JP5745441B2 - 耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材 - Google Patents
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Description
一般的な自動車用制振材には、アスファルトを主剤としたシ−ト系の制振材(以下、アスファルトシ−トという。)やアクリルエマルションを主剤として高粘度化した塗料を用いた吹付型制振材などがあり、これらはいずれも車室内のフロア−部へ施工或いは塗布した後、塗装炉の熱源を利用して加熱することにより、被着面に融着して制振効果を発現させている。
又、ホイルハウス、ドア裏、クォ−タ部などの縦壁面を対象として用いられている制振材として、アスファルトシ−トにアクリル系粘着剤を塗工したものや、拘束層(制振材を構成する粘着層に強靱性を付与等の目的で施用するもの。)にアスファルトシ−ト、アルミ箔(或いはアルミ板)又はガラスクロス等を用いて、当該拘束層とブチルゴム系或いはブタジエンゴム系の自己融着型粘弾性層とを組み合わせた感圧接着型制振材があり、これらは加熱せずとも適応が可能である。
これらの制振材はいずれも上記のように車室内で使用されているが、近年、車室外騒音対策として車室外でも使用できる制振材のニ−ズも高まってきている。
しかしながら、車室外においても制振シ−トを適応させるためには、多くの課題があり例えば、エンジンル−ムや床裏部等に用いる材料としては、石跳ねなどにより割れや剥離が発生しない「耐チッピング性」を有する材料でなければならない。
特開平6−247344号公報には、耐チッピング性能を具備しているので車両床裏面に制振材を適用するという車両の制振処理方法が記載されていて、その処理方法には、熱可塑性材料を主な構成成分としてなる制振材が用いられること、車両床面に対して粘弾性層及び拘束層からなる制振材を用いることが記載されているが、その制振材の具体的な内容は、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン、炭酸カルシウム及び硫酸バリウム、イオウ、加硫促進剤、ブロンアスファルト及び過酸化物を80℃で混練後、圧延してなるシート状の熱硬化性樹脂拘束層とスチレン−ブタジエンラバ−、粘着付与剤及びオイルよりなる混合物にストレ−トアスファルトを混合、圧延して得た粘弾性層を一体化してなる制振材となっている。
特開平06−0247354号公報には、その制振材の具体的な内容は、上記と同様であって、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン、炭酸カルシウム及び硫酸バリウム、イオウ、加硫促進剤、ブロンアスファルト及び過酸化物を80℃で混練後、圧延してなるシート状の熱硬化性樹脂拘束層とスチレン−ブタジエンラバ−、粘着付与剤及びオイルよりなる混合物にストレ−トアスファルトを混合、圧延して得た粘弾性層とを一体化してなる耐チッピング性能を具備した制振材となっているが、その車両床裏面への適用に際して、車両自体を反転させるという特徴を持たせた方法が記載されている。
特開平6−247355号公報には、その制振材の具体的な内容は、上記と同様であって、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエン、炭酸カルシウム及び硫酸バリウム、イオウ、加硫促進剤、ブロンアスファルト及び過酸化物を80℃で混練後、圧延してなるシ−ト状の熱硬化性樹脂拘束層とスチレン−ブタジエンラバ−、粘着付与剤及びオイルよりなる混合物にストレ−トアスファルトを混合、圧延して得た粘弾性層とを一体化してなる耐チッピング性能を具備した制振材となっているが、その車両床裏面への適用に際して、当該制振材を車両の下方に設けた下型に載置し、車両を下降せしめるという特徴を持たせた方法が記載されている。
特開2004−115565公報には、−20℃以下の寒冷な環境下にあっても、石はね(チッピング)により塗膜に割れや剥離を発生しない、耐寒衝撃性に優れ、しかも塗膜が高い制振性能を顕現するアスファルト系耐チッピング材について記載があり、そのアスファルト系耐チッピング材は、アスファルトを主成分とする耐チッピング材であって、イソシアネ−ト樹脂、エポキシ樹脂、及びこれらの樹脂の硬化剤を含み、また、前記アスファルトは、ストレ−トアスファルトであるとなっている。
特開平11−29737公報には、耐チッピング性を有すると共に、適度な膜厚で効果的に制振性等の性能を有し、高品質な塗膜を形成することができる塗料組成物を調製し得て且つ長期に渡り安定なラテックスについて記載があり、そのラテックスは、(a)脂肪族共役ジエン系単量体5〜60重量%、(b)エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.1〜10重量%、および(c)これら単量体以外の他の単量体30〜94.9重量%をα−メチルスチレンダイマ−の存在下に共重合して得られる共重合体ラテックスであって、その共重合体が、0〜60℃の温度範囲に損失係数(tanδ)が1以上のピ−クを有し、且つ共重合体のトルエン不溶分が10〜90重量%である水系塗料用共重合体ラテックスとなつている。
