JP2017178424A - 集合包装容器及びその積層体 - Google Patents

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Abstract

【課題】収納したイチゴ等のパック詰めトレーに対し、搬送時における積載量を多くでき、かつ撓み強度に優れる集合包装容器を提案すること。【解決手段】上面が開口し、高さが55〜80mm、長辺が570〜650mm、短辺が330〜400mmの発泡成形体で形成された箱体であり、該箱体の内部が、側壁突出部20と中央凸部7とによって、箱体の長手方向に2列3個ずつ並び、一方の列は長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部と、それに続く長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部が並び、他方の列は長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部と、それに続く長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部が並ぶように総計6個のトレー収納部8に区画されていると共に、前記側壁突出部と中央凸部とが、トレーTのフランジ部F又は側壁部を支持するように配置されている集合包装容器とした。【選択図】図3

Description

本発明は、主にイチゴ、ぶどう、さくらんぼ、びわ、いちじく等の果肉の軟らかい果実を輸送するのに好適な、集合包装容器及びその積層体に関するものである。
従来、イチゴ、ぶどう、さくらんぼ、びわ、いちじく等の果肉の軟らかい果実は、小売店での販売単位に合わせて、トレー(薄肉樹脂成形容器)に適当量パック詰めされて販売されている。
このイチゴ等をパック詰めしたトレーは、その取扱性や輸送コストなどを考慮した場合、1個ずつよりも複数単位でまとめて、かつできる限り多くの量を一度に出荷することが望ましい。
そこで、上記トレーは複数個をまとめて、更に容量の大きな段ボール箱や樹脂製コンテナ等の集合包装容器に収納して出荷されており、段ボール箱単位又はコンテナ単位で貯蔵、保管、輸送等の取扱いができるようにされている(特許文献1参照)。
また、近年では、熱可塑性樹脂の発泡粒子成形体からなる集合包装容器も提案されている(特許文献2参照)。
実開昭58−52122号公報 特開2015−40050号公報
一方、近年では、イチゴ等の果実を見栄えよく収納するために、浅型のトレー容器(以下、平トレーということがある)が使用されるようになってきている。このような浅型のトレー容器に合わせて、発泡成形体からなる集合包装容器の側壁高さを単に低いものとした場合には、集合包装容器自体が撓み易くなるおそれがあった。
本発明は、上述した背景技術が有する実情に鑑みて成されたものであって、その目的とするところは、組み立ての必要がなく軽量であると共に、かつ撓み強度に優れる集合包装容器を提案することにある。
上記した目的を達成するため、本発明は、次の〔1〕〜〔6〕に記載の集合包装容器及びその積層体とした。
〔1〕上面が開口し、果実をパック詰めしたトレーを複数個収納する略直方体形状の箱体からなる集合包装容器であって、前記箱体は発泡成形体で形成され、前記箱体の高さ(H)が55〜80mm、長手方向の長さ(L)が570〜650mm、短手方向の長さ(W)が330〜400mmであり、前記箱体の内部が、前記箱体の側壁内面側に箱体の内方に向けて突出して設けられた側壁突出部と、箱体の中央部に設けられた中央凸部とによって、6個のトレー収納部に区画されており、前記トレー収納部は、箱体の長手方向に2列3個ずつ並び、且つ、一方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部と、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部が並ぶと共に、他方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部と、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部が並ぶように配置されており、前記側壁突出部と中央凸部とが、トレーのフランジ部又は側壁部を支持するように配置されていることを特徴とする、集合包装容器。
