JP2006170297A - T溝固定用ブロック - Google Patents

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Abstract


【課題】 テーブルのT溝内に途中から差込可能な簡単な形状で、その差込後に行う被加工物のネジ止め固定作業によりそのT溝内に引抜不能に位置決め固定することができるようにして、被加工物のテーブルへの位置決め固定作業を容易化することのできる安価なT溝固定用ブロックを提供すること。
【解決手段】 T溝上部よりも幅狭の幅、T溝上部や底部よりも長い長さ、および、T溝底部よりも厚い高さを有する寸法に形成された本体部11と、この本体部11の上面中央に刻設された雌ネジ13と、この雌ネジ13を中心に時計回りに回転させたときに先行する本体部11の対角の両側面側を切り欠いた切欠部14とを備えて、その切欠部14は、T溝上部を画成する張出部を内部に位置させて、下方の本体部下部15をT溝底部内(張出部下方)に進入させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、T溝固定用ブロックに関し、詳しくは、テーブルに形成されているT溝(Tストッロ)に既に取り付けたブロックを外すことなく、そのブロック間の同一のT溝に固定することのできるものに関する。
フライス盤やラジアルボール盤などの加工装置は、図5に示すように、被加工物を位置決め固定するテーブル100に、その上面に開口する複数筋のT溝(Tスロット)110が刻設されており、このT溝110は縦断面形状がT字の上下を転倒させた形状になるように形成されている。
このT溝110は、ナット部材120を引抜不能に挿通して位置決めすることができるようになっており、ナット部材120は、T溝底部111の幅程度に形成された底部121と、T溝上部112の幅程度に形成された上部122と、を有するブロック形状に形成されている。
このナット部材120は、被加工物をテーブル100に位置決め固定する部材を螺合させてネジ止めする雌ネジ123が刻設されており、この雌ネジ123への螺合により引き上げられると、T溝上部112を画成する張出部113に係止されてテーブル100上面に位置決め固定させることができ、この結果、被加工物をテーブル100に位置決め固定することができる。なお、このT溝110には、ナット部材に限らずに、同様の形状に頭部を形成されたボルト部材でも、位置決め固定することができることはいうまでもない。
しかし、このナット部材120は、T溝110から引抜不能な形状に形成されていることから、テーブル100端部の開口部から挿通する必要がある。このために、位置決め済みの被加工部材を別の箇所でも位置決め固定したい(位置決め固定を追加したい)場合には、一旦、固定済みの位置決め用部材を外してから追加しなければならず、再度、位置決めの段取りをやり直さなければならない。このとき、一旦、位置決め固定を解除してしまうと、先の固定位置からずれないようにする作業は大変であり、切粉などの清掃に時間が掛かってしまう。
この課題を解消するために、ナット部材120と共に使用することなく、単独または複数個で使用してテーブル100のT溝110内に差し込んだ状態で固定したり、あるいは、ナット部材120が既に固定されている場合などにもその間のT溝110内に差し込んで固定することのできる位置決め固定用部材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−35813号公報
しかしながら、この上記文献に記載の位置決め固定用部材にあっては、被加工物を位置決め固定するためにネジ止めする際には、T溝上部112の張出部113に回転不能に係合して位置決め固定することはできるが、T溝110内への差込時には、そのT溝底部111内に全体が入ってしまって(沈んでしまって)、自由回転可能であることから、T溝110に位置決め固定する作業がし難いという問題があった。この問題は、T溝110内に差し込んだ後に、T溝底面との間に敷板を差し込むことが上記文献1でも提案されているが、その作業を行うこと自体が煩雑である。
