JP2017178292A - 鞍乗り型車両のシート取付部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの取り付け作業性を高めることができる鞍乗り型車両のシート取付部構造を提供する。
【解決手段】シートは、車体前後方向の一端側が車体に係止された状態で他端側が車体に結合される。シートの他端側と車体の間に介装されて、シートの他端側を車体に結合するシート取付部材60Sを設ける。シート取付部材60Sは、車体に対して車幅方向に沿う軸線を揺動軸として揺動自動に取り付けられた車体側連結部と、車体側連結部から車体前後方向に離間した位置に配置され、シートの他端側が取り付けられるシート固定部と、を有している。
【選択図】図7

Description

この発明は、自動二輪車等の鞍乗り型車両のシート取付部構造に関するものである。
鞍乗り型車両の乗員着座用のシートの取付部構造として、前後方向の一端側がフック等によって車体の一部に係止され、前後方向の他端側がボルト締結等によって車体の別の部位に結合されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のシート取付部構造は、フロントシートの前部に設けられたフックが、車体のメインメレームに設けられた係止具に係止されるとともに、フロントシートの後部に突設されたアーム部が、車体のクロスメンバに突設された突起に嵌合されている。そして、フロントシートの後部には、車体に組み付けた状態で施錠されるリヤシートが配置され、リヤシートの前部に突設された押え部が、フロントシートの後部のアーム部の上方変位を規制するようになっている。
特開2009−262845号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシート取付部構造においては、フロントシートの前部側がフックによって係止具に係止された状態で、フロントシートの後部のアーム部が、車体のクロスメンバに溶接固定された突起に嵌合されているため、例えば、フロントシートのフックやそのフックを係止する係止具に加工誤差や取付誤差がある場合や、シートの底板に成形誤差がある場合等に、フロントシートの後部のアーム部をクロスメンバ上の突起に嵌合させることが難しくなる。
そこでこの発明は、シートの取り付け作業性を高めることができる鞍乗り型車両のシート取付部構造を提供しようとするものである。
この発明に係る鞍乗り型車両のシート取付部構造は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
即ち、この発明に係る鞍乗り型車両のシート取付部構造は、乗員の着座するシート(20)の車体前後方向の一端側が車体に係止された状態で、前記シート(20)の車体前後方向の他端側が前記車体に結合される鞍乗り型車両のシート取付部構造において、前記シート(20)の前記他端側と前記車体の間に介装されて、前記シート(20)の前記他端側を前記車体に結合するシート取付部材(60S)を備え、前記シート取付部材(60S)は、前記車体に対して車幅方向に沿う軸線(O)を揺動軸として揺動自動に取り付けられた車体側連結部(42u,42l,60S−2u)と、前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)から車体前後方向に離間した位置に配置され、前記シート(20)の前記他端側が取り付けられるシート固定部(39,40)と、を有していることを特徴とする。
上記の構成により、シート取付部材(60S)は、車体側連結部(42u,42l,60S−2u)によって車体に対して揺動自在に取り付けられる。シート(20)は、車体前後方向の一端側が車体に係止された状態において、車体前後方向の他端側がシート取付部材のシート固定部(39,40)に取り付けられる。このとき、シート取付部材(60S)は、車体側連結部(42u,42l,60S−2u)を介して車体に対して揺動自在となっているため、シート取付部材(60S)は、シート(20)の車体前後方向の他端側をシート固定部(39,40)に取り付けるときに、車体に対する傾斜姿勢や位置を調整することができる。このため、構成部材の各部に加工誤差や成形誤差があっても、シート(20)を車体に容易に取り付けることができる。