〔2〕上記中央凸部が、上記側壁突出部に向けて突出して設けられた中央突出部を有することを特徴とする、上記〔1〕に記載の集合包装容器。
〔3〕上記側壁突出部と中央凸部とによって区画されたトレー収納部の底壁部にはそれぞれ貫通穴が形成されており、前記区画されたトレー収納部の底壁部の面積に対する前記貫通穴の開口の面積の割合が、50〜80%であることを特徴とする、上記〔1〕又は〔2〕に記載の集合包装容器。
〔4〕上記側壁突出部及び中央凸部が、上面側から下面側に向けて拡大するテーパ形状であることを特徴とする、上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載の集合包装容器。
〔5〕上記箱体の四隅角部分の側壁上面には係合突起が形成され、箱体の四隅角部分の底壁下面には前記係合突起に係合する係合凹部が形成されていることを特徴とする、上記〔1〕〜〔4〕のいずれかに記載の集合包装容器。
〔6〕上記〔1〕〜〔5〕に記載の集合包装容器を上下方向に複数積み重ねてなることを特徴とする、集合包装容器積層体。
上記した本発明に係る集合包装容器によれば、組み立ての必要がなく軽量であると共に、撓み強度に優れる集合包装容器となる。
本発明に係る集合包装容器の一実施形態を示した図であって、(a)は平面図、(b)は右側面図である。 図1に示した容器の図であって、(a)は底面図、(b)は正面図である。 図1及び図2に示した容器を上方から見た斜視図である。 図1及び図2に示した容器を下方から見た斜視図である。 図1及び図2に示した容器の図であって、(a)は図1(a)のA−A線に沿う部分の断面図、(b)は図1(a)のB−B線に沿う部分の断面図である。 図1及び図2に示した容器の図であって、(a)は図1(a)のC−C線に沿う部分の断面図、(b)は図1(a)のD−D線に沿う部分の断面図である。 図1及び図2に示した容器にイチゴのパック詰め平トレーを収納した状態を示した図であって、(a)は平面図、(b)は図7(a)のE−E線に沿う部分の断面図である。 図1及び図2に示した容器を多段に積み重ねた状態を示した側面図である。 トレーを示した図であって、(a)は平トレーの概念的な斜視図、(b)は通常のトレーの一例を示した概念的な斜視図である。 集合包装容器をパレットに多段に積載した状態の一例を示した概念的な斜視図である。
以下、上記した本発明に係る集合包装容器の実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、図示した本発明に係る集合包装容器の一実施形態において、正面図と背面図は同一にあらわれるので背面図を省略し、右側面図と左側面図も同一にあらわれるので左側面図を省略して示した。
図示した本発明に係る集合包装容器1は、上面が開口し、高さ(H)が55〜80mm、長手方向の長さ(L)が570〜650mm、短手方向の長さ(W)が330〜400mmの略直方体形状の箱体であって、その全体が熱可塑性樹脂の発泡成形体により一体的に形成されたものである。
特に、本発明に係る集合包装容器1は、浅型のトレー容器を収納するのに好適である。近年、イチゴ等を1段積みとして見栄えよくトレーに収納するために、図9(a)に示したような浅型のトレーが使用されるようになってきている。この浅型のトレーは、図9(b)に示した通常のトレーに比して、高さが低いうえに長さ及び幅が広く、しかもフランジ部が短いという特徴を有するものである。また、トレーの側壁は、開口部分から底面に向けて、開口面積が小さくなるように傾斜して形成されている。このような浅型のトレーとしては、例えば、サイズが長さ140〜180mm、幅80〜120mm、高さ20〜40mmのものが挙げられ、具体的には、イチゴをパック詰めした平トレー〔フランジ部の端部間の長さ(トレーの長辺方向長さ)が196mm程度、幅(トレーの短辺方向長さ)が128mm程度、フランジ部の下端から底の下端までの高さが23mm程度〕が挙げられる。このような浅型のトレーを集合包装容器に効率的に収納して、輸送効率を向上させるためには、集合包装容器の高さを、浅型のトレーに合わせて従来よりも低くすることが好ましい。かかる観点から、上記箱体の高さ(H)は、輸送効率の観点から、58〜75mmであることが好ましく、60〜70mmであることが更に好ましい。