そこで、本発明は、テーブルのT溝内に途中から差込可能な簡単な形状で、その差込後に行う被加工物のネジ止め固定作業によりそのT溝内に引抜不能に位置決め固定することができるようにして、被加工物のテーブルへの位置決め固定作業を容易化することのできる安価なT溝固定用ブロックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するT溝固定用ブロックの第1の発明は、被加工物を位置決めするテーブルに形成されたT溝内に差し込んで引抜不能に固定するT溝固定用ブロックであって、幅狭に形成されてテーブルの上面に開口するT溝上部よりも狭い幅、該T溝上部の幅よりも長い長さ、および、T溝上部よりも幅広に形成されたT溝底部よりも厚い高さを有する寸法形状に形成されるとともに、上面側に刻設されて被加工物の位置決め用部材をネジ止めするネジ溝、および、T溝上部に対応する部位が切り欠かれて形成された切欠部を備えており、該切欠部は、ネジ溝への螺合時に加えられる負荷により回転する際の先行側に形成されて、当該切欠部を画成する上面がT溝底部内に位置するとともに、当該切欠部を画成する側面がT溝上部の側面に対面するように形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、切欠部を含む本体部全体が、テーブルのT溝上部よりも幅狭であることから、T溝内に途中から差し込むことができ、また、そのT溝底部の厚さ(高さ)よりも厚く、同時に、T溝上部の幅よりも長いことから、差込後に自由回転してしまうことがない。また、切欠部がT溝上部に対応して、その切欠部の底面(切欠部を画成する本体部下部の上面)がT溝底部の天井よりも低く、また、切欠部の側面がT溝上部を画成する張出部の側面に対面することから、その切欠部内に、その張出部を位置させることができ、切欠部の下部(本体部下部)をT溝底部内に進入させて切欠部の側面を張出部に対面衝止させることができる。そして、この切欠部がネジ溝への螺合時に回転する際の先行側に形成されていることから、被加工物を位置決め固定する部材を螺合させるのに伴って、T溝底部内に本体部下部を進入させた状態で引き付けられて張出部の下面に切欠部の底面が係止される状態でテーブルのT溝内に位置決め固定される。したがって、テーブルのT溝内に途中から差し込んで、被加工物を位置決め固定する作業によりそのT溝内に引抜不能に係合させて位置決め固定することができる。
上記課題を解決するT溝固定用ブロックの第2の発明は、上記第1の発明の特定事項に加え、前記ネジ溝が上面の中央に位置するととともに、前記切欠部は、当該ネジ溝を中心とする回転対称になる2箇所に形成されていることを特徴とするものである。
この発明では、本体部のネジ溝中心の回転対称位置に形成された切欠部(本体部下部)が、被加工物を位置決め固定する部材を螺合させるのに伴って、そのネジ溝中心に回転することにより、回転対称位置のそれぞれで、切欠部内にT溝側の張出部を位置させるのと同時に、本体部下部がT溝底部内に進入して、テーブルのT溝内に位置決め固定される(本体部下部のT溝底部内への進入後に、さらに位置決め固定する部材を回転させると、本体部は回転せずに持ち上げられることにより引き付けられて、張出部の下面に切欠部の底面が係止されて固定される)。したがって、テーブルのT溝両側の張出部で均等に位置決め固定することができ、安定して被加工物を位置決め固定することができる。
上記課題を解決するT溝固定用ブロックの第3の発明は、上記第2の発明の特定事項に加え、前記切欠部を画成する側面の延長面の間隔が略T溝上部の幅と同等に設定されるとともに、該切欠部に隣接する本体部の側面の間隔も略T溝上部の幅と同等に設定されて、当該切欠部側面と本体部側面は、ネジ溝を中心とするR形状で滑らかに連続していることを特徴とするものである。
この発明では、本体部および切欠部の側面がT溝の張出部の側面に近接対面する形状に形成されることにより、遊んでしまうことなく、位置決め固定する作業を行うことができる。また、このように側面同士が近接対面する形状に形成しても、本体部がネジ溝中心に回転するのに伴って、T溝上部の張出部に対面する側面が同等幅の本体部側から切欠部側に切り替わる際には、ネジ溝中心のR形状で滑らかに対面しつつ切り替わることができる。したがって、本体部の回転時に側面がT溝上部の張出部に突き当たって衝止されてしまうことなく、本体部下部をT溝底部内に進入させて位置決め固定することができる。
