JP5205178B2 - 連結容器 - Google Patents

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Description

本発明は、主として野菜や果物等の青果物その他の各種農産物の出荷、輸送及び各小売店への分配等に好適に使用できる分割可能な連結容器に関するものである。
例えば、青果物その他の各種農産物の生産者あるいは農産物が集まる農協や集荷センター等からの出荷、輸送には、発泡樹脂製の断熱構造の容器が使用されている。例えば、農産物がなめこ等のキノコ類の場合には、プラスチック製の袋や容器に所要量ずつ(例えば100g、150g等)を収納したものを、内容量4kg程度の比較的大きい内容量の容器に収納して出荷していた。
一方、スーパー等の小売り店の商品の仕入れ方式として、複数の店舗での取り扱い分を一括して仕入れ、仕入れた農産物等を、各店舗に必要数量ずつを小分けし分配する方式が多くなってきている。この場合、前記内容量の大きい容器では、店舗毎に分配するための詰め替えが必要になる上、分配のための別の容器も必要になる等の問題がある。なお、内容量の大きい容器に、分配のための少量の農産物を収納して出荷するのでは、輸送効率が低くコスト高になる。
そのため、かかる農産物の出荷、輸送に使用する前記断熱構造の容器としては、生産者あるいは農協や集荷センター等の出荷元側では積み卸し作業や輸送効率の点から内容量の比較的大きい容器であることが望まれる一方、複数の店舗を抱える小売業者等の仕入れ側では、各店舗への分配のために内容量の比較的小さい容器であることが望まれている。
かかる要望に応える容器として、適宜分割して使用できる集合容器が提案されている(例えば、特許文献1)。この提案の集合容器は、複数の単位容器が易切断部と支持連結部とにより連結されてなるもので、収納状態での輸送や保管等の取り扱いは連結状態で行え、輸送先では複数の単位容器に分割できるようにしたものである。
ところで、前記農産物の出荷に際しては、収納された農産物の保存及び鮮度保持等のために、断熱構造の発泡樹脂製の容器に農産物を収納した状態で予冷して包装することが求められている。この予冷法として、農産物を収納した多数の容器を、蓋をしないで予冷室内に置いて冷気を各容器の内部に導入し流通させて冷却する、所謂差圧予冷法が知られている。
差圧予冷においては、積み込みや積み卸し作業、運搬作業等の効率化のために、前記の農産物を収納した非蓋着状態の多数の容器をパレット上に縦横に並べてた複数段に積み重ね、これをフォークリフト等により予冷室内に搬入して、前記の積み重ね状態のままで差圧予冷を行うことが多い。この予冷後に、各容器に蓋が被着されて包装され出荷される。
しかし、特許文献1に開示の容器にあっては、積み重ね状態で冷気を容器内部に流通させるための構造を有しておらず、同じ方向に揃えて積み重ねた場合には冷気を容器内部に導入できないものである。そうかと言って、上下の容器の方向を例えば90°違えるようにして積み重ねた場合の安定性やパレットによる搬入を考慮したものでなく、多数の容器を積み重ね状態にして差圧予冷を実施する容器としては適さないものである。
また、前記の差圧予冷を実施するのに好適な容器として、特許文献2に開示の容器が知られている。この容器は、積み重ねの際に底部中央部を下層の容器の開口部に嵌合することができ、かつこの積み重ね状態において、容器内部に冷気を導入し流通させることができるように、底壁部下面の側辺部に斜めにカットした切欠部が形成されている。
しかしながら、この提案の容器は、上下で同じ方向に揃えて積み重ねた際に、上層の容器の底壁部中央部を下層の容器の開口部に嵌合できるように形成されているだけであり、そのため上下の容器を方向を違えて安定性よく段積みして差圧予冷することは考えられていないものである。