また、輸送効率の観点からは上記集合包装容器を、汎用されている1200×1000mmのパレットに図10に示したように各段5個並べて積載するため、箱体の長手方向の長さ(L)は560〜610mmであることが好ましく、580〜603mmであることが更に好ましい。なお、箱体の短手方向の側壁に側壁段部が形成され、側壁段部がトレーのフランジ部を支持するように形成されていれば、側壁の強度を向上させることができると共に、箱体の長手方向の長さを短縮することができる。また、箱体の短手方向の長さ(W)は350〜390mmであることが好ましく、360〜380mmであることが更に好ましい。また、箱体の長手方向の長さ(L)に対する、箱体の高さ(H)の比(H/L)は、0.1〜0.2であることが好ましく、0.11〜0.15であることが更に好ましい。
なお、上記箱体の高さ(H)は、図5(a)に示したように、集合包装容器の底壁下面から側壁上面までの高さを測定する。また、上記箱体の長手方向の長さ(L)、短手方向の長さ(W)は、図2に示したように、集合包装容器の外形寸法を測定する。
上記箱体を構成する側壁2には、略長方形状の通気部3が、箱体の長手方向の側壁2aにそれぞれ2個、箱体の短手方向の側壁2bにそれぞれ1個形成されている。これらの全通気部3の全側壁2に対する開口率は、冷却効率と側壁としての強度とのバランスから、10〜60%であることが好ましく、15〜50%であることが更に好ましく、17〜30%であることが特に好ましい。また、短手方向の側壁2bの外面側の中央付近には、取っ手となる切欠き凹部4がそれぞれ形成され、更に、長手方向の側壁2aの上端には、対応する2か所の位置にバンドを引っ掛ける目印となる浅い凹部5が形成されている。
箱体の内部は、箱体の側壁から箱体の内方に向けて突出して設けられた側壁突出部20と、箱体の中央部に設けられた中央凸部7とによって、総計6つのトレー収納部8に区画されている。この6つのトレー収納部8は、箱体の長手方向に2列3個ずつトレーが並ぶように配置されており、箱体の長手方向に形成された2列のうち一方の列には、トレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部8aと、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部8bとが並ぶように形成され、他方の列にはトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部8bと、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部8aとが並ぶように、前記側壁突出部20と中央凸部7により区分けされている。
上記側壁突出部20と上記中央凸部7は、トレーの側壁部又はフランジ部を支持して、トレーを収納できるように形成されている。なお、トレーは宙吊り状態で保持されることが好ましい。トレーの側壁部は上面側から下面側に向けて傾斜がついているので、上記側壁突出部20や中央凸部7の側面とトレーの側壁部とを当接させて支持することができる。また、上記側壁突出部20や中央凸部7の上面にトレーのフランジ部を載せるようにして支持することもできる。また、トレーの側壁部での支持とトレーのフランジ部での支持を組み合わせてトレー収納部8にトレーを収納させることもできる。
なお、後記する側壁段部6におけるトレーの支持方法についても、上記側壁突出部20や中央凸部7の場合と同様にしてトレーを支持することができる。
なお、緩衝性を向上させる観点からは、トレーのフランジ部を支持するように上記側壁突出部20、中央凸部7や段部6が形成されていることが好ましい。以下、図示した実施形態のように、トレーのフランジ部を支持する態様について説明する。
