの上下端を多点でガイドさせることが必須となり、ネットの保持構造の一層の簡素化およびネット交換の一層の容易化が望まれていた。
特開平5−179875号公報 特開平8−093359号公報
本発明の技術的課題は、交互に逆方向に折り返して伸縮可能としたネットを横引きにより開閉自在とした横引き網戸において、ネットの自立性を保ち、風圧に対する強度を持たせるために、張紐をネットに挿通させる必要がないばかりか、張紐の張設構造が簡単であり、かつ、ネット交換が容易である横引き網戸を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、平行な折り目により交互に逆方向に折り返して、該折り目での折畳みにより伸縮可能とした防虫用ネットを横引きにより開閉自在とし、該ネットの伸縮方向に伸びる張紐を、該ネットの伸縮方向両端を着脱自在に取り付けた框間に張設してなる横引き網戸おいて、上記ネットの表裏面の少なくとも一方の面における折り目の頂部に位置させて、上記張紐に係止する張紐係止体を設け、上記張紐係止体は、上下方向に伸びる長穴を有するとともに、上記張紐が該長穴に進入可能なスリットを該長穴の下部に連通させた枠状をなすものとし、該張紐係止体を上記スリットを通して上記張紐に係止させたことを特徴とするものである。
上記張紐係止体は、上記ネットの全面において均等間隔の折り目の頂部における上記張紐に対応する部位に設けることが望まれる。
本発明の横引き網戸の好ましい実施形態においては、上記張紐係止体が、上記ネットの折り目の頂部に当接する枢軸部と、該枢軸部上から突出するとともに上下方向に伸びる長穴を備えた枠状の係止部と、上記枢軸部に連設され、該枢軸部を中心に蝶番状に回動する2枚の翼板とを有し、該2枚の翼板を上記ネットの頂部を挟んだ両側面に支持させたものとして構成され、あるいは、上記張紐係止体が、上記ネットの一側面に支持される板状部と、上記張紐に対応する複数の部位において突出して上下方向に伸びる長穴を有する枠状の係止部とを有するものとして構成される。
また、本発明の他の実施形態においては、上記防虫用ネットの伸縮方向両端にそれぞれ固定板を固定し、該固定板を面状ファスナによりそれぞれの框に着脱自在にすることができる。
さらに、上記ネットにおける上下の双方または一方にフックを取り付け、このフックを網戸枠の横枠材のガイド溝に摺動自在に係合させ、上記フックをガイド溝またはネットと着脱自在にすることにより、上記ネットを横枠材から着脱自在とすることができる。
上記構成を有する横引き網戸においては、框間へのネットの着脱に際して、上記張紐に上記張紐係止体を係脱するとともに、該框とネットの伸縮方向両端との着脱を行うという簡単な操作により、張紐とネットを容易に着脱することができる。
上記構成を有する本発明の横引き網戸によれば、張紐によりネットの自立性を保つことができ、しかも、風圧に対する強度を持たせるために、張紐をネットに挿通させる必要がなく、張紐の張設構造が簡単であり、かつ、ネット交換が容易である。
以下に、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1ないし図5は、本発明の第1実施例に係る片開きの横引き網戸を示している。
図示の横引き網戸1は、建物開口部に取り付けられる網戸枠を備え、この網戸枠は、固定框である縦枠材2,3と、図示を省略した上横枠材4と下横枠材5(図9参照)とを備えている。
上記網戸枠内には、縦枠材2に一端が固定された防虫用ネット10と、該ネット10の他端が固定されて上下横枠材(図示省略)に横引きをガイドされた開閉操作用の可動框11とが設けられ、可動框11を横引きすることにより該ネット10が伸縮自在となるように取り付けられている。また、上記網戸枠内には、複数の張紐12a〜12dが、縦枠材2と可動框11との間でネット10の表面に沿って所定の経路を形成するように張設されている。