特に、差圧予冷においては、積み込みや積み卸し作業、運搬作業等の効率化のために、前記の農産物を収納した非蓋着状態の多数の容器をパレット上に縦横に並べて積み重ね、これをフォークリフト等により予冷室内に搬入して、前記の段積み状態のままで差圧予冷を行うことが多い。この場合、パレット上に並べた容器を同じ方向に揃えて積み重ねた所謂棒積みの状態のでは、積み重ねた各ブロックが相互に独立した状態になるため、フォークリフトによるパレットの移動の際に荷崩れが発生する虞があり、搬入、搬出等の運搬作業が行い難いものである。
そのため、前記の容器の積み重ねにおいて、前記棒積みに変えて、上下の容器の方向を違えて積み重ねる、所謂背積みと称する積み重ね方式が望まれるが、この背積み状態でも、上下を嵌合状態にして積み重ねなければ、前記のフォークリフトによる運搬作業等において、上下の容器の位置ずれや荷崩れが発生するおそれがある。したがって、背積み状態で位置ずれなく積み重ねできるようにする必要がある。
特に、野菜や果物などの農産物の出荷に使用する保冷容器として、出荷先での小分け分配を考慮して、出荷元では比較的容量の大きい容器として使用でき、かつ、出荷先では複数の単位容器に容易に分割できるようにした連結容器においても、複数段の積み重ね状態で差圧予冷を実施できること、特に、各連結容器を上下で方向を違えて位置ずれを生じさせないように脚部を下層の容器開口部に嵌め込んだ状態で安定性よく積み重ね得ることが望まれる。
特開平4−72136号公報 特開2000−264375号公報
本発明は、上記従来の問題を解消してその要望に応えるためになしたものであり、生産者あるいは農協や集荷センター等からの農産物の出荷、輸送の際には、二つの単位容器を連結した連結容器の状態で使用でき、かつ輸送先で個々の単位容器に分割して使用できる連結容器であって、しかも、予冷等の際には、連結容器の形態でありながら、縦横に並べてかつ上下で方向を違えて、位置ずれを生じさせないように安定性よく積み重ねることができる連結容器を提供するものである。
上記の課題を解決する本発明の連結容器は、合成樹脂発泡体により成形され、上方に開口する平面長方形の二つの単位容器が、長辺側の側壁同士を近接対向させて該両側壁間の易分断性の連結部を介して分割可能に連結されてなる連結容器であって、各単位容器の底壁部下面の四隅部近傍に、それぞれ底壁部下面より下方に突出する脚部が設けられるとともに、前記底壁部下面の側辺部の個所に積み重ね状態での通気部形成用の切欠部が設けられてなり、前記各単位容器の底壁部における脚部は、開口部に対応する領域内に配置されていて、両単位容器の短辺方向に並列する各二つの脚部のうちの一方の非連結側の脚部と他方の連結側の脚部の短辺方向外側面間の寸法L5が、単位容器の長辺方向に並列する二つの脚部の長辺方向外側面間の寸法L3と実質的に同じで、かつ単位容器の開口部の長辺方向の内側寸法L1より小さく、また、長辺方向に並列する二つの脚部のうちの一方の脚部の長辺方向外側面と他方の脚部の長辺方向内側面との間の寸法L6が、両単位容器の開口部における一方の非連結側の側壁の内側面と他方の連結側の側壁の内側面との間の寸法L7より大きく設定され、同形の複数の連結容器を順次90°方向転換して前記脚部を下層の開口部に嵌入させた状態で積み重ね得るようにしたことを特徴とする。形され、上方に開口する平面長方形の二つの単位容器が、長辺側の側壁同士を近接対向させて該両側壁間の易分断性の連結部を介して分割可能に連結されてなる連結容器であって、各単位容器の底壁部下面の四隅部近傍に、それぞれ底壁部下面より下方に突出する脚部が設けられるとともに、前記底壁部下面の側辺部の個所に積み重ね状態での通気部形成用の切欠部が設けられてなり、前記各単位容器の底壁部における脚部は、開口部に対応する領域内に配置されていて、両単位容器の短辺方向に並列する各二つの脚部のうちの一方の非連結側の脚部と他方の連結側の脚部の短辺方向外側面間の寸