図示した実施形態においては、箱体の側壁に、箱体の四隅角部分の側壁内面側に、上面視L字状の側壁段部6aがそれぞれ形成されている。また、長手方向の側壁2aの内面側に、側壁に沿って側壁段部6bがそれぞれ2個対向する長手方向の側壁間でずらした位置に形成され、短手方向の側壁2bの内面側にも側壁に沿って側壁段部6cがそれぞれ1個対向する短手方向の側壁間でずらした位置に形成されている。そして、これらの側壁を形成している側壁段部6b,6cから箱体の内方に向けて突出するようにして、上記側壁突出部20a,20bがそれぞれ形成されている。また、側壁突出部20によって箱体の内部は6個のトレー収納部に区画されている。上記したように側壁段部6が形成されていることにより、側壁の強度を向上させることができると共に、トレーのフランジ部を支持させることもできる。なお、側壁段部6は、トレーの少なくとも四隅のフランジ部を支持するように形成されていることが好ましく、箱体の四隅角部分の上面視L字状の側壁段部6aは少なくとも形成されていることが好ましい。また、トレーのフランジ部の支持を考慮して、側壁段部6及び該側壁段部から突出している側壁突出部20の高さが設計されていることが好ましい。
なお、側壁段部6b,6cが形成されていない場合には、側壁突出部20は、側壁2から箱体の内方に向けて突出するようにして、それぞれ形成される。
また、箱体の中央部には2個の上記中央凸部7a,7bが形成されている。そして、これらの中央凸部7a,7bは、箱体の外方に向けて、前記側壁突出部20に向けて突出するようにして設けられた中央突出部30a,30bを有することが好ましい。なお、上記中央突出部30は、少なくとも、トレー収納部8の四隅を形成し箱体内部を区分けするように、箱体の長手方向の側壁側に向けて突出して形成されていることが好ましい。なお、中央凸部7が形成されていることにより、トレーのフランジ部を支持させることもできる。この際、中央凸部7は、トレーの少なくとも四隅のフランジ部を支持するように形成されていることが好ましい。また、これを考慮して中央凸部7及び該中央凸部から突出している中央突出部30の高さが設計されていることが好ましい。
なお、上記中央凸部7a,7bの中央部は肉盗みのために貫通穴10a,10bがそれぞれ形成されていてもよい。また、箱体の中央部に形成された中央凸部7a,7bの間には底壁が形成されているので、箱体が撓み難くなる構造となっている。また、中央凸部7a,7bのそれぞれの上面には、図示されるような突起9a,9bが形成されていてもよく、このような突起9が形成されていれば、収納したトレーTのズレを防止することができる。
そして、図示した実施形態においては、上記の側壁突出部20a,20b及び中央凸部を構成する中央突出部30a,30bによって、箱体の内部が、一方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部8aと、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部8bが並び、他方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部8bと、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部8aが並ぶように、総計6個のトレー収納部8に区画されている。
本発明においては、従来よりも箱体の側壁高さが低いものとなっている。側壁の高さが低くなると、特に、上記箱体のように略直方体形状の発泡成形体製の容器においては、箱体自体が撓み易くなり、箱体が破損し易くなる。さらに、箱体が撓んでしまうと、上記側壁突出部20と中央凸部7(中央突出部30が中央凸部に形成されている場合はそれを含む。以下、同じ。)とによりトレーのフランジ部を支持してトレーを宙吊りにした際、トレーのフランジ部が側壁突出部20や中央凸部7から外れ易くなるおそれがある。一方、上記のようにトレー収納部8を特定の配置とすることにより側壁突出部20及び中央凸部7を、上記撓みやねじれ等の力に対する補強リブとして機能させることができる。