前記車体には、前記シート取付部材(60S)の揺動範囲を規制する揺動規制部(60c−1f,48u)が設けられるようにしても良い。
この場合、シート取付部材(60S)の揺動範囲が揺動規制部(60c−1f,48u)によって適正範囲に規制され、シート取付部材(60S)の過大な位置ずれを防止することが可能になる。
前記揺動規制部(60c−1f,48u)と、前記シート取付部材(60S)の前記揺動規制部(60c−1f,48u)と対向する部位のうちの、少なくとも一方に弾性部材(44,45)が配置されるようにしても良い。
この場合、シート取付部材(60S)の揺動量に応じた反力を第1の弾性部材(44,45)によって得ることができるうえ、シート(20)の取り付け作業を完了したときには、シート取付部材(60S)を適正位置に復帰させることができる。また、シート取付部材(60S)と車体側の揺動規制部(60c−1f,48u)が第1の弾性部材(44,45)を介して当接するため、シート取付部材(60S)が急激に揺動した場合における当接音の発生を第1の弾性部材(44,45)によって抑制することができる。
前記揺動規制部(60c−1f,48u)は、前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)を中心とした前記シート取付部材(60S)の一方向の回動を規制する第1の揺動規制部(60c−1f)と、前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)を中心とした前記シート取付部材(60S)の他方向の回動を規制する第2の揺動規制部(48u)と、を有している構成であっても良い。
この場合、シート取付部材(60S)が車体側連結部(42u,42l,60S−2u)を中心としていずれの方向に回動するときにも、第1の揺動規制部(60c−1f)と第2の揺動規制部(48u)のいずれか一方によってシート取付部材(60S)の過大な揺動を確実に規制することができる。
前記第1の揺動規制部(60c−1f)と前記第2の揺動規制部(48u)とは、車幅方向に沿う軸線回りの異なる方向を向き、かつ相互に異なる角度を持つ受け面を有するように配置されるようにしても良い。
この場合、シート取付部材(60S)がいずれかの方向に並進変位することがあっても、第1の揺動規制部(60c−1f)と第2の揺動規制部(48u)のいずれかによって効率良くシート取付部材(60S)の変位を規制することができる。
前記シート取付部材(60S)の前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)は、第2の弾性部材(42u,42l)を介して前記車体に取り付けられ、前記第2の弾性部材(42u,42l)の圧接面には切欠き部(29)が設けられるようにしても良い。
この場合、第2の弾性部材(42u,42l)の切欠き部(29)の大きさや数等を変えることにより、第2の弾性部材(42u,42l)の反力特性を容易に設定変更することが可能になる。
前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)は、車幅方向に沿う同一直線上に複数設けられ、各前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)の前記第2の弾性部材(42u,42l)に設けられる前記切欠き部(29)は同一形状に形成されることが望ましい。
この場合、車幅方向に沿う同一直線上に設けられている複数の車体側連結部(42u,42l,60S−2u)の第2の弾性部材(42u,42l)の反力特性を均一に、かつ的確に設定することができる。
この発明によれば、車体に揺動自動に取り付けられた車体側連結部と、シートの他端側が取り付けられるシート固定部と、を有するシート取付部材を備えているため、シートの前後方向の一端側を車体に係止させた状態において、シート取付部材の傾斜姿勢や位置を微調整しつつ、シートの前後方向の他端側をシート取付部材のシート固定部に取り付けることができる。したがって、この発明によれば、シートの取り付け作業性を高めることができる。