法L5が、単位容器の長辺方向に並列する二つの脚部の長辺方向外側面間の寸法L3と実質的に同じで、かつ単位容器の開口部の長辺方向の内側寸法L1より小さく、また、長辺方向に並列する二つの脚部のうちの一方の脚部の長辺方向外側面と他方の脚部の長辺方向内側面との間の寸法L6が、両単位容器の開口部における一方の非連結側の側壁の内側面と他方の連結側の側壁の内側面との間の寸法L7より大きく設定され、同形の複数の連結容器を順次90°方向転換して前記脚部を下層の開口部に嵌入させた状態で積み重ねることができ、前記両単位容器は、近接対向する長辺側の側壁の外面下部において、底部に沿う板状連結部と該板状連結部から連続して上方に延びる立ち上がり連結部とよりなる連結部により所要の間隙を存して分断可能に一体に連結成形され、前記立ち上がり連結部は、その単位容器の側壁に沿った縦方向の断面の上端部の幅が下端部の幅よりも狭い形状であることを特徴とする。
これにより、例えば差圧予冷の際に、蓋体を被着しない多数の連結容器を、パレット上に縦横に複数並べて、かつ上下で90°方向を違えて複数段に積み重ねることができる。特に、前記のように方向を違えても、上層の単位容器の脚部を下層の単位容器の開口部に嵌まり込ませて位置ずれを生じさせることなく安定性よく積み重ねることができ、予冷室への搬入その他のバレットの搬送及び運搬作業の際に荷崩れを生じさせる虞がない。しかも、前記の積み重ね状態においては、底壁部の下面側辺部の切欠部により容器内に冷気を導入するための通気性も確保できる。
また、前記連結容器における前記両単位容器は、近接対向する長辺側の側壁の外面下部において、底部に沿う板状連結部と該板状連結部から連続して上方に延びる立ち上がり連結壁部とよりなる連結部により所要の間隙を存して分断可能に連結されてなるため、非蓋着状態での積み重ねの際にも、勝手に分断するする虞がなく、前記の積み重ね状態での差圧予冷を良好に実施でき、また出荷、輸送中での単位容器の分離を防止できる。しかも、非蓋着状態において、両単位容器を上から割り開くように力を加えることにより、前記連結部で容易に分断でき、出荷先での分離操作も容易に行える。
特に、前記立ち上がり連結部は、その単位容器の側壁に沿った縦方向の断面の上端部の幅が下端部の幅よりも狭い形状であるため、両単位容器を上から割り開く作用により分断され易い。
前記の連結容器において、前記単位容器の開口部の縦横の寸法比が3:2であり、各単位容器の各脚部の縦横の並列間隔の寸法比が3:2であるのが好ましく、これにより前記の連結容器を、パレット上において、方向を適宜90°違えて平面が四角形になるように縦横に複数個並べて、かつ、上下で方向を90°違えて前記のように複数段に積み重ねることができ、パレット上に積み重ねた状態での運搬作業を容易にする。
また、前記連結容器において、前記各単位容器の底壁部下面側に有する側辺部の切欠部は、四周の側辺部において前記各脚部間の個所にそれぞれ設けられてなる短辺側で並列する二つの脚部間の内側間隔が、連結された両単位容器の対向する両側壁の内側面間の間隔寸法より大きくされているものとする。これにより、二つの連結容器を上下で90°方向を変えて、脚部を下層の単位容器の開口部に嵌合した状態で安定性よく積み重ねることができる。
また、前記の連結容器において、前記各単位容器の底壁部下面側に有する側辺部の切欠部は、四周の側辺部において前記各脚部間の個所にそれぞれ設けられてなるものが好ましく、これにより、前記のように複数の容器を上下で方向を違えて積み重ねた状態においても、各単位容器の内部に効率よく冷気を流通させることができ、差圧予冷の実施が容易になる。