例えば、一方の長手方向側壁に形成された側壁突出部20aは、他方の側壁に形成された側壁突出部20aと、それぞれ長手方向にずれた位置に形成されている。このような位置に側壁突出部が形成されていると、側壁突出部の形成位置を片寄りのないものとすることができ、箱体がねじれるような力がかかった際に、このような力に抵抗する補強リブとして機能し易くなる。また、中央凸部7a,7bにおいても、長手方向にずれた位置に形成されており、同様の補強リブとしての効果が得られる。特に、箱体の撓みに対する強度の観点から、側壁突出部20に向けて形成された中央突出部30a,30bが設けられていることが好ましい。
また、上記の観点から、それぞれのトレー収納部8は、箱体の底壁の中心点に対して点対称となるように配列されていることが好ましい。このようにトレー収納部8が配置されていると、トレー収納部を区画する側壁突出部20や中央凸部7も、箱体の中心に対して点対称に形成されるので、より補強リブとしての効果が発揮され易くなる。
上記側壁突出部20及び中央凸部7は、図7に示したように、収納したイチゴのパック詰めトレーTのフランジ部Fを支えるように配置されている。この際、トレーTは宙吊り状態(底壁にトレーの底面が接触しない状態)で容器1内において側壁突出部20と中央凸部7によって支持されることが好ましく、これを考慮してこれらの高さが設計されていることが好ましい。概ね、収納されるトレーの底面からフランジ部までの高さに対して1〜5mm程度高く側壁突出部20と中央凸部7の高さが形成されることが好ましい。
なお、側壁突出部20と中央凸部7が連続して形成されていると、強度は強くなるが、冷気の通りが悪くなる。そこで、側壁突出部20及び中央凸部7は、少なくともトレーTの四隅角部分のフランジ部Fを支持する箇所に、断続的に形成されていることが好ましい。さらに、トレーTを四隅角部分で支えることで安定してトレーを支持することができ、輸送中の振動等によってトレーが突出部等から落下して果実を傷めることを防止できる。
また、トレー収納部8において、トレーのフランジ部Fはトレーの四隅部分で支持されることが好ましく、側壁突出部20、中央凸部7(中央突出部30を含む)、側壁段部6によって支持されることが好ましい。また、トレー収納部8の周囲長さ(図1,図3において二点鎖線示した長さ:X)に対する上記トレーのフランジ部を支える側壁突出部20、中央凸部7(中央突出部30を含む)、側壁段部6の合計長さ(図1,図3において点線で示した長さの合計:Y)の割合は、40〜90%であることが好ましく、60〜85%であることが更に好ましい。上記範囲内であれば、フランジ受け面積が十分で輸送中の振動などに耐え得るものであるとともに、冷気の通りも良いものとなる。なお、箱体の撓みに対する強度と通気性の観点からは、中央凸部7は中央突出部30を有することが好ましく、中央突出部30は側壁突出部20に向けて形成されており、中央突出部30と側壁突出部20の間隔(空間部分の幅)は、30〜90mmが好ましく、40〜80mmがより好ましい。
また、上記側壁突出部20は、該側壁突出部の上面の幅〔トレーのフランジ部を支える部分の幅(図5(b)参照):R〕が、10mmを超えるものであることが好ましく、12〜40mmであることが更に好ましい。上記範囲であれば、より安定してトレーを宙吊り状態で保持させることができると共に、側壁の強度を効果的に補強することができる。また、側壁突出部20及び中央凸部7、中央突出部30は、上面側から下面側に向けて拡大するテーパ形状であることが、箱体の撓みを防止するリブとしての強度が向上したものとなることから好ましく、その傾斜角度(鉛直面に対する角度)は0.5〜5°であることが適当である。
箱体の側壁厚み(T)は、15〜30mmに形成されていることが好ましく、17〜25mmに形成されていることが更に好ましい。側壁厚みは、長手方向の側壁2aと短手方向の側壁2bとの間で異なるものとしてもよく、その場合には、長手方向の側壁厚みを短手方向の側壁厚みよりも厚いものとすることが、強度の観点、また箱体の長手方向の長さ(L)を短いものとすることができる観点から好ましい。また、側壁に、側壁段部6が形成されている場合には、段部上面の幅(図5(a)参照):Q〕は、6mmを超えることが好ましく、10〜20mmであることが更に好ましい。