上記防虫用ネット10は、図3および図4に明瞭に示すように、上下方向に向く平行な折り目により交互に逆方向に折り返して、該折り目での折畳みにより伸縮可能に形成されており、その伸縮方向の両端がそれぞれネット10の高さに略一致する合成樹脂ないしはアルミニュウム等からなる固定板14,14に固定され、これらの固定板14のそれぞれには、ネット10を固定した面の裏面に面状ファスナ15Aが固定されている。一方、縦枠材2の内方の固定板14との対向面には、上記面状ファスナ15Aと接合される面状ファスナ15Bが、対応位置に固定されている。また、可動框11の内方の固定板14の対向面には、上記と同様な面状ファスナ15Bが、同様に固定されている。上記面状ファスナ15Aと面状ファスナ15Bとは、相互の接合面を圧接することにより簡単に係合するとともに、引張ることにより簡単に剥離する構成を有している。
そして、上記防虫用ネット10と、外面に面状ファスナ15Aを固定してある両固定板14とが、縦枠材2と可動框11とに着脱自在なネットユニット8を構成している。
上記張紐12a〜12dは、可動框11を横引きした際に、伸縮可能な防虫用ネット10を円滑に伸縮させるとともに、可動框11を安定して平行移動させるための平行移動機構を構成するものである。この張紐12a〜12dは、図2に示すように、その4本が、ネット10を介して対向する縦枠材2と可動框11との間に、ネット10に挿通することなく、該ネットの表面に沿ってネットの伸縮方向に張設されたものである。すなわち、図3に示すように、ネット10の折り目の頂部10aに近接して延びるように、該ネット10の側面に沿って配設されている。
上記張紐は、具体的には、可動框11の高さ方向にほぼ一定の間隔になるように該可動框11に各張紐12a〜12dの各一端が固定され、それらの張紐12a〜12dは、ネット10の伸縮方向に沿って縦枠材2まで導かれ、縦枠材2内で図示しない転向子により縦枠材2内を上方に導かれて上横枠材内に至り、該上横枠材内で図示しない転向子により更に転向されて該上横枠材内を縦枠材3内に導かれている。
そして、縦枠材3の上端部において、可動框11からネット10の上半部に沿って導かれてきた張紐12a,12bは、転向子により転向して縦枠材3の下端部まで導かれ、そこで更に転向されて可動框11の下部に固定されている。
一方、可動框11からネット10の下半部に沿って導かれてきた張紐12c,12dは、縦枠材3の上端部の転向子に巻き掛けたうえで戻り方向に導かれ、可動框11の上部に固定されている。
上記張紐12a〜12dにネット10を保持させるため、該ネット10における折り目の頂部10aに、上記張紐12a〜12dに係止する張紐係止体13を設けている。この張紐係止体13は、ネット10の全面における略均等間隔の折り目の頂部10aで、上記張紐12a〜12dに対応する部位に取り付けるもので、合成樹脂の成形体からなり、図1に示すように、矩形の枠状係止部13aに上下方向に伸びる長穴13bを設けるとともに、張紐12a〜12dを該長穴13b内に進入させ得るスリット13cを有し、基端側を固定部とするものである。そして、この張紐係止体13は、ネット10の表面に形成された折り目の頂部10a近辺に接着等により保持させて、該頂部10aから前方に突出させている。なお、上記張紐係止体13はネット10に溶着、縫着、その他の任意手段で取り付けることができる。
上記張紐係止体13に設けたスリット13cは、該張紐係止体13の下部から長穴13bに向って斜め上方に伸びるもので、このスリット13cは、その幅が張紐12a〜12dの太さに一致するか、わずかに狭くなっていて、張紐12a〜12dを押圧により該スリット13cから長穴13b内に進入させることはできるが、みだりに抜脱しないものであることが望まれる。
このような張紐係止体13は、そのスリット13cを通して張紐12a〜12dを長穴13b内へ進入させることにより、ネット10をそれらの張紐に対して吊持状に係止させることができるものであり、この張紐係止体13はネット10における張紐12a〜12dに対応する位置に適宜離散的に設けることができる。
つぎに、上記横引き網戸1へのネットユニット8の設置手順と、設置された横引き網戸1から該ネットユニット8を着脱する手順について説明する。
