JP2017172239A - 機器固定部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】ナット部材をレール部材のレール内に配置することを容易にする機器固定部材を提供することを課題とする。【解決手段】レール部材24と連結部材27を備え、連結部材27は、レール部材24の上方に開口する開口部からレール内に挿入可能であると共に、レール内で回転することができるように形成され、連結部材27とレール部材24は、連結部材27がレール内で回転しないように互いに係合することができるように形成された。【選択図】図13

Description

本発明は、サーバーラック等の機器が地震等によって転倒することを防止する機器固定部材に関するものである。
近年、高度情報化社会の到来に伴ってサーバー等のIT機器で多量のデータが取り扱われるようになり、多数のIT機器をデータセンター、サーバールーム等に設置して一括管理することが多くなっている。
図16〜図19は、従来技術に係る機器固定部材15を説明するために示す図である。図16に示すように、データセンター1の部屋の床部には、二重床構造を備えたフリーアクセスフロア12が形成され、複数のフロアパネル3がフリーアクセスフロア12の床面を形成するように敷設されていた(例えば、特許文献1参照)。
図16に示すように、フロアパネル3は、コンクリートの基礎床面5上に固定された支持脚8により所定の高さで水平に支持されて、データセンター1の部屋の床面を形成するように並べて敷設されていた。そして、フロアパネル3と、その下方の基礎床面5との間の空間に配管や配線を通すことができるようになっていた。
また、フロアパネル3の上面3aには、サーバーラック10が載置され、図17に示すように、サーバーラック10の底板部10bには、その板厚方向(図17中上下方向)に貫通する貫通孔10cが形成されていた。
また、図17に示すように、フロアパネル3の上面3a側には、その長さ方向に垂直な断面形状がC字型のレール部材4が埋め込まれるように固定されていた。そして、レール部材4のレール内には、図17に示すように、レール部材4の長さ方向(図18中左右方向)に沿って移動できるように形成されたナット部材7が配置されていた。
また、ナット部材7は、図17中上方に引張られた場合に、レール部材4の上方に開口する開口部を通って、レール部材4内から上方に抜け出すことがないように形成されていた。
そして、図17に示すように、固定ボルト6の頭部6aの下面が、サーバーラック10の底板部10bの上面に接触して係合すると共に、固定ボルト6のオネジ部6bの先端部が、サーバーラック10の貫通孔10c、及びレール部材4の上方に開口する開口部を挿通して、ナット部材7に形成されたメネジ孔7aにネジ締結していた。
このように、固定ボルト6の頭部6aの下面が、サーバーラック10の底板部10bの上面に係合すると共に、固定ボルト6のオネジ部6bが、レール部材4内から上方に抜け出さないように設けられたナット部材7にネジ締結されていたため、サーバーラック10は、フロアパネル3の上面3aから上方に浮き上がって転倒することがないように、固定ボルト6を介してフロアパネル3に連結されていた。
また、サーバーラック10の貫通孔10cに対して、ナット部材7の水平方向の位置が一致していない場合には、ナット部材7をレール部材4の長さ方向に沿って移動させることにより、サーバーラック10の貫通孔10cの位置に、ナット部材7の位置を合わせることができるようになっていた。
このように、フロアパネル3とサーバーラック10を連結するために、レール部材4とナット部材7から構成される機器固定部材15(図17参照)と、固定ボルト6が用いられていた。
特開2011−069542号公報
しかしながら、レール部材4の長さ方向の途中部から、レール部材4の上方に開口する開口部を通してナット部材7をレール内に挿入したとしても、ナット部材7をレール内で回転させて、図17のような状態にすることができなかった。
このため、ナット部材7をレール部材4のレール内に挿入して、図17のような状態にするためには、図19に示すように、レール部材4の長さ方向の端部にナット部材7を移動させてから、ナット部材7を図19中に示すような向きでレール内に水平に挿入する必要があった。
その理由は、ナット部材7をレール部材4内で回転できないような形状に形成することにより、図17のように配置されたナット部材7が、その向きを変えて(図12(a)参照)、レール部材4の上方に開口する開口部を通って、レール部材4内から上方に抜け出すことがないようにしていたためである。
このため、図19に示すナット部材7における、対角線方向の長さ寸法L9は、レール部材4のレール内の幅寸法(図17中左右方向の長さ寸法)よりも大きく形成されていた。
そして、図17の状態のナット部材7が、レール部材4のレール内で回転しようとしても、すぐにレール内の内側面に衝突して、ほとんど回転できないようになっていた。