特開平8−182961公報には、自動車の、主としてホイルハウス部、床裏部等に塗装される耐チッピング塗料塗膜に、制振性を付与させることを目的として、最初に、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、架橋助剤5〜40重量部、有機過酸化物0.02〜0.5重量部、発泡剤2〜20重量部を含有する塩化ビニルプラスチゾル塗料1を塗布し、次いで、この塗膜1の上に、塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、接着性付与剤1〜30重量部を含有する塩化ビニルプラスチゾル塗料2を塗布後に、120〜180℃の温度で20〜40分間加熱乾燥することを特徴とする自動車の制振性を有する耐チッピング塗膜形成方法が記載されている。
特開平7−166093公報には、樹脂成分として、ポリウレタン系樹脂とアクリル系樹脂及び/又はスチレン−ブタジエン系共重合樹脂とを併用したことを特徴とする水性エマルジョン型の自動車用耐チッピング塗料が記載され、当該塗料は、自動車のタイヤハウス、床裏、フロントエプロンなどに塗布されて飛石による車両の損傷を防止できるという良好な耐チッピング性を有すると共に、床裏等に制振性能の良好な塗膜を与えられることが記載されている。
本発明の他の目的や新規な特徴については本件明細書及び図面の記載からも明らかになるであろう。
(請求項1)無発泡タイプの熱硬化性制振シ−トと粘着層とからなる制振材であって、該熱硬化性制振シ−トは、5〜15重量%のカ−ボン材料とポリブタジエン系エラストマ−と硬化剤と石油樹脂と無機充填材を含有してなり、制振性能と共に耐チッピング性能を備え、てなることを特徴とする耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
(請求項2)無発泡タイプの熱硬化性制振シ−トが、5〜15重量%のカ−ボン材料と10〜30重量%のポリブタジエン系エラストマ−と1〜10重量%の硬化剤と1〜20重量%の石油樹脂と50〜70重量%の無機充填材を含有してなり、制振性能と共に耐チッピング性能を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載の耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
(請求項3)粘着層は、粘着剤又はホットメルト接着剤からなることを特徴とする、請求項1又は2に記載された耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
(請求項4) 制振材が、車両床裏部又はエンジンル−ムの耐チッピング性能と制振性能を必要とする箇所に貼着できることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載された耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
本発明によれば、アスファルト系耐チッピング材によらないポリブタジエン系エラストマ−を主体とした耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材を提供でき、シ−ト状制振材を、粘着剤又はホットメルト接着剤からなる粘着層を介して、制振性能と共に耐チッピング性能を備えていることが必要な車両床裏部又はエンジンル−ムのような箇所に、自己粘着又は熱溶着で貼着できるシ−ト状制振材を提供することができる。
本発明の制振材は、シ−ト状であって、テックスやプラスチゾル塗料や水性エマルジョン型ではない自己粘着又は熱溶着で貼着できるシ−ト状制振材を提供することができる。
即ち、本発明の熱硬化性制振シ−トを構成する場合に、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム及びハイスチレンゴムから選ばれた1種以上の合成ゴムで構成する場合には、カ−ボン材料を含有させることができるが、その場合、当該カ−ボン材料は、少量とし、参考例に示すように、例えば、好ましくは1〜5重量%とする。
一方、カ−ボン材料を、増量し、前記配合量の5重量%を超えて配合していくと、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム及びハイスチレンゴムから選ばれた1種以上の合成ゴムを添加しなくても、耐チッピング性能の低下を抑え、制振性能も満たすことができる熱硬化性制振シ−トを得ることができる。
この場合のように、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム及びハイスチレンゴムから選ばれた1種以上の合成ゴムを配合しない場合のカ−ボン材料の配合量は、5〜15重量%で、5重量%未満では、耐チッピング性能の低下を招き、一方、15重量%を超えて配合していくと、制振材を加熱焼付した際に、落込量、収縮率が必要な物性を外れる可能性があり、これは自動車の必要な部位に制振材を設置して加熱融着しても、鋼板の形状に追従して融着せず、制振性が得られないという不具合を生じ易い。