なお、上記側壁厚み(T)は、側壁段部6や側壁突出部20が存在していない部分の厚みを測定するものとする。具体的には、図5(b)に示したように、側壁において突出部が設けられていない部分における、該部分の下端から1/2高さとなる部分の厚みを測定する。
長手方向の側壁2aの上記通気部3が形成された部位の内面側には、指を挿入し得る円弧状の切欠き部11がそれぞれ形成され、該切欠き部11を利用して指を挿入し、宙吊り状態で収納保持された平トレーTのフランジ部Fを摘み、トレーを容易に容器1から取り出し得るように構成されている。
箱体を構成する底壁12には、貫通穴13が形成されている。この貫通穴13は、上記側壁突出部20と中央凸部7とによって区画された6個のトレー収納部8のそれぞれの底壁部に形成されている。貫通穴13は四角形状で、トレーが載置された際に、トレーの底面の中央部分に形成されていることが好ましい。具体的には、長さが120〜186mm、幅が70〜123mmであり、長さが150〜180、幅が85〜120mmであることが特に好ましい。また、前記区画されたトレー収納部8の底壁部の面積に対する前記貫通穴13の開口の面積の割合は、50〜80%であることが好ましく、55〜75%であることが特に好ましい。この範囲であれば平トレーがイチゴの自重で撓んだり運搬中の振動等により上下した際も、トレー底部は底壁に接触することがなく、イチゴの損傷を抑制できる。特に、浅型の平トレーの場合には、イチゴ等の果実を収納したときにトレーの底面が撓みやすく、トレーを宙吊りにした際に、箱体の底壁とトレーの底面中央部分が接触し易くなるため、トレー底面の接触防止と通気用としての冷却効率の向上の観点から、トレー収納部に上記貫通穴13が形成されていることが好ましい。なお、貫通穴13が形成されると、箱体の強度は弱くなる傾向にあるので、特定の位置に形成された側壁突出部20と中央凸部7の補強効果がより顕著なものとなる。
底壁12の厚みは、緩衝性や底壁としての強度とのバランスの観点から、5〜25mmであることが好ましいく、10〜20mmであることが特に好ましい。
箱体の四隅角部分の側壁上面には、上面視L字状の係合突起14がそれぞれ形成され、箱体の四隅角部分の底壁下面には前記係合突起14に係合する裏面視L字状の係合凹部15がそれぞれ形成されている。そして、下段の容器1の上記係合突起14を上段の容器1の係合凹部15に係合させることにより、図8に示したように、容器1を多段に安定的に積み上げることができる。
上記L字状の係合突起14の外側周縁の長さは、それぞれ40mm以上であることが好ましい。上記範囲内であれば、上下の箱体の嵌合が十分なものとなり、箱体がズレたり、強度が低下したりすることなく、集合包装容器を積層することができる。また、係合突起14の高さは2〜30mmであることが好ましく、5〜20mmであることが更に好ましく、8〜15mmであることが特に好ましい。上記の範囲であれば、係合が十分で、箱体を重ねた際に上下の箱体のズレがなく、突起自体の強度が低下して欠け易くなることがない。
箱体を構成する側壁2の上端には、バンドPを引っ掛ける目印となる上記した浅い凹部5が形成されているため、容器を2個ずつ或いは3個ずつ積み重ね、上記したバンドPを引っ掛ける浅い凹部5を利用してバンド掛けし、搬送し易いものとすることもできる。凹部5の長さは1〜80mmとすることが好ましく、2〜50mmが更に好ましく、3〜40mmが特に好ましい。上記範囲内であれば、受け面積が減少することがない。凹部の深さは、0.3〜5mmが好ましく、0.5〜3mmが更に好ましく、0.5〜2mmが特に好ましい。上記範囲であれば、取り扱い性に優れたものとなる。
上記した構成の本発明に係る集合包装容器を構成する熱可塑性樹脂に制限はないが、例えば、ゴム変性ポリスチレンやポリスチレン等のスチレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂等のオレフィン系樹脂などの汎用樹脂、ポリスチレンとポリエチレンとの複合樹脂が例示され、これらの中でも高発泡させ易く、剛性に富むことからスチレン系樹脂が好ましい。また、発泡成形体の形態としては、上記した複雑な形状や、大きな形状の容器であっても容易に製造できることから、発泡粒子を所定形状の型内に充填して蒸気等で加熱成形し、発泡粒子を融着させて得られた発泡粒子成形体が好ましい。