この発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両の側面図である。 この発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両の車体フレームを示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両の車体フレームを示す側面図である。 この発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両の斜視図である。 この発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両のリヤフェンダーフレームの一部を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係るシート取付部材の上面図である。 この発明の一実施形態に係る鞍乗り型車両のシート取付部の側面図である。 この発明の一実施形態に係るシートの縦断面図である。 この発明の一実施形態に係る第2の弾性部材の斜視図である。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。また、以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を指す矢印FR、車両の左方を指す矢印LH、車両上方を指す矢印UPが示されている。
図1は、この実施形態に係る鞍乗り型車両の左側面を示す図である。この実施形態に係る鞍乗り型車両は、車高を低くかつ前後長を長くした所謂クルーザータイプの自動二輪車1である。自動二輪車1の前輪Wfは、左右一対のフロントフォーク3の下端部に回転自在に支持されている。左右のフロントフォーク3は、図示しないステアリングステムと上下のブリッジ部材5を介して、車体フレームFの前端部のヘッドパイプ2に支持されている。上方側のブリッジ部材5には、バータイプの操向ハンドル6が取り付けられている。
自動二輪車1の後輪Wrは、スイングアーム8の後端部に支持されている。スイングアーム8の前端部は、車体フレームFのピボット部13aに上下揺動可能に支持されている。後輪Wrは、自動二輪車1の原動機であるエンジン30に対して、例えば、チェーン7による伝動機構等を介して連係されている。スイングアーム8の後輪支持部の近傍には、後輪Wr側のサスペンション部品であるリヤクッション9の下端部が連結されている。
図2,図3は、自動二輪車1の車体フレームFの主要部を示す図である。
これらの図にも示すように、車体フレームFは、前端部に位置して図示しないステアリングステムを支持するヘッドパイプ2と、ヘッドパイプ2の上部後方から左右に分岐し、それぞれが側面視で後下方に延びた後に後湾曲部14aで下方に向きを変えて延出する左右一対のメインフレーム14と、ヘッドパイプ2の下部後方から左右に分岐し、それぞれ側面視でメインフレーム14よりも急傾斜をなして後下方に延びる左右一対のダウンフレーム15と、左右のメインフレーム14の後部上面側に連結された後部フレーム16と、前部領域が後部フレーム16に連結され、後輪Wrの上方を覆うリヤフェンダー50を支持するリヤフェンダーフレーム60と、を備えている。なお、図2においては、リヤフェンダーフレーム60の図示は省略されている。
左右のメインフレーム14とダウンフレーム15とは、いずれも丸形鋼管の曲げ加工によって形成されている。左右のメインフレーム14は、平面視において、前端部のヘッドパイプ2との接合部から車幅方向外側に湾曲して両者の離間幅が一度一定幅になった後、後湾曲部14aの近傍部に向かって両者の離間幅が狭まり、後湾曲部14aの近傍部から下方に向かって離間幅が再度拡がっている。これらの左右のメインフレーム14の間は、複数のクロスパイプ18A,18B,18Cによって連結されている。左右のメインフレーム14の前部側の上方には、燃料タンク19の前部領域が配置され、左右のメインフレーム14の後部側の離間幅の狭い領域の上方には、後部フレーム16を介して燃料タンク19の後部領域と乗員着座用のシート20が配置されている。
また、左右のメインフレーム14の後湾曲部14aとその下方領域には、ピボットプレート17が取り付けられている。スイングアーム8の前端部を支持するピボット部13aは、ピボットプレート17に取り付けられている。
左右のダウンフレーム15は、複数のクロスパイプ21A,21Bによって相互に連結され、上部側領域が、左右のメインフレーム14の前部領域に対しガセットフレーム22A,22Bによって連結されている。