当該カ−ボン材料としては、代表的には、カ−ボンブラックが例示できる。
当該スチレン−ブタジエンゴムには、例えば、液状スチレン−ブタジエンゴムが使用される。その重量平均分子量には特に制限はなく例えば5000〜20000の重量平均分子量のものが使用される。
ブタジエン(BR)には、1,2−ブタジエンの重合体もあるが、一般的には、共役ジエンの1,3−ブタジエンの重合によるブタジエンゴムを指す。
即ち、熱可塑性エラストマーは常温ではゴム的性質を持ちながら,高温では熱可塑性樹脂と同じく射出成形などの溶融成型ができる高分子材料である。
熱可塑性エラストマ−には、オレフィン系、スチレン系、塩ビ系、ウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、フッ素系、ブタジエン系などがあるが、本発明では熱可塑性エラストマ−として、ポリブタジエン系熱可塑性エラストマ−を使用する。
当該ポリブタジエン系熱可塑性エラストマ^としては、例えば、1,2−ポリブタジエンと共役ジエン化合物との共重合体及びこれらの水添物、アイオノマ−、ポリオレフインのカルボキシ変性体等が挙げられる。
1,2−ポリブタジエンとしては、1,2結合含有量が70%以上、好ましくは85%以上で、結晶化度が5%以上、好ましくは10〜40%のものが推奨される。分子量は混練加工性及び架橋性を得るためには、[η](トルエン30℃)が0.5dl/gr以上であることが好ましい。
共役ジエン化合物には、例えば、イソプレンが使用される。
本発明で使用される熱可塑性エラストマ−としては、代表的には、シンジオタクチック1,2−ポリブタジエンが挙げられ、例えば、1,2−結合を90%以上含み、平均分子量が10数万〜20数万のものが挙げられる。
硫黄としては、例えば、粉末硫黄、コロイド硫黄等一般的な硫黄が使用でき、又、加熱により硫黄を発生する化合物としては、例えば、テトラメチルチラウムジスルフィド、テトラエチルチラウムジスルフイドが使用できる。
当該加硫促進剤の例としては、チアゾ−ル系加硫促進剤、スルフェンアミド系加硫促進剤、及びグアニジン系加硫促進剤が挙げられ、具体的には、例えば、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(CBS)、N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(BBS)、N,N−ジシクロへキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(DCBS)、2−メルカプトベンゾチアゾール(MBT)、ジベンゾチアジルジスルフィド(MBTS)、ジフェニルグアニジン(DPG)が挙げられる。また、公知の加硫剤であるモルフォリンジスルフィドを用いることもできる。
又、軟化剤としては、一般にプロセスオイル、エクステンダ−オイルと呼ばれる鉱物油系のゴム用軟化剤が挙げられる。上記他成分との相溶性の点からナフテン系及び芳香族系のものが好ましい。
各種助剤としては、例えば、加硫助剤が例示され、当該加硫助剤としては、例えば、無機系の酸化亜鉛、酸化マグネシウム、有機系のステアリン酸、アミン類が挙げられる。
当該カ−ボン材料の配合量が5重量%未満では、耐チッピング性能の低下を招き、一方、15重量%を超えて配合していくと、制振材を加熱焼付した際に、落込量、収縮率が必要な物性を外れる可能性があり、これは自動車の必要な部位に制振材を設置して加熱融着しても、鋼板の形状に追従して融着せず、制振性が得られないという不具合を生じ易い。
当該粘着層は、粘着剤又はホットメルト接着剤からなる。
自己粘着又は熱溶着を意図している。
当該粘着剤は、各種高分子エラストマ−をベ−スに、必要に応じて粘着付与剤、架橋剤、安定剤、可塑剤などを配合して構成することができる。
使用されるエラストマ−の種類により、ゴム系、アクリル系、シリコーン系に大別される。例えば、アクリル系粘着剤を使用することができる。
当該アクリル系粘着剤は、アクリル酸エステル系共重合体により構成される。
当該粘着付与剤としては、テルペン系樹脂や前記熱硬化性制振シ−トで使用の石油樹脂が例示できる。
当該架橋剤も前記熱硬化性制振シ−トで使用の硫黄などが使用できる。
当該安定剤としては、ハイドロタルサイト、ラウリン酸、ステアリン酸、リシノール酸等の炭素数12〜20の飽和又は不飽和脂肪酸金属塩が挙げられる。当該金属塩としては亜鉛塩、カルシウム塩、バリウム塩、鉛塩等が挙げられる。具体的には、金属石ケンとしては、例えば、ラウリン酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、リシノール酸カルシウム、ラウリン酸亜鉛、リシノール酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、ラウリン酸バリウム、ステアリン酸バリウム、リシノール酸バリウム等が挙げられる。また、安定剤としては、燐系のホスファイトなどを配合することができる。