本発明の集合包装容器は、スチレン系樹脂発泡粒子成形体で構成される場合、その発泡倍率は、30〜80倍であることが好ましく、40〜70倍であることが更に好ましい。上記範囲内であれば、緩衝性やクッション性に優れると共に、耐圧縮性や保形性にも優れ、積載用集合包装容器として優れたものとなる。特に、50〜70倍のポリスチレン系樹脂発泡粒子成形体であれば、曲げ強さは20〜40N/cm2程度であり、圧縮強さ(10%ひずみ圧縮強さ)は10〜30N/cm2程度であるので、集合包装容器を20段程度積み重ねても、十分な強度を有し、且つ、パレットでの輸送にも適する寸法の容器を得ることが容易となる。
本発明の集合包装容器の実施例について、以下、詳細に説明する。
この実施例にかかる集合包装容器1は、外形寸法が、高さ(H)が70mm、長手方向の長さ(L)が600mm、短手方向の長さ(W)が380mmである。また、長手方向の側壁厚み(T)が20mmであり、短手方向の側壁厚み(T)が16mmであり、底壁の厚みは15mmである。箱体の長手方向の側壁2aにはそれぞれ2個、短手方向の側壁2bにはそれぞれ1個の通気部3が形成されており、これらの全通気部3の全側壁2に対する開口率は25%である。
また、箱体の四隅角部分の側壁内面側、長手方向の側壁内面側、短手方向の側壁内面側にそれぞれ側壁段部6が形成され、これらの側壁を形成している側壁段部6から箱体の内方に向けて突出するようにして側壁突出部20が形成されている。また、箱体の中央部に2個の中央凸部7が設けられ、これらの中央凸部7は箱体の外方に向けて突出するように形成された中央突出部30を有している。そして、箱体の内部は、上記側壁突出部20と中央凸部7(中央突出部30を含む)とによって、箱体の長手方向に2列3個ずつ並び、一方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部と、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部が並び、他方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部と、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部が並ぶように、総計6個のトレー収納部8に区画されている。また側壁突出部20と中央凸部7(中央突出部30を含む)と側壁段部6とが、平トレーのフランジ部の四隅角部分を支持するように配置されている。トレー収納部8の周囲長さ(X)に対する上記トレーのフランジ部を支える側壁突出部20、中央凸部7(中央突出部30を含む)そして側壁段部6の合計長さ(Y)の割合は61%である。また、側壁段部6の幅は7.8mmであり、側壁突出部30の幅は18.2mmである。側壁突出部20、中央凸部7(中央突出部30を含む)、側壁段部6の高さは、それぞれ25mmである。
底壁12には、側壁突出部20と中央凸部7とによって区画された6個のトレー収納部8のそれぞれの底壁部に通気用の貫通穴13が形成されており、該貫通穴13は四角形状で、長さが160mm、幅が95mmである。また、前記区画されたトレー収納部8の底壁部の面積に対する前記貫通穴13の開口の面積の割合は69%である
四隅角部分の側壁上面には、上面視L字状の長さ97mm、高さ9mmの係合突起14がそれぞれ形成され、四隅角部分の底壁下面には前記係合突起14に係合する裏面視L字状の長さ114mm、深さ13mmの係合凹部15がそれぞれ形成されている。
なお、側壁突出部20と中央凸部7とによって区画されたトレー収納部8に収納できるフランジ部を有するトレーとしては、イチゴをパック詰めする平トレーがある。この平トレーの形状寸法は、フランジ部の端部間の長さ(トレーの長辺方向長さ)が196mm程度、幅(トレーの短辺方向長さ)が128mm程度、フランジ部の下端から底の下端までの高さが23mm程度である。この平トレーをそれぞれ区画されたトレー収納部8に収納した場合には、側壁突出部20、中央凸部7などで平トレーのフランジ部Fを支持させると、トレーの底が箱体の底壁に接触せず、宙吊りの状態で保持される。