また、前記各単位容器の開口部に対し被着自在な合成樹脂発泡体製の複数の単位蓋が分断可能に連結された蓋体を備え、該蓋体の各単位蓋の上面周縁部には、単位容器の開口部に対応する突縁が設けられてなるものが好ましく、これにより、蓋着状態でも前記と同様にパレット上に縦横に並べて、かつ上下で方向を違えて、上層の単位容器の各脚部を下層の単位容器の単位蓋の前記突縁内方に嵌り込ませるようにして、位置ずれを生じさせることのない安定性の良い積み重ね状態を得ることができる。
上記したように、本発明の連結容器によれば、二つの単位容器を分割可能に連結したもので、生産者あるいは農協や集荷センター等からの農産物の出荷、輸送の際には、二つの単位容器を連結した状態のままで使用でき、かつ輸送先では個々の単位容器に分離して、小分け分配に使用することができる。
しかも、本発明の連結容器によれば、差圧予冷の際には、非蓋着状態で多段に積み重ねた場合にも、各単位容器の底壁部下面の側辺部に有する切欠部により差圧予冷に必要な通気性を確保できる。特に、多数の連結容器をパレット上に並べて、かつ上下で90°方向を違えて所謂背積みにより積み重ねた場合にも、上層の単位容器の脚部を下層の単位容器の開口部に嵌まり込ませて、位置ずれを生じさせることなく安定性のよい積み重ね状態を得ることができ、以て、パレット上に多段に積み重ねた状態での予冷室への搬入その他の運搬作業において、荷崩れを生じさせることがない。しかも、前記の積み重ね状態において、各単位容器の底壁部下面の側辺部に有する切欠部により冷気導入のめたの通気性を確保でき、安全に効率よく差圧予冷を実施することができる。
また、蓋体を被着した状態においても、前記同様に背積み状態にして安定性よく積み重ねることができるため、出荷、輸送の際の運搬作業を容易に行うことができる。
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の連結容器の実施例を示す本体部と蓋体の斜視図、図2は同連結容器の本体部の底側からの斜視図、図3は同連結容器の蓋体を被着した状態の断面図、図4は同連結容器の一つの単位容器の縦断面図である。図5は両単位容器間の連結部の断面図、図6の(a)〜(f)は連結部の他の例を示す略示断面図、図7は予冷時の積み重ね状態の略示斜視図、図8は同上の一部の断面図、図9は他の積み重ね状態の略示斜視図、図10は蓋体を被着して積み重ねた状態の略示斜視図、図11は同上の一部の拡大断面図、図12は他の段積み状態の斜視図である。図13は単位蓋を分離して被着した単位容器を分離する際の断面図である。
本発明の分割可能な連結容器1は、複数の単位容器11を連結した本体部10と、各単位容器11に嵌合被着自在な複数の単位蓋21を連結した蓋体20とを備えてなるもので、該本体部10及び蓋体20が、それぞれ断熱性を有する発泡ポリスチレン等の合成樹脂発泡体より成形され、保冷容器として使用できるものである。本発明は、蓋体20を有さない本体部10のみの連結容器での実施も可能であるが、収納した内容物の保護及び保冷効果の点から図示する実施例のように蓋体20を有するものが特に好ましい。
この実施例の連結容器1の本体部10は、上方に開口する平面長方形の二つの単位容器11,11が、長辺側の側壁12,12同士を近接対向させて該両側壁12,12間の易分断性の連結部15を介して分断可能に一体に連結成形されてなる。図中の12は各単位容器11の長辺側の側壁、13は短辺側の側壁を示し、14は底壁部を示す。図の場合、二つの単位容器11,11が長辺側の側壁12,12の外面下部において、両側壁12,12間に所要の間隙Sを保有して連結するように、連結部15を介して連結されており、該連結部15の部分で分断できるように一体に成形されている。
そして、前記本体部10の各単位容器11の底壁部14の下面14aの四隅部近傍には、それぞれ該下面14aより下方に突出する脚部16が設けられるとともに、前記底壁部下面14aの任意の側辺部の個所、特には図のように四周の各側辺部の脚部16,16間の個所に、積み重ね状態において通気部となるを用の切欠部17が設けられている。図の場合、前記切欠部17は、底壁部下面14aからの傾斜面によって切欠形成され、この切欠部17の傾斜面に対して単位容器11の底壁部14の上面(内面)が傾斜面をなしている。