ダウンフレーム15とメインフレーム14とに囲まれた領域には、エンジン30と変速機31が一体化されたパワーユニットPUが配置されている。パワーユニットPUは、ダウンフレーム15とメインフレーム14とに取り付けられて、車体フレームFの一部を構成している。
後部フレーム16は、左右の各メインフレーム14の後湾曲部14aの近傍の上面から、後部上方に向かって延出する(シート20の後部位置に向かって延出する)左右一対のシートフレーム部23L,23Rと、左右のシートフレーム部23L,23Rの後部同士を連結する略U字状に湾曲した連結部23Aと、を有している。この実施形態の場合、左右のシートフレーム部23L,23Rと連結部23Aとは、丸形鋼管の曲げ加工によって一体に形成されている。ただし、左右のシートフレーム部23L,23Rや連結部23Aは別体部材によって構成しても良い。
後部フレーム16は、さらに左右の各シートフレーム部23L,23Rの延出方向の略中間位置から前部上方側に延出して、前端部が左右の各メインフレーム14に連結される左右一対のシートサブフレーム部24L,24Rを有している。
また、左右のシートサブフレーム部24L,24Rは、側面視ではほぼ直線状とされているが、平面視では延出方向の中央領域が相互に近接するように車幅方向内側に屈曲している。左右のシートサブフレーム部24L,24Rの最近接部の近傍部は、クロスパイプ25によって相互に連結されている。また、シートサブフレーム部24L,24Rの後部領域とシートフレーム部23L,23Rの各間は、略水平に延出するガセットフレーム26によって補強されている。
左右の各シートフレーム部23L,23Rのうちの、左右のシートサブフレーム部24L,24Rとの連結部よりも後部上方側位置は、クロスパイプ27によって相互に連結されている。
リヤフェンダーフレーム60は、図3に示すように、車幅方向の左右両側に配置される一対の側部フレーム部60L,60Rと、一対の側部フレーム部60L,60Rの後部領域同士を上方側で相互に連結する湾曲した図示しないセンタープレートと、を備えている。左右の側部フレーム部60L,60Rは、側面視が後輪Wrの上部形状に略沿う円弧形状である円弧領域60aと、円弧領域60aの前部から前方に延出する前部領域60bと、を有している。左右の側部フレーム部60L,60Rの各前部領域60bは、左右のシートフレーム部23L,23Rの車幅方向内側に配置され、左右の対応するシートフレーム部23L,23Rに複数箇所で締結固定されている。図示しないセンタープレートの上面側には、リヤフェンダー50が取り付けられている。
図4は、後部フレーム16とリヤフェンダーフレーム60の連結部付近を車体の左前部上方側から見た図である。また、図5は、リヤフェンダーフレーム60の左側の側部フレーム部60Lの前部側領域を車体の左前部上方側から見た図である。
左右の側部フレーム部60Lの前部領域60bと円弧領域60aの間には、円弧領域60aの前縁部と前部領域60bに対して上方に膨出する膨出領域60cが設けられている。左右の側部フレーム部60L,60Rの膨出領域60cには、主要部がアルミニウム合金等の金属から成るシート取付部材60Sが架設されている
図6は、シート取付部材60Sを車両上方側から見た図であり、図7は、シート取付部材60Sとその取付部付近を拡大した自動二輪車1の側面図である。
これらの図に示すように、シート取付部材60Sは、下方に開口した浅い略ボックス形状に形成された本体部60S−1と、本体部60S−1の左右の側壁の前端部寄り領域に溶接固定された前側突片60S−2と、本体部60S−1の左右の側壁の後端部寄り領域に溶接固定された後側突片60S−3と、を有している。
本体部60S−1は、平坦な上壁60S−1uの下面側に、図示しないレギュレータ(レギュレータレクチャファイア)がボルト66によって締結固定されている。レギュレータは、発電機で発電した交流電力を直流に変換し、電圧を規定電圧以下にして出力する。また、本体部60S−1の後壁60S−1rには、シート20の後部側下面を締結固定するための一対の締結孔40が形成されている。一対の締結孔40は、後壁60S−1rの車幅方向に離間した位置に形成されている。後壁60S−1rの各締結孔40の裏面側にはウェルドナット39(図7参照)が取り付けられている。この実施形態においては、後壁60S−1rの締結孔40とウェルドナット39が、乗員着座用のシート20の後部が固定されるシート固定部を構成している。