上記課題を解決するT溝固定用ブロックの第4の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記ネジ溝は、ブロック形状に形成された上面から内部に向かって刻設されている雌ネジであることを特徴とするものである。
この発明では、被加工部材をテーブルに位置決め固定する部材は、ボルトなどの雄ネジを雌ネジに螺合させることにより、そのボルトを介して取り付けることができる。したがって、ナット部材で利用していた部材をそのまま流用することができる。
上記課題を解決するT溝固定用ブロックの第5の発明は、上記第1から第3のいずれかの発明の特定事項に加え、前記ネジ溝は、ブロック形状の上面に立設されている柱状部材の先端側に刻設された雄ネジであることを特徴とするものである。
この発明では、被加工部材をテーブルに位置決め固定する部材は、ナットなどの雌ネジをその柱状部材先端の雄ネジに螺合させて直接取り付けることができる。したがって、ボルト頭部として機能させて、そのボルト部材で利用していた部材をそのまま流用することができる。ここで、本発明は、上記の第4の発明のT溝固定用ブロックの雌ネジに、両端側に雄ネジを刻設された所謂、スタッド部材を螺合させたものであってもよい。
このように本発明によれば、T溝内で自由回転しない寸法の本体部に、そのT溝低部内に本体部下部を進入可能にする切欠部を形成するだけで、テーブルのT溝内に途中から差し込んで引抜不能に係合させて位置決め固定することができる。したがって、簡単で安価に作製可能な形状で、被加工物をテーブルに位置決め固定する作業を容易化することができ、被加工物の加工コストを低減することができる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図4は本発明に係るT溝固定用ブロックの一実施形態を示す図である。
図1において、T溝固定用ブロック10は、ブロック全体の本体部11が概略直方体形状に形成されており、例えば、図2に示すテーブル100に形成されているT溝(Tスロット)110内に挿入して位置決め固定することができるように設計されている。なお、このテーブル100は、フライス盤やラジアルボール盤などの被加工部材を位置決め固定するために利用される汎用のものである。
このT溝110は、テーブル100の横方向に直線状に延在してその上面に開口する溝形状に形成されており、その延在方向と直交する縦断面形状がT字の上下を転倒させた形状になるように刻設されて、そのテーブル100の両側端面に臨むように形成されている。すなわち、T溝110は、底部111が上部112よりも幅広に形成されており、上部112よりも幅狭の寸法に形成された部材は、テーブル100の両端面に限らずに、いずれの箇所からでも底部111の底面まで差し込むことができる。一方、このT溝110は、底部111よりも幅狭の寸法に形成された部材でも、その先端が上部112よりも幅広に形成された部材は、テーブル100の両端面側から挿入しない限り、T溝上部112を画成する張出部113が衝止して差し込むことを禁止する。
これに対して、T溝固定用ブロック10は、本体部11の幅がそのT溝上部112の幅よりも幅狭の寸法に形成され、また、その本体部11の長さはT溝上部112やT溝底部111の幅よりも長い寸法になるように形成され、また、その本体部11の高さはT溝底部111の高さよりも厚くなるように形成されている。これにより、T溝固定用ブロック10は、図3に示すように、T溝110内に上部112から差し込んで底部111の底面に載置することができる一方、本体部11全体が底部111内に入り込んでしまうことがなく、回転させようとしてもその本体部11の側面11aや後述する切欠部14の側面14aが上部112を画成する張出部113の側面113aに衝止されて自由回転してしまうことが禁止される。なお、この本体部11の高さは、T溝底部111とT溝上部112の高さを加えた寸法より低く設定されており、テーブル100の上面から露出して邪魔にならないように形成されている。
このT溝固定用ブロック10は、本体部11の上面側の中央を穿孔されてネジ溝が刻設されることにより雌ネジ13が形成されており、後述する雄ネジのネジ溝が刻設されている部材を螺合させて連結固定することができる。すなわち、T溝固定用ブロック10は、ナット部材と同様な使い勝手で使用することができる。