前記切欠部17は、必ずしも、四周の各側辺部に設ける必要はなく、例えば、両単位容器11,11の連結側の側辺部の切欠部を省略することも、またいずれか一方の相対向する側辺部のみに切欠部を設けて実施することもできるが、差圧予冷時の冷気流通の効果、及び各単位容器11に分割した場合の体裁等の点から、前記のように四周の側辺部に切欠部17を形成しておくのが望ましい。
前記各単位容器11の底壁部14における各脚部16は、平面において単位容器11の開口部18の領域内に配置されており、同形の複数の本体部10を方向を揃えて積み重ねたときに、前記脚部16が下層の単位容器11の開口部18に嵌り込んで位置決めできるように設けられている。
すなわち、前記開口部18の長辺方向(長辺に沿う方向)の内側寸法をL1、短辺方向(短辺に沿う方向)の内側寸法をL2とするとき、底壁部下面14aの長辺方向に並ぶ二つの脚部16の長辺方向外側面間の寸法L3、及び短辺方向に並ぶ二つの脚部16の短辺方向外側面間の寸法L4が、前記開口部18の長辺方向の内側寸法L1及び短辺方向の内側寸法L2よりやや小さく設定されている。
さらに、両単位容器11,11の短辺方向に並ぶ各二つの脚部16のうちの一方の単位容器11の非連結側の脚部16と他方の単位容器11の連結側の脚部16との短辺方向外側面(両脚部の反対向側面)間の寸法L5が、単位容器11の長辺方向に並列する二つの脚部16の長辺方向外側面(両脚部の反対向側面)間の寸法L3と実質的に同じで、単位容器11の開口部18の長辺方向内側寸法L1よりやや小さく設定され、また、長辺方向に並ぶ二つの脚部16のうちの一方の脚部16の長辺方向外側面(両脚部の反対向側面)と脚部16の長辺方向内側面(両脚部の対向側面)との間の寸法L6が、両単位容器11の開口部18における一方の単位容器11の非連結側の側壁12の内側面と他方の単位容器11の連結側の側壁12の内側面との間の寸法L7よりやや大きく設定されて、前記各脚部16が配置形成されている。これにより、同形の複数の連結容器1を、順次90°方向転換して前記脚部16を下層の開口部18に嵌り込ませた状態で積み重ね得るようになっている。
また、前記二つの単位容器11,11の各脚部16が、それぞれの開口部18に相当する領域内に設けられていることで、両単位容器11,11の連結側の脚部16,16同士の間の間隔寸法L9は前記開口部18,18間の寸法L8より僅かに大きくなっている。前記の各寸法の設定条件を纏めると次のようになる。
L1=L3+ΔL
L2=L4+ΔL
L5=L3=L1−ΔL
L6=L7+ΔL
L9=L8+ΔL
なお、前記各寸法において、僅かに大きく或いは小さくする寸法ΔLとしては、数mm〜10mm程度で、例えば両単位容器11,11間の間隙Sに相当する寸法Ls程度とすることができる。
さらに、前記単位容器11の長辺と短辺の寸法比が3:2であり、各単位容器11の各脚部16の長辺方向と短辺方向の並列間隔の寸法比が3:2であるものとして、短辺方向の脚部16の並列間隔L10は、少なくとも両単位容器11の側壁12の厚みの2倍より少なくとも前記間隙Sの寸法Ls以上大きい間隔を保有するように設定する。
上記のように各脚部16の配置を設定しておくことにより、図7及び図8に示すように、前記の連結容器1を、パレット上において、方向を適宜90°違えて平面が四角形になるように縦横に複数個並べて、かつ、上下で方向を90°違えて、所謂背積みにより複数段に積み重ねることができる。しかも、この積み重ねにおいて、上層の連結容器1の各単位容器11の短辺方向に並ぶ三つの脚部16が、下層の単位容器11の開口部18に対し長辺方向に並んで嵌り込んだ状態になり(図8)、また、上層の単位容器11の長辺方向の二つの脚部16が90°方向を違えた下層の連結容器1の二つの単位容器11の開口部18、18の両方に嵌まり込むことで、位置ずれを生じさせることなく積み重ねることができる。