なお、締結孔40とウェルドナット39からなるシート固定部は、本体部60S−1の後壁60S−1rに限らず、前側突片60S−2から車体前後方向に離間した位置であれば、他の部位、例えば、上壁60S−1u上に設けるようにしても良い。
シート取付部材60Sの左右の前側突片60S−2は、略水平な上壁60S−2uと、その上壁60S−2uの前端部から下方に屈曲して延出する垂下壁60S−2fと、を有している。前側突片60S−2の上壁60S−2uには、図示しない挿通孔が形成されており、前側突片60S−2を左右の対応する側部フレーム部60L,60Rに固定するためのボルト41が挿通されるようになっている。前側突片60S−2の上壁60S−2uの上面側と下面側には、第2の弾性部材であるゴムブッシュ42u,42lが重ねられて配置されている。さらに、上側のゴムブッシュ42uの上面と下側のゴムブッシュ42lの下面にはワッシャ43が重ねられ、上下のゴムブッシュ42u,42lが、前側突片60S−2の上壁60S−2uを挟み込んだ状態でボルト41によって左右の対応する側部フレーム部60L,60Rに固定されている。
シート取付部材60Sは、左右の前側突片60S−2の上壁60S−2u部分がゴムブッシュ42u,42lを介して左右の対応する側部フレーム部60L,60Rに揺動自在に取り付けられている。具体的には、上下のゴムブッシュ42u,42lは、軸心部がボルト41によって対応する側部フレーム部60L,60Rに固定され、外周縁部が前側突片60S−2の上壁60S−2uの上下の各面とワッシャ43とに圧接されている。これにより、シート取付部材60Sは、上下のゴムブッシュ42u,42lの初期荷重を受けて一定位置、かつ一定姿勢に維持されており、この状態から外力が加わったときには、ゴムブッシュ42u,42lの弾性変形に伴って微少な変位が許容される。
シート取付部材60Sの左右の前側突片60S−2は、本体部60S−1の左右の対称位置に形成されている。したがって、左右の前側突片60S−2の上壁60S−2u部分は、上下のゴムブッシュ42u,42lとともに、車体(側部フレーム部60L,60R)に対して車幅方向に沿う軸線Oを揺動軸として重力方向に揺動自在に取り付けられている。
この実施形態の場合、左右の前側突片60S−2の上壁60S−2uと上下のゴムブッシュ42u,42lが、シート取付部材60Sにおける車体側連結部を構成している。
また、この実施形態の場合、シート取付部材60Sは、図7に示すように左右の前側突片60S−2がゴムブッシュ42u,42lを介して左右の側部フレーム部60L,60Rに取り付けられた状態において、本体部60S−1の上壁60S−1uが側部フレーム部60L,60Rの傾斜に略沿うように車体後方側に向かって上方傾斜している。
シート取付部材60Sの左右の後側突片60S−3は、本体部60S−1の上壁60S−1uに略沿うように、車体後方側に向かって上方傾斜する規制壁60S−3aを有している。この規制壁60S−3aには、ゴム緩衝部材44(第1の弾性部材)が取り付けられている。ゴム緩衝部材44は、略円柱状の荷重受け部が規制壁60S−3aの下方に突出している。
また、シート取付部材60Sの左右の前側突片60S−2の垂下壁60S−2fにも、同様のゴム緩衝部材45(第2の弾性部材)が取り付けられている。ゴム緩衝部材45は、略球面状の荷重受け部が垂下壁60S−2fの後方に突出している。
ここで、側部フレーム部60L,60Rの膨出領域60cは、図5,図7に示すように鉛直方向に沿って起立する前面60c−1fと、前面60c−1fの上端から車体後方側に略水平に延出する上面60c−1uと、を有する突部60c−1を有しており、その突部60c−1の上面60c−1uにシート取付部材60Sが取り付けられている。具体的には、突部60c−1の上面60c−1uには、図5に示すように締結穴46が設けられており、シート取付部材60Sの前側突片60S−2とゴムブッシュ42u,42lを貫通したボルト41の先端部が締結穴46に締結固定されている。シート取付部材60Sは、ゴムブッシュ42lの下面側に配置されたワッシャ43が突部60c−1の上面60c−1uに当接した状態でシート取付部材60Sの前側突片60S−2に取り付けられている。