当該可塑剤としては、例えば、ポリエステル系可塑剤が挙げられる。当該ポリエステル系可塑剤としては、例えば、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸等のような炭素数2〜10の脂肪族ジカルボン酸および/または芳香族ジカルボン酸等のジカルボン酸と、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、ヘキサンジオール等のような炭素数2〜10のグリコールとの重縮合によるポリエステル系可塑剤が挙げられる。
ポリウレタン系のものは、湿気硬化型ホットメルト接着剤を構成し、末端にイソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを含む接着剤であって、一般に加熱溶融状態で鋼板基材と熱硬化性制振シ−トとの両方に塗工され、冷却固化することにより初期接着後、イソシアネート基が大気中の水分で架橋して、ウレタンプレポリマーが高分子量化する湿気硬化によって、接着力及び耐熱性等が向上する接着剤である。
当該ウレタンプレポリマーは、ポリオキシテトラメチレンポリオール(PTMG)等のポリオールとNCO基の部分構造を持つ化合物であるイソシアネート化合物とを従来既知の方法にしたがって反応させることで得ることができる。
制振材は、各種の生産機械、輸送機械、産業用機械分野でも使用できるが、前記のように、自動車分野での使用が好ましい。
例えば、自動車分野では、自動車の施工部位に応じてプレス機等の従来公知の加工機により当該圧着一体化した制振材を打ち抜き加工し、主として自動車製造工場のボディショップと呼ばれる部署において貼着作業により施工できる。
当該試験片について、次の試験を実施した。
試験方法;
(I)ナット落下試験
試験片の試料の中央にナットを3kgずつ落下させ、試料に割れや基板の間隙などの異常の発生した際のナットの総落下重量を調査した。又、落下させる重量は、最大60kg(3kgX20回)として、試料に異常の発生が見られない場合には、試料の摩耗深さ(mm)を測定した。
(III)飛び石衝撃試験
飛び石試験機により試験片の試料砕石を500gずつ衝突させ、試料に割れや基板の間隙などの異常の発生した際の飛び石を衝突させた総重量を調査した。異常が生じた場合、その際の総重量の基準を1kgに置いた。又、衝突させる重量は、最大5kg(500gX10回)とした。
(B)制振性能(試料寸法15X200mm)
共振法(日本音響材料協会 出版「騒音対策ハンドブック」438頁参照、中点加振法、基板:300X30X0.8mm鋼板)により、20℃、40℃、及び60℃の各温度における損失係数η(200Hz換算)を測定した。なお、損失係数ηはその値が大きい程測定材料の制振性が高いとされ、0.05以上の値であれば制振性があると判断される。
試験結果を表2に示す。
当該試験片について、参考例1と同様の試験を実施した。
試験結果を表2に示す。
当該試験片について、参考例1と同様の試験を実施した。
試験結果を表2に示す。
当該試験片について、参考例1と同様の試験を実施した。
試験結果を表2に示す。
表1の配合で熱硬化性制振シ−ト(板厚3mm)を調製し、粘着層として水系アクリル粘着剤を100μm(DRY)塗工したものを試料(寸法45X120mm)として用い、次記寸法の電着塗装鋼板基板にセットして、150℃の熱風循環式恒温槽内で30分間加熱して硬化したものを試験片として用いた。
当該試験片について、参考例1と同様の試験を実施した。
試験結果を表2に示す。
上記表2の結果に示すように、本発明品や参考品は、ナット落下試験では、割れや基板の間隙などの異常の発生が見られなかった。又、飛び石衝撃試験結果も良好であり、耐チッピング性能も制振性能も具備させることができることが判る。
それに対し、比較品では、ナット落下試験において、異常の発生が見られ、又、飛び石衝撃試験で、浅い摩耗深さを示し、飛び石衝撃試験の結果は良好ではなかった。
Claims (4)
- 無発泡タイプの熱硬化性制振シ−トと粘着層とからなる制振材であって、当該熱硬化性制振シ−トは、5〜15重量%のカ−ボン材料とポリブタジエン系エラストマ−と硬化剤と石油樹脂と無機充填材を含有してなり、制振性能と共に耐チッピング性能を備えてなることを特徴とする耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
- 無発泡タイプの熱硬化性制振シ−トは、5〜15重量%のカ−ボン材料と10〜30重量%のポリブタジエン系エラストマ−と1〜10重量%の硬化剤と1〜20重量%の石油樹脂と50〜70重量%の無機充填材を含有してなり、制振性能と共に耐チッピング性能を備えてなることを特徴とする、請求項1に記載された耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
- 粘着層は、粘着剤又はホットメルト接着剤からなることを特徴とする、請求項1又は2に記載された耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
- 制振材が、車両床裏部又はエンジンル−ムの耐チッピング性能と制振性能を必要とする箇所に貼着できることを特徴とする、請求項1、2又は3に記載された耐チッピング性能を付与したシ−ト状制振材。
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