このため、図7のように、各層毎に平面正方形をなすように縦横に並べて、かつ上下で方向を違えた所謂背積み状態で積み重ねることができる。また、図9のように、各層毎に平面長方形をなすように前後で方向を違えて縦横に並べて、かつ上下で交互に方向を違えて積み重ねることもできる。いずれの場合も、パレット上に前記の積み重ね状態で載置しておくことにより、フォークリフトによる運搬作業の際に荷崩れが発生する虞がない。しかも、前記の積み重ね状態においても、各層の各単位容器11の底壁部下面14aの側辺部の個所に切欠部17が設けられているために、差圧予冷の際の容器内への冷気導入及び流通が良好になされる。
上記した連結容器1において、各単位容器11を分割可能に連結する連結部15としては、図示する実施例のように、両単位容器11,11の近接対向する長辺側の側壁12,12の外面下部において、前記底壁部14に沿って延びる板状連結部15aと、該板状連結部15aの一部より連続して対向する両側壁12,12の外面同士を連結した状態で上方に延びる立ち上がり連結部15bとよりなるものが好ましい。前記連結部15における板状連結部15aは、前記のように連結側の脚部16,16間に切欠部17が形成されている場合には、図のように該切欠部17の個所を除いて長手方向の両端側部分に分離して形成される。
前記連結部15の立ち上がり連結部15bは、前記板状連結部15aの長手方向のどの位置にあってもよいが、実施上は長手方向に間隔をおいて少なくとも2個所に、例えば図のように長手方向の両端部もしくは両端部近傍、特に分離した板状連結部15bの個所に設けておくのが、連結した単位容器11,11のねじれ変形や歪みを抑制する上で好ましい。
また、前記立ち上がり連結部15bの形態(分断面の形状)としては、上端部が半円形或いは円弧状をなすもの、台形等の四角形、三角形状等、種々の形状による実施が可能であるが、実施上は、図6(a)〜(d)に示すように少なくとも一方の側端面が傾斜面をなして立ち上がった断面三角状、又は同図(e)のような断面台形状をなすもので、上端部の幅が下端基部の幅より狭く先細形状をなすものが、両単位容器11,11間を上から割り開く作用により該立ち上がり連結部15bで分断され易く、特に好ましい。
前記立ち上がり連結部15bとしては、中央部等の一個所に、緩傾斜の三角形状や円弧状あるいは台形状等のやや幅のある立ち上がり連結部(図示せず)を設けて実施することもできるが、この場合、立ち上がり連結部15bの上端部に分断助成のV溝状の凹部を形成して、両単位容器11,11間を割り開く作用の際に該上端部から分断が開始され易くするのがよい。
なお、前記連結部15の板状連結部15a及び立ち上がり連結部15bは、分断操作時の破断が側壁12の肉厚部分に及ぶのを避けるために、該連結側の側壁、例えば図のように長辺側の側壁12の外面における底壁部14或いは他方の側壁13に対応する部分に設けておくのが好ましい。
前記蓋体20は、各単位蓋21の下面周縁部に沿って前記各単位容器11の開口部18を形成する側壁上端部の内側に嵌合する突縁22が設けられ、該突縁22の嵌合により前記開口部18に被着されるようになっている。前記突縁22と側壁上端部の嵌合面には、嵌合時に弾力的に係合する凹凸条による係合手段22a,18aが設けられている。そして、各単位蓋21、21間の境界部には、例えば上面に断面がU字形あるいはV字形の凹溝23が形成され、該凹溝23の個所で折り曲げるようにして容易に分断し分割できるようになっている。この凹溝23の部分についても、両端部に立ち上がり連結部分を形成し、通常時の連結状態を安定させて、使用上は容易に割れることはないが、人的に力を加えることにより分断できるように構成して実施することができる。図中の11aは蓋体20を開く際の指掛け用の切欠である。