図4及び図5は、建物開口部へ設置した横引き網戸1の網戸枠と、この網戸枠に防虫用ネット10を含むネットユニット8を取り付ける状態を示している。
網戸枠の縦枠材2,3および可動框11には、予め張紐12a〜12dが図2に示す状態で巻き掛けられており、この網戸枠における縦枠材2と可動框11との間に、取り付けようとするネットユニット8のネット10を畳んだままで持ち込み、該ネットに取り付けられた多数の張紐係止体13を4本の張紐12a〜12dに係止させるとともに、該ネット10の両端の固定板14における面状ファスナ15Aを、縦枠材2と可動框11のそれぞれの内面に設けた面状ファスナ15Bに押し付けて固定する。
張紐係止体13の張紐12a〜12dへの係止は、スリット13cをそれらの張紐に押し当てることにより、スリット13cが弾性的に拡幅して張紐を長穴13b内に簡単に進入させることができるので、その作業を容易に行うことができる。
ネット10の交換が必要になった場合は、上記取り付け時と反対の手順でネットユニット8を取外すことができる。
すなわち、まず両固定板14,14の面状ファスナ15Aを縦枠材2と可動框11の面状ファスナ15Bからそれぞれ離脱させ、ついで、そのネットユニット8を畳んだ状態で張紐12a〜12dから張紐係止体13を外せばよい。これにより、ネットユニット8は網戸枠から完全に取り外される。そして、新しいネットユニット8を上記設置時と同様に取り付ければ、ネットユニット8の交換が完了する。
上記張紐係止体13は、図6または図7の第2実施例または第3実施例に示すように構成することもできる。
なお、これらの図では張紐係止体の部分以外は第1実施例の場合と実質的に変わるところがないので、それらについては省略している。
図6に示す第2実施例において、張紐係止体23は、ネット10の折り目の頂部10aに当接する枢軸部24と、この枢軸部24から突出して上下方向に伸びる矩形状の係止部25と、上記枢軸部24に連設されて該枢軸部24を中心に蝶番状に回動可能にした2枚の翼板26A,26Bとを有し、それらが合成樹脂により一体成形されている。上記枢軸部24は、係止部25と一体化させているが、この係止部25は、上記第1実施例の張紐係止体13の係止部13aと実質的に同様の構造を有するものであり、該張紐係止体13と同様の上下方向に伸びる長穴25bと、該長穴25bに連通するスリット25cとを有している。
また、上記2枚の翼板26A,26Bは、係止部25と一体である枢軸部24の両角辺から、係止部25の板厚より十分に薄い溝状の薄肉部を介して連設され、この薄肉部をヒンジとして枢軸部24を中心に蝶番状に回動できるようにしている。そして、この張紐係止体23は、枢軸部24をネット10の頂部10aに当接し、翼板26A,26Bをネット10の頂部10aを形成する両側面にそれぞれ接着剤等で接合することによりネット10に取り付けられるものである。
このような構成を有する張紐係止体23は、それを第1実施例で説明したような張紐12に係止して可動框11を移動させると、ネット10の伸縮に応じて翼板26A,26Bが回動し、ネット10の円滑な伸縮を損なうことはない。
なお、この張紐係止体23は、合成樹脂により一体成形され、枢軸部24と係止部25とが一体化されているが、それに限られるわけではなく、複数部品の結合によって構成することができる。
図7に示す第3実施例において、張紐係止体33は、上記防虫用ネット10の折り目の頂部10aを形成する両側面のうちの一方の全側面に接合保持される板状部34と、ネット10の張紐12に対応する部位に突設された該張紐12に係止する複数の係止部35とを有している。この張紐係止体33は、合成樹脂ないしはアルミニュウムなどで一体成形することが好ましいが、これらの材質に限られるものではない。
上記係止部35は、前記第1実施例の張紐係止体13と同様に、長穴35aとそれに連通するスリット35bとを有するものである。
上記板状部34は、図示の例では、ネット10の側面の全面に接合させるようにしているが、ネット10の側面に部分的に接合させることもでき、その接合のための手段としては、任意手段を用いることができる。