したがって、レール部材4の上方に開口する開口部を通すことができるように、ナット部材7の向きを変えて(図11(a)参照)から、レール部材4の長さ方向の途中部における上方に開口する開口部を通して、レール部材4内にナット部材7を挿入(図11(b)参照)させたとしても、ナット部材7をレール部材4内で回転させて、レール部材4内から上方に抜け出すことがない状態(図17のような状態)にすることはできないようになっていた。
このように、従来技術に係る機器固定部材15は、レール部材4の長さ方向の端部からナット部材7を挿入(図9参照)する必要があったため、ナット部材7をレール部材4内に配置しづらいという問題があった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、ナット部材をレール部材のレール内に配置することを容易にする機器固定部材を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明による機器固定部材は、
レール部材と連結部材を備え、
前期連結部材は、前期レール部材の上方に開口する開口部からレール内に挿入可能であると共に、前期レール内で回転することができるように形成され、
前期連結部材と前期レール部材は、前期連結部材が前期レール内で回転しないように互いに係合することができるように形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による機器固定部材は、
前期レール部材の前記開口部側の上側板部の下面に溝部が形成され、
前期連結部材の上面に突起が形成され、
前記レール部材の前記溝部と、前記連結部材の前記突起が互いに係合する
ことを特徴とするものである。
また、本発明による機器固定部材は、
前期レール部材の前記開口部側の上側板部の下面に突出部が形成され、
前期連結部材の上面に溝部が形成され、
前記レール部材の前記突出部と、前記連結部材の前記溝部が互いに係合する
ことを特徴とするものである。
このような本発明の機器固定部材によれば、
レール部材と連結部材を備え、
前期連結部材は、前期レール部材の上方に開口する開口部からレール内に挿入可能であると共に、前期レール内で回転することができるように形成され、
前期連結部材と前期レール部材は、前期連結部材が前期レール内で回転しないように互いに係合することができるように形成されたことにより、
ナット部材をレール部材のレール内に配置することを容易にすることができる。
本実施の形態に係る機器固定部材30を用いたフロアパネル20を示す斜視図である。 図1に示すフロアパネル20の上面図である。 図2に示すフロアパネル20の正面図である。 図2に示すフロアパネル20の右側面図である。 図2に示すフロアパネル20のA−A線矢視断面図である。 図2に示すフロアパネル20のB−B線矢視断面図である。 図2に示すフロアパネル20のC−C線矢視断面図である。 図8(a)はレール部材24の上面図であり、図8(b)は図8(a)のD―D線矢視断面図である。 図9(a)はナット部材27の上面図であり、図9(b)は図9(a)の正面図であり、図9(c)は図9(a)の右側面図である。 図9(a)に示すナット部材27のE−E線矢視断面図である。 図11(a)はナット部材27をレール部材24内に配置する直前の状態を示す図であり、図11(b)はナット部材27をレール部材24の上方に開口する開口部を通してレール部材24内に挿入した状態を示す図であり、図11(c)は図11(b)の状態からナット部材27を90度回転させた状態を示す図である。 図12(a)は図11(b)に示す機器固定部材30の上面図であり、図12(b)は図11(c)に示す機器固定部材30の上面図である。 図13(a)は固定ボルト26をナット部材27にネジ締結する直前の状態を示す図であり、図13(b)は固定ボルト26をナット部材27にネジ締結した後の状態を示す図である。 図1に示すフロアパネル20の上面20aに設置されたサーバーラック100を示す斜視図である。 図14に示すフロアパネル20とサーバーラック100との連結部分を拡大して示す拡大垂直断面図である。 従来技術に係る機器固定部材15を用いたフロアパネル3が使用されるデータセンター1において、サーバーラック10がフロアパネル3の上面3aに載置された状態を示す概略側面図である。 図16に示すフロアパネル3とサーバーラック10との連結部分を拡大して示す拡大垂直断面図である。 図16に示すフロアパネル3の上面図である。 図18に示すレール部材4のレール内にナット部材7を挿入する直前の状態を示す図である。