さらに、前記蓋体20の各単位蓋21の上面周縁部には、蓋体20を被着した状態での積み重ね時に、前記底壁部下面14aの脚部16が嵌合することで位置決めの役目を果たす凸縁25が設けられており、蓋着状態においても、上記した非蓋着状態での本体部10のみを積み重ねる場合と同様に、位置ずれを生じさせずに積み重ねができるようになっている。
例えば、図10及び図11のように、本体部10に対し蓋体20を被着した状態の連結容器1を、非蓋着状態での積み重ねと同様に、方向を適宜90°違えて平面が四角形になるように縦横に複数個並べて、かつ、上下で方向を90°違えて複数段に積み重ねることができる。しかも、この積み重ねにおいて、上層の連結容器1の各単位容器11の短辺方向に並ぶ三つの脚部16が、下層の連結容器1の蓋体20における単位蓋21の前記凸縁25の内方部に長辺方向に並んで嵌り込んだ状態になり(図11)、また、上層の連結容器1における単位容器11の長辺方向に並ぶ二つの脚部16が90°方向を違えた下層の連結容器1の蓋体20における二つの単位蓋21の凸縁25の内方部の両方に嵌まり込むことで、位置ずれを生じさせることなく積み重ねることができる。
すなわち、前記の連結容器1を、図10のように各層毎に平面正方形をなすように縦横に並べて、かつ上下で方向を違えて積み重ねることができる。また、図12のように、各層毎に平面長方形をなすように前後で方向を違えて縦横に並べて、かつ上下で交互に方向を違えて積み重ねることもできる。いずれの場合も、パレット上に前記の積み重ね状態で載置しておくことにより、荷崩れが発生する虞がなく、フォークリフト等による運搬作業を容易に行える。
本発明において、連結容器の構成材である合成樹脂発泡体としては、スチレン改質ポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン−エチレン共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体等のポリスチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル系樹脂等の各種合成樹脂の発泡体を用いることができる。分断の容易性の点では、前記ポリスチレン系樹脂の発泡体が好ましく、中でも発泡倍率が50〜65倍のものが好適に用いられる。
上記したように本発明の連結容器1は、農産物の出荷に際して、農産物を収納した状態で予冷室に搬入して差圧予冷を実施する場合は、図7及び図8あるいは図9のように、例えばパレット(図示せず)上において、蓋体20を被着していない本体部10を、各層毎に平面正方形や長方形をなすように縦横に並べ、かつ上下で方向を違えて積み重ねて、フォークリフト等により予冷室へ搬入する。この際、前記のように積み重ねた連結容器1の本体部10が荷崩れすることがなく、搬入等の運搬作業を容易に行える。しかも、前記の積み重ね状態において、各層の各単位容器11の底壁部下面14aに有する切欠部17の部分からの冷気導入及び流通により差圧予冷を良好になし得る。
そして、前記予冷後、前記各連結容器1の本体部10に対し蓋体20を被着して包装した状態で出荷する。この際、図10及び図12のように、各層毎に平面正方形や長方形をなすように縦横に並べ、かつ上下で方向を違えて積み重ねることにより、荷崩れの虞のない安定性のよい積み重ね状態を保持でき、輸送上の取り扱いを容易にし、輸送効率を高めることができる。
そして、農産物を仕入れるスーパー等の輸送先において、複数の単位容器11に分割する際は、まず、蓋体20の一つの単位蓋21を、凹溝23の個所で折り曲げるようにして分離した後、図13のように、隣接する単位容器11、11間を上から割り開くように力を加えることにより、両単位容器11,11間の連結部15において、立ち上がり連結部15bの上端部から分断され、この分断が下方の板状連結部15aに及び、ついには完全に分断されるもので、これにより2つの単位容器11,11に容易に分割できる。