なお、この張紐係止体33をネット10の一側面の全面に接合するようにした場合には、ネット10の自立性を向上させることができる。
また、上記張紐は、第1実施例(図2)に示した形態に限らず、種々態様で張設することができる。
図8は、その張紐の異なる張設態様を示すもので、この例における張紐12e〜12hは、第1実施例と同様に、その4本が、ネット10を介して対向する縦枠材2と可動框11との間に、ネット面に沿って、ネット10に挿通することなく、ネットの伸縮方向に張設され、可動框11を横引きした際に、伸縮可能な防虫用ネット10を円滑に伸縮させるとともに、可動框11を安定して平行移動させるための平行移動機構を構成するものである。
上記張紐は、具体的には、縦枠材2の高さ方向にほぼ一定の間隔になるように該縦枠材2に張紐12e〜12hの各一端が固定され、それらの張紐12e〜12hは、ネット10の伸縮方向に沿って可動框11まで導かれ、可動框11内において、縦枠材2からネット10の上半部に沿って導かれてきた張紐12e,12fは、図示しない転向子により転向させて可動框11の下端部まで導かれ、下横枠材内に至り、そこで更に転向させて縦枠材3の下部に固定している。
一方、縦枠材2からネット10の下半部に沿って導かれてきた張紐12g,12hは、可動框11内において、図示しない転向子により転向させて可動框11の上端部まで導かれ、上横枠材内に至り、そこで更に転向させて縦枠材3の上部に固定している。
図9は、上記各実施例の網戸枠における上部に設けられる上横枠材4と、下部に設けられる下横枠材5とに、防虫用ネット10の上下端をガイドさせる構造の一例を示すものである。
上述した張紐を、ネット10の上下端付近にも張設して、それに張紐係止体を係止させれば、ネット10の上下端に自立性および風圧に対する強度をもたせることができるが、ネット10の上下端を更に安定的にガイドさせるためには、ネットの上下端を網戸枠の上下横枠材4,5に保持させるのが有効である。
図9は、そのための構成を示すもので、上記ネット10の上端縁には、上横枠材4のガイド溝41に沿ってガイドされるフック42が設けられている。このフック42は、ガイド溝41内に移動自在に係止するスライド部43と、ネット10を挟持する挟持部44とを連結することにより構成され、ネット10の上端縁を挟持部44で挟持してネット10に取り付けられている。一方、上記ネット10の下端縁にも、フック42と同構造で、スライド部46および挟持部47を有するフック45が同様に取り付けられ、下横枠材5に設けられたガイド溝51に沿ってガイドされるように設けられている。
上記挟持部44,47は、それぞれ一対の挟持板でネット10の一部を挟み、面状ファスナと同様な挟持面で、それらの挟持面間にネットを保持すると同時に一対の挟持板を接合状態に保持するものである。
また、これらの上フック42,45におけるスライド部43,46は、それぞれのガイド溝41,51の一部に設けられた通過孔41a,51aを経てガイド溝41,51に係合し、ガイド溝上を走行するようになっている。
このように、上記フック42,45は、網戸枠の上下横枠材のガイド溝41,51に挿脱自在に係合し、上記ネットはフック42,45に対して着脱自在になっていて、ネットユニット8の着脱に支障を来さないようにしているが、かかる構成に限るものではなく、要は上記ネット10が横枠材4,5に対して着脱自在であればよい。
また、図9の例では、上記ネット10における上下の双方にフック42,45を取り付け、それらをガイド溝41,51に係合させているが、ネット10の上下いずれか一方のみに該フックを設けることもできる。
つぎに、図10に示す実施例について説明する。
この実施例では、張紐12が防虫用ネット10の表裏両面側に配設されるとともに、それらの張紐12に係止する張紐係止体13がネット10の表裏面の折り目の頂部10aにそれぞれ設けられている。