また、突部60c−1の前面60c−1fには、シート取付部材60Sの前側突片60S−2の垂下壁60S−2fに取り付けられたゴム緩衝部材45が当接するようになっている。垂下壁60S−2fは、ゴム緩衝部材45を介して突部60c−1の前面60c−1fに当接することにより、シート取付部材60Sのゴムブッシュ42u,42l部分を中心とした(回動支点とした)一方向の過大な回動を規制される。突部60c−1の前面60c−1fは、シート取付部材60Sの揺動範囲を規制する揺動規制部(第1の揺動規制部,受け面)を構成している。
また、側部フレーム部60L,60Rの膨出領域60cは、突部60c−1の後方側に隣接する窪み部47と、窪み部47の後方側に隣接する側面視が略三角形状の隆起部60c−2と、を備えている。隆起部60c−2には、後部上方側に向かって延出する延出壁48が突設されている。延出壁48の上面48uは平坦に形成されており、その上面48uには、シート取付部材60Sの後側突片60S−3に取り付けられたゴム緩衝部材44が当接するようになっている。規制壁60S−3aは、ゴム緩衝部材44を介して延出壁48の上面48uに当接することにより、シート取付部材60Sのゴムブッシュ42u,42l部分を中心とした(回動支点とした)他方向の過大な回動を規制される。規制壁60S−3aの上面48uは、シート取付部材60Sの揺動範囲を規制する揺動規制部(第2の揺動規制部,受け面)を構成している。
なお、この実施形態においては、ゴム緩衝部材44が後側突片60S−3の規制壁60S−3aに取り付けられているが、ゴム緩衝部材44は、車体側(例えば、延出壁48の上面48u)に取り付けるようにしても良い。同様に、この実施形態においては、ゴム緩衝部材45が前側突片60S−2の垂下壁60S−2fに取り付けられているが、ゴム緩衝部材45は、車体側(例えば、側部フレーム部60L,60Rの突部60c−1の前面60c−1f)に取り付けるようにしても良い。
図8は、乗員着座用のシート20の底部領域を車体前後方向に略沿って切断した縦断面を示す図である。
シート20は、図示しないシートフレームやクッション材が底板49によって支持されている。底板49の前部側の下面には、車体前方に向かって略L字状に突出する係合フック51が延設されている。係合フック51は、図4に示すように、左右のシートサブフレーム部24L,24Rに架設された係止プレート52の下方に車体後方側から挿入され、係止プレート52に係止されるようになっている。
また、底板49の後部には、取付フランジ49fが延設され、その取付フランジ49fにはゴムブッシュ53を介して一対の締結ボルト54が保持されている。締結ボルト54の軸部は、シート取付部材60Sの後壁60S−1rの締結孔40とその背部のウェルドナット39に締め込まれるようになっている。
ところで、シート取付部材60Sの前側突片60S−2を側部フレーム部60L,60Rに揺動可能に支持させる上下のゴムブッシュ42u,42lは、図9に示すような形状とされている。同図に示すように、上下のゴムブッシュ42u,42lは同一形状であり、軸心部にボルト41の軸部が嵌入される軸孔28が形成され、ワッシャ43と当接する軸方向の一方の端面に、放射状に複数の切欠き溝29(切欠き部)が形成されている。シート取付部材60Sの左右の前側突片60S−2に取り付けられるゴムブッシュ42u,42lは、切欠き溝29の形状(形と本数)も含めて同仕様のものが採用されている。
シート20を実際に車体に取り付ける場合には、シート20の底板49の前部側の係合フック51を車体側の係止プレート52に係止させ、その状態において、底板49の後部側を締結ボルト54によってシート取付部材60Sの本体部60S−1の後部に締結固定する。このとき、締結ボルト54の軸部を、シート取付部材60Sの後部の対応する締結孔40に挿入するが、この際シート取付部材60Sを左右の前側突片60S−2部分で、ゴムブッシュ42u,42lを利用して適宜揺動させることにより、締結ボルト54の軸部を対応する締結孔40に挿入する。この状態において、締結ボルト54を締め込むことにより、シート20の後部は、シート取付部材60Sを介して車体側に締結固定される。