以下、本発明に係る機器固定部材を実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図15は、本発明の実施の形態に係る機器固定部材30について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係る機器固定部材30は、図1,2,4に示すように、レール部材24とナット部材27(連結部材)により構成され、フロアパネル20の上面20aに載置されたサーバーラック100(図14参照)をフロアパネル20に固定するために、フロアパネル20の上面20a側に設けられている。
このため、フロアパネル20は、図1,図4に示すように、パネル本体部21と、その上面に貼り付けられたタイル22だけでなく、フロアパネル20の上面20aから上方に突出しないようにパネル本体部21内に埋め込まれたレール部材24と、レール部材24内に配置されたナット部材27を備えて構成されている。
パネル本体部21は、その材質にアルミニウム合金を用いたダイカスト製品であって、図5〜図7に示すように、その上面を形成する平板部21aと、この平板部21aの裏面側に一体的に形成された複数のリブ21bを備えて構成されている。
パネル本体部21の複数のリブ21bのそれぞれは、平板部21aの裏面側から床下方向(図5中下側方向)に突出すると共に、平板部21aの水平面に沿って縦横両方向(図2中上下方向及び左右方向)に長さが伸びるように格子状に形成されている。パネル本体部21は、このような複数のリブ21bが形成されていることにより、その強度が向上するようになっている。
また、パネル本体部21の平板部21aの上面側には、塩化ビニル系のPタイルや、HPL(ハイプレッシャーラミネート)タイル等のタイル22が貼り付けられている。
レール部材24は、その材質に鋼材等を用いて、その長さ方向に垂直な断面形状がC字型(図5参照)になるように形成されており、C字型の開口部が上方(図5中上側)に向く状態(C字を反時計回り方向に90度回転させたような状態)で、フロアパネル20の上面20a側に埋め込まれるように固定されている。
また、レール部材24は、図2に示すように、フロアパネル20の同図中略右側端部から同図中略左側端部に渡って、同図中左右方向に伸びるように配置されている。なお、図2中左右方向に互いに隣り合う2個のレール部材24は、図2中上下方向の位置を互いに合わせることにより、図2中左右方向に連続するように配置されている。
レール部材24は、図8(b)に示すように、その上方に開口する開口部と反対側の底板部24aと、底板部24aの同図中左右方向の両端部から垂直方向上側に向かってそれぞれ伸びる垂直板部24bと、垂直板部24bの同図中上端部から同図中左右方向中央側に向かってそれぞれ伸びる上側板部24cから構成されている。
また、図8に示すように、レール部材24の底板部24aには、その板厚方向に貫通すると共に、その開口面積が図8(b)中下側に向かうに従って小さくなるように、その内周面が傾斜して形成された貫通孔24dが、レール部材24の長さ方向(図8(a)中左右方向)に所定の間隔を空けて4個形成されている。
そして、底板部24aの貫通孔24dには、図5に示すように、皿ボルト29のオネジ部29bが挿通すると共に、皿ボルト29の頭部29aは、その上面が底板部24aの上面より上方に突出しないように、底板部24aの貫通孔24d内に収納されている。
また、図8(b)に示すように、レール部材24の2つの上側板部24cには、レール部材24の長さ方向(図8(a)中左右方向)に渡って、その図8(b)中下面から同図中上方に向かって山形状に凹んだ溝部24eがそれぞれ形成されている。
また、図5に示すように、パネル本体部21の複数のリブ21bの内、平板部21aの裏面側から床下方向(図5中下側方向)に突出する長さ寸法が最も大きいリブ21bの先端部に、その長さ方向に垂直な断面形状が逆U字状の板部材25が、その開口部と反対側の上側板部25a(図6参照)が接触するように配置されている。
板部材25は、その長さ方向(図6中左右方向)に垂直な断面形状が逆U字状(図5参照)に形成されているため、平板状に形成されている場合に比べて、上側板部25aが上方に引張られた場合の強度が向上されている。
また、板部材25は、レール部材24と略同じ長さ寸法を有するように形成されると共に、レール部材24の鉛直方向下側(図5参照)において、レール部材24の長さ方向(図2中左右方向)に沿うように配置されている。
また、板部材25の上側板部25aには、図5に示すように、レール部材24の底板部24aの貫通孔24dに対応する位置に、その板厚方向(図中上下方向)に貫通するメネジ孔25bが形成されている。
そして、図5に示すように、レール部材24の底板部24aの貫通孔24dを挿通して、図中下方に突出している皿ボルト29のオネジ部29bの先端部が、板部材25のメネジ孔25bにネジ締結されている。
したがって、レール部材24が上方に浮き上がろうとした場合には、レール部材24の底板部24aの貫通孔24dの傾斜した内周面が、皿ボルト29の頭部29aの下面に係合すると共に、皿ボルト29のオネジ部29bの先端部にネジ締結された板部材25の上側板部25aの上面が、パネル本体部21のリブ21bの下面に係合するようになっている。このため、レール部材24は、上方に浮き上がることがないようにパネル本体部21に固定されている。