また、T溝固定用ブロック10は、雌ネジ13を中心にして時計回り方向に本体部11を回転させたときに先行する側の対角の両側面11a側に、T溝上部112との対面部分よりも下方に広く切り欠かれた一対の切欠部14が形成されており、この切欠部14内に両側の張出部113(T溝上部112の側面部分)を収装して位置させることができ、この切欠部14の下側に位置する本体部11の下部15を両側のT溝底部111内に進入させることができる。すなわち、この切欠部14は、雌ネジ13に雄ネジを螺合させる際に加えられる回転力(負荷)により回転したときに、本体部下部15が衝止されずにT溝底部111内に進入することを許容して、このときには、その本体部下部15の上面(切欠部14の底面)15aがT溝底部111の天井に対面する状態でその内部に位置するとともに、この切欠部14の側面14aはT溝上部112に対応する張出部113の側面113aに対面する。
そして、T溝固定用ブロック10は、図3に示すように、本体部11がT溝上部112の溝幅よりも若干幅狭となる同等の幅に設定されているとともに、切欠部14の側面14aの延長面14bの間隔(幅)もT溝上部112の溝幅よりも若干幅狭となる同等の幅に設定されており、この本体部11の側面11aと切欠部14の側面14aとの間の隣接部分では、雌ネジ13を中心とする半径がそのT溝上部112の溝幅よりも若干狭いR形状の円弧面14cにより滑らかに連続するように形成されている。これにより、本体部11の側面11aや切欠部14の側面14aがT溝上部112に対応する張出部113の側面113aに近接し、また、本体部11をT溝底部111内に載置して雌ネジ13を中心に回転させるときには、円弧面14cがその回転を許容しつつ張出部113の側面113aに近接することによって、ぐらつくことを制限することができる。
したがって、T溝固定用ブロック10は、図3に示すように、本体部11をテーブル100のT溝110にその端面側からではなく、途中のT溝上部112から差し込むことができる。この後に、図4に示すように、テーブル100上に被加工物を位置決め固定する部材をネジ止めするボルト130の雄ネジを本体部11上面の雌ネジ13に螺合させる作業を行うことにより、その本体部11をその螺合方向にスムーズに回転させて切欠部14内にT溝上部112に対応する張出部113を位置させるとともに、T溝底部111内に本体部下部15を進入させることができる。
このとき、本体部11の側面11aと切欠部14の側面14aの間に円弧面14cを形成していない場合には、その間に形成される角部がT溝上部112に対応する張出部113の側面113aに衝止されてしまうが、これに対応する部位の円弧面14cが本体部11の側面11aから切欠部14の側面14aにその張出部113の側面113aに対面する部位を滑らかに切り替えることができる。
そして、このT溝固定用ブロック10は、その張出部113の側面113aに切欠部14の側面14aが衝止された状態で、さらに雌ネジ13への螺合作業が継続されると、本体部11全体が引き上げられて一対の本体部下部15が両側の張出部113に衝止されることにより、引抜不能にネジ止め係止されて均等に位置決め固定される。
このように本実施形態においては、直方体の本体部11に一対の切欠部14を形成するだけの、簡単な形状で安価に作製可能なT溝固定用ブロック10を、テーブル100のT溝110内にその途中から差し込んで引抜不能に位置決め固定することができ、被加工物をテーブル100に位置決め固定する作業を容易化することができる。したがって、被加工物のテーブル100への位置決め固定作業のやり直しを少なくすることができ、被加工物の加工コストを低減することができる。
本実施形態の第1の他の態様としては、図示することは省略するが、雌ネジ13に代えて、円柱形状に形成されてその先端側外周面にネジ溝が刻設されたボルト部材を本体部11に立設してもよい。この場合には、上述実施形態を頭部として備えるボルト部材に構成されて、同様にテーブル100のT溝110に位置決め固定することができ、テーブル100上に被加工物を位置決め固定する部材をナットなどによりネジ止め固定することができる。
