JP2017172586A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. ジカルボン酸成分とジオール成分とから構成される熱可塑性ポリエステル樹脂（Ａ）、成分（Ｂ）、ならびに無機充填剤（Ｃ）を含有してなるポリエステル樹脂組成物を含んでなるファンであって、
   該成分（Ｂ）は、可塑剤、又は可塑剤及びエラストマーであって、該可塑剤は、ポリエステル系可塑剤、多価アルコールエステル系可塑剤、多価カルボン酸エステル系可塑剤、及び下記一般式（Ｉ）で表される化合物からなる群より選ばれる１種又は２種以上を含むものである、
   ファン。
   

   

   （式中、Ａ _１ 及びＡ _２ は、それぞれ独立して、炭素数４以上１８以下のアルキル基、炭素数７以上１８以下のアラルキル基、又はそれらの（ポリ）オキシアルキレン付加物とのモノ又はジエーテルを示し、ｎは０又は１であり、Ｘは、−ＳＯ _２ −、−Ｏ−、−ＣＲ _１ Ｒ _２ −、−Ｓ−のいずれかを示し、ここでＲ _１ 及びＲ _２ は、それぞれ独立して、Ｈ又は炭素数４以下のアルキル基であり、Ｒ _３ 及びＲ _４ は、それぞれ独立して、−Ｏ−、−ＣＯ−、−ＣＨ _２ −のいずれかを示す）
2. 熱可塑性ポリエステル樹脂（Ａ）におけるジカルボン酸成分が、脂肪族ジカルボン酸、脂環式ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸、及びフラン構造を有するジカルボン酸からなる群より選ばれる１種又は２種以上を含む請求項１記載のファン。
3. 熱可塑性ポリエステル樹脂（Ａ）におけるジオール成分が、脂肪族ジオール、脂環式ジオール、芳香族ジオール、及びフラン構造を有するジオールからなる群より選ばれる１種又は２種以上を含む請求項１又は２記載のファン。
4. 無機充填剤（Ｃ）が板状充填剤である請求項１〜３いずれか記載のファン。
5. 無機充填剤（Ｃ）がマイカである請求項１〜４いずれか記載のファン。
6. 成分（Ｂ）が１種又は２種以上の可塑剤と、１種又は２種以上のエラストマーとを含む請求項１〜５いずれか記載のファン。
7. 請求項１〜６いずれか記載のファンを用いることを特徴とする、振動音の低減方法。