そして、レール部材24のレール内には、図7に示すように、レール部材24の長さ方向(図2中左右方向)に沿って移動できるように形成されたナット部材27が配置されている。
ナット部材27は、その材質に鋼材等を用いて、図9(b)中下側の下側板部27aと、その下側板部27aにおける図9(b)中左右方向の中央部から上方に突出する突出部27bを有するように一体形成されている。そのため、ナット部材27は、その長手方向(図9(a)中左右方向)に平行な垂直断面形状が略凸の字状(図10参照)になるように形成されている。
また、図10に示すように、下側板部27aの上面27eにおける、同図中左右方向の両端部には、同図中上方に突出するポッチ状の突起27dがそれぞれ形成され、突起27dの垂直断面形状は略台形状に形成されている。
また、ナット部材27は、その短手方向(図9(c)中左右方向)の長さ寸法L1が、レール部材24の上方に開口する開口部の幅方向(図8(b)中左右方向)の長さ寸法L2よりも小さくなるように形成されている。
このため、レール部材24内にナット部材27を配置する際には、図11(a)に示すように、ナット部材27の長手方向(図9(b)中左右方向)が、レール部材24の長手方向(図8(a)中左右方向)に対して平行になるように配置(図12(a)参照)してから、図11(b)に示すように、ナット部材27をレール部材24の上方に開口する開口部を通して、レール部材24のレール内に配置することができるようになっている。
なお、ナット部材27の下側板部27aの下面から、突出部27bの上面までの長さ寸法L3(図9(b)参照)は、レール部材24の底板部24aの上面から上側板部24cの下面までの長さ寸法L4(図8(b)参照)よりも大きくなっている(図11(b),(c)参照)。
このため、図11(b)に示すように、レール部材24の上方に開口する開口部を通して、レール部材24内に挿入されたナット部材27は、ナット部材27の底面がレール部材24の底板部24aの上面に接触して、ナット部材27の突出部27bの上端部が、レール部材24の上方に開口する開口部に少し挿入された状態で配置されている。
また、ナット部材27は、その長手方向(図9(b)中左右方向)の長さ寸法L5が、レール部材24の開口部の幅方向(図8(b)中左右方向)の長さ寸法L2よりも大きく、レール部材24のレール内の幅方向(図8(b)中左右方向)の長さ寸法L6よりも短くなるように形成されている。
また、ナット部材27は、突出部27bの図9(b)中左右方向の長さ寸法L7が、レール部材24の開口部の幅方向(図8(b)中左右方向)の長さ寸法L2よりも小さくなるように形成されている。
また、ナット部材27の下側板部27aの下面から、突起27dの上端面までの高さ寸法L8(図9(b)参照)は、レール部材24の底板部24aの上面から上側板部24cの下面までの高さ寸法L4(図8(b)参照)よりも小さくなっている。
また、図9(a)に示すように、ナット部材27の下側板部27aにおける、同図中左右方向の両端部の外周面27gは、ナット部材27をレール部材24のレール内で回転させることができるように円弧状に形成されている。
すなわち、ナット部材27の下側板部27aは、図9(a)中左側の円弧状の外周面27gと、図9(a)中右側の円弧状の外周面27gを互いに結んだ線の最大の長さ寸法が、図9(b)中左右方向の長さ寸法L5よりも大きくならないように形成されている。
また、レール部材24内のナット部材27を、図12(a)の状態から同図中時計回り方向に90度回転させることができるように、ナット部材27の突出部27bにおける、図9(a)中右下側及び同図中左上側の外周面27hは、それぞれ円弧状に形成されている。
すなわち、ナット部材27の突出部27bは、図9(a)中右下側の円弧状の外周面27hと、図9(a)中左上側の円弧状の外周面27hを互いに結んだ線の最大の長さ寸法が、図9(b)中左右方向の長さ寸法L7よりも大きくならないように形成されている。
このため、ナット部材27をレール部材24の開口部を通して、図11(b),図12(a)の状態にした後に、ナット部材27を図12(a)中時計回りに90度回転させて、図11(c)、図12(b)の状態にすることができるようになっている。
また、図10に示すように、ナット部材27の上面側には、その開口面積が図中下側に向かうに従って小さくなるように、その内周面が傾斜して形成された開口部27fが形成されている。また、ナット部材27には、開口部27fに連通するメネジ孔27cが形成されている。
そして、図7に示すように、レール部材24の上方に開口する開口部を通って挿入される固定ボルト26のオネジ部26bの先端部を、ナット部材27のメネジ孔27c(図10参照)にネジ締結できるようになっている(図13参照)。