以上、本発明に係る集合包装容器の実施形態を説明したが、本発明は、何ら既述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変更を加えた実施形態とすることが可能であることは当然である。
上記した本発明に係る集合包装容器は、組み立ての必要がなく軽量であると共に、かつ撓み強度に優れるものとなるので、イチゴ、ぶどう、さくらんぼ、びわ、いちじく等の果肉の軟らかい果実を輸送するのに好適に使用することができる。
1 集合包装容器
2 側壁
2a 長手方向の側壁
2b 短手方向の側壁
3 通気部
4 取っ手となる切欠き凹部
5 バンドを引っ掛ける目印となる浅い凹部
6 側壁段部
6a 上面視L字状の側壁段部
6b 箱体長手方向側壁に形成された側壁段部
6c 箱体短手方向側壁に形成された側壁段部
7,7a,7b 中央凸部
8 トレー収納部
8a 長辺方向が箱体の短手方向に向けられたトレー収納部
8b 長辺方向が箱体の長手方向に向けられたトレー収納部
9a,9b 中央突起
10a,10b 肉盗み用の貫通穴
11 指を挿入し得る円弧状の切欠き部
12 底壁
13 貫通穴
14 係合突起
15 係合凹部
20 側壁突出部
20a 箱体長手方向側壁に形成された側壁突出部
20b 箱体短手方向側壁に形成された側壁突出部
30,30a,30b 中央突出部
T イチゴのパック詰め平トレー
F トレーのフランジ部
P バンド

Claims (6)

  1. 上面が開口し、果実をパック詰めしたトレーを複数個収納する略直方体形状の箱体からなる集合包装容器であって、前記箱体は発泡成形体で形成され、前記箱体の高さ(H)が55〜80mm、長手方向の長さ(L)が570〜650mm、短手方向の長さ(W)が330〜400mmであり、前記箱体の内部が、前記箱体の側壁内面側に箱体の内方に向けて突出して設けられた側壁突出部と、箱体の中央部に設けられた中央凸部とによって、6個のトレー収納部に区画されており、前記トレー収納部は、箱体の長手方向に2列3個ずつ並び、且つ、一方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部と、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部が並ぶと共に、他方の列はトレー収納部の長辺方向が箱体の長手方向に向けられた2個のトレー収納部と、それに続くトレー収納部の長辺方向が箱体の短手方向に向けられた1個のトレー収納部が並ぶように配置されており、前記側壁突出部と中央凸部とが、トレーのフランジ部又は側壁部を支持するように配置されていることを特徴とする、集合包装容器。
  2. 上記中央凸部が、上記側壁突出部に向けて突出して設けられた中央突出部を有することを特徴とする、請求項1に記載の集合包装容器。
  3. 上記側壁突出部と中央凸部とによって区画されたトレー収納部の底壁部にはそれぞれ貫通穴が形成されており、前記区画されたトレー収納部の底壁部の面積に対する前記貫通穴の開口の面積の割合が、50〜80%であることを特徴とする、請求項1または2に記載の集合包装容器。
  4. 上記側壁突出部及び中央凸部が、上面側から下面側に向けて拡大するテーパ形状であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の集合包装容器。
  5. 上記箱体の四隅角部分の側壁上面には係合突起が形成され、箱体の四隅角部分の底壁下面には前記係合突起に係合する係合凹部が形成されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の集合包装容器。
  6. 請求項1〜5に記載の集合包装容器を上下方向に複数積み重ねてなることを特徴とする、集合包装容器積層体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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