本発明の連結容器は、青果物その他の保冷を要する各種農産物の出荷、輸送及び各小売店への分配等に好適に使用できる
本発明の連結容器の実施例を示す本体部と蓋体の斜視図である。 同上の連結容器の本体部の底側からの斜視図である。 同上の連結容器の蓋体を被着した状態の断面図である。 同上の連結容器の一つの単位容器の縦断面図である。 同上の両単位容器間の連結部の断面図である。 (a)〜(e)は連結部の他の例を示す略示断面図である。 同上の連結容器の予冷時の積み重ね状態の略示斜視図である。 同上の一部の断面図である。 同上の連結容器の他の積み重ね状態の略示斜視図である。 同上の連結容器の蓋体を被着した積み重ねた状態の略示斜視図である。 同上の一部の拡大断面図である。 同上の連結容器の蓋体を被着した他の積み重ね状態の略示斜視図である。 単位蓋を分離して被着した単位容器を分離する際の断面図である。
符号の説明
1…連結容器、10…本体部、11…単位容器、11a…指掛け用の切欠部、12…長辺側の側壁、13…短辺側の側壁、14…底壁部、14a…底壁部下面、15…連結部、15a…板状連結部、15b…立ち上がり連結部、16…脚部、17…切欠部、18…開口部、20…蓋体、21…単位蓋、22…凹部、23…凹溝、25…凸縁。

Claims (4)

  1. 合成樹脂発泡体により成形され、上方に開口する平面長方形の二つの単位容器が、長辺側の側壁同士を近接対向させて該両側壁間の易分断性の連結部を介して分割可能に連結されてなる連結容器であって、
    各単位容器の底壁部下面の四隅部近傍に、それぞれ底壁部下面より下方に突出する脚部が設けられるとともに、前記底壁部下面の側辺部の個所に積み重ね状態での通気部形成用の切欠部が設けられてなり、
    前記各単位容器の底壁部における脚部は、開口部に対応する領域内に配置されていて、両単位容器の短辺方向に並列する各二つの脚部のうちの一方の非連結側の脚部と他方の連結側の脚部の短辺方向外側面間の寸法(L5)が、単位容器の長辺方向に並列する二つの脚部の長辺方向外側面間の寸法(L3)と実質的に同じで、かつ単位容器の開口部の長辺方向の内側寸法(L1)より小さく、また、長辺方向に並列する二つの脚部のうちの一方の脚部の長辺方向外側面と他方の脚部の長辺方向内側面との間の寸法(L6)が、両単位容器の開口部における一方の非連結側の側壁の内側面と他方の連結側の側壁の内側面との間の寸法(L7)より大きく設定され、同形の複数の連結容器を順次90°方向転換して前記脚部を下層の開口部に嵌入させた状態で積み重ねることができ、
    前記両単位容器は、近接対向する長辺側の側壁の外面下部において、底部に沿う板状連結部と該板状連結部から連続して上方に延びる立ち上がり連結部とよりなる連結部により所要の間隙を存して分断可能に一体に連結成形され、
    前記立ち上がり連結部は、その単位容器の側壁に沿った縦方向の断面の上端部の幅が下端部の幅よりも狭い形状であることを特徴とする連結容器。
  2. 前記単位容器の長辺と短辺の寸法比が3:2であり、各単位容器の各脚部の長辺方向と短辺方向の並列間隔の寸法比が3:2である請求項1に記載の連結容器。
  3. 前記各単位容器の底壁部下面側に有する側辺部の切欠部は、四周の側辺部において前記各脚部間の個所にそれぞれ設けられてなる請求項1又は2に記載の連結容器。
  4. 前記各単位容器の開口部に対し被着自在な合成樹脂発泡体製の複数の単位蓋が分断可能に連結された蓋体を備え、該蓋体の各単位蓋の上面周縁部には、前記単位容器の開口部に対応する突縁が設けられてなる請求項1〜のいずれか1項に記載の連結容器。
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