また、固定ボルト26をナット部材27のメネジ孔27cにねじ込んでいくと、図13(b)に示すように、レール部材24内のナット部材27は図中上側に移動して、下側板部27aの上面27e(図10参照)が、レール部材24の上側板部24c(図8(b)参照)の下面に接触すると共に、ナット部材27の突起27d(図10参照)が、レール部材24の溝部24e(図8(b)参照)に係合するようになっている(図7参照)。
したがって、図13(b)に示すように、固定ボルト26がネジ込まれたナット部材27は、突起27d(図10参照)が、レール部材24の溝部24e(図8(b)参照)に係合するため、レール部材24内で回転しないように固定されている。
そのため、レール部材24内で回転しないように固定されたナット部材27は、図7中上方に引っ張られた場合でも、下側板部27aの上面27e(図10参照)が、レール部材24の上側板部24cの図8(b)中下側の面に係合することにより図7中上方への移動が制限されている。
すなわち、ナット部材27は、突起27dと溝部24eが互いに係合(図13(b)参照)することにより、図7中上方に引っ張られた場合でも、レール部材24内で回転して、レール部材24の上方に開口する開口部を通って、レール部材24から抜け出す(離脱する)ことがないようになっている。
前述のように、皿ボルト29の頭部29a(図5,図6参照)は、その上面がレール部材24の底板部24aの上面より上方に突出しないように、底板部24aの貫通孔24d(図8(b)参照)内に収納されている。
そのため、ナット部材27をレール部材24の長さ方向に沿って移動させた場合に、ナット部材27が皿ボルト29の頭部29aに衝突することはなく、レール部材24の図2中右側の端部から同図中左側の端部まで、ナット部材27を自由に移動させることができる。
また、前述のように、図2中左右方向に互いに隣り合う2個のレール部材24は、図2中上下方向の位置を互いに合わせることにより、図2中左右方向に連続するように配置されている。そのため、ナット部材27は、図2中左右方向に互いに隣り合うレール部材24の間を跨いで移動することができるようになっている。
図14に示すように、フロアパネル20の上面20aには、サーバーラック100が載置されている。そして、図15に示すように、サーバーラック100の底面を形成する底板部100bには、その板厚方向(同図中上下方向)に貫通する貫通孔100cが形成されている。
また、図15に示すように、固定ボルト26の頭部26aの下面が、サーバーラック100の底板部100bの上面に接触して係合すると共に、固定ボルト26のオネジ部26bの先端部が、サーバーラック100の貫通孔100c、及びレール部材24の上方に開口する開口部を挿通して、ナット部材27のメネジ孔27cにネジ締結している。
このように、固定ボルト26の頭部26aの下面が、サーバーラック100の底板部100bの上面に係合すると共に、固定ボルト26のオネジ部26bが、レール部材24内から上方に抜け出さないように設けられたナット部材27にネジ締結されているため、サーバーラック100は、上方に浮き上がって転倒することがないように、固定ボルト26を介してフロアパネル20に連結されている。
また、フロアパネル20に連結するサーバーラック100の貫通孔100cに対して、ナット部材27の図2中左右方向の位置が一致していない場合には、ナット部材27を、レール部材24の長さ方向(図2中左右方向)に沿って移動させることにより、サーバーラック100の貫通孔100cの位置に、ナット部材27の位置を合わせることができる。
このように、サーバーラック100のサイズ(幅と奥行き)が製品ごとに異なることにより、サーバーラック100の貫通孔100cの位置が製品ごとに異なっている場合でも、ナット部材27をレール部材24の長さ方向に沿って移動させることにより、固定ボルト26とネジ締結されるナット部材27の水平方向の位置を、サーバーラック100の貫通孔100cの水平方向の位置に合わせることができる。
したがって、サーバーラック100の設置工事に、本実施の形態に係る機器固定部材30を用いれば、サーバーラック100の製品ごとに異なる貫通孔100cの水平方向の位置を想定して、サーバーラック100を固定するための貫通孔をフロアパネル20に予め多数形成する必要がなくなる。
また、サーバーラック100の設置工事に、本実施の形態に係る機器固定部材30を用いれば、サーバーラック100の製品ごとに異なる貫通孔100cの水平方向の位置が、予め想定できない位置であった場合に、その都度、サーバーラック100を固定するための貫通孔をフロアパネル20に形成する必要がなくなる。
このため、サーバーラック100の設置工事に、本実施の形態に係る機器固定部材30を用いれば、サーバーラック100の設置工事にかかる費用が高額になることを防止すると共に、施工効率が低減することを防止することができる。