以上のように、この実施形態に係るシート取付部構造は、リヤフェンダーフレーム60の側部フレーム部60L,60Rに揺動自在に取り付けられた前部側の前側突片60S−2と、シート20の後端部が取り付けられる後側のシート固定部(締結孔40及びウェルドナット39)を有するシート取付部材60Sを備えている。このため、シート20の前部側の係合フック51を車体側の係止プレート52に係止させた状態で、シート取付部材60Sの傾斜姿勢や位置を微調整しつつ、シート20の後端部側をシート取付部材60Sの本体部60S−1の後壁60S−1rに締結ボルト54によって容易に締結固定することができる。したがって、この実施形態に係るシート取付部構造を採用することにより、シート20の取り付け作業性を高めることができる。
また、この実施形態に係るシート取付部構造においては、車体側(側部フレーム部60L,60R)にシート取付部材60Sの揺動範囲を規制する突部60c−1の前面60c−1fと、延出壁48の上面48uが設けられている。このため、シート取付部材60Sの揺動範囲を適正範囲に規制し、シート取付部材60Sの過大な位置ずれを防止することができる。したがって、この構造を採用することにより、シート20の取り付け作業性をより高めることができる。
特に、この実施形態に係るシート取付部構造の場合、シート取付部材60Sの前側突片60S−2と後側突片60S−3の車体側との当接部にゴム緩衝部材45,44が取り付けられている。このため、シート取付部材60Sの揺動量に応じた反力をゴム緩衝部材45,44によって得ることができるうえ、シート20の後部の取り付けを完了した後にはシート取付部材60Sを適正位置に復帰させることができる。したがって、この構成を採用することにより、シート20の取り付け作業がより行い易くなる。
また、このシート取付構造の場合、シート取付部材60Sが車体側の突部60c−1や延出壁48に対してゴム緩衝部材45,44を介して当接するため、シート取付部材60Sが急激に揺動した場合等における当接音の発生を、ゴム緩衝部材45,44の弾性によって抑制することができる。
また、この実施形態に係るシート取付部構造においては、車体側の側部フレーム部60L,60Rが、シート取付部材60Sの車幅方向に沿う軸線回りの一方の回動を規制する突部60c−1の前面60c−1f(第1の揺動規制部)と、シート取付部材60Sの前記軸線回りの他方の回動を規制する延出壁48の上面48u(第2の揺動規制部)と、を有している。このため、シート取付部材60Sが前記軸線回りにいずれの方向に回動するときにも、シート取付部材60Sの過大な揺動を確実に規制することができる。
特に、この実施形態に係るシート取付部構造においては、第1の揺動規制部である突部60c−1の前面60c−1f(受け面)と、第2の揺動規制部である延出壁48の上面48u(受け面)とが、前記軸線回りの異なる方向を向き、かつ相互に異なる角度を持つように配置されている。このため、シート取付部材60Sが、シート20の取り付け時等の荷重入力によっていずれかの方向に並進変位することがあっても、突部60c−1の前面60c−1fと、延出壁48の上面48uのいずれかによってシート取付部材60Sの変位を効率良く規制することができる。
さらに、この実施形態に係るシート取付部構造においては、シート取付部材60Sの前側突片60S−2が、ゴムブッシュ42u,42lを介して車体(側部フレーム部60L,60R)に取り付けられ、ゴムブッシュ42u,42lの圧接面(例えば、ワッシャ43との圧接面)に切欠き溝29が形成されている。このため、ゴムブッシュ42u,42lの切欠き溝29の大きさや数等を変えることにより、ゴムブッシュ42u,42lの反力特性を容易に設定変更することができる。
また、この実施形態に係るシート取付部構造では、シート取付部材60Sの左右の前側突片60S−2に取り付けられるゴムブッシュ42u,42lの切欠き溝29が同一形状(同一本数)に設定されている。このため、シート取付部材60Sの左右のゴムブッシュ42u,42lの反力特性を均一に、かつ的確に設定することができる。
なお、この発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば、上記の実施形態においては、シート20の前端部側が車体に係止され、シート20の後端部側がシート取付部材20を介して車体に結合されているが、逆に、シート20の後端部側を車体に係止させ、シート20の前端部側をシート取付部材20を介して車体に結合するようにしても良い。