本実施形態の第2の他の態様としては、図示することは省略するが、雌ネジ13に代えて、円柱形状に形成されてその両端側外周面にネジ溝が刻設された円柱部材、所謂、スタッドボルト部材を本体部11に立設してもよい。この場合にも、上述のボルト部材と同様に取り扱って、テーブル100のT溝110に位置決め固定することができ、テーブル100上に被加工物を位置決め固定する部材をナットなどによりネジ止め固定することができる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。例えば、上述実施形態では、本体部11の回転対称になる2箇所に切欠部14を形成する場合を説明するが、この切欠部は一方のみでもよく、T溝底部111内にその切欠部下の本体下部を進入させて位置決め固定することもできる。ただし、この場合には、1箇所のみの固定になるので、安定性の面から上述実施形態のように構成するのが好適である。
本発明に係るT溝固定用ブロックの一実施形態の全体構成を示す図であり、(a)はその上面図、(b)はその正面図、(c)はその側面図である。 そのT溝固定用ブロックを使用するT溝を示す斜視図である。 そのT溝固定用ブロックをT溝内に載置した状態を示す図であり、(a)はその平面図、(b)はその正面方向からの立面図である。 その使用を説明する図であり、T溝内に載置して回転させたときの状態を正面方向から見た立面図である。 その従来技術をT溝内に挿入したときの状態を説明する図であり、(a)はその正面方向からの一部断面図立面図、(b)はその上面図である。
符号の説明
10 T溝固定用ブロック
11 本体部
11a 側面
13 雌ネジ
14 切欠部
14a 側面
14c 円弧面
15 本体部下部
15a 上面
100 テーブル
110 T溝
111 T溝底部
112 T溝上部

Claims (5)

  1. 被加工物を位置決めするテーブルに形成されたT溝内に差し込んで引抜不能に固定するT溝固定用ブロックであって、
    幅狭に形成されてテーブルの上面に開口するT溝上部よりも狭い幅、該T溝上部の幅よりも長い長さ、および、T溝上部よりも幅広に形成されたT溝底部よりも厚い高さを有する寸法形状に形成されるとともに、
    上面側に刻設されて被加工物の位置決め用部材をネジ止めするネジ溝、および、T溝上部に対応する部位が切り欠かれて形成された切欠部を備えており、
    該切欠部は、ネジ溝への螺合時に加えられる負荷により回転する際の先行側に形成されて、当該切欠部を画成する上面がT溝底部内に位置するとともに、当該切欠部を画成する側面がT溝上部の側面に対面するように形成されていることを特徴とするT溝固定用ブロック。
  2. 前記ネジ溝が上面の中央に位置するととともに、
    前記切欠部は、当該ネジ溝を中心とする回転対称になる2箇所に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のT溝固定用ブロック。
  3. 前記切欠部を画成する側面の延長面の間隔が略T溝上部の幅と同等に設定されるとともに、該切欠部に隣接する本体部の側面の間隔も略T溝上部の幅と同等に設定されて、
    当該切欠部側面と本体部側面は、ネジ溝を中心とするR形状で滑らかに連続していることを特徴とする請求項2に記載のT溝固定用ブロック。
  4. 前記ネジ溝は、ブロック形状に形成された上面から内部に向かって刻設されている雌ネジであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のT溝固定用ブロック。
  5. 前記ネジ溝は、ブロック形状の上面に立設されている柱状部材の先端側に刻設された雄ネジであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のT溝固定用ブロック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017172239A (ja) * 2016-03-24 2017-09-28 センクシア株式会社 機器固定部材

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