また、レール部材24の長さ方向(図2中左右方向)の途中部における、上方に開口する開口部からナット部材27を挿入した場合でも、レール部材24の溝部24e(図8(b)参照)と、ナット部材27の突起27d(図10参照)を互いに係合させることにより、ナット部材27がレール部材24内から上方に抜け出すことがないようにすることができる。
このように、レール部材24の長さ方向(図2中左右方向)の途中部からナット部材27を挿入して、レール部材24内から上方に抜け出すことがないようにナット部材27を配置することができるため、レール部材24の長さ方向(図2中左右方向)の端部からナット部材27を水平に挿入しなければならない場合(図19参照)よりも、ナット部材27をレール部材24内に配置し易くなっている。
したがって、本実施の形態に係る機器固定部材30を用いれば、ナット部材27をレール部材24内に配置することを容易にすることができる。
なお、本発明は、前記実施の形態にのみ限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、機器固定部材の種々の変更が可能である。
例えば、前記実施の形態に係る機器固定部材30においては、図13(b)に示すように、ナット部材27の突起27dと、レール部材24の溝部24eが互いに係合するようになっていたが、このような構成に限定される必要はない。
すなわち、レール部材24の上側板部24cに、その長さ方向(図8(a)中左右方向)に渡って図8(b)中下方に突出する突出部が形成され、ナット部材27の下側板部27aの上面27eに、図9(a)中上下方向に渡って図9(b)中下方に凹む溝部が形成されて、レール部材24の前記突出部と、ナット部材27の前記溝部が互いに係合することにより、ナット部材27がレール部材24のレール内で回転しないように固定されていてもよい。
また、前記実施の形態においては、図1に示すように、フロアパネル20の上面20a側に機器固定部材30が固定されていたが、フロアパネルに限定される必要はなく、例えば、架台やスラブに機器固定部材30が固定されていてもよい。
また、前記実施の形態においては、サーバーラック100をフロアパネル20に固定するために機器固定部材30が用いられていたが、サーバーラック以外の他の機器を固定するために機器固定部材30が用いられていてもよい。
また、前記実施の形態においては、図9に示すように、ナット部材27が、底面を形成する下側板部27aと、下側板部27aの上面27eから上方に突出する突出部27bから構成されていたが、このような構成に限定される必要はなく、突出部27bが形成されていなくてもよい。
1 データセンター
3 フロアパネル
3a 上面
4 レール部材
5 基礎床面
6 固定ボルト
6a 頭部
6b オネジ部
7 ナット部材
7a メネジ孔
8 支持脚
10 サーバーラック
10b 底板部
10c 貫通孔
12 フリーアクセスフロア
15 機器固定部材
20 フロアパネル
20a 上面
21 パネル本体部
21a 平板部
21b リブ
22 タイル
24 レール部材
24a 底板部
24b 垂直板部
24c 上側板部
24d 貫通孔
24e 溝部
25 板部材
25a 上側板部
25b メネジ孔
26 固定ボルト
26a 頭部
26b オネジ部
27 ナット部材
27a 下側板部
27b 突出部
27c メネジ孔
27d 突起
27e 上面
27f 開口部
27g 外周面
27h 外周面
29 皿ボルト
29a 頭部
29b オネジ部
30 機器固定部材
100 サーバーラック
100b 底板部
100c 貫通孔
L1,L2,L3,L4,L5,L6,L7,L8,L9 長さ寸法

Claims (3)

  1. レール部材と連結部材を備え、
    前期連結部材は、前期レール部材の上方に開口する開口部からレール内に挿入可能であると共に、前期レール内で回転することができるように形成され、
    前期連結部材と前期レール部材は、前期連結部材が前期レール内で回転しないように互いに係合することができるように形成された
    ことを特徴とする機器固定部材。
  2. 前期レール部材の前記開口部側の上側板部の下面に溝部が形成され、
    前期連結部材の上面に突起が形成され、
    前記レール部材の前記溝部と、前記連結部材の前記突起が互いに係合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器固定部材。
  3. 前期レール部材の前記開口部側の上側板部の下面に突出部が形成され、
    前期連結部材の上面に溝部が形成され、
    前記レール部材の前記突出部と、前記連結部材の前記溝部が互いに係合する
    ことを特徴とする請求項1に記載の機器固定部材。
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