表裏両面のいずれの張紐も、図2または図8によって説明したような態様で網戸枠に張設され、また、ネット10の表面側に設けた張紐係止体13は、第1実施例において説明した通りのものである。
この実施例の横引き網戸では、ネット交換の容易さを維持しつつ、ネットの自立性および風圧に対する強度をより向上させることができる。
なお、この実施例のその他の構成および作用は、上記第1実施例の場合と実質的に変わるところがないので、それらの説明は省略する。
また、上記実施例は、いずれも単一の可動框を備えた片開き網戸に本発明を適用したものであるが、本発明はこれに限らず、複数の可動框が設けられた網戸にも適用することができる。
本発明に係る横引き網戸の第1実施例の主要構成を示す斜視図である。 上記第1実施例の正面図である。 上記第1実施例の平断面図である。 上記第1実施例の組付態様を示す分解斜視図である。 上記同分解平面図である。 第2実施例の要部斜視図である。 第3実施例の要部斜視図である。 張紐の異なる張設態様を示す図2と同様な正面図である。 上下横枠材への防虫用ネットの取付構造を示す分解部分斜視図である。 本発明の他の実施例の要部を示す部分斜視図である。
符号の説明
1 横引き網戸
2,3 縦枠材
4,5 横枠材
10 防虫用ネット
10a 頂部
11 可動框
12,12a〜12d,12e〜12h 張紐
13,23,33 張紐係止体
13b,25b,35b 長穴
13c,25c,35c スリット
14 固定板
15A,15B 面状ファスナ
24 枢軸部
25,35 係止部
26A,26B 翼板
34 板状部
41,51 ガイド溝
42,45 フック

Claims (6)

  1. 平行な折り目により交互に逆方向に折り返して、該折り目での折畳みにより伸縮可能とした防虫用ネットを横引きにより開閉自在とし、該ネットの伸縮方向に伸びる張紐を、該ネットの伸縮方向両端を着脱自在に取り付けた框間に張設してなる横引き網戸おいて、
    上記ネットの表裏面の少なくとも一方の面における折り目の頂部に位置させて、上記張紐に係止する張紐係止体を設け、
    上記張紐係止体は、上下方向に伸びる長穴を有するとともに、上記張紐が該長穴に進入可能なスリットを該長穴の下部に連通させた枠状をなすものとし、
    該張紐係止体を上記スリットを通して上記張紐に係止させた、
    ことを特徴とする横引き網戸。
  2. 上記張紐係止体を、上記ネットの全面において均等間隔の折り目の頂部における上記張紐に対応する部位に設けた、
    ことを特徴とする請求項1に記載の横引き網戸。
  3. 上記張紐係止体が、上記ネットの折り目の頂部に当接する枢軸部と、該枢軸部上から突出するとともに上下方向に伸びる長穴を備えた枠状の係止部と、上記枢軸部に連設され、該枢軸部を中心に蝶番状に回動する2枚の翼板とを有し、
    該2枚の翼板を上記ネットの頂部を挟んだ両側面に支持させた、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の横引き網戸。
  4. 上記張紐係止体が、上記ネットの一側面に支持される板状部と、上記張紐に対応する複数の部位において突出して上下方向に伸びる長穴を有する枠状の係止部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の横引き網戸。
  5. 上記防虫用ネットの伸縮方向両端にそれぞれ固定板が固定され、該固定板が面状ファスナによりそれぞれ框に着脱自在に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の横引き網戸。
  6. 上記ネットにおける上下の双方または一方にフックを取り付け、このフックを網戸枠の横枠材のガイド溝に摺動自在に係合させ、上記フックをガイド溝またはネットと着脱自在にすることにより、上記ネットを横枠材から着脱自在とした、
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の横引き網戸。
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