また、鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む。)のみならず、前二輪かつ後一輪の三輪車両等も含まれる。
1…自動二輪車(鞍乗り型車両)
20…シート
29…切欠き溝(切欠き部)
39…ウェルドナット(シート固定部)
40…締結孔(シート固定部)
42u,40l…ゴムブッシュ(車体側連結部,第2の弾性部材)
44,45…ゴム緩衝部材(第1の弾性部材)
48u…上面(揺動規制部,第2の揺動規制部,受け面)
60c−1f…前面(揺動規制部,第1の揺動規制部,受け面)
60S…シート取付部材
60S−2u…上壁(車体側連結部)
O…軸線

Claims (7)

  1. 乗員の着座するシート(20)の車体前後方向の一端側が車体に係止された状態で、前記シート(20)の車体前後方向の他端側が前記車体に結合される鞍乗り型車両のシート取付部構造において、
    前記シート(20)の前記他端側と前記車体の間に介装されて、前記シート(20)の前記他端側を前記車体に結合するシート取付部材(60S)を備え、
    前記シート取付部材(60S)は、
    前記車体に対して車幅方向に沿う軸線(O)を揺動軸として揺動自動に取り付けられた車体側連結部(42u,42l,60S−2u)と、
    前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)から車体前後方向に離間した位置に配置され、前記シート(20)の前記他端側が取り付けられるシート固定部(39,40)と、を有していることを特徴とする鞍乗り型車両のシート取付部構造。
  2. 前記車体には、前記シート取付部材(60S)の揺動範囲を規制する揺動規制部(60c−1f,48u)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両のシート取付部構造。
  3. 前記揺動規制部(60c−1f,48u)と、前記シート取付部材(60S)の前記揺動規制部(60c−1f,48u)と対向する部位のうちの、少なくとも一方に第1の弾性部材(44,45)が配置されていることを特徴とする請求項2に記載の鞍乗り型車両のシート取付部構造。
  4. 前記揺動規制部(60c−1f,48u)は、前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)を中心とした前記シート取付部材(60S)の一方向の回動を規制する第1の揺動規制部(60c−1f)と、前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)を中心とした前記シート取付部材(60S)の他方向の回動を規制する第2の揺動規制部(48u)と、を有していることを特徴とする請求項2または3に記載の鞍乗り型車両のシート取付部構造。
  5. 前記第1の揺動規制部(60c−1f)と前記第2の揺動規制部(48u)とは、車幅方向に沿う軸線回りの異なる方向を向き、かつ相互に異なる角度を持つ受け面を有するように配置されていることを特徴とする請求項4に記載の鞍乗り型車両のシート取付部構造。
  6. 前記シート取付部材(60S)の前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)は、第2の弾性部材(42u,42l)を介して前記車体に取り付けられており、
    前記第2の弾性部材(42u,42l)の圧接面には切欠き部(29)が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両のシート取付部構造。
  7. 前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)は、車幅方向に沿う同一直線上に複数設けられ、
    各前記車体側連結部(42u,42l,60S−2u)の前記第2の弾性部材(42u,42l)に設けられる前記切欠き部(29)は同一形状に形成されていることを特徴とする請求項6に記載の鞍乗り型車両のシート取付部構造。
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